JP2005307787A - ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】2つある吐出口のうち、一方の吐出口から流体を吐出させる方向へ羽根部材が回転した場合には、他方の吐出口から前記流体がポンプハウジング外に吐出されることを、当該他方の吐出口近傍の吐出圧領域を吸入圧領域に連通させることにより確実に防止できるポンプを提供する。
【解決手段】ハウジング29内において、吸入口37の近傍に形成された吸入圧領域38と第2吐出口40の近傍に形成された吐出圧領域42とは、溝部44を介して連通されている。そして、羽根部材35が回転した場合、前記溝部44の中途には、吸入圧と吐出圧とが相殺されて圧力が生じない部分が形成されることになる。そのため、前記羽根部材35がA方向に回転した場合、ハウジング29内の洗浄水(流体)は各羽根部48により積極的に第2吐出口40側に誘導されないため、当該洗浄水が第2吐出口40からポンプPの外部に吐水されることを防止できる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、例えば食器洗い機等に設けられるポンプに関するものである。
従来より、食器洗い機のポンプ室内に配置され、且つ食器の洗浄時や洗浄水の排水時に用いられるポンプとして例えば特許文献1に記載の食器洗い機用ポンプ(以下、「ポンプ」と示す)が提案されている。このポンプは、ポンプハウジング(ポンプケーシング)を備え、当該ポンプハウジング内には、モータの回転駆動に基づき正逆両方向へ回転可能な羽根部材(羽根車)が設けられている。前記ポンプハウジングには、当該ポンプハウジング内に洗浄水を吸水するための吸水口(吸込み口)と、ポンプハウジング内の洗浄水を食器洗い機の洗浄室側に吐水(噴射供給)するための循環吐出口と、ポンプハウジング内の洗浄水を食器洗い機の外部に吐水(排水)するための排水吐出口とが形成されている。
また、ポンプハウジングの内部には、前記循環吐出口と排水吐出口との間において、ポンプハウジング内を流動する洗浄水の流体力によって、回転軸(切換弁回転軸)を中心に回動する切換弁が設けられている。この切換弁は、その回動時に、前記両吐出口のうち何れか一方の吐出口を閉塞すると共に、他方の吐出口を開放することで、前記洗浄水の吐出方向を切換可能とされている。
即ち、食器を洗浄するために羽根部材が一方向(例えば正方向)に回転した場合には、ポンプハウジング内に吸水された洗浄水が当該ポンプハウジング内の側面に沿って羽根部材の回転方向と同一方向(正方向)に流動し、その流体力によって前記切換弁が前記排水吐出口を閉塞するようになっている。そのため、前記洗浄水は循環吐出口を介して洗浄室内に供給(噴射供給)されることになる。一方、洗浄水を排水するために羽根部材が他方向(例えば逆方向)に回転した場合には、ポンプハウジング内に吸水された洗浄水が当該ポンプハウジング内の側面に沿って羽根部材の回転方向と同一方向(逆方向)に流動し、その流体力によって切換弁が前記循環吐出口を閉塞するようになっている。そのため、前記洗浄水は排水吐出口を介して食器洗い機の外部に排水されることになる。
特開2003−284666号公報(請求項6、段落番号[0013]〜[0015]、図2)
ところが、特許文献1に記載のポンプの場合には以下のような問題がある。即ち、このポンプでは、食器の洗浄時には排水吐出口を、洗浄水の排水時には洗浄吐出口を閉塞するための切換弁が必ず必要になる。そして、ポンプ内に吸水される洗浄水には、食器等に付着した汚れやゴミ等が含まれているため、洗浄水に含まれている汚れやゴミ等が切換弁(特に回転軸付近)に付着した場合、切換弁が回動不能となり循環吐出口及び排水吐出口が閉塞されなくなる可能性があった。特に、食器の洗浄時に洗浄水が排水吐出口を介して外部に吐出されると、洗浄室内に供給(噴射供給)される洗浄水の水量が低下するという問題があった。即ち、ポンプの本来の性能を発揮できなくなる可能性があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものである。