JP2005305348A - 生ごみ処理機 - Google Patents

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浩 中尾
Shinichi Tsuzuki
真一 都築
Shigeru Mori
茂 森
Atsushi Koda
篤志 甲田
Tatsuo Yoshikawa
達夫 吉川
Hideo Tomita
英夫 富田
Takeshi Hatano
剛 羽田野
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Abstract

【課題】臭いの発生を抑えつつ微生物の活性化を素早く行える生ごみ処理機を提供する。【解決手段】有機物を分解する微生物担体1bを収納する処理槽1aと、前記処理槽1a内の湿度を検知する湿度センサ11と、前記湿度センサ11からの出力に応じて前記処理槽1a内の湿度を調整する湿度調整手段(図示せず)を有し、生ごみ処理機本体1の使用開始から所定の期間は、前記処理槽1a内の湿度を通常よりも高めに保持するように前記湿度調整手段を制御する「立ち上げ運転」を行なうもので、運転初期の微生物の活動が少ない間は処理槽1a内の温度を昇温することなく湿度を高めに保持するように制御を行うので、臭いの発生を抑えつつ微生物の活性化を素早く行えるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、生ごみ処理機に関するもので、特に微生物分解処理方式により生ごみを分解処理する生ごみ処理機に関するものである。
従来のこの種の生ごみ処理機においては、有機物を分解する微生物担体を収納する処理槽と、前記処理槽内の温度を昇温するための槽ヒータと、前記処理槽内の水分を排気するための排気手段を設け、運転開始初期等、前記処理槽内に投入されたごみを分解する微生物の活動が少ない間は、微生物を素早く活性化させるために、前記槽ヒータの温調温度を通常よりも高く設定するか(例えば、特許文献1参照)、若しくは前記排気手段の排気能力を低下させることで前記処理槽内の温度低下を防ぐ等の方法を用いていた(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−220554号公報 特開2001−149892号公報
しかしながら、上記従来の生ごみ処理機においては、処理槽内の微生物担体の温度も上昇するために、ごみが乾きすぎて逆に微生物の活性化を妨げたり、蒸発量の増加によって臭いが発生する等の課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、運転開始初期等、微生物の活動が少ない間、処理槽内の温度を昇温することなく微生物の活性化を素早く行い、且つ臭いの発生を抑えることのできる生ごみ処理機を提供することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の生ごみ処理機は、有機物を分解する微生物担体を収納する処理槽と、前記処理槽内の湿度を検知する湿度センサと、前記湿度センサからの出力に応じて前記処理槽内の湿度を調整する湿度調整手段を有し、本体の使用開始から所定の期間は、前記処理槽内の湿度を通常よりも高めに保持するように前記湿度調整手段を制御する「立ち上げ運転」を行なうもので、運転初期の微生物の活動が少ない間は処理槽内の温度を昇温することなく湿度を高めに保持するように制御を行うので、臭いの発生を抑えつつ微生物の活性化を素早く行えるものである。
本発明の生ごみ処理機は、運転初期等、処理槽内に投入された生ごみを分解する微生物の活動が少ない間、処理槽内の温度を上げることなく微生物の活性化を素早く行い、且つ臭いの発生を抑えることのできるものである。
第1の発明は、有機物を分解する微生物担体を収納する処理槽と、前記処理槽内の湿度を検知する湿度センサと、前記湿度センサからの出力に応じて前記処理槽内の湿度を調整する湿度調整手段を有し、本体の使用開始から所定の期間は、前記処理槽内の湿度を通常よりも高めに保持するように前記湿度調整手段を制御する「立ち上げ運転」を行なうもので、運転初期の微生物の活動が少ない間は処理槽内の温度を昇温することなく湿度を高めに保持するように制御を行うので、臭いの発生を抑えつつ微生物の活性化を素早く行えるものである。
