JP2001357327A - 仲介方法及び仲介システム - Google Patents

仲介方法及び仲介システム

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JP2001357327A
JP2001357327A JP2000180377A JP2000180377A JP2001357327A JP 2001357327 A JP2001357327 A JP 2001357327A JP 2000180377 A JP2000180377 A JP 2000180377A JP 2000180377 A JP2000180377 A JP 2000180377A JP 2001357327 A JP2001357327 A JP 2001357327A
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Yoshikazu Masai
慶和 正井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 融資等の可否を、消費者金融業者等に対して
直接照会できる仲介システムを提供する。 【解決手段】 商品、役務の提供を受けることを希望す
る被提供者と商品、役務の提供を希望する提供者とを仲
介システムに関し、被提供者端末30と、提供者端末4
0とにそれぞれ通信ネットワーク20を介して接続され
たサーバ11と、前記サーバ11により読み書き可能な
データベース12とを備え、被提供者が被提供者端末3
0を介して入力したデータを取得して、データベース1
2に記憶した後、取得されたデータのうち、被提供者を
特定可能なデータを伏せて、提供者に商品、役務の提供
の可否を問合せる(仮問合せ)。仮問合せに対して肯定
的な回答をした提供者に対してのみ被提供者を特定可能
なデータを付して商品、役務の問合せの可否を問い合わ
せ(本問合せ)、この問合せの結果を被提供者に通知す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仲介方法及び仲介
システムに関し、例えば商品の売買、各種物品の賃貸
借、金銭の貸借、その他の役務の提供に先立ち、商品及
び/又は役務の提供を希望する提供者と、商品及び/又
は役務の提供を受けることを希望する被提供者を、ネッ
トワーク化されたコンピュータにより仲介する仲介方法
及び仲介システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、商品の購入や、不動産、各種物
品の賃貸借、金銭の借り入れ、その他の各種の役務(サ
ービス)の提供等に際して、商品及び/又は役務の提供
を受ける者(本明細書において「被提供者」という。)
は、商品及び/又は役務を提供する者(本明細書におい
て「提供者」という。)の中から最も自己の希望に沿っ
た条件を提示する者から商品及び/又は役務の提供を受
けようとするのが一般である。
【0003】一例として、消費者金融業者からの融資を
受ける場合を例にとって説明すれば、提供者である消費
者金融業者は、それぞれ融資の基準が異なり、融資の際
の限度額、利率等にもばらつきがある。そのため、融資
を受けようとする被提供者は、多数ある消費者金融業者
からもっとも希望に添った条件で融資を受けることので
きる消費者金融業者を選択して融資を受けようとする。
【0004】このような被提供者の便宜を図るために、
被提供者が融資を受ける際に多数の消費者金融の中から
借り入れの条件に合う消費者金融業者を選択できるよ
う、借り入れ先と成り得る複数の消費者金融業者を検索
し、また、検索により抽出された消費者金融業者におけ
る融資条件等を表示して、利用者に比較検討する機会を
提供するホームページ等も開設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のような
ホームページによって検索できる内容は、単に借り入れ
先と成る可能性のある消費者金融業者を検索し、一般的
な借り入れ条件を比較検討する機会が与えられるに止ま
り、被提供者が所望する条件で実際に融資を受けられる
か否かを直接照会することはできない。
【0006】すなわち、各消費者金融業者は、融資に先
立って被提供者の職業、資産、年収、負債額、その他被
提供者に関する情報等を考慮してそれぞれ独自の基準に
より事前審査を行い、この事前審査の結果如何によって
は融資を行わなかったり、又は融資額の上限の設定が被
提供者の希望する融資額に満たない等、被提供者の希望
する条件で融資が受けられない場合もある。
【0007】そのため、被提供者は前述のようなホーム
ページによる検索を利用する場合であっても、検索によ
り抽出された消費者金融業者における融資条件を比較・
検討した結果、この検索により抽出された消費者金融業
者に実際に出向き、事前審査を受けた後、希望の条件で
実際に融資が可能か否かを照会する必要がある。
【0008】この場合において、被提供者は、前述のよ
うなホームページを利用して得られた情報を利用して、
自己の希望する融資条件に近い条件を提示する消費者金
融業者に順次訪れて融資が受けられるか否かを直接照会
し、融資を断られた場合には順次別の消費者金融業者を
訪れて照会する等して、融資可能な消費者金融業者を探
し、このような消費者金融業者との間でさらに契約等を
結ぶことで、実際に融資を受けることができる。
【0009】しかし、実際に融資が受けられるか否かが
全く明らかでない状態において消費者金融業者に実際に
出向くことは煩雑であるだけでなく、事前審査に時間を
要する場合には、一旦事前審査の申込を行った後、再度
この消費者金融業者に出向いて借り入れの手続等を行う
必要がある。さらに、これらの手続が完了した消費者金
融業者において融資が断られた場合にも被提供者の氏
名、住所、生年月日、年収、その他の個人情報は消費者
金融業者の知るところとなる。
【0010】特に、条件の折り合いがつがず、複数の消
費者金融業者に照会を行う場合には、複数の消費者金融
業者に出向いて所定の手続きを行い事前審査等を受ける
必要があり被提供者の受ける負担は更に大きくなり、ま
た、より多数の消費者金融業者に被提供者の個人情報が
知られることとなる等の問題を有する。
【0011】本発明は、上記従来技術における欠点を解
消するためになされたものであり、例えば自宅に居なが
らにして融資、その他の商品及び/又は役務提供の可否
を直接提供者に照会できる仲介方法及び仲介システムを
提供することを目的とする。
【0012】また、本発明の別の目的は、被提供者に対
する直接照会を自己の希望する条件において商品及び/
又は役務の提供を受けられる見込みが得られるまで匿名
にて行うことのできる仲介方法及びシステムを提供する
ことを目的とする。
【0013】さらに、本発明の別の目的は、前記照会に
より、希望する条件により商品及び/又は役務の提供を
受けられることが明らかとなった場合、この照会と一続
きの手続により提供者に対して商品及び/又は役務の提
供を申し込むことのできる仲介方法及び仲介システムを
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の仲介方法及び仲介システムは、ネットワー
ク化されたコンピュータにより、商品及び/又は役務の
提供を受けることを希望する被提供者と、商品及び/又
は役務の提供を希望する提供者とを仲介するものであ
り、被提供者が利用する被提供者端末30と、提供者が
利用する提供者端末40とにそれぞれ通信ネットワーク
20を介して接続されたサーバ11と、前記サーバ11
により読み書き可能なデータベース12とを備え、前記
サーバ11が、下記の動作を行うことにより仲介が行わ
れる。
【0015】被提供者端末30から、被提供者の例えば
氏名、住所、電話番号、年齢、勤務先、年収、その他の
被提供者に関する情報及び前記被提供者が希望する被提
供条件、一例として被提供者の要求が金銭の借り入れで
