JP2008132270A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作でフィルタのなるべく全域にわたって除塵のための十分な振動を発生させる。
【解決手段】把手9の上下動を繰り返すことにより、回転体57が往復で繰り返し回動し、フィルタ14のプリーツの山形頂部に対して振動生成突起61が繰り返し衝突することとなる。言い換えれば、振動生成突起61がフィルタ14の表面を、円弧を描くようにひっかくことになる。このひっかき動作によって、フィルタ14の広い範囲に振動が発生し、フィルタ14の吸引方向の上流側の表面に付着していた塵埃が、フィルタ14から離脱して落下する。従って、ユーザは手を汚さずに簡単な操作で速やかにフィルタ14を清掃することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、電気掃除機に関するものである。
従来、電気掃除機の外観を図12に示す。この電気掃除機101は、掃除機本体102とホース103とを備える。この電気掃除機101において掃除作業を行なうと、図13に示すように、塵埃を含んだ空気流41がホース103を経由して掃除機本体102に流入する。この電気掃除機101は一例としてサイクロン方式であるものとする。電気掃除機101はサイクロン方式であるので、空気流41はサイクロン分離部104に導かれ、サイクロン分離部104において回転流れ42となり、回転流れ42の遠心力によって塵埃51を分離し、下方にある集塵ケース105に捕捉して集塵する構成となっている。塵埃51を分離した後の空気流は、サイクロン分離部104から出て、空気流43,44としてフィルタ部106を通過する。
空気流43,44にはサイクロン分離部104で捕集し切れなかった塵埃が含まれているが、そのうちの多くはフィルタ部106内に設置されたフィルタによって捕集される。すなわち、フィルタの上流側表面に付着する。
フィルタに塵埃が溜まった場合、フィルタの清掃作業を行なう必要がある。この清掃作業は、サイクロン方式の電気掃除機に限らず他の方式の電気掃除機においてもフィルタを備える掃除機であれば通常は必要である。この清掃作業を簡便に行なえるようにするために、フィルタ除塵機構が既に実用化されている。その一例を図14に示す。
図14は、フィルタ部106を下流側から見たところである。フィルタ部106は、フィルタ115とフィルタ除塵機構161とを備える。フィルタ除塵機構161は、レール165と、このレール165に沿って平行移動可能な移動体166とを含む。レール165はフィルタ115の露出部分を横切るようにしてフィルタ枠116に固定されている。移動体166は、手前に突出するつまみ166aを含んでいる。ユーザは指をつまみ166aにひっかけて移動体166を左右に移動させることができる。移動体166の裏側にはフィルタ115に向かって突出する振動生成突起(図示せず)が設けられている。振動生成突起はフィルタ115に接触する程度の高さで突出している。移動体166がレール165に沿って移動することによって、フィルタ115の複数の山形状の頂部に対して振動生成突起が繰返し衝突することとなる。言い換えれば、振動生成突起がフィルタ115の表面をひっかくこととなる。このひっかき動作によって、フィルタ115に振動が発生する。フィルタ115に付着する塵埃はほとんどが上流側すなわち図14における背面側に付着している。そこで、フィルタ115の清掃を行なうためには、ユーザはフィルタ部106を持って移動体166を移動させればよい。こうすることで、フィルタ115に付着していた塵埃は、フィルタ115から脱落することとなる。
電気掃除機がフィルタ部にこのようなフィルタ除塵機構を備えていれば、ユーザは手を汚さずに簡単な操作で速やかにフィルタを清掃することができる。
フィルタ除塵機構に関しては、この他にもいくつかの技術が提案されている。たとえば、特開2004−358031号公報(特許文献1)には、集塵部を本体から取出す動作に連動して、部材片がフィルタのプリーツ形状の各山部に衝突することによって除塵がなされる構成が記載されている。また、特許文献1には集塵部を取り出した後、ユーザが手

作業でつまみ部をスライドさせることによってフィルタの除塵がなされる構成も併用することが開示されている。
特開2004−358031号公報
