JP3319142B2 - 厨芥処理装置 - Google Patents
厨芥処理装置Info
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- Treating Waste Gases (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
- Refuse Receptacles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生ごみ等の厨芥を処理
するための厨芥処理装置で、特に処理中に発生する臭気
を減ずる手段に関すものである。
するための厨芥処理装置で、特に処理中に発生する臭気
を減ずる手段に関すものである。
【0002】
【従来の技術】従来の厨芥処理装置としては、生ごみを
粉砕して下水へ流すディスポーザーや生ごみを粉砕・脱
水して回収する生ごみ脱水機がある。ディスポーザー
は、下水処理施設のない地域では河川を汚し、環境汚染
の原因になる。一方、生ごみ脱水機は、脱水した生ごみ
を回収するので直接には環境汚染の原因にはならない
が、回収した生ごみを放置しておくと腐敗しやすく、悪
臭を発生する。そのため、脱水回収した生ごみを低温で
保管したり、頻繁に公共のごみ収集場所へだして処理し
なければならない。
粉砕して下水へ流すディスポーザーや生ごみを粉砕・脱
水して回収する生ごみ脱水機がある。ディスポーザー
は、下水処理施設のない地域では河川を汚し、環境汚染
の原因になる。一方、生ごみ脱水機は、脱水した生ごみ
を回収するので直接には環境汚染の原因にはならない
が、回収した生ごみを放置しておくと腐敗しやすく、悪
臭を発生する。そのため、脱水回収した生ごみを低温で
保管したり、頻繁に公共のごみ収集場所へだして処理し
なければならない。
【0003】これらの課題に対応する手段として、生ご
みを乾燥して元の体積・重量を低減し、処理の大幅な簡
素化を図った厨芥処理装置が発明された。
みを乾燥して元の体積・重量を低減し、処理の大幅な簡
素化を図った厨芥処理装置が発明された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの種の厨芥
処理装置では、処理容器内を130℃の温風で乾燥する
ために、処理中の例えば野菜類・魚類・肉類等から臭気
が発生する。この臭気は、触媒を通じて処理装置外に排
出されるが、完全に脱臭できないため、不快臭が処理装
置を配置した付近に漂う現象が発生した。
処理装置では、処理容器内を130℃の温風で乾燥する
ために、処理中の例えば野菜類・魚類・肉類等から臭気
が発生する。この臭気は、触媒を通じて処理装置外に排
出されるが、完全に脱臭できないため、不快臭が処理装
置を配置した付近に漂う現象が発生した。
【0005】また、乾燥済みのごみを廃棄するために蓋
をあけたとき、触媒に至らずに処理容器内にこもってい
る臭気が一気に容器外に放散され、廃棄処理する人へ不
快感を与えていた。
をあけたとき、触媒に至らずに処理容器内にこもってい
る臭気が一気に容器外に放散され、廃棄処理する人へ不
快感を与えていた。
【0006】本発明は、これらの課題を解消し、臭気に
よる不快感を与えるのを防止した厨芥処理装置を提供す
ることを目的とする。
よる不快感を与えるのを防止した厨芥処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の手段は、厨芥収納容器と、厨芥収納容
器内の生ごみを加熱乾燥させる加熱手段と、前記厨芥収
納容器内にオゾンを投入するオゾン投入装置と、前記厨
芥収納容器内の厨芥を撹拌する回転刃と、前記厨芥収納
容器内の厨芥から発生するガスを検知するガスセンサー
と、前記オゾン投入装置によるオゾン投入後、前記ガス
センサーの出力がピーク値から一定量減少してから前記
回転刃を動作させる制御手段を備えたものである。
の本発明の第1の手段は、厨芥収納容器と、厨芥収納容
器内の生ごみを加熱乾燥させる加熱手段と、前記厨芥収
納容器内にオゾンを投入するオゾン投入装置と、前記厨
芥収納容器内の厨芥を撹拌する回転刃と、前記厨芥収納
