JP2994969B2 - 生ごみ処理機 - Google Patents

生ごみ処理機

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JP2994969B2 JP6256336A JP25633694A JP2994969B2 JP 2994969 B2 JP2994969 B2 JP 2994969B2 JP 6256336 A JP6256336 A JP 6256336A JP 25633694 A JP25633694 A JP 25633694A JP 2994969 B2 JP2994969 B2 JP 2994969B2
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭の台所、厨房
等で発生する厨芥、およびその他水分を比較的多く含む
廃棄物、いわゆる生ごみ類を対象とした比較的小型で簡
便にかつ衛生的に使用できる処理機器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】家庭から排出される廃棄物の代表的なも
のは生ごみ類であり、その大部分は厨芥として台所周辺
から発生する。これらの廃棄物処理に関しては、所定の
時間、場所に収集車が出向いてそれらを収集し、焼却場
等の処理施設で集中処理するのが一般的な方法である。
よって一般家庭などでは収集が行なわれる所定の時間ま
で廃棄物を保管しておく必要があり、また収集が行なわ
れる所定の場所まで運搬していく必要があった。それら
の不便を解消するため廃棄物をそれが発生する場所(の
近傍)で処理する装置、方法がいくつか提案されてい
る。たとえばディスポーザと呼ばれる機械的な力で生ご
みを微細化し水と共に下水に流してしまう方式のもの、
ヒータ、マイクロ波等を用いた加熱(部分燃焼)方式の
もの、臭いを出さないための冷凍方式、微生物を利用し
た分解方式等がある。そんな中で最近乾燥方式のものも
提案されている。例えば特願平3−346018、特願
平5−84543等である。これらは生ごみをヒータ等
の加熱手段で加熱乾燥し、排出される水蒸気はその外側
等に設けた凝縮器で強制空冷してその大部分を凝縮さ
せ、残りの排気成分は脱臭器を通して排気し、ほぼ無臭
の乾燥処理を実現する機能を有するものである。この種
の生ごみ乾燥処理機は発生する水蒸気を凝縮させてドレ
ン水として排出することが特徴であり、このとき加熱中
発生する臭気成分の多くをドレン水中に溶解して除去で
きるため脱臭器が小型で簡易な構成にできるメリットが
あった。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】生ごみは収集が行なわ
れる所定の時間まで発生場所の近傍で保管しておく必要
があり、水分を多く含むためそれ自体で腐敗の起き易い
環境を形成する。したがって保管中に生ごみの腐敗が進
行して悪臭が発生する。また水分を多く含むため重量が
増え、それを詰め込んだ袋を収集が行なわれる所定の場
所まで運搬していくのが重労働であった。また収集場所
までの運搬中に厨芥を収容した袋から水分が洩れ、その
痕跡が新たな(二次的)臭気発生の原因となることも頻
繁にあり、特に集合住宅においてこの問題解決に対する
期待は切実なものであった。これに対して従来の厨芥処
理装置をみると、ディスポーザは厨芥を細かく粉砕でき
るが、処理後の排水中には多量の固形分および有機成分
を含むため、河川等の有機汚染を引き起こす一因となる
ものであった。焼却式は焼却中の臭気発生、困難な灰の
処理等の問題が残されている。また、冷凍式は厨芥の重
量を削減することは原理的にできないものであった。そ
の中で乾燥式は、生ごみが含有する水分にまつわる様々
な問題を解決し、同時にごみの減量化も達成でき、処理
中の臭気の発生も無く使い易い機器となり得るものであ
った。しかし上記に示した乾燥方式においては、生ごみ
から分離した凝縮水中に臭気成分が溶け込んでおり、そ
の凝縮水を凝縮部あるいは排水タンク等の機器内に貯留
していることから、使用者がごみの出し入れ時等に蓋を
開放したとき強い臭気を感じることがあった。
【0004】本願発明は、従来の乾燥式生ごみ処理装置
