JP2005315711A - ガス分析装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明に係るガス分析装置10は、光の吸収を利用してガス濃度、成分の吸光分析を行うものであり、
光を出射する光源11と、
出射された光を一端側から導入し、案内する少なくとも2つの経路12a,12bを有する光ガイド部材12と、
光ガイド部材12の一の経路12aに設けられ、吸光分析の対象となるガスが収容されるサンプルセル13と、
光ガイド部材12の他端側に接続され、かつ、サンプルセル13を通過し、光吸収されたサンプル光L1及び光ガイド部材12の他の経路12bを通過したレファレンス光L2をそれぞれ所定の波長バンドごとに掃引、変調するプログラマブル回折格子22、及び各波長バンドごとに各光L1,L2のスペクトルの差を検出するアレイ検出素子25を有するマルチチャンネル分光器20と、
を備えたものである。
【選択図】 図1
Description
光を出射する光源と、
出射された光を一端側から導入し、案内する少なくとも2つの経路を有する光ガイド部材と、
光ガイド部材の一の経路に設けられ、吸光分析の対象となるガスが収容されるサンプルセルと、
光ガイド部材の他端側に接続され、かつ、サンプルセルを通過し、光吸収されたサンプル光及び光ガイド部材の他の経路を通過したレファレンス光をそれぞれ所定の波長バンドごとに掃引、変調するプログラマブル回折格子、及び各波長バンドごとに各光のスペクトルの差を検出するアレイ検出素子を有するマルチチャンネル分光器と、
を備えたものである。
光を出射する光源と、
出射された光を案内する少なくとも2つの経路を有する光ガイド部材と、
光ガイド部材の一の経路に設けられ、吸光分析の対象となるガスが収容されるサンプルセルと、
サンプルセルを通過し、光吸収されたサンプル光及び光ガイド部材の他の経路を通過したレファレンス光がそれぞれ照射され、各光を反射し、所定の波長バンドごとに分光する回折格子と、
回折格子で分光された各光を反射させる光反射手段と、
反射された各光の波長バンドごとのスペクトルを交互に検出し、サンプル光とレファレンス光のスペクトルの差を出力するアレイ検出素子と、
アレイ検出素子からの出力に基づいてガス濃度の演算を行う演算手段と、
を備えたものである。
光を出射する光源と、
出射された光を一端側から導入し、案内する少なくとも2つの経路を有する光ガイド部材と、
光ガイド部材の一の経路に設けられ、吸光分析の対象となるガスが収容されるサンプルセルと、
光ガイド部材の他端側に接続され、かつ、サンプルセルを通過し、光吸収されたサンプル光及び光ガイド部材の他の経路を通過したレファレンス光をそれぞれ所定の波長バンドごとに掃引、変調するプログラマブル回折格子、及び各光の光量の総和を検出する検出素子を有するマルチチャンネル分光器と、
を備えたものである。
光を出射する光源と、
出射された光を案内する少なくとも2つの経路を有する光ガイド部材と、
光ガイド部材の一の経路に設けられ、吸光分析の対象となるガスが収容されるサンプルセルと、
サンプルセルを通過し、光吸収されたサンプル光及び光ガイド部材の他の経路を通過したレファレンス光がそれぞれ照射され、各光を反射し、所定の波長バンドごとに分光する回折格子と、
回折格子で分光された各光を反射させる光反射手段と、
サンプル光の波長バンドごとのスペクトルに、予め作製しておいた濃度算出用のスペクトルと同じ重みの重み付けを行うべく、上記光反射手段でのサンプル光の反射率の制御を波長バンドごとに行う演算手段と、
反射された各光を集光する集光手段と、
集光された各光の光量の総和を交互に検出する検出素子と、
を備えたものである。
光源から出射された光を少なくとも2つに分岐し、
一方の光を吸光分析の対象となるガスが収容されたサンプルセルに導入し、光吸収させると共にサンプルセルを通過させてサンプル光とし、他方の光は光吸収させず、出射された状態のままのレファレンス光とし、
各光を所定の波長バンドごとに分光し、
分光された各光を反射させると共に、反射された各光の波長バンドごとのスペクトルをそれぞれ検出器で検出し、波長バンドごとにサンプル光とレファレンス光のスペクトルの差を出力し、
それらの出力値に基づいてガス濃度の演算を行うものである。
光源から出射された光を少なくとも2つに分岐し、
一方の光を吸光分析の対象となるガスが収容されたサンプルセルに導入し、光吸収させると共にサンプルセルを通過させてサンプル光とし、他方の光は光吸収させず、出射された状態のままのレファレンス光とし、
各光を所定の波長バンドごとに分光し、
分光された各光を反射させると共に、分光されたサンプル光の反射率の制御を波長バンドごとに行って、サンプル光の波長バンドごとのスペクトルに、予め作製しておいた濃度算出用のスペクトルと同じ重みの重み付けを行い、
反射された各光を集光し、
集光された各光の光量の総和を検出器で検出し、各総和を用いてガス濃度を求めるものである。
I1(λ)=I0(λ)×T(λ)
ここで、T(λ)は透過率
の関係が成り立つ。透過率が十分小さい時、透過率は分析対象ガス21の濃度に比例する。
y=0.0128x+2.9838(R2=0.999(R:相関係数)) …(5)式
となる。
11 光源
12 光ガイド部材
12a,12b 経路
13 サンプルセル
20 マルチチャンネル分光器
22 プログラマブル回折格子(光反射偏向手段)
25 アレイ検出素子
L1 サンプル光
L2 レファレンス光
Claims (12)
- 光の吸収を利用してガス濃度、成分の吸光分析を行うガス分析装置において、
