JP2005314403A - 新規美白用組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(1) (i)トラネキサム酸またはその塩、および(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩を含有する組成物。(2) (i)トラネキサム酸またはその塩、(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩、および(iii)L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩を含有する組成物。(3) (i)トラネキサム酸またはその塩、(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩、(iii)L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩、(iv)、パントテン酸、その誘導体またはそれらの塩、および(v)ピリドキシン、その誘導体またはそれらの塩を含有する組成物。
【選択図】なし
Description
従来より、色素沈着症の予防・治療剤(美白剤)として、L−アスコルビン酸やその誘導体(特許文献1参照)、コウジ酸(特許文献2参照)、L−システイン(特許文献3参照)、アルブチン(特許文献4参照)、ウワウルシ(Arctostaphylos uva−ursi)やその抽出物(特許文献5参照)、トラネキサム酸とアスコルビン酸の合剤(特許文献6)等が知られている。
しかしながら、上述のものはその効果の点等で必ずしも満足できるものではなかった。
(1) (i)トラネキサム酸またはその塩、および(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩を含有する組成物。
(2) 1日当たりの投与(服用)量として、(i)トラネキサム酸またはその塩を50〜2500mg、および(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩を30〜750mg含有する組成物。
(3) トラネキサム酸およびL−システインを含有する組成物。
(4) 1日当たりの投与(服用)量として、トラネキサム酸を50〜2500mg、およびL−システインを30〜750mg含有する組成物。
(5) (i)トラネキサム酸またはその塩、(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩、および(iii)L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩を含有する組成物。
(6) 1日当たりの投与(服用)量として、(i)トラネキサム酸またはその塩を50〜2500mg、(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩を30〜750mg、および(iii)L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩を50〜3000mg含有する組成物。
(7) トラネキサム酸、L−システインおよびL−アスコルビン酸を含有する組成物。
(8) 1日当たりの投与(服用)量として、トラネキサム酸を50〜2500mg、L−システインを30〜750mg、およびL−アスコルビン酸を50〜3000mg含有する組成物。
(9) (i)トラネキサム酸またはその塩、(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩、(iii)L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩、(iv)パントテン酸、その誘導体またはそれらの塩、および(v)ピリドキシン、その誘導体またはそれらの塩を含有する組成物。
(10) 1日当たりの投与(服用)量として、(i)トラネキサム酸またはその塩を50〜2500mg、(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩を30〜750mg、(iii)L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩を50〜3000mg、(iv)パントテン酸、その誘導体またはそれらの塩を5〜200mg、および(v)ピリドキシン、その誘導体またはそれらの塩を5〜900mg含有する組成物。
(11) トラネキサム酸、L−システイン、L−アスコルビン酸、パントテン酸カルシウムおよび塩酸ピリドキシンを含有する組成物。
(12) 1日当たりの投与(服用)量として、トラネキサム酸を50〜2500mg、L−システインを30〜750mg、L−アスコルビン酸を50〜3000mg、パントテン酸カルシウムを5〜200mg、および塩酸ピリドキシンを5〜900mg含有する組成物。
(13) (i)トラネキサム酸またはその塩、および(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩の配合比が、重量比として、(i):(ii)=1:0.01〜15である(i)トラネキサム酸またはその塩、および(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩を含有する組成物。
(14) (i)トラネキサム酸またはその塩、(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩、および(iii)L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩の配合比が、重量比として、(i):(ii):(iii)=1:0.01〜15:0.01〜60である(i)トラネキサム酸またはその塩、(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩、および(iii)L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩を含有する組成物。
