JPH07260355A - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

Info

Publication number
JPH07260355A
JPH07260355A JP6048603A JP4860394A JPH07260355A JP H07260355 A JPH07260355 A JP H07260355A JP 6048603 A JP6048603 A JP 6048603A JP 4860394 A JP4860394 A JP 4860394A JP H07260355 A JPH07260355 A JP H07260355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ozone
timer
garbage
storage container
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6048603A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Ueno
聖一 上野
Yukio Hayashida
幸雄 林田
Shuzo Tokumitsu
修三 徳満
Hiroshi Nishida
博史 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6048603A priority Critical patent/JPH07260355A/ja
Publication of JPH07260355A publication Critical patent/JPH07260355A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生ゴミの撹拌時に発生する臭気を抑制し、快
適な空間を維持できる厨芥処理装置を提供することを目
的とする。 【構成】 生ゴミ収納容器内の生ゴミを撹拌する撹拌羽
根4と、撹拌羽根4の停止後、所定時間を計時する第1
タイマー22と、撹拌羽根4の運転開始から第1タイマ
ー22の動作停止まで生ゴミ収納容器内にオゾンを投入
するオゾン投入装置20とを備えた厨芥処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生ごみ等の厨芥を処理
するための厨芥処理装置で、特に処理中に発生する臭気
を減ずる手段に関すものである。
【0002】
【従来の技術】従来の厨芥処理装置としては、生ごみを
粉砕して下水へ流すディスポーザーや生ごみを粉砕・脱
水して回収する生ごみ脱水機がある。ディスポーザー
は、下水処理施設のない地域では河川を汚し、環境汚染
の原因になる。一方、生ごみ脱水機は、脱水した生ごみ
を回収するので直接には環境汚染の原因にはならない
が、回収した生ごみを放置しておくと腐敗しやすく、悪
臭を発生する。そのため、脱水回収した生ごみを低温で
保管したり、頻繁に公共のごみ収集場所へだして処理し
なければならない。
【0003】これらの課題に対応する手段として、生ご
みを乾燥して元の体積・重量を低減し、処理の大幅な簡
素化を図った厨芥処理処理装置が発明された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの種の厨芥
処理装置では、処理容器内を130℃の温風で乾燥する
ために、処理中の例えば野菜類・魚類・肉類等から臭気
が発生する。この臭気は、触媒を通じて処理装置外に排
出されるが、完全に脱臭できないため、不快臭が厨芥処
理装置を配置した付近に漂う現象が発生した。
【0005】また、乾燥済みのごみを廃棄するために蓋
をあけたとき、触媒に至らずに処理容器内にこもってい
る臭気が一気に容器外に放散され、廃棄処理する人へ不
快感を与えていた。
【0006】本発明は、これらの課題を解消し、臭気に
よる不快感を防止する厨芥処理装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の手段は、生ごみ収納容器と、前記生ご
み収納容器内の生ゴミを撹拌する撹拌手段と、この撹拌
手段の停止後所定時間を計時する第1タイマーと、撹拌
手段の運転開始から第1タイマーの動作停止まで前記生
ゴミ収納容器内にオゾンを投入するようにしたものであ
る。
【0008】また、第2の手段は、生ごみ収納容器と、
所定時間を計時する第2タイマーと、第2タイマーの計
時終了後前記生ごみ収納容器内の生ゴミを撹拌する撹拌
手段と、第2タイマーの計時開始から撹拌手段の運転停