光を出射する光源と、
出射された光を一端側から導入し、案内する少なくとも2つの経路を有する光ガイド部材と、
光ガイド部材の一の経路に設けられ、吸光分析の対象となるガスが収容されるサンプルセルと、
光ガイド部材の他端側に接続され、かつ、サンプルセルを通過し、光吸収されたサンプル光及び光ガイド部材の他の経路を通過したレファレンス光をそれぞれ所定の波長バンドごとに掃引、変調するプログラマブル回折格子、及び各波長バンドごとに各光のスペクトルの差を検出するアレイ検出素子を有するマルチチャンネル分光器と、
を備えたことを特徴とするガス分析装置。 - 光の吸収を利用してガス濃度、成分の吸光分析を行うガス分析装置において、
光を出射する光源と、
出射された光を案内する少なくとも2つの経路を有する光ガイド部材と、
光ガイド部材の一の経路に設けられ、吸光分析の対象となるガスが収容されるサンプルセルと、
サンプルセルを通過し、光吸収されたサンプル光及び光ガイド部材の他の経路を通過したレファレンス光がそれぞれ照射され、各光を反射し、所定の波長バンドごとに分光する回折格子と、
回折格子で分光された各光を反射させる光反射手段と、
反射された各光の波長バンドごとのスペクトルを交互に検出し、サンプル光とレファレンス光のスペクトルの差を出力するアレイ検出素子と、
アレイ検出素子からの出力に基づいてガス濃度の演算を行う演算手段と、
を備えたことを特徴とするガス分析装置。 - 光の吸収を利用してガス濃度、成分の吸光分析を行うガス分析装置において、
光を出射する光源と、
出射された光を一端側から導入し、案内する少なくとも2つの経路を有する光ガイド部材と、
光ガイド部材の一の経路に設けられ、吸光分析の対象となるガスが収容されるサンプルセルと、
光ガイド部材の他端側に接続され、かつ、サンプルセルを通過し、光吸収されたサンプル光及び光ガイド部材の他の経路を通過したレファレンス光をそれぞれ所定の波長バンドごとに掃引、変調するプログラマブル回折格子、及び各光の光量の総和を検出する検出素子を有するマルチチャンネル分光器と、
を備えたことを特徴とするガス分析装置。 - 光の吸収を利用してガス濃度、成分の吸光分析を行うガス分析装置において、
光を出射する光源と、
出射された光を案内する少なくとも2つの経路を有する光ガイド部材と、
光ガイド部材の一の経路に設けられ、吸光分析の対象となるガスが収容されるサンプルセルと、
サンプルセルを通過し、光吸収されたサンプル光及び光ガイド部材の他の経路を通過したレファレンス光がそれぞれ照射され、各光を反射し、所定の波長バンドごとに分光する回折格子と、
回折格子で分光された各光を反射させる光反射手段と、
サンプル光の波長バンドごとのスペクトルに、予め作製しておいた濃度算出用のスペクトルと同じ重みの重み付けを行うべく、上記光反射手段でのサンプル光の反射率の制御を波長バンドごとに行う演算手段と、
反射された各光を集光する集光手段と、
集光された各光の光量の総和を交互に検出する検出素子と、
を備えたことを特徴とするガス分析装置。 - 上記光反射手段が、分光された上記各光を所定の波長バンドごとに掃引、変調するプログラマブル回折格子である請求項2又は4記載のガス分析装置。
- 上記プログラマブル回折格子が、MEMSアクチュエータを有する請求項1,3,5いずれかに記載のガス分析装置。
- 上記サンプル光とレファレンス光を別々に反射、偏向させるべく、上記光反射偏向手段を少なくとも2つ設けた請求項2,4,5,6いずれかに記載のガス分析装置。
- 上記集光手段が、第2回折格子又は積分球である請求項4記載のガス分析装置。
- 光の吸収を利用してガス濃度、成分の吸光分析を行うガス分析方法において、
光源から出射された光を少なくとも2つに分岐し、
一方の光を吸光分析の対象となるガスが収容されたサンプルセルに導入し、光吸収させると共にサンプルセルを通過させてサンプル光とし、他方の光は光吸収させず、出射された状態のままのレファレンス光とし、
各光を所定の波長バンドごとに分光し、
分光された各光を反射させると共に、反射された各光の波長バンドごとのスペクトルをそれぞれ検出器で検出し、波長バンドごとにサンプル光とレファレンス光のスペクトルの差を出力し、
それらの出力値に基づいてガス濃度の演算を行うことを特徴とするガス分析方法。 - 光の吸収を利用してガス濃度、成分の吸光分析を行うガス分析方法において、
光源から出射された光を少なくとも2つに分岐し、
一方の光を吸光分析の対象となるガスが収容されたサンプルセルに導入し、光吸収させると共にサンプルセルを通過させてサンプル光とし、他方の光は光吸収させず、出射された状態のままのレファレンス光とし、
各光を所定の波長バンドごとに分光し、
分光された各光を反射させると共に、分光されたサンプル光の反射率の制御を波長バンドごとに行って、サンプル光の波長バンドごとのスペクトルに、予め作製しておいた濃度算出用のスペクトルと同じ重みの重み付けを行い、
反射された各光を集光し、
集光された各光の光量の総和を検出器で検出し、各総和を用いてガス濃度を求めることを特徴とするガス分析方法。 - 反射された各光の波長バンドごとのスペクトルが交互に検出器で検出されるように、各光を反射させる際、各光を偏向させると共に、その偏向制御を同期させて行う請求項9記載のガス分析方法。
- 集光された各光の光量の総和が交互に検出器で検出されるように、各光を反射させる際、各光を偏向させると共に、その偏向制御を同期させて行う請求項10記載のガス分析方法。
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