JP2005296464A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 集塵容器を掃除機本体に装着し忘れてスイッチを投入しても、塵埃を吸引してしまうことを防止することのできる電気装置を提供する。
【解決手段】 吸込口体に連通する接続口が形成され且つこの接続口に連通した集塵容器室21を内部に形成した掃除機本体11と、集塵容器室21に着脱自在に装着され且つ前記接続口に連通する吸込口を有するとともにこの吸込口から吸い込んだ塵埃を集塵する集塵容器と、集塵容器の下流側に設けられた電動送風機とを備え、前記電動送風機の吸込開口と接続口とが連通する電気掃除機において、集塵容器室21と外気とが連通する孔41を設け、この孔41にボタン42を設け、集塵容器室21に集塵容器が装着されているとき、ボタン42が孔41を閉塞し、集塵容器が装着されていないとき、前記電動送風機の駆動によりボタン42が下方移動して、その孔41が開成される。
【選択図】 図4

Description

この発明は、掃除機本体に着脱自在に装着される集塵容器を備えた電気掃除機に関する。
従来から、図25に示すサイクロン方式の電気掃除機が知られている(例えば特許文献1参照)。
かかる電気掃除機は、上部が開口されたダストカップ1と、このダストカップ1内を負圧にする電動送風機2等とを備えている。ダストカップ1の周壁1Aには吸気口3が形成され、この吸気口3は塵埃を吸引する吸込口体4に吸気通路5を介して連通している。
そして、吸込口体4から吸引された塵埃は吸気通路5を介してダストカップ1の吸気口3からダストカップ1内に吸引される。このダストカップ1内では旋回流が発生して、塵埃と空気が分離され、空気のみがダストカップ1の上部開口から電動送風機2に吸引されて外部へ排気される。
この電気掃除機によれば、ダストカップ1内に塵埃が集塵されていくので、紙パックフィルタが不要となる。
特開2001−104223号公報(段落38,45、図2)
ところで、このような電気掃除機では、ダストカップ1を掃除機本体内に収納するようにしたものが提案されており、このような構造にすると、ダストカップ1が掃除機本体内に収納されているか否かが外部から見ることができず、このため、ダストカップ(集塵容器)1を収納せずにスイッチを入れてしまう場合がある。
このような状態で電動送風機2を動作させてしまうと、吸込口体4から吸引した塵埃が電動送風機2内に吸引されてしまう不具合がある。また、電動送風機2の上流側に2次フィルタを設けた場合には、その2次フィルタが直ぐに目詰まりを起こしてしまったり、硬い異物を吸引した場合にはその異物が2次フィルタを突き破って電動送風機2内に吸引され、電動送風機2が破損してしまう不具合が生じる。
この発明の目的は、集塵容器を掃除機本体に装着し忘れてスイッチを投入しても、塵埃を吸引してしまうことを防止することのできる電気装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、吸込口体と連通する接続口が形成され且つこの接続口に連通した集塵容器室を内部に形成した掃除機本体と、前記集塵容器室に着脱自在に装着され且つ前記接続口に連通する吸込口を有するとともにこの吸込口から吸い込んだ塵埃を集塵する集塵容器と、前記集塵容器の下流側に設けられた電動送風機とを備え、前記集塵容器が装着された状態では前記接続口と前記集塵容器と前記電動送風機の吸込開口とを連通してなるとともに、前記集塵容器が装着されていない状態では前記接続口と前記集塵容器室と前記電動送風機の吸込開口とを連通してなる吸込風路が形成された電気掃除機において、
前記集塵容器室に前記集塵容器が装着されていないとき、前記掃除機本体に設けられるとともに前記集塵容器室に外気を流入する吸気口と前記集塵容器室とを連通してなる吸気風路が形成されることを特徴とする。
この発明によれば、集塵容器を掃除機本体に装着し忘れてスイッチを投入しても塵埃を吸引してしまうことを防止することができる。
以下、この発明に係る集塵容器を備えて電気掃除機の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す電気掃除機10は、掃除機本体11と、この掃除機本体11の接続口(ホース接続口)10Aに一端が着脱自在に接続されその他端には手元操作管13が設けられている集塵ホース12と、手元操作管13に着脱自在に接続した延長管14と、延長管14の先端部に着脱自在に接続された吸込口体15とを備えている。手元操作管13には操作部13Aが設けられており、この操作部13Aには操作スイッチ13aが設けられている。
