JP2005306792A - ベンゾフラン誘導体及びそれを含有してなる皮膚外用剤 - Google Patents
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Abstract
Description
皮膚外用剤を提供することを課題とする。
更に、上記ベンゾフラン誘導体を皮膚外用剤基材中に配合せしめた場合に、皮膚に対する優れた色素沈着症の予防及び改善効果を発現することを見いだした。
上記知見に基づき本発明は完成された。即ち、本発明は以下の通りである。
2,3−ジヒドロ−2−(3’,4’−ジメトキシフェニル)−7−メトキシ−3−メチル−5−(1−プロペニル)ベンゾフラン(化合物1)
(2,3-dihydro-2-(3',4'-dimethoxyphenyl)-7-methoxy-3-methyl-5-(1-propenyl)-benzofuran)
(2-(3',4'-dimethoxyphenyl)-7-methoxy-3-methyl-5-(1-propenyl)-benzofuran)
(2,3-dihydro-2-(3',4'-dimethoxyphenyl)-7-methoxy-3-methyl-5-propyl-benzofuran)
(2,3-dihydro-2-(3',4'-methylenedioxyphenyl)-7-methoxy-3-methyl-5-propyl-benzofuran)
(2-(3',4'-methylenedioxyphenyl)-7-methoxy-3-methyl-5-(1-propenyl)-benzofuran)
(2,3-dihydro-2-(3',4'-methylenedioxyphenyl)-7-methoxy-3-methyl-5-(1-propenyl)-benzofuran)
(4) 「医薬部外品」である旨の表示を付されていることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の皮膚外用剤。
(5) 美白化粧料であることを特徴とする、(1)〜(4)のいずれかに記載の皮膚外用剤。
(6) 下記一般式(II)で表される化合物。
2,3−ジヒドロ−2−(3’,4’−メチレンジオキシフェニル)−7−メトキシ−3−メチル−5−プロピルベンゾフラン(化合物6)
であることを特徴とする、(6)に記載の化合物。
本発明の皮膚外用剤の必須構成成分であるベンゾフラン誘導体は、一般式(I)で表される化合物である(以下、「化合物(I)」とも称する)。
一般式(I)において破線で表される結合は、存在して二重結合を形成しても良いし、存在せずに単結合を形成していても良い。すなわち、化合物(I)はベンゾフラン誘導体及びジヒドロベンゾフラン誘導体のいずれでもよい。
また、R1及びR2が結合して、炭素鎖数1〜2のアルキレンジオキシ基を形成していてもよい。前記アルキレン基は、置換基を有していてもよいメチレン基、エチレン基でありうるが、好ましくはメチレン基である。すなわち、好ましくはベンゾジオキソール環(メチレンジオキシフェニル環)を形成している。
一般式(II)におけるR7,R8,R9,R10は、それぞれ一般式(I)におけるR1,R2,R4,R5と同様に定義される。
また、スキーム1及び2では、化合物(I)の合成法として説明されているが、同様に化合物(II)が製造できることは言うまでもない。
反応1:イソオイゲノール誘導体(A)の酸化的縮合反応にて(B)が合成される。該反応において塩化第二鉄、塩化第二銅などを用いることができる。好ましくは、イソオイゲノール(Ra=Rb=CH3)を酸化的縮合反応することにより、2,3−ジヒドロ−2−(4’−ヒドロキシ−3’−メトキシフェニル)−7−メトキシ−3−メチル−5−(1−プロペニル)−ベンゾフランを合成することができる。また、(A)のRbはシス、トランスのいずれでもよいが、好ましくはトランスである。
反応2:(B)の4’位の(フェニル環上の)水酸基を、種々のアルキル化剤(例えばハロゲン化アルキル、ジアルキル硫酸など)と反応させてアルコキシ基に変換することにより、(C)が合成される。好ましくは2,3−ジヒドロ−2−(4’−ヒドロキシ−3’−メトキシフェニル)−7−メトキシ−3−メチル−5−(1−プロペニル)−ベンゾフランをメチル化剤と反応させて化合物1(Ra=Rb=Rc=CH3)を合成する。