上述したフィルタ除塵機構161(図14参照)においては、振動生成突起を備える移動体166はレール165に沿って移動するのみであるので、フィルタ115が張られた領域全体のうちこのレール165に近い部分では、大きな振幅で十分に強い振動が発生するが、レール165から遠い部分では振幅が小さく弱い振動しか発生しない。この振動の強弱の偏りはレール165の位置によって決まってしまうので、フィルタ115のうちよく振動する部分は常によく振動し、除塵が確実になされるが、あまり振動しない部分は常にあまり振動しないので、除塵が十分でない状態が固定的に続く。そのため、フィルタの一部の領域においては溜まった塵埃の除去が十分にされていなかった。この問題は、特許文献1に記載された機構においても同様に存在する。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、簡単な操作でフィルタのなるべく全域にわたって除塵のための十分な振動を発生させることにより、ユーザは手を汚さず速やかにフィルタを清掃することのできる電気掃除機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、吸引風を生成するための送風機と、吸引風に含まれる塵埃を捕集し複数の山形状を平行に配置したプリーツを有するフィルタ、中央部に前記フィルタを保持するための保持枠を有するフィルタホルダー、及び、前記フィルタホルダーの吸引方向の下流側の面を露出させるように前記フィルタを収容するフィルタケース、から成り、電気掃除機本体の装着凹部に着脱自在に装着されるフィルタユニットと、前記フィルタの吸引方向の上流側の表面に付着した塵埃を、前記フィルタに振動を与えることによって離脱させるためのフィルタ除塵機構と、を備えた電気掃除機において、前記フィルタ除塵機構は、前記フィルタケースの上面から上方向に突出して上下動可能に設けられた操作部と、前記操作部に取付けられ、前記操作部と連動して上下動し、下端に鉤部を有するシャフトと、前記装着凹部に上下動可能に設けられ、シャフトの前記鉤部に係合して上下動し、第1の歯群を有するラックと、前記フィルタの吸引方向の下流側の表面に対向するように、前記フィルタホルダーに回転自在に設けられ、前記第1の歯群と噛み合う第2の歯群を外周に有する回転体と、前記回転体から前記フィルタの吸引方向の下流側の表面に向かって突設され、前記プリーツの山形頂部を弾く振動生成突起と、を有することを特徴としている。
この構成によると、ユーザが操作部を持って上下動を繰り返すことにより、回転体が往復で繰り返し回動し、フィルタのプリーツの山形頂部に対して振動生成突起が繰り返し衝突することとなる。言い換えれば、振動生成突起がフィルタの表面を、円弧を描くようにひっかくことになる。このひっかき動作によって、フィルタに振動が発生し、フィルタの吸引方向の上流側の表面に付着していた塵埃が、フィルタから離脱して落下する。
また、本発明の電気掃除機は、電気掃除機本体に、装着凹部の上部開口を開閉する蓋が設けられ、前記フィルタ除塵機構は、操作部を前記装着凹部の上部開口よりも上方向に突出するように付勢する付勢手段を有し、前記蓋を閉じたとき、前記付勢手段の付勢に抗して前記操作部を押下げ、前記蓋を開けたとき、前記付勢手段の付勢により前記操作部が上方向に突出することを特徴としている。
また、本発明の電気掃除機は、前記フィルタ除塵機構は、前記フィルタホルダーと対向する前記フィルタケースの面に設けられ、シャフトの前記鉤部を突出させるための上下方向に延びる第1の長穴と、前記フィルタホルダーを貫通して設けられ、前記第1の長穴と対向してシャフトの前記鉤部を突出させるための上下方向に延びる第2の長穴と、を有し、フィルタケースの前記第1の長穴の周囲に、フィルタホルダーの前記第2の長穴の周縁部に密着する穴シールパッキンを設けることにより、吸引風に含まれる塵埃が、前記第2の長穴を通過するのを防止することを特徴としている。
また、本発明の電気掃除機は、前記フィルタ除塵機構は、前記フィルタケースの上面から所定距離だけ下方に延びて形成された空洞を有し、該空洞に前記操作部が挿入され、前記操作部の上下動をガイドする操作部ガイドと、前記操作部ガイドと略同軸に上下方向に延びて形成されるとともに操作部ガイドの前記空洞と前記第1の長穴とを連通する軸穴を有し、該軸穴に前記シャフトが挿入され、前記シャフトの上下動をガイドするシャフトガイドと、を有し、前記シャフトガイドの上端に、前記シャフトと密接する軸シールパッキンを設けることにより、操作部ガイドの前記空洞からシャフトガイドの前記軸穴を通って前記第1、第2の長穴へ抜ける吸気の発生を防止することを特徴としている。
また、本発明の電気掃除機は、前記回転体の吸引方向の下流側の面に、前記回転体を回動させるためのツマミを突設したことを特徴としている。
また、本発明の電気掃除機は、前記フィルタ除塵機構は、前記フィルタホルダーに支持され、前記回転体を回転可能に保持するリング状の回転体ホルダーを有し、前記回転体ホルダーの吸引方向の下流側の面に、前記装着凹部に当接して前記回転体の回動時に前記回転体ホルダーが弾性変形するのを防止するリブを周設したことを特徴としている。