止まで前記生ゴミ収納容器内にオゾンを投入するように
したものである。
【0009】また、第3の手段は、オゾン投入装置は、
所定時間を計時する第3、4タイマーとオゾンを発生さ
せるオゾン発生素子と、このオゾン発生素子、前記第
3、4タイマーの動作時にオゾン素子を介し空気を送る
ポンプからなるようにしたものである。
【0010】また、第4の手段は、生ごみ収納容器と、
生ごみ収納容器内の生ゴミを撹拌する撹拌手段と、前記
生ゴミ収納容器内にオゾンを投入するオゾン投入装置
と、この撹拌手段のON、OFFの動作周期を計時する
第5、6タイマーとを有し、第5タイマーより第6タイ
マーの計時時間を長くしたものである。
【0011】
【作用】本発明の第1の手段によれば、撹拌手段の運転
開始とともにオゾン投入装置を動作させ、オゾンを生ゴ
ミ収納容器内に投入する。撹拌手段による生ゴミの撹拌
を停止すると、第1タイマーが計時動作を開始し、この
計時動作を終了すると、オゾン投入装置の動作を停止す
る。このように、撹拌動作が終了した後も第1タイマー
の計時が終了するまで、オゾンを生ゴミ収納容器内に投
入するようにしたため、撹拌により発生した臭気が抑え
られる。
【0012】また、第2の手段によれば、第2タイマー
の計時開始からオゾン投入装置を動作させ、生ゴミ収納
容器内の生ゴミにオゾンを投入する。第2タイマーの計
時を終了すると撹拌手段を動作させ、撹拌手段の動作を
停止するまでオゾン投入装置を生ゴミ収納容器内に投入
し続けるので、生ゴミ収納容器内の臭気が抑えられる。
【0013】また、第3の手段によれば、オゾン発生素
子、第3、4タイマーの動作時にオゾン素子を介し空気
を送るポンプを動作できるようにしたため、オゾン発生
素子の信頼性、耐久性を向上できる。
【0014】また、第4の手段によれば、第5、第6の
タイマーにより撹拌手段のOFF時間をON時間より長
くしているので、オゾンによる臭気の抑制を確実にで
き、収納容器内の脱臭が行えており、廃棄処理する人へ
不快感を与えない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例の全体構成を図
2に示す。図2において、1は断熱容器、2は断熱容器
1内に設置した生ゴミ収納容器である。生ゴミ収納容器
2の内壁には固定刃3が設けられている。4は撹拌羽根
で、モータ6の回転が伝達される回転軸5に連結されて
おり、また生ゴミ収納容器2内の生ゴミを撹拌する撹拌
手段を構成している。7は生ごみ収納容器2より凝縮器
8へ流出する水蒸気の温度を検出する終了センサで、生
ゴミ収納容器2からの蒸気が流入する凝縮器8の流入口
付近に設置している。断熱容器1の外周部には凝縮器8
と、凝縮器8の外面を空冷するための冷却ファン9が設
置されている。
【0016】凝縮器8の下部には凝縮水流出部10を設
けており、凝縮水流出部10の一部を分岐させたガス放
出管11を設けている。ガス放出管11は生ごみ30か
ら発生するガス(臭気を含む)を放出させるもので、そ
のガス放出管11の放出口側に触媒装置12を設けてい
る。凝縮水流出部10の下側には凝縮水容器13を設け
ている。凝縮器8の上部には蓋14を設けており、蓋1
4の内面には乾燥加熱手段として撹拌ファン15とヒー
ター16を設置している。また蓋14はヒンジ17によ
り生ごみ処理器本体に対して開閉可能にし、かつ、蓋1
4には生ごみ30から発生する水蒸気がもれないように
蓋パッキン18を設けている。断熱容器1と生ごみ収納
容器2の上端部と蓋14の下面とは隙間の有る状態で配
置され、生ごみ30から発生する水蒸気の通路となる。
20は生ゴミ収納容器2内にオゾンを投入するオゾン投
入装置である。
【0017】また、図1(b)には本生ゴミ乾燥処理機
の処理工程を示し、この工程を図1(a)の工程記憶手
段21は記憶しており、この工程の順番を制御手段19
に常時出力している。制御手段19は他に冷却ファン9
や生ゴミを乾燥させるための熱を発生させる乾燥ヒータ
15の駆動も制御している。また22はオゾン投入装置
20に信号を出力する為の計時用の第1タイマーで、モ
ータ6の終了信号を受けた制御手段19が計時開始信号
の出力を受けて計時動作を開始する。
【0018】以上の構成の動作を図1、図2、図3、図
4を参照しながら説明する。ここで、オゾンの反応につ
いて説明する。オゾンは他の臭い成分を酸化させ、他の
臭気の弱い気体に変える役割がある。しかもオゾンは周
囲温度によってこの変化時間が変わり、温度が高いと早
く、低いと遅くなる。よって、消臭時間を長く維持しよ
うとすればなるべく低い温度でオゾンを投入することが
