JP2005296258A - 内視鏡バルーン制御装置 - Google Patents

内視鏡バルーン制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005296258A
JP2005296258A JP2004115849A JP2004115849A JP2005296258A JP 2005296258 A JP2005296258 A JP 2005296258A JP 2004115849 A JP2004115849 A JP 2004115849A JP 2004115849 A JP2004115849 A JP 2004115849A JP 2005296258 A JP2005296258 A JP 2005296258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balloon
endoscope
state
overtube
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004115849A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005296258A5 (ja
JP4409340B2 (ja
Inventor
Akira Taniguchi
明 谷口
Sumihiro Uchimura
澄洋 内村
Takatoshi Yoshida
尊俊 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2004115849A priority Critical patent/JP4409340B2/ja
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to EP05728588A priority patent/EP1731084B1/en
Priority to CN2011101275192A priority patent/CN102217925B/zh
Priority to EP09003482A priority patent/EP2110068B1/en
Priority to CN2005800121984A priority patent/CN1946330B/zh
Priority to DE602005025095T priority patent/DE602005025095D1/de
Priority to PCT/JP2005/006874 priority patent/WO2005096913A1/ja
Publication of JP2005296258A publication Critical patent/JP2005296258A/ja
Priority to US11/545,678 priority patent/US8096942B2/en
Publication of JP2005296258A5 publication Critical patent/JP2005296258A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4409340B2 publication Critical patent/JP4409340B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00002Operational features of endoscopes
    • A61B1/00039Operational features of endoscopes provided with input arrangements for the user
    • A61B1/00042Operational features of endoscopes provided with input arrangements for the user for mechanical operation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/0008Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
    • A61B1/00082Balloons
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00131Accessories for endoscopes
    • A61B1/00135Oversleeves mounted on the endoscope prior to insertion
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00147Holding or positioning arrangements
    • A61B1/00148Holding or positioning arrangements using anchoring means