本発明によると、簡単な操作でフィルタのなるべく全域にわたって除塵のための十分な振動を発生させることにより、ユーザは手を汚さず速やかにフィルタを清掃することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
まず、掃除機本体及びその内部の構造について概説する。図1〜図3は、本発明の実施形態の一例であるサイクロン方式の電気掃除機の外観斜視図であり、図1は、掃除機本体の装着凹部に集塵ユニット及びフィルタユニットが装着された状態、図2は、掃除機本体の装着凹部から集塵ユニットが取り外され、フィルタユニットが装着された状態、図3は、掃除機本体の装着凹部から集塵ユニットとフィルタユニットが取り外された状態を示している。なお、これらの図において、掃除機本体の前端のホース差込口に差し込まれる吸込みホースは省略している。
図3に示すように、掃除機本体2内には、ホース差込口3から送風機室4までの間に装着凹部2aが形成されている。装着凹部2aの上部開口を開閉する蓋5が開閉自在に設けられている。図1〜図3は、蓋5を開けた状態を示している。
図1〜図3に示すように、装着凹部2aには、集塵ユニット6及びフィルタユニット7がそれぞれ独立して着脱自在に装着される。図3に示すように、装着凹部2aの下部には、装着凹部2aを集塵ユニット6の装着部とフィルタユニット7の装着部とに仕切る仕切壁10が立設されている。
図3に示すように、送風機室4の吸引方向の上流側の壁面4aには、送風機11(図3においては見えていない)によって吸引風が吸込まれる開口部4bが形成され、開口部4bを覆うように、格子部材66が取付けられている。格子部材66の左脇に隣接して平板部材22bが取付けられている。格子部材66と平板部材67の図3における手前の面は、装着凹部2aのフィルタユニット7に対向する壁面22を構成している。格子部材66の格子66aの隙間にはネット(不図示)が張られている。
図1に示すように、蓋5を開けると、集塵ユニット6、フィルタユニット7の上側に設けられた把手8、9が露出する。なお、フィルタユニット7の把手9は、後述するフィルタ除塵機構32の操作部としても機能する。把手8、9は、集塵ユニット6、フィルタユニット7の内部に収められたコイルバネ(不図示)によって突出する向きすなわち上側に付勢されており、蓋5が閉じられている状態では蓋5によって下に押し込まれているが、蓋5を開けることによってコイルバネの力で上に向かって突出する。ユーザは、この把手8又は9を持って掃除機本体2から集塵ユニット6又はフィルタユニット7を引抜くことができる。
図4は、電気掃除機の掃除機本体の内部構造の模式図である。図4に示すように、電気掃除機1は、吸引風を生成するための送風機11を掃除機本体2の送風機室4(図3参照)の内部に備えている。送風機11によって生じた吸引風は、塵埃を含んだ状態で掃除機本体2のホース差込口3から掃除機本体2内に入り、ホース差込口3に連結される集塵ユニット6の流入口(不図示)から集塵ユニット6のサイクロン分離部6a内に入る。サイクロン分離部6aにおいて吸引風は回転流れとなり、回転流れの遠心力によって塵埃は分離され、サイクロン分離部6aの下方の集塵部6bに集塵される。塵埃を分離した後の空気流は、サイクロン分離部6aの2つの流出口12、13から出て、フィルタユニット7のフィルタ14を通過する。フィルタ14は、サイクロン分離部6aから出てくる吸引風に含まれる塵埃を捕集するためのものである。フィルタ14は複数の山形状を平行に配置したプリーツを有する。
次に、フィルタユニット7について説明する。図5、図6は、フィルタユニットを吸引方向の上流側から見た斜視図、吸引方向の下流側から見た斜視図であり、図7は、フィルタユニットの構成部品であるフィルタケースを吸引方向の下流側から見た斜視図である。
フィルタユニット7は、図5及び図6に示すように、フィルタ14と、フィルタ14を保持するフィルタホルダー15と、フィルタ14を収容するフィルタケース16と、から成っている。
フィルタホルダー15は、図6に示すように、中央部にフィルタ14を保持するための保持枠17を有する略平板状の部材である。保持枠17には、前記のフィルタ14が保持されている。フィルタホルダー15の外縁部15aの外周の上部及び左右部には、耳片18〜20が突設されている。外縁部15aの吸引方向の下流側の面(図6における手前の面)は、フィルタユニット7においてフィルタケース16の開放側(図6における手間)に露出しており、該面にはフィルタ14を全周で囲むパッキン21が取付けられている。よって、フィルタユニット7が掃除機本体2の装着凹部2a(図3参照)に装着されると、パッキン21は、フィルタホルダー15に対向する装着凹部2aの壁面22(図3における装着凹部2aの奥の壁面)の外縁部に密着する。これによって、フィルタ14を通過した吸引風が、フィルタユニット7と装着凹部2aの壁面22との間の隙間から漏れ出るのを防止している。
