JP2005299954A - エアコン用置き台 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライド支持部材を、比較的小さい固定強度を持つ位置決部材によっても、簡易な作業で強固に固定すること。
【解決手段】一対の水平フレーム22間に、ベースフレーム30が掛渡すように配設される。ベースフレーム30の両端部は、一対の水平フレーム22のそれぞれに、該水平フレーム22の長手方向以外への移動を規制された状態で、その長手方向に沿って移動自在に支持される。ベースフレーム30の一端部が、一方側の水平フレーム22に対してねじ部材38を用いてねじ止固定される。
【選択図】図1


Description

本発明は、エアコンの室外機を載置するためのエアコン用置き台に関する。
エアコン用置き台として、所定間隔あけて平行配置された一対の水平フレーム間に掛渡すようにして、一対のベースフレームを配設した構成のものがある。この一対のベースフレームは、エアコン室外機を載置するための部材であり、前記一対の水平フレームに対してスライド移動自在に支持されている。そして、エアコン用室外機のサイズに応じてそれらの間隔寸法を変更できるようになっている。
従来、一対のベースフレームを、一対の水平フレームの所定位置に位置決め固定するにあたっては、各ベースフレームの端部を一対の水平フレームのそれぞれに、フック状の止め具やボルトとナットからなる止め具を用いて固定していた。
なお、本願発明に関連する先行技術としては、例えば特許文献1に記載のものがある。
実開平7−35923号公報
しかしながら、上記従来技術では、ベースフレームを、一対の水平フレームのそれぞれに止め具を用いて固定しているため、一つのベースフレームにつき2カ所で固定作業を行う必要があり、固定作業性が悪かった。
また、ベースフレームの端部と水平フレームとの固定強度を、主として止め具による固定強度に依存する構成であるため、大型のボルト及びナットを用いた構成等、十分な固定強度を発揮し得る止め具を用いる必要がある。
そこで、この発明の課題は、スライド支持部材を、比較的小さい固定強度を持つ位置決部材によっても、簡易な作業で強固に固定できる技術を提供することにある。
上記課題を解決すべく、この発明は、エアコン室外機を載置するためのエアコン用置き台であって、支柱部材と、前記支柱部材によりそれぞれ略水平姿勢で、かつ、互いに略平行姿勢で支持される一対の平行支持部材と、前記一対の平行支持部材に、それらの間に掛渡すように支持されるスライド支持部材と、を備え、前記スライド支持部材が、前記一対の平行支持部材のそれぞれに前記一対の平行支持部材の長手方向以外の方向への移動を規制された状態で、その長手方向に沿って移動自在に支持されると共に、前記一対の平行支持部材の一方側に、前記スライド支持部材の移動を規制する位置決部材が設けられたものである。
この場合に、一方側の前記平行支持部材に、その長手方向に沿って延びるねじ込み溝が形成され、前記位置決部材として、前記ねじ込み溝にねじ込み可能なねじ部材を用いた構成であってもよい。
また、前記一対の平行支持部材(22)のそれぞれの長手方向中間部に、前記スライド支持部材(30)を前記一対の平行支持部材(22)のそれぞれにその長手方向に沿って移動自在に支持すべく挿入可能な切欠部が形成されていてもよい。
この発明によると、スライド支持部材が、一対の平行支持部材のそれぞれに一対の平行支持部材の長手方向以外の方向への移動を規制された状態で、その長手方向に沿って移動自在に支持されると共に、前記一対の平行支持部材の一方側に、前記スライド支持部材の移動を規制する位置決部材が設けられているため、スライド支持部材の移動を規制する程度の比較的小さい固定強度を持つ位置決部材によっても、水平スライド部材を、簡易な作業で強固に固定できる。
この場合において、位置決部材としてねじ部材を用いて、一方側の前記平行支持部材に、その長手方向に沿って延び前記ねじ部材を螺合可能なねじ込み溝を形成すると、前記ねじ部材を前記ねじ込み溝に螺合させることで、比較的簡易な作業で任意の位置にスライド支持部材を固定できる。
また、前記一対の平行支持部材(22)のそれぞれの長手方向中間部に、前記スライド支持部材(30)を前記一対の平行支持部材(22)のそれぞれにその長手方向に沿って移動自在に支持すべく挿入可能な切欠部が形成されていると、スライド支持部材を一対の平行支持部材に容易に組付けることができる。
以下、この発明の実施形態に係るエアコン用置き台について説明する。
