JP2005297125A - 電動工具及び歯車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 歯車より発生する騒音を低減すると共に、歯車に過大な負荷が生じた場合に、これを緩和する機構を備え、低騒音で長寿命な電動工具及び歯車装置を提供する。
【解決手段】 スピンドル11の第1軸11Aに中間部材であるカップリング12を、所定の軸トルクがかかった際に滑るように圧入してギア10の内包部10a内に内包する際に、カップリング12に設けられた突出部12をギア10の凸部10A−1と凸部10A−2との間に配置する。また、カップリング12に設けられた壁面部12Aの壁面12Bと内包部10a内の側面10Bとの間に弾性体14を配置する。
【選択図】図2

Description

本発明は電動工具及び歯車装置に関する。
従来、電動工具において、交流電流による加振力、歯車のピッチ誤差及び偏心等により回転変動が発生し、駆動軸側の歯車と被動軸側の歯車はそれぞれの歯面で衝突、振動を繰り返す。この衝突等により騒音が発生し、また歯面と歯面との衝突力が加振力となり、歯車部分以外からも騒音が発生する。特に起動時においては駆動軸側のトルクが大きいため衝撃は大きく、騒音が発生していた。
これを解消するために、歯車精度を向上させることや、歯面の形状を変えることにより対策を行っていた。また、構造的に騒音を低減する方法としては、駆動軸と駆動歯車とを結合するために歯車内径に設けられる鋼材キーのがたを利用することや、特許文献1に示すように駆動軸と駆動歯車との間に弾性部材を介して駆動力を伝達する等が行われていた。
特開平3−49883号公報
しかし、鋼材キーのがたを使用して騒音を低減した場合には、長期の使用により、鋼材キーが変形してより大きながたが発生し、逆に騒音源となる場合がある。また、弾性部材を介して駆動力を伝達する場合には、駆動軸と駆動歯車との間に過大な負荷が生じた場合に弾性部材が潰れて、その後機能しなくなるおそれがあった。
そこで、本発明は、歯車より発生する騒音を低減すると共に、歯車に過大な負荷が生じた場合にこれを緩和する機構を備え、低騒音で長寿命な電動工具及び歯車装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、ハウジングと、該ハウジング内に設けられて駆動軸を備えるモータと、該ハウジング内に支持されて該駆動軸で被動する歯車装置と、を備えた電動工具であって、該歯車装置は、回転軸に所定の圧入力で圧入された中間部材と、該中間部材を内包する内包部と共に該中間部材と係合して該回転軸と同軸回転する歯車とを有し、該所定の圧入力は、該回転軸と該中間部材との間に所定の負荷が生じたときに、該回転軸と該中間部材との相対回転を生じさせ、該内包部は凸部を備え、該中間部材には、該回転軸と該歯車との相対回転によって該凸部に回転方向で当接可能な突出部が設けられていることを特徴とする電動工具を提供する。
このような構成によると、電動工具において、回転軸と歯車との回転伝達を遮断することが可能となると共に、回転軸と歯車との間に過大な衝撃等が生じた場合には、回転軸に対して中間部材が回転することが可能となる。
また、該中間部材には回転方向と交差する壁面を備えた壁面部を有し、該内包部には、該壁面と該内包部内とに面する弾性部材が挿入されていることが望ましい。このような構成によると、回転軸及び回転軸に圧流される中間部材と歯車とが弾性部材を介して動力的に連結されることが可能となる。
また、該弾性材の該壁面と該内包部内とにそれぞれ当接する箇所は、曲面より構成されていることが望ましい。このような構成によると、弾性部材が壁面と内包部内とに当接する時に係る荷重により、壁面と内包部内とに当接する弾性部材の当接面積が変化する。また、該突出部は該壁面部を兼ねていることが望ましい。
また、該弾性部材は、該中間部材と該内包部内との間に圧縮変形された状態で配置されて、該歯車の回転中心軸芯と該回転軸の軸芯とを略同一軸に保持することが望ましい。
また、上記目的を達成するために、ハウジングと、該ハウジング内に設けられて駆動軸を備えるモータと、該ハウジング内に支持されて該駆動軸で被動する歯車装置と、を備えた電動工具であって、該歯車装置は、回転方向に交差する壁面を備えた壁面部を有する回転軸と、該壁面部を内包する内包部を備えた歯車と、該内包部内に配置されて該壁面と該内包部とに面する弾性部材とを備え、該弾性部材を介して該回転軸と該歯車とが動力的に接続され、該弾性材の該壁面と該内包部とに当接する箇所は、曲面より構成されることを特徴とする電動工具を提供する。
このような構成によると、電動工具において、弾性部材が壁面と内包部内とに当接する時に加わる荷重により、壁面と内包部内とに当接する弾性部材の当接面積が変化する。