容器内の厨芥から発生するガスを検知するガスセンサー
と、前記オゾン投入装置によるオゾン投入後、前記ガス
センサーの出力がピーク値から一定量減少してから前記
回転刃を動作させる制御手段を備えたものである。
【0008】また、第2の手段は、厨芥収納容器と、厨
芥収納容器内の厨芥を加熱乾燥させる加熱手段と、前記
厨芥から発生する水蒸気を凝縮させる凝縮手段と、前記
厨芥収納容器内より前記凝縮手段へ流出する水蒸気の温
度を検出する温度検出手段と、前記厨芥収納容器内にオ
ゾンを投入するオゾン投入装置を備え、前記温度検出手
段により前記加熱手段の加熱出力を自動的に制御すると
ともに、オゾンを厨芥の乾燥処理中に定期的に投入し、
オゾン投入時間を第1回目は長く、以降は徐々に短くす
る構成としたものである。
芥収納容器内の厨芥を加熱乾燥させる加熱手段と、前記
厨芥から発生する水蒸気を凝縮させる凝縮手段と、前記
厨芥収納容器内より前記凝縮手段へ流出する水蒸気の温
度を検出する温度検出手段と、前記厨芥収納容器内にオ
ゾンを投入するオゾン投入装置を備え、前記温度検出手
段により前記加熱手段の加熱出力を自動的に制御すると
ともに、オゾンを厨芥の乾燥処理中に定期的に投入し、
オゾン投入時間を第1回目は長く、以降は徐々に短くす
る構成としたものである。
【0009】
【作用】本発明の第1の手段によれば、厨芥収納容器内
の厨芥から発生するるガスを検知するガスセンサーを設
け、オゾン投入後前記ガスセンサー出力がピーク値から
一定量減少してから前記回転刃を動作させるようにした
ので、オゾンと厨芥が撹拌されるため脱臭がいっそう促
進される。
の厨芥から発生するるガスを検知するガスセンサーを設
け、オゾン投入後前記ガスセンサー出力がピーク値から
一定量減少してから前記回転刃を動作させるようにした
ので、オゾンと厨芥が撹拌されるため脱臭がいっそう促
進される。
【0010】また、第2の手段によれば、温度検出手段
等により加熱手段を自動的に制御し、厨芥の乾燥処理を
行う。しかも、オゾンを厨芥の乾燥処理中に定期的に投
入し、オゾン投入時間を第1回目は長く、以降は徐々に
短くするようにしたため、1回のオゾン発生量を一定に
出来るため、無駄のないオゾンの使用が出来ると共に、
外部へ漏れるオゾン量も一定に抑えることが出来る。
等により加熱手段を自動的に制御し、厨芥の乾燥処理を
行う。しかも、オゾンを厨芥の乾燥処理中に定期的に投
入し、オゾン投入時間を第1回目は長く、以降は徐々に
短くするようにしたため、1回のオゾン発生量を一定に
出来るため、無駄のないオゾンの使用が出来ると共に、
外部へ漏れるオゾン量も一定に抑えることが出来る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例を図1に示す。
図1において、1は断熱容器、2は生ごみ等の厨芥を収
納する厨芥収納容器で、断熱容器1内に設置している。
厨芥収納容器2の内壁には固定刃3が設けられている。
4は回転刃で、回転軸モーター5に連結されている。6
は厨芥収納容器2内の雰囲気温度を検出する第一の温度
センサーで、厨芥収納容器2内に設置している。7は厨
芥収納容器2内から凝縮器8へ流出する水蒸気の温度を
検出する第二の温度センサーで、凝縮器8の外壁面に設
置している。断熱容器1の外周部には凝縮器8と、凝縮
器8の外面を空冷するための冷却ファン9が設置されて
いる。凝縮器8の下部には凝縮水流出部10を設けてお
り、凝縮水流出部10の一部を分岐したガス放出管11
は、厨芥20から発生するガス(臭気を含む)を触媒装
置12に送り込み、触媒により臭気成分を除去する。凝
縮水流出部10の下側には凝縮水容器13を設けてい
る。
図1において、1は断熱容器、2は生ごみ等の厨芥を収
納する厨芥収納容器で、断熱容器1内に設置している。
厨芥収納容器2の内壁には固定刃3が設けられている。
4は回転刃で、回転軸モーター5に連結されている。6
は厨芥収納容器2内の雰囲気温度を検出する第一の温度
センサーで、厨芥収納容器2内に設置している。7は厨
芥収納容器2内から凝縮器8へ流出する水蒸気の温度を
検出する第二の温度センサーで、凝縮器8の外壁面に設
