JP2005292518A - 光ファイバテープユニット及び光ファイバケーブル - Google Patents

光ファイバテープユニット及び光ファイバケーブル Download PDF

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Hiroki Ishikawa
弘樹 石川
Keisuke Okada
圭輔 岡田
Hisashi Tanji
久 丹治
Atsushi Suzuki
厚 鈴木
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Abstract

【課題】 光ファイバテープ心線が各光ファイバにばらけにくく、かつ、容易に分岐でき、この光フィバテープ心線を複数枚連結し、活線分岐を容易におこなえる光ファイバテープユニットを提供する。
【解決手段】 複数本の光ファイバ3を並列し、これらの光ファイバ3を全長にわたり樹脂4により一体化した光ファイバテープ心線1を複数枚並列に並べ、これらの光ファイバテープ心線1を連結用樹脂2により連結した光ファイバテープユニットである。更に、光ファイバテープ心線1の厚さの最大値をT(μm)とし、前記光ファイバの外径をd(μm)としたとき、T≦d+40(μm)である光ファイバテープ心線を用いた光ファイバテープユニットである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、前記複数本の光ファイバを全長にわたり樹脂により一体化した光ファイバテープ心線を複数枚並列に並べ、前記複数枚の光ファイバテープ心線を連結用樹脂により連結した光ファイバテープユニット及び該光ファイバテープユニットを用いた光ファイバケーブルに関する。
複数本の光ファイバをテープ状に並べ一体化した光ファイバテープ心線としては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特許文献1では、図14に示すように、光ファイバ素線はその最外周に着色層が設けられ、かつ一括被覆層が光ファイバ素線の全周を覆って設けられた場合の光ファイバテープ心線の実施例であって、符号101は光ファイバ素線で、それは、中心に光ファイバ102を有し、その上の周囲に例えば紫外線硬化型樹脂からなる第1の被覆層103および第2の被覆層104とが順次施されており、さらにその上の周囲には紫外線硬化樹脂からなる着色インクを塗布した着色層105が設けられてなるものであって、その複数本、通常は4n(nは2、3・・・)本、この実施例では8本が1列に平行に配列されている。符号106は、それらの平行に配列された光ファイバ素線101の素線間を埋めて一体化し、かつ素線101の外周に厚さh=10μm以下に被覆された例えば紫外線硬化性樹脂からなる一括被覆層である。(A)は上記光ファイバテープ心線の平面図であって、そこに明瞭に示されているように、一括被覆層106は、長手方向に間欠的に剥ぎ取られて、光ファイバ素線101が露出された被覆層のない間欠部107が形成されて、被覆層106が残された部分の被覆部108と上記間欠部とが交互に配置されている。(B)は、上記被覆部108の部分における横断面図を示している。
また、複数枚の光ファイバテープ心線を連結したものとして、例えば、特許文献2に記載されたものがある。
特許文献2では、図15に示すように、分割型光ファイバテープ心線201であって、202はガラスファイバ、203は保護被覆層、204は着色層、205は一括樹脂被覆層、206は光ファイバテープ心線、207は連結用樹脂である。
実開平4−75304号明細書全文 特開平10−197767号明細書
複数本の光ファイバを使用するときに、これらの光ファイバを樹脂により一体化し光ファイバテープ心線として使用することがある。この光ファイバテープ心線は、光ファイバの使用態様により、光ファイバテープ心線から光ファイバに分岐することがある。
この分岐作業において、光ファイバテープ心線に収容されている光ファイバの本数が少ない場合、一体化している樹脂を取り除き、各光ファイバにばらした後、必要とする光ファイバを取り出して分岐している。ところが、多数本の光ファイバを収容している光ファイバテープ心線の場合、この光ファイバテープ心線から光ファイバを分岐する際に、各光ファイバにばらしてしまうと、光ファイバどうしが絡みあったり、全てばらばらにするため分岐作業に時間がかかってしまう。
そこで、多数本の光ファイバを一体化して使用する場合、複数本の光ファイバを一体化し光ファイバテープ心線としておき、この光ファイバテープ心線を複数枚ならべ、これらの光ファイバテープ心線を連結して光ファイバテープユニットとして使用すると、分岐作業が効率よく行える。
分岐作業の一例として、敷設している光ファイバテープユニットから光ファイバを分岐するとき、光ファイバの一部が既に伝送路とし使用されている光ファイバテープ心線から伝送路として使用していない光ファイバを分岐させる(以下、活線分岐という)ことがある。
このような活線を含む光ファイバテープユニットの分岐作業において、光ファイバを一体化している樹脂が多かったり、光ファイバテープ心線を連結している樹脂が多いと、これらの樹脂を取り除く際に、大きなが力が必要となり、分岐作業に時間を要する。さらに、これらの樹脂を取り除く際に、光ファイバテープ心線を必要以上に曲げてしまったり、押し付けてしまう可能性があり、このような場合、伝送路として使用している光ファイバの伝送損失が増大したり、光信号が瞬断することが考えられる。
