JP2003230527A - ポンプ及び洗浄装置 - Google Patents
ポンプ及び洗浄装置Info
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Abstract
きるポンプ、及びそのポンプを用いた洗浄性能に優れる
洗浄装置を提供する。 【解決手段】 流体の吸水口11を有するモータ部10
と、洗浄水を吐出する洗浄水用吐出口31を有するポン
プ部30とが一体に構成されたポンプであり、モータ部
10には固定子12の内周に磁性体22を有する回転子
20が回転自在に配され、また、回転子20の軸近傍に
吸水口11からポンプ部30への流水路19が設けら
れ、ポンプ部には回転子20の回転と共に回転して流水
路19からの流体を洗浄水として洗浄水用吐出口31へ
送る羽根車23が設けられ、洗浄水用吐出口31近傍に
洗浄水中に気泡を混合するための気泡発生部38を設け
る。
Description
浄装置に用いる洗浄ポンプに適する、洗浄力の強い洗浄
水を供給し、また洗浄後の汚水を外部に排出するポン
プ、及びそのポンプを用いた洗浄性能に優れる洗浄装置
に関するものである。
浄ポンプは、洗浄装置の洗浄槽に収納された洗浄物を洗
浄するための洗浄水を加圧水として洗浄槽に供給し循環
させる機能と、洗浄後の汚水を外部に排出する機能を1
台のポンプで満たすために、ポンプモータの正転又は逆
転運転に応じてこの2つの機能を備えたポンプが一般に
使用されている。
プの1例である、ポンプ100の縦断面図である。
るモータ部10と、洗浄水用吐出口31と汚水用吐出口
32の2カ所の吐出口を有するポンプ部30とからな
り、上側のケーシング(A)46と下側のケーシング
(B)47がパッキン48を挟みポンプ部30を密閉
し、固定軸27を中心に立形一体に構成されている。
構成するものであり、固定子12と、固定子12の内周
に固定軸27を中心として磁性体22を有する回転子2
0が回転自在に配され、回転子20の軸近傍に吸水口1
1からの流水路19が設けられている。
された巻線14とからなり、モータ駆動用の回路基板1
5が固定子12の上部に配され、全体がモールド樹脂1
6によりモールド成形され電気部品及び巻線14の耐水
性を向上している。
0内で回転するように正転用羽根33と逆転用羽根車羽
根34を有する羽根車23が接続され、正転用羽根33
が羽根車基部24の流水路19側に配されポンプ部30
の上部にある正転ポンプ室40内に位置し、逆転用羽根
34は羽根車基部24のポンプ部30の底部側に配され
て、ポンプ部30の底部にケーシング(B)47の隔壁
49によって形成された逆転ポンプ室41内に設けられ
ている。
の吸引作用により吸水口11から吸引された洗浄水が流
水路19経て正転ポンプ室40に流入し、正転用羽根3
3の遠心作用によって正転ポンプ室40に一方向の旋回
流が発生し、加圧水36を形成し吐出管37を経て洗浄
水用吐出口31から吐出され、洗浄槽に供給する。
用羽根34の回転により吸引作用が働き、吸水口11か
ら吸引された汚水は、流水路19を流れて羽根車基部2
4の通水孔24aを通過し逆転ポンプ室41内に流入
し、逆転用羽根34の送水作用により汚水用吐出口32
からポンプ100の外部に排出されるものである。
ンプとしては、図8の縦断面図に示すポンプ200を例
示することができる。
と、洗浄水用吸水口73と洗浄水用吐出口76とを有す
る洗浄水用ポンプ室70と汚水用吸水口83と汚水用吐
出口84とを有する汚水用ポンプ室80からなるポンプ
部60とから構成され、モータ部51とポンプ部60は
ねじ止めされ締結されている。
に回転自在に配された回転子54とからなるモータ52
からなり、ポンプ部60では、ケーシング61とケーシ
ング62が隔壁63を介して洗浄水用ポンプ室70と汚
水用ポンプ室80とを区画形成し、回転子54の回転軸
55に連結された羽根車71が設けられている。
根85とが設けられ、正転用羽根74は洗浄水用ポンプ
室70に、また逆転用羽根85は汚水用ポンプ室80に
配されている。
の吸引作用により洗浄水用吸水口73から吸引された洗
浄水77が、洗浄水用ポンプ室72において正転用羽根
74の遠心作用によって加圧水78を形成し、吐出管7
5を経て洗浄水用吐出口76から吐出され、洗浄槽に供
給する。
根85の吸引作用がによって汚水用吸水口83から吸引
された汚水は、汚水用ポンプ室80内において逆転用羽
根85の回転により水流を形成し、汚水用吐出口84か
らポンプ200の外部に排出するものである。
た一般的な食器洗い機300の構造を示す概略図であ
る。
面に食器類を出し入れするための開閉自在のドア110
を備えた密閉可能な洗浄槽111と、洗浄槽111内の
テーブル112上に設置される食器類113をセットす
るラック114と、洗浄水115及び洗浄後の汚水11
6を回収して溜める水槽117と、洗浄槽111の下部
中央に設けられた洗浄水115の噴射孔119を複数備
えた回転式洗浄ノズル118と、洗浄水115を洗浄ノ
ズル118に供給しかつ洗浄後の汚水116を機外に排
出するポンプ100、さらに洗浄後の食器類113を乾
燥する乾燥用温風ファン121、温風を機外に排出する
排気ダクト126と、洗い、すすぎ、乾燥の洗浄工程を