第2の発明は、特に、第1の発明の湿度調整手段により調整する処理槽内の湿度を、本体の使用開始からの時間経過に応じて徐々に低くしていくもので、微生物の活性に伴ってその湿度調整値を変更するため、効率のよい「立ち上げ」を行えるものである。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の処理槽内の湿度が異常に高い時に表示を行うための表示手段を備え、「立ち上げ運転」中は前記表示手段を動作させる時の湿度閾値を通常よりも高く設定したもので、「立ち上げ」時の湿度調整値に応じてその異常判定値を変えることで、使い勝手のよい生ごみ処理機を提供できるものである。
第4の発明は、特に、第3の発明の表示手段を動作させる時の湿度閾値を、本体の使用開始からの時間経過に応じて徐々に低くしていくもので、請求項2に記載の発明による効果に加え、使い勝手のよい生ごみ処理機を提供できるものである。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明の処理槽内の湿度が高いときに温風を送風して前記処理槽内の湿度を下げる温風送風手段を備え、「立ち上げ運転」中は、前記温風送風手段を運転しないもので、「立ち上げ運転」時に温風送風による臭いの発生を抑えることができるものである。
第6の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明の生ごみ処理機に温風を送風して処理槽内の湿度を下げる温風送風手段を備え、「立ち上げ運転」中は、前記温風送風手段の運転を行う際の湿度閾値を通常よりも高く設定したもので、「立ち上げ運転」時に温風による臭いの発生を抑えつつ、異常に湿度が高くなった時には温風により急速乾燥を行うことで微生物の死滅を防ぐことが可能となり、機器の信頼性が向上するものである。
第7の発明は、特に、第1〜6のいづれか1つの発明の「立ち上げ運転」中に、その旨を表示する立ち上げ表示手段を備えたもので、「立ち上げ運転」中であることを使用者に報知することにより、処理槽内の微生物担体が見た目に湿り気味であっても使用者に不安感を与えずに通常通りの使用を促すことができるため、信頼性が向上するものである。
第8の発明は、特に、第1〜7のいずれか1つの発明の「立ち上げ運転」を解除する為の操作手段を設けたもので、例えば微生物が活性化した後で停電があった時や、機器の場所移動のために一旦電源オフした後等、「立ち上げ運転」を行いたくない場合の対応が可能となり、使用性が向上するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。尚、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における生ごみ処理機の断面図、図2は、同生ごみ処理機の制御フローチャートである。
図において、生ごみ処理機本体1は、微生物担体1b(おが屑などの木質細片)を収納するとともに生ごみ等の有機物が投入される上面開口の処理槽1aと、前記処理槽1aの開口部を開閉自在に覆う蓋体2と、投入される生ごみなどの有機物とともに微生物担体1bを撹拌する撹拌手段3を備えている。撹拌手段3は、前記処理槽1a内に正逆回転自在にしかも前記処理槽1aの前後壁を貫通し取り付けられた撹拌軸4と、撹拌軸4に立設された3本の撹拌部である撹拌棒3a、3b、3cと、前記処理槽1aの背面に設けられ前記撹拌軸4を駆動する撹拌モータ14から構成されている。
前記撹拌棒3a、3b、3cは、前記撹拌軸4を中心に周方向で等角度(120度毎)に立設されているとともに、長手方向で等間隔(撹拌棒3aは前記処理槽1aの背面側、撹拌棒3cは処理槽1aの前面側、撹拌棒3bは、撹拌棒3aと撹拌棒3cとの間の中央)に配置されている。
前記処理槽1aの下部は、前記撹拌棒3a、3b、3cの先端の回転軌道に合わせて円弧状に形成されており、その円弧状の外壁には前記処理槽1a内の微生物担体1bを加熱するための槽ヒータ5及び、前記槽ヒータ5の温調を行うための槽ヒータ温度センサ6が設けられており、前記槽ヒータ5と前記槽ヒータ温度センサ6は槽ヒータ断熱材7によって覆われている。
