JP2005146959A - インペラ、正逆転ポンプ及び食器洗浄機 - Google Patents

インペラ、正逆転ポンプ及び食器洗浄機 Download PDF

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Abstract

【課題】 2つのポンプを単一のモータで駆動する場合、一方のポンプのみを機能させ他方のポンプを機能させる必要がないときに、モータに掛かる余分な負荷を低減する。
【解決手段】 回転軸2に連結されて回転軸2と共に正逆回転する基体3と、この基体3に同心円状に設けられ回転軸2が一方の回転方向に回転したときにポンプが機能する方向に流体を送り出す複数の羽根4とを備えるインペラ1であって、複数の羽根4は、回転軸2の回転により流体の抵抗を受け流体を移動させることが可能な第1の位置と、この第1の位置よりも流体の抵抗が少ない第2の位置とを、回転軸2の回転方向に応じて選択可能にした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インペラ、正逆転ポンプ及び食器洗浄機に関する。
従来のポンプとして、例えば食器洗浄機等に搭載されているポンプは、一つのモータ(モータ部)の回転軸に洗浄用ポンプと排水用ポンプとを結合したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このポンプによれば、モータを一方向(正方向)へ回転駆動させることにより洗浄用ポンプが機能し、洗浄水タンク内の洗浄水が吸引されてその洗浄水が食器へ向けて吐出され、食器等の洗浄が行われる。また、洗浄作業終了後にモータを他方向(逆方向)へ回転駆動させることにより排水用ポンプが機能し、洗浄水タンク内の洗浄水が吸引されてその洗浄水が食器洗浄機外へ排水される。
このような洗浄用ポンプ及び排水用ポンプは、それぞれポンプ室に設けられたインペラを回転させることによりポンプ機能を発揮している。このような排水用ポンプに使用されるインペラを図6示す。このインペラ101は、複数の羽根102が基体103に形成されており、このインペラ101が回転すると羽根102が洗浄水を押圧し、洗浄水が排水される。
特開平9−131292号公報
しかしながら、例えば、このように洗浄用ポンプと排水用ポンプとが同一の軸に結合されていると、食器の洗浄時には洗浄用ポンプの駆動のみが必要であるにも関わらず、排水用ポンプまで駆動されてしまう。このとき、インペラ101を正方向に回転させることによる羽根102に対する洗浄水の抵抗がモータに余分な負荷として掛かってしまい、洗浄用ポンプに対する駆動力が低下して、洗浄用ポンプから吐出される水量が低下し、洗浄水の散水圧力が低下してしまうという問題がある。
また、洗浄時において、排水用ポンプのインペラ101が正方向に回転することにより、排水用ポンプの排出口から空気を吸い込んでしまうという問題がある。この空気が排水用ポンプのポンプ室内に留まることによって、洗浄水にインペラ101の駆動力が十分伝わらなくなり、排水時の排水用ポンプの吐出性能が低下してしまう。
本発明の目的は、2つのポンプを単一のモータで駆動する場合、一方のポンプのみを機能させ他方のポンプを機能させる必要がないときに、モータに掛かる余分な負荷を低減することが可能なインペラ、このインペラを用いた正逆転ポンプ及びこの正逆転ポンプを用いた食器洗浄機を提供することである。
本発明は、回転軸に連結されて前記回転軸と共に正逆回転する基体と、この基体に同心円状に設けられ前記回転軸が一方の回転方向に回転したときにポンプが機能する方向に流体を送り出す複数の羽根とを備え、前記複数の羽根は、前記回転軸の回転により流体の抵抗を受け流体を移動させることが可能な第1の位置と、前記第1の位置よりも流体の抵抗が少ない第2の位置とを、回転軸の回転方向に応じて選択可能なようにした。
本発明によれば、2つのポンプを単一のモータで駆動する場合、一方のポンプのみを機能させ他方のポンプを機能させる必要がないときに、モータに掛かる余分な負荷を低減することができる。
