JP2005308027A - 自動平衡装置及び当該装置を搭載した回転装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
姿勢によらず回転のバランスを向上させることができる自動平衡装置及び当該装置を搭載した回転装置を提供する。
【解決手段】
自動平衡装置10では、マグネット17が収容部材13の外周側にまで設けられている。このため、自動平衡装置10を垂直姿勢にして回転させたとき等に収容部材13の下部にバランサ11が溜まっても、このバランサ11の近くでバランサ11に磁力を作用させることができるので、自動平衡装置10の姿勢によらずバランサ11をマグネット17に確実に復帰させて保持することができる。従って、自動平衡装置10が回転を開始するときに、自動平衡装置10の姿勢によらずマグネット17にバランサ11を保持した状態で回転させることができるので、安定してバランスを向上させることができる。
【選択図】 図2
姿勢によらず回転のバランスを向上させることができる自動平衡装置及び当該装置を搭載した回転装置を提供する。
【解決手段】
自動平衡装置10では、マグネット17が収容部材13の外周側にまで設けられている。このため、自動平衡装置10を垂直姿勢にして回転させたとき等に収容部材13の下部にバランサ11が溜まっても、このバランサ11の近くでバランサ11に磁力を作用させることができるので、自動平衡装置10の姿勢によらずバランサ11をマグネット17に確実に復帰させて保持することができる。従って、自動平衡装置10が回転を開始するときに、自動平衡装置10の姿勢によらずマグネット17にバランサ11を保持した状態で回転させることができるので、安定してバランスを向上させることができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、回転のバランスを保つための自動平衡装置及び当該装置を搭載した回転装置に関する。
近年、例えばデータを記録・再生する光ディスク装置や磁気ディスク装置等のディスク装置では、ディスクがターンテーブル上で回転するときに、回転がアンバランスとなり記録・再生の安定性が低下する場合がある。
ディスクの回転のバランスを向上させるための技術として、磁性流体を収容可能な空間部を有する円板状部材が、モータのモータ軸と一体に回転可能に設けられた技術が開示されている。円板状部材は中央にボス部を有しており、ボス部の側周面にはリングマグネットが設けられている。モータはサブシャーシにより支持され、サブシャーシは弾性部材を介してメインシャーシに支持されている。これにより、モータの回転数が小さいときに、磁性流体をリングマグネットに吸着しておきバランスを崩さないようにしている。モータの回転数が上昇し回転による遠心力が大きくなると磁性流体は回転のバランスをとるように例えば外周側に移動する(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−312244号公報(段落[0006]、図1)
しかしながら、上記特許文献1の技術では、ディスク装置を垂直姿勢にしたときに、つまりディスクの記録面を地面に対して垂直にしたときに、円板状部材の下部に溜まった磁性流体とリングマグネットとの距離が遠くなるので、磁性流体をリングマグネットに復帰させて保持することが難しい。このため、ディスク装置の姿勢によっては、ディスクの回転のバランスを確保することが難しいという問題がある。また、ディスクの回転中心が偏る向きと略反対向きに磁性流体が遠心力により移動すると、磁性流体が円板状部材の外周に沿うように流れ、磁性流体の偏りがなくなり、小さい振動の振幅で回転のバランスを大きく向上させることが難しいという問題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、姿勢によらず回転のバランスを向上させることができる自動平衡装置及び当該装置を搭載した回転装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る自動平衡装置は、磁性を帯びた流体のバランサと、回転可能に設けられ、前記バランサを内部に収容する収容部材と、前記収容部材に一体的に回転可能に設けられ、前記収容部材の回転の中心側から外周側に亘るように設けられた扁平状のマグネットとを具備する。