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

【課題】内視鏡のバルーンとオーバーチューブのバルーンの状態を術者に認識させること。
【解決手段】本発明の内視鏡バルーン制御装置7は、挿入部2B先端の外周部に固定用のバルーン9を取り付けた内視鏡2の前記バルーン9及び、先端外周部に固定用のバルーン11を取り付け、前記内視鏡2を挿通させるオーバーチューブ3の前記バルーン11にエアを供給する第1、第2ポンプ32a、32bと、この第1、第2ポンプ32a、32bを動作させて前記各バルーン9、11内の圧力を制御する制御部35とを有し、前記制御部35は、各バルーン9、1内の状態を検出する状態検出出力部35aにより検出した状態情報に基づき、前記リモートコントローラ8の前記バルーン拡張/収縮表示部18a、18b及びバルーン動作中表示部19a、19bの表示を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内視鏡バルーン制御装置に係り、さらに詳しくは、内視鏡の挿入部先端外周部に設けられたバルーン及びオーバーチューブの挿入部先端外周部に設けられたバルーンの状態を術者に認識させることのできる内視鏡バルーン制御装置に関する。
一般に、消化管検査においては、内視鏡を用いることが知られている。このような内視鏡の挿入部を深部消化管、例えば小腸へ挿入する場合、単に前記挿入部を押し入れていくだけでは、複雑な腸管の屈曲のため前記挿入部先端に力が伝わりにくく、深部への挿入は困難である。
例えば、前記内視鏡は、深部挿入によりできた前記内視鏡の余分な屈曲や撓みを伸ばそうとして引き戻してくると、前記挿入部先端も抜けてくるため、屈曲や撓みが取れず、深部挿入が困難になってしまう。
そこで、前記内視鏡の前記挿入部先端外周部にバルーンを取り付け、このバルーンを膨らませて前記腸管に一時固定することにより、前記内視鏡にできた余分な屈曲や撓みを伸ばす際に、前記挿入部の先端が抜けてくるのを防止するようにした内視鏡装置が提案されている。
また、従来技術では、前記内視鏡の前記挿入部を挿通するオーバーチューブを設けるとともにこのオーバーチューブの先端外周部にバルーンを設け、このバルーンと前記内視鏡のバルーンとを適宜膨らませたり、しぼませたりするようにして前記内視鏡装置よりも手術性能の向上化を可能にした内視鏡装置が提案されている。
例えば、特開2002−301019号公報には、前記内視鏡の前記バルーンと前記オーバーチューブの前記バルーンに対し、制御手段で各バルーン内のエアの圧力を測定して前記各バルーン内の圧力を制御しながらポンプ装置からエアを供給するようにした内視鏡装置が開示されている。
特開2002−301019号公報
前記内視鏡装置は、前記各バルーンが患者の前記消化器管内に配されているため、術者には各バルーンの状態の認識ができない。このため、前記内視鏡装置は、術者によって送気ボタン等の操作が行われても各バルーンが所望の状態に膨らむに要すると予想される十分な時間、手技を中断する必要がある。あるいは各バルーンが不完全な状態で手技を継続してしまう。そのため、深部への挿入を効果的に行えない。したがって、前記内視鏡装置は、各バルーンの状態を術者に認識させる必要がある。
しかしながら、前記特開2002−301019号公報の従来例では、単に各バルーン内の圧力制御を行っているが、各バルーンの状態を認識するための手段を備えてないので、各バルーンの状態を術者に認識させることができないといった問題点があった。
そこで、本発明は前記問題点に鑑みてなされたもので、内視鏡のバルーンとオーバーチューブのバルーンの状態を術者に認識させることのできる内視鏡バルーン制御装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1の発明の内視鏡装置は、挿入部先端の外周部に固定用のバルーンを取り付けた内視鏡の前記バルーン及び、先端外周部に固定用のバルーンを取り付け、前記内視鏡を挿通させるオーバーチューブの前記バルーンにエアを供給するポンプを有し、前記ポンプを動作させてエアを供給制御する内視鏡バルーン制御装置において、前記各バルーンの状態を検出する状態検出手段と、この状態検出手段による検出結果に基づく表示を行うための状態情報を出力する状態情報出力手段とを設けたことを特徴とするものである。
請求項2の発明の内視鏡装置は、請求項1に記載の内視鏡バルーン制御装置において、前記状態情報出力手段は、前記内視鏡バルーン制御装置を操作するためのリモートコントローラに対し、このリモートコントローラに設けられた表示手段に前記状態情報に基づく表示を行うべく前記状態情報を出力することを特徴とするものである。
請求項3の発明の内視鏡装置は、請求項1に記載の内視鏡バルーン制御装置において、前記状態情報出力手段は、前記内視鏡からの撮像信号を処理して内視鏡画像を出力するビデオプロセッサに前記状態情報を出力し、前記ビデオプロセッサは、前記状態情報に基づく画像と前記内視鏡による前記内視鏡画像とを合成して、前記内視鏡画像を表示するモニターに表示させることを特徴とするものである。
請求項3の発明の内視鏡装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の内視鏡バルーン制御装置において、前記状態情報は、前記各バルーンの動作中または非動作の動作状態を示すものであることを特徴とするものである。
本発明の内視鏡バルーン制御装置は、内視鏡のバルーンとオーバーチューブのバルーンの状態を術者に認識させることのできるといった利点がある。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の第1実施例に係り、内視鏡バルーン制御装置を適用した内視鏡システムの全体構成を示す構成図である。
図1に示すように、本実施例の内視鏡バルーン制御装置を有する内視鏡システム1は、内視鏡2、オーバーチューブ3、光源装置4、ビデオプロセッサ5、モニター6、内視鏡バルーン制御装置7、リモートコントローラ8を有している。
前記内視鏡2は、例えば消化管内内視鏡検査に用いられるもので、体腔内に挿入するための挿入部2Bと、この挿入部2Bの基端側に設けられた操作部2Aと、を有している。 また、前記挿入部2Bの先端部内には、図示しない照明光学系及び撮像素子(CCD)を含む観察光学系が設けられており、被検体の消化管内の観察部位を照明し、被検体の消化管内の観察像を得ることが可能である。
前記操作部2Aには、ユニバーサルコード2Cが延出されている。このユニバーサルコード2C内には、図示しない信号線及びライトガイドケーブルが設けられている。このユニバーサルコード2Cの基端部は、前記光源装置4のコネクタ4a、前記ビデオプロセッサ5のコネクタ5aに接続される。これにより、前記内視鏡2の前記照明光学系には、前記ユニバーサルコード2C内のライトガイドケーブルを介して光源装置4からの照明光が供給されて観察部位を照明し、前記CCDから出力される消化管内の撮像信号を前記ビデオプロセッサ5に出力する。
このような内視鏡2は、手術時、前記オーバーチューブ3に挿通されて用いられるようになっている。前記オーバーチューブ3の構成については後述する。
前記光源装置4は、前記ライトガイドケーブル内のライトガイド(図示せず)を介して前記内視鏡2に設けられた照明光学系に対して照明光を供給するための光源装置である。
前記ビデオプロセッサ5は、前記内視鏡2の前記CCDからの撮像信号に信号処理を施し、撮像信号に基づく画像データ(例えば内視鏡ライブ画像データ)をモニター6に供給する。
前記モニター6は、接続ケーブル5Aにより前記ビデオプロセッサ5に接続されている。前記モニター6は、前記ビデオプロセッサ5からの画像データに基づく内視鏡画像を表示する。
本実施例の内視鏡システム1では、前記内視鏡2の前記挿入部2Bの先端外周部には、固定用のバルーン9が取り付けられている。このバルーン9には、前記挿入部2Bの基端部側から先端部側にかけて前記挿入部2Bに沿って設けたエア供給チューブ10が接続されている。
前記エア供給チューブ10の前記操作部2A側基端部は、前記操作部2Aの下部に設けられたコネクタ2aに接続されている。このコネクタ2aには、一端を後述する内視鏡バルーン制御装置7に接続され内視鏡バルーン送気用チューブ(以下、第1送気用チューブと称す)13の他端に設けられたコネクタ13Aが接続される。これにより、前記内視鏡バルーン制御装置7からの送気により前記バルーン9内を膨らませて腸管などの消化管に一時固定する。
前記オーバーチューブ3は、前記内視鏡2を挿通させて前記挿入部2Bを、例えば、消化管に挿入する際のガイドを行うもので、前記内視鏡の前記挿入部2Bの外径よりも若干大きな内径を有している。また、このオーバーチューブ3は、前記内視鏡2の前記挿入部2Bと同様に可撓性を有する構成となっている。さらに、このオーバーチューブ3の先端外周部にはチューブ固定用のバルーン11が取り付けられている。
前記バルーン11には、前記オーバーチューブ3の基端部側から先端部側にかけて設けられたエア供給チューブ12が接続されている。
前記エア供給チューブ12の前記バルーン11とは逆側の基端部(前記オーバーチューブ3の内視鏡2を挿入する挿入口側)は、前記オーバーチューブ3の前記挿入口近傍に設けられたコネクタ3aに接続されている。このコネクタ3aには、一端を前記内視鏡バルーン制御装置7に接続されオーバーチューブバルーン送気用チューブ(以下、第2送気用チューブと称す)14の他端に設けられたコネクタ14Aが接続される。これにより、前記内視鏡バルーン制御装置7からの送気により前記バルーン11内を膨らませて腸管などの消化管に一時固定する。
前記内視鏡バルーン制御装置7は、前記内視鏡2のバルーン9及び前記オーバーチューブ3のバルーン11の送気流量等の各種動作を制御するものである。
図2は前記内視鏡バルーン制御装置の概略構成を示す構成図である。
図2に示すように、前記内視鏡バルーン制御装置7は、逆流防止用タンク15が設けられ、前面には圧力表示器16,電源スイッチ17が設けられている。
前記逆流防止用タンク15は、液体の逆流を防止可能に構成され、前記内視鏡2のバルーン9用のタンク15Aと、前記オーバーチューブ3のバルーン11用のタンク15Bとを有している。これらタンク15A、15Bにはそれぞれ対応する前記第1、第2送気用チューブ13、14が接続されている。
前記タンク15A、15Bは、それぞれ前記内視鏡バルーン制御装置7の制御によって後述する第1、第2ポンプ32a、32b(図4参照)を介して内部の圧力を増大させることにより、前記第1、第2送気用チューブ13、14を介して各バルーン9、11に送気する。この場合、前記タンク15A、15Bは、図示はしない逆流防止機構によって、前記第1、第2送気用チューブ13、14からの液体の逆流が防止されるようになっている。
このように本実施例の前記内視鏡バルーン制御装置7には、前記内視鏡2のバルーン9に接続されるエア供給チューブ10、第1送気用チューブ13、前記タンク15Aを介する送気管路と、前記オーバーチューブ3のバルーン11に接続されるエア供給チューブ12、第2送気用チューブ14、前記タンク15Bを介する送気管路とが設けられている。
また、前記圧力表示器16は、検出器(図示せず)を用いてバルーン9、11に接続されている管路の圧力値を表示するものである。この圧力表示器16は、前記内視鏡2のバルーン9用の表示器16Aと、前記オーバーチューブ3のバルーン11用の表示器16Bとを有している。