制御する制御回路122が食器洗い機300の本体内に
内蔵され、ポンプ100には洗浄水115を水槽117
に供給する水道や給湯器からの給水管123と汚水を排
水する排水管124が接続されている。
類113を収納したラック114をテーブル112上の
所定位置に配置した後、食器用洗剤が投入された水槽1
17に所定量の洗浄水115が給水管123から供給さ
れ溜められポンプ100の運転を開始し、ポンプ100
の正転運転により吸水口11から吸引された洗浄水11
5が洗浄水用吐出口31から加圧水となって吐出され、
供給管120を圧送され洗浄ノズル118に加圧状態で
送られ噴射孔119から食器類113に噴射される。
を所定時間循環し食器類113の洗浄が終了すると、ポ
ンプ100が逆転運転し水槽117に回収された洗浄後
の汚水116がポンプ100の吸水口11から吸引さ
れ、汚水用吐出口32から排水管124を通じて機外に
排出され、洗浄工程を終了する。
の動作であり、洗浄水として水道水を使用し、ポンプ1
00の正転運転により水槽117に溜められた水道水を
加圧水として噴射ノズル118から噴射し、食器類11
3に付着した洗剤や食品の残渣を洗い流し、ポンプ10
0の逆転運転により水槽117に回収されたすすぎ終了
後の汚水を、排水管124から機外に排出する。
ン121が作動し食器類の乾燥が行われ一連の食器洗い
工程が完了する。なお、一連の食器洗い工程におけるポ
ンプ100の運転や水量、洗浄時間、温度などの制御
は、操作パネル125の設定に従い制御回路122を通
じて行われる。
機300では、ポンプ100の運転により圧送された洗
浄水115が回転式洗浄ノズル118の噴射孔119か
ら食器類113に噴射され洗浄するものであり、食器類
113に噴射される洗浄水115は洗浄工程ではポンプ
により加圧された洗剤を含んだ加圧水であり、すすぎ工
程では水道水の加圧水であって、その水圧を利用して食
器類の汚れを洗い落とすものである。
合は、洗浄水を大量に使用して時間をかけて食器類に噴
射したり、洗剤を多く使用して洗浄しているが、噴射す
る洗浄水の洗浄力が弱く充分な洗浄に至っていないこと
がある。また、洗浄後のすすぎ洗いにも長時間をかけ多
量の水と時間を要し、水道水や洗剤、電力等のエネルギ
ー、時間の浪費となっている。
力を向上しようとしても、ポンプの圧送能力には限界が
あり洗浄性能はほとんど改善されないという課題があ
り、また大形ポンプを使用すれば噴射圧力は上昇し洗浄
能力は向上するが、装置の大型化、電力や水の消費量増
大、騒音発生等の問題を招くことになる。
鑑みなされたもので、食器洗い機等の洗浄装置に用いる
のに適する洗浄力を強化した洗浄水を発生することがで
きるポンプ、及びそのポンプを用いることにより洗浄性
能に優れ、洗浄水や洗剤の使用量を低減し、洗浄時間の
短縮し電力等のエネルギーを節減することのできる洗浄
装置を提供することを目的とする。
水によって洗浄槽に収納された洗浄物を洗浄する洗浄装
置に用いられ、前記洗浄槽に洗浄水を供給するポンプで
あって、前記ポンプが、流体の吸水口を有するモータ部
と、洗浄水を吐出する洗浄水用吐出口を有するポンプ部
とが一体に構成され、前記モータ部には、固定子の内周
に磁性体を有する回転子が回転自在に配され、また、前
記回転子の軸近傍に前記吸水口から前記ポンプ部への流
水路が設けられ、前記ポンプ部には、前記回転子の回転
と共に回転して、前記流水路からの流体を洗浄水として
前記洗浄水用吐出口へ送る羽根車が設けられ、前記洗浄
水用吐出口近傍に、洗浄水中に気泡を混合するための気
泡発生部が設けられたことを特徴とするポンプである。
ポンプが、回転子の軸近傍に吸水口からポンプ部への流
水路が設けられ、その流水路からの流体を洗浄水として
洗浄水用吐出口へ送ることができるので、ポンプは効率
良く洗浄水を洗浄槽に加圧水として圧送することがで
き、かつ洗浄水用吐出口近傍に洗浄水中に気泡を混合す
るための気泡発生部が設けられているので、洗浄水中に
気泡を含んだ洗浄力の強い洗浄水を洗浄槽に送ることが
できる。
と共に噴射される(以下、気泡を含む加圧水を「キャビ
テーションジェット水」という)と、気泡が洗浄物表面
に衝突し破壊され気泡中の空気が放出される際に、気泡
の破壊力が洗浄物表面に付着する「汚れ」を浮かせて洗
い落とす作用をするもので、同時に洗剤による界面活性
作用と加圧水による「汚れ」の除去作用とが相互に働
き、強い洗浄力を発揮するものである。
に収納された洗浄物を洗浄する洗浄装置に用いられ、前
記洗浄槽に洗浄水を供給するポンプであって、前記ポン
プが、 流体の吸水口を有するモータ部と、洗浄水を吐
出する洗浄水用吐出口を有するポンプ部とが一体に構成
され、前記モータ部には、固定子の内周に磁性体を有す
る回転子が回転自在に配され、また、前記回転子の軸近
傍に前記吸水口から前記ポンプ部への流水路が設けら
れ、前記ポンプ部には、前記回転子の回転と共に回転し
て、前記流水路からの流体を洗浄水として前記洗浄水用
吐出口へ送る羽根車が設けられ、前記羽根車から送られ
た洗浄水が前記洗浄水用吐出口に至るまでの箇所に、前
記洗浄水中に気泡を混合するための気泡発生部が設けら
れたことを特徴とするポンプである。
ポンプが、回転子の軸近傍に吸水口からポンプ部への流
水路が設けられ、その流水路からの流体を洗浄水として
