JP2003230871A - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

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JP2003230871A
JP2003230871A JP2002357591A JP2002357591A JP2003230871A JP 2003230871 A JP2003230871 A JP 2003230871A JP 2002357591 A JP2002357591 A JP 2002357591A JP 2002357591 A JP2002357591 A JP 2002357591A JP 2003230871 A JP2003230871 A JP 2003230871A
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ozone
container
condensed water
garbage
water
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JP2002357591A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Imai
秀利 今井
Tadashi Matsushiro
忠 松代
Hiroo Oshima
裕夫 大島
Hiroyuki Senoo
裕之 妹尾
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 臭気による不快感を与えない厨芥処理装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 生ごみ収納容器2と、生ごみ収納容器2
内の生ごみを加熱乾燥させる加熱手段16と、前記生ご
みから発生する水蒸気を凝縮させる凝縮手段8と、前記
凝縮手段8より流出する水を貯留する凝縮水容器13
と、オゾン投入装置23とを備え、前記オゾン投入装置
23より発生したオゾンを前記凝縮水容器13内に貯留
されている水中に投入する構成であり、オゾンを凝縮水
に注入するため凝縮水内の脱臭が効果的に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ごみ等の厨芥を
処理するための厨芥処理装置で、特に処理中に発生する
臭気及び排水の臭気を減ずる手段に関すものである。
【0002】
【従来の技術】従来の厨芥処理装置としては、生ごみを
粉砕して下水へ流すディスポーザーや生ごみを粉砕・脱
水して回収する生ごみ脱水機がある。ディスポーザー
は、下水処理施設のない地域では河川を汚し、環境汚染
の原因になる。一方、生ごみ脱水機は、脱水した生ごみ
を回収するので直接には環境汚染の原因にはならない
が、回収した生ごみを放置しておくと腐敗しやすく、悪
臭を発生する。そのため、脱水回収した生ごみを低温で
保管したり、頻繁に公共のごみ収集場所へだして処理し
なければならない。
【0003】これらの課題に対応する手段として、生ご
みを乾燥して元の体積・重量を低減し、処理の大幅な簡
素化を図った生ごみ処理装置が発明された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの種の生ご
み処理装置では、処理容器内を130℃の温風で乾燥す
るために、処理中の例えば野菜類・魚類・肉類等から臭
気が発生する。この処理中に発生する凝縮水にも臭気が
残り、貯留した凝縮水を捨てるときに不快感を与えてい
た。
【0005】本発明は、これらの課題を解消し、臭気に
よる不快感を与えない厨芥処理装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、生ごみ収納容器と、生ごみ収納容器内の生
ごみを加熱乾燥させる加熱手段と、前記生ごみから発生
する水蒸気を凝縮させる凝縮手段と、前記凝縮手段より
流出する水を貯留する凝縮水容器と、オゾン投入装置と
を備え、前記オゾン投入装置より発生したオゾンを前記
凝縮水容器内に貯留されている水中に投入する構成であ
り、オゾンを凝縮水に注入するため凝縮水内の脱臭が効
果的に行える。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明に
よれば、生ごみ収納容器と、生ごみ収納容器内の生ごみ
を加熱乾燥させる加熱手段と、前記生ごみから発生する
水蒸気を凝縮させる凝縮手段と、前記凝縮手段より流出
する水を貯留する凝縮水容器と、オゾン投入装置とを備
え、前記オゾン投入装置より発生したオゾンを前記凝縮
水容器内に貯留されている水中に投入する構成であり、
オゾンを凝縮水に注入するため凝縮水内の脱臭が効果的
に行える。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明によれば、