吸込口体15には、その底面に塵埃を吸引する図示しない吸込開口(塵埃吸込口)を形成した吸込室(図示せず)が形成されて、この吸込室は延長管14および集塵ホース12を介して掃除機本体11に設けた集塵容器50(図2参照)の吸込口52に連通している。
掃除機本体11は、図2に示すように、本体ケース20と、本体ケース20内に着脱自在に装着される集塵容器50と、後部が本体ケース20にヒンジ結合されて前側が上下方向に開閉可能となっている蓋体40とを備えている。
本体ケース20の前側には、集塵容器50が着脱自在に装着される集塵容器室21が形成され、この集塵容器室21の上部開口22が上記蓋体40によって密閉されている。また、本体ケース20の後側には電動送風機23が設けられており、この電動送風機23の吸込開口24が集塵容器50(図5参照)の後部開口51(図8参照)に接続風路Gを介して連通している。そして、集塵容器50が集塵容器室21に装着されているとき、掃除機本体11の接続口10Aと集塵容器50と接続風路Gと電動送風機23の吸込開口24とを連通してなる吸込風路が形成され、集塵容器50が集塵容器室21に装着されていないとき、掃除機本体11の接続口10Aと集塵容器室21と接続風路Gと電動送風機23の吸込開口24とを連通してなる吸込風路が形成される。
本体ケース20には多数の排気孔25が形成され、また、後輪26にも多数の排気孔27が形成されている。そして、電動送風機23が吸込開口24から吸引して図示しない排出口から排出した空気がそれら排気孔25,27から排気されるようになっている。
そして、集塵容器50は、吸込口体15の吸込開口から電動送風機23の吸込開口24までの吸込風路の途中に着脱自在に装着されている。
蓋体40には、図3に示すように孔(吸気口)41が形成され、この孔41にボタン(手動操作部)42が設けられている。このボタン42は、図示しないスプリングによって上方に付勢されて孔41を閉塞しており、このボタン42がスプリングの付勢力に抗して図4に示すように下方に押されると、孔41が開成して集塵容器室21が外気に連通される。そして、集塵容器50が集塵容器室21に装着されていないとき、集塵容器室21に外気を流入する孔41と集塵容器室21とを連通してなる吸気風路が形成される。
この集塵容器室21は、集塵容器50が装着されていないときには接続風路Gを介して電動送風機23の吸込開口24に連通するようになっている。
蓋体40の孔41の下方には上下に延びたガイド筒43が形成され、ボタン42の下面に設けた軸44がそのガイド筒43のガイド孔43Aに上下動自在に挿入されていて、ボタン42が上下動できるようになっている。また、ボタン42の下面には突起45が形成され、図5に示すように突起45が後述するレバー85に当接しており、ボタン42を押し下げるとレバー85が押し下げられるようになっている。
集塵容器50は、図6ないし図8に示すように、前側(図8において左側)に吸込口52を有し後側に後部開口51を有するフィルタ装着部58を形成した集塵容器本体53と、この集塵容器本体53の上部に設けた把持部54と、この集塵容器本体53の両側方に設けた一対の連動機構70,70(図10参照)と、集塵容器本体53の底部に開閉可能に設けた底蓋59を開閉する開閉機構90と、各連動機構70および開閉機構90を覆うカバーケース71,71と、把持部54の上方に上下動可能に配置されたブリッジ状のレバー(圧縮操作部)85等とを有している。
フィルタ装着部58は、断面が四角形状の筒状に形成され、このフィルタ装着部58内には図9に示すプリーツフィルタ体Pが着脱自在に装着されている。集塵容器本体53の吸込口52は図2に示すように掃除機本体10の接続口10Aに連通している。
集塵容器本体53は、吸込口52から吸い込まれた塵埃および空気を塵埃と空気とに分離する塵埃分離部(第1分離手段)60と、この塵埃分離部60によって分離された塵埃を溜めるとともに塵埃分離部60の下側に形成された集塵室部55と、塵埃分離部60で分離された塵埃を集塵室部55へ案内するためのガイド風路部56と、集塵室部55の上に一体形成された負圧室57等とを備えている。
塵埃分離部60は、複数の開口61Aを形成した枠体61と、各開口61Aに取り付けられたネットフィルタF1とを有している。このネットフィルタF1で囲まれる内側がラッパ状の風路62となっている。この風路62は前後方向に直線上に延びている。