本発明の一実施の形態を図1ないし図4に基づいて説明する。図1は本実施の形態のインペラであるバケット型インペラを示し、(a)は羽根4が第1の位置に位置付けられた状態を示す水平断面図、(b)は羽根が第2の位置に位置付けられた状態を示す水平断面図である。
図1に示すように、本実施の形態のバケット型インペラ1は、正逆回転自在な回転軸2に連結され回転軸2と共に正逆回転する基体3と、この基体3に回転軸2を中心とした同心円状に設けられた6個のバケット形状の羽根4とを備えている。このバケット型インペラ1は、詳しくは後述するが、食器洗浄機に内蔵される正逆転ポンプに用いられるインペラである。
羽根4には、流体を押して送り出す作用面4aが鉛直方向に形成されている。羽根4の長手方向の一端部は、基体3に設けられた支軸5によって回転軸2の正逆転方向と同じ方向に回動自在に支持されており、これにより、羽根4が基体3に対して回動自在となっている。詳しくは、羽根4は、第1の位置(図1(a))と第2の位置(図1(b))との間で回動自在である。第1の位置は、基体3が一方の方向(本実施の形態では、羽根4を上方から見て反時計回りの方向、図中矢印aの方向、以後逆方向という)に回転するときに作用面4aが流体に対向し、作用面4aが流体を送り出す作用をする位置である。また、第2の位置は、羽根4の自由端側が基体3側に移動し羽根4が基体3に形成された収納部6に収納される位置であって、羽根4が受ける流体の抵抗が第1の位置よりも少ない位置であり、基体3が他方の方向(本実施の形態では、羽根4を上方から見て時計回りの方向、図中矢印bの方向、以後正方向という)に回転するときに羽根が作動(機能)しない位置である。
羽根4の回動方向の前後には、羽根4に当接して羽根4の移動を規制する位置規制部材である突起7が各羽根4に対応して基体3に設けられており、これらの突起7により羽根4が第1の位置及び第2の位置で位置決めされる。
これらの羽根4は、回転軸2とともに基体3が逆方向に回転したときに流体の力を受けて、羽根4を上方から見て時計回りの方向で第2の位置から第1の位置に回動して突起7により位置決めされ、この位置に維持される。そして、羽根4は、回転軸2と共に基体3が正方向に回転したときに流体の力を受けて、羽根4を上方から見て反時計回りの方向で第1の位置から第2の位置に回動して突起7により位置決めされ、この位置に維持される。
次に、このバケット型インペラ1を用いた正逆転ポンプを図2及び図3に基づいて説明する。図2は正逆転ポンプを示す縦断側面図、図3は図2におけるA−A線断面図である。
図2に示すように、正逆転ポンプ10は、モータ一体型のポンプであり、内部に筒状のステータ11を収納したハウジング12、ステータ11内に軸心回りに正逆回転自在に収納されたロータ13、ロータ13の回転軸2に固定されてロータ13と共に正逆回転するバケット型インペラ1を備え、回転軸2が上下方向に延出してバケット型インペラ1が下側に位置する向きに取付けられている。そして、この正逆転ポンプ10は、その上部側が第一のポンプ16とされ、その下部側が第二のポンプ17とされている。
ロータ13の外周部には、インペラとして機能する螺旋状の凹部18が形成されている。この凹部18により、ロータ13の一端側から他端側に向けて螺旋状の流路18aが形成されている。ロータ13の上方側端部には遠心インペラ13aが一体に形成されている。ロータ13の内部には、先端部をステータ11の内周面に対向する向きに配置された複数の永久磁石(図示せず)が設けられている。
ステータ11は、板状の珪素鋼板を積層して形成した筒状のステータコア19、ステータコア19の内周側に放射状に等間隔で一体形成された6個の凸部20、各凸部20に巻かれた巻線21、凸部20と巻線21との間を絶縁するボビン22等により構成されている。