置している。断熱容器1の外周部には凝縮器8と、凝縮
器8の外面を空冷するための冷却ファン9が設置されて
いる。凝縮器8の下部には凝縮水流出部10を設けてお
り、凝縮水流出部10の一部を分岐したガス放出管11
は、厨芥20から発生するガス(臭気を含む)を触媒装
置12に送り込み、触媒により臭気成分を除去する。凝
縮水流出部10の下側には凝縮水容器13を設けてい
る。
【0012】凝縮器8の上部には蓋14を設けており、
蓋14の内面には撹拌ファン15と加熱手段であるヒー
ター16を設置している。また蓋14はヒンジ17によ
り厨芥処理装置本体に対して開閉可能にし、かつ、蓋1
4には厨芥20から発生する水蒸気がもれないように蓋
パッキン18を設けている。断熱容器1と厨芥収納容器
2の上端部と蓋14の下面とは隙間の有る状態で配置さ
れ、厨芥20から発生する水蒸気の通路を構成してい
る。フード19は、撹拌ファン15とヒータ16による
熱風が厨芥収納容器2と蓋14の下面との隙間よりショ
ートパスして逃げるのを防ぎ、厨芥20に有効に供給さ
れるために設けてある。23はオゾン投入装置で、チュ
ーブ22を介し厨芥収納容器2の上面よりオゾンを投入
する。21はガスセンサーで、厨芥の乾燥時に発生させ
るガス、特に臭気成分を検出する。
蓋14の内面には撹拌ファン15と加熱手段であるヒー
ター16を設置している。また蓋14はヒンジ17によ
り厨芥処理装置本体に対して開閉可能にし、かつ、蓋1
4には厨芥20から発生する水蒸気がもれないように蓋
パッキン18を設けている。断熱容器1と厨芥収納容器
2の上端部と蓋14の下面とは隙間の有る状態で配置さ
れ、厨芥20から発生する水蒸気の通路を構成してい
る。フード19は、撹拌ファン15とヒータ16による
熱風が厨芥収納容器2と蓋14の下面との隙間よりショ
ートパスして逃げるのを防ぎ、厨芥20に有効に供給さ
れるために設けてある。23はオゾン投入装置で、チュ
ーブ22を介し厨芥収納容器2の上面よりオゾンを投入
する。21はガスセンサーで、厨芥の乾燥時に発生させ
るガス、特に臭気成分を検出する。
【0013】上記構成による動作を説明する。作用は以
下の通りである。
下の通りである。
【0014】厨芥収納容器2に投入された厨芥20は、
回転刃4により撹拌されるとともに回転刃4と固定刃3
により粉砕される。撹拌ファン15とヒーター16によ
る熱風は蓋14の下面とフード19と厨芥収納容器2で
形成される空間内を循環し、前記空間内の空気を撹拌し
ながら厨芥20を加熱乾燥する。この処理中に例えば野
菜類・魚類・肉類等から臭気が発生する。この臭気は、
触媒装置12を通じて厨芥処理装置外に排出されるが、
完全に脱臭できないため、オゾン投入装置23からチュ
ーブ22おオゾンを送り込み、厨芥収納容器2の上面よ
りオゾンを投入し、オゾンの酸化作用で臭気を低減す
る。
回転刃4により撹拌されるとともに回転刃4と固定刃3
により粉砕される。撹拌ファン15とヒーター16によ
る熱風は蓋14の下面とフード19と厨芥収納容器2で
形成される空間内を循環し、前記空間内の空気を撹拌し
ながら厨芥20を加熱乾燥する。この処理中に例えば野
菜類・魚類・肉類等から臭気が発生する。この臭気は、
触媒装置12を通じて厨芥処理装置外に排出されるが、
完全に脱臭できないため、オゾン投入装置23からチュ
ーブ22おオゾンを送り込み、厨芥収納容器2の上面よ
りオゾンを投入し、オゾンの酸化作用で臭気を低減す
る。
【0015】ここで臭気成分を厨芥収納容器2内に設け
たガスセンサー21で検出して、ガスセンサー21の出
力が所定の値になるようにオゾン投入量を制御する。す
なわち、図2に示すように、ガスセンサー21の出力が
所定値以上の場合にオゾンを投入し、オゾンの投入によ
りガスセンサー21の出力が低下し、所定値を下回ると
オゾンの投入を停止する。そして、ガスセンサー21の
出力が所定値の近傍となるようにオゾン投入、停止を繰
り返す。このように、オゾンの投入量を制限するためオ
ゾンが多量に装置外に出る事なく安全である。
たガスセンサー21で検出して、ガスセンサー21の出
力が所定の値になるようにオゾン投入量を制御する。す