前記表示器16Aは前記内視鏡2のバルーン9用の管路内の圧力値を表示し、前記表示器16Bは前記オーバーチューブ3のバルーン11用の管路内の圧力値を表示する。
前記電源スイッチ17は、前記内視鏡バルーン制御装置7の電源をオン状態又はオフ状態に切り替えるスイッチである。
また、図1及び図2に示すように、前記内視鏡バルーン制御装置7の一面には、接続ケーブル8Aを介して、リモートコントローラ8が接続されている。このリモートコントローラ8は、前記接続ケープル8Aを介して、後述する前記内視鏡バルーン制御装置7の内部に設けられた制御部35に電気的に接続されている。
本実施例において、前記内視鏡バルーン制御装置7は、術中、術者による前記リモートコントローラ8の操作によって、前記各バルーン9、11の圧力制御及び送気量制御のための操作信号が供給されるようになっている。
図3(A)及び図3(B)は前記リモートコントローラ8の構成例を説明するためのもので、図3(A)は上面図、図3(B)は側面図である。
図3(A)に示すように、前記リモートコントローラ8は、前記内視鏡2のバルーン9と前記オーバーチューブ3のバルーン11の状態を術者に認識させるための表示手段であるバルーン拡張/収縮表示部18a、18b及びバルーン動作中表示部19a、19bを有している。
前記バルーン拡張/収縮表示部18a及びバルーン動作中表示部19aは、前記内視鏡側バルーン9の表示用であり、前記バルーン拡張/収縮表示部18b及びバルーン動作中表示部19bは、前記オーバーチューブ側バルーン11の表示用である。これらのバルーン拡張/収縮表示部18a、18b及びバルーン動作中表示部19a、19bは、術者が内視鏡側バルーン用とオーバーチューブ側バルーン用との識別を容易に行うために、例えばリモートコントローラ本体上に左右に分かれて配設されている。
また、前記リモートコントローラ8は、術者が操作し易いように、内視鏡側バルーン制御用の各種ボタンとオーバーチューブ側バルーン制御用の各種ボタンとが例えばリモートコントローラ本体の左右に分かれて配設されている。
前記リモートコントローラ8の左側には、前記内視鏡側バルーン用の表示手段として前記バルーン拡張/収縮表示部18a及びバルーン動作中表示部19aと、前記内視鏡側バルーン制御用の操作ボタンとして拡張/収縮ボタン20a、停止ボタン21aとが設けられている。
また、前記リモートコントローラ8の右側には、前記オーバーチューブ側バルーン用の表示手段として前記バルーン拡張/収縮表示部18b及びバルーン動作中表示部19bと、前記オーバーチューブ側バルーン制御用の操作ボタンとして、拡張/収縮ボタン20b、停止ボタン21bとが設けられている。
さらに、前記リモートコントローラ8の下部には、電源ボタン22、緊急停止ボタン23が設けられている。
前記バルーン拡張/収縮表示部18aは、術者の前記拡張/収縮ボタン20a又は前記停止ボタン21aによる操作に基づき駆動制御された際の前記内視鏡2のバルーン9の拡張状態、又は収縮状態を表示するものである。また、前記バルーン拡張/収縮表示部18aは、拡張状態時の表示と収縮状態時の表示とを識別するために、例えば拡張状態時には点灯表示し、一方、収縮状態時には消灯表示するようになっている。
前記バルーン動作中表示部19aは、前記内視鏡2のバルーン9が拡張中、あるいは収縮中などの動作中であることを表示して術者に認識させるためのものである。
前記拡張/収縮ボタン20aは、前記内視鏡2のバルーン9内への送気/吸気開始を指示するためのボタンである。電源投入後の押下で拡張、その後の押下で収縮、以降、スイッチの押下毎に、バルーン9の拡張/収縮を交互に行う。前記停止ボタン21aは、前記内視鏡2のバルーン9内の管路の圧力保持を指示し、前記バルーン9の状態を保持する。
一方、前記バルーン拡張/収縮表示部18bは、術者の前記拡張/収縮ボタン20b又は前記停止ボタン21bによる操作に基づき駆動制御された際の前記オーバーチューブ3のバルーン11の拡張状態、又は収縮状態を表示するものである。また、前記バルーン拡張/収縮表示部18bは、拡張状態時の表示と収縮状態時の表示とを識別するために、例えば前記同様に拡張状態時には点灯表示し、一方、収縮状態時には消灯表示するようになっている。
前記バルーン動作中表示部19bは、前記オーバーチューブ3のバルーン11が拡張中、あるいは収縮中などの動作中であることを表示して術者に認識させるためのものである。
前記拡張/収縮ボタン20bは、前記オーバーチューブ3のバルーン11内への送気/吸気開始を指示するためのボタンである。電源投入後の押下で拡張、その後の押下で収縮、以降、スイッチの押下毎に、バルーン11の拡張/収縮を交互に行う。前記停止ボタン21bは、前記オーバーチューブ3のバルーン11内の管路の圧力保持を指示し、前記バルーン11の状態を保持する。
また、前記電源ボタン22は、前記内視鏡バルーン制御装置7の電源をオン状態又はオフ状態に切り替えるボタンである。
前記緊急停止ボタン23は、前記内視鏡バルーン制御装置7の後述する第1〜第3プレーカ31a〜31cを直接にオフして前記内視鏡バルーン制御装置7による各バルーン9、11の送気制御等を緊急停止するためのボタンである。
さらに、本実施例では、図3(A)に示すように、前記リモートコントローラ8の操作面上の上部及び下部には、誤操作防止用の突起部24が設けられている。これらの突起部24は、図3(B)に示すように、前記拡張開始ボタン20a、20bや収縮開始ボタン21a、21b等の各種ボタンの高さよりも高くなるように設けられている。これにより、術者が誤って前記リモートコントローラ8を落下させた場合でも前記突起部24によって前記拡張開始ボタン20a、20bや収縮開始ボタン21a、21b等の各種ボタンの誤操作を防止できるようになっている。
なお、本実施例では、前記バルーン拡張/収縮表示部18a、18b及びバルーン動作中表示部19a、19bは、例えばLEDを用いて構成される。また、これに限定することなく、前記バルーン拡張/収縮表示部18a、18b及びバルーン動作中表示部19a、19bは、前記バルーン9、11の状態を術者に認識させるものであれば他の表示手段を用いて構成しても良い。
例えば前記バルーン拡張/収縮表示部18a、18b及びバルーン動作中表示部19a、19bは、状態に応じて色を変えて表示させても良い。また、前記バルーン拡張/収縮表示部18a、18b及びバルーン動作中表示部19a、19bは、液晶などで構成された液晶画面内に設けて、表示するようにしても良い。さらに、この場合、前記バルーン拡張/収縮表示部18a、18b及びバルーン動作中表示部19a、19bは、アイコンなどの図柄を用いて表示するようにしても良い。
また、前記バルーン拡張/収縮表示部18a、18b及びバルーン動作中表示部19a、19bは、前記リモートコントローラ8のみではなく、前記内視鏡バルーン制御装置7の前面に設けても良い。
次に、前記内視鏡バルーン制御装置7の内部構成について図4を参照しながら説明する。図4は前記内視鏡バルーン制御装置の内部構成を示すブロック図である。
図4に示すように、前記内視鏡バルーン制御装置7は、スイッチング電源部30、第1〜第3プレーカ31a〜31c、第1、第2ポンプ32a、32b、第1、第2流量調整バルブ32c、32d、管路切替部33、第1、第2圧力センサ34a、34b、及び前記制御手段である制御部(制御ユニット)35を有している。
前記スイッチング電源部30には、図示しない接続コードを介して外部の商用電源部から交流電源が供給されるようになっている。前記スイッチング電源部30は、供給された交流電源を直流電源に変換して前記第1〜第3プレーカ31a〜31c、制御部35、及び前記リモートコントローラ8に供給する。
前記第1プレーカ31aは、前記第1、第2ポンプ32a、32b及び前記リモートコントローラ8の緊急停止ボタン23に電気的に接続されている。前記第1プレーカ31aは、前記第1、第2ポンプ32a、32bに直流電源を供給しており、前記緊急停止ボタン23から操作信号が供給された場合には前記第1、第2ポンプ32a、32bへの直流電源の供給を停止するようになっている。
前記第2プレーカ31bは、前記管路切替部33及び前記リモートコントローラ8の緊急停止ボタン23に電気的に接続されている。前記第2プレーカ31bは、前記管路切替部33に直流電源を供給しており、前記緊急停止ボタン23から操作信号が供給された場合には前記管路切替部33への直流電源の供給を停止するようになっている。
前記第3プレーカ31cは、前記第1、第2流量調整バルブ32c、32d及び前記リモートコントローラ8の緊急停止ボタン23に電気的に接続されている。前記第3プレーカ31cは、前記第1、第2流量調整バルブ32c、32d及に直流電源を供給しており、前記緊急停止ボタン23から操作信号が供給された場合には前記第1、第2流量調整バルブ32c、32dへの直流電源の供給を停止するようになっている。
前記第1、第2ポンプ32a、32bは、前記管路切替部33の入力側にそれぞれ空気ラインを介して接続されている。また、前記第1、第2ポンプ32a、32bは、前記制御部35からの制御信号に基づいて駆動制御されるようになっている。
前記管路切替部33の出力側には、前記第1、第2流量調整バルブ32c、32dがそれぞれ空気ラインを介して接続されている。前記第1,第2流量調整バルブ32c、32dは、前記制御部35によって開閉調整可能なバルブであり、前記制御部35からの制御信号に基づいて出力する空気の流量調整を可能にする。
前記第1、第2圧力センサ34a、34bは、前記第1、第2流量調整バルブ32c、32dと接続されている管路の圧力を計測する。なお、本実施例では、第1、第2圧力センサ34a、34bによる計測結果を前記制御部35に供給し、前記制御部35はそれぞれ供給された計測結果に基づき、所望する空気圧となるように前記第1、第2ポンプ32a、32b、管路切替部33,第1流量調整バルブ32c、第2流量調整バルブ32dを制御するように構成している。
前記第1、第2圧力センサ34a、34bは、それぞれ送気ライン、コネクタ7A、7B、13B、14Bを介して前記第1、第2送気用チューブ13、14と接続されている。
このように、前記内視鏡バルーン制御装置7は、前記第1ポンプ32a、前記管路切替部33を介して第1流量調整バルブ32c、第1圧力センサ34aで構成される送気管路と、前記第2ポンプ32b、前記管路切替部33を介して第2流量調整バルブ32d、第2圧力センサ34bで構成される送気管路と、を有している。
また、前記管路切替部33は、前記内視鏡バルーン制御装置7内の実行モードに応じた管路状態となるように、内部に設けられた管路を切換えることが可能であり、例えば前記実行モードとしては、図27に示すような管路系を用いて送気モード、吸気モード、保持モード、開放モードの4つの実行モードを実現している。
第1吸引バルブ33a、第1吐出バルブ33b、第2吸引バルブ33c、第2吐出バルブ33d、第1流量調整バルブ32c、第2流量調整バルブ32dは、上下一方向のみの経路をONするバルブである。
第1ポンプ32aの管路を送気状態にするには、第1吸引バルブ33a、第1吐出バルブ33b、第1流量調整バルブ32cを、それぞれ下、上、上の経路をONさせる。
第1ポンプ32aの管路を吸気状態にするには、第1吸引バルブ33a、第1吐出バルブ33b、第1流量調整バルブ32cを、それぞれ上、下、上の経路をONさせる。