また、該内包部は凸部を備え、該回転軸には、該回転軸と該歯車との相対回転によって該凸部に回転方向で当接可能な突出部が設けられていることが望ましい。このような構成によると、壁面と内包部内とが弾性部材に当接した後に凸部と突出部とが当接することが可能となる。
また、該弾性部材は、該回転軸と該内包部内との間に圧縮変形された状態で配置されて、該歯車の回転中心軸芯と該回転軸の軸芯とを略同一軸に保持することが望ましい。
また、上記目的を達成するために、回転軸に所定の圧入力で圧入された中間部材と、該中間部材を内包する内包部と共に該中間部材と係合する歯車とを有し、該中間部材を介して該回転軸と該歯車とが同軸回転する歯車装置において、該所定の圧入力は、該回転軸と該中間部材との間に所定の負荷が生じたときに、該回転軸と該中間部材との相対回転を生じさせ、該内包部は凸部を備え、該中間部材には、該回転軸と該歯車との相対回転によって該凸部に回転方向で当接可能な突出部が設けられていることを特徴とする歯車装置を提供する。
また、上記目的を達成するために、回転方向に交差する壁面を備えた壁面部を有する回転軸と、該壁面部を内包する内包部を備えた歯車と、該内包部内に配置されて該壁面と該内包部とに面する弾性部材とを備え、該弾性部材を介して該回転軸と該歯車とが動力的に接続する歯車装置において、該弾性材の該壁面と該内包部とに当接する箇所は、曲面より構成されることを特徴とする歯車装置を提供する。
請求項1記載の電動工具または請求項9記載の歯車装置によれば、回転軸と歯車とが、回転軸に圧入された中間部材を内包部内に内包して中間部材が内包部に当接することにより動力的に接続されるので、回転軸と歯車とは直接接続されず、回転軸側及び歯車側に生じた衝撃が、歯車側及び回転軸側に伝達されることを抑制することができる。よって衝撃により発生する騒音を低減することが可能となると共に、歯車の損傷を抑制することが可能となる。また、回転軸または歯車に過大な負荷が生じた場合には、中間部材の突出部と歯車の凸部とが当接し、中間部材と歯車とが一体となって回転する時に回転軸と中間部材との間に負荷に応じた軸トルクが発生するため、これを回転軸と中間部材との間で摩擦に係るエネルギーとして消費することが可能となり、歯車等の損傷を防止できる。
請求項2記載の電動工具によれば、弾性部材を介して回転軸と歯車とが弾力的かつ動力的に連結されることが可能となるので、弾性部材部分で回転軸と歯車との間に発生する振動を抑制し、騒音をより低減することが可能となる。また、凸部と突出部との当接を、弾性部材で吸収しきれない負荷が生じた場合のみとすることが可能となる。また、弾性部材で吸収しきれない負荷が生じた場合には凸部と突出部との当接により、弾性部材にそれ以上の負荷がかからなくなるため弾性部材が塑性変形することを抑制することができる。また、更に負荷が生じた場合には、回転軸と中間部材との間で摩擦に係るエネルギーとして負荷に応じたエネルギーを消費するため、弾性部材と凸部及び突出部との寿命を相互に向上させることが可能となる。
請求項3記載の電動工具によれば、弾性部材と中間部材の壁面及び歯車の内包部内との当接箇所が曲面より構成されることにより、衝撃等に係る負荷が小さい状態では、当接面が小さいため、弾性部材のバネ定数が小さくなり衝撃を吸収しやすくなる。また衝撃等にかかる負荷が大きい場合には、当接面が大きくなって弾性部材のバネ定数が大きくなり、大きな負荷でも弾性部材で吸収することが可能となる。また、弾性部材の当接箇所が曲面に構成されることにより、例えば壁面との当接箇所付近には空隙が形成される。この空隙は弾性部材が押圧されて変形した際の逃げ場となるため、負荷が生じた場合に弾性部材は容易に変形して負荷を吸収することが可能となる。
請求項4記載の電動工具によれば、突出部と壁面部とが兼ね合わされることにより、中間部材の形状を簡素化することが可能となる。
請求項5または請求項8記載の電動工具によれば、歯車と回転軸との中心軸芯が略同一になることにより、略同一軸芯上で回転することが可能となるため、滑らかな回転が可能となって回転時に生じる振動等を低減することが可能となる。
請求項6記載の電動工具または請求項10記載の歯車装置によれば、回転軸と歯車とが、弾性部材を介して動力的に連結されている状態で、弾性部材と回転軸の壁面及び歯車の内包部内との当接箇所が曲面より構成されることにより、衝撃等に係る負荷が小さい状態では、当接面が小さいため、弾性部材のバネ定数が小さくなり衝撃を吸収しやすくなる。また衝撃等による負荷が大きい場合には、当接面が大きくなって弾性部材のバネ定数が大きくなり、大きな負荷でも弾性部材で吸収することが可能となる。また、弾性部材の当接箇所が曲面に構成されることにより、例えば壁面との当接箇所付近には空隙が形成される。この空隙は弾性部材が押圧されて変形した際の逃げ場となるため、負荷が生じた場合に弾性部材は容易に変形して負荷を吸収することが可能となる。