ステータ11の内周側には、アルミニウムやSUS等の非磁性体で薄肉に形成された円筒状のキャン23が取付けられている。キャン23はステータ11に対する防水機能を有し、キャン23の上方側端部とハウジング12との間にはOリング24が介装され、キャン23の下方側端部とハウジング12との間にはOリング25が介装されている。
ハウジング12の上方側端部には遠心インペラ13aの上方を覆う上部ケース26が固定され、この上部ケース26内の遠心インペラ13aの周囲の空間が圧力室27とされている。
ハウジング12の下端部には、ロータ13が正回転したときにキャン23内へ流体を吸入する第一の吸入口28が設けられている。ハウジング12の上端部に設けられている圧力室27には、第一の吸入口28から吸入された流体が流路18aに沿って上昇して圧力室27内に入り込んだ後、その流体が圧力室27から吐き出される第一の吐出口30が設けられている。
ハウジング12の下方側端部にはバケット型インペラ1の下方を覆う下部ケース32が固定され、この下部ケース32内のバケット型インペラ1の周囲の空間がポンプ室33とされている。
ポンプ室33には、ロータ13及び回転軸2が逆回転したときに、流体をポンプ室33へ吸入する第二の吸入口34が設けられている。さらに、ポンプ室33には、図3に示すように、第二の吸入口34から吸入された流体が吐き出される第二の吐出口36が設けられている。
図2に示すように、上述した第一のポンプ16は、ステータ11、ロータ13、上部ケース26、圧力室27、第一の吸入口28、第一の吐出口30等により構成されている。また、上述した第二のポンプ17は、バケット型インペラ1、下部ケース32、ポンプ室33、第二の吸入口34、第二の吐出口36等により構成されている。また、ステータ11、ロータ13などによりモータであるモータ部51が構成されている。第一のポンプ16と第二のポンプ17との間にはこれらの第一・第二のポンプ16,17を仕切る仕切板37が設けられている。この仕切板37を回転軸2が貫通し、回転軸2の周囲にはキャン23内とポンプ室33とを連通する連通穴38が形成されている。
回転軸2の上下は、軸受40,41により軸支されている。
この構造では、ステータ11の巻線21への通電が開始されると、ロータ13とバケット型インペラ1とが回転軸2とともに正回転を開始する。この回転により、ロータ13の流路18a内の流体が流路18aに沿って上昇し、上昇した流体は遠心インペラ13aにより加圧されて第一の吐出口30から吐き出される。また、流路18a内の流体が上昇することにより、第一の吸入口28から流体がキャン23内に流入し、この流体も流路18a内を上昇して第一の吐出口30から吐き出される。
このとき、回転軸2が正回転することにより、バケット型インペラ1の羽根4が流体の力を受けて第1の位置から第2の位置に移動して突起7により位置決めされ、この位置に維持される。このときには、羽根4が第1の位置に位置しているときよりも羽根4に掛かる流体の抵抗が小いので、これにより、モータ部51へ掛かる余分な負荷が低減される。
次に、巻線21に対する通電パターンが切り替えられ、ロータ13とバケット型インペラ1とが回転軸2とともに逆回転すると、羽根4は、流体の力を受けて第2の位置から第1の位置に移動して突起7により位置決めされ、この位置に維持される。これによりバケット型インペラ1の羽根4の作用面4aがポンプ室33内の洗浄水に対して略直角に衝突し、ポンプ室33内の流体は第二の吐出口36からポンプ室33外へ送り出される。また、これにより、第二の吸入口34から流体がポンプ室33へ吸い込まれる。このように、回転軸2が逆回転したときには、バケット型インペラ1の羽根4が第1の位置に位置付けられてこの位置に維持され、第二のポンプ17が機能することとなる。
次に、この正逆転ポンプ10を内蔵する食器洗浄機を図4に基づいて説明する。図4は食器洗浄機の全体構成を示す縦断側面図である。