(15) (i)トラネキサム酸またはその塩、(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩、(iii)L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩、(iv)パントテン酸、その誘導体またはそれらの塩、および(v)ピリドキシン、その誘導体またはそれらの塩の配合比が、重量比として(i):(ii):(iii):(iv):(v)=1:0.01〜15:0.01〜60:0.002〜4:0.002〜18である(i)トラネキサム酸またはその塩、(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩、(iii)L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩、(iv)パントテン酸、その誘導体またはそれらの塩、および(v)ピリドキシン、その誘導体またはそれらの塩を含有する組成物。
(16) 美白用である上記(1)〜(15)のいずれか1つに記載の組成物。
(17) 色素沈着症の予防および/または治療用である上記(1)〜(15)のいずれか1つに記載の組成物。
(18) 剤形が経口投与製剤である上記(1)〜(17)のいずれか1つに記載の組成物。
トラネキサム酸またはその塩、L−システイン、その誘導体またはそれらの塩、およびL−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩を含む本発明の美白用組成物(美白剤)において、その配合量は、1日当たりトラネキサム酸またはその塩を50〜2500mg、L−システイン、その誘導体またはそれらの塩を30〜750mg、およびL−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩を50〜3000mg投与(服用)することになるように配合したものが好ましく、1日当たりトラネキサム酸またはその塩を400〜2000mg、L−システイン、その誘導体またはそれらの塩を150〜480mg、およびL−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩を300〜2000mg投与(服用)することになるように配合したものがさらに好ましい。
トラネキサム酸またはその塩、L−システイン、その誘導体またはそれらの塩、L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩を含む本発明の美白用組成物(美白剤)において、その配合量は、1日当たりトラネキサム酸またはその塩を50〜2500mg、L−システイン、その誘導体またはそれらの塩を30〜750mg、およびL−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩を50〜3000mg投与(服用)することになるように配合したものが好ましく、1日当たりトラネキサム酸またはその塩を400〜2000mg、L−システイン、その誘導体またはそれらの塩を150〜480mg、およびL−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩を300〜2000mg投与(服用)することになるように配合したものがさらに好ましい。
本発明の組成物は、本発明に係る全成分を含む単一の製剤として製し、これを投与(服用)してもよいし、また本発明に係る各成分を分けて別の製剤とし、それら製剤を同時または順次投与(服用)可能としたキット製剤としてもよい。
1.1 試験方法
1.1.1 紫外線(UVB)照射時間の検討
6週齢の雌性Kwl:A−1系褐色モルモット(SPF)を2匹用いて、紫外線(UVB)照射時間を検討した。すなわち、1匹のモルモットを腹位に固定し、背部正中線をはさんで左右対称に、2cm×2cmの正方形の紫外線照射部位を各3箇所の計6箇所設けた。紫外線照射部位以外を遮光し、SEランプ(波長250〜350nm、FL20S・E、東芝製)5本を用いて40cmの距離から紫外線(UVB)照射を行った。照射時間は4、6、8、10、12、14分とし、翌日照射部位の皮膚反応(紅斑の有無および程度)を観察した。
次に他の1匹のモルモットを用いて、皮膚反応がみられた最小時間と皮膚反応がみられなかった最大時間の間をさらに15秒間隔に照射時間を設定し、先と同様にして、8箇所の照射部位を設けた後、皮膚反応を観察して、本試験での紫外線(UVB)照射時間を11分30秒および11分45秒の2種に定めた。
下記濃度になるように試験検体を注射用水に溶解させた。
検体(1):コントロール(無添加)
検体(2):トラネキサム酸37.5mg/ml
検体(3):L−システイン12mg/ml
検体(4):アスコルビン酸15mg/ml
検体(5):トラネキサム酸37.5mg/ml+アスコルビン酸15mg/ml
検体(6):トラネキサム酸37.5mg/ml+L−システイン12mg/ml
検体(7):L−システイン12mg/ml+アスコルビン酸15mg/ml
検体(8):トラネキサム酸37.5mg/ml+L−システイン12mg/ml+アスコルビン酸15mg/ml