逆に、光ファイバを一体化している樹脂を少なくしたり、光ファイバテープ心線を連結している樹脂を少なくすると、光ファイバを一体化(テープ化)できなかったり、わずかな外力で樹脂に亀裂や破損が発生して各光ファイバにばらけてしまう可能性がある。特に、光ファイバの本数が多いと、このような傾向が強いため、光ファイバを一体化する樹脂や光ファイバテープ心線を連結している樹脂は、活線分岐に重要な影響を及ぼすことが判明した。
本発明の目的は、光ファイバテープ心線が各光ファイバにばらけにくく、かつ、容易に分岐でき、この光フィバテープ心線を複数枚連結し、活線分岐を容易におこなえる光ファイバテープユニットを提供することにある。
本発明にかかる光ファイバテープユニットは、複数本の光ファイバを並列し、複数本の光ファイバを全長にわたり樹脂により一体化した光ファイバテープ心線を複数枚並列に並べ、複数枚の光ファイバテープ心線を連結用樹脂により連結した光ファイバテープユニットであって、光ファイバテープ心線の厚さの最大値をT1(μm)とし、光ファイバの外径をd(μm)としたとき、T1≦d+40(μm)である光ファイバテープ心線を用いることである。
また、本発明にかかる光ファイバテープユニットは、複数本の光ファイバの全周が樹脂により被覆されて一体化している光ファイバテープ心線を用いてもよく、また、T1≦d+25(μm)である光ファイバテープ心線を用いてもよい。
また、本発明にかかる光ファイバテープユニットは、光ファイバテープ心線内の隣り合う光ファイバどうしが、互いに接触して一体化している光ファイバテープ心線を用いてもよい。
また、本発明にかかる光ファイバテープユニットは、光ファイバテープ心線の隣り合う光ファイバどうしの窪みに応じて一体化した樹脂により凹部が形成されている光ファイバテープ心線を用いてもよい。
また、本発明にかかる光ファイバテープユニットは、光ファイバの外径をd(μm)とし、光ファイバテープ心線の凹部での厚さをg1(μm)としたとき、g1≦d(μm)である光ファイバテープ心線を用いてもよく、また、g1≦0.8×d(μm)である光ファイバテープ心線を用いてもよい。
また、本発明にかかる光ファイバテープユニットは、光ファイバと光ファイバを一体化している樹脂との密着力が、0.245(mN)〜2.45(mN)の範囲内である光ファイバテープ心線を用いてもよく、また、光ファイバを一体化している樹脂の降伏点応力が20(MPa)〜45(MPa)の範囲内である光ファイバテープ心線を用いてもよい。
また、本発明にかかる光ファイバテープユニットは、光ファイバを直径15mmに曲げたとき、波長1.55μmにおける損失増加が0.1(dB/ターン)以下である光ファイバを用いてもよく、また、光ファイバテープユニットから光ファイバテープ心線に分割する際に、光ファイバに発生する損失増加が波長1.55(μm)において1.0(dB)以下であるように構成してもよい。
また、本発明にかかる光ファイバテープユニットは、光ファイバテープ心線から光ファイバに分岐する際に、光ファイバに発生する損失増加が波長1.55(μm)において1.0(dB)以下である光ファイバテープ心線を用いてもよく、また、波長1.55(μm)におけるモードフィールド径が10(μm)以下である光ファイバを用いてもよく、また、光ファイバテープ心線の束状態における偏波モード分散が0.2(ps/km1/2)以下である光ファイバテープ心線を用いてもよい。
また、本発明にかかる光ファイバテープユニットは、連結用樹脂が、複数枚の光ファイバテープ心線の全周を被覆して連結していてもよく、また、光ファイバテープ心線の一部を露出した状態で、連結用樹脂により複数枚の光ファイバテープ心線が連結していてもよい。
また、本発明にかかる光ファイバテープユニットは、連結用樹脂が光ファイバテープ心線どうしにより形成された窪みのみに備えられていてもよく、また、光ファイバを一体化した樹脂により形成された凹部に連結用樹脂が備えられていてもよい。
また、本発明にかかる光ファイバテープユニットは、光ファイバテープユニットの厚さの最大値をT2、光ファイバテープ心線の厚さの最大値をT1としたとき、T1+4(μm)≦T2(μm)≦T1+25(μm)であってもよい。
また、本発明にかかる光ファイバテープユニットは、隣り合う光ファイバテープ心線どうしの窪みに応じて連結用樹脂により谷部が形成されていてもよく、また、光ファイバテープ心線の厚さの最大値をT2、谷部での厚さをg2としたとき、g2≦T1であってもよい。
また、本発明にかかる光ファイバケーブルは、本発明の光ファイバテープユニットを集線したものであってもよく、さらに、抗張力体が備えられていてもよい。
本発明にかかる光ファイバテープユニットによれば、光ファイバテープ心線がばらけにくく、かつ、分岐しやすいものを用いていおり、この光ファイバテープ心線を複数連結しているため、活線分岐を容易に行うことができる。また、光ファイバテープ心線を連結している樹脂を所望の厚さや所望の形状にしているため、光ファイバテープ心線を容易に活線分割できる。さらに、光ファイバを複数本で一体化した光ファイバ心線を複数枚連結しており、光ファイバの分岐時に、分岐しない光ファイバを光ファイバテープ心線としてまとめておくことができる。