のこのような課題の解決を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、生ごみ容器と凝縮容器とを内外に略同心円
状に配置し、生ごみを加熱するための加熱手段を生ごみ
容器の上方に設けて加熱手段と生ごみ容器との間を加熱
空間とし、生ごみを撹拌するための撹拌手段を生ごみ容
器内に設け、凝縮容器に排水・排気口を設け、生ごみ容
器と凝縮容器との間を凝縮空間とし、加熱空間と前凝縮
空間との連通部に円周方向で全周にわた って凝縮容器壁
面を突出させることで生ごみ処理機としたものである。
【0006】さらに、生ごみ容器と凝縮容器とを内外に
略同心円状に配置し、生ごみを加熱するための加熱手段
を生ごみ容器の上方に設けて加熱手段と生ごみ容器との
間を加熱空間とし、生ごみを撹拌するための撹拌手段を
生ごみ容器内に設け、凝縮容器に排水・排気口を設け、
排水口に排水パイプを介して着脱自在の排水タンクを設
け、排水パイプから分岐した排気経路中には脱臭器を配
置し、生ごみ容器と凝縮容器との間を凝縮空間とすると
ともに、生ごみ容器全周上の上端部分を水平方向外側に
突出させて突出部を設けたことで生ごみ処理器機とした
ものである。
【0007】さらに、生ごみ容器、断熱容器、凝縮容器
を内側より順に略同心円状に配置し、生ごみを加熱する
ための加熱手段を生ごみ容器の上方に設けて加熱手段と
生ごみ容器との間を加熱空間とし、生ごみを撹拌するた
めの撹拌手段を生ごみ容器内に設け、凝縮容器に排水・
排気口を設け、排水口に排水パイプを介して着脱自在の
排水タンクを設け、排水パイプから分岐した排気通路中
には脱臭器と送風機を配置し、生ごみ容器と凝縮容器と
の間を凝縮空間とするとともに、処理工程の終了に到る
一定期間中前記送風機を動作状態として生ごみ処理機を
構成したものである。
【0008】
【作用】生ごみの主成分は水分であり、通常その重量の
7〜8割を占める。本発明は生ごみを加熱して水分を蒸
発分離し、生ごみは乾燥物の状態に処理し、水蒸気は凝
縮水として廃棄する。このとき、加熱中発生する臭気成
分の多くが水蒸気とともに凝縮されるかあるいは凝縮水
中に溶解して除去される。したがって、凝縮水中には多
種類の臭気成分が含まれることになり、凝縮水は凝縮部
あるいは排水容器中(機器内)に存在するため、特に揮
発性の高い成分は機器の蓋を開けたときに機外に放出さ
れ易くなる。これが蓋開放時に発生する臭気の一つの原
因となる。また、この種の乾燥処理機で生ごみを乾燥処
理した直後は乾燥ごみの臭気は非常に少ないが、そのま
まの状態で放置しておいて次に蓋を開放したとき、乾燥
ごみが臭く感じる場合がある。これは凝縮水中の臭気成
分が徐々に揮発して拡散し、乾燥して多孔質になったご
みに吸着されたことによる。つまり臭気成分が凝縮水か
ら乾燥ごみに移行したことが原因となる。
【0009】本発明はこの点に着目してなされたもので
あり、凝縮水からの臭気成分の再揮発を抑制して臭気が
機外へ発散するのを防止する、または臭気成分が凝縮水
から拡散移行して乾燥ごみに吸着されることを防止する
ものである。
【0010】具体的には、ごみが存在する加熱空間と
縮空間との間の連通部に円周方向で全周にわたって凝縮
容器壁面を突出させることで狭隘部分を設けることで
縮空間から加熱空間への臭気拡散を防止する。これはご
み容器の上端部に水平方向につばを設けて伸ばす構成で
も達成できる。また、乾燥処理終了に到る一定期間に排
気用の送風機を動作状態として凝縮容器内等を空気でパ
ージし、機器内に残存する揮発性臭気成分を追い出し、
機器内の臭気を減少させる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0012】本発明による第1の実施例の要部縦断面図
を図1に示す。1は生ごみ収容器であり、2は生ごみ容
器1に一体に設けた耐熱性発泡プラスチックから成る断
熱材であり、3は凝縮容器である。8は生ごみ容器1内
に収容した生ごみを加熱するためのヒータ、9は撹拌フ
ァンであり、両者で加熱手段を構成し、それらは生ごみ
を出し入れするときに開閉する蓋7中に納められてい
る。19は蓋パッキン材である。加熱手段によって生成