フィルタケース16は、図7に示すように、外郭部23の内側にフィルタ14が収容されるフィルタ収容部16aを有する、吸引方向の下流側が開放された箱形状の部材である。図5に示すように、フィルタケース16の前記の集塵ユニット4に対向する面16bには、サイクロン分離部4bの流出口12、13に連結されて、サイクロン分離部4aから出た吸引風をフィルタ収容部16aに流入させる流入口30、31を有する。
図7に示すように、フィルタ収容部16aの図7における左右端には、把手9を挿入するための角筒部24、25が画成されている。外郭部23の吸引方向の下流側の面(図7における手前の面)には、外郭部23を全周で囲む囲い壁26が形成されている。囲い壁26の上部及び左右部には、フィルタホルダー15の耳片18〜20が係合する切り欠き27〜29が形成されている。
フィルタユニット7は上記のような構成を有するため、図7のようにフィルタケース16の開放側をやや上に向けるように傾けて片手で持ち、フィルタ14をフィルタ収容部16aの側へ向けるようにもう片方の手に持ったフィルタホルダー15の外縁部15aをフィルタケース16の外郭部23の吸引方向の下流側の面に宛がうとともに、耳片18〜20を対応する切り欠き27〜29に係合させると、フィルタホルダー15がフィルタケース16の囲い壁26の内側に保持され、フィルタホルダー15に保持されたフィルタ14がフィルタケース16のフィルタ収容部16aに収容される。フィルタホルダー15をフィルタケース16から取り出すときは、フィルタホルダー15の耳片18〜20のいずれかを持って引っ張り出せばよい。
図4に示すように、フィルタユニット7は、フィルタ14の吸引方向の下流側にフィルタ除塵機構32を備える。フィルタ除塵機構32は、フィルタ14に振動与えることによってフィルタ14の吸引方向の上流側の表面に付着した塵埃を離脱させるためのものであるが、以下このフィルタ除塵機構32について詳述する。
フィルタ除塵機構32は、フィルタケース16に配設された構成部分32A(図8、図9参照)と、掃除機本体2の装着凹部2aに配設された構成部分32B(図3参照)と、フィルタホルダー15に配設された構成部分32C(図6参照)とから構成されている。
まず、フィルタケース16に配設されたフィルタ除塵機構32の構成部分32Aについて説明する。図8は、フィルタユニットを吸引方向の上流側から見た縦断面図であり、図9は図8の矢視x−x線断面図である。
図8に示すように、フィルタケース16の角筒部24、25の内部には、フィルタケース18の上面から所定距離だけ下方に延びて空洞33、34が形成されている。空洞部33、34には、U字型の把手9の脚部35、36が上方から挿入されている。これにより、把手9は、角筒部24、25の空洞33、34が形成された部分を把手ガイド37、38としてフィルタケース16の上面から上方向に突出して上下動可能に配設される。
図8に示すように、把手9の脚部35、36は、把手ガイド37、38の空洞33、34の形状に対応させて角筒形に形成されている。脚部35、36は、その下面から所定距離だけ上方へ延びる空洞39、40を有している。そして、把手9の各空洞39、40の中心部を通るようにシャフト41、及び、L字型シャフト42がそれぞれ固定されている。これにより、シャフト41、及び、L字型シャフト42は、把手9と連動して上下動可能に設けられる。L字型シャフト42は、その下端に略直角に屈折した鉤部42aを有している。
図8に示すように、把手ガイド37、38の空洞33、34内には、空洞33、34の下面から上方に延びる円筒形のシャフトガイド43、44が一体的に形成されている。シャフトガイド43、44は、把手ガイド37、38と略同軸に上下方向に延びる軸穴45、46を中心に有している。軸穴45、46には、シャフト41、及び、L字型シャフト43が挿入されている。これにより、シャフト41、及び、L字型シャフト42は、シャフトガイド43、44をガイドとして上下動するようになる。
図8に示すように、シャフトガイド43、44の周囲にはコイルバネ47、48が配置されている。コイルバネ47、48は圧縮された状態で、各々の上端及び下端が、把手9の空洞39、40の上面、及び、把手ガイド37、38の空洞33、34の下面、に当接している。これにより、把手9は、図1に示すように、掃除機本体2の装着凹部2aの上部開口よりも上方向に突出するように付勢される。