なわち、図2に示すように、ガスセンサー21の出力が
所定値以上の場合にオゾンを投入し、オゾンの投入によ
りガスセンサー21の出力が低下し、所定値を下回ると
オゾンの投入を停止する。そして、ガスセンサー21の
出力が所定値の近傍となるようにオゾン投入、停止を繰
り返す。このように、オゾンの投入量を制限するためオ
ゾンが多量に装置外に出る事なく安全である。
【0016】また、第二の実施例を説明する。構成は第
一の実施例と同一である。
一の実施例と同一である。
【0017】オゾン投入装置23からオゾンをチューブ
22に送り込み、厨芥収納容器2の上面よりオゾンを投
入させる。オゾンを投入させた直後に回転刃4を動作さ
せると、オゾンが厨芥収納容器2の上方のみで撹拌さ
れ、厨芥20との混合がなく脱臭作用が低減する。ゆえ
に、図3に示すように、オゾン投入後、ガスセンサー2
1の出力がピーク値から一定量減少してから回転刃4の
動作を行い、生ごみ20とオゾンとを混合し、脱臭作用
を促進させる。
22に送り込み、厨芥収納容器2の上面よりオゾンを投
入させる。オゾンを投入させた直後に回転刃4を動作さ
せると、オゾンが厨芥収納容器2の上方のみで撹拌さ
れ、厨芥20との混合がなく脱臭作用が低減する。ゆえ
に、図3に示すように、オゾン投入後、ガスセンサー2
1の出力がピーク値から一定量減少してから回転刃4の
動作を行い、生ごみ20とオゾンとを混合し、脱臭作用
を促進させる。
【0018】また、第三の実施例を説明する。構成は第
一の実施例の構成に加え、図4に示すスプリング25と
リミットスイッチ26で構成された、厨芥収納容器2の
重量を検出する重量検知手段24を付加している。
一の実施例の構成に加え、図4に示すスプリング25と
リミットスイッチ26で構成された、厨芥収納容器2の
重量を検出する重量検知手段24を付加している。
【0019】厨芥収納容器2の上面よりオゾンを投入さ
せる際、厨芥収納容器内に投入された厨芥の重量を検出
する重量検知手段24のリミットスイッチ26の検知出
力により、厨芥収納容器2内の重量の大小を検出し、重
量が重いときはオゾン投入装置23から多量のオゾンを
投入し、重量が軽いときは少量のオゾンを投入するよう
制御する。これにより効率的に脱臭が行え、無駄なオゾ
ン発生を抑えることが出来る。
せる際、厨芥収納容器内に投入された厨芥の重量を検出
する重量検知手段24のリミットスイッチ26の検知出
力により、厨芥収納容器2内の重量の大小を検出し、重
量が重いときはオゾン投入装置23から多量のオゾンを
投入し、重量が軽いときは少量のオゾンを投入するよう
制御する。これにより効率的に脱臭が行え、無駄なオゾ
ン発生を抑えることが出来る。
【0020】また、第四の実施例を説明する。構成は第
一の実施例と同一である。
一の実施例と同一である。
【0021】厨芥収納容器2に投入された厨芥20は、
回転刃4により撹拌されるとともに回転刃4と固定刃3
により粉砕される。撹拌ファン15とヒーター16によ
る熱風は蓋14の下面とフード19と厨芥収納容器2で
形成される空間内を循環し、前記空間内の空気を撹拌し
ながら厨芥20を加熱する。加熱された厨芥20からは
水蒸気が発生し、凝縮器8にあふれでる。断熱容器1の
働きで、厨芥収納容器2内部に比べ凝縮器8の温度が低
いため、前記水蒸気は凝縮をし、凝縮水容器13に集め
られる。厨芥20が水分を含んでいる間は水蒸気が発生
し、厨芥収納容器2より凝縮器8へ流出する水蒸気の温
度が高い事を第二の温度センサ7で検出する。厨芥20
の水分がなくなれば水蒸気が出なくなり、第二の温度セ
ンサ7は温度が低くなった事を検知して一連の加熱乾燥
処理を終了させるという自動制御をする。
回転刃4により撹拌されるとともに回転刃4と固定刃3
により粉砕される。撹拌ファン15とヒーター16によ
る熱風は蓋14の下面とフード19と厨芥収納容器2で
形成される空間内を循環し、前記空間内の空気を撹拌し
ながら厨芥20を加熱する。加熱された厨芥20からは
水蒸気が発生し、凝縮器8にあふれでる。断熱容器1の
働きで、厨芥収納容器2内部に比べ凝縮器8の温度が低
いため、前記水蒸気は凝縮をし、凝縮水容器13に集め