第1ポンプ32aの管路を保持状態にするには、第1吸引バルブ33a、第1吐出バルブ33b、第1流量調整バルブ32cを、それぞれ下、下、上の経路をONさせる。
第1ポンプ32aの管路を開放状態にするには、第1吸引バルブ33a、第1吐出バルブ33b、第1流量調整バルブ32cを、それぞれ下、下、下の経路をONさせる。
第2ポンプ32bの管路に関しても、同様に該バルブを設定することにより、同様の管路状態を実現させる。
この切替は前記制御部35からの制御信号に基づいて制御されるようになっている。その結果、後段側に接続された前記内視鏡2のバルーン9側の管路と前記オーバーチューブ側3のバルーン11側の管路とをそれぞれ所望の実行モードに基づく管路状態にすることができるようになっている。
前記制御部35は、前記内視鏡バルーン制御装置7内のブロック全体を制御するもので、内部に前記状態検出手段及び前記状態情報出力手段である状態検出出力部35a、流量カウンタ35b、タイマカウンタ35c、記憶部35dを有している。
前記状態検出出力部35aは、例えば第1、第2ポンプ32a、32b、管路切替部33、第1、第2流量調整バルブ32c、32d及び第1、第2圧力センサ34a、34bの状態から該当するバルーン9、又はバルーン11の動作状態を検出し、この検出結果に基づき前記リモートコントローラ8の前記バルーン拡張/収縮表示部18a、18b及びバルーン動作中表示部19a、19bの表示を制御するための状態情報を出力する。
すなわち、前記制御部35は、前記状態検出出力部35aにより検出した状態情報に基づき、前記リモートコントローラ8の前記バルーン拡張/収縮表示部18a、18b及びバルーン動作中表示部19a、19bの表示を制御するようになっている。
前記流量カウンタ35bは、前記内視鏡2のバルーン9及び前記オーバーチューブ3のバルーン11への送気/吸気流量をカウントする前記流量検出手段である。また、前記タイマカウンタ35cは、前記各バルーン9、11の各送気時間や吸気時間等をカウントするタイマカウンタであり、所定時間を測定するタイマを有している。
前記記憶部35dは、後述するメインプログラムや各種モジュールに基づくプログラムを記憶している。
前記制御部35は、前リモートコントローラ8からの操作信号に基づき前記プログラムを実行することで、前記流量カウンタ及びタイマカウンタを用いながら前記第1、第2ポンプ32a、32b、前記管路切替部33及び第1、第2流量調整バルブ32c、32dを制御するようになっている。
こうして、前記内視鏡バルーン制御装置7は、前記内視鏡2のバルーン9と前記オーバーチューブ3のバルーン11への送気時間や吸気時間、送気流量時間等を計測することができ、これらの計測結果を用いることで、前記内視鏡2のバルーン9と前記オーバーチューブ3のバルーン11とに対する送気/吸気流量を制御することができるようになっている。
また、本実施例では、前記内視鏡バルーン制御装置7は、前記制御部35による制御によって、各バルーン9、11の動作状態を前記リモートコントローラ8の前記バルーン拡張/収縮表示部18a、18b及びバルーン動作中表示部19a、19bに表示させることができるようになっている。
次に、前記内視鏡システム1の基本的な操作状態について図5乃至図11を参照しながら説明する。
図5乃至図11は前記内視鏡2のバルーンと前記オーバーチューブのバルーンとを用いて内視鏡及びオーバーチューブの操作状態を説明するための説明図である。図5は各バルーンをしぼませて内視鏡をオーバーチューブに挿通して腸管に挿入した状態を示し、図6はオーバーチューブのバルーンを膨らませて腸管に固定した状態を示し、図7は図6の状態からさらに内視鏡をオーバーチューブに挿入した状態を示し、図8は図7の状態で内視鏡のバルーンを膨らませて腸壁に固定した状態を示し、図9は図8の状態でオーバーチューブのバルーンをしぼませてさらにオーバーチューブを挿入した状態を示し、図10は図9の状態からオーバーチューブの先端が内視鏡先端部まで移動した状態を示し、図11は図10の状態でオーバーチューブのバルーンを膨らませて腸壁に固定した状態をそれぞれ示している。
図5に示すように、術者は、オーバーチューブ3内に内視鏡2を挿通させる。この場合、前記内視鏡2のバルーン9及び前記オーバーチューブ3のバルーン11は、それぞれ内部のエアを抜いてしぼませた状態とし、この状態で術者は被験者に対する内視鏡2の挿入を開始する。
次に、術者は内視鏡2及びオーバーチューブ3の先端を、例えば十二指腸下行脚まで挿入したところで、図6に示すように、リモートコントローラ8のオーバーチューブ側の拡張/収縮ボタン20b(図3参照)を押下して前記第2ポンプ32bから前記オーバーチューブ3の先端に取り付けた本体固定用の前記バルーン11にエアを供給し、このバルーン11を膨らませて前記オーバーチューブ3を腸管40に固定する。
次に、術者は、図7に示すように、前記オーバーチューブ3を腸管40に対して保持し、前記内視鏡2の前記挿入部2Bのみ深部に挿入させていく。
そして、術者は前記内視鏡2の前記挿入部2Bを所定距離挿入した状態で、図8に示すように、リモートコントローラ8の内視鏡側の拡張/収縮ボタン20a(図3参照)を押下して前記第1ポンプ32aから内視鏡2の先端に取り付けた本体固定用のバルーン9内にエアを供給し、このバルーン9を膨らませて腸管41に固定する。
次に、術者は、前記リモートコントローラ8のオーバーチューブ側の拡張/収縮ボタン20b(図3参照)を押下して、前記管路切替部33により前記バルーン11内のエアを開放し、前記第2ポンプ32bから前記オーバーチューブ3の前記バルーン11内のエアを吸気して、前記バルーン11をしぼませる(図9参照)。
次いで、術者は、図9に示すように前記オーバーチューブ3を前記内視鏡2に沿わせて深部に挿入していき、前記内視鏡2の前記挿入部2Bの先端近くまで前記オーバーチューブ3の先端を挿入する。
そして、術者は、前記オーバーチューブ3の先端を前記挿入部2Bの先端近くまで挿入した状態で、図11に示すように、前記リモートコントローラ8のオーバーチューブ側の拡張/収縮ボタン20b(図3参照)を押下して前記第2ポンプ32bから前記オーバーチューブ3の前記バルーン11にエアを供給し、このバルーン11を膨らませて前記オーバーチューブ3を腸壁41に固定する。
また、術者は、前記リモートコントローラ8の内視鏡側の拡張/収縮ボタン20a(図3参照)を押下して、前記管路切替部33により前記バルーン9内のエアを開放し、前記第1ポンプ32aから前記内視鏡2の前記バルーン9内のエアを吸気して、前記バルーン9をしぼませて、さらに前記挿入部2Bを深部に挿入させる。
以上のような図5乃至図11の操作を繰り返すことにより、前記内視鏡2及び前記オーバーチューブ3の深部挿入を進めていくことになり、前記内視鏡2の前記挿入部2Bを所望の位置に挿入させることができるようになっている。
次に、本実施例の前記内視鏡バルーン制御装置の作用について図12を参照しながら説明する。
図12は内視鏡バルーン制御装置の作用を説明するためのもので、制御部のメインプログラムを示すフローチャートである。
いま、術者が図1の内視鏡システム1を用いて消化管内内視鏡検査を行うものとする。そして、術者が図3に示すリモートコントローラ8の電源ボタン22(あるいは図2に示す電源スイッチ17)を押下すると、制御部35は内部の図示しない記憶部から図12に示すメインプログラムを読み込み起動させる。
前記制御部35は、ステップS1の処理で電源のON状態を確認すると、ステップS2の処理で前記内視鏡バルーン制御装置7内の各種機器等の初期化を行う。この初期化としては、例えば前記制御部35は、前記第1、第2ポンプ32a、32bを始動させるとともに、前記管路切替部33によって管路開放状態となるように初期化行う。また、前記制御部35は、前記制御部35内の図示しないタイマカウンタ9等のリセットを行い初期化する。
そして、前記制御部35は、続くステップS3の判断処理で20msecタイマ割り込みを判断し、あったと判断した場合には処理をステップS4に移行し、無かったと判断した場合には継続してこの判断処理を行う。
なお、前記タイマは、図12に示す処理ルーチンを20msec毎に動作させるために20msecを計測するものを用いている。
そして、前記制御部35は、ステップS4の判断処理にて、前記タイマの20msec毎に1をカウントするタイマカウンタのカウンタ値が10と等しいか否かを判断し、等しいと判断した場合にはステップS5の処理にて前記タイマカウンタ9をリセットし、処理をステップS6に移行する。一方、前記カウンタ値が10と等しくないと判断した場合には、前記制御部35は、処理をステップS6に移行する。
なお、本実施例では、図12に示す処理ルーチンを10回、つまり、200msecの時間単位で前記術者のコントローラ8による各種ボタン操作に応じたバルーン制御を行うことを意味している。
次に、前記制御部35は、ステップS6の処理にて第1ポンプスイッチ状態確認モジュールを実行し、この処理によって前記リモートコントローラ8のスイッチ状態を確認して操作信号を取り込み、この取り込んだ操作信号に基づく管路状態となるように前記管路切替部33を制御すると同時に、前記操作信号に基づいて前記第1ポンプ32aに対する動作を制御する。
そして、前記ステップS6の第1ポンプスイッチ状態確認モジュールに基づく処理完了後、前記制御部35は、ステップS7の処理にて第2ポンプスイッチ状態確認モジュールを実行し、この処理によって前記リモートコントローラ8のスイッチ状態を確認して操作信号を取り込み、この取り込んだ操作信号に基づく管路状態となるように前記管路切替部33を制御すると同時に、前記操作信号に基づいて前記第2ポンプ32bに対する動作を制御する。
その後、前記制御部35は、ステップS8の処理にて、動作状態表示モジュールの処理を実行して、前記ステップS2、ステップS6及びステップS7の処理で得られた各ブロック(各バルーン9、11の動作状態も含む)の動作状態に基づき、前記リモートコントローラ8の前記バルーン拡張/収縮表示部18a、18b及びバルーン動作中表示部19a、19bの表示制御を行う。なお、前記動作状態の検出は、前記したように状態検出出力部35aによって行われることになる。
前記制御部35による、動作状態に応じた表示制御例が下記の表1に示されている。
Figure 2005296258
前記表1に示すように、本実施例において、内視鏡2のバルーン9について説明すると、前記制御部35は、バルーン9の動作状態が初期状態である場合には、前記バルーン拡張/収縮表示部18a及び前記バルーン動作中表示部19aをOFFさせるように表示制御する。この場合の管路状態は開放状態となっている。
前記制御部35は、バルーン9の動作状態が拡張状態であり拡張中である場合には、前記バルーン拡張/収縮表示部18a及び前記バルーン動作中表示部19aをONさせる。この場合の管路状態は送気状態となっている。
前記制御部35は、バルーン9の動作状態が拡張状態であり拡張終了である場合には、前記バルーン拡張/収縮表示部18aをONさせるが、前記バルーン動作中表示部19aについてはOFFさせる。この場合の管路状態は保持状態となっている。
前記制御部35は、バルーン9、11の動作状態が収縮状態であり収縮中である場合には、前記バルーン拡張/収縮表示部18aをOFFさせ、前記バルーン動作中表示部19aについてはONさせる。この場合の管路状態は吸気状態となっている。