ある場合には、融資額、利率等の融資条件に関する情報
から成る被提供者データを受信して、この被提供者デー
タを前記データベース12に蓄積すると共に、少なくと
も1の提供者端末40に対し、前記データベース12に
蓄積した被提供者データのうち少なくとも提供者が要求
するデータを出力して、提供者に対して提示した条件に
おいて商品及び/又は役務の提供が可能か否かを問合せ
る。
【0016】前記問合せをした提供者の提供者端末40
からの回答データを受信したときであって、前記回答デ
ータが商品及び/又は役務の提供を可とするものである
とき、該回答を行った提供者に関するデータを、前記被
提供者端末30に送信する(結果通知)。
【0017】前述の問合せにおいて、サーバ11は提供
者端末40に対して例えば氏名、住所、電話番号等の被
提供者を特定可能なデータを除いたデータを出力し、提
示した条件において商品及び/又は役務の提供が可能か
否かを問合せることもでき(仮問合せ)、この場合に
は、この仮問合せに対して肯定的な回答を行った提供者
に対してのみ、被提供者を特定するデータを出力する。
【0018】また、サーバ11は、前記仮問合せに対し
て肯定的な回答をした提供者に対して被提供者を特定す
るデータを出力して被提供者を通知すると共に、この被
提供者に対して商品及び/又は役務の提供が可能である
か否かを再度問い合わせる構成とすることもできる(本
問合せ)。
【0019】そして、提供者端末40からの再度の回答
データが、商品及び/又は役務の提供を可とするもので
あるとき、該回答を行った提供者に関するデータを前記
被提供者端末30に送信する(結果通知)。
【0020】前記データベース12は、前記被提供者デ
ータを蓄積する領域(図1における会員テーブル12
1)と、提供者の名称、所在地、連絡先等の提供者に関
するデータ、該提供提者における商品及び/又は役務の
提供条件等から成る提供者データを蓄積する領域(図1
における業者管理テーブル122)を備えて成り、前記
サーバ11は、前記データベース12に蓄積された前記
被提供者データと前記提供者データとを比較して、提供
者データにおける提供条件が被提供者データにおける被
提供条件を満たすとき、該提供者データに対応する提供
者に対して前述の問合せを行う構成とすることもでき
る。
【0021】さらに、前記サーバ11は、前記データベ
ース12に蓄積された提供者のうちの1の提供者の提供
者端末40に対してのみデータを出力して前述の問合せ
を行うよう構成することができ、この仮問合せを行った
提供者が商品及び/又は役務の提供を不可とする回答を
行ったとき、前記データベース12に蓄積された他の提
供者の1に対してさらに問合せを行い、所定期間の経過
迄、又は商品及び/又は役務の提供を可とする回答デー
タを受信する迄、前記処理を繰り返すよう構成すること
もでき、また、前記データベース12に蓄積された複数
の提供者に対して同時に問合せを行うよう構成すること
もできる。なお、サーバ11が1の提供者端末40に対
してデータを出力するか、複数の提供者端末40に対し
て同時にデータを出力するかは、例えば被提供者の選択
により行うよう構成しても良い。
【0022】前記サーバ11は、さらに、被提供者端末
30に対して商品及び/又は役務の提供を可とする提供
者に関するデータを送信するとき、この提供者から商品
及び/又は役務の提供を受けるか否かの回答を被提供者
に要求するデータを同時に送信するよう構成することも
できる。そして、この回答の要求に対して被提供者が行
った回答をデータとして前記提供者端末に送信するよう
構成することもできる。
【0023】なお、被提供者データに被提供者の電子メ
ールのアドレスを含め、前記サーバ11は、被提供者デ
ータをデータベース12に蓄積した後、前記電子メール
のアドレスに電子メールを送信し、この電子メールの受
信に対して電子メールによる返信を求めると共に、所定
期間内に前記被提供者からの返信がないとき、仲介手続
を中止するよう構成することもできる。
【0024】さらに、前記サーバ11は、スキャナ、C
CD、カードリーダ等の読取手段51を備える確認手段
50と例えば前述の通信ネットワーク20を介して接続
することもでき、前記サーバ11は、前記被提供者端末
30から、仲介された提供者から商品及び/又は役務の
提供を受ける回答データを受信後、例えば署名捺印され
た契約書類、運転免許証、健康保険証等の必要書類の読
み取りを確認した前記確認手段50からの信号を受信し
たとき、該当する提供者の前記提供者端末40に対し
て、該信号の受信を通知するよう構成するこもできる。
【0025】なお、この確認手段50は、前述の被提供
者端末30に読取手段51、その他必要な構成を付加し
て構成しても良く、また、前記確認手段50に前記被提
供者端末30の機能を持たせる等、被提供者端末30と
確認手段50とを一体の装置として構成しても良い。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を添付図
面を参照しながら説明する。
【0027】なお、以下の実施形態にあっては、本発明
の仲介方法及び仲介システムを金融ローンの仲介方法又
はシステムとして紹介するが、本発明の方法及びシステ
ムは、金融ローンの仲介方法、仲介システムへの利用に
限定されるものではなく、その他の物品の売買、サービ
スの提供、賃貸借等の仲介方法ないしはシステムとして
も使用し得るものである。
【0028】〔全体構成〕本実施形態における仲介シス
テムは、図1に示すようにサーバ11、及びこのサーバ
11により読み書き可能に構成されたデータベース12
から成り、このサーバ11が会員、入会申込者等の融資
を受ける者(被提供者)の利用に供される例えばパーソ
ナルコンピュータ等から成る被提供者端末30、及び融
資を行う消費者金融業者(提供者)の例えばパーソナル
コンピュータ等から成る提供者端末40と、通信ネット
ワーク20を介して接続されている。
【0029】この通信ネットワーク20はインターネッ
トと呼ばれるもので、被提供者端末30、提供者端末4
0及びサーバ11を、接続業者の設備又は通信業者の設
備により、一般公衆回線、専用回線、CATVその他の
回線網を介して接続可能に構成している。
【0030】被提供者端末30は、WWWによる情報に
アクセスするための機能を備え、キーボード等の操作に
よりURLを指定することにより、前述のサーバ11が
管理する例えばハードディスク内に設定されたWWW上
のサイトに接続可能に構成されたもので、WWWによる
情報にアクセスするための機能を備えるものであれば如
何なる形態のものであっても良く、パーソナルコンピュ
ータ等のコンピュータシステムの他、前記機能を備えた
携帯電話、PHS、その他の各種の通信機器が被提供者
端末30として使用可能である。また、例えば街頭やデ
パート、駅ビル内等の人出の多い場所に専用の通信端末
を設置して、これを被提供者端末30として利用に供す
ることもできる。
【0031】消費者金融業者の通信端末(提供者端末4
0)としては、一例としてパーソナルコンピュータ等の
コンピュータシステムを使用することができ、例えば本
体となるコンピュータ装置、キーボード、マウス等の入
力装置、CRT等の表示装置、プリンタ等の出力装置、
その他の附属機器等を備えている。また、提供者端末4
0は、サーバ11との間でファイル転送可能な機能を有
し、本実施形態にあっては、サーバ11と提供者端末4
0間におけるファイル転送に、通信プロトコルとしてF
TPを使用している。
【0032】本発明の仲介システム10は、少なくとも
サーバ11及びこのサーバ11による読み書き可能なデ
ータベース12を備えており、また、必要に応じてこの
サーバ11に接続されたコンピュータ装置13、ディス
プレイ装置14、電子メール用のインターフェースその
他必要な機器を含む。
【0033】サーバ11は、内部に図示せざるCPU、
RAM、ROM、ハードディスク等の記憶手段を備え、
ハードディスク等に格納されたプログラムをCPUが実
