JP2001038319A - 厨芥処理機 - Google Patents

厨芥処理機

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JP2001038319A
JP2001038319A JP11213018A JP21301899A JP2001038319A JP 2001038319 A JP2001038319 A JP 2001038319A JP 11213018 A JP11213018 A JP 11213018A JP 21301899 A JP21301899 A JP 21301899A JP 2001038319 A JP2001038319 A JP 2001038319A
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JP
Japan
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upstream
odor
downstream
electric heater
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Pending
Application number
JP11213018A
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English (en)
Inventor
Nobuo Oshima
信夫 大島
Hiroyuki Koide
宏之 小出
Yoshio Kaneko
精夫 金子
Hiroshi Omokawa
寛史 面川
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省エネルギーの下で悪臭の放出を軽減する。 【解決手段】 触媒脱臭器20内の上流側下流側各位置
にそれぞれ酸化触媒27と30を設置し、臭気センサー
の検出する臭気の濃度に応じて、それが高い乾燥工程の
最盛期には、上下流側各酸化触媒を活性化させるための
電力を上下流側各電熱ヒーターに供給し、最盛期を過ぎ
たある特定の臭気範囲では、下流側電熱ヒーターへの電
力供給を停止させたので、省エネ運転が徹底されるよう
になった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭や食堂、
料理屋あるいはファーストフード店で発生する生ごみ、
残飯等の厨芥を乾燥させて減量させる厨芥処理機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】厨芥を乾燥させる従来の処理機は、処理
中に悪臭が発生することから、酸化触媒を用いた脱臭装
置によって悪臭の無臭化を図り、処理機の設置環境が不
快にならないようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述従来例に
おいては、十分な脱臭能力を目指すあまり、臭気発生の
最盛期を過ぎた後もその能力を無駄に持続させ続けるも
のがあり、省エネの点から見て問題のあるものがあっ
た。
【0004】本発明は、このような従来の問題点を解決
すべく、省エネを徹底する中で酸化触媒による無臭化の
能力を十分なものにして悪臭の放出が軽減されるように
するほかに、省エネが実現されるようにしたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明にお
いては、触媒脱臭器の脱臭室内に、上流側から下流側に
かけて、少なくとも上流側酸化触媒とこれを加熱する上
流側電熱ヒーターおよび下流側酸化触媒とこれを加熱す
る下流側電熱ヒーターのそれぞれを設置し、臭気センサ
ーによって検出される臭気の濃度が第一の所定値より高
いときに上下流側各電熱ヒーターへ電力を供給し、臭気
センサーによって検出される臭気の濃度がその第一の所
定値とそれより低い第二の所定値の間にあるときは上流
側電熱ヒーターのみに電力を供給し、また、臭気センサ
ーによって検出される臭気がその第二の所定値より低く
なったときには上流側電熱ヒーターへの電力も供給を停
止して、省エネ運転が徹底される厨芥処理機を構成し
た。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は上述のように構成された
ものであり、触媒脱臭器の脱臭室内に、上流側から下流
側にかけて、少なくとも上流側酸化触媒とこれを加熱す
る上流側電熱ヒーターおよび下流側酸化触媒とこれを加
熱する下流側電熱ヒーターのそれぞれが設置され、臭気
センサーによって検出される臭気の濃度が第一の所定値
より高いときには上下流側各電熱ヒーターへ電力が供給
されて十分な脱臭能力が発揮されるようにし、臭気セン
サーによって検出される臭気の濃度がその第一の所定値
とそれより低い第二の所定値の間にあるときは上流側電
熱ヒーターのみに電力が供給されて省エネ運転がなされ
るようにし、また、臭気センサーによって検出される臭
気がその第二の所定値より低くなったときには上流側電
熱ヒーターへの電力も供給が停止されて運転が全停止す
るようになっている。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図により説明する。