又、生ごみ処理機本体1の上方には、処理槽1aの内部の上部と生ごみ処理機本体1の背面に設けた背面開口部1cと連通し、処理槽1a内に外気を取り入れるための吸気通路8が設けられている。前記吸気通路8の上流側には、温風送風手段を形成する送風ファンモータ12と、その下流側に乾燥ヒータ13が設けられている。前記送風ファンモータ12を駆動すると前記処理槽1a内に外気が大量に吸気され、同時に前記乾燥ヒータ13に通電すると暖められた外気が前記処理槽1a内に吸気されて前記処理槽1a内の急速乾燥が行える構成になっている。
同じく処理槽1aの内部の上部と生ごみ処理機本体1の下部に設けられた下部開口部1dと連通する排気通路9が設けられ、前記排気通路9の下流側には換気ファンモータ10が設けられており、前記換気ファンモータ10を駆動することにより、前記吸気通路8から外気を処理槽1a内に取り入れ、前記排気通路9を通して外部に排気するようにして前記処理槽1aの換気を行うよう構成されている。
又、処理槽1aの下部後方外壁の右側に湿度センサ11が取り付けられている。湿度センサ11は図示しない湿度測定用ヒータと温度センサによって構成されている。
又、槽ヒータ5、換気ファンモータ10、送風ファンモータ12、撹拌モータ14等の各電気部品の制御とセンサ入力処理等を行う制御部15は、処理槽1a後部の撹拌モータ14の右側に湿度センサ11を覆うように設けられている。
以上の構成による生ごみ処理機の動作、作用は以下の通りである。
本生ごみ処理機の使用にあたり、予め一定量の微生物担体1b(おが屑等の木質細片)を処理槽1aに投入しておく。そして、生ごみ等の有機物を処理する時には前記蓋体2を開けて処理槽1aに有機物を投入して蓋体2を閉じる。この時、制御手段である制御部15と電気的に接続された検出手段(図示せず)が蓋体2が閉じられたことを検出し、槽ヒータ5、換気ファンモータ10、送風ファンモータ12、撹拌手段3等の運転制御を開始する。
撹拌手段3の撹拌モータ14は、間欠的に駆動され、微生物担体1bと投入された生ごみ等の有機物とを混合するとともに、換気ファンモータ10の駆動により処理槽1a内に流入する外気により微生物に適度な酸素を与えて活性化させる。
槽ヒータ5は、槽ヒータ温度センサ6で検出される温度が40℃程度になるように制御部15で制御されており、前記処理槽1a内の微生物担体1bの温度が常に微生物の活性化に適する温度で維持されるようにしている。換気ファンモータ10は蓋体2が閉じられている間は常に回転しており、吸気通路8を通して処理槽1a内に新鮮な酸素を送り続けるとともに、前記処理槽1a内の生ごみ等の有機物から発生した蒸気を排気通路9を通して生ごみ処理機本体1の外部に放出する。
次に、本実施の形態における生ごみ処理機の詳細な制御について、図2に示すフローチャートを参照しながら説明する。
電源投入後、ステップ0で常に、制御部15に搭載された通電タイマ(図示せず)のカウントアップと槽ヒータ5の温調を行う。次にステップ1で、検出手段で蓋体2の開閉判断を行い、開いていれば撹拌モータ14、換気ファンモータ10、送風ファンモータ12、乾燥ヒータ13のそれぞれの運転を停止(オフ)し、制御部15に搭載された運転タイマ(図示せず)、撹拌タイマ(図示せず)、乾燥タイマ(図示せず)をクリアし、再度ステップ0、ステップ1の処理を行う。ステップ1で蓋体2が閉じていれば換気ファンモータ10を駆動し、乾燥タイマのカウントアップを行う。
次にステップ2で、乾燥タイマが後述のステップ6で湿度判定値に応じて決定される乾燥時間「B」時間を超えているかどうかの判断を行い、超えていなければステップ11で乾燥処理を行い、超えていれば下記の通常処理を行う。
まず、運転タイマのカウントアップを行い、ステップ3で運転タイマが2時間を越えているかどうかの判断を行い、2時間を超えていれば湿度測定のための処理を行う。2時間未満であれば撹拌タイマのカウントアップを行い、その撹拌タイマ値に応じてステップ4で撹拌モータ14の制御を行う。
すなわち、後述のステップ6で湿度判定値に応じて決定される撹拌周期「A」分毎に1分間正転・1分間停止・1分間逆転を行うように制御される。一連の制御が終了した時に撹拌タイマをクリアする。尚、ここで言う「正転」とは機体正面から見て反時計回りへの回転のことである。