前記制御部35は、バルーン9の動作状態が収縮状態で収縮終了である場合には、前記バルーン拡張/収縮表示部18a及び前記バルーン動作中表示部19aをOFFさせる。この場合の管路状態は開放状態となっている。
また、前記制御部35は、前記緊急停止ボタン23の押下によりバルーン9の動作状態が緊急停止状態である場合には、前記バルーン拡張/収縮表示部18a及び前記バルーン動作中表示部19aをOFFさせる。この場合の管路状態は開放状態となっている。
なお、前記制御部35による表示制御は、内視鏡2のバルーン9の動作状態に基づくものであるが、前記オーバーチューブ3の前記バルーン拡張/収縮表示部18b及び前記バルーン動作中表示部19bについても、上記同様に前記オーバーチューブ3のバルーン11の動作状態に基づいて行われるようになっている。
そして、前記制御部35は、ステップS9の処理にて前記タイマカウンタによるカウンタ値に1を加えた後、処理を前記ステップS3の判断処理に戻し、繰り返し処理を継続する。
以上述べたように、本実施例によれば、各バルーン9、11の動作状態を検出する前記状態検出出力部35aと、前記状態検出出力部35aによる検出結果に基づき表示制御される前記バルーン拡張/収縮表示部18a、18b及びバルーン動作中表示部19a、19bとを設けたことにより、患者の前記消化器管内に配されている各バルーン9、11の動作状態を術者に認識させることが可能となる。これにより、前記内視鏡2及びオーバーチューブ3の深部への挿入を安全且つ速やかに行うことが可能となり、患者の苦痛も減少させることができる。
また、前記内視鏡バルーン制御装置7は、第1流量調整バルブ32c、第2流量調整バルブ32dの開閉を制御することにより、各バルーン9、11に対する送気流量及び吸気流量を調整することができるので、様々な材質のバルーンや様々な部位に適応させることが可能となる。また、前記内視鏡バルーン制御装置7は、流量カウンタ5bを用いて連続送気/吸気時間を測定し、例えば前記第1、第2送気用チューブ13、14等の管路が外れてしまった場合に生じてしまう連続した送気動作又は吸気動作を防止することが可能となる。
また、前記内視鏡バルーン制御装置7は、最大送気時間、最大送気圧及び最大吸気圧を超えたことを検出して管路を開放するように制御しても良い。腸壁に対し多大な力を加えることなく手技を行うことが可能となる。
なお、本実施例では、前記リモートコントローラ8を前記内視鏡バルーン制御装置7に接続した構成について説明したが、これに限定されることはなく、例えば術者の手元である前記内視鏡2の操作部2A上や、術者の足下である前記内視鏡バルーン制御装置7をコントロールするフットスイッチを設けて構成しても良い。
また、前記コントローラ8は、赤外線や無線を用いて各種のリモコン操作信号を送信し、前記内視鏡バルーン制御装置7に設けられた受信部によって前記赤外線や無線を受信して前記リモコン信号を取り込むように構成しても良い。これにより、さらに術者による操作が容易になる。
図13乃至図26は本発明の第2実施例に係り、図13は内視鏡バルーン制御装置を適用した内視鏡システムの全体構成を示す構成図、図14は図13に示すビデオプロセッサ5の内部構成を示すブロック図、図15乃至図26は本実施例の内視鏡バルーン制御装置による表示制御動作を説明するためのもので、図15乃至図25は内視鏡システムの操作状態に対応するモニターの画面表示図、図26は緊停止ボタンが押下された場合のモニターの画面表示図をそれぞれ示している。
図13に示すように、本実施例の内視鏡バルーン制御装置7は、前記第1実施例の内視鏡システム1の前記ビデオプロセッサ5に接続ケーブル5Bを介して電気的に接続されている。
前記内視鏡バルーン制御装置7は、前記状態検出出力部35aにより検出された各バルーン9、11の動作状態等の情報を前記接続ケーブル5Bを介して前記ビデオプロセッサ5に供給するようになっている。なお、前記内視鏡バルーン制御装置7は、赤外線や無線を用いて前記情報を送信し、前記ビデオプロセッサ5に設けられた受信部によって前記赤外線や無線を受信して前記情報を取り込むように構成しても良い
その他の構成は、前記第1実施例と同様である。
次に、図14を参照しながら前記ビデオプロセッサの内部構成について説明する。
図14に示すように、前記ビデオプロセッサ5は、CCDドライバ42、内視鏡画像生成部43、通信ユニット44、内視鏡バルーン制御装置情報画像生成部(以下、内視鏡バルーン情報画像生成部と称す)45及び、画像合成部46を有している。
前記CCDドライバ42は、光源装置4、ユニバーサルコード2C、内視鏡2内部の図示しない信号線を介して挿入部2Bの先端内部に設けられたCCD(図示せず)に電気的に接続されている。
前記CCDドライバ42は、前記CCD(図示せず)を駆動する駆動回路であり、CCDを駆動することによって得られた撮像信号を取り込み、前記内視鏡画像生成部43に供給する。前記内視鏡画像生成部43は、前記CCDからの撮像信号に信号処理を施し、撮像信号に基づく画像データ(例えば内視鏡ライブ画像データ)を生成し、前記画像合成部46に供給する。
一方、前記通信ユニット44は、前記接続ケーブル5Bを介して前記内視鏡バルーン制御装置7の前記制御部35に電気的に接続されている。前記通信ユニット44は、前記内視鏡バルーン制御装置6の制御部35との間で双方向通信が可能であり、前記制御部35との間で通信を行うことによって、前記状態検出出力部35aにより検出された各バルーン9、11の動作状態等の情報を受信する。そして、前記通信ユニット44は、受信して取り込んだ前記情報を前記内視鏡バルーン情報画像生成部45に供給する。
前記内視鏡バルーン情報画像生成部45は、供給された情報をもとに例えば記憶しているキャラクタ情報を用いて前記情報に基づく内視鏡バルーン情報画像を生成し、前記画像合成部46に供給する。
前記画像合成部46は、前記内視鏡画像生成部43からの内視鏡画像と、前記内視鏡バルーン情報画像生成部45からの内視鏡バルーン情報画像とを重畳処理して合成し、合成して得た合成映像信号をモニター6に出力して表示させる。
この場合のモニターによる前記合成映像信号に基づく画像表示例が図15に示されている。すなわち、図15に示すように、モニター6の画面6Aには、前記内視鏡バルーン情報画像6bを表示する領域の第1画面6Bと、内視鏡画像を表示する第2画面6Cとが例えば2画面に分割して表示されている。
前記第1画面6Bは、上部に配された患者ID等の患者情報を表示したりする領域と、下部に配された前記内視鏡バルーン情報画像を表示する領域6bとを有している。
前記領域6bに表示される内視鏡バルーン情報画像としては、「内視鏡側バルーン」及び「オーバーチューブ側バルーン」の名称に相当する文字画像と、この文字画像に該当するバルーンの動作状態、例えば内視鏡側バルーン9が「収縮終了」、オーバーチューブ側バルーン11が「収縮終了」等の動作状態を示す文字画像とから構成されている。
なお、前記内視鏡バルーン情報画像は、文字画像に限定されることはなく、例えばアイコンなどの図柄を用いて表示するようにしても良い。
このように、本実施例の内視鏡バルーン制御装置7は、前記ビデオプロセッサ5による信号処理によって、モニター6の画面6A上に例えば第1、第2画面6B、6Cの2画面表示を行い、前記第1の画面6Bに前記内視鏡バルーン情報画像を表示すると同時に、前記第2画面6Cに前記内視鏡画像(内視鏡ライブ画像)を表示するようになっている。
次に、本実施例の内視鏡バルーン制御装置の作用について図15乃至図26を参照しながら説明する。
なお、前記内視鏡システム1の基本的な操作状態は前記第1実施例と同様である。したがって、本実施例の内視鏡バルーン制御装置7による表示制御動作について、前記第1実施例で説明した図5乃至図11に対応させて説明する。
いま、術者が図1の内視鏡システム1を用いて消化管内内視鏡検査を行う際に、図3に示すリモートコントローラ8の電源ボタン22(あるいは図2に示す電源スイッチ17)を押下したとする。すると、前記内視鏡バルーン制御装置7の前記制御部35は、前記第1実施例と同様に図12に示すプログラムを起動して各バルーン9、11の駆動制御及びモニター6の表示制御を行う。
いま、図5に示すように、術者はオーバーチューブ3内に内視鏡2を挿通させる。この場合、前記内視鏡2のバルーン9及び前記オーバーチューブ3のバルーン11は、それぞれ内部のエアを抜いてしぼませた状態とし、この状態で術者は被験者に対する内視鏡2の挿入を開始する。
このとき、前記内視鏡バルーン制御装置7は、図15に示すように、モニター6の画面6A上の第1画面6Bに、「内視鏡側バルーン」→「収縮終了」、「オーバーチューブ側バルーン」→「収縮終了」を示す内視鏡バルーン情報画像を表示すると同時に、第2画面6Cに内視鏡画像を表示する。なお、前記内視鏡バルーン制御装置7の電源投入時や初期化時においても、前記同様のモニタ画面6A(図15参照)が表示されるようになっている。また、本実施例では、前記第2画面6Cには常に内視鏡画像(内視鏡ライブ画像)が表示されるようになっているので、説明簡略化のため以降の説明は省略する。
次に、術者は内視鏡2及びオーバーチューブ3の先端を、例えば十二指腸下行脚まで挿入したところで、図6に示すように、リモートコントローラ8のオーバーチューブ側の拡張/収縮ボタン20b(図3参照)を押下して前記第2ポンプ32bから前記オーバーチューブ3の先端に取り付けた本体固定用の前記バルーン11にエアを供給し、このバルーン11を膨らませて前記オーバーチューブ3を腸管40に固定する。
この場合、前記内視鏡バルーン制御装置7は、前記バルーン11のエア供給時、図16に示すように、モニター6の画面6A上の第1画面6Bに、「内視鏡側バルーン」→「収縮終了」、「オーバーチューブ側バルーン」→「拡張中」を示す内視鏡バルーン情報画像6bを表示する。そして、前記バルーン11のエア供給を終了してこのバルーン11が所望の状態に膨らんで腸管40に固定したときには、前記内視鏡バルーン制御装置7は、図17に示すように、モニター6の画面6A上の第1画面6Bに、「内視鏡側バルーン」→「収縮終了」、「オーバーチューブ側バルーン」→「拡張終了」を示す内視鏡バルーン情報画像を表示する。
次に、術者は、図7に示すように、前記オーバーチューブ3を腸管40に対して保持し、前記内視鏡2の前記挿入部2Bのみ深部に挿入させていく。
そして、術者は前記内視鏡2の前記挿入部2Bを所定距離挿入した状態で、図8に示すように、リモートコントローラ8の内視鏡側の拡張/収縮ボタン20a(図3参照)を押下して前記第1ポンプ32aから内視鏡2の先端に取り付けた本体固定用のバルーン9内にエアを供給し、このバルーン9を膨らませて腸管41に固定する。
この場合、前記内視鏡バルーン制御装置7は、前記バルーン9のエア供給時、図18に示すように、モニター6の画面6A上の第1画面6Bに、「内視鏡側バルーン」→「拡張中」、「オーバーチューブ側バルーン」→「拡張終了」を示す内視鏡バルーン情報画像6bを表示する。そして、前記バルーン9のエア供給を終了して腸管41に固定したときには、前記内視鏡バルーン制御装置7は、図19に示すように、モニター6の画面6A上の第1画面6Bに、「内視鏡側バルーン」→「拡張終了」、「オーバーチューブ側バルーン」→「拡張終了」を示す内視鏡バルーン情報画像を表示する。