その目的は、2つある吐出口のうち、一方の吐出口から流体を吐出させる方向へ羽根部材が回転した場合には、他方の吐出口から前記流体がポンプハウジング外に吐出されることを、当該他方の吐出口近傍の吐出圧領域を吸入圧領域に連通させることによりポンプハウジング外に吐出されることを確実に防止できるポンプを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ポンプハウジング内に所定軸線周りで正逆両方向に回転可能な羽根部材が収容され、前記ポンプハウジングには、前記羽根部材の回転に基づきポンプハウジング外からポンプハウジング内に流体を吸入するための吸入口と、前記吸入口からポンプハウジング内に吸入した流体を前記羽根部材の回転方向と同一方向へ流動させるための流体通路と、前記羽根部材が正逆両方向のうち何れか一方の方向に回転した場合に前記流体通路内から前記ポンプハウジング外に流体を吐出するための第1吐出口と、前記羽根部材が他方の方向に回転した場合に前記流体通路内から前記ポンプハウジング外に流体を吐出するための第2吐出口とが夫々設けられてなるポンプにおいて、前記ポンプハウジングには、前記第1吐出口近傍及び前記第2吐出口近傍に形成される各吐出圧領域のうち少なくとも何れか一方の吐出圧領域と前記吸入口近傍に形成される吸入圧領域との間を連通する連通路を設けたことを要旨としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のポンプにおいて、前記吸入口は、前記羽根部材の回転中心となる前記軸線上の位置において前記羽根部材の吸入口側に前記吸入圧領域が形成されるように設けられ、前記第1吐出口及び前記第2吐出口は、前記軸線方向から見た場合に前記吸入圧領域の内側となる領域に前記各吐出圧領域の少なくとも一部が夫々形成される位置に設けられていることを要旨としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のポンプにおいて、前記連通路は、前記ポンプハウジングの内面に形成された溝部により構成されていることを要旨としている。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のポンプにおいて、前記流体通路は、前記溝部を一部に含んで構成される通路部分を有しており、当該通路部分は、前記第1吐出口及び第2吐出口のうち当該通路部分が直近で連絡する吐出口へ前記羽根部材側から前記吸入圧領域の一部を通過して連絡するように設けられていることを要旨としている。
本発明によれば、2つある吐出口のうち、一方の吐出口から流体を吐出させる方向へ羽根部材が回転した場合には、他方の吐出口から前記流体がポンプハウジング外に吐出されることを、当該他方の吐出口近傍の吐出圧領域を吸入圧領域に連通させることにより確実に防止できる。
以下、本発明を食器洗い機のポンプに具体化した一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の食器洗い機10は、機本体11内に、食器Dを洗浄する洗浄室12と当該洗浄室12の下方に位置するポンプ室13とを備えている。前記洗浄室12とポンプ室13とは、機本体11内の内部スペース14を仕切り板15で上下に仕切ることにより区画形成されている。なお、以下における本明細書中の説明において、「上下左右方向」は図1における上下左右方向を示すものとする。
前記洗浄室12には、食器Dを配置するための食器籠16が収容され、当該食器籠16は、水平方向(図1では左右方向)に延びるレール17上にスライド移動可能に戴置されている。また、洗浄室12の下部には、食器Dを洗浄する際に洗浄水(流体)を洗浄室12内に噴射するためのノズル18が回転可能な態様で配設されている。このノズル18の上面には、複数の孔(図示略)が形成されており、当該ノズル18の下面側からは、前記仕切り板15を貫通形成してポンプ室13内まで延びるように洗浄管路19が設けられている。この洗浄管路19は、ノズル18の内部空間(図示略)を介して前記ノズル18上面の各孔と繋がっている。そのため、洗浄室12内の食器Dを洗浄する際には、洗浄管路19を介してポンプ室13側から供給された洗浄水が前記ノズル18上面の各孔から洗浄室12内に噴射されるようになっている。
また、前記洗浄室12の左側には、機本体11の側壁の一部を構成すると共に、機本体11に対して開閉可能に形成された開閉扉20が設けられている。そして、この開閉扉20は、食器Dを洗浄室12内の食器籠16に配置する際や洗浄後に食器Dを洗浄室12から外部へ取り出す際等に開放され、それら以外の時には閉じられるようになっている。また、洗浄室12の右側には、所定容量の洗浄水を機本体11の外部から洗浄室12内に注入するための注入通路21が形成されている。また、洗浄室12の底部には、当該洗浄室12から洗浄水をポンプ室13に流下させて吸入するための吸入口22が設けられており、当該吸入口22には、食器Dに付着した残飯等が洗浄水と共にポンプ室13に吸入されないようにするべく、当該残飯等を取り除くフィルタFが配設されている。