生ごみ収納容器と、生ごみ収納容器内の生ごみを加熱乾
燥させる加熱手段と、前記生ごみから発生する水蒸気を
凝縮させる凝縮手段と、前記凝縮手段より流出する水を
貯留する凝縮水容器とを備え、前記凝縮水容器内に凝縮
水が貯蔵される経路にフィルターを設置するもので、凝
縮水が活性炭フィルターにより脱臭されるので、廃棄処
理する人へ不快感を与えない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に示す。図1
において、1は断熱容器、2は断熱容器1内に設置した
生ごみ収納容器である。生ごみ収納容器2の内壁には固
定刃3が設けられている。4は回転刃で、回転軸モータ
5に連結されている。6は生ごみ収納容器2内の雰囲気
温度を検出するように生ごみ収納容器2内に位置して設
置している乾燥センサである。7は生ごみ収納容器2よ
り凝縮器8へ流出する水蒸気の温度を検出する終了セン
サで、凝縮器8の外壁面に設置している。断熱容器1の
外周部には凝縮器8と、凝縮器8の外面を空冷するため
の冷却ファン9が設置されている。凝縮器8の下部には
凝縮水流出部10を設けてあり、凝縮水流出部10の一
部を分岐し、生ごみ20から発生するガス(臭気を含
む)を放出させるガス放出管11に流し、触媒装置12
へ流し込む。凝縮水流出部10の下側には凝縮水容器1
3を設けている。
【0010】凝縮器8の上部には蓋14を設けており、
蓋14の内面には撹拌ファン15と加熱手段であるヒー
ター16を設置している。また蓋14はヒンジ17によ
り厨芥処理装置本体に対して開閉可能にし、かつ、蓋1
4には生ごみ20から発生する水蒸気がもれないように
蓋パッキン18を設けている。断熱容器1と生ごみ収納
容器2の上端部と蓋14の下面とは隙間の有る状態で配
置され、生ごみ20から発生する水蒸気の通路となる。
フード19は、撹拌ファン15とヒータ16による熱風
が前記生ごみ収納容器2と蓋14の下面との隙間よりシ
ョートパスして逃げるのを防ぎ、生ごみ20に有効に供
給されるために設けてある。23はオゾン投入装置で、
チューブ22を介し生ごみ収納容器2の上面よりオゾン
を投入する。21はオゾンセンサーで、投入されたオゾ
ンの量を検出する。
【0011】以上の構成において動作を説明する。作用
は以下の通りである。
【0012】生ごみ収納容器2に投入された生ごみ20
は、回転刃4により撹拌されるとともに回転刃4と固定
刃3により粉砕される。撹拌ファン15とヒーター16
による熱風は蓋14の下面とフード19と生ごみ収納容
器2で形成される空間内を循環し、前記空間内の空気を
撹拌しながら生ごみ20を加熱乾燥する。この処理中の
例えば野菜類・魚類・肉類等から臭気が発生する。この
臭気は、触媒装置12を通じて処理装置外に排出される
が、完全に脱臭できないため、オゾン発生体とオゾン投
入用ポンプで構成されたオゾン投入装置23でチューブ
22を介し生ごみ収納容器2の上面よりオゾンを投入
し、オゾンの酸化作用で臭気を低減する。
【0013】ここで図2(A)のようにオゾンを発生さ
せようとすると、実際は周囲の温度、湿度の影響によ
り、図2(B)のようにオゾンが規定量に達するまで時
間がかかることとなる。そこで、図2(C)のようにオ
ゾンが規定量になった後の所定時間後に、オゾン投入装
置23を停止すると一定量のオゾンを投入することがで
きる。
【0014】また、オゾン投入装置23でチューブ22
を介し生ごみ収納容器2の上面よりオゾンを投入させる
が、オゾンを投入させるためのオゾン投入用ポンプを図
3(b)に示すようにオゾン発生体でのオゾン発生とは
無関係に常に動作させておけば、オゾン発生体のおかれ
る雰囲気は常に空気の流通があるため、湿気が溜まるこ
とがなくなる。これにより、オゾン発生体の湿度による
オゾン発生量のばらつきがなくなり、図3(A)に示す
ように常に安定したオゾン発生量が得られることとな
る。
【0015】また、図4によれば、オゾン発生体で発生
したオゾンとチューブ22を介し生ごみ収納容器2の上
面よりオゾンを投入させるためのオゾン投入用ポンプの
流量との関係は、オゾン発生体で発生したオゾン量が一
定であると流量が多いほど生ごみ収納容器2内に投入さ
れるオゾンの量が多くなる。このため、オゾン投入時に
オゾンセンサー21でオゾン量をモニターして、オゾン
量が規定値より少なければオゾン投入用ポンプの流量を
多く、また規定値より多ければ流量を少なくすると常9
に安定した一定量のオゾンを生ごみ収納容器2内に投入
する事ができる。
【0016】また、オゾン投入装置23のチューブ22
が凝縮水容器13の内部にも接続されているものとす
る。
【0017】生ごみ収納容器2に投入された生ごみ20
は、回転刃4により撹拌されるとともに回転刃4と固定
刃3により粉砕される。撹拌ファン15とヒーター16
による熱風は蓋14の下面とフード19と生ごみ収納容