6週齢の雌性Kwl:A−1系褐色モルモット(SPF)5匹を1群にわけ、検討した。すなわち、紫外線照射日(検体投与開始日、2日目および4日目:紫外線照射回数計3回)に、固定板を用いてモルモットを腹位に固定した。モルモット背部正中線をはさんで左右どちらかの2cm×2cmの正方形1箇所を紫外線照射部位とし、紫外線照射部位以外は遮光した。SEランプ(波長250〜350nm、FL20S・E、東芝製)5本を用いて40cmの距離から紫外線(UVB)を1群中2匹については、11分30秒間照射し、1群中3匹については、11分45秒間照射した。試験検体は、試験期間(14日間)中、1日2回経口投与した。投与液量は10ml/kgとした。なお、紫外線照射日では紫外線照射後に、色素沈着の判定日は判定後に投与を行った。
試験検体投与開始日の照射前および試験終了日に、照射部位を色差計(CR−300、ミノルタカメラ販売株式会社製)を用いてL値(明度)を測定し、ΔL値(観察日のL値−照射前のL値)を求めた。結果を表1に示した(ΔL値が大きいほど、効果が高いことを示す。)
表1から明らかなように、本発明にかかる検体(6)および(8)は優れた色素沈着抑制効果を示した。すなわち、トラネキサム酸単独投与群(表中、検体(2))、L−システイン単独投与群(表中、検体(3))、トラネキサム酸およびアスコルビン酸投与群(表中、検体(5)と比較して、トラネキサム酸およびL−システイン投与群(表中、検体(6))は、優れた色素沈着抑制効果を示した。
また、色素沈着抑制効果がある程度予想されたL−システインおよびアスコルビン酸投与群(表中、検体(7))は、予想外にも効果を示さず、むしろ、色素沈着を促進する効果を示した。このことは、L−システイン単独投与群(表中、検体(3))およびアスコルビン酸単独投与群(表中、検体(4))との結果を比較すれば明らかである。
一方、L−システイン、アスコルビン酸にさらにトラネキサム酸を投与した群(表中、検体(8))は、検体(7)投与群の色素沈着促進を色素沈着抑制に転じただけにとどまらず、極めて優れた色素沈着抑制効果を示した。
2.1 試験方法
2.1.1 紫外線(UVB)照射時間の検討
上記1.1.1と同様にして、紫外線(UVB)の照射時間を検討し、12分に定めた。
下記濃度になるように試験検体を注射用水に溶解させた。
検体(A):コントロール(無添加)
検体(B):L−システイン12mg/ml+アスコルビン酸15mg/ml+パントテン酸カルシウム1.2mg/ml+塩酸ピリドキシン0.3mg/ml
検体(C):トラネキサム酸37.5mg/ml+L−システイン12mg/ml+アスコルビン酸15mg/ml+パントテン酸カルシウム1.2mg/ml+塩酸ピリドキシン0.3mg/ml
上記1.1.3と同様にして、6週齢の雌性Kwl:A−1系褐色モルモット(SPF)4匹を1群にわけ、紫外線照射部位に、紫外線を12分間照射した。試験検体は、試験期間(42日間)中、1日2回経口投与し、紫外線照射日では紫外線照射後に、色素沈着の判定日は判定後に投与を行った。
上記1.1.4と同様にして、ΔL値(観察日のL値−照射前のL値)を求めた。結果を表2に示した(ΔL値が大きいほど、効果が高いことを示す。)
表2
*:p<0.05 vs検体(A)、#:p<0.05 vs検体(B)
表2から明らかなように、検体(B)、本発明にかかる検体(C)ともに優れた色素沈着効果を示した。検体(B)は、上記色素沈着抑制効果(1)において、予想外にも色素沈着抑制効果を示さなかったL−システインおよびアスコルビン酸投与群(表1中の検体(7))にパントテン酸カルシウムおよび塩酸ピリドキシンをさらに投与した群である。なお、検体(B)は、すでに美白剤として市販されているシスティナC(商品名;1日服用量中、L−システイン 240mg、アスコルビン酸 300mg、パントテン酸カルシウム 24mg、塩酸ピリドキシン 6mgを含む)の配合比を基とした投与群であり、今回、その優れた色素沈着抑制効果が認められた。
検体(C)は、検体(B)にさらにトラネキサム酸を投与した群、すなわち、色素沈着抑制効果を示さなかったL−システインおよびアスコルビン酸投与群(表1中の検体(7))にトラネキサム酸、パントテン酸カルシウムおよび塩酸ピリドキシンをさらに投与した群である。この検体(C)は検体(B)と比較して、有意に色素沈着抑制効果を示し、極めて優れた組成であることが判明した。
3.1 錠剤
以下の組成(1日量として6錠)で、常法により錠剤を製造した。
トラネキサム酸 1500mg
L−システイン 240mg
L−アスコルビン酸 300mg
パントテン酸カルシウム 30mg
塩酸ピリドキシン 50mg
結晶セルロース 100mg
トウモロコシデンプン 40mg
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 50mg
ヒドロキシプロピルセルロース 30mg
ステアリン酸マグネシウム 20mg
ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910 60mg
マクロゴール6000 12mg
タルク 10mg
酸化チタン 18mg
以下の組成(1日量として6錠)で、常法により錠剤を製造した。
トラネキサム酸 750mg
L−システイン 240mg
L−アスコルビン酸 300mg
パントテン酸カルシウム 24mg
塩酸ピリドキシン 6mg
結晶セルロース 250mg
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 90mg
ヒドロキシプロピルセルロース 30mg
ステアリン酸マグネシウム 25mg
ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910 80mg
マクロゴール6000 16mg
タルク 14mg
酸化チタン 24mg
以下の組成(1日量として6錠)で、常法により錠剤を製造した。
トラネキサム酸 750mg
L−システイン 160mg
L−アスコルビン酸 300mg
パンテチン 300mg
α−トコフェロール 300mg