以下、本発明を実施するための最良形態の一例を図面及び表を参照しながら詳細に説明する。
図1(A)は、本発明にかかる光ファイバテープユニットの第1実施形態を示す断面図であり、図1(B)はその斜視図、図1(C)は光ファイバの断面図である。光ファイバテープユニット100は、複数枚の光ファイバテープ心線1(本実施形態では一例として2枚用いている)を並べ、樹脂2により光ファイバテープ心線1、1の周りを被覆して連結、一体化したものである。連結用樹脂2としては、熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂等いかなる樹脂も適用可能であるが、一例として本実施形態では紫外線硬化型樹脂を用いて連結している。図1では、2枚の光ファイバテープ心線1、1どうしを接触した状態でならべて一体化した例を示しているが、2枚の光ファイバテープ心線1、1を接触させないでならべて一体化したものも本発明に含まれる。
それぞれの光ファイバテープ心線1、1は、複数本の光ファイバ3(本実施形態では一例として4本用いている)を接触させた状態で樹脂4により全周を被覆し一体化しており、かつ、樹脂4は4本の光ファイバを光ファイバテープ心線の長手方向で全長にわたり覆っている。この樹脂としては、熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂等いかなる樹脂を用いることができるが、一例として本実施形態では紫外線硬化型樹脂を用いている。この光ファイバテープ心線1は、光ファイバ3どうしを接触させて一体化しているが、光ファイバ3どうしが接触せず離れているものも本発明に含まれる。ここで、接触しているとは、光ファイバテープ心線1に含まれる少なくとも2本の光ファイバ3或いは光ファイバテープユニット100に含まれる少なくとも2枚の光ファイバテープ心線1が接触していることであり、接触していないとは少なくとも2本の光ファイバ3或いは少なくとも2枚の光ファイバテープ心線1が接触していないことをいう。
光ファイバテープ心線1どうし或いは光ファイバ3どうしが接触している場合と接触していない場合とを比較すると、接触している方が光ファイバテープユニット100から光ファイバテープ心線1に分割し易い傾向があり、また、光ファイバテープ心線1から光ファイバ3に分岐し易い傾向がある。光ファイバテープ心線1どうし或いは光ファイバ3どうしが接触していない場合、分岐性を考慮すると光ファイバ心線1どうし或いは光ファイバ3どうしの間隔は、凡そ10μm以下であることが望ましい。これは、光ファイバテープ心線1どうしの間に入る樹脂の量を小さくでき、また、光ファイバ3どうしの間に入る樹脂の量を小さくでき、従って、活線分割や活線分岐を容易にできるからである。
図1(C)には、本発明にかかる光ファイバテープユニットに用いる光ファイバの断面図を示している。この光ファイバ3は、コア5aとクラッド5bを含むガラスファイバ5と、このガラスファイバ5がその外周で保護被覆6により覆われ、さらに、保護被覆6の外周が着色層7により覆われている。
本発明に適用可能なガラスファイバは、上述したガラスファイバ5には限定されず、例えばコアと複数のクラッド層を含むガラスファイバなどいかなる屈折率分布をもつガラスファイバも用いることができる。また、保護被覆6についても、複数層の保護被覆からなるものであってもよく、また、着色層7を備えていない光ファイバ素線であっても本発明に適用可能である。
本実施形態の光ファイバテープユニット100では、光ファイバテープ心線1、1が樹脂2により覆われており、この樹脂2は平坦部2a、2aが形成されている。また、光ファイバテープ心線1、1の光ファイバを樹脂4により一体化しており、この樹脂も平坦部4a、4aが形成されている。
このような光ファイバユニット100において、一部の光ファイバが伝送路として使用されおり、また、他の一部が伝送路として未使用である場合、これらを含む光ファイバユニット100から伝送路として未使用の光ファイバを取り出すことを活線分岐という。
この活線分岐の作業について、図2〜図5を参照しながら説明する。
図2は2枚の光ファイバテープ心線1、1を含む光ファイバテープユニット100から2枚の光ファイバテープ心線1、1に分割する方法について説明した断面図である。分割工具10は上型11と下型12を含み、上型11はその上部で上フレーム13に固定され、下型12はその下部で下フレーム14に固定されている。さらに、上フレーム13はその一方端部で上ガイド15と固定され、下フレームはその一方端部で下ガイド16と固定されており、光ファイバテープユニット100の分割時に、両ガイド15、16が上下型11、12の側面に沿うことで、分割工具10の正確な垂直移動を実現している。
最初に、光ファイバテープユニット100の分割箇所に分割工具10を配置し、図2(A)に示すように、上型11と下型12の間に光ファイバテープユニット100を配置する。上ガイド15を下型12の側面に沿わせるように、上フレーム13を下方向に下ろしていき、上ガイド15の下面15aが下フレームの上面14aに接触するまで矢印A方向に移動させていく。このときに、上型11と下型12により、2枚の光ファイバテープ心線1、1の間の樹脂2が引きちぎられ、図2(B)に示すように、それぞれの光ファイバテープ心線1、1に分割される。この分割工具10による分割方法では上フレーム13を下方向に移動させて分割する例で説明したが、その他、下フレーム14を上方向に移動させてもよく、また、上下フレーム13、14を互いに移動させてもよい。