好ましい。そこで、図1の(b)の工程で、ヒータによ
る加熱を行う乾燥・粉砕乾燥工程以外の温度が低くなる
工程、すなわち撹拌を行う粉砕乾燥行程が終了してから
行う冷却工程中にオゾンを投入すれば消臭効果をより一
層高めることができる。
【0019】制御手段19は冷却工程に入ると、モータ
6を動作させると同時にオゾン投入装置20に信号を送
り、オゾン投入装置20も同時に動作を開始する。その
後、モータ6が所定動作を終了すると、制御手段19は
第1タイマー22に信号を送り、これを受けた第1タイ
マー22は所定時間を計時し始める。そして、所定時間
を計時後、この計時終了信号を受けた制御手段19はオ
ゾン投入装置20に信号を送り、これを受けたオゾン投
入装置20は動作を終了する。
【0020】図3を用いて各手段の動作タイミングを説
明する。制御手段19は粉砕乾燥工程では図3に示すタ
イミングでモータ6の動作を行い、生ゴミを粉砕撹拌す
る。この粉砕撹拌に伴い、生ゴミ30から臭気が発生す
る。そのため制御手段19はオゾン投入装置20を動作
させ、生ゴミ収納容器2内にオゾンを投入する(A時
点)。モータ6の粉砕撹拌動作が終了する時点(B時
点)で、制御手段19は第1タイマー21の動作を開始
させる。この第1タイマー21が所定時間(たとえば2
分とすると)を計時し、計時終了信号を出力すれば、こ
の計時終了信号を受けてオゾン投入装置20は動作を終
了する。
【0021】第1タイマー21は粉砕撹拌終了後、直ち
にオゾン投入を停止させないように設けたもので、撹拌
粉砕した後にも所定時間オゾン投入を続けるものであ
る。すなわち、モータ6の粉砕撹拌終了と同時にタイミ
ングにオゾン投入装置20が停止すると、撹拌に伴った
生ゴミ30からの臭気を確実に抑えることができないた
め、粉砕撹拌終了後にもオゾン投入装置20を所定時間
遅延させている。この遅延時間は生ゴミ収納容器2の容
積とオゾン投入装置20の投入能力により設定される訳
であるが、たとえば生ゴミ収納容器2が4.5リットル
で、オゾン投入装置20の投入能力が1分間に3リット
ルであったとすると、モータ6が停止してから生ゴミ収
納容器2にオゾンを充満させるには1.5分必要とな
る。よって、オゾンの不足分を遅延時間により補充し、
生ゴミ処理容器内にオゾンを充満させる。この動作を行
うことによって撹拌による生ゴミ30からの臭気の発生
を本体外部に出すことなく、オゾンによって抑えること
ができる。
【0022】本発明の第2の実施例の構成を図5を参照
しながら説明する。図5において、24は所定時間を計
時する第2タイマー、23は第2タイマー24の計時終
了後、生ごみ収納容器内の生ゴミ30を撹拌する撹拌羽
根を駆動するモータ、25は第2タイマー24の計時開
始から撹拌羽根の運転停止まで生ゴミ収納容器内にオゾ
ンを投入するオゾン投入装置である。
【0023】次にこの動作について説明する。ここで、
第1の実施例と同様の動作である冷却ファン9、乾燥ヒ
ータ15及び工程記憶手段21の動作については省略す
る。
【0024】冷却工程にはいると、制御手段35は第2
タイマー24の動作を開始させ(ここではたとえば1分
とする)、同時にオゾン投入装置25に信号を送り、オ
ゾン投入装置25も動作を開始する(図6のC時点)。
第2タイマー24が動作を終了すると、制御手段35は
モータ23に信号を送り、これを受けたモータ23は動
作を始める。そして、モータ23が所定の動作を終了す
ると、制御手段35はオゾン投入装置25に信号を送
り、これを受けたオゾン投入装置25は動作を終了す
る。
【0025】図6を用いて各手段の動作タイミングを説
明する。生ゴミ30を撹拌するときに発生する臭気をい
ち早く、最初の撹拌時から抑えるため、第2タイマー2
4を用いて制御手段35はモータ6が駆動する前にオゾ
ン投入装置20を駆動し、生ゴミ収納容器2内にオゾン
を投入する(C時点)。第2タイマー24が所定時間
(2分)を計時終了した時点(D時点)で、モータ23
の動作を開始する。なお、第2タイマー24の時間は生
ゴミ収納容器2の容積とオゾン投入装置20の投入能力
により設定される訳であるが、たとえば生ゴミ収納容器
2が4.5リットルでオゾン投入装置20の投入能力が
1分間に6リットルであったとすると、モータ6が動作
を開始するまでに生ゴミ収納容器2にオゾンを充満させ
るには0.75分必要となる。
【0026】モータ23の間欠動作が終了した時点でオ
ゾン投入装置25の動作を終了する。この動作を行うこ
とによって初期の撹拌時に発生する臭気を本体外部に出
すことなく、オゾンによって抑えることができる。