図1はエアコン用置き台の全体構成を示す斜視図である。このエアコン用置き台10は、エアコン用の室外機を所定高さ位置に載置支持するための台である。図1は、比較的低い位置で室外機を載置支持する、いわゆる平置台とよばれるタイプのものを示している。
まず、このエアコン用置き台10の概略構成について説明すると、エアコン用置き台10は、水平部材20と、この水平部材20を所定の高さ位置に保持する支柱部材としての4本の支柱40とを備えている。これら水平部材20及び支柱40の各構成部材は、例えば、アルミニウムやアルミニウム合金等の押出成形により形成される。
各支柱40は、略柱状の部材に形成されている。この各支柱40の下端部に、脚部42が取付けられると共に、各支柱40の上端側の所定位置に水平部材20が取付可能に構成されている。
水平部材20は、一対の平行支持部材としての一対の水平フレーム22と、一対の縦フレーム28とが略方形状に組合わされてなる。これら一対の水平フレーム22及び一対の縦フレーム28は、それぞれの端部で連結部材29を介して略L字状に連結されている。
そして、各連結部材29を、各支柱40の上端側所定位置にボルト及びナット等の固定具により取付固定することで、水平部材20が各支柱40の所定高さ位置に取付固定される。これにより、上記一対の水平フレーム22は、略水平姿勢で、かつ、互いに略平行姿勢で支持されることになる。
また、一対の水平フレーム22間に掛渡すようにして、スライド支持部材としての一対のベースフレーム30が配設支持されている。
各ベースフレーム30の両端部は、それぞれ水平フレーム22にその長手方向に沿って移動自在に支持されると共に、その水平フレーム22の長手方向における所定位置でねじ止等で固定される(詳細は後述する)。
また、各ベースフレーム30には室外機固定用のボルト等の固定具36が設けられている。ここでは、各ベースフレーム30の両端部近傍の位置に、固定具36が設けられている。
そして、載置固定対象となる室外機のサイズに合わせて、一対のベースフレーム30を各水平フレーム22の長手方向に沿って移動させてそれらの間の間隔寸法を調整して一定位置で固定し、この状態で、室外機を一対のベースフレーム30上に載置して、上記固定具36を用いて室外機を固定する構成となっている。
このようなエアコン用置き台10において、各ベースフレーム30の両端部のそれぞれを一対の水平フレーム22に支持する構成についてより詳細に説明する。
図2は図1のII−II線断面図であり、図3は図2のIII−III線におけるベースフレームの断面図であり、図4はベースフレーム30が水平フレーム22に支持された部分を示す平面図である。
図1〜図4に示すように、上記各ベースフレーム30の各端部は、一対の水平フレーム22のそれぞれにその水平フレーム22の長手方向以外への移動を規制された状態で、その長手方向に沿って移動自在に支持されている。また、その一対の水平フレーム22の一方側に、水平フレーム22の移動を規制する位置決部材としてのねじ部材38が設けられている。
より具体的に説明すると、各ベースフレーム30は、長手方向に沿って同一断面形状を有する略筒状部材であり、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金の押出成形により形成される。ここでは、ベースフレーム30は、略台形の断面形状に形成されている。
また、各ベースフレーム30の上面の幅方向中央部に、その長手方向に沿って所定幅のスリット状の開口部31が形成されている。各ベースフレーム30の内部であって当該開口部31の両側部に、補強等の機能を果す仕切壁31aが形成されている。
また、開口部31に、固定具36が装着されている。固定具36は、ゴム等の弾性部材により形成されたブッシュ部材36aと、ボルト37b及びナット37aとを備えている。
ブッシュ部材36aは、略円柱状部材の軸方向中間部に、開口部31の両側縁部の厚み寸法に対応する環状溝36gが形成された形状とされている。そして、ブッシュ部材36aの両側部で、その環状溝36g内に開口部31の両側縁部を嵌め込むことで、ブッシュ部材36aがベースフレーム30の長手方向に沿って移動自在に開口部31に装着される。
また、ブッシュ部材36aの中心部には、その軸方向に沿って貫通孔36hが形成されており、その下端部よりボルト37bが挿入配置されると共に、ブッシュ部材36aの上側に突出するボルト37bにナット37aが螺合締結可能とされている。