図4に示すように、食器洗浄機61は、食器籠62に載置された食器63が収納される食器収納部64、食器収納部64の下方に配置されて流体である洗浄水が吐出する複数のノズル65が設けられたノズル体66、ノズル体66の下方に配置された洗浄水を貯留する貯留タンク67、貯留タンク67内の洗浄水をノズル65から吐出させる機能と貯留タンク67内の洗浄水を食器洗浄機61外へ排出する機能とを備えた正逆転ポンプ10等を備えている。なお、食器洗浄機61には洗浄水を供給するための水道管(図示せず)が接続されている。また、食器洗浄機61の正面には開閉自在な扉68が設けられ、この扉68を開放することにより食器収納部64への食器63の出し入れを行える。
正逆転ポンプ10における第一のポンプ16の第一の吸入口28は、第一の吸入パイプ69により貯留タンク67に接続されている。第一のポンプ16の第一の吐出口30は、供給パイプ70によりノズル体66に接続されている。正逆転ポンプ10における第二のポンプ17の第二の吸入口34は、第二の吸入パイプ71により貯留タンク67に接続されている。また、第二のポンプ17の第二の吐出口36には、洗浄水を食器洗浄機61外へ排水するための排水パイプ(図示せず)が接続されている。
貯留タンク67の上方には、残滓を捕捉するフィルタ72が配置されている。また、貯留タンク67内には、この貯留タンク67内に貯留された洗浄水を設定温度に加熱するヒータ73が設けられている。
このような構成において、洗浄する食器63を食器籠62に載置して食器収納部64に収納し、図示しない洗浄スタートボタンを押すと、図示しない制御部からの制御により、貯留タンク67内への洗浄水の供給、供給した洗浄水のヒータ73による加熱等が自動的に行われる。洗浄水の水温が設定温度に上昇するとステータ11の巻線21への通電が開始され、ロータ13とバケット型インペラ1とが回転軸2とともに正回転を開始する。
この回転により、第一の吸入パイプ69を介して貯留タンク67内の洗浄水が第一のポンプ16内に吸入され、吸入された洗浄水が第一のポンプ16の第一の吐出口30から供給パイプ70へ吐き出され、供給パイプ70内を流れてノズル体66へ供給され、ノズル体66のノズル65から食器63に向けて吐出され、食器63の洗浄が行われる。
ノズル65から吐出された洗浄水は食器63を洗浄した後に貯留タンク67内に戻り、貯留タンク67内の洗浄水は第一の吸入パイプ69内を流れて第一の吸入口28から第一のポンプ16内へ流入し、再びノズル65から食器63に向けて吐出される。このようにして貯留タンク67内の洗浄水が循環され、食器63の洗浄が行われる。
このとき、回転軸2が正回転することにより、バケット型インペラ1の羽根4は、第2の位置に位置付けられ、この位置に維持されている。このときには、羽根4が第1の位置に位置している場合に比べて羽根4に掛かる洗浄水の抵抗が小さい。これにより、モータ部51へ掛かる余分な負荷が低減される。
また、このとき、羽根4への洗浄水の抵抗が小さくなっていることにより、羽根4による流体を第二の吐出口36からポンプ室33内への吸い込む力は小さいので、第二の吐出口36からポンプ室33内への空気の吸い込みを少なくすることができる。これにより、仕切板37の連通穴38を介しての第二のポンプ17から第一のポンプ16への空気の移動が少なくなる。ここで、第一のポンプ16へ空気が入り込みむと第一のポンプ16の吐出性能の低下が引き起こされるが、本実施の形態ではこのように第一のポンプ16への空気の移動が少ないので、第一のポンプ16の吐出性能の低下が抑えられる。
つぎに、ロータ13を正回転させる食器63の洗浄を開始してから所定時間が経過すると、制御部からの制御により巻線21に対する通電パターンが切り替えられ、ロータ13とバケット型インペラ1とが回転軸2とともに逆回転を開始する。
バケット型インペラ1が逆回転することにより、羽根4は、第1の位置に位置付けられ、この位置に維持される。この状態でのバケット型インペラ1の回転により、貯留タンク67内の洗浄水が第二の吸入パイプ71を介して第二のポンプ17内へ吸引され、吸引された洗浄水は第二の吐出口36から排水パイプ内へ送り込まれ、食器洗浄機61外へ排水される。このとき、第一のポンプ16内の洗浄水は、仕切板37の連通穴38を通ってポンプ室33内に流入し、排水される。