次に、図3に示すように、分割棒20を分割部2A間にはさみ、光ファイバテープユニット100の長手方向(矢印B方向)に移動させていき、分割部2Aを拡大させる。この分割部2Aでは、2枚の光ファイバテープ心線1、1の連結が切り裂かれた状態となっており、これらのうち一方の光ファイバテープ心線1から必要な光ファイバ3を取り出すこととなる。その際、光ファイバテープ心線1の周りには連結用樹脂2がついているため、この連結用樹脂2を取り除く。
図4には、連結用樹脂2を除去ブラシ25を用いて取り除く作業の一例を示している。除去ブラシ(除去工具)25は上ベース26、下ベース27にそれぞれ線材28、29が立設しており、これらの線材28、29間に分割した光ファイバテープ心線1を挟み込んで、除去ブラシ25を光ファイバテープ心線1の長手方向に往復移動または片側移動させていくことで光ファイバテープ心線1から連結用樹脂2を除去する。なお、線材の種類や形状、寸法等は活線分岐が可能であれば、いかなる種類も適用可能である。
光ファイバテープ心線1から連結用樹脂2を取り除いたら、図5に示すように分岐ブラシ30を用いて光ファイバ3を一体化している一体化樹脂4を取り除く。分岐ブラシ30(分岐工具)は、上ベース31、下ベース32にそれぞれ線材33、34が備えられている、これらの線材33、34の間に光ファイバテープ心線1を配置し、一体化樹脂4を線材33、34で挟み込んで分岐ブラシ30を往復移動或いは片側移動させて一体化樹脂4を取り除いていく。なお、線材の種類や形状、寸法等は活線分岐が可能であれば、いかなる種類も適用可能である。
上述した活線分岐の作業では、連結用樹脂2の取り除きには除去ブラシ25を用い、一体化樹脂4の除去には分岐ブラシ30を用いていたが、必要とする光ファイバ3を取り出す際に活線分岐が可能であれば、1つの分岐工具により連結用樹脂2及び一体化樹脂4の除去を行うこともできる。
また、2枚の光ファイバテープ心線1、1の一方を活線分岐して光ファイバ3を取り出したが、他方の光ファイバテープ心線1は、分岐する必要がない場合は、光ファイバ3をばらばらにすることなく光ファイバテープ心線1で光ファイバ3をまとめておくことができる。
上述した活線分岐において、光ファイバユニット100の光ファイバテープ心線1を覆って連結している樹脂2の平坦部2aや光ファイバテープ心線1の光ファイバ3を一体化している樹脂4の平坦部4aが、伝送路として使用している光ファイバの伝送損失に大きな影響を及ぼすことが判明した。すなわち、良好な分岐作業性や活線分岐時の伝送損失増大の抑制、そして、光ファイバテープ心線として、複数本の光ファイバを一体化してばらけないようにしておくこと(一体化維持)等を考慮すると、平坦部2a、4aの厚さには、一定の範囲があることがわかった。
表1には、外径d=250μmの光ファイバ3を4本用い、これらの光ファイバ3を一体化している樹脂4の平坦部4aの厚さをかえてみたときの、分岐性及び伝送損失の増大(活線ロス増)について検討した結果を示している。ここで、樹脂4の平坦部4aの厚さとは、図1に示すように、光ファイバテープ心線1の厚さの最大値T1を示している。
表1において、分岐性とは光ファイバテープ心線から光ファイバを分岐するまでの分岐作業に要する時間(分岐時間という)で評価し、分岐時間が5分以上であるときには分岐性が×で示され、分岐時間が5分以内のとき△、3分以内のときに○で示される。また、表1における活線ロス増とは、分岐時の光ファイバの伝送損失の増加が波長1.55μmにおいて1.0dB以上の場合×で示され、1.0dB以下の場合△、0.5dB以下の場合○で示される。
また、樹脂厚t1は、光ファイバ3の共通接線S1と平坦部4aとの間の距離をあらわしている。
ここで、分岐時の損失増加の測定方法を図6に示す。図6(A)、(B)に示すように、光ファイバテープユニット100を準備し、一方端部からファイバ3a及び光ファイバ3eのガラスファイバをそれぞれ光源40と接続する。光ファイバテープユニット100の他方端部では、2本の光ファイバ3a、3dのガラスファイバを融着接続し、また、2本の光ファイバ3e、3hのガラスファイバを融着接続する。光ファイバテープユニット100の一方端部側で、2本の光ファイバ3d、3hのガラスファイバをそれぞれ受光器41と接続する。受光器41はストレージオシロスコープ42に接続されており、これにより光ファイバテープユニットからの分割時の伝送損失の増大値或いは光ファイバテープ心線からの分岐時の伝送損失の増大値を測定する。
発光器41から波長1.55μmの光を導出すると、この光は、光ファイバ3a、3eにそれぞれ送られ、光ファイバ3d、3hを経由して受光器41で受光された後、ストレージオシロスコープ42で伝送損失の量(値)に変換される。図6(C)に示すように、光ファイバテープユニット100を2枚の光ファイバテープ心線1、1に分割し、この分割領域を約50cm長手方向に拡大し、これらの作業時の伝増損失の増大値を測定する。また、その後、一方の光ファイバテープ心線1を4本の光ファイバ3e,3f、3g、3hに分岐し、この分岐時の伝送損失の増大値を測定する。