角筒部25は、図7に示されるように、角筒部24に比べて下方へ延長して形成されており、その延長部のフィルタホルダー15と対向する面(図7における手前の面)には、上下方向に延びる第1の長穴49が設けられている。図9に示すように、シャフトガイド44の軸穴46の下端は、第1の長穴49まで達しており、軸穴46は第1の長穴49と通じている。そして、図7に示すように、L字型シャフト42の鉤部42aが、第1の長穴49からフィルタホルダー15(図6参照)と対向する側へ突出している。
図6に示すように、フィルタホルダー15には、フィルタケース16の第1の長穴49(図7参照)と対向する位置に、上下方向に延びる第2の長穴51が貫通して設けられている。そして、L字型シャフト42の鉤部42aが、第2の長穴51から装着凹部2aの壁面22(図3参照)側へ突出している。
ここで、第2の長穴51がフィルタホルダー15を貫通していることから、図6及び図7を見れば理解されるように、流入口30、31からフィルタケース16内に入った塵埃を含む吸引風の一部が、意図せず、フィルタ14を通過することなくフィルタ14に比べて通気抵抗の少ない第2の長穴51を通過してしまう事態が発生するおそれがある。このような事態が発生すると、第2の長穴51を通過した吸引風に含まれる塵埃が、フィルタユニット7の吸引方向の下流側に到達し、吸引風の圧損によって送風機11(図4参照)に不具合が発生したり、格子部材66の格子部66a(図3参照)に張られたネット(不図示)に引っ掛かった塵埃を取り除く手間が発生したりするので、好ましくない。
そこで、図7に示すように、フィルタケース16の第1の長穴49の周囲に、フィルタホルダー15の第2の長穴51の周縁部に密着する穴シールパッキン52を設けている。この穴シールパッキン52により、第2の長穴51を通じた吸引風の流通が遮断されるため、吸引風に含まれる塵埃が第2の長穴51を通過することもなく、上記の不具合を防止することができる。
しかし、このようにして第2の長穴51を通じた吸引風の流通を遮断しても、図9に示すように、シャフトガイド44の軸穴46が第1の長穴49に通じていることにより、軸穴46を介して把手ガイド38の空洞34と第1の長穴49とが連通し、空洞34に挿入された把手9の脚部36と把手ガイド38とのクリアランスから外気が空洞34内に流入し、空洞34から軸穴46を通って第1、第2の長穴49、51へ抜ける吸気が発生するおそれがある。このような意図しない吸気が発生すると、吸引風による塵埃の吸引力が弱まり、送風機11(図4参照)の駆動電力を無駄に消費するので、好ましくない。
そこで、図9に示すように、シャフトガイド44の上端に、L字型シャフト42と密接する軸シールパッキン50を設けている。この軸シールパッキン50により、フィルタケース16内の気密性が確保されるため、吸気が発生することもなく、上記の不具合の発生を防止することができる。
次に、掃除機本体2の装着凹部2aに配設されたフィルタ除塵機構32の構成部分32Bについて説明する。
図3に示すように、平板部材67には、装着凹部22の壁面22側にラック53が上下動可能に設けられている。ラック53は、壁面22の裏側において図示しない付勢手段により上方に付勢されている。ラック53は、図3における右側面に第1の歯群54を有し、図3における左側面にL字型シャフト42の鉤部42aに係合する係合肩55を有している。
次に、フィルタホルダー15に配設されたフィルタ除塵機構32の構成部分32Cについて説明する。
図6に示すように、フィルタホルダー15の外縁部15aの吸引方向の下流側の面(図6における手前の面)には、外周から略放射状に張り出した4本の脚状の支持部56aによりリング状の回転体ホルダー56が支持されている。回転体ホルダー56内には、後述する回転体57が、フィルタ14の吸引方向の下流側の表面(図6における手前の表面)に対向するように、回転自在に保持されている。
図10は、回転体56を取り外し裏返して見た斜視図である。図10に示すように、回転体57は、中心部58と、外周に配置される円環部59と、中心部58と円環部59とを接続する中間部60とを含む車輪形状である。図10で上側になっているのは、フィルタ14に対向する側である。回転体33の裏側すなわちフィルタ14に対向する面(図10における上面)には、フィルタ14の吸引方向の下流側の表面に向かって突出する振動生成突起61が一体的に設けられている。振動生成突起61は、円環部59において周方向に等間隔に並んで複数配置されている。振動生成突起61は、フィルタ14に接触する程度の高さで突出しており、回転体57の回動動作によってフィルタ14のプリーツの複数の山形頂部を弾くことができるようになっている。これによって、フィルタ14の吸引方向の上流側の表面に付着した塵埃を、フィルタ14に振動を与えることによって離脱させることができる。