【0027】本発明の第3の実施例の構成を図7を参照
しながら説明する。図7において、26、27は所定時
間を計時する第3、4タイマー、29は第3タイマー2
6からの信号により駆動するオゾン発生素子で、オゾン
を発生させる。28は第3タイマー26の信号により動
作を開始し、第4タイマー27からの信号により動作を
終了するポンプで、オゾン発生素子29が納められてい
るケース36内に空気を送る。31は第の3、4タイマ
ー26、27とポンプ28、オゾン発生素子29で構成
されるオゾン投入装置である。
【0028】また、図7の(b)のようにオゾン発生素
子29は所定の空間であるケース36内にあり、このケ
ース36には吸入口と排出口が設けられている。そし
て、この吸入口とポンプ28の間は空気流入管37で接
続され、ポンプ28からの空気をケース36の吸入口を
通り、ケース36内に入り排出口からオゾンを含んだ空
気が出てきて生ゴミ容器2内に流入する。
【0029】以上の構成の動作を図7、図8を参照しな
がら説明する。まず、オゾン発生素子29は空気中の酸
素をオゾンに変換するもので、このオゾン発生素子29
の動作中には空気(酸素)を常にオゾン発生素子29へ
送り込んでおかなければ、オゾン発生素子29の周囲に
酸素が不足し、オゾン発生素子29の耐久性を著しく低
下する。
【0030】制御手段38がオゾン投入装置31に駆動
信号を出力すると、第3タイマー26にこの信号が入力
され、これを受けた第3タイマー26は所定時間を計時
する(ここではたとえば30秒とする)。また、制御手
段38は同時にポンプ28にも駆動信号を出力するので
ポンプ28も駆動を開始する(E時点)。第3タイマー
26が所定時間の計時を終了すると終了信号を制御手段
38に出力し、この信号によって制御手段38はオゾン
発生素子29の駆動を開始する(F時点)。その後、オ
ゾン発生素子29の所定の駆動が終了すると(G時
点)、制御手段38は第4タイマー27に計時信号を出
力し、第4タイマー27は動作を開始する。
【0031】第4タイマー27はたとえば30秒を計時
すると、計時終了信号を出力し、この計時終了信号を受
けた制御手段38はポンプ28の駆動を停止する(H時
点)。この動作を行うことにより、オゾン発生素子29
が動作を行っている間は、確実に空気を送り込むことが
でき、たとえば、ケース36内の酸素量が少ない状態で
オゾン投入装置31を駆動しても、まずポンプ28を動
作させてケース36内に空気を送り込んで、オゾン発生
素子29の周辺には空気を充満し、充満してからオゾン
発生素子29を動作させる。
【0032】第3、第4タイマー26、27の時間は、
オゾン発生素子29の周囲のオゾンを空気にするだけの
ポンプ28の投入時間、オゾン発生素子29がケース3
6内にある場合にはそのケース36内に空気が充満する
ポンプ28の投入時間、たとえばケースの容積0.5リ
ットルでポンプ28の投入能力が1分間に2リットルで
あったとするとケース36にオゾンを充満させるには
0.25分必要となる。このため、酸素をオゾンにする
オゾン発生素子29に非常に良い駆動条件がえられ、耐
久性が向上する。ここで、第3、第4タイマー26、2
7は、どちらか一方のみが動作を行った場合でも同様の
効果を奏する。
【0033】たとえば第3タイマー26のみが動作を行
った場合であるが、制御手段38がオゾン投入装置31
に駆動信号を出力すると、第3タイマー26に信号が入
力され、これを受けた第3タイマー26は、所定時間を
計時する(ここではたとえば30秒とする)。また同時
にポンプ28に駆動信号を出力することによりポンプ2
8は駆動を開始する(E時点)。第3タイマー26が所
定時間を計時し、計時終了信号を制御手段38が受ける
と、オゾン発生素子29の駆動を開始する。ここで、第
3タイマー26の計時時間中にはオゾン発生素子29は
動作しておらず、ポンプ28によって空気を送り込んで
いるだけである。この動作は、前回のオゾン発生素子2
9の駆動時にケース36、空気流入管37に残ったオゾ
ンをのぞくためである。
【0034】第4のタイマー27のみが動作を行った場
合には、次のようになる。制御手段38はオゾン発生素
子29を図8のF時点で駆動を開始させる。その後、図
8のG時点で制御手段38は第4タイマー27の動作を
開始させる(たとえば30秒とする)。30秒後に第4
タイマー27の計時が終了すると、この計時終了信号を
受けた制御手段38はポンプ28に出力する。これを受
けたポンプ28は駆動を停止する(H時点)。第4タイ
マー27の計時時間の意図は、計時中にはオゾン発生素