一方、前記ポンプ室13には、前記洗浄室12から吸入口22を介して流下する洗浄水を貯留するための貯留槽23が設けられている。また、当該貯留槽23の側方(図1における右側)にはポンプPが収容配置されており、当該ポンプPは吸水管路24を介して前記貯留槽23と連結されている。そのため、貯留槽23内に一旦貯留された洗浄水は、吸水管路24を介してポンプP内に水平方向から吸水されることになる。そして、洗浄室12内の食器Dを洗浄する場合には、前記ポンプPの駆動に基づきポンプP内から洗浄水が前記洗浄管路19を介して前記ノズル18に供給され、当該ノズル18上面の各孔から洗浄室12内に噴射される。一方、前記洗浄水を排水する場合には、前記ポンプPの駆動に基づきポンプP内から洗浄水が排水管路25に導出され、機本体11外に排水される。
次に、前記ポンプPの具体的構成について説明する。
前記ポンプPは、図2に示すように、モータ部26とポンプ部27から構成されている。モータ部26は、電気配線Eを介して図示しない電源に接続されたモータ(例えば直流モータ等)Mを備えてなり、当該モータMの内部には、回転子及び固定子(共に図示略)が配設されている。前記回転子には、モータ部26(モータM)の内部からポンプ部27内まで延びるシャフト28が固着されている。そして、本実施形態では、モータMの固定子に供給される電流の方向に対応して、前記回転子がシャフト28と共に該シャフト28の軸線(所定軸線)Sを回転中心にして正逆両方向に回転可能な構成とされている。
一方、ポンプ部27は、一端側(図1では右側、図2では左側)が開口した略有底円筒形状のポンプハウジング(以下、「ハウジング」と示す)29と、当該ハウジング29の開口部を閉塞可能に形成されたポンプブラケット(以下、「ブラケット」と示す)30と、前記モータ部26側との接合部材となる取付板31とを備えている。前記ハウジング29、ブラケット30及び取付板31は、前記ブラケット30を中央にして複数本(本実施形態では5本)のネジ32により一体組み付けされるものであり、その一体組み付け状態において前記取付板31がモータMにネジ33にて接合固定されることにより、ポンプ部27はモータ部26に一体結合されている。
前記ブラケット30及び取付板31には、前記シャフト28を挿通可能な貫通孔30a,31aが形成されており、前記ポンプ部27がモータ部26に一体結合された状態では、モータ部26側から延びた前記シャフト28が取付板31の貫通孔31aとブラケット30の貫通孔30aを挿通してハウジング29内まで突出するように構成されている。そして、前記取付板31とブラケット30との間において前記シャフト28の周面にはリング形状をなす複数(本実施形態では2つ)のオイルシール34が介装されるようになっている。
また、前記ハウジング29内において前記シャフト28の先端には羽根部材(ポンプ用羽根車)35が固定支持されるようになっている。即ち、前記モータMの回転駆動に基づき前記シャフト28が回転した場合には、当該シャフト28と共に前記軸線S周りで羽根部材35が一体回転するように構成されている。また、前記ポンプ部27の一体組み付け状態においてハウジング29とブラケット30との間にはOリング36が介在され、ハウジング29内からの洗浄水の漏出防止が図られている。
図3(a)(b)に示すように、前記ハウジング29は、その底壁部29aに、前記吸水管路24に対する連結部位となって貯留槽23から前記羽根部材35の回転に基づきハウジング29内に洗浄水を吸入するための吸入口37が設けられている。この吸入口37は、前記底壁部29aにおいて前記羽根部材35の回転中心となる前記軸線S上の位置に設けられており、ハウジング29内に前記軸線Sに沿って洗浄水を吸入するように、当該軸線Sに沿う方向へ突出形成されている。そのため、前記羽根部材35が回転した際には、図4及び図5に二点鎖線で示すように、前記吸入口37近傍であり且つ羽根部材35の前面側(即ち、吸入口37側)となる領域に前記羽根部材35の外周縁の回動軌跡と略同形状をなす負圧雰囲気の吸入圧領域38が形成されることになる。
また、前記ハウジング29は、その周壁部29bに、前記洗浄管路19に対する連結部位となる第1吐出口39と、前記排水管路25に対する連結部位となる第2吐出口40が設けられており、これらの吐出口39,40を介して羽根部材35の回転に基づき前記洗浄水をハウジング29外へ吐出するようになっている。そのため、前記羽根部材35が回転した際には、図3〜図5に二点鎖線で示すように、前記ハウジング29内における第1吐出口39近傍及び第2吐出口40近傍に各吐出口39,40の開口形状と略同形状で前記負圧雰囲気の吸入圧領域38よりも高圧雰囲気の吐出圧領域41,42が夫々形成されることになる。