次に、術者は、前記リモートコントローラ8のオーバーチューブ側の拡張/収縮ボタン20b(図3参照)を押下して、前記管路切替部33により前記バルーン11内のエアを開放し、前記第2ポンプ32bから前記オーバーチューブ3の前記バルーン11内のエアを吸気して、前記バルーン11をしぼませる(図9参照)。
この場合、前記内視鏡バルーン制御装置7は、前記バルーン11のエア吸気時、図20に示すように、モニター6の画面6A上の第1画面6Bに、「内視鏡側バルーン」→「拡張終了」、「オーバーチューブ側バルーン」→「収縮中」を示す内視鏡バルーン情報画像6bを表示する。そして、前記バルーン11のエア吸気が終了したときには、前記内視鏡バルーン制御装置7は、図21に示すように、モニター6の画面6A上の第1画面6Bに、「内視鏡側バルーン」→「拡張終了」、「オーバーチューブ側バルーン」→「収縮終了」を示す内視鏡バルーン情報画像を表示する。
次いで、術者は、図9に示すように前記オーバーチューブ3を前記内視鏡2に沿わせて深部に挿入していき、前記内視鏡2の前記挿入部2Bの先端近くまで前記オーバーチューブ3の先端を挿入する。
そして、術者は、前記オーバーチューブ3の先端を前記挿入部2Bの先端近くまで挿入した状態で、図11に示すように、前記リモートコントローラ8のオーバーチューブ側の拡張/収縮ボタン20b(図3参照)を押下して前記第2ポンプ32bから前記オーバーチューブ3の前記バルーン11にエアを供給し、このバルーン11を膨らませて前記オーバーチューブ3を腸壁41に固定する。
この場合、前記内視鏡バルーン制御装置7は、前記バルーン11のエア供給時、図22に示すように、モニター6の画面6A上の第1画面6Bに、「内視鏡側バルーン」→「拡張終了」、「オーバーチューブ側バルーン」→「拡張中」を示す内視鏡バルーン情報画像6bを表示する。そして、前記バルーン11のエア供給を終了してこのバルーン11が所望の状態に膨らんで腸管41に固定したときには、前記内視鏡バルーン制御装置7は、図23に示すように、モニター6の画面6A上の第1画面6Bに、「内視鏡側バルーン」→「拡張終了」、「オーバーチューブ側バルーン」→「拡張終了」を示す内視鏡バルーン情報画像を表示する。
その後、術者は、前記リモートコントローラ8の内視鏡側の拡張/収縮ボタン20a(図3参照)を押下して、前記管路切替部33により前記バルーン9内のエアを開放し、前記第1ポンプ32aから前記内視鏡2の前記バルーン9内のエアを吸気して、前記バルーン9をしぼませて、さらに前記挿入部2Bを深部に挿入させる。
この場合、前記内視鏡バルーン制御装置7は、前記バルーン9のエア吸気時、図24に示すように、モニター6の画面6A上の第1画面6Bに、「内視鏡側バルーン」→「収縮中」、「オーバーチューブ側バルーン」→「拡張終了」を示す内視鏡バルーン情報画像6bを表示する。そして、前記バルーン9のエア吸気が終了したときには、前記内視鏡バルーン制御装置7は、図25に示すように、モニター6の画面6A上の第1画面6Bに、「内視鏡側バルーン」→「収縮終了」、「オーバーチューブ側バルーン」→「拡張終了」を示す内視鏡バルーン情報画像6bを表示する。
以上のような図5乃至図11の操作を繰り返すことにより、前記内視鏡2及び前記オーバーチューブ3の深部挿入を進めていくことになるが、本実施例の内視鏡バルーン制御装置7は、その操作状態に応じて前記各バルーン9、11の動作状態を、図15乃至図25に示すように内視鏡画像とともにモニター6の画面6A上に表示させるようになっている。
また、本実施例では、上記内視鏡システム1の操作中に、術者によって前記リモートコントローラ8の緊急停止ボタン23(図3参照)が押下された場合には、前記内視鏡バルーン制御装置7は、図26に示すように、モニター6の画面6A上の第1画面6Bに、「内視鏡側バルーン」→「収縮中」、「オーバーチューブ側バルーン」→「収縮中」を示す内視鏡バルーン情報画像を表示し、第2画面6Cに内視鏡画像を表示すると同時に、新たに前記第1の画面6Bの領域6Xに「過送気緊急停止」といった警告文字を表示する。
なお、前記警告文字表示は、術者に確実に告知させるために点滅表示させたり、あるいは前記内視鏡バルーン情報画像とは異なる色で表示させても良い。
したがって、本実施例によれば、モニター6の画面6A上に内視鏡画像ととともに各バルーン9、11の動作状態を示す内視鏡バルーン情報画像を表示することができるので、術者に対して各バルーン9、11の状態を効果的に認識させることが可能となる。その他の効果は、前記第1実施例と同様である。
本発明は、上述した第1及び第2実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
[付記]
(1)挿入部先端の外周部に固定用のバルーンを取り付けた内視鏡の前記バルーン及び、先端外周部に固定用のバルーンを取り付け、前記内視鏡を挿通させるオーバーチューブの前記バルーンにエアを供給するポンプを有し、前記ポンプを動作させてエアを供給制御する内視鏡用バルーン制御装置と、
前記内視鏡からの撮像信号を処理するビデオプロセッサと、
前記ビデオプロセッサにより処理された内視鏡画像を表示するモニターと、
前記内視鏡に照明光を供給する光源装置と、
前記内視鏡バルーン制御装置を操作するためのリモートコントローラと、を備え、
前記内視鏡バルーン制御装置は、前記各バルーンの状態を検出し、この検出した状態情報を出力するための状態情報出力手段を有することを特徴とする内視鏡システム。
(2)挿入部先端の外周部に固定用のバルーンを取り付けた内視鏡の前記バルーン及び、先端外周部に固定用のバルーンを取り付け、前記内視鏡を挿通させるオーバーチューブの前記バルーンにエアを供給するポンプを有し、前記ポンプを動作させてエアを供給制御する内視鏡バルーン制御装置において、
前記各バルーンの状態を検出する状態検出手段と、この状態検出手段による検出結果に基づく表示を行うための状態情報を出力する状態情報出力手段とを設けたことを特徴とする内視鏡バルーン制御装置。
(3)前記状態情報出力手段は、前記内視鏡バルーン制御装置を操作するためのリモートコントローラに対し、このリモートコントローラに設けられた表示手段に前記状態情報に基づく表示を行うべく前記状態情報を出力することを特徴とする付記(2)に記載の内視鏡バルーン制御装置。
(4)前記状態情報出力手段は、前記内視鏡からの撮像信号を処理して内視鏡画像を出力するビデオプロセッサに前記状態情報を出力し、
前記ビデオプロセッサは、前記状態情報に基づく画像と前記内視鏡による前記内視鏡画像とを合成して、前記内視鏡画像を表示するモニターに表示させることを特徴とする付記(2)に記載の内視鏡バルーン制御装置。
(5)前記状態情報は、前記各バルーンの動作中または非動作の動作状態を示すものであることを特徴とする付記(2)乃至付記(4)のいずれか1つに記載の内視鏡バルーン制御装置。
(6)前記各バルーンの動作中を示す前記状態情報は、前記各バルーンの拡張状態または縮小状態を示すものである付記(5)に記載の内視鏡バルーン制御装置。
(7)前記ビデオプロセッサは、前記内視鏡バルーン制御装置に接続されるリモートコントローラに設けられた前記緊急停止ボタンが押下された場合には前記状態情報に基づく画像に緊急停止情報に基づくを画像を表示させることとを特徴とする付記(4)に記載の内視鏡バルーン制御装置。
(8)前記状態情報出力手段は、前記リモートコントローラまたは前記ビデオプロセッサに有線、あるいは無線によって前記状態情報の通信が可能であることを特徴とする付記(3)又は付記(4)に記載の内視鏡バルーン制御装置。
(9)前記内視鏡バルーン制御装置は、前記各バルーンへの送気または吸気流量を検出する流量検出手段を有し、この流量検出手段による検出結果に基づき前記ポンプを動作させて前記各バルーンへの送気または吸気流量を制御することを特徴とする付記(2)乃至付記(8)のいずれか1つに記載の内視鏡バルーン制御装置。
本発明の内視鏡バルーン制御装置は、内視鏡のバルーンとオーバーチューブのバルーンの状態を術者に認識させることができるので、各バルーンを用いた深部の観察、処置等の症例や深部の様々な部位の観察、処置等の症例を行う場合には特に有効である。
本発明の一実施例に係り、内視鏡バルーン制御装置を適用した内視鏡システムの全体構成を示す構成図。 図1の内視鏡バルーン制御装置の概略構成を示す構成図。 図2のリモートコントローラの構成例を示す図。 図2の内視鏡バルーン制御装置の内部構成を示すブロック図。 図5乃至図11は各バルーンを用いて内視鏡及びオーバーチューブの操作状態を説明するためのもので、図5は各バルーンをしぼませて内視鏡をオーバーチューブに挿通して腸管に挿入した状態を示す説明図。 オーバーチューブのバルーンを膨らませて腸管に固定した状態を示す説明図。 図6の状態からさらに内視鏡をオーバーチューブに挿入した状態を示す説明図。 図7の状態で内視鏡のバルーンを膨らませて腸壁に固定した状態を示す説明図。 図8の状態でオーバーチューブのバルーンをしぼませてさらにオーバーチューブを挿入した状態を示す説明図。 図9の状態からオーバーチューブの先端が内視鏡先端部まで移動した状態を示す説明図。 図10の状態でオーバーチューブのバルーンを膨らませて腸壁に固定した状態を示す説明図。 内視鏡バルーン制御装置の作用を説明するためのもので、制御部のメインプログラムを示すフローチャート。 図13乃至図26は本発明の第2実施例に係り、図13は内視鏡バルーン制御装置を適用した内視鏡システムの全体構成を示す構成図。 図13に示すビデオプロセッサ5の内部構成を示すブロック図。 図15乃至図26は本実施例の内視鏡バルーン制御装置による表示制御動作を説明するためのもので、図15は内視鏡システムの操作状態に対応するモニターの画面表示図。 内視鏡システムの操作状態に対応するモニターの画面表示図。 内視鏡システムの操作状態に対応するモニターの画面表示図。 内視鏡システムの操作状態に対応するモニターの画面表示図。 内視鏡システムの操作状態に対応するモニターの画面表示図。 内視鏡システムの操作状態に対応するモニターの画面表示図。 内視鏡システムの操作状態に対応するモニターの画面表示図。 内視鏡システムの操作状態に対応するモニターの画面表示図。 内視鏡システムの操作状態に対応するモニターの画面表示図。 内視鏡システムの操作状態に対応するモニターの画面表示図。 内視鏡システムの操作状態に対応するモニターの画面表示図。 緊停止ボタンが押下された場合のモニターの画面表示図。 図4の管路切替部を示すブロック図。
符号の説明
1…内視鏡システム、
2…内視鏡、
2A…操作部、
2B…挿入部、
2C…ユニバーサルコード、
3…オーバーチューブ、
4…光源装置、
5…ビデオプロセッサ、
6…モニター、
7…内視鏡バルーン制御装置、
8…リモートコントローラ、
9、11…バルーン、
10、12…エア供給チューブ、
12…内視鏡、
13…第1送気用チューブ、
14…第2送気用チューブ、
16…圧力表示器、
17…電源スイッチ、
23…緊急停止ボタン、
30…スイッチング電源部、
31a…第1プレーカ、
31b…第2プレーカ、
31c…第3プレーカ、
32a…第1ポンプ、
32b…第2ポンプ、
32c…第1流量調整バルブ、
32d…第2流量調整バルブ、
33…管路切替部、
33a…第1吸引バルブ、
33b…第1吐出バルブ、
33c…第2吸引バルブ、
33d…第2吐出バルブ、
34a…第1圧力センサ、
34b…第2圧力センサ、
35…制御部、
35a…状態検出出力部、
43…内視鏡画像生成部、
44…通信ユニット、
46…画像合成部。
代理人 弁理士 伊藤 進