請求項7記載の電動工具によれば、回転軸と歯車とが凸部と突出部とを介して直接接触することが可能となる。よって、衝撃等により負荷がかかり、弾性部材が押圧されて圧縮されたときに凸部と突出部とが当接することにより、弾性部材が極度に圧縮されて塑性変形することを抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態による電動工具として、電動丸鋸に適用した例を図1乃至図5を参照しながら説明する。図1に電動丸鋸1の全体にかかる部分断面図を示す。電動丸鋸1は、モータ3を内部に支持収納するハウジング2と、ハンドル2Aと、モータ3により回転駆動される鋸刃4と、ソーカバー5と、ベース6と、ファン7とを主に備える。ハウジング2の一端側には、ハウジング2内部と外部とを連通させる空気吸入口2aが形成されている。ハンドル2Aは、図示せぬ中空部を有し、ハウジング2に一体として連結して設けられ、モータ3の駆動を制御する図示せぬスイッチを備える。鋸刃4は、後述のスピンドル11に取り付けられて、切断可能な方向(正転方向)にのみ回転可能である。ソーカバー5は、ハウジング2に取り付けられて鋸刃4の外周の上側半分を覆う形状をなしている。ソーカバー5には、ファン風を排出するためのファン風排出口5aが形成されている。ベース6は、ソーカバー5を介してハウジング2と連結され、被切断材上を摺動可能な底面6aを有し、鋸刃4を底面6aより下方に突出させる図示せぬ開口部が形成されている。回転によりファン風を発生させモータ3を冷却するためのファン7は、モータ3の駆動軸3Aに固定して設けられている。
駆動軸3Aの一端側には、ハスバ歯車であるピニオンギア8が設けられている。駆動軸3Aおよびピニオンギア8は、ハウジング2の空気吸入口2a側端部およびソーカバー5に設けられた第1軸受9Aによって回転可能に支承されている。ソーカバー5内には駆動軸3Aと平行に延び、鋸刃4を回転させる回転軸となるスピンドル11が、第2軸受9B、第3軸受9Cにより回転可能に支承されている。スピンドル11のハウジング2側にはピニオンギア8と噛合するハスバ歯車であるギア10が、スピンドル11と同軸に固定されている。スピンドル11には、一対の鋸刃固定部材11Cがスピンドル11に対して回転不能に取り付けられている。そして、鋸刃4は鋸刃固定部材11Cで挟持固定されている。
電動丸鋸1には、ソーカバー5内においてスピンドル11の軸心を中心に回動可能に保持され、ソーカバー5内に収納可能で、鋸刃4外周のほぼ半分を覆う形状をしたセーフティーカバー5Aが設けられている。セーフティーカバー5Aは図示しないスプリング等の付勢手段によって付勢されており、図1に示すように大部分がベース6の底面6aよりも下方に突出し鋸刃4外周が露出するのを防止する回動位置が初期状態となっている。切断作業時には、セーフティーカバー5Aの切断方向前方側端部(図1の紙面に垂直方向手前側)が被切断材の端部に当接し、その状態で電動丸鋸1が切断方向に摺動することによってスプリングに抗してセーフティーカバー5Aはソーカバー5内に収納されるようにスピンドル11の軸心を中心に回動し、ベース6の底面6a側において鋸刃4が露出する。
図2にギア10及びスピンドル11の分解斜視図を示す。ギア10は、その側面にギア10の軸方向に穿設された内包部10aが形成され、内包部10内には、孔10bが穿設されている。内包部10a内には、内包部10a断面がギア10の中心軸方向へ向けて突出している凸部10Aが形成されている。凸部10Aは、凸部10A−1と、凸部10A−2から構成され、この凸部10Aは、内包部10aの直径方向の互いに反対側の位置に一対設けられている。このギア10が孔10bでスピンドル11の第1軸11Aに外挿される。孔10bの内径は第1軸11Aより、僅かに大きく形成されている。
ギア10が第1軸11Aに外挿された状態で、内包部10a内に突出した第1軸11Aに中間部材であるカップリング12の孔12aが外挿されて圧入される。このカップリング12は壁面12Bを形成してカップリング12の直径方向の互いに反対側に設けられた一対の壁面部12Aと、壁面部12Aに略直交する位置に一対設けられた突出部12Cとを備えている。カップリング12が外挿される際に突出部12Cは、内包部10aの凸部10A−1と凸部10A−2との間の隙間10dに挿入される。突出部12Cと凸部10Aはそれぞれ当接可能な位置に配されるため、突出部12Cは、凸部10A−1と凸部10A−2との間でのみ移動可能となり、突出部12Cが設けられたカップリング12はこの間でのみ回転可能となる。壁面部12Aは、一対の凸部10A間の隙間10cに配置される。