本発明では、マグネットが収容部材の中心側から外周側にまで設けられている。このため、自動平衡装置を垂直姿勢にして回転させたとき等に収容部材の下部にバランサが溜まっても、このバランサの近くでバランサに磁力を作用させることができるので、自動平衡装置の姿勢によらずバランサをマグネットに確実に復帰させて保持することができる。従って、自動平衡装置が回転を開始するときに、自動平衡装置の姿勢によらずマグネットにバランサを保持した状態で回転させることができるので、安定してバランスを向上させることができる。また、マグネットは扁平状の形状を有している。このため、例えば収容部材の内部にマグネットを設けるときでも、収容部材の回転の軸方向のマグネットの厚さを薄くすることで、バランサの量を確保することができる。
本発明の一の形態によれば、前記収容部材の前記外周側に設けられ、該収容部材が回転するときに前記バランサの周方向の移動を規制する規制部材をさらに具備する。自動平衡装置の姿勢によらずバランサがマグネットの中心側に保持されるため、本発明によれば自動平衡装置が回転を開始するときに、規制部材がバランサの移動を妨げることがないので、自動平衡装置を安定して回転させることができる。また、自動平衡装置が回転しているときに、収容部材に沿うバランサの流れを規制部材により規制することができる。従って、例えばディスクの回転時の振動の振幅が小さくても、本発明のように規制部材により局所的に集められたバランサによって平衡状態を確保することができる。また、少量のバランサを効率的に利用して自動平衡装置の回転のバランスを大きく向上させることができる。
本発明の一の形態によれば、前記マグネットは、前記収容部材の中心側から外周側に亘る方向で前記規制部材とオーバーラップするように設けられている。このような構成によれば、収容部材の外周側のバランサをより確実にマグネットで保持することができるので、バランサを有効に利用してバランスを向上させることができる。
本発明の一の形態によれば、前記マグネットは、互いに対向するように回転の軸方向に複数設けられている。このような構成によれば、収容部材の内部の磁束密度を増加させることで、マグネットによるバランサの保持力を向上させることができる。従って、保持力を向上させない場合に比べて保持力を向上させた場合には、より大きな回転周波数になるまでマグネットにバランサを保持することができる。すなわち、マグネットにバランサが保持される低速回転周波数の範囲を広げることができる。これにより、低速回転時に自動平衡装置を安定して回転させることができる。
本発明の一の形態によれば、前記マグネットは、前記収容部材の外部に設けられている。このような構成によれば、マグネットを収容部材の内部に設ける場合に比べて、バランサが移動する収容部材の内部の空間を大きくすることができるので、自動平衡装置の製造時においてバランサの量を調整するときの調整幅を広く設定することができる。
本発明に係る回転装置は、磁性を帯びた流体のバランサと、回転可能に設けられ、前記バランサを内部に収容する収容部材と、前記収容部材の回転の中心側から外周側に亘るように設けられた扁平状のマグネットと、前記収容部材と前記マグネットとを一体的に回転させる駆動部とを具備する。
本発明では、マグネットが収容部材の中心側から外周側にまで設けられているので、自動平衡装置の姿勢によらずバランサをマグネットに確実に復帰させて保持することができる。従って、自動平衡装置が回転を開始するときに、自動平衡装置の姿勢によらずマグネットにバランサを保持した状態で回転させることができるので、安定してバランスを向上させることができる。
以上のように、本発明によれば、姿勢によらず収容部材の外周側にあるバランサを磁力によりマグネットに復帰させ保持し自動平衡装置の回転を開始させて回転のバランスを向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1、図2はそれぞれ本発明に係る第1の実施の形態の自動平衡装置を示す横、縦断面図である。図3は本発明に係るディスクの回転装置を示す縦断面図である。
本実施形態の自動平衡装置10は、流体でなるバランサ11と、中央に孔を有する扁平円板状のマグネット17と、バランサ11及びマグネット17を内部空間Gに収容する円板状の収容部材13とを備えている。
収容部材13の中央には、図3に示すモータ61の回転軸16を収容部材13に貫着するための貫通孔13aが設けられている。収容部材13の構成材料には、例えば金属や合成樹脂等が用いられている。