ここで、第2吐出口40は、第1吐出口39から見て前記周壁部29bの周方向へ所定角度(本実施形態では図3及び図4から理解されるように略90度)だけ離間した位置に設けられている。また、前記軸線Sに沿う方向においては、第1吐出口39が前記吸入圧領域38よりも羽根部材35側に設けられる一方、第2吐出口40が前記吸入圧領域38よりも吸入口37側に設けられている。また、前記吸入口37側(即ち、軸線S方向)から見た場合には、第1吐出口39及び第2吐出口40共に、前記各吐出圧領域41,42の一部が前記吸入圧領域38よりも内側となる領域に形成される位置に設けられており、それぞれ前記軸線Sと直交する方向へ突出形成されている。
また、前記ハウジング29内には、当該ハウジング29内において洗浄水を羽根部材35の回転方向と同一方向へ流動させるための流体通路43が前記周壁部29bの内周面に沿うように円弧状に形成されている。この流体通路43は、羽根部材35の回転に基づき吸入口37からハウジング29内に吸入され且つ遠心力で周壁部29b側に流動させられた洗浄水を、前記第1吐出口39及び第2吐出口40へと導水(誘導)するものであり、図3(b)に示すように、前記第2吐出口40に連絡する通路部分43aには溝部44が形成されている。即ち、この溝部44は、前記流体通路43のうち前記第2吐出口40に対して直近で連絡する部分となる前記通路部分43aにおいて、流体通路43の一部を構成している。
そして、前記流体通路43は、前記通路部分43aにおいて、前記軸線Sに沿う方向で吸入圧領域38よりも吸入口37側に位置する第2吐出口40に連なるように、羽根部材35側から見た場合の通路深さが、第2吐出口40に近付くにつれて次第に深くなるように形成されている。また、前記通路部分43aでは、前記吸入圧領域38よりも内側となる領域に吐出圧領域42が形成される位置に設けられた第2吐出口40に流体通路43を連絡するように、羽根部材35側から見た場合の通路幅が、第2吐出口40に近付くにつれて次第に内周方向へ幅広となるように形成されている。即ち、前記流体通路43は、前記通路部分43a(溝部44)において、前記羽根部材35側から前記吸入圧領域38の一部を通過して前記第2吐出口40へ連絡する構成とされている。即ち、前記溝部は、吸入圧領域38と吐出圧領域42との間を連通する連通路として機能するようになっている。
そして、図4に示すように、前記羽根部材35が正逆両方向のうち何れか一方の方向(本実施形態ではA矢印方向)へ回転した場合には、前記吸入口37からハウジング29の流体通路43内に吸入された洗浄水が第1吐出口39から洗浄管路19側に吐出され、当該洗浄管路19を介して洗浄室12内に給水されるようになっている。一方、前記羽根部材35が正逆両方向のうち何れか他方の方向(本実施形態ではB矢印方向)へ回転した場合には、前記吸入口37からハウジング29の流体通路43内に吸入された洗浄水が前記通路部分43aを通って第2吐出口40から排水管路25側に吐出され、当該排水管路25を介して機本体11の外部に排水されるようになっている。
また、前記ハウジング29の周壁部29bのうち周方向において前記第1吐出口39と第2吐出口40の間となる部分は、その内面が前記羽根部材35の外周縁に近接するように、周壁部29bの壁厚が内周側へ厚く形成された誘導規制部45とされている。即ち、この部分では前記流体通路43が羽根部材35の回転を許容するだけの挟い隙間43bとなるように構成されている。そのため、羽根部材35が前記A矢印方向へ回転した場合、前記流体通路43に沿って第1吐出口39側へと導水(誘導)された洗浄水は、前記誘導規制部45により第2吐出口40側へと更に導水されるのを阻止されることになる。一方、羽根部材35がB矢印方向へ回転した場合には、前記流体通路43に沿って第2吐出口40側へと導水(誘導)された洗浄水が、同様に前記誘導規制部45によって第1吐出口39側へと更に導水されるのを阻止されることになる。
ここで、本実施形態における羽根部材35の構成について以下に詳しく説明する。即ち、羽根部材35は、図6(a)に示すように、略円盤形状をなす円盤部46と、当該円盤部46の中央付近に形成されたハブ部47と、当該ハブ部47の外周面47aから外周方向に延びる複数枚(本実施形態では6枚)の羽根部48とから構成されている。そして、ハブ部47の略中央には貫通孔47bが形成されており、前記羽根部材35は、当該貫通孔47bに前記シャフト28が嵌合されることにより、シャフト28に固定支持されるようになっている。そのため、羽根部材35は、モータMの回転駆動に基づき、前記シャフト28と共に当該シャフト28の軸線S周りを正逆両方向に回転可能とされている。