洗浄水用吐出口へ送ることができるので、ポンプは効率
良く洗浄水を洗浄槽に加圧水として圧送することがで
き、かつ前記羽根車から送られた洗浄水は、前記洗浄水
用吐出口に至るまでの箇所に設けられた気泡発生部にお
いて気泡が混合され、洗浄力の強いキャビテーションジ
ェット水を洗浄槽に供給することができる。
浄水中への気泡の混合比率を調整し、もしくは気体を混
合させる混合状態と混合させない非混合状態の切換がで
きる切換部が備えられたことを特徴とする請求項1又は
2に記載のポンプである。
ット水中の気泡混合量の調整や、洗浄水中への気体混合
状態と非混合状態に切換えることによりキャビテーショ
ンジェット水と気泡を含まないの加圧水との切換、ある
いはキャビテーションジェット水の発生を連続、断続的
とするかなどの切換ができるので、洗浄力の強弱を自由
に調整して用途に応じたキャビテーションジェット水の
強弱や発生状態、通常加圧水との使い分けが自由に選択
できる。
発生部内部、或いは前記気泡発生部から発生した気体の
下流部に設けたことを特徴とする請求項3に記載のポン
プである。
部、或いはその下流部に設けることができるので、気泡
発生部や切換部の配置に自由度が増し、ポンプのコンパ
クト化や洗浄装置への組み込み性が向上する。
後の汚水を排出する汚水用吐出口も有し、前記羽根車
は、正転用羽根と逆転用羽根とを有し、前記羽根車の正
転時には前記流水路からの流体を前記洗浄水用吐出口へ
洗浄水として供給し、前記羽根車の逆転時には前記流水
路からの流体を汚水として前記汚水用吐出口へ排出する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のポン
プである。
逆転運転による羽根車の回転方向に応じ、正転時には効
率良く洗浄槽にキャビテーションジェット水を送ること
ができ、逆転時には洗浄後の汚水を機外に排水すること
ができる。
に収納された洗浄物を洗浄する洗浄装置に用いられ、前
記洗浄槽に洗浄水を供給するポンプであって、前記ポン
プが、モータ部と、吸水口と吐出口とを有するポンプ部
とから構成され、前記モータ部では、固定子と、その内
周に回転子が回転自在に配され、前記ポンプ部では、前
記回転子の回転と共に回転して、前記吸水口からの流体
を前記吐出口へ送る羽根車が設けられ、前記吐出口近傍
に、洗浄水中に気泡を混合するための気泡発生部が設け
られたことを特徴とするポンプである。
ポンプが、ポンプ部に設けられた羽根車が、モータ部の
回転子の回転と共に回転して吸水口からの流体を吐出口
へ送ることができるので、請求項1の発明と同様に効率
良く洗浄水を洗浄槽に加圧水として圧送することがで
き、かつ洗浄水用吐出口近傍に洗浄水中に気泡を混合す
るための気泡発生部が設けられて洗浄水中に気泡を混合
することができるので、洗浄水中に気泡を含んだ洗浄力
の強いキャビテーションジェット水を洗浄槽に送ること
ができる。
浄水中への気泡の混合比率を調整し、もしくは気体を混
合させる混合状態と混合させない非混合状態の切換がで
きる切換部が備えられたことを特徴とする請求項6に記
載のポンプである。
ット水の気泡混合比率や強弱の調整、加圧洗浄水との切
換などの選択ができ、洗浄力の強弱を自由に調整して用
途に応じたキャビテーションジェット水の強弱や発生状
態、通常加圧水との使い分けが自由に選択できる。
発生部内部、或いは前記気泡発生部から発生した気体の
下流部に設けたことを特徴とする請求項7に記載のポン
プである。
部、或いはその下流部に設けることができるので、気泡
発生部や切換部の配置に自由度が増し、ポンプのコンパ
クト化や洗浄装置への組み込み性が向上する。
浄水用吸水口と洗浄水用吐出口とを有する洗浄水用ポン
プ室と、汚水用吸水口と汚水用吐出口とを有する汚水用
ポンプ室とが隔壁を介して配され、前記羽根車の正転時
には前記洗浄水用ポンプ室に配された正転用羽根が前記
洗浄水用吸水口からの洗浄水を前記洗浄水用吐出口へ供
給し、また、前記羽根車の逆転時には前記汚水用ポンプ
室に配された逆転用羽根が前記汚水用吸水口からの汚水
を前記汚水用吐出口から排出することを特徴とする請求
項6〜8のいずれかに記載のポンプである。
逆転運転による羽根車の回転方向に応じ、正転時には洗
浄水用ポンプ室から効率良く洗浄槽にキャビテーション
ジェット水を送ることができ、逆転時には洗浄後の汚水
を汚水用ポンプ室から機外に排水することができる。
れか1項に記載のポンプを用いたことを特徴とする洗浄
装置である。
浄物を、キャビテーションジェット水により強力に洗浄
し、油汚れなどの著しい「汚れ」を完全に洗い落とすこ
とができ、またその洗浄後の汚水の排水性を良好にする
ことができるので、洗浄水と汚水が混ざることなく洗浄
性がより向上し、洗浄時間の短縮、水や洗剤、電力等の
エネルギーの節減ができる。さらに、洗浄の用途に応じ
たキャビテーションジェット水の使い分けができるの
で、洗浄装置の用途が多様化し、かつ使い勝手のよい洗
浄装置が得られる。
洗い機であることを特徴とする請求項10に記載の洗浄
装置である。
器類を、キャビテーションジェット水により強力に洗浄
し、汚れを完全に洗い落とすことができる洗浄性能に優
れる食器洗いを得られる。さらに、食器類の汚れ程度や
数量などの用途に応じたキャビテーションジェット水の