なお、別途、(B)または(C)の3’位の(フェニル環上の)ORaを選択的に加水分解して水酸基とし、これを種々のアルキル化剤(例えばハロゲン化アルキル)と反応させてアルコキシ基に変換することも可能である。
反応3:(C)のジヒドロベンゾフラン環を酸化することによりベンゾフラン体(D)を合成する。該酸化は任意の方法により行うことができるが、5位のアルケニル基(CH=CHRb)を臭素によりジブロモ化して保護し、さらにフラン環上のベンジル位をN―ブロモサクシイミドなどでブロモ化したのち、亜鉛などの脱ハロゲン化剤で処理することにより行うことができる。(C)が化合物1であれば、化合物2を合成することができる
。
反応4:(C)を還元することにより(E)を合成する。該還元は例えば接触還元反応により行う。(C)が化合物1であれば化合物3を合成することができる。
反応5:(E)のジヒドロベンゾフラン環を酸化することによりベンゾフラン体(F)を合成する。該酸化は、例えばDDQ(2,3-Dichloro-5,6-dicyano-1,4-benzoquinone)を用いて行う。(E)が化合物3であれば化合物4を合成することができる。
反応6:イソオイゲノール誘導体(G)をカルボン酸と反応させてアシル化することで(H)を合成する。該アシル化はFriedel-Crafts アシル化法、その他の変法を用いて行うことができる。R3=n−プロピルである(G)を用いることが好ましい。
反応7:(H)とベンゾイルハライド(J)(好ましくはピペロニルクロリド)とを反応させて(K)を合成する。
反応8:(K)のCOR5のカルボニルを還元して2級アルコールとし、さらにアルコールを臭素化することで(L)を合成する。カルボニルの還元は例えばNaBH4などを用いて行うことができ、臭素化は好ましくはトリフェニルホスフィンを用いてアルコキシホスホニウム塩を中間体として、さらに臭素を用いて行うことが好ましい。
反応9:(L)からリンイリドを生成させ、さらに分子内Wittig 反応させることにより(M)を合成する。中間体のリンイリドは単離してもしなくてもよい。
反応10:(M)のベンゾフラン環の2,3位の二重結合を還元することで(N)を合成する。該還元は例えば接触還元により行うことができる。
反応11:(M)においてR3=CH2CH2Rである場合に、R3のベンジル位をハロゲン化(好ましくはブロモ化)し、さらに塩基を用いて脱ハロゲン化水素反応させることで(O)を合成する。該ハロゲン化はラジカル反応により行うことが好ましく、過酸化ベンゾイルなどのラジカル開始剤を用いることができる。好ましくはR3=n−プロピル(R=CH3)である。
反応12:(O)のベンゾフラン環の2,3位の二重結合を還元することで(P)を合成する。該還元は任意の方法で行うことができるが、当モルの量の臭素で選択的にR−CH=CH−(例えばプロペニル基)をジブロモ化し、次いでフラン環の二重結合を還元したのち、亜鉛などの脱ハロゲン化剤で処理してR−CH=CH−(例えばプロペニル基)を再生させることにより行うことができる。
本発明の皮膚外用剤は、上記一般式(I)で表される化合物(化合物(I))、もしくは一般式(II)で表される化合物(化合物(II))、またはそれらの塩を必須成分として含む。化合物(I)もしくは(II)またはそれらの塩は、前述の説明の通りである。含まれる化合物(I)もしくは(II)またはそれらの塩は、一種類だけでもよく、二種類以上の組み合わせでもよい。なお、以下において、化合物(I)もしくは(II)またはそれらの塩を、「化合物(I)または(II)」と略記することがある。
動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類が挙げられ、
脂肪酸としては、オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類が挙げられ、
高級アルコールとしては、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等が挙げられ、
エステル類としては、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類が挙げられ、