ところで、羽根部材35が図6(b)に示す比較例の羽根部材80のように構成されていると、次のような問題が発生する。即ち、この比較例の羽根部材80は、略円盤形状をなす円盤部81と、当該円盤部81の中央付近に形成されたハブ部82と、当該ハブ部82の外周面82aから外周に延びる6枚の羽根部83とから構成されている。各羽根部83は、軸線(回転軸線)S側から外周方向に延びるにつれて、A方向に回転した場合に回転方向に対して前面となる一方側面84が次第に後方(即ち、B方向)側に傾斜する曲面状に形成されている。また、前記各羽根部83は、B方向に回転した場合に回転方向に対して前面となる他方側面85が軸線S側から外周方向に延びるにつれて次第に前方(即ち、B方向)側に傾斜する曲面状に形成されている。
そのため、前記羽根部材80がA方向に回転した場合(即ち、食器Dの洗浄行程の場合)には、前記各羽根部83における一方側面84(特に一方側面84の外周側)が外方に向いているため、羽根部材80の回転に基づき発生する遠心力を隣り合う各羽根部83の間に介在する洗浄水に効率良く伝えることができる。しかし、前記羽根部材80がB方向に回転した場合(即ち、洗浄水の排水行程の場合)には、前記各羽根部83における他方側面85の一部(特に他方側面85の外周側)が内方を向いてしまっているため、前記洗浄水に遠心力を効率良く伝達しにくいという問題がある。即ち、比較例の羽根部材80では、ポンプPの回転駆動力を十分に活用できないという問題があった。
このような問題を解決するために、本実施形態の羽根部材35は、次のような特徴的な構成とされている。即ち、前記各羽根部48には、A方向に回転した場合に回転方向に対して前面となる一方側面49と、B方向に回転した場合に回転方向に対して前面となる他方側面50が夫々形成されている。前記各一方側面49は、前記軸線Sから外周方向に向けて次第に回転方向のB方向側に傾斜する曲面状に形成されている。そのため、本実施形態の羽根部材35は、A方向に回転した場合(即ち、食器Dの洗浄行程の場合)には比較例の羽根部材80と同様に効率良く各羽根部48の回転に基づく遠心力を隣り合う各羽根部48の間に介在する洗浄水に伝達できる。即ち、前記洗浄水を効率良くポンプPの外部(本実施形態では前記洗浄室12側)に吐水(供給)できるようになっている。
その一方、前記各羽根部48の他方側面50は、当該各他方側面50のうち前記軸線S側から中途までの基端側部位50aが、軸線Sから外周方向に向けて次第に回転方向のB方向側に傾斜する曲面状に形成されている一方で、前記中途から先端(外周側)までの先端側部位50bが、軸線Sから放射状をなす平面状に形成されている。そのため、本実施形態の羽根部材35は、B方向に回転した場合(即ち、洗浄水の排水行程の場合)には、比較例の羽根部材80と比較して各羽根部48の回転に基づく遠心力を効率良く隣り合う各羽根部48の間に介在する洗浄水に伝達することができる。従って、本実施形態の羽根部材35(他方側面46)は、比較例の羽根部材80(他方側面83)よりも前記洗浄水を効率良くポンプPの外部(本実施形態では機本体11の外部側)に吐水(吐出)できるようになっている。
次に、以上のように構成された本実施形態における食器洗い機10におけるポンプPの作用について以下説明する。
まず、モータMの回転駆動に基づき羽根部材35がA方向に回転すると、吸入口37の近傍には吸入圧領域38が形成されると共に、第1吐出口39の近傍には吐出圧領域41が、また、第2吐出口40の近傍には吐出圧領域42が夫々形成される。そして、貯留槽23に貯留された洗浄水は、貯留槽23から吸水管路24を流動して吸入口37を介してポンプPのハウジング29内に吸水される。すると、前記洗浄水は、羽根部材35の各羽根部48(一方側面49)により流体通路43に導水され、当該流体通路43を羽根部材35の回転方向と同一方向(A方向)に流動する。そして、前記第1吐出口39近傍(吐出圧領域41)まで流動した洗浄水は、当該吐出圧領域41における吐出圧により第1吐出口39からポンプP外(洗浄管路19)に吐水される。