枠体61は、吸込口52に対向するとともに吸込口52の径より大きい前端開口61aと、吸込口52の径とほぼ同一の径の後端開口61bとを有している。
ガイド風路部56は、枠体62の後端開口61bと、集塵室部55の天井壁55Aの後部に設けた導入開口55dとを連通している。
負圧室57は後部開口51に連通し、この負圧室57内に塵埃分離部60およびガイド風路56が形成されている。そして、塵埃分離部60の風路62は枠体61の各開口61Aを介して負圧室57に連通している。
集塵室部55の後部壁55Hには開口55Haが形成され、この開口55Haを介して集塵室部55内と負圧室57とが連通し、開口55HaにはフィルタF2が取り付けられている。
集塵室部55の天井壁55Aの下には、上下動自在に押出板(押出部材)100が配置されており、この押出板100にはガイド風路部56の内側に沿うように配置されるドーム状のガイド壁部101が図10に示すように一体形成されている。
また、押出板100には、塵埃分離部60の後端開口61bに対向する開口102と、集塵室部55の導入開口55dに対向する開口103が形成されている。押出板100の後縁部にはフィルタF2の上流側となるフィルタ面F2aを摺接するブレード(除塵手段)110が取り付けられている。さらに、押出板100の両側部には、上下に延びたロッド104,104が着脱可能に装着されている。
ロッド104の下部104Aには、図11に示すように、径方向に突出するとともに上下方向に延びた一対の突起120,120が形成され、この突起120,120の下部には径方向に突出した突出部120A,120Aが形成されている。また、突起120,120の上部位置にはフランジ121が設けられている。
一方、押出板100には、図12および図13に示すように、ロッド104の下部104Aを装着するための孔110が形成され、この孔110の周囲にリブ111が形成され、このリブ111の外周囲にはCリング112が取り付けられている。Cリング112はリブ111に設けた突出部111A,111B等により外れないようになっている。
また、孔110には、径方向に延びた一対の凹部110A,110Aが形成され、この凹部110A,110AはCリング112の外側より少し延びている。また、孔110の上部には孔110の径より大きい環状凹部115が形成されている。
そして、ロッド104の下部104Aの突起120,120を押出板100の孔110の凹部110A,110Aに入れて、ロッド104の下部104Aをその孔110に嵌入していくと、突起120,120の突出部120A,120AがCリング112を拡開させてCリング112の内側を乗り越え、図14および図15に示すように、突起120,120の突出部120A,120AがCリング112に係合し、ロッド104の下部104Aのフランジ121が孔110の凹部115に挿入される。
このようにして、ロッド104,104は押出板100の孔110,110に装着され、所定以上の力でロッド104,104を上に引っ張れば、Cリング112が拡開して、突起120,120の突出部120A,120AがCリング112から外れ、ロッド104,104を押出板100の孔110,110から外せることになる。すなわち、押出板100をロッド104,104から外せることになる。
また、ロッド104,104は、図16に示すように、集塵室部55の天井壁55Aの両端部に設けた孔55f,55fを上下動自在に貫装されている。
ロッド104,104の上端には上下方向に延びたラック部材105,105が設けられており、このラック部材105,105にラック106,106が形成されている。
一方、レバー85の両端部には、図10に示すように、下方に延びるとともにカバーケース71,71(図6参照)に設けた孔71A,71Aに上下動自在に挿入された脚部86,86が設けられており、この脚部86,86にはラック72,72が形成されている。また、脚部86,86の下部には下方に突出した軸87,87が設けられており、この軸87,87の上部にはフランジ87F,87Fが形成されている。
軸87,87には図7に示すようにスプリングS1,S1が装着され、スプリングS1,S1の上部がフランジ87F,87Fに係止され、スプリングS1,S1の下部が集塵室部55の天井壁55Aの上面に係止されている。そして、このスプリングS1,S1の付勢力によってレバー85は上方に付勢され、レバー85の両端部に設けた突部85A,85Aがカバーケース71,71の下面に当接することにより、レバー85が所定量以上に上方に移動しないように規制されている。