カップリング12の孔12aは、第1軸11Aの外径に対して所定値の締め代(0.017mm〜0.039mm)が設けられている。また第1軸11A及び孔12aは、圧入されて接する面が研磨加工されているため、カップリング12に所定値の締め代に対する適切な荷重を加えて孔12aを第1軸11Aに外挿することにより、締り嵌めされて嵌着される。この時に、圧入個所に滑りが生じる軸トルクは、30Nm〜50Nmとなり、これらはモータ3により発生する最大軸トルク(約15Nm)の2倍以上の値となる。なお、上記締め代値及び軸トルクは一例であり、回転体である鋸刃4の大小やモータ特性の大小によって適宜設定される。
よって、図3に示すように、ギア10は、スピンドル11とカップリング12とにより、第1軸11Aの基端位置に狭持される。尚、カップリング12は、圧入されて締り嵌めされるが、ギア10を固定する位置までは圧入されず、ギア10とスピンドル11とは相対的に回動可能である。
カップリング12が圧入された後に、図4に示すように、弾性部材14が壁面部12Aで仕切られる隙間10cにそれぞれ配置される。弾性部材14は、耐熱性、耐油性を備えたゴムより形成されている。この弾性部材14は断面が略楕円形状からなり、この楕円形状を成す一面が、隙間10c内の側面10Bに面し、楕円形状を成す他面が壁面部12Aの壁面12Bに面する。そして、この壁面部12Aが隙間10c内で弾性部材14Aと弾性部材14Bとの間に挟まれる形状となるため、壁面部12Aは、隙間10c内の略中心に位置することになる。よって、この壁面部12Aと略直交する位置に設けられている突出部12Cは、図4に示すように、隙間10dの略中心に位置することになり、突出部12Cと凸部10Aとの間に隙間が形成され、負荷がかからない状態で突出部12Cが凸部10Aに当接することはない。
弾性部材14は全て略同一形状であり、弾性部材14を内包する内包部10aはギア10の回転の中心軸芯を法線とする面上で、中心軸芯を点として点対称に形成されている。また、スピンドル11及びカップリング12は、スピンドル11の回転の中心軸芯法線とする面上で、中心軸芯を点として点対称に形成されている。弾性部材14は、隙間10cに配置される際に、側面10B及び壁面12Bに面するとともに、カップリング12の外周面とも接してカップリング12とギア10の間で圧縮されて保持される。内包部10a及びカップリング12及びスピンドル11は点対称に形成されているため、全て略同一形状である弾性部材14を介してのカップリング12及びスピンドル11とギア10との位置関係において、それぞれの回転の中心軸芯が略同一となり、弾性部材14が圧縮されて保持されているため、カップリング12及びスピンドル11とギア10との位置関係もずれ等が発生せずに保たれる。
ワッシャ13は、中央部に孔13aが穿設されて、内包部10a内に配置された弾性部材14を内包部10a内に保持するために取り付けられる。弾性部材14が配置された状態で、ワッシャ13が孔13aで第1軸11Aより突出する第2軸11Bに外挿されて圧入される。孔13aも第2軸11Bに対して所定値の締め代が設けられているため、ワッシャ13は、孔13aで第2軸11Bに外挿されて圧入されることにより、締り嵌めされて嵌着される。このワッシャ13により、弾性部材14が配置個所より外部へ排出されることがない。以上の構成により、スピンドル11とギア10とは一体となって回転可能となる。以上のギア10、スピンドル11、カップリング12、弾性部材14、を含んで歯車装置が構成される。
次に電動丸鋸1の動作について説明する。作業者が電動丸鋸1の図示せぬスイッチにより入力することによりモータ3が回転し、この回転をピニオンギア8及びギア10に伝え、最終的にギア10に接続されたスピンドル11に狭持されて固定された鋸刃4を回転する。ギア10とスピンドル11との回転の中心軸芯は略同一であるため、スピンドル11とギア10との間の、回転の中心軸芯の振れによる振動等は低減されている。
この時に、ギア10は、図4に示すように、時計回りに回転する。スイッチを入れた時には鋸刃4は停止しているため、鋸刃4が固定されたスピンドル11及びスピンドル11に圧入されたカップリング12は、慣性力によりその位置に止まろうとし、ギア10に対して相対的に反時計回り方向へ回転する。しかし、カップリング12に設けられた壁面部12Aと内包部10a内の側面10Bとが、弾性部材14Aを介して当接するため、弾性部材14Aが圧縮されることにより、カップリング12とギア10との当接を防止し、低騒音で滑らかに回転する。
この起動時の騒音を従来の電動丸鋸と比較すると、従来の電動丸鋸の起動時に発する騒音が平均92dBであったのに対し、第1の実施の形態に係る電動丸鋸1が起動時に発する騒音は85dBであり、騒音レベルを7dB低下させることが可能となった。