この際において、ハウジング29の周壁部29bには、誘導規制部45が形成されている。そのため、ハウジング29内を流体通路43に沿って第1吐出口39側へ導水ガイドされた洗浄水は、誘導規制部45を越えて第2吐出口40に導水ガイドされることはない。また、前記吸入圧領域38と前記第2吐出口40の吐出圧領域42とは、溝部44を介して連通しており、当該溝部44の中途(即ち、吸入圧領域38と吐出圧領域42との境界部分)には、吸入圧と吐出圧とが相殺されて圧力が生じない部分が形成される。従って、羽根部材35がA方向に回転した場合、ハウジング29内の洗浄水は、積極的に第2吐出口40近傍に導水ガイドされないことから、流体通路43を第2吐出口40近傍まで流動したとしても溝部44から再び吸入圧領域38に導水される。そのため、前記洗浄水は、第2吐出口40からポンプPの外部に吐水されない。たとえ前記洗浄水の一部が第2吐出口40からポンプPの外部(排水管路25)に吐水されたとしても、当該洗浄水は、機本体11に設けられた排水口がポンプPよりも高い位置(本実施形態では略30センチメートル高い位置)に設けられているため、機本体11の外部に排水されることはない。
一方、モータMの回転駆動に基づき羽根部材35がB方向に回転した場合にも、吸入口37の近傍には吸入圧領域38が形成されると共に、第1吐出口39の近傍には吐出圧領域41が、また第2吐出口40の近傍には吐出圧領域42が夫々形成される。そして、貯留槽23に貯留された洗浄水は、貯留槽23から吸水管路24を流動して吸入口37を介してポンプPのハウジング29内に吸水される。すると、前記洗浄水は、羽根部材35の各羽根部48(他方側面50)により流体通路43に導水され、当該流体通路43を羽根部材35の回転方向と同一方向(B方向)に流動する。そして、前記溝部44を流動して前記第2吐出口40近傍(吐出圧領域42)まで流動した洗浄水は、当該吐出圧領域42における吐出圧により第2吐出口40からポンプP外(排水管路25)に吐水される。なお、この際においても、前記洗浄水は、前記誘導規制部45を越えて第1吐出口39に導水ガイドされることはない。
従って、本実施形態では、以下に示す効果を得ることができる。
(1)羽根部材35が回転した場合、ハウジング29内においては、吸入口37の近傍に形成された吸入圧領域38と第2吐出口40の近傍に形成された吐出圧領域42とが溝部(連通路)44を介して連通され、当該溝部44の中途には、吸入圧と吐出圧とが相殺されて圧力が生じない部分が形成されることになる。そのため、前記羽根部材35がA方向(一方)に回転した場合、流体通路43を流動する洗浄水(流体)は、各羽根部48により積極的に第2吐出口40側に誘導されないため、当該溝部44から再び吸入圧領域38に導水される。従って、羽根部材35がA方向に回転した場合、ハウジング29内に吸水された洗浄水を効率良く第1吐出口39からのみポンプPの外部(洗浄室12側)に吐出できる。
一方、羽根部材35がB方向(他方)に回転した場合、ハウジング29内に吸水された洗浄水は、各羽根部48により積極的に第2吐出口40側に誘導されるため、流体通路43を流動し第2吐出口40からポンプPの外部(機本体11の外部)に吐出(排水)される。この場合、前記洗浄水の一部は、第1吐出口39側の吐出圧領域41に流動し、当該第1吐出口39からポンプPの外部(洗浄室12側)に吐出されることになる。しかし、洗浄室12内に吐出(供給)された洗浄水は、貯留槽23に案内され再びハウジング29内に吸水されるため、最終的には第2吐出口40からポンプPの外部に吐出される。従って、2つある吐出口39,40のうち、第1吐出口39からハウジング29内の洗浄水を吐出させる方向へ羽根部材35が回転した場合には、第2吐出口40から前記洗浄水がハウジング29外に吐出されることを、当該第2吐出口40近傍の吐出圧領域42を吸入圧領域38に連通させることにより確実に防止できる。
(2)前記吸入口37は、軸線S上の位置において羽根部材35の吸入口37側に吸入圧領域38が形成されるように設けられ、第2吐出口40は、軸線S方向から見た場合に前記吸入圧領域38の内側となる領域に吐出圧領域42の一部が夫々形成される位置に設けられている。そのため、吸入圧領域38と吐出圧領域42とは接近した位置に形成される。従って、羽根部材35がA方向に回転した場合において、第2吐出口40の近傍で流動する洗浄水を吸入圧領域38側へ速やかに誘導でき、第2吐出口40から吐出されるのを抑制できる。
(3)ハウジング29の周壁部29bの内面に形成された溝部44が連通路として機能するため、連通路(例えば管路等)を別途設けることによるポンプPの組立て時における組立て工程の増加を阻止できる。また、部品点数の増加やポンプPの構成の複雑化を抑制できると共に、ポンプPをコンパクト化でき、食器洗い機10のポンプ室13の省スペース化を図ることができる。