そして、ボルト37b及びナット37aの螺合締結を解除した状態で、室外機のサイズに合わせてベースフレーム30の長手方向の所定位置にブッシュ部材36aを移動させ、この状態で、ブッシュ部材36a上に室外機を載置して、ボルト37b及びナット37aを用いて室外機を固定する構成とされている。
また、各ベースフレーム30の両端部の下面に、外方に突出するガイド用突起部32が形成されている。ここでは、各ベースフレーム30の両端部の下面であってその幅方向略中央部に、その幅方向に沿って延びる長円状のガイド用突起部32が形成されている。このガイド用突起部32は、後述する水平フレーム22側のガイド溝部23g内に収容可能な大きさ及び形状に形成されている。
さらに、各ベースフレーム30の両端部の下面に、ねじ部材38を挿通可能なねじ挿通孔33hが形成されている。ここでは、各ベースフレーム30の両端部の下面であってその幅方向略中央部、より具体的には、ガイド用突起部32の中央部に、ねじ挿通孔33hが形成されている。
また、各水平フレーム22は、長手方向に沿って同一断面形状を有する略筒状部材であり、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金の押出成形により形成される。
各水平フレーム22は、略角筒状の水平フレーム本体部23と、この水平フレーム本体部23の外側部(一対の水平フレーム22の並列配置形態における外側部)から上方に延びる受側壁部24とを備えている。
水平フレーム本体部23は、その上面側にベースフレーム30の端部を載置可能な載置面部23aを有している。この載置面部23aの幅方向略中央部には、水平フレーム22の長手方向に沿って延びるガイド溝23gが形成されている。ガイド溝23gは、ガイド用突起部32を水平フレーム22の長手方向に沿ってスライド移動自在に収容可能な溝幅及び溝深さを有する溝形状に形成されている。そして、ガイド用突起部32をガイド溝23g内に収容させるようにして、ベースフレーム30の端部を載置可能な載置面部23a上に載置することで、ベースフレーム30の端部が、水平フレーム22の幅方向への移動を規制された状態で、水平フレーム22の長手方向に沿って移動自在に載置支持される。
また、水平フレーム本体部23の載置面部23aには、水平フレーム22の長手方向に沿って延びるねじ込み溝23sが形成されている。ここでは、ガイド溝23gの幅方向略中央部に、当該ガイド溝23gより幅狭なねじ込み溝23sが形成されている。
ねじ込み溝23sは、後述するねじ部材38のねじ部38aの外径よりも小さくかつその谷径よりも大きな幅で、かつ、該ねじ部材38をねじ込み可能な十分な深さ寸法を有している。そして、そのねじ込み溝23sに対して、その長手方向に沿った任意の位置で、ねじ部材38をねじ込み可能に構成されている。
受側壁部24は、一対の水平フレーム22の並列配置形態における内向きに指向する受面24aと、この受面24aの上端縁部より内方に延びる押え片24bとを有している。
そして、ベースフレーム30の端部を上記載置面部23a上に載置した状態で、該ベースフレーム30の端面が受面24aに摺接可能とされている。このように、ベースフレーム30の端面が受面24aに摺接する構成をもって、ベースフレーム30の端部が水平フレーム22の外方向への移動を規制される。
また、押え片24bと載置面部23aの上面との間には、ベースフレーム30の略厚み寸法の間隔が形成されている。そして、ベースフレーム30の端部を上記載置面部23a上に載置した状態で、押え片24bが、ベースフレーム30の端部の上面に摺接可能とされている。このように、押え片24bと載置面部23aの上面とが、ベースフレーム30の端部の上下面に摺接する構成をもって、ベースフレーム30の端部が水平フレーム22の上下方向への移動を規制される。
また、ねじ部材38は、一対の水平フレーム22の一方側に設けられている。ねじ部材38としては、ねじ込み溝23sにねじ込むことで、該ねじ込み溝23s内面にねじ立てが可能なねじ、例えば、タッピングねじが用いられる。
このねじ部材38は、ねじ挿通孔33hを通ってねじ込み溝23sの長手方向所定位置にねじ込まれる。このねじ部材38がねじ込み溝23sにねじ込まれる螺合締結力によって、水平フレーム22の長手方向に対するベースフレーム30の端部の位置決め固定が図られる。
なお、このようにねじ部材38を用いてベースフレーム30の位置決めを図る構成は、一対の水平フレーム22の一方側だけで採用される。従って、他方側の水平フレーム22のねじ込み溝23sや、ベースフレーム30の他端部におけるねじ挿通孔33hは省略されていてもよい。