した熱風は吹き出し孔10を通して加熱空間4に吹き出
されて生ごみ容器1内を循環する。吹き出し温度は10
0〜130℃に制御される。生ごみ容器1は耐熱性プラ
スチック材料で構成される。5は生ごみ容器1と凝縮容
器3との間に構成される凝縮空間であり、16は冷却フ
ァン、6は生ごみを撹拌粉砕するための撹拌羽根であ
る。撹拌羽根6回転用の軸6aは生ごみ容器1および断
熱材2を貫通した構成になっているが、その貫通部で軸
6aを上下に分断し、上部と撹拌羽根6を生ごみ容器に
取り付け、軸下部と接続する構成にすることにより、生
ごみ容器を機器から着脱自在にすることが可能となる。
それによって機器としての使い勝手が向上することにな
る。11は凝縮容器の下部に設けた排水・排気口であ
り、凝縮水を貯留する排水タンク18に排水パイプ23
を介して連通する。17は排水タンク入り口、22は排
水タンク入り口パッキン材であり、排水タンクは溜まっ
た凝縮水を廃棄するために機器から着脱自在に構成され
ている。排水パイプから分岐して排気パイプ24を設
け、その途上に脱臭器12を設けている。脱臭器12は
触媒13と触媒13を加熱して活性化するための触媒ヒ
ータ14から構成され、触媒酸化反応によって臭気成分
は脱臭される。触媒はハニカム状のセラミック製担体に
白金系貴金属を担持したものを用いた。酸化分解反応を
円滑に行うために触媒温度は約400℃とした。15は
排気用の送風機である。ここでは脱臭器として酸化分解
反応を利用した触媒脱臭器を用いているが、他の方法を
用いることも可能である。活性炭系、シリカ系、アルミ
ナ系、ゼオライト系、イオン交換樹脂系等の吸着剤を用
いた吸着脱臭方式、オゾンを用いた酸化分解方式、バイ
オ消臭方式、芳香剤等を用いた中和、マスキング方式、
などの中から使用条件に応じて選択(複数も可)するこ
とが可能である。20は凝縮容器3の上部を内側に突出
させた突起部であり、これにより加熱空間4と凝縮空間
5との間に狭隘部21が構成される。
【0013】次に生ごみ乾燥処理の操作について説明す
る。まず蓋7を開放して生ごみ容器1の中に生ごみを投
入する。次に蓋7を閉めて準備を完了する。以下加熱操
作に移る。ヒータ8と撹拌ファン9に通電して、生ごみ
の加熱を開始する。同時にあるいは生ごみの温度を見計
らって冷却ファン16、排気用の送風機15、触媒ヒー
タも動作させる。生ごみの温度は徐々に上昇し、水蒸気
が発生し始める。生ごみ容器1の断熱性を高めること
は、効率的に水蒸気を発生させる(加熱効率の向上)た
めに有効である。発生した水蒸気は凝縮空間5に流出し
てくるが、このとき冷却ファン16で凝縮容器3が強制
空冷されるため、発生した水蒸気は同部で冷却され凝縮
する。凝縮空間5で生成した凝縮水は排水・排気口11
から排水パイプ23を通って排水タンク18に貯められ
る。排水タンク18等が無い場合は機外に流出させられ
ることになる。このようにして生ごみの乾燥が進行し、
生ごみから水分が分離される。この乾燥過程で水蒸気と
共に発生する少量のガス状臭気成分は、その多くが水蒸
気と共に凝縮するかあるいは凝縮水中に溶解して排水タ
ンク内に運ばれる。残りのガス状の臭気成分は排水パイ
プ23から分岐した排気パイプ24を介して排気用の送
風機15によって吸引され、脱臭器12へと送られ、同
部で脱臭後に機外へ排気されるため無臭となる。また送
風機15で機内を吸引するため機器内部は処理中常時減
圧状態にあり、処理中の臭気発生も防止できることにな
る。また触媒酸化反応用の空気の取り入れについては、
実用的には送風機の動作により各部隙間等を通して機内
に空気の取り入れが可能であるが、空気取り入れ口を予
め蓋部分等に設置しておく方法も有効である。乾燥処理
の終了は凝縮容器3の温度変化を検知することによって
行う(図略)。処理が終了した後は乾燥ごみが生ごみ容
器1内に残り、大部分の凝縮水が排水タンク18内に貯
められ、僅かの凝縮水が水滴となって凝縮容器3の壁面
に残される。このとき、凝縮水中には臭気成分が溶け込
んでいるため、凝縮水に多少の臭いが残る。一方乾燥ご
みは乾燥物特有の臭気は僅かに残るが、凝縮水に比較し
て臭気は少ない状態にある。
【0014】このままの状態で放置すると、凝縮水中の