マグネット17は、収容部材13の中心側から外周側に亘るように設けられている。収容部材13の回転の軸方向となるZ方向のマグネット17の厚さは、例えば、内部空間GのZ方向の長さの2分の1以下に設定されている。収容部材13の中心側から外周側に亘る方向(X方向)における内部空間Gの幅をtとし、マグネット17のX方向の幅をuとすると、uはtの50%〜80%の長さに設定される。また、マグネット17の外周面17cと収容部材14の外周側の壁面14aとの間隔fが例えばtの10%〜40%の距離となるようにマグネット17が配置されている。マグネット17は、例えば、上、下面側がそれぞれN、S極となるように着磁されている。内部空間Gには、バランサ11の酸化等を防止可能な例えば窒素ガス等の不活性ガスが充填されていることが好ましい。
バランサ11には、例えば磁性を帯びた磁性流体、磁気抵抗流体(MR流体(Magneto-Rheological Fluid))等が用いられている。
図3に示すように、ディスク回転装置70は、モータ61を有しておりモータ61の回転軸16の上端部には、ターンテーブル65が設けられている。モータ61は、例えば駆動電流が流れるコイル61bが備えられたステータ61dと、軸受け61aを介して回転可能に設けられたロータ61cと、回転軸16とを有している。回転軸16には、自動平衡装置10が装着されている。回転軸16と一体的に自動平衡装置10が回転可能に構成されている。モータ61はサブシャーシ63により支持されサブシャーシ63はゴム等の高分子材料及び金属製の部材等により構成された弾性部62を介してメインシャーシ64に支持され振動系が構成されている。例えば、弾性部62の変形による振動系の共振周波数は、ディスクDの回転周波数より小さく設定されている。
次に、自動平衡装置10の動作について図面を参照しながら説明する。
ターンテーブル65にディスクDがセットされ、モータ61が回転し始めると、振動系が振動し始める。図4に示すように、モータ61の低速回転時、磁力によってマグネット17がバランサ11を保持する力を遠心力が下回り、バランサ11はマグネット17に保持されている。
モータ61の回転数が上昇し、その回転周波数が振動系の共振周波数を超えると、振動系が振動する向きA1(図1参照)が、回転中心からディスクDの偏る向きA2と略反対となる。このとき、バランサ11は振動系が振動する向きA1に、その振動による加速度で移動するので、バランサ11が移動する方向(A1)とディスクDの偏る向きA2とは反対となり、バランスが確保される。
さらに回転数が上昇すると、バランサ11を保持する力を遠心力が上回り、図1の破線や図5で示すように、遠心力によりバランサ11がマグネット17の外周側に移動する。
さらに回転数を増加させると、図6に示すように、遠心力によりバランサ11がマグネット17の外周側に移動し収容部材13の側壁14により規制される。
モータ61の回転数が減少すると、遠心力が小さくなり、バランサ11を保持する力を遠心力が下回ると、図7に示すように、バランサ11がマグネット17の内周側に再び保持される。
なお、向きA1と向きA2とが略180度反対向きとなるように、モータ61の回転数(ディスクDに記録された信号を再生等するときの回転数)や弾性部62の材質等を設定することが好ましい。
本実施形態の自動平衡装置10では、マグネット17が収容部材13の中心側から外周側に亘るように設けられている。このため、自動平衡装置10を垂直姿勢にして回転させたとき等に収容部材13の下部にバランサ11が溜まっても、このバランサ11の近くでバランサ11に磁力を作用させることができるので、自動平衡装置10の姿勢によらずバランサ11をマグネット17に確実に復帰させて保持することができる。従って、自動平衡装置10が回転を開始するときに、自動平衡装置10の姿勢によらずマグネット17にバランサ11を保持した状態で回転させることができるので、安定してバランスを向上させることができる。また、マグネット17は扁平状の形状を有しており、マグネット17のZ方向の厚さは、内部空間Gの2分の1以下に設定されている。このため、例えば収容部材13の内部にマグネット17を設けられていても、バランサ11の量を確保することができる。
本実施形態では、バランサ11に流体が用いられている。このため、ディスク回転装置70の作動時等のバランサ11による衝撃を小さくして低騒音かつ振動の少ないディスク回転装置70とすることができる。
図8、図9は本発明に係る第2の実施の形態の自動平衡装置を示す横、縦断面図である。