(4)流体通路43において溝部(連通路)44を一部に含んで構成される通路部分43aは、第2吐出口40へ羽根部材35側から吸入圧領域38の一部を通過して連絡するように設けられている。即ち、第2吐出口40の近傍に形成される吐出圧領域42の直近位置で吸入圧領域38との連通構造を形成できる。従って、第2吐出口40の近傍で流動する洗浄水が第2吐出口40から吐出されるのを確実に抑制できる。
(5)羽根部材35がA方向に回転した場合、当該羽根部材35の回転方向と同一方向(A方向)に流体通路43を流動し第1吐出口39側に導水ガイドされた洗浄水が、誘導規制部45を越えて第2吐出口40側に導水ガイドされることを防止できる。また、羽根部材35がB方向に回転した場合、当該羽根部材35の回転方向と同一方向(B方向)に流体通路43を流動し第2吐出口40側に導水ガイドされた洗浄水が、誘導規制部45を越えて第1吐出口39側に導水ガイドされることを防止できる。
(6)羽根部材(ポンプ用羽根部材)35が一方(A方向)側に回転した場合に回転方向に対して前面となる各羽根部48の一方側面49は、軸線Sから外方に向けて次第に他方(B方向)側に傾斜するように形成されている。そのため、羽根部材35がA方向側に回転した場合、各羽根部48は、回転に基づく遠心力を隣り合う各羽根部48の間に介在する洗浄水に効率良く伝達することができる。また、羽根部材35が他方(B方向)側に回転した場合に回転方向に対して前面となる各羽根部48の他方側面50のうち、基端側部位50aは軸線Sから外周側に向けて次第にB方向側に形成するように形成されており、先端側部位50bは軸線Sから外周側に向けて放射状をなすように形成されている。そのため、羽根部材35は、B方向側に回転した場合には比較例の羽根部材80よりも、回転に基づく遠心力を隣り合う各羽根部48の間に介在する洗浄水に効率良く伝達することができる。
なお、本実施形態は以下のような別の実施形態(別例)に変更してもよい。
・前記実施形態において、誘導規制部45は、第1吐出口39と第2吐出口40との間での洗浄水の流動抑制を図れるものならば、前記実施形態に示すような周壁部29bの壁厚を厚くする他に、周壁部29bの内面にブロック体を取着する構成であってもよい。また、この誘導規制部45は、必ずしもハウジング29の周壁部29bの内周面側に設けなくてもよい。
・前記実施形態において、連通路(溝部44)は、図7に示すように、吸入圧領域38と吐出圧領域42とをハウジング29の外部にて連絡させる管路90であってもよい。
・前記実施形態において、吸入口37Aは、図8に示すように、貯留槽23内に貯留されている洗浄水を軸線Sと直交する方向からハウジング29A内に吸水するように突出形成してもよい。この場合、吸入口37近傍に形成される吸入圧領域38Aと第2吐出口40近傍に形成される吐出圧領域42とは、管路(連通路)90Aにより連通されるようになる。
・前記実施形態において、第1吐出口39近傍に形成される吐出圧領域41と吸入口37近傍に形成される吸入圧領域38との間を連通させる連通路(例えば溝部)を設けてもよい。このように構成した場合、羽根部材35が回転すると前記連通路の中途には、吸入圧と吐出圧とが相殺されて圧力が生じない部分が形成される。そのため、羽根部材35がB方向に回転した場合、ハウジング29内の洗浄水は、積極的に第1吐出口39近傍に導水ガイドされないため、当該第1吐出口39からポンプPの外部に吐水されないようになる。
・前記実施形態において、図9(a)に示すように、羽根部材35Aの各羽根部48Aは、その他方側面91の先端側部位91bが回転方向の一方(A方向)側に傾斜するように形成してもよい。また、図9(b)に示すように、羽根部材35Bの各羽根部48Bは、その他方側面92の先端側部位92bが基端側部位92aの回転方向の他方(B方向)側への傾斜と比して緩やかに傾斜するような構成であってもよい。
・前記実施形態において、図9(c)に示すように、羽根部材35Cにおける各羽根部48Cの一方側面93は、軸線Sから外周方向への中途までの平面状の基端側部位93aと当該中途から外周側までの平面状の先端側部位93bから形成される構成であってもよい。
・前記実施形態では、ポンプPは、食器洗い機用ポンプに具体化されているが、任意のポンプに具体化してもよい。この場合、ポンプ内に流入される流体は、水(洗浄水)以外の任意の液体(例えばアルコール等)や気体(例えば空気等)であってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記ポンプハウジングには、流体が前記羽根部材の回転に基づき前記吸入口側から前記第1吐出口側又は前記第2吐出口側の何れか一方へ誘導された場合において、前記流体が前記第1吐出口と前記第2吐出口との間で流動することを規制するための誘導規制部が形成されている請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載のポンプ。