行することにより、本発明の仲介システム10が実現さ
れる。
【0034】また、サーバ11の例えばハードディスク
には、後述の各種処理に対応して「ホームページ」「新
規入会申込」「照会結果表示」「追加融資申込」「追加
融資照会結果表示」「貸し出し余裕額表示」等の必要な
ウエブページがそれぞれ設定されている。
【0035】サーバ11に管理されるデータベース12
に格納されているデータは、それぞれ各データの集まり
から成るテーブルを形成し、本システムの利用を希望し
て入会を申し込んだ者が、この申込の際に入力したデー
タ(被提供者データ)から成る会員テーブル121、本
仲介システム10の利用を希望する消費者金融業者の名
称、所在地、連絡先等の提供者に関する情報、この消費
者金融業者における融資条件等に関するデータ(提供者
データ)から成る業者管理テーブル122、会員テーブ
ル121にデータ入力が完了した被提供者(本実施形態
において前述の会員テーブルに登録された被提供者を
「会員」という。)が提示した新規融資の条件、この条
件において消費者金融業者に融資の可否を照会した結果
等のデータから成る新規融資申込テーブル123を備え
る。
【0036】また、本発明の仲介システム20が、後述
する「追加融資機能」「資金決済管理処理機能」を備え
る場合には、必要に応じて追加融資申込テーブル12
4、資金決済管理テーブル125等を設けることもでき
る。
【0037】なお、前述の追加融資申込テーブル124
は、一旦融資を受け、返済未完の会員が再度同一の消費
者金融業者に対して追加融資を申し込む「追加融資」に
関するデータを記録し、また、資金決済管理テーブル1
25は、会員が現在受けている融資の残高、不足額、返
済予定等に関するデータを記録する。
【0038】なお、図1において、サーバ11及びデー
タベース12はそれぞれ単一のものとして表されている
が、例えば図8に示すように本店サーバ及び支店サー
バ、及び各サーバにより管理される記憶手段、並びにこ
れらに接続された機器等を例えばLANにより接続して
本発明の仲介システムを複合的なものとして構成するこ
ともできる。
【0039】〔処理手順〕以上のように構成された本発
明の仲介システム10において、仲介処理の手順の概略
は図2に示す通りであり、融資を受けることを希望する
被提供者が、その被提供者端末30を使用して入会申込
を行う「新規入会申込処理」、入会申込が完了して「会
員」となった被提供者の希望融資条件等を、会員の氏名
等、会員を特定可能な情報を伏せた状態で消費者金融業
者に融資の可否を照会する「仮問合せ処理」、この仮問
合せの結果、消費者金融業者から融資について肯定的な
回答を得た場合、会員の氏名、住所等の情報を開示して
消費者金融業者に融資の可否を再度照会する「本問合せ
処理」、及び前記本問合せの結果を会員に通知する「結
果通知処理」から成り、さらに、上記問合せの結果、消
費者金融業者から融資を可とする回答が得られた場合に
は、会員が本仲介システムにより紹介された消費者金融
業者に対して実際に融資の申込手続を行う「融資申込処
理」を設けることもでき、また、「融資申込処理」に続
いて、融資を申し込んだ者と契約者とが同一人物である
ことを確認する必要がある場合には、「本人確認処理」
を付加することもできる。
【0040】〔入会申込処理〕本工程は、前述のように
本システムの利用を希望する者(本実施形態にあって
は、融資を受ける「被提供者」)が、被提供者端末30
により被提供者データを入力し、このデータを受信した
サーバ11がデータベース12の会員テーブル121に
受信したデータを蓄積する工程であり、このデータベー
ス12に対するデータの入力により、会員は本仲介シス
テム10を利用し得る地位を獲得する。
【0041】図3に示すように、入会申込手続を行う者
は、例えば自宅にあるコンピュータ端末や街頭等に設置
された専用の端末(被提供者端末30)を使用してUR
Lを指定した所定の接続作業を行うと(STEP1)、
被提供者端末30の表示装置上に、サーバ11のハード
ディスク内に格納されたデータに従ってホームページが
表示される(STEP2)。
【0042】入会申込者は、このホームページに表示さ
れた手順に従い、リンク機能などを利用して会員登録を
するためのウエブサイト「新規入会申込」にアクセスす
ると共に、表示された案内に従って必要事項を入力す
る。この入力された情報が、被提供者データとしてサー
バ11に受信され、後述するようにデータベース12に
蓄積される。
【0043】入力する情報としては、被提供者(入会申
込者)の氏名、ふりがな、生年月日、住所、電話番号・
メールアドレス、勤務先、勤務先住所、所属部署、役
職、勤務先電話番号、勤務先FAX番号、年収、他社借
入件数、現在ある負債額、居住形態、家族構成等の属
性、被提供者が融資を受けるに際して希望する条件、例
えば融資金額、最低必要金額、希望利率上限、融資可否
の回答期限(例えば、当日中、1,2,3日以内、・・
・一週間以内等)を入力する他、借り入れ希望業者名を
チェックリストより選択する。また、本件融資の照会を
複数の消費者金融業者に対して行うことの可否の回答を
入力する(STEP3)。
【0044】上記の処理において、被提供者の属性の入
力を条件に、サーバ11は「照会番号」を発行し(ST
EP4)、この照会番号を被提供者に通知すると共にこ
の照会番号に関連付けて入会申込時に入力された情報が
データベース12の会員テーブル121に記録され(S
TEP5)、新規入会申込処理が完了する。
【0045】〔仮問合せ処理〕以上のようにして、新規
入会申込処理が完了すると、入会の申込をした被提供者
は「会員」として登録され(以下、「会員」という)、
本発明の仲介システムによる仲介を受けることが可能と
なる。
【0046】データベース12に被提供者データを蓄積
したサーバ11は、提供者端末40に対して、会員の氏
名、住所、電話番号等の会員を特定可能なデータも含
め、被提供提供者の要求するデータを全て出力して融資
の可否を問合せることもできるが、本実施形態にあって
はサーバ11は会員の氏名等の会員を特定可能な情報を
伏せて提供者に融資等の可否を問合せる「仮問合せ」、
この「仮問合せ」に対して、肯定的な回答を行った消費
者金融業者に対してのみ、被提供者を特定可能なデータ
を付加した再度の問合せを行う「本問合せ」を行う。
【0047】データベース12へのデータの蓄積後、サ
ーバ11は、データベース12の会員テーブル121に
記録された情報のうち、会員の氏名、その他会員を特定
することのできる情報を伏せ、融資の希望条件、その他
提供者(本実施形態にあっては「消費者金融業者」。以
下、本実施形態において「消費者金融業者」という)が
融資の可否を判断するに必要であるとして要求する情報
(会員の年収、負債の有無及びその額、他)を通信ネッ
トワーク20を介して提供者端末40に送信し、この送
信された条件で融資が可能か否かにつき回答を求める
(仮問合せ:STEP6)。
【0048】なお、照会先となる消費者金融業者は、例
えば前述のデータベース12の業者管理テーブル122
に記録された消費者金融業者中から選択することができ
る。本実施形態において、この業者管理テーブル122
には、本発明の仲介システムの利用を希望する消費者金
融業者中から一定の基準のもと選定された消費者金融業
者に関するデータ、及びこの消費者金融業者における融
資条件等のデータが予め記録されている。
【0049】サーバ11は、入会申込処理において会員
が複数の消費者金融業者に対する照会を「可」と選択し
ている場合には、業者管理テーブル122に登録された
消費者金融業者のうち、会員の入力した条件に合う複数
の消費者金融業者に対して同時に仮問合せを行い、ま
た、会員が複数の消費者金融業者に対する照会を「否」
と選択している場合には、業者管理テーブル122に記
録されている消費者金融業者のうち、会員が入力した条
件に合う消費者金融業者のうちの一に対してのみ仮問合