使い分けができ、使用者のニーズを満足する食器洗い機
を提供することができる。
に基づき説明する。
態のポンプ1の縦断面図である。
ータ部10と、洗浄水を吐出する洗浄水用吐出口31と
洗浄後の汚水を排出する汚水用吐出口32を有するポン
プ部30とからなり、上下のケーシング(A)46とケ
ーシング(B)47の間にパッキン48を挟み、ポンプ
部30を密閉して固定軸27を中心にして立形一体に構
成されている。
浄水用吐出口31近傍には、気泡を発生し吐出管37を
流れる洗浄水に気泡を混合するための気泡発生部38が
設けられ、またその気泡発生部38には気泡の混合比率
を調整し、もしくは気体を混合させる混合状態と混合さ
せない非混合状態の切換を行うための切換部が具備され
ている。
構成するものであり、ケーシング(A)46の外周に沿
って設けられた固定子12と、固定子12内側のケーシ
ング(A)46内に固定軸27を中心として回転自在に
配された回転子20とからなり、回転子20の軸の上方
には吸水口11がケーシング(A)46により形成され
ている。
された巻線14とからなり、モータ駆動用の回路基板1
5が固定子12の上部に配され、全体がモールド樹脂1
6によりモールド成形され電気部品及び巻線コイル14
の耐水性を改善し、ポンプの耐久性を向上している。
た永久磁石22と、ポンプ部30内で回転するように回
転軸21に接続された羽根車23とからなり、回転軸2
1の外周部には軸と平行して流水路19が形成されてい
る。
れたアダプター25と一体化された軸受け部26と、ケ
ーシング(B)47の軸受け部の間に支持された固定軸
27に、回転軸21を介して直接取り付けられ、モータ
部10の内部に収納されている。
「ポリフェニレンサルファイド(PPS)」などの樹脂
により成形されているので、回転子20は固定軸27に
対して回転自在になっている。
に回転して、流水路19からの流体を洗浄水として洗浄
水用吐出口31へ送る羽根車23が設けられ、羽根車2
3は回転軸21に続く羽根車基部24の流水路19側に
正転用羽根33が配され、羽根車基部24のポンプ部3
0の底部側に逆転用羽根34が配され、それぞれが羽根
車基部24と接続され一体化されている。
にある正転ポンプ室40内に位置し、また逆転用羽根3
4はポンプ部30の底部にケーシング(B)47の隔壁
49によって区画された逆転ポンプ室41内に設けら
れ、ケーシング(B)47のスペースを有効に利用して
いる。
ガル形羽根と、逆転用羽根34のウエスコ形羽根が、羽
根車基部24を上下に挟み一体化された羽根車基部の構
造を示すものであり、図2(a)は平面図、図2(b)
は図2(a)のX−Y断面図、図2(c)は底面図であ
る。
根形状Aと羽根形状Bを交互に等間隔で配したセントリ
ヒューガル形羽根の正転用羽根33が羽根車基部24の
上部に、羽根形状Cを有するウエスコ形羽根の逆転用羽
根34が下部に配されて一体化され、上下のポンプ室を
連通する通水孔24aが設けられている。
ューガル形羽根であると、流水路19から正転ポンプ室
40に流れてくる流体に対し遠心作用が高く、流体を効
率良く加圧水に形成し洗浄用吐出口31に圧送すること
ができ、また、逆転用羽根34がウエスコ形羽根である
と、逆転ポンプ室内に流れ込む流体に渦が発生しやす
く、汚水用吐出口32へ向かう水流を形成しやすくなり
ポンプ内の排水性を向上し、しかも羽根車23をコンパ
クトにすることができ好ましい。
けられた大気中に開放された吸気孔39を有し、吐出管
37中を流れる加圧水36により発生する吸引力により
大気が吸気孔39から吐出管37の流水中に吸引され、
空気は加圧水中で細分化されて無数の気泡となり洗浄水
用吐出口31から加圧水と一緒にポンプ1外部に吐出さ
れる。
サーなどの気体供給源を吸気孔39に接続して、強制的
に気体を加圧水36中に混入し気泡を形成してもよい。
また、気泡の形成、大きさの調整は、吐出管37の水流
中に設けた網目状体や多孔質体、流水方向に開口したハ
ニカム構造体などの気泡化手段に空気を含んだ加圧水を
通過させて気泡を調整することもできる。
は、吸気孔39の開放部を開閉自在にする開閉弁を備え
たもので、吐出管37を流れる加圧水中への気泡混入の
有無、混合量などの混合比率を自在に調整することがで
きるものである。
への通電により回転子20が駆動し、ポンプ部30にお
いて羽根車23の回転により、吸水口11から流体を吸
引し吐出口から吐出する。
ガル形羽根を用いた正転用羽根33の吸引作用により吸
水口11から吸引された洗浄水が、流水路19を流れて
正転ポンプ室40に流入し、正転用羽根33の遠心作用
によって正転ポンプ室40に一方向の旋回流が発生し、
ポンプ部吐出孔35を通過した水が加圧水36を形成
し、吐出管37を経て洗浄用吐出口31方向に圧送され
る。
泡発生部38において大気が吸引され加圧水36中に気
泡が形成され、気泡を含むキャビテーションジェット水
50となって洗浄水用吐出口31から吐出される。この
際、切換部により気泡の混合比率が調整され、気泡を含
まない通常水の加圧水を吐出することもできる。
転用羽根34も同時に回転するが、逆転ポンプ室41内
に流れ込む水量が少なく、ウエスコ形羽根による渦は発
生しないため、吸水口11から吸引された洗浄水は、正