一方ステップ3で運転タイマが2時間を超えていた場合、ステップ6で運転タイマが2時間30分を超えているかどうかの判定を行う。運転タイマが2時間30分未満であれば、湿度センサ11の構成部品である湿度測定用ヒータ(図示しない)に通電する。運転タイマが2時間30分に達した場合、前記湿度測定用ヒータへの通電を停止して「湿度判定処理」を行う。
湿度判定処理は、30分間の湿度測定用ヒータへの通電による湿度センサ11の構成部品である温度センサ(図示しない)の温度上昇値によって行う。更に前記湿度センサ11により検出した処理槽1a内の湿度に基づいて、処理槽1a内の湿度を調整する湿度調整手段となる撹拌周期「A」と乾燥時間「B」を設定する。湿度と撹拌周期「A」及び乾燥時間「B」の設定テーブルを表1及び表2に示す。
Figure 2005305348
ここで、撹拌周期「A」は通電タイマが「立ち上げ運転」時間(=1週間)以上の時は湿度を30%〜40%に維持できるように設定されており、「立ち上げ運転」中の時は湿度を50%程度に維持するように設定されている。
Figure 2005305348
ここで、乾燥時間「B」は通電タイマが「立ち上げ運転」時間(=1週間)以上の時は湿度を30%〜40%に維持できるように設定されており、「立ち上げ運転」中の時は湿度を50%程度に維持するように設定されている。
最後に運転タイマのクリアを行いステップ5以降の共通処理を行う。
一方、ステップ2で乾燥タイマが「B」時間未満であった場合には、下記の乾燥処理を行う。
まず送風ファンモータ12を駆動して処理槽1a内に送風を行う。次にステップ11で通電タイマが「立ち上げ運転」時間=1週間を超えているかどうかの判定を行う。超えていなければ乾燥ヒータ13は湿度に関わらず常にオフとし、超えていればステップ12で湿度が40%を超えているかどうかの判定を行い、湿度が40%以上である時に乾燥ヒータ13をオンして温風を送風することで処理槽1a内を急速に乾燥させる。以降、以下の共通処理を行う。
ステップ5で、蓋体2に設けられると共に制御部15に接続され「立ち上げ運転」を解除する操作手段である「立ち上げ」解除SW(図示せず)が操作されたかどうかの判定を行い、操作されていれば更にステップ7で通電タイマが「立ち上げ運転」時間=1週間を超えているかどうかの判定を行う。1週間未満であれば通電タイマを強制的に1週間として「立ち上げ運転」を終了する。
次にステップ8で通電タイマが「立ち上げ運転」時間=1週間を超えているかどうかの判定を行い、超えていなければ蓋体2に設けられると共に制御部15に接続された「立ち上げ」表示手段(図示せず)を点灯させ、超えていれば消灯させるようにする。
次にステップ9、10で投入中止表示の点灯判断を行う。尚、ここで投入中止表示とは、処理槽1a内の湿度が異常に高湿になっていることを使用者に報知するための表示手段であり、蓋体2に設けられると共に制御部15に接続されている(図示しない)。通電タイマが「立ち上げ運転」時間=1週間未満(立ち上げ運転中)であれば投入中止表示の閾値は70%であり、1週間以上であれば投入中止表示の閾値は50%としている。
以上で共通処理が終了し、再びステップ0に戻る。
以上の構成による作用を以下に示す。
ステップ6で湿度判定処理を行い、湿度調整手段である撹拌周期「A」及び乾燥時間「B」を決定する際に、「立ち上げ運転中」は通常よりも処理槽1a内の湿度を高く維持する設定にすることで、微生物の活性化を素早く行うことができる。又、この時の処理槽1a内の温度は通常と同一温度であるため、通常運転時に比べて臭いの発生が多くなるということもない。
また、ステップ9、10では湿度調整値に応じてその投入中止表示の閾値も変更しているため、使い勝手のよい生ごみ処理機を提供できるものである。又、ステップ11では「立ち上げ運転」中は温風送風を行わないので、通常に比べて乾燥性能(減量スピードい)が若干落ちるものの、臭いの発生を抑えることができるものである(尚、通常時は微生物の活性が高くなっているため、温風送風を行っても臭いの発生はそれほど多くはない)。
更にステップ8で、「立ち上げ運転」中は、その旨を「立ち上げ」表示手段により使用者に報知するようにしているので、処理槽1a内の微生物担体が見た目に湿り気味であっても使用者に不安感を与えずに通常通りの使用を促すことができるため、信頼性が向上するものである。