せを行う。
【0050】この仮問合せに対する回答を求められた消
費者金融業者は、サーバ11からの情報の受信を確認す
ると共に、提供者端末40を使用してサーバ11に対し
て会員の存在確認を要求する。
【0051】この提供者端末40を介して入力された存
在確認の要求を受信したサーバ11は、会員テーブル1
21に記録された会員のメールアドレスに確認の電子メ
ールを送信し、例えば申込内容の確認を行うと共に、会
員に対してこの電子メールの受信に対して確認の電子メ
ールを所定の期間内に返信することを要求する(STE
P7)。
【0052】このようにして、会員に対して確認の電子
メール等を送信した後、サーバ11は会員からの電子メ
ールの返信待ちの状態となる。そして、会員からの電子
メールの返信を確認したサーバ11は、会員の存在を確
認した旨を照会先の消費者金融業者の提供者端末40に
送信し(STEP9)、消費者金融業者において融資の
可否が判断される。
【0053】一方、所定の期間内に会員からの電子メー
ルの返信がなく、又は後述の電話による確認ができない
場合には、サーバ11は回答期間が経過しているか否か
を判断し、回答期間が経過しても会員からの電子メール
等の返信を受けることができなかった場合には、その旨
を消費者金融業者に通知し(STEP10)、それ迄の
経過が会員テーブル121に記録され(STEP1
1)、仮問合せの処理が終了する。
【0054】なお、電子メールのアドレスを持たない会
員に対しては、自宅又は勤務先に電話による確認を行
い、会員の存在を確認することもできる。電話による確
認の場合には、サーバ11による音声ガイダンスによる
問いに対して、会員がプッシュボタンを操作することで
トーン信号により回答を行うよう構成しても良い。
【0055】会員の存在を確認した旨サーバ11より通
知された消費者金融業者は、サーバ11より提示された
条件において融資が可能か否かを判断し、その結果を提
供者端末40を介してサーバ11に送信する。
【0056】回答を受信したサーバ11は、この回答が
融資を可とするものか否か判断し(STEP12)、回
答期間内において融資を可とする回答をした全ての消費
者金融業者のデータを新規融資申込テーブル123に記
録し(STEP13)、仮問合せの処理が終了する。
【0057】照会先の消費者金融業者から送信された回
答の全てが、融資を不可とする回答である場合、サーバ
11は会員が入会申込の際に回答した回答期限により決
定される所定の期間内であるか否かを判断し(STEP
17)、この期間が経過している場合には仮問合せの結
果を新規融資申込テーブル123に記録し(STEP1
8)、処理を終了する。
【0058】一方、未だ期間が経過していない場合には
(STEP17)、再度業者管理テーブル122中に登
録された消費者金融業者から、会員の希望する条件に合
う消費者金融業者を選択し、この業者の提供者端末40
に必要な情報を出力して前述のSTEP6以降の仮問合
せの処理が繰り返される。
【0059】〔本問合せ処理〕以上の仮問合せ処理にお
いて、サーバ11が消費者金融業者から融資を「可」と
する回答を受信した場合、サーバ11はこの消費者金融
業者に対して会員の氏名、その他会員を特定可能な情報
を送信すると共に、この会員に対して融資が可能である
か否かを再度問合せる「本問合せ」を行う(STEP1
4)。
【0060】なお、本工程は本発明の仲介方法及び仲介
システムにおいて必須ではなく、前記仮問合せにおいて
肯定的な回答を行った消費者金融業者に対して会員の氏
名等、会員を特定可能な情報を出力して本工程に代える
こともできる。
【0061】本問合せを受けた消費者金融業者は、融資
の可否をサーバ11に対して回答し、融資を「可」とす
る回答を受けたサーバ11は、その結果をデータベース
12の新規融資申込テーブル123に記録し、本問合せ
処理を終了する。
【0062】消費者金融業者から融資を「否」とする回
答を受けた場合、融資を「否」とする回答を行った消費
者金融業者が、本問合せを行った消費者金融業者のうち
の一部である場合には、融資を「否」とする消費者金融
業者に関するデータを新規融資申込テーブル123から
削除して本問合せの処理を終了する。
【0063】一方、融資を「否」とする回答を行った消
費者金融業者が、照会を行った消費者金融業者の全てで
ある場合には、サーバ11は会員が新規入会申込手続の
際に入力した回答期限により決定される所定の期間内で
あるか否かを判断し(STEP17)、期間内である場
合には業者管理テーブル122中から選択された別の消
費者金融業者に対して再度前述の「仮問合せ処理」「本
問合せ処理」を行う。期間が経過している場合には、該
会員に対する融資を否とし、その旨が新規融資申込テー
ブルに記録され、本問合せ処理が終了する。
【0064】〔結果通知処理〕前述のように、消費者金
融業者に対して行われた照会の結果は、データベース1
2の新規融資申込テーブル123に記録されており、会
員はこの新規融資申込テーブル123に記録された照会
結果を被提供者端末30を介して確認することができ
る。
【0065】この照会結果は、例えばサーバ11が会員
に対して照会結果を表示した電子メールを送信する等し
て行うこともできるが、本実施形態にあっては会員が被
提供者端末30を操作することによりデータベース12
の新規融資申込テーブル123に記録されたデータを被
提供者端末30の表示装置に表示することで、会員は照
会の結果を確認することができる。
【0066】照会結果を確認しようとする会員は所定の
期間が経過した後、再度URLを指定した所定の接続作
業を行うことにより、サーバ11により管理されるホー
ムページにアクセスし、被提供者端末30に接続された
表示装置に表示された案内に従い、「照会結果表示」の
ウエブサイトにアクセスする。
【0067】そして、画面の案内に従い、氏名及び新規
入会申込時に発行された照会番号を入力すると(STE
P19)、サーバ11は、新規融資申込テーブル123
に記録された照会結果のうち、入力された照会番号に対
応するデータを読み出し、被提供者端末30に送信す
る。サーバ11からのデータの送信を受けた被提供者端
末30は、受信したデータに従って表示装置に照会結果
を表示する(STEP20)。
【0068】表示する内容としては、例えば貸し出し上
限額、利率、貸付業者名、及び仮ID、仮パスワード等
であり、また、この画面において、サーバ11は会員に
融資を申込むか否かの回答を要求する構成としても良
い。
【0069】〔融資申込処理〕前述の、結果通知処理に
おいて融資の申込の問合せを行う場合、会員は照会結果
において融資を可とした消費者金融業者に対して、本仲
介システムにより融資の申込を行うことができる。
【0070】なお、照会結果の通知と共に、会員に対し
て融資の申込に対する回答を求める場合、サーバ11は
ここで表示された条件における融資の申込期限を所定の
期間に設定し、この期間内にサーバ11が会員からの回
答を受信しない場合には(STEP21,STEP2
2)、その旨が消費者金融業者に報告され(STEP3
1)、融資の申し込みをキャンセルして一連の処理を終
了する。
【0071】融資申込処理の回答画面として、サーバ1
1は複数の回答を用意することができ、本実施形態にあ
っては一例として「実行」、「キャンセル」、「保留」
「リトライ」が用意されている。
【0072】表示された融資を受ける場合には、会員は
被提供者端末30により例えば画面上に表示された「実
行」をキーボード、マウス、タッチパネル、その他の入
力装置により選択する。会員により「実行」が選択され
たことをサーバ11が認識すると(STEP23)、サ
ーバ11は消費者金融業者に対して融資の申込があった
旨を通知(STEP24)し、会員に対して電子メール
にて融資額の上限、利率その他融資の内容、ID番号、
パスワードその他必要な情報を通知すると共に(STE
P25)、この電子メールに対して確認の電子メールを
返信することを要求する。