られる。厨芥20が水分を含んでいる間は水蒸気が発生
し、厨芥収納容器2より凝縮器8へ流出する水蒸気の温
度が高い事を第二の温度センサ7で検出する。厨芥20
の水分がなくなれば水蒸気が出なくなり、第二の温度セ
ンサ7は温度が低くなった事を検知して一連の加熱乾燥
処理を終了させるという自動制御をする。
【0022】このような加熱乾燥処理中に定期的にオゾ
ンを投入する。このオゾンの投入は図5に示すように、
オゾン投入時間を第1回目は長く、以降は徐々に短くす
る。このようにオゾンを投入すれば、1回のオゾン発生
量を一定に出来るため、無駄のないオゾンの使用が出来
ると共に外部へ漏れるオゾン量も一定に抑えることが出
来る。
ンを投入する。このオゾンの投入は図5に示すように、
オゾン投入時間を第1回目は長く、以降は徐々に短くす
る。このようにオゾンを投入すれば、1回のオゾン発生
量を一定に出来るため、無駄のないオゾンの使用が出来
ると共に外部へ漏れるオゾン量も一定に抑えることが出
来る。
【0023】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、第一
の手段によれば、厨芥収納容器内のガスを検知するガス
センサーを設け、ガスセンサーの出力がピークから一定
量減衰してから回転刃を動作させるようにしたため、オ
ゾンと厨芥が撹拌されるため脱臭がより一層促進され
る。
の手段によれば、厨芥収納容器内のガスを検知するガス
センサーを設け、ガスセンサーの出力がピークから一定
量減衰してから回転刃を動作させるようにしたため、オ
ゾンと厨芥が撹拌されるため脱臭がより一層促進され
る。
【0024】また、第二の手段によれば、温度検出手段
により加熱手段を自動的に制御し、厨芥処理を行うもの
で、処理の最中に定期的にオゾンを投入して、オゾン投
入時間を第1回目は長く、以降は徐々に短くするように
したため、無駄のないオゾンの使用が出来ると共に外部
へ漏れるオゾン量も一定に抑えることが出来、廃棄する
ときに人に不快感を与えない。
により加熱手段を自動的に制御し、厨芥処理を行うもの
で、処理の最中に定期的にオゾンを投入して、オゾン投
入時間を第1回目は長く、以降は徐々に短くするように
したため、無駄のないオゾンの使用が出来ると共に外部
へ漏れるオゾン量も一定に抑えることが出来、廃棄する
ときに人に不快感を与えない。
【図1】本発明の第一の実施例を示す厨芥処理装置の断
面図
面図
【図2】同厨芥処理装置のオゾン投入とガスセンサーと
のタイミングチャート
のタイミングチャート
【図3】本発明の第二の実施例における厨芥処理装置の
オゾン投入と回転刃動作とのタイミングチャート
オゾン投入と回転刃動作とのタイミングチャート
【図4】本発明の第三の実施例における厨芥処理装置の
重量検出手段の構成を示す断面図
重量検出手段の構成を示す断面図
【図5】本発明の第四の実施例における厨芥処理装置の
オゾン投入のタイミングチャート
オゾン投入のタイミングチャート
2 厨芥収納容器 4 回転刃 6 第一の温度センサー(温度検出手段) 8 凝縮器(凝縮手段) 16 ヒーター(加熱手段) 21 ガスセンサー 23 オゾン投入装置 24 重量検知手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B65F 1/00 102 C01B 13/11 K 1/14 C02F 11/12 ZABB C01B 13/10 F26B 9/06 Q 13/11 B01D 53/34 116F C02F 11/12 ZAB B09B 5/00 ZABP F26B 9/06 (72)発明者 上野 聖一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−74646(JP,A) 特開 平4−345403(JP,A) 特開 平5−237469(JP,A) 特開 平4−345404(JP,A) 特開 平5−45053(JP,A) 特開 平4−201903(JP,A) 特開 昭64−48701(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F26B 25/00 A61L 9/015 B01D 53/38 B01D 53/74 B09B 5/00 B65F 1/00 B65F 1/14 C01B 13/10 C01B 13/11 C02F 11/12 F26B 9/06
