JP2009085226A - ポンプ - Google Patents
ポンプ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009085226A JP2009085226A JP2009003922A JP2009003922A JP2009085226A JP 2009085226 A JP2009085226 A JP 2009085226A JP 2009003922 A JP2009003922 A JP 2009003922A JP 2009003922 A JP2009003922 A JP 2009003922A JP 2009085226 A JP2009085226 A JP 2009085226A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- discharge port
- blade member
- discharge
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
【解決手段】ハウジング29内において、吸入口37の近傍に形成された吸入圧領域38と第2吐出口40の近傍に形成された吐出圧領域42とは、溝部44を介して連通されている。そして、羽根部材35が回転した場合、前記溝部44の中途には、吸入圧と吐出圧とが相殺されて圧力が生じない部分が形成されることになる。そのため、前記羽根部材35がA方向に回転した場合、ハウジング29内の洗浄水(流体)は各羽根部48により積極的に第2吐出口40側に誘導されないため、当該洗浄水が第2吐出口40からポンプPの外部に吐水されることを防止できる。
【選択図】図5
Description
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のポンプにおいて、前記流体通路は、前記溝部を一部に含んで構成される通路部分を有しており、当該通路部分は、前記第1吐出口及び第2吐出口のうち当該通路部分が直近で連絡する吐出口へ前記羽根部材側から前記吸入圧領域の一部を通過して連絡するように設けられていることを要旨としている。
図1に示すように、本実施形態の食器洗い機10は、機本体11内に、食器Dを洗浄する洗浄室12と当該洗浄室12の下方に位置するポンプ室13とを備えている。前記洗浄室12とポンプ室13とは、機本体11内の内部スペース14を仕切り板15で上下に仕切ることにより区画形成されている。なお、以下における本明細書中の説明において、「上下左右方向」は図1における上下左右方向を示すものとする。
前記ポンプPは、図2に示すように、モータ部26とポンプ部27から構成されている。モータ部26は、電気配線Eを介して図示しない電源に接続されたモータ(例えば直流モータ等)Mを備えてなり、当該モータMの内部には、回転子及び固定子(共に図示略)が配設されている。前記回転子には、モータ部26(モータM)の内部からポンプ部27内まで延びるシャフト28が固着されている。そして、本実施形態では、モータMの固定子に供給される電流の方向に対応して、前記回転子がシャフト28と共に該シャフト28の軸線(所定軸線)Sを回転中心にして正逆両方向に回転可能な構成とされている。
まず、モータMの回転駆動に基づき羽根部材35がA方向に回転すると、吸入口37の近傍には吸入圧領域38が形成されると共に、第1吐出口39の近傍には吐出圧領域41が、また、第2吐出口40の近傍には吐出圧領域42が夫々形成される。そして、貯留槽23に貯留された洗浄水は、貯留槽23から吸水管路24を流動して吸入口37を介してポンプPのハウジング29内に吸水される。すると、前記洗浄水は、羽根部材35の各羽根部48(一方側面49)により流体通路43に導水され、当該流体通路43を羽根部材35の回転方向と同一方向(A方向)に流動する。そして、前記第1吐出口39近傍(吐出圧領域41)まで流動した洗浄水は、当該吐出圧領域41における吐出圧により第1吐出口39からポンプP外(洗浄管路19)に吐水される。
(1)羽根部材35が回転した場合、ハウジング29内においては、吸入口37の近傍に形成された吸入圧領域38と第2吐出口40の近傍に形成された吐出圧領域42とが溝部(連通路)44を介して連通され、当該溝部44の中途には、吸入圧と吐出圧とが相殺されて圧力が生じない部分が形成されることになる。そのため、前記羽根部材35がA方向(一方)に回転した場合、流体通路43を流動する洗浄水(流体)は、各羽根部48により積極的に第2吐出口40側に誘導されないため、当該溝部44から再び吸入圧領域38に導水される。従って、羽根部材35がA方向に回転した場合、ハウジング29内に吸水された洗浄水を効率良く第1吐出口39からのみポンプPの外部(洗浄室12側)に吐出できる。
・前記実施形態において、誘導規制部45は、第1吐出口39と第2吐出口40との間での洗浄水の流動抑制を図れるものならば、前記実施形態に示すような周壁部29bの壁厚を厚くする他に、周壁部29bの内面にブロック体を取着する構成であってもよい。また、この誘導規制部45は、必ずしもハウジング29の周壁部29bの内周面側に設けなくてもよい。
・前記実施形態において、第1吐出口39近傍に形成される吐出圧領域41と吸入口37近傍に形成される吸入圧領域38との間を連通させる連通路(例えば溝部)を設けてもよい。このように構成した場合、羽根部材35が回転すると前記連通路の中途には、吸入圧と吐出圧とが相殺されて圧力が生じない部分が形成される。そのため、羽根部材35がB方向に回転した場合、ハウジング29内の洗浄水は、積極的に第1吐出口39近傍に導水ガイドされないため、当該第1吐出口39からポンプPの外部に吐水されないようになる。
(イ)前記ポンプハウジングには、流体が前記羽根部材の回転に基づき前記吸入口側から前記第1吐出口側又は前記第2吐出口側の何れか一方へ誘導された場合において、前記流体が前記第1吐出口と前記第2吐出口との間で流動することを規制するための誘導規制部が形成されている請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載のポンプ。
(ニ)前記各他方側面の基端側部位は、曲面状をなしている前記技術的思想(ロ)又は前記技術的思想(ハ)に記載のポンプ用羽根部材。
Claims (4)
- ポンプハウジング内に所定軸線周りで正逆両方向に回転可能な羽根部材が収容され、前記ポンプハウジングには、前記羽根部材の回転に基づきポンプハウジング外からポンプハウジング内に流体を吸入するための吸入口と、前記吸入口からポンプハウジング内に吸入した流体を前記羽根部材の回転方向と同一方向へ流動させるための流体通路と、前記羽根部材が正逆両方向のうち何れか一方の方向に回転した場合に前記流体通路内から前記ポンプハウジング外に流体を吐出するための第1吐出口と、前記羽根部材が他方の方向に回転した場合に前記流体通路内から前記ポンプハウジング外に流体を吐出するための第2吐出口とが夫々設けられてなるポンプにおいて、