本実施形態の自動平衡装置20は、収容部材13に代えて、バランサ11の周方向Wの流れを規制する規制部材15を複数有する収容部材23を備えている。規制部材15は、収容部材23の側壁24から収容部材23の中心に向けて略垂直に突出するように設けられている。規制部材15は、それぞれ周方向Wに略等間隔に設けられている。規制部材15は、収容部材23の内部空間GにZ方向全域に亘って設けられている。マグネット27は、収容部材23の中心側から外周側に亘る方向で規制部材15とオーバーラップするように設けられている。つまり、マグネット27の外周端面27aは、規制部材15の端面15aより外側に設けられている。なお、規制部材15の数、形状、材質等は限定されず、例えば、上記第1実施形態の収容部材13と別に規制部材15となる板状部材を用意し、収容部材13の側壁14にこの板状部材を溶着して規制部材とするようにしてもよい。また、規制部材15を、樹脂材料を用いて一体成形してもよい。
本実施形態では、自動平衡装置20の回転によるバランサ11の外周側への移動を収容部材23の側壁24で一旦規制し、側壁24に沿う周方向Wのバランサ11の流れを規制部材15により規制することができる。従って、例えばディスクDの回転時の振動の振幅が小さくても、規制部材15により局所的に集められたバランサ11によって平衡状態を確保することができる。自動平衡装置20を垂直状態で使用するとき等には、遠心力や重力により垂直下方にバランサ11が偏り易くなる。しかし、回転開始時等にはマグネット17により内周側にバランサ11が保持されているので、規制部材15が設けられていても問題はない。すなわち、規制部材15が設けられている場合であって、かつ、重力により下方にバランサが集まったままの状態では、次回の回転開始時にはバランス性能が低下してしまう。
本実施形態では、マグネット27は、収容部材23の中心側から外周側に亘る方向で規制部材15とオーバーラップするように設けられている。このため、収容部材23の外周側に存在するバランサ11をより確実にマグネット27で保持することができるので、バランサ11を有効に利用することができる。
図10は本発明に係る第3の実施の形態の自動平衡装置を示す縦断面図である。
本実施形態では、自動平衡装置30は、第2の実施形態のマグネット27に加えて、マグネット27と対向するようにZ方向に設けられた扁平状のマグネット37を有している。マグネット27、37のそれぞれの上、下面側がN、S極となるように設けられている。これにより、収容部材23の内部空間Gの磁束密度を増加させることで、マグネット27、37によるバランサ11の保持力を向上させることができる。従って、収容部材23の回転による遠心力によりバランサ11が外周側に移動するときの回転周波数を高めることができる。これにより、低速回転時に自動平衡装置20を安定して回転させることができる。なお、マグネット27とマグネット37との着磁方向が逆となるようにマグネット27、37を設けるようにしてもよい。
図11は本発明に係る第4の実施の形態の自動平衡装置を示す縦断面図である。
本実施形態では、マグネット47は、収容部材23の外部に、例えば、収容部材23の外面に接して設けられている。このため、上記実施形態の場合に比べて、バランサ11が移動する収容部材23の内部空間Gを大きく確保することができるので、バランサ11の量を多くして効果的にバランスを向上させることができる。
図12は本発明に係る第5の実施の形態の自動平衡装置を示す縦断面図である。
本実施形態では、収容部材23の内周側に円管状に設けられたマグネット57をさらに備えている。マグネット57は、例えば上下方向にNS極となるように着磁されている。これにより、収容部材23の内周側でのバランサ11の保持能力を向上させることができる。従って、より初期の回転のバランスを向上させることができる。
図13は本発明に係る第6の実施の形態の自動平衡装置を示す縦断面図である。
本実施形態では、自動平衡装置60は、周方向Wに沿って配設された複数のマグネット17a、及び、マグネット17aの外周側に周方向Wに沿って配設された複数のマグネット17bを備えている。マグネット17aには、マグネット17bより磁力が強い永久磁石が用いられている。各マグネット17a及び17bの着磁方向は、周方向Wに沿うように設定されている。なお、着磁方向は、Z方向となるように設定してもよい。本実施形態によれば、収容部材13の内周側でのバランサの保持能力を向上させることができるので、より確実に収容部材13の内周側にバランサ11を保持し回転のバランスを向上させることができる。