【0008】まず図1において、1は厨芥処理機の本体
で、2はこの本体1の上部に開閉自在に取り付けられた
本体蓋である。3は本体1内に取り付けられた処理容器
のうちの外側固定容器で、4はこの外側固定容器3の内
側に設置される着脱自在の厨芥収納容器、5はこの厨芥
収納容器4の外側に形成された断熱層である。
【0009】6は厨芥収納容器4の内壁に取り付けられ
た固定刃で、7は厨芥を撹拌するほかにこの固定刃6と
連携して破砕する回転撹拌刃である。8は厨芥収納容器
4の底部に設けられた被駆動回転軸で、これは厨芥収納
容器4の取り外しの際に容器ごと取り外されるものであ
る。9は外側固定容器3の底部に取り付けられた回転駆
動軸で、上述の被駆動回転軸8と着脱自在に連結して被
駆動側8に回転力を伝えるものである。10はこの回転
駆動軸9を回転させるための回転力を発生する電動モー
ターで、11は減速ギヤである。
【0010】12は本体蓋2の内側下部に設けられた内
蓋で、厨芥収納容器4の上部を塞ぐためのものであり、
13、13はこの内蓋2の内側天井部に取り付けられた
電熱ヒーター、14は電熱ヒーター13、13と並んで
取り付けられた撹拌ファン、15はこの撹拌ファンを駆
動する電動モーターである。
【0011】16は本体1外部の新鮮空気を厨芥収納容
器4内に送り込むエアポンプで、17はこのエアポンプ
16と内蓋12とを結ぶ連結パイプである。
【0012】18は外側固定容器3の底部に取り付けら
れた気液回収パイプで、19は回収された気液つまり気
体液体のうちの液体を貯溜する貯溜槽、20は気体を通
過させて無臭化する触媒脱臭器、21はこの触媒脱臭器
20と上述気液回収パイプ18とを結ぶ気体導入パイ
プ、22は脱臭された気体を本体1外に排出するための
気体排出パイプである。
【0013】23は厨芥収納容器4から触媒脱臭器20
に向かう気流の臭気を検出するための臭気センサーで、
24は本体1内を冷却するために空気を流通させる冷却
ファン、そして25は蓋ラッチハンドルである。
【0014】次に図2において、26は触媒脱臭器20
の脱臭室で、27はこの脱臭室26の気体導入パイプ2
1側つまり気体の流れの上流側に設置された白金系ハニ
カム状の酸化触媒、28はこの上流側酸化触媒27を脱
臭室26内に取り付けるための触媒取付具、29は上流
側酸化触媒27の上流側に設けられた上流側電熱ヒータ
ーであり、30は脱臭室26の下流側の気体排出パイプ
22側に設置された白金系ハニカム状の酸化触媒、36
はこの下流側酸化触媒30を脱臭室26内に取り付ける
ための触媒取付具、31は上流側酸化触媒27とこの下
流側酸化触媒30の間に設けられた下流側電熱ヒーター
である。
【0015】そして32は、触媒脱臭器20の脱臭室2
6と外界とを熱的に隔絶する断熱材である。
【0016】このように構成されたものにおいて、厨芥
収納容器4に厨芥を投入し、電熱ヒーターへの電力の供
給を、厨芥収納容器4内の温度が110〜130℃に保
たれるように調節しながら回転撹拌刃7を作動させる
と、投入された厨芥は撹拌されかつ厨芥収納容器4の内
壁下部に取り付けられた固定刃6とによって破砕されな
がら乾燥が進行する。
【0017】その間、エアポンプ16によって本体1外
の空気が厨芥収納容器4内に供給されるので、厨芥から
生じた蒸気と臭気成分は、その空気とともに外側固定容
器3の底部に設けられた気液回収パイプ18に向かう。
外側固定容器3は冷却ファン24によって冷却されてい
るため、発生した蒸気は気液回収パイプ18に到達する
までの間に十分に凝縮され、その凝縮液は貯溜槽19に
流下して貯溜される。
【0018】残りの気体部分は、気液回収パイプ18に
接続した気体導入パイプ21を経て触媒脱臭器20に送
り込まれ、脱臭されたあと、気体排出パイプ22を通じ
て本体1外へ排出される。
【0019】ところで、脱臭器20内に設置された上下
流側各電熱ヒーター29、31へ供給される電力は、上
流側および下流側の各酸化触媒27、30の温度が、そ
れぞれ400℃、300℃になるように調節されてい
る。
【0020】というのも、上流側酸化触媒27に関して
は、流入する悪臭成分の濃度が、下流側のそれに比べて
相対的に高い上に、凝縮されなかった相当量の蒸気の流
入も避けられないからである。しかもそれら流入流体の
温度が比較的低温である。つまり、酸化触媒27は比較
的高負荷にさらされることとなるので、そうした条件下
でも、十分に活性化していなければならないからであ
る。そのために、酸化触媒の温度が比較的高温に保たれ
るようにしているのである。
【0021】その一方で、下流側酸化触媒30に関して
は、流入する臭気の濃度が比較的低く、またその温度も
相当程度上昇していて、上流側の場合に比べて軽負荷化
しているため、過剰な電力供給を避けて可能な限りの省
エネ運転が実現されるよう、比較的低温に調節されてい
るのである。
【0022】また、臭気センサー23によって検出され
る臭気の濃度が第一の所定値以上のときには、上下流各
酸化触媒27、30を上述の温度で活性化させるため
に、上下流側各電熱ヒーター29、31に電力が供給さ
れ、臭気濃度が上述の第一の所定値とそれより低い第二
の所定値の間にあるときには、脱臭負荷が軽減されたと