(ロ)回転軸線を中心に回転するハブ部を設け、当該ハブ部の外周面に複数の羽根部を設け、当該各羽根部が前記軸線側から外方側に延びるにつれ、前記各羽根部の回転方向の一方側面を次第に回転方向の他方側に傾斜するように形成する一方で、前記各羽根部の回転方向における他方側面のうち前記軸線側から中途までの基端側部位を次第に回転方向の他方側に傾斜するように形成し、前記中途から先端側までの先端側部位を前記中途近傍における前記基端側部位の傾斜と比して緩やかに傾斜又は回転方向の一方側に傾斜するように形成したポンプ用羽根部材。
(ハ)前記各一方側面は、曲面状をなしている前記技術的思想(ロ)に記載のポンプ用羽根部材。
(ニ)前記各他方側面の基端側部位は、曲面状をなしている前記技術的思想(ロ)又は前記技術的思想(ハ)に記載のポンプ用羽根部材。
(ホ)前記各他方側面の先端側部位は、前記軸線から放射状に延びるように形成されている前記技術的思想(ロ)〜(ニ)のうち何れか一項に記載のポンプ用羽根部材。
本実施形態における食器洗い機の概略縦断面図。 本実施形態におけるポンプの一部断面図。 (a),(b)は共にポンプハウジングの平面図。 本実施形態におけるポンプを軸線方向から見た場合の一部断面図。 図4の5−5線矢視断面図。 (a)は本実施形態における羽根部材の平面図、(b)は比較例の羽根部材の平面図。 別例のポンプ(ポンプハウジング)を示す断面図。 更に別例のポンプを示す断面図。 (a),(b),(c)は共に別例の羽根部材を示す平面図。
符号の説明
29…ポンプハウジング(ハウジング)、35,35A,35B,35C…羽根部材(ポンプ用羽根部材)、37,37A…吸入口、38,38A…吸入圧領域、39…第1吐出口、40…第2吐出口、41…吐出圧領域、42…吐出圧領域、43…流体通路、43a…通路部分、44…溝部(連通路)、45…誘導規制部、47…ハブ部、47a…外周面、48,48A,48B,48C…羽根部、49…一方側面、50…他方側面、50a…基端側部位、50b…先端側部位、80…羽根部材(ポンプ用羽根部材)、82…ハブ部、82a…外周面、83…羽根部、84…一方側部位、85…他方側部位、85a…基端側部位、85b…先端側部位、90,90A…管路(連通路)、90,91,92…他方側面、92a…基端側部位、92b…先端側部位、93…一方側面、P…ポンプ、S…軸線(回転軸線)。

Claims (4)

  1. ポンプハウジング内に所定軸線周りで正逆両方向に回転可能な羽根部材が収容され、前記ポンプハウジングには、前記羽根部材の回転に基づきポンプハウジング外からポンプハウジング内に流体を吸入するための吸入口と、前記吸入口からポンプハウジング内に吸入した流体を前記羽根部材の回転方向と同一方向へ流動させるための流体通路と、前記羽根部材が正逆両方向のうち何れか一方の方向に回転した場合に前記流体通路内から前記ポンプハウジング外に流体を吐出するための第1吐出口と、前記羽根部材が他方の方向に回転した場合に前記流体通路内から前記ポンプハウジング外に流体を吐出するための第2吐出口とが夫々設けられてなるポンプにおいて、
    前記ポンプハウジングには、前記第1吐出口近傍及び前記第2吐出口近傍に形成される各吐出圧領域のうち少なくとも何れか一方の吐出圧領域と前記吸入口近傍に形成される吸入圧領域との間を連通する連通路を設けたポンプ。
  2. 前記吸入口は、前記羽根部材の回転中心となる前記軸線上の位置において前記羽根部材の吸入口側に前記吸入圧領域が形成されるように設けられ、前記第1吐出口及び前記第2吐出口は、前記軸線方向から見た場合に前記吸入圧領域の内側となる領域に前記各吐出圧領域の少なくとも一部が夫々形成される位置に設けられている請求項1に記載のポンプ。
  3. 前記連通路は、前記ポンプハウジングの内面に形成された溝部により構成されている請求項2に記載のポンプ。
  4. 前記流体通路は、前記溝部を一部に含んで構成される通路部分を有しており、当該通路部分は、前記第1吐出口及び第2吐出口のうち当該通路部分が直近で連絡する吐出口へ前記羽根部材側から前記吸入圧領域の一部を通過して連絡するように設けられている請求項3に記載のポンプ。
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