表1に示すように、樹脂厚t1が25μmのとき、分岐性、活線ロス増の評価がともに×であり、活線分岐できなかった。この場合、樹脂4が厚いため、分岐作業に時間がかかるとともに、光ファイバの損失増加が大きかった。樹脂厚t1が20μm以下、すなわちT1≦d+40μmであれば、いずれも活線分岐できた。樹脂厚t1が15〜20μmの間では、若干の損失増加があったが、光ファイバの光信号を瞬断させることなく活線分岐できた。更に、樹脂厚t1が5〜12.5μmの間、すなわち、T1≦d+25μmの場合、損失がほとんど増加することなく、短時間で良好に活線分岐することができた。更に、光ファイバテープ心線がT1≦d+40μmやT1≦d+25μmのものは、光ファイバ3を一体化している樹脂の厚さが薄くても、光ファイバがばらけることなく光ファイバテープ心線として一体性を維持できることも確認できた。
本実施形態にかかる光ファイバテープユニットは複数枚の光ファイバテープ心線の全周を連結用樹脂で被覆している。そのため、光ファイバテープユニットから光ファイバテープ心線に分割するときに、外力等が作用して光ファイバを一体化している樹脂に亀裂等が発生しても連結用樹脂により覆われており、光ファイバテープ心線としての一体化維持が可能である。
本発明にかかる光ファイバテープユニットにおいて、活線分岐が可能か否かは、使用する光ファイバの特性も影響する。例えば、光ファイバ3を直径15mmに曲げた時、波長1.55μmにおける損失増加が0.1dB/ターン以下であれば、活線分岐が可能である。このような小径曲げに強い光ファイバを用いることで、分岐作業時に曲げられても、損失増加量を抑制できる。上記の条件において、損失増加が0.1dB/ターンを超えると、分岐時の作業の仕方によって、活線分岐できないことがある。
また、本発明に使用する光ファイバの波長1.55μmにおけるモードフィールド径(MFD)が10μm以下であれば、活線分岐時の損失増加を抑えることが可能であり、MFDが10μmを超えると、分岐の作業の仕方によっては、活線分岐ができないことがある。
また、伝送容量の向上には、1本の光ファイバに多数の加入者の信号を重複させる波長多重伝送(WDM)技術が有効であり、PMDが小さく、高速長距離伝送可能な光ファイバケーブルが望まれる。本発明に係る光ファイバユニットのように、リンクPMDが0.2(ps/km1/2)以下であると、伝送可能距離は、伝送速度が40Gbpsの場合に625km、伝送速度が80Gbpsの場合に156kmとなり、より好ましい。
また、本発明に用いる光ファイバテープ心線は、光ファイバを一体化している樹脂4の材質によって、分岐時の伝送損失の増大や分岐作業効率に影響を及ぼすことがある。樹脂4の材料としては、降伏点応力が20MPa〜45MPaの範囲内であることが望ましく、容易に分岐作業を行うことができたり、活線分岐時の伝送損失を抑制することができる。樹脂の降伏点応力はJIS−K7113に従い、2号試験片について引っ張り速度を50mm/分として測定する。降伏点応力が20MPa未満であると光ファイバテープユニットにするときに外力により樹脂に亀裂等が発生して光ファイバにばらけてしまうことがある。また、樹脂の降伏点応力が45MPaを超えると、分岐時、樹脂の除去がしにくく、分岐作業性がよくないことがある。
また、本発明に用いる光ファイバテープ心線において、光ファイバとこの光ファイバを一体化している樹脂との密着力が0.245mN〜2.45mNの範囲内であることが望ましい。密着力がこの範囲内であれば、光ファイバを容易に分岐することができる。密着力が0.245mN未満となると、密着力が小さく、光ファイバテープ心線から光ファイバがばらけ易くなり、光ファイバテープ心線として一体性を維持するのが難しくなることがある。また、密着力が2.45mNを超えると、良好な分岐作業を行うことが難しくなったり、分岐時に光ファイバの着色層や保護被覆がはがれてしまうことがある。
上述した密着力の測定方法について図7を参照して説明する。光ファイバテープ心線1の光ファイバ3を一体化している樹脂の片面、およそ半分を取り除き、光ファイバ3を露出する。任意の光ファイバ1本を持ち上げるように一体化樹脂4から取り出し、そのときの力を測定する。
また、本発明にかかる光ファイバユニットでは、複数枚の光ファイバテープ心線を覆いかつこれらを連結している樹脂の厚さが活線分岐時に影響を及ぼすことがある。この樹脂の被覆が厚ければ、例えば、2枚の光ファイバテープ心線に分岐するときに、大きな力が必要となり、この大きな力が光ファイバに作用して活線分岐できなくなることがある。この樹脂の厚さについて検討した結果、樹脂厚が2μm〜12.5μmの範囲内ならば、光ファイバテープユニットから光ファイバを良好に活線分岐できることが確認できた。すなわち、図1に示すように、光ファイバテープユニットの厚さの最大値をT2、光ファイバテープ心線の厚さの最大値とT1としたとき、T1+4(μm)≦T2(μm)≦T1+25(μm)の範囲内であると、光ファイバテープ心線1に分割するときの伝送損失の増加が波長1.55μmで1.0dB以下となり良好に活線分岐ができる。
樹脂厚が2μm未満であると、複数枚の光ファイバテープ心線が光ファイバテープユニットとして一体性を維持することが難しく、小さい外力が作用した時でも、光ファイバテープ心線にばらけ易くなることが多い。また、樹脂厚が10μmを超えると、光ファイバテープ心線に分割するときに、大きな力が必要となり、上述したように、活線分岐が難しくなる。