油剤としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等が挙げられる。
増粘剤としては、グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸、ローカストビーンガム、サクシノグルカン、カロニン酸、キチン、キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等が挙げられる。
無機顔料としては、表面を処理されていても良い、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化コバルト、群青、紺青、酸化チタン、酸化亜鉛等が挙げられ、
パール剤類としては、表面を処理されていても良い、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等が挙げられ、
有機色素類としては、レーキ化されていても良い赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等が挙げられ、
有機粉体類としては、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等が挙げられる。
は(II)の含有率が、0.0001質量%以上であれば、該外用剤に十分な色白効果を発揮させることができる。
ベンゾフラン誘導体の合成(実施例1〜8)
<実施例1>
化合物1の合成
トランス体のイソオイゲノール(75g)をエタノール(640ml)に溶解し、水(335ml)を加え、これに塩化鉄・6水和物(175g)を水(230ml)に溶解した溶液を加え、5℃にて一晩放置し、析出物を濾取し、エタノールより再結晶化することにより、2,3−ジヒドロ−2−(4’−ヒドロキシ−3’−メトキシフェニル)−7−メトキシ−3−メチル−5−(1−プロペニル)−ベンゾフラン(2,3-dihydro-2-(4'-hydroxy-3'-methoxyphenyl)-7-methoxy-3-methyl-5-(1-propenyl)-benzofuran)(22.5g)を得た。
このベンゾフラン体(5g)をアセトン(60ml)に溶解し、ジメチル硫酸(2.2g)、炭酸カリウム(3.2g)を加え16時間加熱還流した。水、酢酸エチルを加えて液−液抽出を行い、酢酸エチル層をあわせて濃縮し、酢酸エチル−ジエチルエーテル系よ
り再結晶化し、化合物1を得た。
1H-NMR(in CDCl3)δ1.37(3H,d), 1.86(3H,d), 3.43(1H,m), 3.83(3H,s), 3.85(3H,s),
3.88(3H,s), 5.15(1H,d), 6.12(1H,m), 6.35(1H,m), 6.74-7.00(5H,m)
化合物2の合成
化合物1(2.81g)をクロロホルム(200ml)に溶解し、臭素(1.5g)を滴下し、次いでN-ブロモサクシイミド(1.87g)を添加し1時間加熱還流し、冷却後、亜鉛末(0.7g)を加えて2時間、加熱還流した。反応溶液を濾過後、濾液を濃縮し、シリカゲルカラム(溶出溶媒:n―ヘキサン/酢酸エチル=8/2)にて精製し、化合物2を油状物として得た。
1H-NMR(in CDCl3)δ1.30(3H,d), 1.40(3H,s), 3.83(3H,s), 3.85(3H,s), 3.88(3H,s),
6.12(1H,m), 6.35(1H,m), 6.74-7.00(5H,m)
化合物3の合成
化合物1(1.3g)を酢酸エチル(50ml)に溶解し、パラジウム炭素(0.2g)を添加し、反応容器を密封した。反応系を窒素ガスにて置換し、減圧後、水素ガスを導入し、20時間撹拌した。濾過後、濾液を濃縮し、酢酸エチルより再結晶化し、化合物3を白色針状結晶として得た。
1H-NMR(in CDCl3)δ0.97(3H,t), 1.37(3H,d), 1.65(2H,m), 2.55(2H,t), 3.46(1H,m),
3.87(9H,s), 5.10(1H,d), 6.6-7.0(5H,m)
化合物4の合成