みなして上流と下流の酸化触媒の間に設けられた下流側
電熱ヒーター31への電力供給を止め、上流側酸化触媒
27のみの活性状態を持続させて、省エネ運転が徹底さ
れるようにしている。
【0023】そして臭気センサー23の検出する臭気の
濃度が上述第二の所定値より低くなったときには、厨芥
が十分に乾燥したとみなして全運転が停止するようにな
っている。
【0024】本発明の一実施例においては、このように
して、触媒脱臭器20内の電熱ヒーター29、31への
電力供給が、乾燥の進行状況に応じて脱臭能力を低下さ
せる方向で制御されるので、無駄な電力を遣うことな
く、しかも処理機の設置される環境への臭気の放出が大
幅に軽減されるようになり、快適化を確実に前進させる
ことができた。
【0025】
【発明の効果】以上本発明によれば、触媒脱臭器内の上
下流側各位置にそれぞれ酸化触媒を設置し、臭気センサ
ーの検出する臭気の濃度に基づいて、高濃度が検出され
る乾燥工程の最盛期には上下流側各酸化触媒を活性化さ
せるための電力を上下流側各電熱ヒーターに供給し、最
盛期を過ぎたある特定の臭気範囲では、下流側電熱ヒー
ターへの電力供給を停止したので、省エネ運転が徹底さ
れるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の要部断面図である。
【図2】本発明一実施例の要部断面図である。
【符号の説明】
1:本体、2:本体蓋、3:外側固定容器、4:厨芥収
納容器、12:内蓋、13:電熱ヒーター、14:撹拌
ファン、16:エアポンプ、18:気液回収パイプ、2
0:触媒脱臭器、21:気体導入パイプ、22:気体排
出パイプ、23:臭気センサー、26:脱臭室、27:
上流側酸化触媒、29:上流側電熱ヒーター、30:下
流側酸化触媒、31:下流側電熱ヒーター。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 面川 寛史 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内 Fターム(参考) 3L113 AC08 AC21 AC45 AC46 AC52 AC54 AC57 AC58 AC59 AC63 AC67 AC75 AC79 AC87 AC90 BA01 CA08 CA12 CA20 DA02 DA15 DA26 4D004 AA03 CA04 CA22 CA48 CB13 CB32 CC09 DA01 DA20

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨芥処理機の本体(1)と、この本体内
    に取り付けられた外側固定容器(3)と、この外側固定
    容器内に着脱自在に設置される厨芥収納容器(4)と、
    この厨芥収納容器内において厨芥を撹拌し破砕する固定
    刃(6)および回転撹拌刃(7)と、その厨芥収納容器
    内を加熱する電熱ヒーター(13、13)と、その厨芥
    収納容器内に前記本体外の新鮮空気を流通させるエアポ
    ンプ(16)と、その厨芥収納容器内で発生した臭気を
    検出する臭気センサー(23)と、その厨芥収納容器内
    の気体を受け入れて脱臭する触媒脱臭器(20)と、こ
    の触媒脱臭器によって脱臭された気体を前記本体外に放
    出する気体排出パイプ(22)とよりなるものにおい
    て、前記触媒脱臭器の脱臭室(26)内には、上流側か
    ら下流側にかけて、少なくとも上流側酸化触媒(27)
    とこれを加熱する上流側電熱ヒーター(29)および下
    流側酸化触媒(30)とこれを加熱する下流側電熱ヒー
    ター(31)のそれぞれが設置され、前記臭気センサー
    によって検出される臭気の濃度が第一の所定値より高い
    ときは前記上下流側各電熱ヒーターへ電力が供給され、
    前記臭気センサーによって検出される臭気の濃度がその
    第一の所定値とそれより低い第二の所定値の間にあると
    きは前記上流側電熱ヒーターのみに電力が供給され、ま
    た、前記臭気センサーによって検出される臭気がその第
    二の所定値より低くなったときには前記上流側電熱ヒー
    ターへの電力も供給が停止されるようになっていること
    を特徴とする厨芥処理機。
JP11213018A 1999-07-28 1999-07-28 厨芥処理機 Pending JP2001038319A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006229360A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Canon Inc 無線通信装置及び無線通信、プログラム、記憶媒体
KR101197233B1 (ko) * 2010-01-06 2012-11-02 주식회사 아모그린텍 촉매연소방식 탈취모듈 및 이를 이용한 음식물 처리장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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