Claims (4)

  1. 挿入部先端の外周部に固定用のバルーンを取り付けた内視鏡の前記バルーン及び、先端外周部に固定用のバルーンを取り付け、前記内視鏡を挿通させるオーバーチューブの前記バルーンにエアを供給するポンプを有し、前記ポンプを動作させてエアを供給制御する内視鏡バルーン制御装置において、
    前記各バルーンの状態を検出する状態検出手段と、この状態検出手段による検出結果に基づく表示を行うための状態情報を出力する状態情報出力手段とを設けたことを特徴とする内視鏡バルーン制御装置。
  2. 前記状態情報出力手段は、前記内視鏡バルーン制御装置を操作するためのリモートコントローラに対し、このリモートコントローラに設けられた表示手段に前記状態情報に基づく表示を行うべく前記状態情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡バルーン制御装置。
  3. 前記状態情報出力手段は、前記内視鏡からの撮像信号を処理して内視鏡画像を出力するビデオプロセッサに前記状態情報を出力し、
    前記ビデオプロセッサは、前記状態情報に基づく画像と前記内視鏡による前記内視鏡画像とを合成して、前記内視鏡画像を表示するモニターに表示させることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡バルーン制御装置。
  4. 前記状態情報は、前記各バルーンの動作中または非動作の動作状態を示すものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の内視鏡バルーン制御装置。
JP2004115849A 2004-04-09 2004-04-09 内視鏡バルーン制御装置 Expired - Lifetime JP4409340B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004115849A JP4409340B2 (ja) 2004-04-09 2004-04-09 内視鏡バルーン制御装置
CN2011101275192A CN102217925B (zh) 2004-04-09 2005-04-07 内窥镜球囊控制装置
EP09003482A EP2110068B1 (en) 2004-04-09 2005-04-07 Endoscope balloon control device
CN2005800121984A CN1946330B (zh) 2004-04-09 2005-04-07 内窥镜球囊控制装置
EP05728588A EP1731084B1 (en) 2004-04-09 2005-04-07 Endoscope balloon control device
DE602005025095T DE602005025095D1 (de) 2004-04-09 2005-04-07 Endoskop-ballonkontrollvorrichtung
PCT/JP2005/006874 WO2005096913A1 (ja) 2004-04-09 2005-04-07 内視鏡バルーン制御装置
US11/545,678 US8096942B2 (en) 2004-04-09 2006-10-10 Endoscope balloon control device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004115849A JP4409340B2 (ja) 2004-04-09 2004-04-09 内視鏡バルーン制御装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005296258A true JP2005296258A (ja) 2005-10-27
JP2005296258A5 JP2005296258A5 (ja) 2007-04-19
JP4409340B2 JP4409340B2 (ja) 2010-02-03