回転体57は、図10に示すように、最外周に第2の歯群62を有している。図11は、フィルタユニットが掃除機本体の装着凹部に装着された状態における第1の歯群と第2の歯群との位置関係を示す掃除機本体の模式透視図である。図11は、フィルタユニット7の側から格子部材66の方を見たところである。図11では、フィルタユニット7のうちでは回転体ホルダー56及び回転体57だけを表示している。図11に示すように、第2の歯群62の図11における左端と第1の歯群54の下部とが噛み合っている。
再び図6に戻り説明する。回転体57は、円環部59を部分的に回転体ホルダー56に覆われているが、中心部58及び中間部60は露出しており、中心軸63の周りに回動自在となるように取付けられている。中心軸63は回転体57にとっての仮想的な中心線である。回転体57は、中間部60の吸引方向の下流側の面(図6における手前の面)にツマミ64を備える。ツマミ64は吸引方向の下流側(図6における手前)に突出しており、ユーザはツマミ64を摘んで中心軸63の周りに回すことによって回転体57を回転させることができる。
ここで、フィルタ14は、回転体57の回動動作によって振動生成突起61がプリーツの山形頂部を弾いて確実に振動を与えられるように、ある程度の硬度を有する紙材(例えば、HEPA)で作られている。従って、振動生成突起61がフィルタ14を弾くとき、回転体57はプリーツの山形頂部から吸引方向の下流側(図11における紙面奥方)に向かう反作用を受けることとなる。一方で、回転体57を保持するリング状の回転体ホルダー56は、上記のように略放射状に延びた脚状の支持部56aによって支持されているため、軸方向にある程度の弾性が生じることが避けられない。従って、回転体57が上記のような反作用を受けると、回転体ホルダー56に吸引方向の下流側(図11における紙面奥方)に向かう負荷が掛かり、回転体ホルダー56の弾性変形が生じるおそれがある。このような回転体ホルダー56の弾性変形が生じると、回転体57の回動動作によってフィルタ14に充分な振動を与えることができず、塵埃の除去不良となるため、好ましくない。特に、本実施形態のように回転体57に吸引方向の下流側(図11における紙面奥方)に突出するツマミ64を設けた場合には、ツマミ64が装着奥部2aの格子部材66の格子66a(図3参照)に引っ掛かって回転体57の回動を妨げることがないようにすべく、回転体ホルダー56と格子部材22aとの間に隙間を設定する必要があるため、このような回転体ホルダー56の弾性変形が生じやすい状況となる。
そこで、図6に示すように、回転体ホルダー56の吸引方向の下流側の面(図6における手前の面)の外周に沿って所定高さのリブ65を一体的に設けている。これによりリブ65の高さ方向の強度が増すとともに、リブ65が装着凹部2aの壁面22(図3参照)に当接し、回転体ホルダー56と壁面22との間の隙間が埋められ、回転体59の回動時に回転体ホルダー56が弾性変形することがないため、上記の不具合を防止することができる。なお、図6では、フィルタユニット7の着脱性に配慮して、回転体ホルダー56の外周上部にリブ65が形成されないエリアが存在するが、もちろん外周の全周にリブ65を設けてもよい。
次に、上記の構成を備えたフィルタ除塵機構32の動作を説明する。図1のように掃除機本体2の蓋5を開け、集塵ユニット4及びフィルタユニット7を掃除機本体2の装着凹部2aに装着した状態で、ユーザが把手9を持って図1の矢印Aのように押し下げると、図8、図9の矢印Bのように把手9に固定されたL字型シャフト42が下方に移動し、図11の矢印CのようにL字型シャフト42の鉤部42aが係合するラック53が下方に移動する。そして、ラック53が下方に移動することにより、図11の半時計方向の矢印Dのように第1の歯群54に噛み合う第2の歯群62を有する回転体57が回転軸63の周りに所定角度だけ回動する。ユーザが把手9を押し下げていた力を抜くと、図2の矢印Eのようにコイルバネ47、48(図8、図9参照)の付勢力により把手9は上方に移動し、図8、9の矢印FのようにL字型シャフト42が上方に移動し、図11の矢印Gのようにラック53が付勢手段(図示せず)の付勢力により鉤部42aとの係合状態を維持したまま上方に移動する。そして、ラック53が上方に移動することにより、図11の時計方向の矢印Hのように回転体57が回転軸63の周りに所定角度だけ先程とは反対方向に回動する。