塩酸ピリドキシン 50mg
結晶セルロース 170mg
トウモロコシデンプン 200mg
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 70mg
ヒドロキシプロピルセルロース 30mg
ステアリン酸マグネシウム 20mg
ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910 60mg
マクロゴール6000 12mg
タルク 10mg
酸化チタン 18mg
以下の組成(1日量として6錠)で、常法により錠剤を製造した。
トラネキサム酸 1000mg
L−システイン 480mg
L−アスコルビン酸 600mg
塩酸ピリドキシン 100mg
パンテノール 30mg
リボフラビン 30mg
結晶セルロース 200mg
トウモロコシデンプン 950mg
ヒドロキシプロピルセルロース 50mg
ステアリン酸マグネシウム 25mg
ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910 75mg
マクロゴール6000 15mg
タルク 11.5mg
酸化チタン 22.5mg
以下の組成(1日量として100ml)で、常法により液剤を製造した。
トラネキサム酸 1000mg
L−システイン 240mg
L−アスコルビン酸 300mg
塩酸ピリドキシン 6mg
パントテン酸カルシウム 24mg
桂枝茯苓丸エキス 3750mg
ソルビトール 3000mg
クエン酸 100mg
クエン酸ナトリウム 30mg
香料 適量
精製水 100ml
以下の組成(1日量として6錠)で、常法により錠剤を製造した。
トラネキサム酸 1000mg
L−システイン 240mg
L―アスコルビン酸 600mg
塩酸ピリドキシン 50mg
パントテン酸カルシウム 24mg
カミツレ 600mg
ウワウルシ 300mg
結晶セルロース 200mg
トウモロコシデンプン 165mg
ヒドロキシプロピルセルロース 50mg
ステアリン酸マグネシウム 25mg
ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910 75mg
マクロゴール6000 15mg
タルク 11.5mg
酸化チタン 22.5mg
以下の組成(1日量として6錠)で、常法により錠剤を製造した。
トラネキサム酸 1000mg
L−システイン 240mg
L−アスコルビン酸 300mg
パンテチン 90mg
塩酸ピリドキシン 6mg
セラミド 20mg
結晶セルロース 150mg
トウモロコシデンプン 145mg
ヒドロキシプロピルセルロース 25mg
ステアリン酸マグネシウム 10mg
ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910 42mg
マクロゴール6000 7mg
タルク 168mg
酸化チタン 7mg
白糖 660mg
アラビアゴム 17mg
沈降炭酸カルシウム 150mg
以下の組成(1日量として6錠)で、常法により錠剤を製造した。
トラネキサム酸 1000mg
L−システイン 480mg
L−アスコルビン酸 300mg
パントテン酸カルシクム 24mg
塩酸ピリドキシン 25mg
フラバンジェノール 30mg
コラーゲン 1000mg
結晶セルロース 203mg
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 70mg
ヒドロキシプロピルセルロース 50mg
ステアリン酸マグネシウム 27mg
ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910 80mg
マクロゴール6000 16mg
タルク 14mg
酸化チタン 24mg
以下の組成で、常法によりバニシングクリーム(100g)を製造した。
(A)
ポリソルベート60 1.0g
テトラオレイン酸POE(60)ソルビット 0.5g
モノステアリン酸グリセリル(自己乳化型) 1.0g
パルミチン酸セチル 4.0g
パラフィンワックス(135°F) 3.0g
ステアリン酸 8.0g
ベヘニルアルコール 2.0g
イソオクタン酸セチル 6.0g
ブチルパラベン 0.1g
(B)
メチルパラベン 0.1g
2%水酸化ナトリウム水溶液 4.0g
1,3−ブチレングリコール 7.0g
トラネキサム酸 1.0g
L−システイン 1.0g
L−アスコルビン酸2グルコシド 1.0g
パンテチン 1.0g
塩酸ピリドキシン
精製水 残余
以下の組成で、常法により乳液(100g)を製造した。
(A)
ポリソルベート60 1.0g
テトラオレイン酸POE(60)ソルビット 0.5g
モノステアリン酸グリセリル(親油型) 1.0g
ステアリン酸 0.5g
ベヘニルアルコール 0.5g
流動パラフィン 4.0g
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 4.0g
イソオクタン酸セチル 2.0g
ブチルパラベン 0.1g
(B)
メチルパラベン 0.1g
カルボキシビニルポリマー(1%水溶液) 5.0g
1,3−ブチレングリコール 5.0g
トラネキサム酸 1.0g
L−システイン 1.0g
L−アスコルビルリン酸マグネシウム 1.0g
精製水で 90.0g
(C)
1%水酸化ナトリウム水溶液 2.5g
精製水 7.5g
(D)
香料 適量
以下の組成で、常法によりローション剤(100g)を製造した。
(A)
POE(60)硬化ヒマシ油 1.0g
香料 適量
エタノール 15.0g
メチルパラベン 0.1g
(B)
クエン酸 0.1g
クエン酸ナトリウム 0.3g
1,3−ブチレングリコール 4.0g
トラネキサム酸 1.0g
L−システイン 1.0g