このように、本実施の形態においては、羽根4は、回転軸2の回転により流体の抵抗を受け流体を移動させることが可能な第1の位置と、この第1の位置よりも流体の抵抗が少ない第2の位置とを、回転軸2の回転方向(正逆方向)に応じて選択可能であるので、2つのポンプ16,17を単一のモータ部51で駆動する場合、第一のポンプ16のみを機能させ第二のポンプ17を機能させる必要がないときに、モータ部51に掛かる余分な負荷を低減することができる。
また、本実施の形態においては、基体3には、複数の羽根4に対応して位置規制部材である突起7が設けられ、羽根4は、その長手方向の一端部が基体3に支軸5により回動可能に支持され、回転軸2の一方の回転方向(本実施の形態では、逆方向)への回転により、支軸5を中心にして第1の位置に回動し、突起7によりその位置を維持することが可能なことにより、羽根4の回動構造が簡単に実現できる。
なお、本実施の形態では、第二のポンプ17の羽根4を回動自在に設けた例を説明したが、これに限るものではなく、第一のポンプ16の機能をそのままにして構造を第二のポンプ17と同様にして、第一のポンプ16の羽根4を回動自在に設けてもよい。
本発明の一実施の形態のバケット型インペラを示し、(a)は羽根が第1の位置に位置付けられた状態を示す水平断面図、(b)は羽根が第2の位置に位置付けられた状態を示す水平断面図である。 正逆転ポンプを示す縦断側面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 食器洗浄機の全体構成を示す縦断側面図である。 従来のインペラを示す平面図である。
符号の説明
1 バケット型インペラ(インペラ)
2 回転軸
3 基体
4 羽根
5 支軸
7 突起(位置規制部材)
10 正逆転ポンプ
16 第一のポンプ
17 第二のポンプ
61 食器洗浄機

Claims (4)

  1. ポンプに用いられ、回転軸に連結されて前記回転軸と共に正逆回転する基体と、この基体に同心円状に設けられ前記回転軸が一方の回転方向に回転したときに前記ポンプが機能する方向に流体を送り出す複数の羽根とを備えるインペラにおいて、
    前記複数の羽根は、前記回転軸の回転により流体の抵抗を受け流体を移動させることが可能な第1の位置と、前記第1の位置よりも流体の抵抗が少ない第2の位置とを、回転軸の回転方向に応じて選択可能なことを特徴とするインペラ。
  2. 前記基体には、前記複数の羽根に対応して位置規制部材が設けられ、
    前記羽根は、その長手方向の一端部が前記基体に支軸により回動可能に支持され、前記回転軸の一方の回転方向への回転により、前記支軸を中心にして前記第1の位置に回動し、前記位置規制部材によりその位置を維持することが可能なことを特徴とする請求項1記載のインペラ。
  3. 正逆回転される回転軸と、この回転軸に連結されて前記回転軸と共に正逆回転するインペラを有する2つのポンプとを備え、前記回転軸を一方の回転方向に回転させることにより2つの前記ポンプのうちの一方が機能し、前記回転軸を他方の回転方向に回転させることにより2つの前記ポンプのうちの他方が機能する正逆転ポンプにおいて、
    2つの前記ポンプのうちの少なくとも一方の前記インペラは、請求項1又は2記載のインペラであることを特徴とする正逆転ポンプ。
  4. 食器洗浄のために洗浄水を吐出する第一のポンプ及び洗浄水を排水する第二のポンプの2つのポンプを正逆回転自在な単一の回転軸に連結した正逆転ポンプを備え、前記回転軸を一方の回転方向に回転させることにより前記第一及び第二のポンプのうちの一方が機能し、前記回転軸を他方の回転方向に回転させることにより前記第一及び第二のポンプのうちの他方が機能する食器洗浄機において、
    前記正逆転ポンプは、請求項3記載の正逆転ポンプであることを特徴とする食器洗浄機。
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