Family

ID=35124777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004115849A Expired - Lifetime JP4409340B2 (ja) 2004-04-09 2004-04-09 内視鏡バルーン制御装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8096942B2 (ja)
EP (2) EP2110068B1 (ja)
JP (1) JP4409340B2 (ja)
CN (2) CN1946330B (ja)
DE (1) DE602005025095D1 (ja)
WO (1) WO2005096913A1 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007209626A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Fujinon Corp バルーン制御装置
JP2011087647A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Hoya Corp 処置用オーバーチューブ及び処置システム
JP2013500775A (ja) * 2009-07-29 2013-01-10 メイヨ・ファウンデーション・フォー・メディカル・エデュケーション・アンド・リサーチ 体腔圧力の評価システム、装置及び方法
JP2014188079A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Olympus Medical Systems Corp 挿入装置
JP2014188080A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Olympus Medical Systems Corp 挿入装置
JP2016137206A (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 富士フイルム株式会社 バルーン制御装置用リモートコントローラ及び内視鏡システム
JP2020044032A (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 磁気共鳴イメージング装置及び静磁場磁石ユニット
EP4289333A1 (en) 2022-06-09 2023-12-13 FUJI-FILM Corporation Endoscope device

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4409340B2 (ja) * 2004-04-09 2010-02-03 オリンパス株式会社 内視鏡バルーン制御装置
JP2008259701A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Olympus Corp 生体内挿入器具
US20110082450A1 (en) * 2009-10-02 2011-04-07 Cardiofocus, Inc. Cardiac ablation system with inflatable member having multiple inflation settings
US10485401B2 (en) 2009-12-15 2019-11-26 Lumendi Ltd. Method and apparatus for manipulating the side wall of a body lumen or body cavity so as to provide increased visualization of the same and/or increased access to the same, and/or for stabilizing instruments relative to the same
US9986893B2 (en) 2009-12-15 2018-06-05 Cornell University Method and apparatus for manipulating the side wall of a body lumen or body cavity so as to provide increased visualization of the same and/or increased access to the same, and/or for stabilizing instruments relative to the same
WO2011084490A1 (en) 2009-12-15 2011-07-14 Cornell University Method and apparatus for stabilizing, straightening, or expanding the wall of a lumen or cavity
US11877722B2 (en) 2009-12-15 2024-01-23 Cornell University Method and apparatus for manipulating the side wall of a body lumen or body cavity
US10149601B2 (en) 2009-12-15 2018-12-11 Lumendi Ltd. Method and apparatus for manipulating the side wall of a body lumen or body cavity so as to provide increased visualization of the same and/or increased access to the same, and/or for stabilizing instruments relative to the same
US11986150B2 (en) 2009-12-15 2024-05-21 Lumendi Ltd. Method and apparatus for manipulating the side wall of a body lumen or body cavity so as to provide increased visualization of the same and/or increased access to the same, and/or for stabilizing instruments relative to the same
EP3892183A1 (en) 2010-03-09 2021-10-13 Smart Medical Systems Ltd Balloon endoscope and methods of manufacture and use thereof
EP3461527B1 (en) 2011-03-07 2021-03-03 Smart Medical Systems Ltd. Open-loop pressure control system for an endoscope
CN105263641A (zh) 2013-05-21 2016-01-20 智能医疗系统有限公司 内窥镜再处理系统和方法
CN103462583A (zh) * 2013-08-03 2013-12-25 徐怀 一种调节内窥镜观察角度的方法
EP2881042B1 (en) * 2013-08-22 2018-11-21 Olympus Corporation Ultrasound endoscope and ultrasound balloon for endoscope
WO2016103247A1 (en) 2014-12-22 2016-06-30 Smart Medical Systems Ltd. Balloon endoscope reprocessing system and method
ES2860684T3 (es) 2015-04-03 2021-10-05 Smart Medical Systems Ltd Adaptador electroneumático de endoscopio
US10765304B2 (en) * 2015-09-28 2020-09-08 Bio-Medical Engineering (HK) Limited Endoscopic systems, devices, and methods for performing in vivo procedures
US11179027B2 (en) 2015-12-05 2021-11-23 The Regents Of The University Of Colorado, A Body Corporate Endoscopic devices and methods using same
CN105640478A (zh) * 2015-12-17 2016-06-08 金吉安 一种双吸管式小肠镜
US11577056B2 (en) 2018-01-16 2023-02-14 Aspero Medical, Inc. Medical devices including textured inflatable balloons
US11730928B2 (en) 2018-01-16 2023-08-22 Aspero Medical, Inc. Split overtube assembly
EP3740169A4 (en) 2018-01-16 2021-10-06 The Regents Of The University Of Colorado MEDICAL DEVICES INCLUDING TEXTURED INFLATABLE BALLOONS
WO2020012545A1 (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 オリンパス株式会社 光治療支援装置、光治療システムおよび光治療支援方法
US11229346B2 (en) * 2018-11-15 2022-01-25 Olympus Corporation Medical method for a lumen
WO2021132153A1 (ja) * 2019-12-26 2021-07-01 富士フイルム株式会社 内視鏡及び内視鏡システム
CN111759259A (zh) * 2020-07-17 2020-10-13 周国武 一种外套于支气管镜的封堵球囊导管
CN111759266B (zh) * 2020-07-17 2024-02-09 周国武 一种带有安全球囊的支气管镜
CN115154855A (zh) * 2022-07-12 2022-10-11 张琪 一种压力扩张装置
CN115054288B (zh) * 2022-07-15 2024-06-11 兰州大学 一种靶向采集消化道气体生物学信息的装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002301019A (ja) * 2001-04-09 2002-10-15 Hironori Yamamoto 内視鏡装置
JP2005007030A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡装置

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3720199A (en) * 1971-05-14 1973-03-13 Avco Corp Safety connector for balloon pump
US4040413A (en) * 1974-07-18 1977-08-09 Fuji Photo Optical Co. Ltd. Endoscope
US4690131A (en) * 1985-05-31 1987-09-01 The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services Medical apparatus
EP0494094A3 (en) * 1985-06-05 1992-10-07 Nestle S.A. Fluid flow control system and connecting fitting therefor
US4676228A (en) * 1985-10-25 1987-06-30 Krasner Jerome L Medical apparatus having inflatable cuffs and a middle expandable section
US5090259A (en) * 1988-01-18 1992-02-25 Olympus Optical Co., Ltd. Pipe-inspecting apparatus having a self propelled unit
US5021046A (en) * 1988-08-10 1991-06-04 Utah Medical Products, Inc. Medical pressure sensing and display system
US4934786A (en) * 1989-08-07 1990-06-19 Welch Allyn, Inc. Walking borescope
JP3063784B2 (ja) * 1991-03-26 2000-07-12 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡装置
US5788688A (en) * 1992-11-05 1998-08-04 Bauer Laboratories, Inc. Surgeon's command and control
JP3030348B2 (ja) * 1993-01-29 2000-04-10 富士写真光機株式会社 電子内視鏡
JPH08123595A (ja) * 1994-10-20 1996-05-17 Olympus Optical Co Ltd 医療用キーボード装置
US5749853A (en) * 1995-03-17 1998-05-12 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Inflation control system with elapsed time measurement
US6270477B1 (en) * 1996-05-20 2001-08-07 Percusurge, Inc. Catheter for emboli containment
US6007482A (en) * 1996-12-20 1999-12-28 Madni; Asad M. Endoscope with stretchable flexible sheath covering
US20010020150A1 (en) * 1998-02-06 2001-09-06 Biagio Ravo Inflatable intraluminal molding device
US6051016A (en) * 1999-03-29 2000-04-18 Instrumed, Inc. System and method of controlling pressure in a surgical tourniquet
JP4517321B2 (ja) * 2000-06-05 2010-08-04 有限会社エスアールジェイ オーバーチューブ
US6616597B2 (en) * 2000-12-12 2003-09-09 Datascope Investment Corp. Intra-aortic balloon catheter having a dual sensor pressure sensing system
JP3859491B2 (ja) 2001-11-15 2006-12-20 オリンパス株式会社 内視鏡用シース
JP4409340B2 (ja) * 2004-04-09 2010-02-03 オリンパス株式会社 内視鏡バルーン制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002301019A (ja) * 2001-04-09 2002-10-15 Hironori Yamamoto 内視鏡装置
JP2005007030A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007209626A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Fujinon Corp バルーン制御装置
JP2013500775A (ja) * 2009-07-29 2013-01-10 メイヨ・ファウンデーション・フォー・メディカル・エデュケーション・アンド・リサーチ 体腔圧力の評価システム、装置及び方法
US10194813B2 (en) 2009-07-29 2019-02-05 Mayo Foundation For Medical Education And Research Systems, devices and methods for assessment of body cavity pressures
JP2011087647A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Hoya Corp 処置用オーバーチューブ及び処置システム
JP2014188079A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Olympus Medical Systems Corp 挿入装置
JP2014188080A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Olympus Medical Systems Corp 挿入装置
JP2016137206A (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 富士フイルム株式会社 バルーン制御装置用リモートコントローラ及び内視鏡システム
JP2020044032A (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 磁気共鳴イメージング装置及び静磁場磁石ユニット
JP7346017B2 (ja) 2018-09-18 2023-09-19 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 磁気共鳴イメージング装置及び静磁場磁石ユニット
EP4289333A1 (en) 2022-06-09 2023-12-13 FUJI-FILM Corporation Endoscope device

Also Published As

Publication number Publication date
CN1946330A (zh) 2007-04-11
EP2110068B1 (en) 2011-08-03
JP4409340B2 (ja) 2010-02-03
WO2005096913A1 (ja) 2005-10-20
CN1946330B (zh) 2011-07-13
US20070055101A1 (en) 2007-03-08
DE602005025095D1 (de) 2011-01-13
EP1731084A1 (en) 2006-12-13
CN102217925B (zh) 2012-11-14
CN102217925A (zh) 2011-10-19
US8096942B2 (en) 2012-01-17
EP1731084B1 (en) 2010-12-01
EP1731084A4 (en) 2008-08-20
EP2110068A1 (en) 2009-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4409340B2 (ja) 内視鏡バルーン制御装置
EP1902661B1 (en) Endoscope device
JP3806934B2 (ja) 内視鏡システム
KR100840050B1 (ko) 내시경 벌룬 제어 장치
JP4481692B2 (ja) 内視鏡バルーン制御装置
JP2007209626A (ja) バルーン制御装置
JP2008212671A (ja) 処置システム
WO2005089625A1 (ja) 内視鏡バルーン制御装置及び内視鏡バルーン制御装置の異常判定方法
JP5242733B2 (ja) 内視鏡バルーン制御装置
JP5165338B2 (ja) 内視鏡システム
US11141053B2 (en) Endoscope apparatus and control apparatus
JP2005270335A (ja) 内視鏡及び内視鏡装置
JP4727224B2 (ja) 送気装置
KR100848771B1 (ko) 내시경 벌룬 제어 장치
JP2005007030A (ja) 内視鏡装置
JP2003010105A (ja) 内視鏡装置
JP2007111542A (ja) 内視鏡装置
JP3031475B2 (ja) 内視鏡装置
JP5400841B2 (ja) 内視鏡システム
JP2007330628A (ja) 医療装置用バルーン及びそれを備えた医療装置
CN117241720A (zh) 控制装置、内窥镜系统以及控制方法
WO2016009709A1 (ja) 内視鏡システム
JP2006129948A (ja) 送気装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070301

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091020

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091111

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4409340

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131120

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term