電動丸鋸1が回転中に、板等の被切断材を切断し始めると、鋸刃4に負荷が生じる。この負荷は被切断材の材質、厚さ等により決定されるが、被切断部材ですべて同じ負荷となるとは限らず、切断個所により生じる負荷に変化が発生する。この負荷の変化により、ギア10に対してスピンドル11及びカップリング12は、時計回り、反時計回りに回転しようとするが、これらの回転により生じる力はカップリング12とギア10との間の弾性部材14により吸収されるため、ギア10は上記負荷の変化による影響を受け難く、これによってギア10とピニオンギア8の歯部間でのガタツキ及びこのガタツキに起因する騒音、変形等の発生を抑制することができる。
また負荷の生じない通常回転時でも、交流電源による加振力、ギア10とピニオンギア8とのピッチ誤差や偏心等により、ギア10の回転数等は微妙に変化するが、この変化により生じる力もカップリング12とギア10との間の弾性部材14により吸収されるため、スピンドル11やカップリング12には伝わり難く、鋸刃4を含むスピンドル11やカップリング12は、鋸刃4がはずみ車となって、定常回転する。このため、鋸刃4の振動の発生及びこの振動に起因する騒音の発生を抑制することができる。なお、カップリング12とギア10との間に微妙な回転のずれによる衝撃が発生する場合が有るが、これらの衝撃は弾性部材14で吸収されるため、通常回転時においても、作業者に違和感を生じさせるような衝撃を低減することが可能となる。
電動丸鋸1が停止する場合には、作業者がスイッチから手を離すことによりスイッチが切れ、モータ3に電磁ブレーキがかかる。この電磁ブレーキにより、ピニオンギア8はその回転に負荷が生じ、ギア10も急速に回転を停止する。しかし、鋸刃4を含むスピンドル11及びカップリング12は、鋸刃4の慣性力により、ギア10に対して相対的に時計回りの方向に回転する。この時に、カップリング12に設けられた壁面部12Aと内包部10a内の側面10Bとが弾性部材14Bを介して当接し、弾性部材14Bが圧縮されることにより、カップリング12とギア10との当接を防止し、衝撃等を発することなく停止することが可能となる。
また、鋸刃4の回転が瞬時に止められる場合、例えば被切断材を切断中に切断した被切断材により鋸刃4が狭持されて回転が止まる場合や、切断をする際に被切断材が、第1の実施の形態に係る電動丸鋸1では切断不可能な材質等であった場合がある。この場合には鋸刃4及びこれを固定するスピンドル11は停止するが、モータ3に連結されるピニオンギア8及びギア10は回転しようとする。この時にカップリング12とギア10との間に介された弾性部材14は壁面12Bと側面10Bとの間で圧縮される。弾性部材14に過度の圧力が加えられると弾性部材14は塑性変形し、その弾性的な特性を失うことになる。よってこれを防止するために、弾性部材14が塑性域まで変形しないようにするために、一定値以上圧縮された状態、即ち、ギア10に対してカップリング12が一定の回転角以上回転しないようにする。
具体的には、カップリング12の突出部12Cとギア10の凸部10Aとが、当接することにより、カップリング12はギア10に対して、その当接箇所以上回転することを防止する。この凸部10Aは、突出部12Cに対して、時計回り方向に凸部10A−1、反時計回り方向に凸部10A−2と、突出部12Cが何れの方向に回転しても当接するように設けられている。
よって、鋸刃4が瞬時に停止した場合は、スピンドル11及びカップリング12の位置が停止した状態でギア10が回転するため、弾性部材14Bが縮んで突出部12Cと凸部10A−2とが当接する。当接した後は、ギア10とカップリング12とは、一体となって回転する。この時に、未だ鋸刃4が停止したことによる反力が低減されていない場合には、ギア10に連結するピニオンギア8を介してモータ3に反力が伝えられることになる。これによりモータ3は破損等のおそれがある。
しかし、カップリング12はスピンドル11の第1軸11Aに圧入されているのみであり、軸トルクが30Nm〜50Nm以上でカップリング12がスピンドル11に対して回転することが可能である。鋸刃4が瞬時に停止して、スピンドル11とギア10との間に係る反力は、50Nm以上の軸トルクを示すため、この場合にはカップリング12とスピンドル11との間で滑りが生じる。よって、鋸刃4及びスピンドル11が回転を停止したとしても、ギア10及びこれと一体となったカップリング12は、カップリング12とスピンドル11との間の滑りにより、一定の間回転し、ピニオンギア8によりギア10に係る軸トルクがカップリング12とスピンドル11との間の滑りに必要な軸トルク以下になるまで圧入個所の摩擦力として軸トルクに係るエネルギーを吸収する。これにより、鋸刃4が急停止した場合でも、モータ3に負荷をかけることなく停止し、かつ停止時に弾性部材14が劣化することも防止することができる。