【0073】この返信の要求に対して、会員が確認の電
子メールを返信すると(STEP26)、サーバ11は
新規融資申込テーブル123に経過を記録し(STEP
27)、融資の申込処理が終了する。
【0074】なお、本仲介システムが、後述の〔本人確
認処理〕を行うものである場合、サーバ11は被提供者
端末30に所定のデータを送信して、会員に後述の確認
手段50により必要な書類等の読み取りを行うことを要
求する表示を行うこともできる。
【0075】一方、サーバ11が所定の期間内に会員か
らの返信の電子メールを受信しない場合、消費者金融業
者に対して申込のキャンセルが通知され(STEP2
9)、融資の申込手続が終了する。
【0076】融資を受けるか否かの問いに対して、会員
が「キャンセル」の選択をしたことをサーバ11が認識
すると(STEP30)、サーバ11は申込がキャンセ
ルされた旨を消費者金融業者に通知し(STEP3
1)、融資の申込がキャンセルされる。会員からの回答
結果は、新規融資申込テーブル123に記録され、融資
申込処理が終了する。
【0077】なお、本システムはこのように最終的に融
資の申込を「キャンセル」できることで、会員は実際に
融資を受けることなく各消費者金融業者のデータを集め
ることにのみ本システムを使用することもできる。
【0078】もっともこのような方法に使用した場合で
あっても、従来の単に消費者金融業者の検索のみを可能
としたホームページに比較して、実際に消費者金融業者
に対する照会を可能としている点で、本システムは従来
のものにはない利便性を有している。
【0079】さらに、会員の回答が「保留」であるとサ
ーバ11が認識した場合には(STEP36)、表示さ
れたデータに対する回答が一定期間保留される。そし
て、設定された期間内に「実行」又は「キャンセル」が
選択された場合には前述と同様の動作が行われ、一方、
会員からの回答がなかった場合には、サーバ11は保留
された所定の期間の経過後、消費者金融業者に融資申込
のキャンセルを通知し(STEP37〜39)、処理が
終了する。
【0080】会員が、表示された消費者金融業者以外の
消費者金融業者に更に問合せを希望する場合には、「リ
トライ」を選択する。サーバ11は、会員の選択が「リ
トライ」であると認識すると(STEP32)、会員に
現在表示されているデータをキャンセルして新たに別の
消費者金融業者に対して問合せをするか、又は現在ある
照会結果を保留した状態で別の消費者金融業者に更に問
合せをするかを確認する(STEP33)。
【0081】会員が、この確認に対して「キャンセル」
を選択した場合には(STEP35)、サーバ11は消
費者金融業者に対して表示されている内容の融資のキャ
ンセルを通知し(STEP35)、再度仮問合せ処理か
らの一連の作業を行う。
【0082】会員が保留を選択する場合には、サーバ1
1は、消費者金融儀容者に対して回答の保留を通知する
と共に現在表示されている内容の融資に対する回答が一
定期間保留される(STEP34)。そして、サーバ1
1は、業者管理テーブル122中から更に別の消費者金
融業者を選択して仮問合せ処理からの一連の作業を行
う。そして、現在新規融資申込テーブル123に記録さ
れているデータに加えリトライ分の照会結果を記録し、
会員による照会番号入力(STEP19)に応じて記録
された内容が表示される。
【0083】〔本人確認処理〕以上のようにして申込が
完了した後、さらに上記融資の申込を行った者の本人確
認を行う処理手続を設けることもできる。
【0084】前述の方法により融資の申込を行った会員
に対し、サーバ11は直接電子メール、FAX等によ
り、又は印刷された書類を郵送等することにより契約書
類を会員に送り、契約書類を受領した会員は、これが電
子メールである場合には、プリントアウトする等して、
また、FAX、郵送の場合にはそのまま又は複写する等
してこの書類に署名、捺印等をし、また、必要に応じて
運転免許証や健康保険証の写し等を添えて契約の他方の
当事者である消費者金融業者に郵送、持参等することに
より本人確認を行うこともでき、この契約書類を受領し
た消費者金融業者は、契約書類、身分証明証の写し等の
受領を条件に、会員の指定する銀行口座に振り込みを行
い、又は該消費者金融業者の店頭又は街頭ATM、CD
機等で使用可能なクレジットカードを発行することによ
り、本人確認及び最終的な金銭の授受を行い得るよう構
成し、融資申込処理後の処理をサーバ11より切り離し
て行うこともできる。
【0085】本実施形態にあっては、例えば図6及び図
7に示す確認手段50を設け、サーバ1がこの確認手段
50から本人確認手続の終了を示す信号を受信すること
により、該当する消費者金融業者に本人確認手続の終了
を通知するよう構成している。
【0086】図6及び図7に示す確認手段50は、例え
ば街頭等に配置されると共に通信ネットワーク20を介
してサーバ11に接続されている。なお、前述のよう
に、被提供者端末30を街頭、デパート、駅ビル等に専
用端末として設置する場合、この被提供者端末30に必
要な機器を設けて確認手段50としての機能を付加する
こともできる。この場合には、前述の入会申込手続から
本人確認手続迄を共通の装置により行うことができる。
【0087】この確認手段50には、スキャナ、CC
D、ICカードリーダ等の読取装置51と、操作手順等
を表示するCRT等の表示装置52、及び前記表示装置
上の配置されたタッチパネル等の入力手段53及びこれ
らの各機器を統括的に制御するCPU54が設けられて
いる。
【0088】なお、この確認手段50にはさらに必要に
応じてCCDカメラ55等を配置して、確認手続に訪れ
た者を撮影可能に構成することもでき、また、書類の置
き忘れ等があるときこれを検知して警告音等を発する図
示せざるセンサや警音発生手段等を設けることもでき
る。
【0089】以上のように構成された確認手段50にお
いて、前述の各処理により、被提供者端末30を使用し
た融資の申込を完了した会員は、署名・捺印等のされた
契約書の他、例えば運転免許証、健康保険証等の身分証
明となるものを準備して確認手続を行う。
【0090】会員が、確認手段50に対峙すると、図示
せざるセンサ等により会員の存在を確認したCPU54
がCRT52に案内画面を表示し、会員はこの案内画面
に表示された案内に従って、一例として以下の処理を行
うことにより、本人による契約が成されたものと確認さ
れる。
【0091】会員は、この確認手段50のCRT52に
表示された案内に従い、前述の融資の申込処理によって
発行されたID番号、パスワード、氏名等をタッチパネ
ルを操作して入力する。
【0092】このID番号、パスワードの入力により、
このID番号及びパスワードに対応して確認手段50は
通信ネットワークを介してサーバ11と接続し、サーバ
11に対してデータベース12の新規融資申込テーブル
123に記録されているデータの読み出し、送信を要求
する。
【0093】この要求に従い、サーバ11はデータベー
ス12の新規融資申込テーブル123に記録されたデー
タを読み出し、確認手段50に送信する。
【0094】サーバ11からのデータを受信した確認手
段50は、CRT52に受信したデータに従って融資
額、利率等の融資内容、会員の氏名、その他必要な事項
を表示すると共に、申込内容に相違ないかの確認を促
す。
【0095】これに対して、会員がタッチパネル53の
操作により内容が正しいことを確認すると、確認手段5
0は、署名された契約書、本人確認のための証明書(例
えば運転免許証、健康保険証)その他必要な書類等をス
キャナ51、その他の読取手段にて読み取ることを要求
する。
【0096】会員は、この要求に従って、スキャナ51
により契約書類、身分証明証等を読み取り、または身分
証明証が磁気カード等の形態をとる場合には、カードリ
ーダによりこの磁気カードに記録されたデータを読み取
ると、確認手段50は契約書類の必要事項に記載がされ