揮発性臭気成分は徐々に揮発拡散し、乾燥ごみに移行し
てくる。これを防止するために狭隘部21が存在する。
狭隘部21が臭気成分拡散に対して抵抗となり、それを
抑制することになる。したがって、乾燥ごみへの臭気の
移行は最小限に抑制することができる。また、蓋7を勢
い良く開放した場合には瞬間的に加熱空間4、凝縮空間
5が減圧状態になり、空気は排気パイプ24から逆流し
て凝縮空間5に到り、その勢いで機器上部に吹き出す現
象が起きる。このとき同時に逆流空気は凝縮水の臭気を
巻き込み、付近にまき散らすことになる。この場合も狭
隘部21は空気流の抵抗となるため、上記現象の抑制に
対しても効果的である。
【0015】図2に本発明による第2の実施例の要部縦
断面図を示す。図1と共通する部分は図1と同一番号で
示し、その説明は省略する。51は生ごみ容器であり、
金属二重壁で構成した断熱容器52とは分離して構成し
た。断熱容器52の内部は真空状態にするのが効果的で
あるが、空気を満たした状態であってもその機能は発揮
できる。53は凝縮容器である。本実施例では生ごみ容
器51の上端部に設けたつば60を水平方向に伸ばして
凝縮容器53壁との間に狭隘部61を構成した。この方
法は簡単でありコストも安価にできるメリットがある。
生ごみ容器51の上端部を上方に伸ばして蓋7の下面と
の間に狭隘部を構成することも可能であるが、水平方向
の場合の方がごみを投入するときごみが凝縮空間5側に
落ちるのを防止する効果もあるためより望ましい。図1
の例と同様にして生ごみ容器51、断熱容器52共に機
器から着脱自在に構成可能である。本実施例における操
作および臭気拡散の防止効果は図1における第1の実施
例と同様である。また、狭隘部を構成する他の方法とし
ては、生ごみ容器1の上端部に金属製等のリングを装着
して流路を狭める方法、そのリングの最外部先端をその
外側の凝縮容器53壁面に沿って上方あるいは下方に伸
ばして流路抵抗をさらに強める方法等がある。他の構成
要素との関係において選択可能である。
【0016】次に本発明による第5の実施例について説
明する。この実施例は乾燥処理工程に関わるものであっ
て、処理工程に工夫を加えることにより、蓋開放時の臭
気発生を極めて少なくすることができる。それは図1〜
図4に示したような排気部に送風機15を設けた構成で
可能となる。乾燥処理工程は予備加熱→撹拌加熱→終了
検知→冷却と進行するが、この冷却工程に入る頃から送
風機15を動作させる。臭気成分は揮発性の高い物質で
あるため、送風機15を動作させるとその空気流に乗っ
て機外にパージされ易い。したがってこの操作によっ
て、最後に機器内に残る僅かな量であるが比較的強い臭
気を有する揮発性成分は、脱臭器を通過して機外に運ば
れる。その結果機内に残留する臭気は少なくなり、蓋開
放時の臭気も抑えられることができる。この時送風機1
5は処理工程の全期間を通して動作状態としても同様な
効果が期待できることはもちろんであるが、この場合は
脱臭器の処理するべき臭気量が増大することになるた
め、より脱臭器の選定が限られてくる。しかし上記のよ
うに冷却中に限って動作させるようにすると、ごみ自体
も温度が低いため臭気成分の発生量は少なく、脱臭器も
簡単な構成で済むメリットがある。
【0017】以上、本発明による第1〜第3の実施例に
ついて説明してきたが、これらは何れも組み合わせ複合
化が可能であり、それぞれの方法で上記の脱臭効果は当
然発揮されるが、二つの実施例あるいはそれ以上の実施
例を組み合わせることにより臭気低減の効果はより大き
く実現される。
【0018】本発明は比較的小型の家庭用等に適した乾
燥式生ごみ処理機に特に有効であるが、業務用等大型機
にも適用可能である。また、主として独立した機器とし
て使用するのに適し、臭気発生もないため屋内、屋外ど
ちらでも使用可能である。また、システムキッチンに組
み込んで用いることも可能であり、この場合は、生ごみ
の発生がキッチンのシンク周辺が主であるので、発生場
所に最も近い場所にこの装置を設置できることになり、
使用者の操作性、利便性が一段と向上する。
【0019】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は上記のように簡単な構成で生ごみを効率的にか