更にステップ5では状況に応じて使用者が、「立ち上げ」解除SWで「立ち上げ運転」を解除できるようにしているので、例えば微生物が活性化した後で停電があった時や、機器の場所移動のために一旦電源オフした後等、「立ち上げ運転」を行いたくない場合の対応が可能となり、使用性が向上するものである。
尚、本実施例においては、湿度調整手段である撹拌周期「A」と乾燥時間「B」の設定値を、「立ち上げ運転」中とそうでない場合との二通りの設定としたが、その設定値を更に細かく、例えば表3、表4のように設定すれば、微生物の活性が上がるにつれてその湿度調整値を少しづつ低くできるため、より効率のよい「立ち上げ運転」を行うことも可能である。
Figure 2005305348
Figure 2005305348
又、投入中止表示の閾値についても同様のことが言える。
更に、本実施例においては処理を簡略化するためにステップ11で「立ち上げ運転」中は常に乾燥ヒータ13をオフしているが、例えば「立ち上げ運転」中は湿度70%以上の時に乾燥ヒータ13をオンさせるようにすれば、「立ち上げ運転」時に温風による臭いの発生を極力抑えつつ、異常に湿度が高くなった時には温風により急速乾燥を行うことで微生物の死滅も防止でき、機器の信頼性を向上させることも可能である。
以上のように、本発明にかかる生ごみ処理機は、本体使用開始時に、ごみを分解する微生物の活性化を素早く行い、且つ臭いの発生を抑えることができるので、微生物により生ごみの分解処理を行う堆肥処理装置等にも適用できるものである。
本発明の実施の形態1における生ごみ処理機の概略断面図 同生ごみ処理機の制御フローチャート
符号の説明
1 生ごみ処理機本体
1a 処理槽
1b 微生物担体
2 蓋体
3 撹拌手段
3a〜3c 撹拌棒(撹拌部)
4 撹拌軸
5 槽ヒータ
8 吸気通路
9 排気通路
10 換気ファンモータ
11 湿度センサ
12 送風ファンモータ(温風送風手段)
13 乾燥ヒータ(温風送風手段)
14 撹拌モータ
15 制御部

Claims (8)

  1. 有機物を分解する微生物担体を収納する処理槽と、前記処理槽内の湿度を検知する湿度センサと、前記湿度センサからの出力に応じて前記処理槽内の湿度を調整する湿度調整手段を有し、本体の使用開始から所定の期間は、前記処理槽内の湿度を通常よりも高めに保持するように前記湿度調整手段を制御する「立ち上げ運転」を行なうことを特徴とする生ごみ処理機。
  2. 湿度調整手段により調整する処理槽内の湿度を、本体の使用開始からの時間経過に応じて徐々に低くしていくことを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理機。
  3. 処理槽内の湿度が異常に高い時に表示を行うための表示手段を備え、「立ち上げ運転」中は前記表示手段を動作させる時の湿度閾値を通常よりも高く設定したことを特徴とする請求項1又は2に記載の生ごみ処理機。
  4. 表示手段を動作させる時の湿度閾値を、本体の使用開始からの時間経過に応じて徐々に低くしていくことを特徴とする請求項3記載の生ごみ処理機。
  5. 処理槽内の湿度が高いときに温風を送風して前記処理槽内の湿度を下げる温風送風手段を備え、「立ち上げ運転」中は、前記温風送風手段を運転しないことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の生ごみ処理機。
  6. 温風を送風して処理槽内の湿度を下げる温風送風手段を備え、「立ち上げ運転」中は、前記温風送風手段の運転を行う際の湿度閾値を通常よりも高く設定したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の生ごみ処理機。
  7. 「立ち上げ運転」中に、その旨を表示する立ち上げ表示手段を備えた請求項1〜6のいずれか1項に記載の生ごみ処理機。
  8. 「立ち上げ運転」を解除する為の操作手段を設けた請求項1〜7のいずれか1項に記載の生ごみ処理機。
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