ているか(例えば署名・捺印)、必要な書類等の読み取
りが行われたか等を確認する。
【0097】以上の一連の手続により、確認手段50に
より契約書類、身分証明証、その他必要な書類の読み取
りが完了すると共に、確認手段50は本人確認手続の完
了をサーバ11に通知する。
【0098】確認手段50からの信号を受信したサーバ
11は、会員の本人確認処理を終了し、対応する消費者
金融業者の提供者端末40に本人確認処理の終了を出力
する。
【0099】このようにして、サーバ11から本人確認
処理の終了が通知された消費者金融業者は、会員により
指定された銀行口座に振り込みを行い、金銭の受け渡し
が完了する。
【0100】その後、会員は必要に応じて前述の確認手
段50により読み取りを行った契約書類の原本を郵送等
により契約の他方の当事者である消費者金融業者に送付
する。
【0101】このように、確認手段50を設けることに
より、被提供者たる会員は、契約書類等の書類を郵送、
持参することなく即時に融資を受けることができ、時間
的、手続的な負担が軽減されると共に、予約的機能を有
する前述の融資申込手続との組合せにより、会員は融資
申込手続後、所定の期間内に本人確認手続を行えば良
く、会員の都合に合わせて手続を行うことができ便利で
ある。
【0102】〔その他の処理〕以上説明した本発明の仲
介システムを前述のようにカードローン等の融資の際の
仲介に使用する場合には、さらに下記の処理を行う機能
を付加することもできる。
【0103】(1) 追加融資申込処理 本仲介システムには、現在融資を受けている被提供者が
同一の消費者金融業者からさらに追加の融資を受けるこ
とを希望する場合、この追加融資の可否について照会す
る機能を付加することもできる。
【0104】なお、本システムを利用して追加の融資を
照会する場合であっても、現在融資を受けているとは別
の消費者金融業者に対して融資の照会をする場合には、
前述した新規入会申込の手続により行われ、追加融資申
込手続きによっては行われない。
【0105】追加融資の申込手続の流れについて説明す
ると、追加融資の申込をする会員は、先ずその通信端末
によりURLを指定した所定の接続作業を行って、被提
供者端末30の表示装置上にサーバ11のハードディス
ク内に格納されたデータに従ったホームページを表示
し、ここに表示された案内に従って「追加融資申込」の
ウエブサイトにアクセスした後、画面の表示に従ってI
D番号、パスワード、希望融資額等の必要事項を入力す
る。
【0106】会員がこれらの情報を入力すると、サーバ
11は追加融資に対する照会番号を発行し、これを会員
に対して通知すると共に会員により入力されたデータを
照会番号と共にデータベース12の「追加融資申込テー
ブル」に記録する。そして、会員が入力した追加融資の
希望条件を提示して、当該会員が既に融資を受けている
消費者金融業者に対して追加融資が可能であるか否かを
照会する。
【0107】なお、追加融資の申込に際し、サーバ11
は会員の氏名等を伏せた、前述の新規融資申込処理にお
ける仮問合せに対応する処理は行わず、会員の氏名等を
特定した本問合せに対応する処理のみを行う。この消費
者金融業者に対する照会方法については、前述の新規融
資申込における本問い合わせと同様の処理であるので、
説明を省略する。そして、照会に対して消費者金融業者
からの回答があると、サーバ1はその回答内容を前述の
追加融資申込テーブルに記録する。
【0108】所定の回答期間の経過の後、会員は再度サ
ーバ11のウエブサイトにアクセスし、画面の案内に従
いID番号、パスワード及び追加融資申込時に発行され
た照会番号を入力すると、サーバ11はデータベース1
2の追加融資申込テーブル124に記憶された照会結果
を表示し、この表示が追加融資を「可」とするものであ
る場合には、会員に対して追加融資を受けるか否かの期
限付の回答を求める。そして、会員が行った回答が消費
者金融業者に通知される。
【0109】回答として、サーバ11は一例として「実
行」、「保留」「キャンセル」を用意し、会員は、追加
融資を受ける場合には「実行」を選択し、その結果が消
費者金融業者に通知される。
【0110】また、サーバ11は会員に対して追加融資
の申込を行った旨の確認を電子メールにより行い、会員
に対して電子メールによる確認の返信を要求する。そし
て、会員からの電子メールの返信を受信して、被提供者
が追加融資の申込を行ったことが確認されると、これら
のデータがデータベース12の追加融資申込テーブル1
24に記録され、本処理が終了する。
【0111】一方、追加融資を受けない場合には、会員
は「キャンセル」を選択する。このキャンセルの選択に
対してサーバ11は消費者金融業者に対して会員が追加
融資をキャンセルした旨を通知して、本処理が終了す
る。
【0112】会員が、「保留」を選択する場合には、追
加融資に対する回答が一定期間保留され、保留された期
間内に前述の「実行」又は「キャンセル」が選択された
場合には、前述と同様の処理が行われる。
【0113】なお、会員により前述のいずれも選択され
ず、また、保留の選択後に保留された所定の期間内に実
行又はキャンセルのいずれも選択されない場合には、回
答期限の経過によりサーバ11は消費者金融業者に対し
て追加融資のキャンセルを通知し、処理を終了する。
【0114】なお、以上のようにして申し込まれた追加
融資は、前述の新規融資の申込の際と同様の方法により
金銭の受け渡しを行うことができる。
【0115】〔貸し出し余裕額照会〕本機能は、貸し出
し余裕額情報として、該会員に対して与えられた与信額
(融資限度額)、現在の融資額、及び余裕額(与信額−
現在の融資額)が目安として表示される。
【0116】貸し出し余裕額照会を利用する会員は、通
信端末を利用してサーバ11のハードディスク内に格納
されたデータに従ってホームページを表示すると共に、
〔貸し出し余裕額照会〕のウエブサイトにアクセスす
る。
【0117】この〔貸し出し余裕額照会〕のウエブサイ
トにおいて表示された画面の案内に従って、会員が通信
端末よりID番号及びパスワードを入力すると、ID番
号およびパスワードの入力を確認したサーバ11は、デ
ータベース12の会員テーブル121に記録されたデー
タから、このID番号に対応する会員のデータを検索す
る。
【0118】また、入力されたID番号に対応する会員
の決済記録を後述の〔資金決済管理テーブル〕より検索
し、与信額から未返済の残高を引いた額を〔貸し出し余
裕額〕として表示する。
【0119】〔資金決済管理機能〕サーバ11は、会員
の返済状況等のデータを管理し、管理されたデータをも
とに返済予定リスト、残高通知書、延滞通知書等を作成
して債務者である会員に発送すると共に、債権者、債務
者双方が利用可能なデータベースを構築する資金決済管
理機能を有するものとすることもできる。
【0120】新規融資申込及び追加融資申込において取
得された会員のデータは、それぞれデータベース12の
新規融資申込テーブル123、追加融資申込テーブル1
24に記録されると共に、資金決済管理テーブル125
に記録され、会員の借り入れ総額、残高、返済金額、延
滞金額、延滞期間等の返済状況が管理される。
【0121】新規入会申込及び/又は追加融資申込時に
資金決済管理テーブル125に記録された会員の借り入
れ総額、残高、返済金額、延滞金額、延滞期間などのデ
ータが入力されると、この入力されたデータは債務者で
ある会員毎に照合番号が付与され、この照合番号をキー
として保管される。
【0122】新規に債務者のデータが入力されると、サ
ーバ11は発行された照合番号を債務者に通知するため
の照合番号通知書を例えば電子メール等により作成し、
これを債務者たる会員の被提供者端末に送信する。
【0123】資金決済管理テーブル125に記録された
債務者たる会員のデータは、予め設定された期間毎に返
済状況等が考慮された更新データにより書き換えられて
おり、この更新データは、FTPを介して接続された各
消費者金融業者より取得した更新データに従って債務