子29は動作しておらず、ポンプ28によって空気を送
り込んでいるだけである。この動作は、次回のオゾン発
生素子29の駆動時にケース36、空気流入管37にオ
ゾンを残さないためである。
【0035】本発明の第四の実施例の構成を図9を参照
しながら説明する。図9において、32は生ごみ収納容
器内の生ゴミを撹拌する撹拌手段を駆動するモータ、3
1は生ゴミ収納容器内にオゾンを投入するオゾン投入装
置、33はモータ32のON時間を計時する第5タイマ
ー、34はモータ32のOFF時間を計時する第6タイ
マーである。
【0036】次にこの動作について図9、10を参照し
ながら説明する。制御手段39は、モータ32を駆動開
始すると同時に、第5タイマー33の計時を開始する
(たとえば5秒)。第5タイマー33が5秒の計時をし
て終了すると、計時終了信号を制御手段39が入力し、
モータ32に終了信号を出力してモータ32を停止す
る。これと同時に制御手段39は第6タイマー34に計
時信号を出力する(K時点)。第6タイマー34の計時
時間は第5タイマー33の計時時間よりも長く、たとえ
ば25秒を計時する。第6タイマー34の計時が25秒
経過すると制御手段39に計時終了信号を出力し、これ
を受けて制御手段39は、モータ32、第5タイマー3
3を同時に動作開始させる。
【0037】以上のことを繰り返すわけであるが、この
間においてオゾン投入装置31はオゾンを投入し続けて
いる。ここでIの期間(モータ32のON期間)で撹拌
によって生ゴミ30から発生した臭気はその後のIより
長いJの期間で確実にオゾンによって抑制することがで
きる。Iの期間の方がJより長い場合には、Iで発生し
た撹拌による臭気をJの期間で確実に抑制することがで
きず、次のIの期間に突入するため、臭気が蓄積されて
しまい、本体外部に臭気を出してしまう可能性も出てく
る。
【0038】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明の第1の手段によれば、オゾンによって、生ゴミ収納
容器内の生ゴミを処理中の生ゴミの撹拌時に発生する臭
気を抑制することができ、快適な空間を維持できる。
【0039】また、第2の手段によれば、オゾンによっ
て、生ゴミ収納容器内の生ゴミを処理中の生ゴミの臭気
を抑制することができ、より快適な空間を維持できる。
【0040】また、第3の手段によれば、オゾンを発生
させるオゾン発生素子の耐久性、信頼性を向上でき、臭
気も抑制できる。
【0041】また、第4の手段によれば、オゾンと撹拌
のタイミングによって、生ゴミ収納容器内の生ゴミを処
理中の生ゴミの撹拌時に発生する臭気を確実に抑制する
ことができ、快適な空間を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施例を示す厨芥処理装
置の回路ブロック図 (b)同工程図
【図2】同厨芥処理装置の断面図
【図3】同厨芥処理装置の各手段のタイミングチャート
【図4】同厨芥処理装置の動作フローチャート
【図5】本発明の第2実施例を示す厨芥処理装置の回路
ブロック図
【図6】同厨芥処理装置の各手段のタイミングチャート
【図7】(a)本発明の第3実施例を示す厨芥処理装置
の回路ブロック図 (b)同オゾン投入装置を一部破断した外観斜視図
【図8】同厨芥処理装置の各手段のタイミングチャート
【図9】本発明の第4実施例を示す厨芥処理装置の回路
ブロック図
【図10】同厨芥処理装置の各手段のタイミングチャー
【符号の説明】
4、23、32 モータ 19、35、38、39 制御手段 22 第1タイマー 24 第2タイマー 25、31 オゾン投入装置 26 第3タイマー 27 第4タイマー 33 第5タイマー 34 第6タイマー
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B09B 5/00 ZAB F26B 9/06 Q (72)発明者 西田 博史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみ収納容器と、生ごみ収納容器内の
    生ゴミを撹拌する撹拌手段と、この撹拌手段の停止後所
    定時間を計時する第1タイマーと、撹拌手段の運転開始
    から第1タイマーの動作停止まで前記生ゴミ収納容器内
    にオゾンを投入するオゾン投入装置とを具備してなる厨
    芥処理装置。
  2. 【請求項2】 生ごみ収納容器と、所定時間を計時する
    第2タイマーと、第2タイマーの計時終了後前記生ごみ