連動機構70は、図10に示すように、レバー85の脚部86に設けたラック72と、このラック72に噛合した扇状のギア73と、図17に示すようにギア73の軸74に取り付けられている扇状のギア75と、このギア75に噛合したラック106等とから構成されている。
ギア73はカバーケース71に回動自在に装着されており、ギア75の径はギア73の径より大きく設定されている。
そして、レバー85をスプリングS1,S1の付勢力に抗して下方に押し下げると、ギア73,73が反時計回り(図9において)に回動し、このギア73,73とともに一体にギア75,75が反時計回りに回動する。ギア75,75の反時計回りの回動により、ラック106,106がロッド104,104とともに下方に移動する。
ロッド104,104は、ギア75の径がギア73の径より大きく設定されていることにより、レバー85の押し下げ量より大きく下方へ移動する。
そして、ロッド104,104の下方への移動により、押出板100は下方に押し下げられることになる。
このように、レバー85を下方に押し下げると、連動機構70,70により押出板100は下方に押し下げられることになる。
開閉機構90は、図7および図18に示すように、連動機構70の近傍に配置された上下動可能なアーム91と、このアーム91の上下動によって軸92回りに回動動作するリンク部材93等とから構成されている。
アーム91は、カバーケース71の内側に上下動自在に保持されており、アーム91の上部91Aが図6に示すようにカバーケース71に設けた孔71Bを貫通して上方に突出している。そして、その上部91Aが底蓋59を開閉操作する操作部となっている。アーム91は図示しないスプリングにより上方に付勢され、アーム91の操作部91Aが図6に示すようにカバーケース71から常時突出するようになっている。
リンク部材93は、集塵室部55の側壁部55Sに設けた軸92に軸支されている。図19に示すように、リンク部材93の下部にはフック94が形成され、このフック94が底蓋59に設けた係止部(図示せず)に係止することにより底蓋59が開成しないようになっている。
そして、アーム91の操作部91Aを押してアーム91がスプリングの付勢力に抗して下方に移動すると、図19に示すようにリンク部材93が時計回りに回動して、リンク部材93のフック94が底蓋59の係止部から外れ、底蓋59が開成するようになっている。
底蓋59は、図6に示すように、左側方にある軸線J1を中心にして矢印P1方向に回動することにより開成する。
このように、アーム91の操作部91Aを押すと、開閉機構90により底蓋59が開成することになる。
[動 作]
次に、上記のように構成される電気掃除機の動作について説明する。
先ず、図2に示すように、集塵容器50を掃除機本体11の集塵容器室21に装着し、図1に示すように集塵ホース12を掃除機本体11の接続口10Aに接続するとともに手元操作管13に延長管14を介して吸込口体15を接続する。
そして、手元操作管13の操作部13Aのスイッチ13aを操作すると電動送風機23が駆動される。この電動送風機23の駆動により、電動送風機23の吸込開口24から空気が吸い込まれて、接続風路Gを介して集塵容器50の後部開口51に作用し、さらにプリーツフィルタ体Pを介して集塵容器50の負圧室57が負圧となる。
この負圧が集塵室部55のフィルタF2を介して集塵室部55内や塵埃分離部60のネットフィルタF1を介して塵埃分離60の風路62に作用し、この負圧が集塵容器50の吸込口52を介して集塵ホース12,延長管14および吸込口体15に作用し、吸込口体15から空気とともに塵埃が吸引されていく。
この吸引された塵埃および空気が延長管14および集塵ホース12を介して集塵容器50の吸込口52へ吸引されていく。この吸込口52へ吸引された塵埃および空気は塵埃分離部60の風路62に吸引されていく。
風路62に吸引された空気の一部は塵埃分離部60のネットフィルタF1を介して集塵容器50の負圧室57に吸引され、さらに集塵容器50の後部開口51のプリーツフィルタ体Pおよび接続風路Gを介して電動送風機23の吸込開口24へ吸引されていく。
一方、塵埃分離部60の風路62に吸引された塵埃は、空気よりも質量があることにより風路62を直進していき、押出板100のガイド壁部101に案内されて集塵室部55内へ導入されていく。すなわち、塵埃分離部60により空気と塵埃が分離され、この分離された塵埃は集塵室部55へ集塵されていくことになる。