第1の実施の形態に係る弾性部材14は、壁面12Bに当接する個所と、側面10Bとに当接する個所が曲面より構成されているため、負荷がかからない状態では、弾性部材14と壁面12B等との当接する面積は僅かとなる。しかし、負荷がかかり、弾性部材14が押されると、接触面積が増加する。この関係を図5のグラフに表す。グラフ中の実線で示されているゴムAが第1の実施の形態に係る弾性部材14である。一点鎖線で表されているゴムBは、弾性部材14と同一素材で、その形状が略方形により形成され、壁面12B等と平面により接触可能な弾性部材である。また2点差線で表されているゴムCはその形状がゴムBと同じで、弾性部材としてのバネ定数が低い素材で形成されている。
これらの弾性部材を用いて弾性部材の圧縮量に該当する角度の変化量と、その変化量に必要な軸トルクとを調べると、角度が小さい範囲、例えば6°以下では、ゴムAが最も軸トルクが小さい。その後角度が増えると共に急激に軸トルクが増加しており、角度が15°当たりでは、ゴムBと大差ない値の軸トルクとなっている。
よって、ゴムAは、軸トルクが低トルクでも圧縮され、かつ高トルクになった場合にも過度に圧縮されることはないため、これを電動丸鋸1に弾性部材14として使用した場合に、小さな振動に係る衝撃を良く吸収するとともに、大きな衝撃が加えられた場合にも、弾性部材14でその衝撃を吸収することが可能となる。即ち、弾性部材14では、鋸刃4に発生した低トルク領域の衝撃がギア10及びピニオン8に伝達されることを効果的に押さえることができるとともに、高トルク領域の衝撃であっても衝撃力を効果的に吸収し、低振動、低騒音で長寿妙な電動工具とすることができる。
また、断面を曲面より形成することにより、図4に示すように、内包部10a及び壁面部12Aで囲まれる弾性部材14の四隅に空間が生じる。弾性部材14は衝撃えられた際に、その形状を変化させて衝撃を吸収するが、弾性部材14の周囲が壁面で隙間無く覆われていると形状を変化させる逃げ場がなく、衝撃を吸収する能力が低下する。
更に、弾性部材14の周囲に隙間がなければ、その変形の逃げ場として、壁面部12Aを含むカップリング12と、内包部10aとの間の僅かな隙間に弾性部材14の一部が入り、噛み込みが発生する場合がある。この場合、カップリング12とギア10が噛み込み個所を介して連結され、内包部10a内でのカップリング12及び弾性部材14の動作を阻害し、動作不良が発生するおそれがある。また、弾性部材14の一部が噛み込まれることにより弾性部材14が過大に変形されて弾性部材14の寿命を低下させるおそれもある。
よって、弾性部材14の曲面と、内包部10a及び壁面部12Aとで囲まれる隙間を、弾性部材14が最も圧縮される突出部12Cが凸部10Aに当接した状態で隙間10cが略満たされる大きさに形成する。具体的には、弾性部材14の隙間10cに挿入される方向の断面積と、隙間10cが最も狭くなる突出部12Cが凸部10Aに当接した状態での隙間10cの弾性部材14の隙間10cに挿入される方向の面積とが略等しくなるように弾性部材14の曲面を形成する。これにより、弾性部材14が最大限圧縮されたとしても、弾性部材14が、弾性部材14の曲面と内包部10a及び壁面部12Aとで囲まれる隙間を充填するのみで、内包部10aと壁面部12A、及びカップリング12の外周面と凸部10との間で弾性部材14の噛み込みが発生することを低減する。
次に、第2の実施の形態による歯車装置についてディスクグラインダで実施した例を図6乃至図7を参照しながら説明する。図6に示すディスクグラインダ101は、モータ103を内部に支持収納するハウジング102と、モータ103により回転駆動される研削用砥石104と、カバー105と、ファン107とを主に備える。ハウジング102にはモータ103の駆動を制御する図示せぬスイッチを備える。研削用砥石104は、後述のスピンドル111に取り付けられて、切断可能な方向(正転方向)にのみ回転可能である。カバー105は、ハウジング102に取り付けられて研削用砥石104の外周の上側半分を覆う形状をなしている。回転によりファン風を発生させモータ103を冷却するためのファン107は、モータ103の駆動軸103Aに固定して設けられている。
駆動軸103Aの一端側には、ハスバかさ歯車であるピニオンギア108が設けられている。駆動軸103Aおよびピニオンギア108は、ハウジング102に設けられた第1軸受109Aによって回転可能に支承されている。ハウジング102内には駆動軸103Aと直角に延び、研削用砥石104を回転させる回転軸となるスピンドル111が、第2軸受109B、第3軸受109Cにより回転可能に支承されている。スピンドル111のハウジング102側にはピニオンギア108と噛合するハスバかさ歯車であるギア110が、スピンドル111と同軸に固定されている。スピンドル111には、一対の固定部材111Cがスピンドル111に対して回転不能に取り付けられている。そして、研削用砥石104は一対の固定部材111Cに挟持固定されている。