図8には、本発明にかかる光ファイバテープユニットの第2実施形態を示しており、(A)が断面図、(B)が斜視図、(C)が光ファイバの断面図である。この光ファイバテープユニット100Aは、一例として2枚の光ファイバテープ心線1A、1Aをならべ、これら2枚の光ファイバテープ心線1A、1Aの外周を連結用樹脂2により連結したものである。光ファイバテープ心線1Aは、一例として4本の光ファイバ3の外周を樹脂4により一体化したものである。光ファイバテープ心線1A、1Aどうしの接触・非接触或いは光ファイバ3、3どうしの接触・非接触については、第1実施形態と同様であり、ここではその記載を省略する。また、本実施形態で用いている光ファイバにかかる構成及びその他の適用等は第1実施形態と同様であり、記載を省略する。
本実施形態にかかる光ファイバテープ心線1Aにおいて、光ファイバ3を一体化している樹脂4の外周形状が第1実施例と異なっている。すなわち、隣り合う光ファイバ3、3どうしにより形成される窪みのところでは、その窪みにに応じて一体化している樹脂が凹部4bを形成している。そのため、活線分岐作業がより良好かつ容易に行うことができる。すなわち、光ファイバ3を一体化している樹脂4であって、光ファイバ3、3どうしの窪みのところに形成された凹部樹脂4bは第1実施形態の光ファイバテープ心線1と比べ薄く、よって、一体化樹脂の除去が容易にできる。
下記の表2に示す結果は、図1に示すように、光ファイバ3の外径d=250μmで、光ファイバテープ心線1Aの最大厚さT1=290μm、すなわち、光ファイバ3を一体化している樹脂の厚さが20μmであって、上記した凹部4bの深さYをいろいろ変化させて、分岐性、活線ロス増を調べたものである。凹部深さYとは、光ファイバテープ心線1Aの一体化樹脂4の外周の共通接線S2と凹部4bの底との間の距離をいう。尚、分岐方法は第1実施形態と同様な方法で行った。また、表2の各欄の△、○については、表1と同様の評価結果を示している。分岐性の評価において、◎印は分岐時間が2分以内であることを示している。また、図1に示すように、光ファイバテープ心線1Aの凹部での厚さはg1とする。
表2に示す結果より、凹部の深さが1〜10μmの範囲では、分岐性、活線ロス増の評価が△であり、伝送損失の増加があったものの、時間をかけて分岐作業を行えば、活線分岐できた。凹部の深さYが20〜40μmの範囲では伝送損失の増加はあったものの、良好に分岐作業を行うことができた。すなわち、この20〜30μmの凹部深さYでは、この凹部における光ファイバテープ心線1Aの厚さg1は250〜210μmとなり光ファイバ3の外径d=250μmより小さくなっている。従って、g1≦dであると、良好に分岐作業ができる。更に、凹部深さYが50〜100μmの範囲の場合、伝送損失の増加も抑制できるとともに分岐性の評価が◎となり、極めて良好に分岐作業を行うことができた。以上の結果より、T1≦d+40μmであって、凹部深さYを深くすると極めて良好な分岐作業性と示すことが確認できた。
次に、光ファイバテープ心線1Aの最大厚さT1=275μm、すなわち、光ファイバ3を一体化している樹脂の厚さ4が12.5μmについて、凹部深さYをいろいろ変化させて、分岐性、活線ロス増を調べた結果を表3に示す。これ以外の条件は、表2で用いたものと同様である。尚、表3の活線ロス増の評価の◎は、分岐時の光ファイバの損失増加が波長1.55μmにおいて0.2dB以下であったことを示している。
凹部深さYが1〜10μmの範囲では、分岐性、活線ロス増の評価がともに○であり、良好に活線分岐できた。g1<dとなると、分岐性の評価さらに上がり◎となり、極めて良好に分岐できた。更にg1<0.8dの関係になると、活線ロス増の評価も◎となり、伝送損失増加もかなり抑えられ、かつ、極めて良好に活線分岐できた。表2に用いた光ファイバテープ心線と比べ、表3に用いた光ファイバテープ心線は光ファイバを一体化している樹脂が薄くなっており、従って、T1≦d+20μmであって、かつ、g1<d或いはg1<0.8dであると極めて良好な分岐性が得られることが確認できた。また、この光ファイバテープ心線1Aの一体化樹脂4がこのように薄くても、多少の曲げに対し、十分に一体化が維持できることも確認できた。
表2或いは表3で用いた光ファイバテープ心線1Aにおいて、光ファイバ3の特性、光ファイバ3を一体化している樹脂4の特性、光ファイバ3と樹脂4との密着力等につていは、第1実施形態と同様であり、ここではその記載を省略する。
次に、本実施形態にかかる光ファイバテープユニット100Aの光ファイバテープ心線1Aを連結している樹脂の厚さt2を変化させた時の光ファイバテープ心線1Aへの分割性、活線ロス増、耐外傷性について調べ、その結果を表4に示してある。樹脂の厚さt2とは、光ファイイバテープユニット100Aの樹脂2の平坦部2aと光ファイバテープ心線1Aの一体化樹脂4の外周における共通接線S2との間の距離をいう。尚、分割方法は図2に示す方法を用いておこない、その評価において、△は光ファイバテープ心線1A、1Aに分割できるものの、光ファイバテープ心線において、光ファイバを一体化している樹脂4の一部が上下型11、12(図2参照)によりこすれやはがれが生じたことを示している。分割性の評価の○印は、こすれやはがれが若干生じるものの分割できたことを示している。活線ロス増とは、図6(C)に示す方法により測定した測定値であって、その評価の△は、損失増加の値が1.0dB以下であり、○印は0.5dB以下であったことを示している。使用した光ファイバテープ心線1Aは、図8に示すように、光ファイバ3の外径d=250μm、光ファイバテープ心線1Aの厚さの最大値が290μm、隣り合う光ファイバ3、3どうしにより形成される窪みに応じて光ファイバを一体化している樹脂4が凹部4bを形成しているものである。