転用羽根33の作用により洗浄水用吐出口31に送られ
る。
逆転用羽根34の吸引作用が働き、吸水口11から吸引
された汚水は、流水路19を流れて羽根車基部24の通
水孔24aを通過し逆転ポンプ室41内に流入し、回転
するウエスコ形羽根が通過した後に渦を発生し、逆転ポ
ンプ室41内を旋回する水流29を形成して汚水用吐出
口32からポンプ1の外部に排出される。
33も回転するが、正転用羽根33は遠心作用を発生し
ないため、吸水口11から吸引された汚水は、逆転用羽
根34の送水作用により汚水用吐出口32から吐出され
る。
タ部10の内周部に収納され、かつ回転子20に沿って
流水路19が形成され、それに続くポンプ部30が一体
に構成されているので、回転子20の構造や流水路19
が簡略化され、ポンプ1を小形、軽量化するだけでな
く、ポンプ効率が向上し効率良く加圧水を発生すること
ができる。
車23に備え、回転子20の回転方向に応じて送水機能
するので、羽根車23の占める容積が縮小されポンプ部
30をコンパクトな構造にし、さらに、逆転ポンプ室4
1はポンプ部40の底部に設けられているので、逆転用
羽根34により室内に生じた水流29のポンプ外部への
排水性は良好となり、ポンプ内の残水量は大幅に低減さ
れ、洗浄水と汚水の混ざりを防ぐことができる。
経路に設けられるので、加圧水の吸引力を利用した簡単
な構成で気泡を含むキャビテーションジェット水50を
確実に発生することができる。気泡発生部38はポンプ
部30の下流にあり、ポンプ室内に「エア混入」が発生
することがなく、ポンプ室での騒音や気泡の混在による
吐出性能の低下を起こすことがない。
ら吸引した洗浄水または汚水を、回転子20の正転、逆
転運転の変換によって、洗浄用水吐出口31または汚水
用吐出口32を自動的に選択して、洗浄水用吐出口31
からは洗浄力の強いキャビテーションジェット水を発生
し洗浄装置の洗浄槽に供給し、汚水を洗浄装置の外部に
排出することができる。
のポンプ4の縦断面図である。
ータ部10、ポンプ部30の主要な構造、およびポンプ
4による加圧水発生や排水機構は前述のポンプ1の場合
と同一であるのでその説明を省略する。
3から送られた洗浄水が、ポンプ部吐出孔35を通過し
加圧水36となってポンプ部流水路8からパッキン48
の通水孔を経てケーシング(A)46によって形成され
た吐出経路9を通り洗浄水用吐出口31に至るまでのポ
ンプ4内部に、加圧水36中に気泡を混合するための気
泡発生部38が設けられ、またその気泡発生部38には
気泡の混合比率を調整し、もしくは気体を混合させる混
合状態と混合させない非混合状態の切換ができる切換部
が具備されている。
の側壁に設けられた吸気孔39を有し、吐出経路9中を
流れる加圧水36により発生する吸引力により大気が吸
気孔39から吐出経路9の流水中に吸引され、空気は加
圧水中で細分化されて無数の気泡となり吐出管37を経
て洗浄水用吐出口31からキャビテーションジェット水
50となりポンプ4外部に吐出するものである。
コンプレッサーなどの気体供給源を吸気孔39に接続し
て、強制的に気体を加圧水36中に混入し気泡を形成し
てもよい。また、気泡の形成、大きさの調整は、吐出管
37の水流中に設けた網目状体や多孔質体、流水方向に
開口したハニカム構造体などの気泡化手段に空気を含ん
だ加圧水を通過させて気泡を調整してもよい。
は、吸気孔39の開放部を開閉自在にする開閉弁を備え
たもので、吐出経路9を流れる加圧水中への気泡混入の
有無、混合量などの混合比率を自在に調整し、洗浄槽に
供給するキャビテーションジェット水の洗浄力の強弱を
調整することができるのも前記ポンプ1と同様である。
タ部10の内周部に収納され、かつ回転子20に沿って
流水路19が形成され、それに続くポンプ部30が一体
に構成されているので、回転子20の構造や流水路19
が簡略化され、ポンプ4を小形、軽量化し、ポンプ効率
が向上し効率良く加圧水を発生することができ、さら
に、気泡発生部38がケーシング(A)の側壁に隣接す
るポンプ4内に設けられるので、前記洗浄水用吐出口3
1の近傍に気泡発生部38を設けた場合よりも吐出管3
7が短縮され、ポンプ4は軸方向の薄形化が図られて洗
浄装置内への組み込み性が向上し、洗浄装置の小形化も
可能となる。
のポンプ5の吐出管37部分の縦断面図である。
38が設けられ、気泡発生部38から発生した気体を吐
出管37中を流れる加圧水36に送り、キャビテーショ
ンジェット水50を発生し、洗浄槽に供給するものであ
る。
38から発生した気体の下流部に設けられ、気泡発生部
38と切換部7は吐出管37に気体供給管6、8により
接続されている。
の気泡の混合比率の調整、もしくは気体を混合させる混
合状態と混合させない非混合状態の切換を行うことがで
きる開閉弁を備えたもので、加圧水36中への気泡混入
の有無、混合量などの混合比率を自在に調整し、洗浄槽
に供給するキャビテーションジェット水50の洗浄力の
強弱や通常水との切換を行うことができる。
した位置やポンプ外部に設けることで、気泡発生部や切
換部の配置に自由度が増し、ポンプのコンパクト化や洗
浄装置への組み込み性の向上が図られる。
のポンプ2の縦断面図である。
るモータ部51と、洗浄水用吸水口73と洗浄水用吐出