前記ポンプハウジングには、前記第1吐出口近傍及び前記第2吐出口近傍に形成される各吐出圧領域のうち少なくとも何れか一方の吐出圧領域と前記吸入口近傍に形成される吸入圧領域との間を連通する連通路を設けたポンプ。 - 前記吸入口は、前記羽根部材の回転中心となる前記軸線上の位置において前記羽根部材の吸入口側に前記吸入圧領域が形成されるように設けられ、前記第1吐出口及び前記第2吐出口は、前記軸線方向から見た場合に前記吸入圧領域の内側となる領域に前記各吐出圧領域の少なくとも一部が夫々形成される位置に設けられている請求項1に記載のポンプ。
- 前記連通路は、前記ポンプハウジングの内面に形成された溝部により構成されている請求項2に記載のポンプ。
- 前記流体通路は、前記溝部を一部に含んで構成される通路部分を有しており、当該通路部分は、前記第1吐出口及び第2吐出口のうち当該通路部分が直近で連絡する吐出口へ前記羽根部材側から前記吸入圧領域の一部を通過して連絡するように設けられている請求項3に記載のポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009003922A JP2009085226A (ja) | 2009-01-09 | 2009-01-09 | ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009003922A JP2009085226A (ja) | 2009-01-09 | 2009-01-09 | ポンプ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004123363A Division JP4287322B2 (ja) | 2004-04-19 | 2004-04-19 | ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009085226A true JP2009085226A (ja) | 2009-04-23 |
Family
ID=40658914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009003922A Pending JP2009085226A (ja) | 2009-01-09 | 2009-01-09 | ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009085226A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1043119A (ja) * | 1996-08-01 | 1998-02-17 | Zojirushi Corp | 食器洗い機用ポンプ |
JP2003284666A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Toto Ltd | 食器洗い機用ポンプ |
-
2009
- 2009-01-09 JP JP2009003922A patent/JP2009085226A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1043119A (ja) * | 1996-08-01 | 1998-02-17 | Zojirushi Corp | 食器洗い機用ポンプ |
JP2003284666A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Toto Ltd | 食器洗い機用ポンプ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7832419B2 (en) | Extra width dishwasher | |
US11136983B2 (en) | Dual inlet volute, impeller and pump housing for same, and related methods | |
KR100709825B1 (ko) | 펌프 | |
KR20110099967A (ko) | 세탁기와 그 배수펌프 | |
KR100719742B1 (ko) | 펌프 | |
JP2006177330A (ja) | ポンプ | |
JP2009085226A (ja) | ポンプ | |
JP2014211098A (ja) | 排水ポンプ | |
JP5167061B2 (ja) | ポンプ | |
JP2007222242A (ja) | ポンプ及び食器洗い機 | |
KR200461049Y1 (ko) | 펌프와 이를 구비하는 세탁기 | |
KR101948886B1 (ko) | 멀티 노즐부와 노즐제어부에 의해 슬러지제거성을 향상시킨 펌프 | |
JP2008163822A (ja) | ポンプ及びこれを備えた食器洗浄機 | |
JP3647939B2 (ja) | 排水ポンプ | |
JP3580327B2 (ja) | 排水ポンプ | |
JP3743859B2 (ja) | 液体用モータポンプ及びそれを用いた食器洗浄機 | |
JP2003003995A (ja) | ポンプおよびこれを備える食器洗い機 | |
JP4132894B2 (ja) | 自吸式ポンプ | |
CN218913228U (zh) | 自清洁风扇 | |
TWI694211B (zh) | 泵浦 | |
JP5353507B2 (ja) | ポンプ | |
JP2006198293A (ja) | 洗濯機 | |
KR200351357Y1 (ko) | 물의 순환이 양호한 자흡식 펌프 | |
CN1186645A (zh) | 泵装置 | |
JP2006263109A (ja) | 食器洗い機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090206 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090206 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110628 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110824 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120110 |