つ無公害で乾燥減量化処理する機器において、特に蓋開
放時に感じることの多かった処理後のごみの臭気を、簡
単な構成で大幅に低減するものである。
【0020】これを実施することにより、使用者は従来
より一段と快適に機器を使用することができるようにな
るとともに、家庭内およびごみ集積所等の衛生性向上、
ごみの減量化に大きく貢献することを可能とするもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例の要部縦断面図であ
る。
【図2】本発明による第2の実施例の要部縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 生ごみ容器 3 凝縮容器 4 加熱空間 5 凝縮空間 6 撹拌羽根 8 ヒータ 9 撹拌ファン 11 排水・排気口 12 脱臭器 15 送風機 21、61 狭隘部 52 断熱容器 71 開閉弁 82 ドレンパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 次郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−82158(JP,A) 特開 平6−123555(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F26B 9/06 F26B 21/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみ容器と凝縮容器とを内外に略同心
    円状に配置し、生ごみを加熱するための加熱手段を前記
    生ごみ容器の上方に設けて前記加熱手段と前記生ごみ容
    器との間を加熱空間とし、生ごみを撹拌するための撹拌
    手段を前記生ごみ容器内に設け、前記凝縮容器に排水・
    排気口を設け、前記生ごみ容器と前記凝縮容器との間を
    凝縮空間とし、前記加熱空間と前記凝縮空間との連通部
    円周方向で全周にわたって前記凝縮容器壁面を突出さ
    せることを特徴とする生ごみ処理機。
  2. 【請求項2】 生ごみ容器と凝縮容器とを内外に略同心
    円状に配置し、生ごみを加熱するための加熱手段を前記
    生ごみ容器の上方に設けて前記加熱手段と前記生ごみ容
    器との間を加熱空間とし、生ごみを撹拌するための撹拌
    手段を前記生ごみ容器内に設け、前記凝縮容器に排水・
    排気口を設け、前記排水口に排水パイプを介して着脱自
    在の排水タンクを設け、前記排水パイプから分岐した排
    気経路中には脱臭器を配置し、前記生ごみ容器と前記凝
    縮容器との間を凝縮空間とするとともに、前記生ごみ容
    器全周上の上端部分を水平方向外側に突出させて突出部
    を設けたことを特徴とする生ごみ処理機。
  3. 【請求項3】 凝縮容器に設けた排水・排気口に連接し
    た排気通路中に排気用の送風機を設けたことを特徴とす
    る請求項1、又は2記載の生ごみ処理機。
  4. 【請求項4】 触媒酸化反応を利用した脱臭器を用いた
    ことを特徴とする請求項2記載の生ごみ処理機。
  5. 【請求項5】生ごみ容器、断熱容器、凝縮容器を内側よ
    り順に略同心円状に配置し、生ごみを加熱するための加
    熱手段を前記生ごみ容器の上方に設けて前記加熱手段と
    前記生ごみ容器との間を加熱空間とし、生ごみを撹拌す
    るための撹拌手段を前記生ごみ容器内に設け、前記凝縮
    容器に排水・排気口を設け、前記排水口に排水パイプを
    介して着脱自在の排水タンクを設け、前記排水パイプか
    ら分岐した排気通路中には脱臭器と送風機を配置し、前
    記生ごみ容器と前記凝縮容器との間を凝縮空間とすると
    ともに、処理工程の終了に到る一定期間中前記送風機を
    動作状態とすることを特徴とする生ごみ処理機。
  6. 【請求項6】 触媒酸化反応を利用した脱臭器を用いた
    ことを特徴とする請求項記載の生ごみ処理機。
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