このように構成されたエアコン用置き台10を組立てるにあたっては、各水平フレーム22の端部で、ベースフレーム30の各端部の上下面を押え片24bの下面と載置面部23aの上面とに摺接させると共に、その端面を受面24aに摺接させ、さらに、ガイド用突起部32をガイド溝23g内に収容させるようにして、各ベースフレーム30の各端部と各ベースフレーム30とを組合わせる。
なお、一対の水平フレーム22のそれぞれの長手方向中間部に、ベースフレーム30の端部挿入用の切欠部を形成しておき、この切欠部を通じてベースフレーム30の端部を各水平フレーム22に組込むようにしてもよい。
この切欠部は、例えば、押え片24bの長手方向所定位置部分を、ベースフレーム30の端部平面視形状に応じた形状で切欠くことにより形成される。また、ベースフレーム30の長手方向において切欠部が形成される位置は、その端部以外の任意の中間位置とすることができる。もっとも、通常の使用形態で、ベースフレーム30の脱落を防止するためには、その長手方向中央部であることが好ましい。
この場合、一対の水平フレーム22及び一対の縦フレーム28を略方形枠状に組立てた後で、切欠部を通じて各ベースフレーム30の端部の組付を行えるという利点がある。
これにより、一対のベースフレーム30の各端部が、一対の水平フレーム22のそれぞれにその水平フレーム22の幅方向及び上下方向への移動を規制された状態、即ち、水平フレーム22の長手方向以外への移動を規制された状態で、該水平フレーム22の長手方向に沿って移動自在に支持されることになる。
この後、一対の水平フレーム22及び一対の縦フレーム28を、連結部材29を介して略方形枠状に組立てる。さらにこの後、連結部材29を支柱40の上端側所定位置に取付固定することで、エアコン用置き台10が組立てられる。
そして、このエアコン用置き台10上に室外機を載置固定するにあたっては、室外機のサイズにあわせて、一対のベースフレーム30を一対の水平フレーム22の長手方向に沿って移動させた状態で、ねじ部材38を、ねじ挿通孔33hに通してねじ込み溝23sに螺合締結させる。この際、例えば、ドライバ等の工具を、ベースフレーム30の開口部31を通ってベースフレーム30内に導入して、ねじ部材38のねじ頭に押付けることで、ねじ部材38のネジ締め作業が行われる。これにより、ベースフレーム30の一端部が水平フレーム22の長手方向沿って一定位置で位置決め固定される。このようなネジ締め作業を、一方側の水平フレーム22側だけで行う。
また、室外機のサイズに合わせてベースフレーム30の長手方向の所定位置にブッシュ部材36aを移動させ、この状態で、ブッシュ部材36a上に室外機を載置して、ボルト37b及びナット37aを用いて室外機を固定する。
これにより、室外機の載置固定作業が終了する。
以上のように構成されたエアコン用置き台10によると、一対の水平フレーム22の一方側において、ねじ部材38をネジ締めすることで、簡易な作業でベースフレーム30の固定を行える。
また、この際、ベースフレーム30が一対の水平フレーム22のそれぞれに該水平フレーム22の長手方向以外の方向への移動を規制された状態で、その長手方向に沿って移動自在に支持されているため、一方側のベースフレーム30において、ベースフレーム30の移動を規制する程度の比較的小さい固定強度を持つねじ部材38等の位置決固定部材によって、強固に固定できる。
なお、位置決固定部材としては、タッピングねじ等のねじ部材38の他、ボルトを用いた構成や、水平フレーム22とベースフレーム30の端部とをバネ部材等で挟持する構成等を採用することができる。
もっとも、水平フレーム22側にねじ込み溝23sを形成すると共に、位置決部材としてねじ込み溝23sにねじ込み可能なタッピングねじ等のねじ部材38を用いると、該ねじ部材38をねじ込み溝23sにねじ込むという比較的簡易な作業で、水平フレーム22の長手方向に沿った任意の一定位置にベースフレーム30を固定できるという利点がある。
また、ボルト及びナットを用いてベースフレームを固定する構成では、スパナ等の工具を用いて強い力で締結固定する必要があるため、そのボルトの周りに、該工具を操作するための作業スペースを大きく確保しておく必要がある。このため、例えば、該ボルトの頭部を外部に露出させておく必要がある。しかしながら、本エアコン用置き台10では、ベースフレーム30の移動を規制する程度の比較的小さい固定強度を発揮できる程度のねじ部材38を用いることができ、従って、例えば、ねじ部材38の上方からドライバ等の工具を差込んで回すだけで位置決め固定作業を行える。このため、ねじ部材38をベースフレーム30内に組込んで、外部から視認し難いようにすることができる。