また、風路62を直進してきた空気は押出板100のガイド壁部101に案内されて集塵室部55内へ導入される。この集塵室部55内へ導入された空気は集塵室部55の後部壁55HのフィルタF2を通って集塵容器50の負圧室57に吸引され、さらに集塵容器50の後部開口51のプリーツフィルタ体Pおよび接続風路Gを介して電動送風機23の吸込開口24へ吸引されていく。
掃除が終了したら、操作部13Aのスイッチ13aを操作して電動送風機23の駆動を停止せる。そして、掃除機本体11のボタン42を下方に押す。このボタン42が下方に押されると、図20ないし図22に示すように、レバー85がスプリングS1,S1の付勢力に抗して下方に押し下げられる。
このレバー85が下方に押し下げられると、連動機構70により押出板100が下方に押し下げられていく。
この押出板100が下方に押し下げられる際に、押出板100のブレード110がフィルタF2のフィルタ面F2aを摺接していき、そのフィルタ面F2aに付着した塵埃を掻き落としていく。また、押出板100の押し下げにより集塵室部55に溜まった塵埃が圧縮されていく。このため、集塵室部55に塵埃を多く溜めることができる。
ボタン42から手を離せば、スプリングS1,S1の付勢力によってレバー85が元の位置へ復帰し、このレバー85に連動して押出板100やボタン42が図5に示す元の位置へ戻る。
次に、集塵室部55に溜められた塵埃を捨てる場合について説明する。
先ず、掃除機本体11の蓋体40を開けて集塵容器50を取り出す。そして、図6に示す操作部91Aを押すと、開閉機構90により底蓋59が軸線J1を中心にして矢印P1方向に回動して開成する。
次いで、把持部54とともにレバー85を握り締めると、図23に示すようにレバー85が把持部54に向けて押し下げられていき、このレバー85の押し下げにより、図10に示すように、連動機構70によって押出板100が塵埃を排出するのに十分な位置まで押し下げられていく。これにより、集塵室部55内の塵埃が集塵容器50の底部開口から下方へ押し出されていくので、ゴミ捨ては大変し易いものとなる。
集塵容器50を掃除機本体11の集塵容器室21に装着し忘れた場合、電動送風機23の吸込開口24と掃除機本体11の集塵容器室21とがガイド風路Gを介して直接連通される。そして、手元操作管13の操作部13Aのスイッチ13aを操作すると、電動送風機23が駆動されて集塵容器室21が負圧となる。
この負圧により、図4に示すように蓋体40のボタン42がスプリング(図示せず)の付勢力に抗して下方に押し下げられ、蓋体40の孔41が開成する。これにより、外気が孔41を通って掃除機本体11の集塵容器室21に導入され、吸込口体15からほとんど塵埃は吸引されないことになる。すなわち、吸込口体15から塵埃が吸引されてしまうことが防止される。
このため、吸込口体15から吸引される塵埃が直接電動送風機23内へ吸引されてしまう不具合を防止することができる。また、電動送風機23の上流側に2次フィルタ(図示せず)を設置している場合、その2次フィルタが直ぐに目詰まりしてしまうことが防止される。さらに、吸込口体15が硬い異物を吸引してその異物が2次フィルタを破って電動送風機23内に吸引され、電動送風機23を破損してしまう不具合を防止することできる。
また、押出板100はロッド104,104から取り外すことができるので、押出板100の上に入り込んだゴミなどを掃除することができる。
図24は他の例の集塵容器150の一部を示したものである。この集塵容器150は、連動機構70により押出板200を鎖線で示す位置まで軸201回りに回動するようにしたものである。また、フィルタF2を円弧状に形成し、押出板200を回動させた際にフィルタF2のフィルタ面F2aをブレード(除塵手段)110が摺接していくようにするとともに、押出板200で集塵室部55の塵埃を押し出すようにしたものである。202は開口である。
ところで、集塵容器室21の負圧により蓋体40のボタン42が下方に移動して孔41が開成するが、ボタン42を付勢するスプリング(図示せず)の付勢力の大きさを所定値に設定することにより、そのボタン42を上下動に振動させることができる。そして、そのボタン42の振動により報知音を発生させるようにしてもよい。この場合、ボタン42およびスプリングが報知手段を構成する。
また、孔41に外気が流れることにより、振動して音を発生する振動部材(警告部材)をその孔41に設けて、集塵容器50,150の装着のし忘れを警告するようにしてもよい。