器2で形成される空間内を循環し、前記空間内の空気を
撹拌しながら生ごみ20を加熱する。加熱された生ごみ
20からは水蒸気が発生し、凝縮器8にあふれでる。断
熱容器1の働きで、生ごみ収納容器2内部に比べ凝縮器
8の温度が低いため、前記水蒸気は凝縮をし、凝縮水容
器13に集められる。この凝縮水容器13に集められる
水蒸気は、凝縮器8の内面を伝わっている間に、付着し
ている臭気成分を吸収して凝縮水容器13へ集められる
ため、凝縮水自体にも臭気を含むことになる。このた
め、オゾン投入装置23でチューブ22を介し生ごみ収
納容器2の上面よりオゾンを投入し、オゾンの酸化作用
で臭気を低減するのと同時に凝縮水にもオゾンを投入し
てやれば、凝縮水自体の臭気も低減することができる。
もちろん生ごみ収納容器2の上面よりオゾンを投入する
時期と凝縮水にオゾンを投入する時期は、必ずしも連動
する必要はなく、各々独立させても同様の効果はでる。
【0018】また、図1に示すように凝縮器8の下部に
ある凝縮水流出部10と凝縮水容器13との間に活性炭
を含んだフィルター24を設けている。
【0019】凝縮水自体にも臭気を含んでいるが、凝縮
水が凝縮水容器13に達するまでに活性炭を含んだフィ
ルター24を通過すれば、活性炭への臭気の吸着により
凝縮水容器13に溜まる凝縮水には臭気が含まれないこ
ととなる。
【0020】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、オゾ
ンを凝縮水内にも投入するため、凝縮水の脱臭も行える
ので凝縮水を捨てる際の廃棄処理する人へ不快感を与え
ない。
【0021】また、凝縮水に含まれる臭気成分が活性炭
に吸着されるため、簡単な構成で確実に凝縮水の脱臭も
行えるので、凝縮水を捨てる際に不快感を与えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す厨芥処理装置の断面図
【図2】同厨芥処理装置のオゾン投入のタイミングチャ
ート
【図3】同オゾン発生体及びオゾン投入用ポンプの動作
を示すタイミングチャート
【図4】同オゾンセンサー出力とオゾン投入用ポンプの
動作を示すタイミングチャート
【符号の説明】
2 生ごみ収納容器 8 凝縮器 13 凝縮水容器 21 オゾンセンサー 23 オゾン投入装置 24 フィルター
フロントページの続き (72)発明者 大島 裕夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 妹尾 裕之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L113 AA04 AB02 AC08 AC52 AC58 AC59 AC87 BA01 DA30 4D004 AA03 CA04 CA15 CA22 CA42 CA48 CB04 CB13 CB27 CB31 CB32 CB36 CB43 CC01 CC09 4D050 AA12 AB04 BB02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみ収納容器と、生ごみ収納容器内の
    生ごみを加熱乾燥させる加熱手段と、前記生ごみから発
    生する水蒸気を凝縮させる凝縮手段と、前記凝縮手段よ
    り流出する水を貯留する凝縮水容器と、オゾン投入装置
    とを備え、前記オゾン投入装置より発生したオゾンを前
    記凝縮水容器内に貯留されている水中に投入する厨芥処
    理装置。
  2. 【請求項2】 生ごみ収納容器と、生ごみ収納容器内の
    生ごみを加熱乾燥させる加熱手段と、前記生ごみから発
    生する水蒸気を凝縮させる凝縮手段と、前記凝縮手段よ
    り流出する水を貯留する凝縮水容器とを備え、前記凝縮
    水容器内に凝縮水が貯蔵される経路にフィルターを設置
    する厨芥処理装置。
JP2002357591A 2002-12-10 2002-12-10 厨芥処理装置 Pending JP2003230871A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100882750B1 (ko) 2008-10-27 2009-02-09 (주)아이엔탑 탈취 기능을 갖는 음식물 쓰레기 건조장치
CN108007138A (zh) * 2017-11-30 2018-05-08 重庆赛亚迪锂电池能源科技股份有限公司 锂电池原料搅拌烘干装置

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KR100882750B1 (ko) 2008-10-27 2009-02-09 (주)아이엔탑 탈취 기능을 갖는 음식물 쓰레기 건조장치
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