このような把手9の上下動を繰り返すことにより、回転体57が往復で繰り返し回動し、フィルタ14のプリーツの山形頂部に対して振動生成突起63が繰り返し衝突することとなる。言い換えれば、振動生成突起63がフィルタ14の表面を、円弧を描くようにひっかくことになる。このひっかき動作によって、フィルタ14の広い範囲に振動が発生し、フィルタ14の吸引方向の上流側の表面に付着していた塵埃が、フィルタ14から離脱して落下する。従って、ユーザは手を汚さずに簡単な操作で速やかにフィルタ14を清掃することができる。
フィルタ除塵機構32により落下した塵埃は、フィルタケース16のフィルタ収容部16aの底面に溜まるので、後でフィルタユニット7を取り出してフィルタ収容部16aを開放すれば、溜まった塵埃をゴミ箱などにまとめて排出することができる。この際、フィルタホルダー15に保持されたフィルタ14の吸引方向の上流側の表面も露出するので、フィルタ14の清掃具合が確認できる。もし、フィルタ14の清掃が不十分であると判断した場合には、図6に見えているフィルタ14の表面が上側になるようにフィルタホルダー15を新聞紙などの上に置き、ツマミ64をつまんで回転体57を直接回転させればよい。こうすることで、把手9の上下動操作では取れなかった塵埃もフィルタ14から脱落して新聞紙などの上に落下し、フィルタ14を念入りに清掃することができる。
なお、本実施形態のフィルタ除塵機構32では、掃除機本体2の装着凹部2aにフィルタユニット7が装着された状態で、ラック53の第1の歯群54と回転体57の第2の歯群62とが噛み合う構成となっているため、ユーザ自身が意識的に把手9を持って上下動させる操作を行わずとも、蓋5の開閉の際やフィルタユニット7の着脱の際に、自ずとある程度のフィルタ14の除塵を行うことができる。
つまり、蓋5が開かれる動作または蓋5を閉じる動作が行われる度に把手9が上下に移動するので、フィルタ除塵機構32は上記で説明したのと同様の動作をして、回転体57が所定角度だけ回動する。この回動が生じることによって、回転体57の振動生成突起61がフィルタ14の表面をひっかくので、フィルタ14を振動させて付着している塵埃をいくらか脱落させることができる。これにより、ユーザがフィルタ14の除塵のことを全く意識しなくても、例えば集塵ユニット4に溜まったゴミを捨てるために蓋5の開閉をする際に自ずとある程度のフィルタ14の除塵を行うことができる。
或いは、フィルタユニット7を装着凹部2aに対して取付ける動作または装着凹部2aから取り外す動作が行われる度に回転体ホルダー56が上下に移動するので、第1、第2の歯群54、62の噛み合いによって回転体57がいくらか回転する。図11でいうと、取り外す動作の際には回転体57は回転体ホルダー56内で反時計回り(矢印Dの方向)に回転し、取付ける動作の最には回転体57は回転体ホルダー56内で時計回り(矢印Hの方向)に回転する。この回転が生じることによって、回転体57の振動生成突起61がフィルタ14の表面をひっかくので、フィルタ14を振動させて付着している塵埃をいくらか脱落させることができる。これにより、例えばフィルタケース16の底に溜まった塵埃を捨てるためにフィルタユニット7を着脱する際に自ずとある程度のフィルタ14の除塵を行うことができる。
本実施形態では、サイクロン方式の電気掃除機を例にして説明してきたが、集塵ユニットのサイクロン分離部及び集塵部の替わりに紙パックを使用する紙パック方式の電気掃除機であっても、集塵ユニットの吸引方向の下流側にフィルタユニットを備えたものであれば、同様のフィルタ除塵機構を適用できることは言うまでもない。
は、本発明の実施形態の一例であるサイクロン方式の電気掃除機の外観斜視図であり、掃除機本体の装着凹部に集塵ユニット及びフィルタユニットが装着された状態を示す図である。 は、図1と同様の電気掃除機の外観斜視図であり、掃除機本体の装着凹部から集塵ユニットが取り外され、フィルタユニットが装着された状態を示す図である。 は、図1と同様の電気掃除機の外観斜視図であり、掃除機本体の装着凹部から集塵ユニットとフィルタユニットが取り外された状態を示す図である。 は、電気掃除機の掃除機本体の内部構造の模式図である。 は、フィルタユニットを吸引方向の上流側から見た斜視図である。 は、フィルタユニットを吸引方向の下流側から見た斜視図である。 は、フィルタケースの吸引方向の下流側から見た斜視図である。 は、フィルタユニットを吸引方向の上流側から見た縦断面図である。 は、図8のx−x線断面図である。 は、回転体を取り出して裏返して見た斜視図である。 は、フィルタユニットが本体の装着凹部に装着された状態における第1の歯群と第2の歯群との位置関係を示す掃除機本体の模式透視図である。 は、従来技術に基づく電気掃除機の斜視図である。 は、従来技術に基づく電気掃除機におけるサイクロン方式の説明図である。 は、従来技術に基づく電気掃除機に用いられるフィルタ除塵機構の斜視図である。
符号の説明