化合物3(1.0g)をジクロロメタン(100ml)に溶解し、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−ベンゾキノン(DDQ ; 2,3-dichloro-5,6-dicyano-1,4-benzoquinone)(700mg)を加え、室温で2時間撹拌し、反応液を濃縮後、シリカゲルカラム(溶出液:n―ヘキサン/酢酸エチル=85/15)にて精製し、化合物4を得た。
1H-NMR(in CDCl3)δ0.97(3H,t), 1.72(2H,m), 2.42(3H,s), 2.70(2H,t), 3.93(3H,s),
3.98(3H,s), 4.04(3H,s), 6.6-7.35(5H,m)
化合物5の合成
イソオイゲノール(25g)を酢酸エチル(200ml)に溶解し、反応系を密封し、パラジウム炭素(0.7g)を添加し、窒素ガスを導入後、さらに脱気した。これに水素ガスを導入し、24時間撹拌後、パラジウム炭素を濾別、濾液を濃縮し、フェノール体を淡黄色液状物として得た。このフェノール体(23.04g)に酢酸(20ml)、三フッ化ホウ素エチルエーテルコンプレックス(16ml)を添加し、150℃で2時間加熱した。飽和重曹水を加え、ジエチルエーテルで抽出、濃縮後、シリカゲルカラム(溶出液:n―ヘキサン/酢酸エチル=9/1)にて精製し、アセトフェノン体(14.72g)を淡黄色液状物として得た。このアセトフェノン体(14.72g)、ピペロニルクロリド(16.2g)をピリジン(200ml)に溶解し、室温下、一晩撹拌した。濃縮後、シリカゲルカラム(溶出液:n―ヘキサン/酢酸エチル=8/2)にて精製し、エステル体(9.72g)を無色の液状物として得た。
タノールより再結晶し、アルコール体(4.8g)を得た。
1H-NMR(in CDCl3)δ0.95(3H,t), 1.75(2H,m), 2.4(3H,s), 2.65(2H,t), 4.05(3H,s),
6.0(2H,s), 6.6-7.3(5H,m)
化合物6の合成
化合物5(0.4g)を酢酸エチル(25ml)に溶解し、パラジウム炭素(0.25g)を加え、反応容器を密封した。反応系を窒素ガスにて置換し、次いで水素ガスを導入し、20時間撹拌した。反応終了後、濾過し、さらに濾液を濃縮し、エタノールより再結晶化し、化合物6(0.38g)を白色結晶として得た。
1H-NMR(in CDCl3)δ0.95(3H,t), 1.40(3H,d), 1.65(2H,m), 2.55(2H,d), 3.4(1H,m),
4.0(3H,S) 5.10(1H,d), 5.95(2H,s), 6.6-7.3(5H,m)
化合物7の合成
化合物5(1.0g)をクロロホルム(60ml)に溶解し、クロロホルム(40ml)に溶解した臭素(0.53g)を滴下し、さらにN−ブロモサクシイミド(0.79g)と過酸化ベンゾイル(55mg)を加え、3時間加熱還流した。冷却後、濾過、濃縮し、再度クロロホルム(100ml)に溶解し、亜鉛末(0.8g)を添加して2時間加熱還流した。これを濾過、濃縮後、t−ブタノール(80ml)に溶解し、ポタシウムt−ブトキシド(0.4g)を加えて2時間加熱還流した。反応溶液を濾過、濃縮後、シリカゲルカラムにて精製し、化合物7(0.64g)を得た。
1H-NMR(in CDCl3)δ1.30(3H,d), 1.40(3H,s), 3.85(3H,s), 5.95(2H,s), 6.12(1H,m),
6.35(1H,m), 6.74-7.00(5H,m)
化合物8の合成
化合物7(0.32g)を四塩化炭素(40ml)に溶解し、四塩化炭素(100ml)に溶解した臭素(170mg)を滴下し、室温で30分間撹拌した。次いでパラジウム炭素(0.22g)を加え、窒素ガスにて反応系を置換し、さらに水素ガスを導入して、15時間撹拌した。濾過、濃縮後、クロロホルム(100ml)に溶解し、亜鉛末(0.4g)を加えて2時間、加熱還流した。反応溶液を濾過、濃縮後、シリカゲルカラム(溶出溶媒:n―ヘキサン/酢酸エチル=8/2)にて精製した後、酢酸エチルより再結晶化し、化合物8を白色結晶として得た。
1H-NMR (in CDCl3)δ1.37(3H,d), 1.86(3H,d), 3.43(1H,m), 3.85(3H,s), 5.15(1H,d), 5.95(2H,s), 6.12(1H,m), 6.35(1H,m), 6.74-7.00(5H,m)