Claims (2)
- 【請求項1】 厨芥収納容器と、厨芥収納容器内の生ご
みを加熱乾燥させる加熱手段と、前記厨芥収納容器内に
オゾンを投入するオゾン投入装置と、前記厨芥収納容器
内の厨芥を撹拌する回転刃と、前記厨芥収納容器内の厨
芥から発生するガスを検知するガスセンサーと、前記オ
ゾン投入装置によるオゾン投入後、前記ガスセンサーの
出力がピーク値から一定量減少してから前記回転刃を動
作させる制御手段を備えた厨芥処理装置。 - 【請求項2】 厨芥収納容器と、厨芥収納容器内の厨芥
を加熱乾燥させる加熱手段と、前記厨芥から発生する水
蒸気を凝縮させる凝縮手段と、前記厨芥収納容器内より
前記凝縮手段へ流出する水蒸気の温度を検出する温度検
出手段と、前記厨芥収納容器内にオゾンを投入するオゾ
ン投入装置を備え、前記温度検出手段により前記加熱手
段の加熱出力を自動的に制御するとともに、オゾンを厨
芥の乾燥処理中に定期的に投入し、オゾン投入時間を第
1回目は長く、以降は徐々に短くする構成とした厨芥処
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08665694A JP3319142B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 厨芥処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08665694A JP3319142B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 厨芥処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07294135A JPH07294135A (ja) | 1995-11-10 |
JP3319142B2 true JP3319142B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=13893084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08665694A Expired - Fee Related JP3319142B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | 厨芥処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3319142B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4944425B2 (ja) * | 2004-12-16 | 2012-05-30 | パナソニック株式会社 | 生ごみ処理装置 |
CN105866246A (zh) * | 2016-06-12 | 2016-08-17 | 肖小玉 | 一种小区生活污水处理系统 |
CN106124616A (zh) * | 2016-06-12 | 2016-11-16 | 肖小玉 | 一种新型微生物肥料检测装置 |
CN106093189A (zh) * | 2016-06-12 | 2016-11-09 | 肖小玉 | 一种基于高可靠性气体检测的石油开采地下管道 |
CN106094538A (zh) * | 2016-06-12 | 2016-11-09 | 肖小玉 | 一种基于气体检测的智能家居控制系统 |
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- 1994-04-25 JP JP08665694A patent/JP3319142B2/ja not_active Expired - Fee Related
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