本発明は以上説明した実施形態には限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
上記第2〜第5の実施形態では、マグネット27、37及び47が中心側から外周側に亘る方向で規制部材15とオーバーラップする例を示した。しかし、例えば各規制部材15の長さが短い場合等には、マグネット27、37及び47が規制部材15とオーバーラップしないようにしてもよい。また、磁力の強い磁石を用いることで、マグネット17の直径を小さく設定するようにしてもよい。これにより、小型化を図ることができる。逆に、例えば、マグネット27の外周壁が収容部材23の側壁24に接するように設けるようにしてもよい。このようにすることで、例えば、マグネット27の外周壁と収容部材23の側壁24とで形成された隙間にバランサ11が溜まってしまうことを防止することができる。
上記第3の実施形態では、マグネット37を追加することで、内部空間G内の磁束密度を増加させる例を示した。しかし、例えばマグネット27に磁力の強い永久磁石を用いることで、磁束密度を増加させるようにしてもよい。
上記実施形態では、マグネット17等が収容部材13等の内部空間Gに設けられている例を示した。しかし、収容部材13自体の内部にマグネット17を埋設するようにしても同様の効果を得ることができる。
上記第2〜第6の実施形態では、規制部材15が収容部材23の側壁24から中心に向けて略垂直に突出するように設けられている例を示した。しかし、例えば、規制部材が収容部材23の側壁24から略垂直でなく斜めに突出するように設けてもよい。これにより、規制部材によるバランサ11の保持能力を調整することができる。
上記第6の実施形態では、収容部材23の内周側と外周側とに磁力の異なるマグネット17a、17bを周方向Wにそれぞれ4個配設する例を示した。しかし、これに限定されず、例えば、周方向Wに8個ずつ内周側から外周側に四層に配設するようにしてもよい。また、収容部材13の中心側から外周側に亘る方向でマグネット17a、17bの幅が略同じ例を示した。しかし、例えば、マグネット17a、17bの幅はこれに限定されず、適宜変更するようにしてもよい。
上記各実施形態の自動平衡装置10〜60、ディスク回転装置70を例えば、光ディスク装置、磁気ディスク装置、光ディスク等を記録媒体としたビデオカメラ等に搭載することができる。特に、ハンディ性能が要求されるビデオカメラ等に搭載することで、ディスクの回転のバランスを向上させてデータの記録・再生の安定性を向上させることができる。
10、20、30、40、50、60…自動平衡装置
11…バランサ
13、23…収容部材
15…規制部材
17、27、37、47、57…マグネット
14、24…側壁
61…モータ
70…ディスク回転装置
11…バランサ
13、23…収容部材
15…規制部材
17、27、37、47、57…マグネット
14、24…側壁
61…モータ
70…ディスク回転装置
Claims (6)
- 磁性を帯びた流体のバランサと、
回転可能に設けられ、前記バランサを内部に収容する収容部材と、
前記収容部材に一体的に回転可能に設けられ、前記収容部材の回転の中心側から外周側に亘るように設けられた扁平状のマグネットと
を具備することを特徴とする自動平衡装置。 - 請求項1に記載の自動平衡装置であって、
前記収容部材の前記外周側に設けられ、該収容部材が回転するときに前記バランサの周方向の移動を規制する規制部材をさらに具備することを特徴とする自動平衡装置。 - 請求項2に記載の自動平衡装置であって、
前記マグネットは、前記収容部材の中心側から外周側に亘る方向で前記規制部材とオーバーラップするように設けられていることを特徴とする自動平衡装置。 - 請求項1に記載の自動平衡装置であって、
前記マグネットは、互いに対向するように回転の軸方向に複数設けられていることを特徴とする自動平衡装置。 - 請求項1に記載の自動平衡装置であって、
前記マグネットは、前記収容部材の外部に設けられていることを特徴とする自動平衡装置。 - 磁性を帯びた流体のバランサと、
回転可能に設けられ、前記バランサを内部に収容する収容部材と、
前記収容部材の回転の中心側から外周側に亘るように設けられた扁平状のマグネットと、
前記収容部材と前記マグネットとを一体的に回転させる駆動部と
を具備することを特徴とする回転装置。
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