以下、処方における各成分の数値の単位は質量部である。
<実施例9>
下記に示す処方に従って水中油クリームを作製した。すなわち、(A)の各成分を混合し、80℃に加熱した。一方、(B)の各成分を混合し80℃に加熱した。(A)の混合物に、(B)の混合物を加えて撹拌して乳化させ、その後35℃にまで冷却した。
(A)POE(30)セチルエーテル 2.0
グリセリンモノステアレート 10.0
流動パラフィン 10.0
ワセリン 4.0
セタノール 5.0
γ−トコフェロール 0.05
BTH 0.01
ブチルパラベン 0.1
化合物1 1.0
(B)1,3−ブタンジオール 10.0
精製水 57.84
下記に示す処方に従って乳液を作製した。すなわち、(A)の各成分を混合し、70℃に加熱した。一方、(B)の各成分を混合し70℃に加熱した。(B)の混合物に、(A)の混合物を加えて予備乳化を行い、さらにホモミキサーで均一に乳化し、乳化後かき混ぜながら30℃にまで冷却して、乳液を得た。
(A)合成ゲイロウ 2.5
セタノール 1.0
スクワラン 4.0
ステアリン酸 1.0
モノステアリン酸ポリエチレングリコール
(25EO) 2.2
モノステアリン酸グリセリン 0.5
γ−トコフェロール 0.05
BHT 0.01
ブチルパラベン 0.1
化合物2 0.5
(B)1,3−ブタンジオール 3.0
プロピレングリコール 7.0
キサンタンガム 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.2
水酸化カリウム 0.2
精製水 77.64
下記に示す処方に従って化粧水を作製した。(A)の各成分を混合し、室温下で溶解させた。一方(B)の各成分を室温下で混合し、溶解させた。(B)の混合物に、(A)の混合物を加えて可溶化させた。
(A)POE(20)ソルビタン
モノラウリン酸エステル 1.5
POE(20)ラウリルエステル 0.5
エタノール 10.0
γ−トコフェロール 0.02
化合物3 0.25
(B)グリセリン 5.0
プロピレングリコール 4.0
イソフェルラ酸ナトリウム 0.05
クエン酸 0.15
クエン酸ナトリウム 0.1
精製水 78.43
下記に示す処方に従ってパック料を作製した。(A)の各成分を室温にて分散溶解させ、これに(B)の混合物を加えて均一に溶解させた。
(A)ポリビニルアルコール 15
精製水 40
(B)ビザボロール 0.5
γ−ココフェロール 0.02
エタノール 4
化合物4 3
POE(8)ポリオキシプロピレングリコール 3
精製水 34.48
下記に示す処方に従ってパック料を作製した。(A)の各成分を室温にて分散溶解させ、これに(B)の混合物を加えて均一に溶解させた。
(A)ポリビニルアルコール 15
精製水 40
(B)ビザボロール 0.5
γ−ココフェロール 0.02
エタノール 4
化合物5 3
POE(8)ポリオキシプロピレングリコール 3
精製水 34.48
下記に示す処方に従ってパック料を作製した。(A)の各成分を室温にて分散溶解させ、これに(B)の混合物を加えて均一に溶解させた。
(A)ポリビニルアルコール 15
精製水 40
(B)ビザボロール 0.5
γ−ココフェロール 0.02
エタノール 4
化合物6 3
POE(8)ポリオキシプロピレングリコール 3
精製水 34.48
下記に示す処方に従ってパック料を作製した。すなわち、(A)の各成分を室温にて分散溶解させ、これに(B)の混合物を加えて均一に溶解させた。
(A)ポリビニルアルコール 15
精製水 40
(B)ビザボロール 0.5
γ−ココフェロール 0.02
エタノール 4
化合物7 3
POE(8)ポリオキシプロピレングリコール 3
精製水 34.48
下記に示す処方に従ってパック料を作製した。(A)の各成分を室温にて分散溶解させ、これに(B)の混合物を加えて均一に溶解させた。
(A)ポリビニルアルコール 15
精製水 40
(B)ビザボロール 0.5
γ−ココフェロール 0.02
エタノール 4
化合物8 3
POE(8)ポリオキシプロピレングリコール 3
精製水 34.48
本発明のベンゾフラン誘導体の色素細胞の淡色化試験(試験例1〜2)
<試験例1>