者、債権、実績の各マスタがバッチ更新される。
【0124】このように更新データによる書き換えが行
われた場合、又は前述した追加融資の申込により残高が
変動した場合には、サーバ11は残高通知書を作成し、
例えば電子メールにより債務者である会員に発送する。
【0125】また、返済期限迄に所定額の振り込みが行
われていない会員がある場合には、延滞リストにこの会
員の延滞データを記録すると共に、必要に応じて金利変
更処理を行い、延滞に対する金利の変更を行う。
【0126】サーバ11は、前述の延滞リストに記録さ
れた内容に従い延滞通知書を例えば電子メールにより作
成して延滞した会員に送信する。
【0127】なお、前述した金利変更処理は、返済途中
で、一括した返済があった場合や滞納があった場合、そ
の他、各消費者金融業者における貸付条件(例えば、貸
付から一定期間無利息とする場合、返済実績にあわせて
金利を低減させる等)、その他必要に応じて通常金利、
延滞金利の変更が可能であり、このようにして変更され
た金利の変更履歴がデータベース12に記憶される。
【0128】以上のようにしてサーバ11に資金決済管
理機能を持たせるこにより、債務者たる会員は、自己の
返済予定、返済状況、その他の経歴を容易に確認するこ
とができ、返済の計画を立てる際の一助となる一方、消
費者金融業者にとっては債務者の管理をサーバ11のデ
ータベース12に記憶された内容をもとに行うことがで
きると共に、新規融資、追加融資の際にサーバ11から
該データを取得して融資の可否を判断する際の考慮に入
れることができる等の利用価値を有する。
【0129】〔残高/不足額/返済予定照会〕サーバ1
1が、前述の資金決済管理機能を有する場合には、サー
バ11にさらに「残高/不足額/返済予定照会」の機能
を付加することができる。
【0130】この機能は、融資を受けた会員が、借入れ
の残高、返済の不足額、返済予定等を例えば自宅の通信
端末30により照会し得る機能である。
【0131】融資を受けた会員は、サーバ11のホーム
ページにアクセスし、「残高/不足額/返済予定照会」
のサイトにアクセスし、画面上の案内に従ってID番号
及びパスワードを入力すると、サーバ11はデータベー
ス12に記憶されたデータから、入力されたID番号に
対応するデータを呼び出し、該会員が受けた融資の総
額、返済金額、残高、返済予定等を表示する。
【0132】
【発明の効果】以上説明した本発明の構成により、本発
明の仲介方法及び仲介システムによれば、商品及び/又
は役務の被提供者は、コンピュータネットワークを利用
して希望の条件において商品及び/又は役務の提供を行
う提供者を検索できるだけでなく、実際に商品及び/又
は役務の提供が可能か否かの直接照会をも受けることが
できる。そのため個々の提供者に対して個別に照会を行
う必要がなく、被提供者の負担が軽減される。
【0133】また、この問合せを希望の条件で商品及び
/又は役務の提供が受けられる見込みが得られる迄匿名
にて行うことにより、被提供者の個人情報の不要な漏出
を防止することができる一方、仲介システムにおいて
「会員」として被提供者の氏名、住所等が把握されてい
るために、匿名性を利用したいたずら等を防止すること
ができる。
【0134】特に、被提供者に対して電子メールによる
存在確認を行うことにより、被提供者の存在確認を確実
に行うことができ、匿名による照会によっても前述した
いたずら等を確実に防止することができる。
【0135】さらに、商品及び/又は役務の提供の申込
を、本仲介システムを介して行うことができるよう構成
した本発明の仲介システムにあっては、提供者に対する
申込を仲介と一連の手続として行うことができ、被提供
者の負担をより軽減することができた。
【0136】なお、サーバが確認手段による確認を受信
し、これを提供者に通知するよう構成した仲介システム
にあっては、申込を行った者と契約者とが同一人である
ことを容易に確認することができ、前述した融資やロー
ンの申込、携帯電話の加入申込等、一般に契約に際して
本人確認が要求される役務の提供等に際しても本仲介シ
ステムを利用することかでき、本仲介システムを広範な
分野に利用することができる。また、この確認手段を設
けることにより、被提供者は必要書類の郵送、持参等の
手続きから開放され、被提供者の時間的、手続的な負担
が軽減されると共に、被提供者端末での申込後、一定の
期間内に被提供者の都合により確認手続きを行えば良
く、被提供者の利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の仲介システムの構成例を示す概略説
明図。
【図2】 本発明の仲介方法における処理の概略を示す
フロー。
【図3】 入会申込処理を示すフロー。
【図4】 仮問合せ処理及び本問合せ処理を示すフロ
ー。
【図5】 新規融資申込処理を示すフロー。
【図6】 確認手段の右側面内部透視図。
【図7】 確認手段の概略正面図。
【図8】 本発明の別の仲介システムの構成例を示す概
略説明図。
【符号の説明】
10 仲介システム 11 サーバ 12 データベース 121 会員テーブル 122 業者管理テーブル 123 新規融資申込テーブル 124 追加融資申込テーブル 125 資金決済管理テーブル 13 コンピュータ装置 20 通信ネットワーク 30 通信端末(被提供者端末) 40 通信端末(提供者端末) 50 確認手段 51 読取装置(スキャナ) 52 表示手段(CRT) 53 入力手段(タッチパネル) 54 CPU 55 CCDカメラ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品及び/又は役務の提供を受けること
    を希望する被提供者と、商品及び/又は役務の提供を希
    望する提供者とをネットワーク化されたコンピュータに
    より仲介する仲介方法において、 被提供者に関する情報と前記被提供者が希望する商品及
    び/又は役務の被提供条件に関する情報から成る被提供
    者データを入力する工程と、 少なくとも1の前記提供者に対し、前記被提供者データ
    のうち少なくとも該提供者が要求するデータを出力し、
    該提供者に対して商品及び/又は役務の提供の可否を問
    合せる工程と、 前記工程における問合せに対して、該提供者から肯定的
    な回答を受信したとき、前記肯定的な回答を発信した提
    供者に関するデータを、前記被提供者に出力する結果通
    知工程から成ることを特徴とする仲介方法。
  2. 【請求項2】 前記問合せ工程は、被提供者データのう
    ち少なくとも被提供者を特定可能な情報を除いたデータ
    を前記提供者に出力して行われ、 前記問合せに対して、該提供者から肯定的な回答を受信
    したとき、該回答を発信した提供者に対して前記被提供
    者を特定するデータを出力することを特徴とする請求項
    1記載の仲介方法。
  3. 【請求項3】 前記問合せの工程は、被提供者データの
    うち、被提供者を特定可能な情報を除いたデータを出力
    して行う仮問合せと、 前記仮問合せに対して該提供者から肯定的な回答を受信
    したとき、該回答を発信した提供者に対して被提供者を
    特定可能なデータを出力して、再度該提供者に対して商
    品及び/又は役務の提供の可否を問合せる本問合せから
    成り、 前記結果通知工程において、前記本問合せに対して肯定
    的な回答を発信した提供者に関するデータを前記被提供
    者に出力することを特徴とする請求項1記載の仲介方
    法。
  4. 【請求項4】 提供者に関する情報と、該提供者におけ
    る商品及び/又は役務の提供条件に関する情報から成る
    提供者データを予め入力し、 前記被提供者データと提供者データを比較して、提供者
    データにおける提供条件が被提供者データにおける被提
    供条件を満たすとき、該提供者データに対応する提供者