口76とを有する洗浄水用ポンプ室70と汚水用吸水口
83と汚水用吐出口84とを有する汚水用ポンプ室80
とからなるポンプ部60とから構成され、モータ部51
とポンプ部60はその外殻56とケーシング(B)62
とがねじ止めにより締結されている。
管75経路中の洗浄水用吐出口76近傍には、気泡を発
生し吐出管75を流れる洗浄水に気泡を混合するための
気泡発生部90が設けられ、またその気泡発生部90に
は気泡の混合比率を調整し、もしくは気体を混合させる
混合状態と混合させない非混合状態の切換を行うための
切換部が具備されている。
53と、その内周に配された回転子54とからなるモー
タ52を構成し、回転子54はその回転軸55を介して
左右両側から挟みモータをカバーする外殻56、57に
設けられたベアリング58a、58bにより回転自在に
支持されている。
と汚水用ポンプ室80とが隔壁63を介して配されたケ
ーシング(A)61とケーシング(B)62によって区
画形成され、回転子54の回転軸55に連結された羽根
車71が設けられている。なお、ポンプ部60はケーシ
ング(B)62の中央部に設けられたオイルシール64
と回転軸55により防水されている。
転用羽根74と逆転用羽根85とが設けられ、正転用羽
根74は洗浄水用ポンプ室70に、また逆転用羽根85
は汚水用ポンプ室80に配されている。
羽根74にはセントリヒューガル形羽根を、また逆転用
羽根85にはウエスコ形羽根を使用することができる。
この場合、正転用羽根74はセントリヒューガル形羽根
であると洗浄水用ポンプ室70内での遠心作用が高く効
率よく加圧水78を発生し、逆転用羽根85はウエスコ
形羽根であると汚水用ポンプ室80内に渦が発生しやす
く排水性が向上し、かつ羽根車71をコンパクトにする
ことができるのは前記第1の実施形態と同様である。
への通電により回転子54が駆動し、ポンプ部60にお
いて羽根車71の回転により、吸水口から流体を吸引し
吐出口から吐出する。
の吸引作用により洗浄水用吸水口73から吸引された洗
浄水77が洗浄水用ポンプ室70に流入し、正転用羽根
74の遠心作用によって洗浄水用ポンプ室72に一方向
の旋回流を発生して洗浄水用吐出口76に向かう加圧水
78を形成し、吐出管75中を洗浄水用吐出口76に向
かい圧送される。
は、大気中に開放された吸気孔91を有し、吐出管75
中を流れる加圧水78により発生する吸引力により大気
が吸気孔91から吐出管75の流水中に吸引され、空気
は加圧水中で細分化されて無数の気泡となりキャビテー
ションジェット水99を形成し洗浄水用吐出口76から
吐出される。
で説明したコンプレッサーなどの気体供給源を使用して
もよく、さらに気泡化手段を用いることもできる。
気孔91の開放部を開閉自在にする開閉弁を備えたもの
で、加圧水中への気泡混入の有無、混合量などの混合比
率を自在に調整することができる。切換部により気泡の
混合比率が調整され、気泡を含まない通常水の加圧水を
吐出することも、もちろんできる。
けられた逆転用羽根85も同時に回転するが、逆転用羽
根85の吸引作用はさほど発生しないため、汚水用ポン
プ室82内に流れ込む水量は少なく、汚水用吐出口84
からはほとんど吐出されない。
根85の吸引作用がによって汚水用吸水口83から吸引
された汚水が汚水用ポンプ室80内に流入し、逆転用羽
根85の回転により汚水用ポンプ室80内に水流を形成
し汚水用吐出口84からポンプ2外部に排出される。
74も回転するが、正転用羽根74は吸引作用を発生し
ないため、洗浄水用吸水口73からはほとんど洗浄水が
吸引されない。
正転、逆転運転の変換によって、正転時には洗浄水用吸
水口73から吸引した洗浄水を洗浄水用吐出口76から
キャビテーションジェット水99として洗浄装置の洗浄
槽に供給し、また逆転時には汚水用吸水口83から吸引
した汚水を汚水用吐出口32を洗浄装置の外部に排出す
ることができる。
汚水用とのポンプ室とその吸水口、吐出口をそれぞれ有
しているので、洗浄水と汚水の経路を区別して使い分け
ることができ、洗浄水と汚水が昆じることなく通常の2
台分のポンプ機能を確実に満たすことができる。
である、上記本発明のポンプ1を洗浄ポンプに用いた食
器洗い機3の主要構造を示す概略図である。
洗浄物である食器類113を出し入れするための開閉自
在のドア110を備えた密閉可能な洗浄槽111と、洗
浄槽111内のテーブル112上に設置される食器類1
13をセットするラック114と、洗浄水115及び洗
浄後の汚水116を回収して溜める水槽117と、洗浄
槽111の下部中央に設けられた洗浄水115の噴射孔
119を複数備えた回転式洗浄ノズル118と、洗浄水
115を洗浄ノズル118に供給しかつ洗浄後の汚水1
16を機外に排出するポンプ1、さらに洗浄後の食器類
113を乾燥する乾燥用温風ファン121、その温風を
機外に排出する排気ダクト126と、洗い、すすぎ、乾
燥の各洗浄工程及びポンプ1の運転など食器洗い機3全
体を制御するためのマイクロコンピュータを中心とする
制御回路122が食器洗い機3の本体内に内蔵され、装
置の外側前面には食器洗い機3の自動運転による洗浄コ
ースや手動運転を選択するスイッチ、表示ランプ類を備
えた操作パネル125が設けられている。
る水道水あるいは給湯器などからの給水管123と、洗