上記実施例では、押出板100,200で集塵室部55の塵埃を押し出すようにしているが、塵埃を押し出すようにしなくてもよい。すなわち、押出板100,200はブレード110でフィルタF1に付着した塵埃を取り除くためのものであってもよい。この場合、押出板100(200)とブレード110と連動機構70とで除塵手段が構成される。そして、その場合はボタン42は除塵手段を動作させる専用のボタンとなる。
この発明に係る電機掃除機の外観を示した斜視図である。 図1に示す掃除機本体の構成を示した部分断面図である。 集塵容器を取り外した掃除機本体の一部を示した断面図である。 ボタンを押したときの状態を示した説明図である。 集塵容器を装着した掃除機本体の一部を示した断面図である。 集塵容器を示した斜視図である。 カバーケースを外した集塵容器を示した斜視図である。 集塵容器の構成を示した断面図である。 集塵容器の収容部を示した部分断面図である。 連動機構の構成を示した斜視図である。 連動機構のロッドの下部を示した斜視図である。 押出板の一部を示した側面図である。 図12の押出板の一部の平面図である。 ロッドが押出板に装着された状態を示した断面図である。 ロッドが押出板に装着された状態を示した別な断面図である。 集塵容器の横断面図である。 連動機構の構成の一部を示した斜視図である。 集塵容器の一部を省略して連動機構を示した説明図である。 開閉機構を示した説明図である。 ボタンを押した状態を示した説明図である。 レバーが押し下げられた状態を示した説明図である。 レバーが押し下げられて押出板が下方に移動した状態を示した説明図である。 押出板が下方に移動した状態を示した集塵容器の縦断面図である。 他の例の集塵容器の主要部を示した説明図である。 従来の電気掃除機の構成を示した説明図である。
符号の説明
10A 接続口(ホース接続口)
11 掃除機本体
21 集塵容器室
23 電動送風機
41 孔
42 ボタン
50 集塵容器

Claims (6)

  1. 吸込口体と連通する接続口が形成され且つこの接続口に連通した集塵容器室を内部に形成した掃除機本体と、前記集塵容器室に着脱自在に装着され且つ前記接続口に連通する吸込口を有するとともにこの吸込口から吸い込んだ塵埃を集塵する集塵容器と、前記集塵容器の下流側に設けられた電動送風機とを備え、前記集塵容器が装着された状態では前記接続口と前記集塵容器と前記電動送風機の吸込開口とを連通してなるとともに、前記集塵容器が装着されていない状態では前記接続口と前記集塵容器室と前記電動送風機の吸込開口とを連通してなる吸込風路が形成された電気掃除機において、
    前記集塵容器室に前記集塵容器が装着されていないとき、前記掃除機本体に設けられるとともに前記集塵容器室に外気を流入する吸気口と前記集塵容器室とを連通してなる吸気風路が形成されることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記集塵容器が前記集塵容器室に装着されていない状態で前記電動送風機が駆動されたとき、前記集塵容器が前記集塵容器室に装着されていない状態で前記電動送風機が駆動されたことを報知する報知手段を前記吸気風路中に設けたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記集塵容器は、集塵された塵埃を圧縮操作部の操作により圧縮する圧縮機構を備え、
    前記圧縮操作部に対応した位置に前記吸気口を設け、
    前記吸気口に前記圧縮操作部を操作する手動操作部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  4. 前記集塵容器は、フィルタと、このフィルタに付着した塵埃を塵落とし操作部の操作により落とす除塵機構とを備え、
    前記塵落とし操作部に対応した位置に前記吸気口を設け、
    前記吸気口に前記塵落とし操作部を操作する手動操作部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  5. 前記手動操作部は、前記集塵容器が前記集塵容器室に装着されていない状態で前記電動送風機が駆動されたとき、前記集塵容器が前記集塵容器室に装着されていない状態で前記電動送風機が駆動されたことを報知する報知手段であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の電気掃除機。
  6. 前記手動操作部は、前記掃除機本体の上部に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の電気掃除機。
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