L−アスコルビルリン酸マグネシウム 1.0g
精製水 残余
Claims (18)
- (i)トラネキサム酸またはその塩、および(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩を含有する組成物。
- 1日当たりの投与(服用)量として、(i)トラネキサム酸またはその塩を50〜2500mg、および(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩を30〜750mg含有する組成物。
- トラネキサム酸およびL−システインを含有する組成物。
- 1日当たりの投与(服用)量として、トラネキサム酸を50〜2500mg、およびL−システインを30〜750mg含有する組成物。
- (i)トラネキサム酸またはその塩、(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩、および(iii)L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩を含有する組成物。
- 1日当たりの投与(服用)量として、(i)トラネキサム酸またはその塩を50〜2500mg、(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩を30〜750mg、および(iii)L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩を50〜3000mg含有する組成物。
- トラネキサム酸、L−システインおよびL−アスコルビン酸を含有する組成物。
- 1日当たりの投与(服用)量として、トラネキサム酸を50〜2500mg、L−システインを30〜750mg、およびL−アスコルビン酸を50〜3000mg含有する組成物。
- (i)トラネキサム酸またはその塩、(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩、(iii)L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩、(iv)パントテン酸、その誘導体またはそれらの塩、および(v)ピリドキシン、その誘導体またはそれらの塩を含有する組成物。
- 1日当たりの投与(服用)量として、(i)トラネキサム酸またはその塩を50〜2500mg、(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩を30〜750mg、(iii)L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩を50〜3000mg、(iv)パントテン酸、その誘導体またはそれらの塩を5〜200mg、および(v)ピリドキシン、その誘導体またはそれらの塩を5〜900mg含有する組成物。
- トラネキサム酸、L−システイン、L−アスコルビン酸、パントテン酸カルシウムおよび塩酸ピリドキシンを含有する組成物。
- 1日当たりの投与(服用)量として、トラネキサム酸を50〜2500mg、L−システインを30〜750mg、L−アスコルビン酸を50〜3000mg、パントテン酸カルシウムを5〜200mg、および塩酸ピリドキシンを5〜900mg含有する組成物。
- (i)トラネキサム酸またはその塩、および(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩の配合比が、重量比として、(i):(ii)=1:0.01〜15である(i)トラネキサム酸またはその塩、および(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩を含有する組成物。
- (i)トラネキサム酸またはその塩、(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩、および(iii)L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩の配合比が、重量比として、(i):(ii):(iii)=1:0.01〜15:0.01〜60である(i)トラネキサム酸またはその塩、(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩、および(iii)L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩を含有する組成物。
- (i)トラネキサム酸またはその塩、(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩、(iii)L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩、(iv)パントテン酸、その誘導体またはそれらの塩、および(v)ピリドキシン、その誘導体またはそれらの塩の配合比が、重量比として(i):(ii):(iii):(iv):(v)=1:0.01〜15:0.01〜60:0.002〜4:0.002〜18である(i)トラネキサム酸またはその塩、(ii)L−システイン、その誘導体またはそれらの塩、(iii)L−アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩、(iv)パントテン酸、その誘導体またはそれらの塩、および(v)ピリドキシン、その誘導体またはそれらの塩を含有する組成物。
- 美白用である請求項1〜15のいずれか1項記載の組成物。
- 色素沈着症の予防および/または治療用である請求項1〜15のいずれか1項記載の組成物。
- 剤形が経口投与製剤である請求項1〜17のいずれか1項記載の組成物。
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