なお、ベースフレームの端部を水平フレームの長手方向以外の方向への移動を規制した状態で固定する構成としては、上記実施形態で述べた構成の他、種々の構成を採用することができる。
図5は、ベースフレームを水平フレームにスライド自在に支持する変形例を示す平面図であり、図6は図5のVI−VI線断面図である。
この変形例では、上記水平フレーム22に対応する水平フレーム122は、長手方向に沿って同一断面形状を有する略筒状部材であり、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金の押出成形により形成される。
また、各水平フレーム122は、略角筒状の水平フレーム本体部123と、この水平フレーム本体部123の外側部(一対の水平フレーム122の並列配置形態における外側部)から上方に立設されたガイド片124とを備えている。
水平フレーム本体部123は、その上面側にベースフレーム130の端部を載置可能な載置面部123aを有している。この載置面部123aの幅方向略中央部には、水平フレーム122の長手方向に沿って延びるガイド溝123gが形成されている。ガイド溝123gは、後述するガイド用突起部155を水平フレーム122の長手方向に沿ってスライド移動自在に収容可能な溝幅及び溝深さを有する溝形状に形成されている。そして、ガイド用突起部155をガイド溝123g内に収容させるようにして、ベースフレーム130の端部を載置可能な載置面部123a上に載置することで、ベースフレーム130の端部が、水平フレーム122の幅方向への移動を規制された状態で、水平フレーム122の長手方向に沿って移動自在に載置支持される。
ガイド片124は、載置面部123aの一側部から上方に延びる垂直片124aと、該垂直片124aの上端縁部から一対の水平フレーム122の並列配置形態における内向きに延びる水平片124bとを有している。
そして、ベースフレーム130の端部を上記載置面部123a上に載置した状態で、水平片124bが後述するガイド挿入溝151g内に嵌り込むことにより、ベースフレーム130の端部が水平フレーム122の外方向及び上下方向への移動を規制される。
また、上記ベースフレーム30に対応するベースフレーム130は、長手方向に沿って同一断面形状を有する略筒状部材であり、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金の押出成形により形成される。この各ベースフレーム130の上面の幅方向中央部には、その長手方向に沿って所定幅のスリット状の開口部131aが形成されると共に、その両端部の下面に後述するガイド用突起部155及びねじ部材138の先端部を下方に突出配置させるための開口部131bが形成されている。
また、各ベースフレーム130の端部には、スライド支持部材150が取付けられている。
スライド支持部材150は、ベースフレーム130の端部側開口を閉塞する基部151と、その基部151の両端部に突出形成された一対の嵌入部材152と、基部151のうち一対の嵌入部材152間に突出形成された突出ガイド部154とを有している。
基部151の外面側には、ガイド挿入溝151gが形成されている。ガイド挿入溝151gは、水平フレーム122の長手方向に沿って延びる所定深さの溝形状に形成されている。そして、上記水平片124bが本ガイド挿入溝151g内にスライド自在に挿入されるように構成されている。
嵌入部材152は、ベースフレーム130の端部側開口の両側部に圧入可能な突出形状に形成されている。そして、一対の嵌入部材152を、ベースフレーム130の端部側開口の両側部に圧入することで、本スライド支持部材150がベースフレーム130の端部に取付固定される。
突出ガイド部154の下面側には、ガイド用突起部155が形成されている。ここでは、突出ガイド部154の下面側に、ガイド溝123gの延在方向に沿って所定間隔あけて2つのガイド用突起部155が形成されている。
各ガイド用突起部155は、上記開口部131bを通ってベースフレーム130の下面側に突出して、上記ガイド溝123g内に収容されると共に、そのガイド溝123g内をスライド移動自在な大きさ及び形状に形成されている。
また、突出ガイド部154には、ねじ孔154hが形成されている。ここでは、上記突出ガイド部154間に、ねじ孔154hが形成されている。