1 電気掃除機
2 電気掃除機本体
3 装着凹部
7 フィルタユニット
9 把手(操作部)
14 フィルタ
15 フィルタホルダー
16 フィルタケース
32 フィルタ除塵機構
42 L字型シャフト(下端に鉤部を有するシャフト)
42a 鉤部
48 コイルバネ(付勢手段)
49 第1の長穴
50 軸シールパッキン
51 第2の長穴
52 穴シールパッキン
53 ラック
54 第1の歯群
56 回転体ホルダー
57 回転体
61 振動生成突起
62 第2の歯群
64 ツマミ

Claims (6)

  1. 吸引風を生成するための送風機と、
    吸引風に含まれる塵埃を捕集し複数の山形状を平行に配置したプリーツを有するフィルタ、中央部に前記フィルタを保持するための保持枠を有するフィルタホルダー、及び、前記フィルタホルダーの吸引方向の下流側の面を露出させるように前記フィルタを収容するフィルタケース、から成り、電気掃除機本体の装着凹部に着脱自在に装着されるフィルタユニットと、
    前記フィルタの吸引方向の上流側の表面に付着した塵埃を、前記フィルタに振動を与えることによって離脱させるためのフィルタ除塵機構と、
    を備えた電気掃除機において、
    前記フィルタ除塵機構は、
    前記フィルタケースの上面から上方向に突出して上下動可能に設けられた操作部と、
    前記操作部に取付けられ、前記操作部と連動して上下動し、下端に鉤部を有するシャフトと、
    前記装着凹部に上下動可能に設けられ、シャフトの前記鉤部に係合して上下動し、第1の歯群を有するラックと、
    前記フィルタの吸引方向の下流側の表面に対向するように、前記フィルタホルダーに回転自在に設けられ、前記第1の歯群と噛み合う第2の歯群を外周に有する回転体と、
    前記回転体から前記フィルタの吸引方向の下流側の表面に向かって突設され、前記プリーツの山形頂部を弾く振動生成突起と、
    を有することを特徴とする電気掃除機。
  2. 電気掃除機本体に、装着凹部の上部開口を開閉する蓋が設けられ、
    前記フィルタ除塵機構は、操作部を前記装着凹部の上部開口よりも上方向に突出するように付勢する付勢手段を有し、
    前記蓋を閉じたとき、前記付勢手段の付勢に抗して前記操作部を押下げ、前記蓋を開けたとき、前記付勢手段の付勢により前記操作部が上方向に突出することを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記フィルタ除塵機構は、
    前記フィルタホルダーと対向する前記フィルタケースの面に設けられ、シャフトの前記鉤部を突出させるための上下方向に延びる第1の長穴と、
    前記フィルタホルダーを貫通して設けられ、前記第1の長穴と対向してシャフトの前記鉤部を突出させるための上下方向に延びる第2の長穴と、
    を有し、
    フィルタケースの前記第1の長穴の周囲に、フィルタホルダーの前記第2の長穴の周縁部に密着する穴シールパッキンを設けることにより、吸引風に含まれる塵埃が、前記第2の長穴を通過するのを防止することを特徴とする請求項1又は2に記載の電気掃除機。
  4. 前記フィルタ除塵機構は、
    前記フィルタケースの上面から所定距離だけ下方に延びて形成された空洞を有し、該空洞に前記操作部が挿入され、前記操作部の上下動をガイドする操作部ガイドと、
    前記操作部ガイドと略同軸に上下方向に延びて形成されるとともに操作部ガイドの前記空洞と前記第1の長穴とを連通する軸穴を有し、該軸穴に前記シャフトが挿入され、前記シャフトの上下動をガイドするシャフトガイドと、
    を有し、
    前記シャフトガイドの上端に、前記シャフトと密接する軸シールパッキンを設けることにより、操作部ガイドの前記空洞からシャフトガイドの前記軸穴を通って前記第1、第2の長穴へ抜ける吸気の発生を防止することを特徴とする請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 前記回転体の吸引方向の下流側の面に、前記回転体を回動させるためのツマミを突設したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電気掃除機。
  6. 前記フィルタ除塵機構は、前記フィルタホルダーに支持され、前記回転体を回転可能に保持するリング状の回転体ホルダーを有し、
    前記回転体ホルダーの吸引方向の下流側の面に、前記装着凹部に当接して前記回転体の回動時に前記回転体ホルダーが弾性変形するのを防止するリブを周設したことを特徴とする請求項5に記載の電気掃除機。
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