    収納容器内の生ゴミを撹拌する撹拌手段と、第2タイマ
    ーの計時開始から撹拌手段の運転停止まで前記生ゴミ収
    納容器内にオゾンを投入するオゾン投入装置とを具備し
    てなる厨芥処理装置。
  3. 【請求項3】 オゾン投入装置は、所定時間を計時する
    第3、4タイマーと、オゾンを発生させるオゾン発生素
    子と、このオゾン発生素子、前記第3、4タイマーの動
    作時にオゾン素子を介し空気を送るポンプからなる請求
    項1または2記載の厨芥処理装置。
  4. 【請求項4】 生ごみ収納容器と、生ごみ収納容器内の
    生ゴミを撹拌する撹拌手段と、前記生ゴミ収納容器内に
    オゾンを投入するオゾン投入装置と、この撹拌手段のO
    N、OFFの動作周期を計時する第5、6タイマーとを
    有し、第5タイマーより第6タイマーの計時時間を長く
    した厨芥処理装置。
JP6048603A 1994-03-18 1994-03-18 厨芥処理装置 Pending JPH07260355A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6048603A JPH07260355A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 厨芥処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6048603A JPH07260355A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 厨芥処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07260355A true JPH07260355A (ja) 1995-10-13

Family

ID=12807992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6048603A Pending JPH07260355A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 厨芥処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07260355A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07294135A (ja) 厨芥処理装置
JPH07260355A (ja) 厨芥処理装置
WO2005007311A1 (ja) 飲食物に関した廃棄物処理装置
JP3070332B2 (ja) 厨芥処理機
KR0175765B1 (ko) 자동 휴면 기능을 가지는 음식물 쓰레기 처리기
KR100216221B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리기의 작동제어방법
JP3387479B2 (ja) 厨芥処理機
JP2003230871A (ja) 厨芥処理装置
JPH07260354A (ja) 厨芥処理装置
JP3097639B2 (ja) 厨芥処理機
JP3555156B2 (ja) 厨芥処理装置
JPH07215401A (ja) 厨芥処理装置
JP2001300465A (ja) 厨芥処理機
JP2773643B2 (ja) 生ゴミ処理装置
JPH07294134A (ja) 厨芥処理装置
JP2003285021A (ja) 厨芥処理装置
JP2001225041A (ja) 厨芥処理機
JPH0882479A (ja) 厨芥処理機
KR19980040360A (ko) 음식물 쓰레기 처리기의 도어 개폐에 따른 안전장치
KR200155659Y1 (ko) 정,역교반 작동시 보호기능을 갖는 음식물 쓰레기처리기
KR980000662A (ko) 가정용 온풍기 잔반처리기 및 그 구동 방법
KR19980040341A (ko) 정, 역회전 교반기능을 갖는 음식물 쓰레기 처리기의 교반장치 및 그 작동제어방법
KR100216209B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리장치의 정역교반사이클 변환방법
JP2002119939A (ja) 厨芥処理機
KR100199204B1 (ko) 간이 음식물 쓰레기 처리장치

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040511