表4に示した耐外傷性の試験方法について図9を参照して説明する。ボビン45には本実施形態にかかる光ファイバテープユニット100Aが巻き取られており、このボビン45より光ファイバテープユニット100Aを繰り出し、下流のボビン46に巻き取る。途中にはアキュムレータローラ47、48が設けられており、アキュムレータローラ48には400gの錘が垂下されている。光ファイバテープユニット100Aはこのアキュムレータローラ47、48を経由していく。更に下流側にいくと、2本の固定ロッド49、50が備えられ、1本目の固定ロッド49で光ファイバテープユニット100Aは摩擦を受けながら略90度曲げられる。
更に、下流の2本目の固定ロッド50でも同様に摩擦を受けながら光ファイバテープユニット100Aが略90度曲げられ、従って、光ファイバテープユニット100Aの両面がしごかれることになる。しごかれた光ファイバテープユニット100Aをボビン46に巻き取り、巻き取った光ファイバテープユニット100Aの外傷について検査する。この耐外傷性の評価において、光ファイバテープユニット100Aの連結用樹脂2の破損により光ファイバテープ心線にばらけた場合を×印とした。また、連結用樹脂2に傷等が発生しても光ファイバテープユニット100Aとして一体性を維持している場合を△とし、連結用樹脂のかすかな傷が発生しなかった場合を○とした。
表4に示す結果より、光ファイバテープ心線1Aを連結している樹脂2の厚みt2が20〜25μmの範囲では、分割性、活線ロス増の評価がともに△であり、分割した光ファイバテープ心線1Aにこすれやけずれが生じたたものの分割することができた。これは、光ファイバテープ心線1Aを連結している連結樹脂が厚く、分割時に、上下型11、12により連結樹脂が押さえつけられ、光ファイバテープユニット100Aがねじられた状態で分割されてしまうためと考えられる。また、耐外傷性については、評価が○であり、光ファイバテープ心線にばらけてしまうことがなく、良好に一体性を維持できた。
連結樹脂2の厚さが12.5μmに薄くなると、分割性の評価は○となり、伝送損失の増加が若干あるものの活線分割することができた。更に、連結樹脂2の厚さが5μmや2μmとなると、活線ロス増の評価も○となり、良好に活線分割することができた。耐外傷性については、評価が○であり、光ファイバテープ心線にばらけてしまうことがなく、良好に一体性を維持できることが確認できた。以上のことより、連結樹脂を薄くすれば分割性が良好になり、光ファイバテープ心線1Aの最大厚さをT1、光ファイバテープユニットの最大厚さをT2とすると、T1+4μm≦T2μm≦T1+25μmの範囲内であれば良好な活線分割作業が行えることが確認できた。
表5には、光ファイバテープ心線1Aの最大厚さが275μmのものを用いて分割性、活線ロス増、耐外傷性について調べた結果を示している。光ファイバテープ心線1Aの最大厚さが異なる以外は、光ファイバユニットの構成は同じであり、かつ表4に示すものと同様な方法、同様な評価で行った。
表5に示す結果より、分割性、活線ロス増、耐外傷性ともに、表4で用いた厚さ290μmの光ファイバテープ心線1Aの時と同じ評価結果となった。すなわち、連結樹脂の厚さが20〜25μmの範囲のときは分割性、活線ロス増の評価がともに△である一方、耐外傷性の評価が○であり、連結樹脂厚が10μmになると分割性が○に向上し、更に、連結樹脂厚が2μmや5μmになると分割性、活線ロス増、耐外傷性のすべての評価が○となった。従って表4の時と同様に、T1+4μm≦T2μm≦T1+25μmの範囲内であれば良好な活線分割作業が行えることが確認できた。
表4或いは表5で用いた光ファイバテープユニット100Aにおいて、光ファイバ3の特性、光ファイバ3を一体化している樹脂4の特性、光ファイバ3と樹脂4との密着力等につていは、第1、第2実施形態と同様であり、ここではその記載を省略した。
図10には、本発明にかかる光ファイバテープユニットの第3実施形態を示している。この光ファイバテープユニット100Bは、2枚の光ファイバテープ心線1B、1Bの外周を樹脂2により連結している。光ファイバテープ心線1Bは隣り合う光ファイバ3、3どうしにより形成される窪みのところで、光ファイバを一体化している樹脂4が凹部4bを形成しているものであり、上記の第2実施形態で用いた光ファイバテープ心線1Aと同様なものである。この光ファイバテープ心線1Bを連結している連結樹脂2において、2枚の光ファイバテープ心線1B、1Bどうしにより形成される窪みに応じて、連結樹脂2が谷部2cを形成している。この谷部2cは、光ファイバテープユニット100Bから光ファイバテープ心線1B、1Bに分割するときに有効となる。すなわち、連結樹脂2が分割箇所で谷部2cを形成して、連結樹脂を薄くしているため、例えば図2に示す分割工具10を用いて光ファイバテープ心線1B、1Bに分割する際に小さな力でもって、容易に分割することができる。