そして、ねじ孔154hにねじ部材138を螺合させると、そのねじ孔154hの下方に突出するねじ部材138の先端部が、上記開口部131bを通ってベースフレーム130の下面側に突出して、上記ガイド溝123gの底面に圧接し、これにより、水平フレーム122の長手方向に対してベースフレーム130の位置決め固定がなされるようになっている。
なお、ベースフレーム130の一方側のスライド支持部材150では、ねじ止固定する必要がないので、上記ねじ孔154hを省略してもよい。
この変形例では、ベースフレーム130の端部下面が上記載置面部123aに摺接する構成及び水平片124bがガイド挿入溝151g内にスライド自在に挿入される構成により、ベースフレーム130の端部が上下方向への移動を規制される。また、各ガイド用突起部155がガイド溝123g内にスライド移動自在に収容される構成をもって、ベースフレーム130の端部が水平フレーム122の幅方向への移動を規制される。これらの構成により、ベースフレーム130の端部が水平フレーム122の長手方向以外の方向への移動を規制した状態でスライド自在に固定される。
このように、ベースフレームの端部を水平フレームの長手方向以外の方向への移動を規制した状態でスライド自在に支持する構成としては、種々の構成を採用することができる。
また、本実施形態では、比較的低い位置で室外機を載置支持する、いわゆる平置台とよばれるタイプに適用した例について説明したが、その他、種々のエアコン置き台に適用できる。例えば、より高い位置で室外機を載置支持する、いわゆる高置台と呼ばれるタイプや、また、図7に示すエアコン用置き台210のように、上記水平部材20を上下2段に備え、それぞれの水平部材20に室外機を載置支持する、いわゆる2段置台と呼ばれるタイプのものについても、適用できる。
この発明の第1実施形態に係るエアコン用置き台の全体構成を示す斜視図である。 図1のII−II線断面図である。 図2のIII−III線におけるベースフレームを示す断面図である。 ベースフレームが水平フレームに支持された部分を示す平面図である。 ベースフレームを水平フレームにスライド自在に支持する変形例を示す平面図である。 図5のVI−VI線断面図である。 変形例に係る2段置台タイプのエアコン用置き台を示す斜視図である。
符号の説明
10 エアコン用置き台
22 水平フレーム
23 水平フレーム本体部
23a 載置面部
23g ガイド溝
23s ねじ込み溝
24 受側壁部
24a 受面
24b 押え片
30 ベースフレーム
32 ガイド用突起部
33h ねじ挿通孔
38 ねじ部材
40 支柱
122 水平フレーム
123 水平フレーム本体部
123a 載置面部
123g ガイド溝
124 ガイド片
124a 垂直片
124b 水平片
130 ベースフレーム
138 ねじ部材
150 スライド支持部材
151 基部
151g ガイド挿入溝
154 突出ガイド部
154h ねじ孔
155 ガイド用突起部

Claims (3)

  1. エアコン室外機を載置するためのエアコン用置き台(10)であって、
    支柱部材(40)と、
    前記支柱部材(40)によりそれぞれ略水平姿勢で、かつ、互いに略平行姿勢で支持される一対の平行支持部材(22)と、
    前記一対の平行支持部材(22)に、それらの間に掛渡すように支持されるスライド支持部材(30)と、
    を備え、
    前記スライド支持部材(30)が、前記一対の平行支持部材(22)のそれぞれに前記一対の平行支持部材(22)の長手方向以外の方向への移動を規制された状態で、その長手方向に沿って移動自在に支持されると共に、
    前記一対の平行支持部材(22)の一方側に、前記スライド支持部材(30)の移動を規制する位置決部材(38)が設けられた、エアコン用置き台。
  2. 請求項1記載のエアコン用置き台(10)であって、
    一方側の前記平行支持部材(22)に、その長手方向に沿って延びるねじ込み溝(23s)が形成され、
    前記位置決部材(38)として、前記ねじ込み溝(23s)にねじ込み可能なねじ部材(38)を用いた、エアコン用置き台。
  3. 請求項1又は2記載のエアコン用置き台であって、
    前記一対の平行支持部材(22)のそれぞれの長手方向中間部に、前記スライド支持部材(30)を前記一対の平行支持部材(22)のそれぞれにその長手方向に沿って移動自在に支持すべく挿入可能な切欠部が形成された、エアコン用置き台。
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