この第2の実施の形態に係るディスクグラインダ101は、第1の実施の形態に係る電動丸鋸1に取り付けられた回転体である鋸刃4に比較して、回転体である研削用砥石104の慣性質量は小さい。よって、研削用砥石104を回転した際に研削用砥石104の慣性力による衝撃は、第1の実施の形態に比較して小さくなり、ギア110等に加わる負荷も小さくなる。また、スイッチを入れてギア110を時計回りに回転させた後にスイッチを切った際に、研削用砥石104に連結されたカップリング112はギア110に対して時計方向に回転しようとするが、慣性質量が小さいため、図7に示すように、弾性部材114Aが小さくてもその衝撃を吸収することが可能である。
この場合では、弾性部材114Bを大きくすることができる。これにより、研削用砥石104に負荷がかかってカップリング112がギア110に対して反時計方向に回転する際に、弾性部材114Bが大きいため、より大きな衝撃を吸収することが可能となる。その他、カップリング112とスピンドル111間での滑りや歯車装置の構成等にについては、第1の実施の形態と同様に行われるため、説明は省略する。
第1の実施の形態、第2の実施の形態に係る歯車装置は、上述した範囲に限らず、例えば図8乃至図10に示すように、多様な変形例が想定される。図8の歯車装置200では、弾性部材214を、弾性部材214Aと弾性部材214Bとの一組だけとすると共に、壁面部212Aと突出部212Cそれぞれ対角上に設けて、第1及び第2の実施の形態に係る歯車装置に比べて簡略化された構成となる。回転体の慣性質量が小さい場合や、回転数が遅い場合などでは、歯車装置にかかる負荷も低減するため、歯車装置200でも充分にその効果を発揮することが可能となる。
また、図9に示す歯車装置300では、カップリング312より延出される壁面部312Aが突出部312Cを兼ねている。これにより、構成部材を簡略化しつつ、第1及び第2の実施の形態と同様の効果を得ることが可能となる。また歯車装置300では、凸部310Aが壁面部312Aに対して、一方向しか設けられていない。第2の実施の形態のように、一方向しか回転せず、かつ大きな負荷がかかる方向も一方向だけの場合には、その大きな負荷がかかる壁面側にのみ凸部310Aを設けて、第一軸部311Aとカップリング312との滑りにより負荷に係る衝撃を吸収し、大きな負荷がかからない壁面側は、弾性部材314による衝撃吸収のみとしてもよい。
また、図10に示す歯車装置400では、カップリング412に略直角に切れ込んだ溝を設けて個々を壁面部412Aとし、壁面部412を構成する壁面412B−1と、壁面412B−2との間に弾性部材414を配置し、この弾性部材を内包部410a内の側面410B−1と側面410B−2とに当接してカップリング412とギア410との間とに生じる衝撃を吸収している。この時に、ギア410に対してカップリング412が時計方向に回転した場合には、弾性部材414は、壁面412B−1と側面410B−1との間に挟まれて、衝撃を吸収する。また、ギア410に対してカップリング412が時計方向に回転した場合には、弾性部材414は、壁面412B−2と側面410B−2と間に挟まれて、衝撃を吸収する。即ち、その回転方向の違いにより、弾性部材414は略直交する2軸方向にそれぞれ圧縮されることになり、一軸方向のみ圧縮されて塑性変形することを防止することが可能となる。
第1及び第2の実施の形態、及び変形例における歯車装置では、何れも中間部材であるカップリングと、回転軸であるスピンドルとの間の滑りを用いて過度の負荷を吸収していたが、過度の負荷を吸収する装置を他に設けて歯車装置で吸収する必要がない場合や、過度の負荷が生じない場合では、中間部材を設けずに回転軸に直設壁面部や突出部を設けてもよい。そして上述の実施例と同様に、ギアの内包部に壁面部や突出部を内包し、当接箇所が曲面により構成させる弾性部材を配置する。このような構成であるならば、回転軸とギアとの間に生じる衝撃を弾性部材で吸収するとともに、衝撃による負荷が大きい場合に弾性部材が塑性変形しないように、突出部と凸部を配置し、弾性部材の過度の変形を防止することが可能となる。
第1の実施の形態に係る電動工具の一例である電動丸鋸の断面図。 第1の実施の形態に係る電動工具に含まれる歯車装置の分解斜視図。 第1の実施の形態に係る電動工具に含まれる歯車装置の回転軸方向の断面図。 第1の実施の形態に係る電動工具に含まれる歯車装置の回転軸と直角方向の断面図。 第1の実施の形態に係る電動工具に含まれる弾性部材の特性を表すグラフ。 第2の実施の形態に係る電動工具の一例であるディスクグラインダの断面図。 第2の実施の形態に係る電動工具に含まれる歯車装置の回転軸と直角方向の断面図。 電動工具に含まれる歯車装置の変形例に係る回転軸と直角方向の断面図。 電動工具に含まれる歯車装置の変形例に係る回転軸と直角方向の断面図。 電動工具に含まれる歯車装置の変形例に係る回転軸と直角方向の断面図。
符号の説明