プラスチック培養フラスコ(25cm2)24本それぞれに、10%牛胎児血清を含むイーグルMEM培地を5ml入れ、このフラスコ内の培地にそれぞれ培地1ml当たり1.8×104個のマウスメラノーマ細胞(B−16細胞)を播種し、5%二酸化炭素雰囲気下、37℃で一昼夜培養を行った。その後、前記、フラスコを3本ずつ8組に分け、そのうち4組には化合物1のDMSO(ジメチルスルフォキシド)溶液を、培地中における化合物1の濃度が2,5,10,20μMとなるように添加し、また別の3組にはチロシナーゼ阻害剤として知られるフェニルチオウレアのDMSO溶液を、培地中におけるフェニルチオウレアの濃度がそれぞれ20,50,100μMとなるように添加し、さらに残りの1組にはDMSO溶液のみを添加し、上記培養と同様の条件(37℃、5%CO2)でさらに2日間培養した。なお、化合物1の濃度2μMは0.000068質量%に該当する。
→ :100%(コントロールと同等)
↓ :80%以上100%未満
↓↓:50%以上80%未満
↓↓↓:50%未満
死滅 :細胞が確認できない
(評価基準)
− :コントロールの細胞と同等の色調
± :フェニルチオウレア20.0μM添加の細胞と同等の色調
+ :フェニルチオウレア50.0μM添加の細胞と同等の色調
++:フェニルチオウレア100.0μM添加の細胞と同等の色調
試験例1と同様の試験を、試験例1における化合物1を、化合物2〜化合物8にそれぞれ置換して行った。その結果を表2から8に示す。
<試験例3>
次に、上記の結果を踏まえ、本発明の皮膚外用剤の、皮膚色素沈着症の予防及び改善に対する効果を調べた。実施例9で製造した水中油型クリームを用いて、長期連続使用による実使用テストを行い、その効力を確認した。比較品としては、実施例9における化合物1を精製水に置き換えて調製した水中油型クリームを用いた。
には比較品の水中油型クリームをそれぞれ3ヶ月間使用してもらった。3ヶ月後の色素沈着に対する改善効果を肉眼観察により評価し、群間比較を行った。その結果を表9に示す。尚、有効率はやや有効以上の効果が認められた場合を有効とした。
Claims (7)
- 前記一般式(I)で表される化合物が、
2,3−ジヒドロ−2−(3’,4’−ジメトキシフェニル)−7−メトキシ−3−メチル−5−(1−プロペニル)ベンゾフラン(化合物1)、
2−(3’,4’−ジメトキシフェニル)−7−メトキシ−3−メチル−5−(1−プロペニル)ベンゾフラン(化合物2)、
2,3−ジヒドロ−2−(3’,4’−ジメトキシフェニル)−7−メトキシ−3−メチル−5−プロピルベンゾフラン(化合物3)、
2−(3’,4’−ジメトキシフェニル)−7−メトキシ−3−メチル−5−プロピルベンゾフラン(化合物4)、
2−(3’,4’−メチレンジオキシフェニル)−7−メトキシ−3−メチル−5−プロピルベンゾフラン(化合物5)、
2,3−ジヒドロ−2−(3’,4’−メチレンジオキシフェニル)−7−メトキシ−3−メチル−5−プロピルベンゾフラン(化合物6)、
2−(3’,4’−メチレンジオキシフェニル)−7−メトキシ−3−メチル−5−(1−プロペニル)ベンゾフラン(化合物7)、および
2,3−ジヒドロ−2−(3’,4’−メチレンジオキシフェニル)−7−メトキシ−3−メチル−5−(1−プロペニル)ベンゾフラン(化合物8)
から選ばれる少なくとも1つである、請求項1に記載の皮膚外用剤。
- 前記一般式(I)で表される化合物の含有率が、外用剤全体に対して0.0001〜10質量%である、請求項1又は2に記載の皮膚外用剤。
- 「医薬部外品」である旨の表示を付されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の皮膚外用剤。
- 美白化粧料であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の皮膚外用剤。
- 2,3−ジヒドロ−2−(3’,4’−ジメトキシフェニル)−7−メトキシ−3−メチル−5−プロピルベンゾフラン(化合物3)、または
2,3−ジヒドロ−2−(3’,4’−メチレンジオキシフェニル)−7−メトキシ−3−メチル−5−プロピルベンゾフラン(化合物6)
であることを特徴とする、請求項6に記載の化合物。
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