    に対して前記問合せを行うことを特徴とする請求項1〜
    3いずれか1項記載の仲介方法。
  5. 【請求項5】 前記問合せを1の提供者に対して行うと
    共に、前記1の提供者からの回答が否定的なものである
    とき、さらに別の1の提供者に対して前記問合せを行う
    と共に、所定期間の経過迄、又は問合せの行われた提供
    者から肯定的な回答を受信する迄、前記処理を繰り返す
    とを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の仲介方
    法。
  6. 【請求項6】 前記問合せを複数の提供者に対して同時
    に行うことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載
    の仲介方法。
  7. 【請求項7】 前記結果通知工程は、被提供者に対し前
    記肯定的な回答をした提供者から商品及び/又は役務の
    提供を受けるか否かの問合せを含み、前記問合せに対し
    て被提供者より得た回答を前記提供者に出力する工程を
    含むことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の
    仲介方法。
  8. 【請求項8】 前記被提供者データには、被提供者の電
    子メールのアドレスを含み、前記被提供者データを受信
    した後、前記電子メールのアドレスに電子メールを送信
    すると共にこの電子メールの受信に対して電子メールに
    よる返信を要求し、 所定期間内に前記被提供者からの返信がないとき、仲介
    手続を中止することを特徴とする請求項1〜7いずれか
    1項記載の仲介方法。
  9. 【請求項9】 商品及び/又は役務の提供を受けること
    を希望する被提供者が利用する被提供者端末と、商品及
    び/又は役務の提供を希望する提供者が利用する提供者
    端末とにそれぞれ通信ネットワークを介して接続された
    サーバと、前記サーバにより読み書き可能なデータベー
    スとを備え、 前記サーバは、 被提供者端末から、被提供者に関する情報及び前記被提
    供者が希望する被提供条件に関する情報から成る被提供
    者データを受信して前記データベースに蓄積すると共
    に、少なくとも1の提供者端末に対し、前記データベー
    スに蓄積した被提供者データのうち少なくとも前記提供
    者端末における提供者が要求するデータを、商品及び/
    又は役務の提供の可否に対する回答を要求するデータと
    共に出力し、 前記提供者端末からの回答データを受信したときであっ
    て、前記回答データが商品及び/又は役務の提供を可と
    するものであるとき、該回答を行った提供者に関するデ
    ータを前記被提供者端末に送信することを特徴とする仲
    介システム。
  10. 【請求項10】 前記サーバは、被提供者データのうち
    少なくとも被提供者を特定可能なデータを除いたデータ
    を前記提供者端末に出力すると共に、 前記提供者端末からの回答データを受信したときであっ
    て、前記回答データが商品及び/又は役務の提供を可と
    するものであるとき、該回答データを送信した提供者端
    末に対して前記被提供者を特定可能なデータを送信する
    ことを特徴とする請求項9記載の仲介システム。
  11. 【請求項11】 前記サーバは、被提供者データのうち
    少なくとも被提供者を特定可能なデータを除いたデータ
    を前記提供者端末に出力すると共に、 前記提供者端末からの回答データを受信したときであっ
    て、前記回答データが商品及び/又は役務の提供を可と
    するものであるとき、該回答データを送信した提供者端
    末に対して被提供者を特定可能なデータを送信すると共
    に、再度商品及び/又は役務の提供の可否に対する回答
    を要求するデータを送信し、 前記被提供者端末からの再度の回答データを受信したと
    き、このうち商品及び/又は役務の提供を再度可とする
    回答を行った提供者に関するデータを前記被提供者端末
    に送信することを特徴とする請求項9記載の仲介システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記データベースは、前記被提供者デ
    ータを蓄積する領域と、提供者に関する情報、及び該提
    供提者における商品及び/又は役務の提供条件等とから
    成る提供者データを蓄積する領域を備えて成り、 前記サーバは、前記データベースに蓄積された前記被提
    供者データと前記提供者データとを比較して、提供者デ
    ータにおける提供条件が被提供者データにおける被提供
    条件を満たすとき、該提供者データに対応する提供者の
    提供者端末に対して、前記被提供者データを送信するこ
    とを特徴とする請求項9〜11記載の仲介システム。
  13. 【請求項13】 前記サーバは、1の提供者端末に対し
    て被提供者データの少なくとも一部を、商品及び/又は
    役務の提供の可否に対する回答を要求するデータと共に
    送信すると共に、前記1の提供者端末より受信された回
    答データが、商品及び/又は役務の提供を不可とするも
    のであるとき、他の1の提供者端末に対してさらに被提
    供者データの少なくとも一部を商品及び/又は役務の提
    供の可否に対する回答を要求するデータと共に送信し、
    所定期間の経過迄、又は商品及び/又は役務の提供を可
    とする回答データの受信迄、前記処理を繰り返すことを
    特徴とする請求項9〜12いずれか1項記載の仲介シス
    テム。
  14. 【請求項14】 前記サーバは、複数の提供者端末に対
    して同時に、被提供者データの少なくとも一部を商品及
    び/又は役務の提供の可否に対する回答を要求するデー
    タと共に送信することを特徴とする請求項9〜12いず
    れか1項記載の仲介システム。
  15. 【請求項15】 前記サーバは、商品及び/又は役務の
    提供を可とする回答を行った提供者に関するデータを被
    提供者端末に送信するとき、該データと共に前記提供者
    から商品及び/又は役務の提供を受けるか否かの回答を
    要求するデータを送信し、 前記回答の要求に対して前記被提供者端末より受信した
    回答を、対応する提供者端末に送信することを特徴とす
    る請求項9〜14いずれか1項記載の仲介システム。
  16. 【請求項16】 前記データベースには、被提供者デー
    タとして被提供者の電子メールのアドレスが蓄積されて
    おり、 前記サーバは、前記被提供者データをデータベースに蓄
    積した後、前記電子メールのアドレスに電子メールを送
    信すると共に、該電子メールの受信に対して返信の電子
    メールを要求し、所定期間内に前記被提供者からの返信
    がないとき、仲介手続を中止することを特徴とする請求
    項9〜15いずれか1項記載の仲介システム。
  17. 【請求項17】 前記サーバは、読取手段を備える確認
    手段と接続されて成り、 前記サーバは、前記被提供者端末から仲介した提供者の
    商品及び/又は役務の提供を受けることを内容とする回
    答データを受信した後、必要書類の読み取りを確認した
    前記確認手段からの信号を受信したとき、該当する提供
    者の前記提供者端末に対して、該信号の受信を通知する
    ことを特徴とする請求項15記載の仲介システム。
  18. 【請求項18】 前記被提供者端末が、前記確認手段を
    備えて成ることを特徴とする請求項17記載の仲介シス
    テム。
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