1 電動丸鋸 2 ハウジング 2A ハンドル 2a 空気吸入口
3 モータ 3A 駆動軸 4 鋸刃 5 ソーカバー
5A セーフティーカバー 5a ファン風排出口 6 ベース 6a 底面
7 ファン 8 ピニオンギア 9A 第1軸受 9B 第2軸受
9C 第3軸受 10 ギア 10A 凸部 10B 側面 10a 内包部 10a 内包部 10b 孔 10c 隙間 10d 隙間 11 スピンドル
11A 第1軸 11B 第2軸 11C 鋸刃固定部材 12 カップリング
12A 壁面部 12B 壁面 12C 突出部 12a 孔 13 ワッシャ
13a 孔 14 弾性部材 14A 弾性部材 14B 弾性部材
101 ディスクグラインダ 102 ハウジング 103 モータ
103A 駆動軸 104 研削用砥石 105 カバー 108 ピニオンギア
109A 第1軸受 109B 第2軸受 109C 第3軸受 110 ギア
111 スピンドル 111C 固定部材 112 カップリング
114A 弾性部材 114B 弾性部材

Claims (10)

  1. ハウジングと、
    該ハウジング内に設けられて駆動軸を備えるモータと、
    該ハウジング内に支持されて該駆動軸で被動する歯車装置と、
    該歯車装置を介して回転可能な回転体と、を備えた電動工具であって、
    該歯車装置は、回転軸に所定の圧入力で圧入された中間部材と、該中間部材を内包する内包部を有して該中間部材と係合して該回転軸と同軸回転する歯車とを有し、
    該所定の圧入力は、該回転軸と該中間部材との間に所定の負荷が生じたときに、該回転軸と該中間部材との相対回転を生じさせ、
    該内包部は凸部を備え、該中間部材には、該回転軸と該歯車との相対回転によって該凸部に回転方向で当接可能な突出部が設けられていることを特徴とする電動工具。
  2. 該中間部材には回転方向と交差する壁面を備えた壁面部を有し、
    該内包部には、該壁面と該内包部内とに面する弾性部材が挿入されることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 該弾性部材の該壁面と該内包部内とにそれぞれ当接する箇所は、曲面より構成されることを特徴とする請求項2記載の電動工具。
  4. 該突出部は該壁面部を兼ねることを特徴とする請求項2乃至請求項3いずれか一に記載の電動工具。
  5. 該弾性部材は、該中間部材と該内包部内との間に圧縮変形された状態で配置されて、該歯車の回転中心軸芯と該回転軸の軸芯とを略同一軸に保持することを特徴とする請求項2乃至請求項4いずれか一に記載の電動工具。
  6. ハウジングと、
    該ハウジング内に設けられて駆動軸を備えるモータと、
    該ハウジング内に支持されて該駆動軸で被動する歯車装置と、を備えた電動工具であって、
    該歯車装置は、回転方向に交差する壁面を備えた壁面部を有する回転軸と、該壁面部を内包する内包部を備えた歯車と、該内包部内に配置されて該壁面と該内包部とに面する弾性部材とを備え、該弾性部材を介して該回転軸と該歯車とが動力的に接続され、
    該弾性部材の該壁面と該内包部とに当接する箇所は、曲面より構成されることを特徴とする電動工具。
  7. 該内包部は凸部を備え、該回転軸には、該回転軸と該歯車との相対回転によって該凸部に回転方向で当接可能な突出部が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の電動工具。
  8. 該弾性部材は、該中間部材と該内包部内との間に圧縮変形された状態で配置されて、該歯車の回転中心軸芯と該回転軸の軸芯とを略同一軸に保持することを特徴とする請求項6乃至請求項7いずれか一に記載の電動工具。
  9. 回転軸に所定の圧入力で圧入された中間部材と、
    該中間部材を内包する内包部と共に該中間部材と係合する歯車とを有し、該中間部材を介して該回転軸と該歯車とが同軸回転する歯車装置において、
    該所定の圧入力は、該回転軸と該中間部材との間に所定の負荷が生じたときに、該回転軸と該中間部材との相対回転を生じさせ、
    該内包部は凸部を備え、該中間部材には、該回転軸と該歯車との相対回転によって該凸部に回転方向で当接可能な突出部が設けられていることを特徴とする歯車装置。
  10. 回転方向に交差する壁面を備えた壁面部を有する回転軸と、
    該壁面部を内包する内包部を備えた歯車と、
    該内包部内に配置されて該壁面と該内包部とに面する弾性部材とを備え、該弾性部材を介して該回転軸と該歯車とが動力的に接続する歯車装置において、
    該弾性部材の該壁面と該内包部とに当接する箇所は、曲面より構成されることを特徴とする歯車装置。
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