浄後の汚水を排水する排水管124がポンプ1に接続さ
れている。
13を収納したラック114をテーブル112上の所定
位置に配置した後、食器用洗剤が投入された水槽117
に所定量の洗浄水115が給水管123から供給され溜
められた後、ポンプ1の運転を開始する。
ら吸引された洗浄水115は、ポンプ1の吐出作用によ
り加圧水となって吐出管37に送られ、洗浄水用吐出口
31に向かって流れる。
り発生する吸引力により大気が流水中に吸引され、空気
は加圧水中で細分化されて気泡となりキャビテーション
ジェット水130を形成して洗浄水用吐出口31から吐
出される。
給管120を圧送され回転可能な洗浄ノズル118に送
られ、複数の噴射孔119から食器類113に噴射され
て、その気泡を含んだ強力な洗浄力によって食器類11
3を洗浄する。
れる気泡は、食器類113の表面に衝突し破壊され気泡
中の空気が放出される際に、気泡の破壊力が食器類表面
に付着する「汚れ」を浮かせる効果があり、洗剤による
界面活性作用と加圧水による「汚れ」の除去作用とが相
互に働き、強い洗浄力を発揮して油汚れなどの落ちにく
い「汚れ」も除去することができる。
れる気泡の混合量、キャビテーションジェット水と通常
水の加圧水との切換、キャビテーションジェット水によ
る連続、断続運転の切換等の選択は、食器類の量や汚れ
程度などの用途に応じて、操作パネル125によって設
定することができ、制御回路122を通じて気泡発生部
38に具備された切換部を動作させるものである。もち
ろん、全自動洗浄、すすぎ洗浄のみ、乾燥のみ、洗剤レ
スコースなどの運転コースの設定も選択することができ
る。
射孔119から噴射され洗浄槽111と水槽117を所
定時間循環し食器類113の洗浄が終了すると、ポンプ
1が逆転運転し、水槽117に回収された洗浄後の汚水
116が、ポンプ1の吸引作用により吸水口11から吸
引され、汚水用吐出口32から吐出され排水管124を
通じて機外に排出され、洗浄工程を終了する。
の動作であり、洗浄水として水道水を使用するもので、
ポンプ1の正転運転により水槽117に溜められた水道
水をポンプ1に吸引し、キャビテーションジェット水1
30を形成して噴射ノズル118から食器類113に噴
射し、前記洗浄工程において食器類113に付着した洗
剤や食品の残渣を洗い流した後、ポンプ1の逆転運転に
より水槽117に回収されたすすぎ終了後の汚水を、排
水管124から機外に排出する。
11の側壁に設けられた乾燥ファン121が作動し、洗
浄槽111内を温風が循環し、食器類の乾燥が行われ一
連の食器洗い工程が完了する。
んだ強い洗浄力を有するキャビテーションジェット水1
30により食器類113を洗浄するので、優れた洗浄性
能を得ることができ、洗浄時間を短縮し、節水や節電な
どエネルギー節約、洗剤使用量の低減を可能とすること
ができる。
の供給と循環、及び洗浄後の汚水の排水の機能を1台の
ポンプで満たすことができ、食器洗い機3の小形、軽量
化を図ることができる。
ンプ1に代えて、第2、第3、第4の実施形態で述べた
ポンプ4、ポンプ5、ポンプ2を用いた食器洗い機にも
同様の効果があり、また食器洗い機以外の洗浄装置にも
本発明のポンプを用いることができる。
ポンプの吐出口近傍に気泡発生部を設けることにより、
洗浄水中に外気を吸引した気泡を含んだ強い洗浄力を有
するキャビテーションジェット水を発生し洗浄装置に供
給し、また洗浄後の汚水を外部に排出する機能を備えた
食器洗い機等の洗浄装置に用いるのに適したポンプが得
られる。
装置は、キャビテーションジェット水による優れた洗浄
性能を有するので、効果的に洗浄物を洗浄することがで
き、洗浄時間を短縮し、節水や節電、洗剤使用量の低減
に効果を有する、小形、軽量化を図れる洗浄装置を提供
することができる。
図である。
面図である。
ある。
Claims (11)
- 【請求項1】洗浄水によって洗浄槽に収納された洗浄物
を洗浄する洗浄装置に用いられ、前記洗浄槽に洗浄水を
供給するポンプであって、 前記ポンプが、 流体の吸水口を有するモータ部と、洗浄水を吐出する洗
浄水用吐出口を有するポンプ部とが一体に構成され、 前記モータ部には、固定子の内周に磁性体を有する回転
子が回転自在に配され、また、前記回転子の軸近傍に前
記吸水口から前記ポンプ部への流水路が設けられ、 前記ポンプ部には、前記回転子の回転と共に回転して、
前記流水路からの流体を洗浄水として前記洗浄水用吐出
口へ送る羽根車が設けられ、 前記洗浄水用吐出口近傍に、洗浄水中に気泡を混合する
ための気泡発生部が設けられたことを特徴とするポン
プ。 - 【請求項2】洗浄水によって洗浄槽に収納された洗浄物
を洗浄する洗浄装置に用いられ、前記洗浄槽に洗浄水を
供給するポンプであって、 前記ポンプが、 流体の吸水口を有するモータ部と、洗浄水を吐出する洗
浄水用吐出口を有するポンプ部とが一体に構成され、 前記モータ部には、固定子の内周に磁性体を有する回転
子が回転自在に配され、また、前記回転子の軸近傍に前
記吸水口から前記ポンプ部への流水路が設けられ、 前記ポンプ部には、前記回転子の回転と共に回転して、
前記流水路からの流体を洗浄水として前記洗浄水用吐出
口へ送る羽根車が設けられ、 前記羽根車から送られた洗浄水が前記洗浄水用吐出口に
至るまでの箇所に、前記洗浄水中に気泡を混合するため
の気泡発生部が設けられたことを特徴とするポンプ。 - 【請求項3】前記気泡発生部は、洗浄水中への気泡の混
合比率を調整し、もしくは気体を混合させる混合状態と
混合させない非混合状態の切換ができる切換部が備えら
れたことを特徴とする請求項1又は2に記載のポンプ。 - 【請求項4】前記切換部を前記気泡発生部内部、或いは
前記気泡発生部から発生した気体の下流部に設けたこと
を特徴とする請求項3に記載のポンプ。 - 【請求項5】前記ポンプ部は、洗浄後の汚水を排出する
汚水用吐出口も有し、 前記羽根車は、正転用羽根と逆転用羽根とを有し、 前記羽根車の正転時には前記流水路からの流体を前記洗
浄水用吐出口へ洗浄水として供給し、 前記羽根車の逆転時には前記流水路からの流体を汚水と
して前記汚水用吐出口へ排出することを特徴とする請求
項1〜4のいずれかに記載のポンプ。 - 【請求項6】洗浄水によって洗浄槽に収納された洗浄物
を洗浄する洗浄装置に用いられ、前記洗浄槽に洗浄水を
供給するポンプであって、 前記ポンプが、 モータ部と、吸水口と吐出口とを有するポンプ部とから
構成され、 前記モータ部では、固定子と、その内周に回転子が回転
自在に配され、 前記ポンプ部では、前記回転子の回転と共に回転して、
前記吸水口からの流体を前記吐出口へ送る羽根車が設け
られ、 前記吐出口近傍に、洗浄水中に気泡を混合するための気
泡発生部が設けられたことを特徴とするポンプ。 - 【請求項7】前記気泡発生部は、洗浄水中への気泡の混
合比率の調整し、もしくは気体を混合させる混合状態と
混合させない非混合状態の切換ができる切換部が備えら
れたことを特徴とする請求項6に記載のポンプ。 - 【請求項8】前記切換部を前記気泡発生部内部、或いは
前記気泡発生部から発生した気体の下流部に設けたこと
を特徴とする請求項7に記載のポンプ。 - 【請求項9】前記ポンプ部には、洗浄水用吸水口と洗浄
水用吐出口とを有する洗浄水用ポンプ室と、汚水用吸水
口と汚水用吐出口とを有する汚水用ポンプ室とが隔壁を
介して配され、 前記羽根車の正転時には前記洗浄水用ポンプ室に配され
た正転用羽根が前記洗浄水用吸水口からの洗浄水を前記
洗浄水用吐出口へ供給し、 また、前記羽根車の逆転時には前記汚水用ポンプ室に配
された逆転用羽根が前記汚水用吸水口からの汚水を前記
汚水用吐出口から排出することを特徴とする請求項6〜
8のいずれかに記載のポンプ。 - 【請求項10】請求項1〜9のいずれか1項に記載のポ
ンプを用いたことを特徴とする洗浄装置。 - 【請求項11】前記洗浄装置が食器洗い機であることを
特徴とする請求項10に記載の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002031464A JP2003230527A (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | ポンプ及び洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002031464A JP2003230527A (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | ポンプ及び洗浄装置 |
Publications (1)
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---|---|
JP2003230527A true JP2003230527A (ja) | 2003-08-19 |
Family
ID=27774865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002031464A Pending JP2003230527A (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | ポンプ及び洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2003230527A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1760320A1 (en) * | 2005-08-30 | 2007-03-07 | Askoll Holding S.r.l. | Pump with impeller, particularly for washing machines and similar household appliances |
EP1775367A1 (en) * | 2005-10-13 | 2007-04-18 | Electrolux Home Products Corporation N.V. | Improved drain pump |
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-
2002
- 2002-02-07 JP JP2002031464A patent/JP2003230527A/ja active Pending
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