この第3実施形態において、光ファイバテープユニット100Bの連結樹脂2の谷部2cの深さをいろいろかえて、光ファイバテープユニット100Bから各光ファイバテープ心線1Bに分割するときの分割性、活線ロス増について調べた結果を表6に示す。ここにおいて、谷部2cでの光ファイバテープユニットの厚さをg2とし、谷部深さY1とは、連結樹脂2の平坦部2aから谷部2cの一番深い底までの距離をいう。使用した光ファイバテープ心線1Bは表4に示すものと同様なものをしており、光ファイバテープ心線1Bの厚さの最大値T1は290μmである。尚、分割性の評価の○や活線ロス増の評価△、○については表4や表5と同じである。分割性の評価の◎については、分割時に、光ファイバテープ心線1Bにこすれやはがれが殆ど生じることなく、極めて良好に分割できたことを示している。活線ロス増の評価◎とは、損失増加の値が0.2dB以下であったことを示している。光ファイバテープユニット100Bの最大厚さは315μmである。
表6に示すように、谷部深さY1が1μm〜10μmのときは、分割性は良好であったものの、伝送損失の増加がみられ、これは、谷部2cの深さが浅く、谷部2cの効果がでていないためと考えられる。谷部深さY1が20μmと深くなると、谷部2cの効果が現れ始め、分割性、活線ロス増の評価がともに○であった。谷部2c深さY1が20〜50μmの範囲では分割性の評価が◎となり極めて良好に活線分割することができた。また、活線ロス増についても評価が○や◎となり伝送損失の増加を抑えることができた。従って、連結樹脂2に谷部2cを形成すると分割性が活線ロス増が良好となり、特に、光ファイバテープ心線1Bの厚さの最大値をT1とし、谷部2cでの光ファイバテープユニット100Bの厚さをg2としたとき、g2≦T1であると極めて良好に活線分割できることが確認できた。
次に、光ファイバテープ心線1Bの最大厚さが275μmと薄くしたものを用いたときの分割性、活線ロス増について調べ、その結果を表7に示す。光ファイバテープ心線1Bの厚さが275μm以外は、表6で用いたものと同様である。
光ファイバテープユニット100Bの最大厚さは300μmである。
谷部深さY1が1μmのときでも分割性が良好であり、光ファイバテープ心線1Bの厚さが薄ければ、わずかの谷部2cが形成されていても分割性を改善できることが確認できた。谷部深さY1が20〜50μmの範囲では、表6のときと同様に、極めて良好に活線分割することが確認できた。活線ロス増についても、光ファイバテープ心線1Bが薄いと、その評価は○や◎であった。また、表6の同じように、g2≦T1であると極めて良好に活線分割できることが確認できた。
表6或いは表7で用いた光ファイバテープユニットにおいて、光ファイバテープ心線の特性、光ファイバ3の特性、光ファイバ3を一体化している樹脂4の特性、光ファイバ3と樹脂4との密着力等につていは、第1、第2実施形態と同様であり、ここではその記載を省略した。
次に本発明にかかる光ファイバテープユニットの第4実施形態について図11を用いて説明する。この光ファイバテープユニット100Cは、一例として2枚の光ファイバテープ心線1C、1Cを並べこれらの光ファイバテープ心線1C、1Cどうしにより形成される窪みのところにのみ連結用樹脂2dが設けられ連結されているものである。従って、連結用樹脂2dのところ以外は光ファイバテープ心線1Cが露出した状態となっている。光ファイバテープ心線を1Cは複数本の光ファイバが一体化樹脂4により一体化され、かつ凹部4bが形成されており、第2、3実施形態で説明したものと同様であり、その詳細な説明は省略する。
このような光ファイバテープユニット100Cを用いると、例えば、2枚の光ファイバテープ心線1C、1Cに分割するときに、分割工具を用いることなく容易に活線分割することができる。或いは、2枚の光ファイバテープ心線1C、1Cを互いに曲げるようにするだけで連結用樹脂2dを剥がすことができる。
次に、本発明にかかる光ファイバテープユニットの第5実施形態について図12を用いて説明する。この光ファイバテープユニット100Dは、一例として、第2〜4実施形態に示したものと同様な2枚の光ファイバ1D、1Dを連結樹脂2により連結したものである。樹脂2は、光ファイバテープ心線1Dの光ファイバを一体化している樹脂4の凹部4bを樹脂2eで埋めるように付着されており、また、光ファイバテープ心線1D、1Dどうしにより形成された窪みのところで樹脂2fにより連結されている。この光ファイバテープ心線100Dは、樹脂2eや樹脂2fのところ以外は光ファイバテープ心線1Dが露出しており、この露出した光ファイバテープ心線と樹脂2eと樹脂2fとにより全体がほぼ平坦となっている。そのため、このような光ファイバテープユニット100Dを積層して使用するときに、積層し易くなる。また、樹脂2(2e、2f)の使用量が少ないので分割性、分岐性が良好となる。さらに、凹部4bを樹脂2eにより埋めているので、光ファイバテープ心線が予期せぬときに曲げられようとしても、樹脂2eにより曲げを防ぐことができる。
以上、本発明にかかる光ファイバテープユニットについて、4本の光ファイバテープ心線を2枚並べたもので説明したが、本発明のこの例に限ることなく適用できる。その一例を図13に示す。図13(a)は4本の光ファイバ3を一体化した光ファイバテープ心線1Eを3枚用いて連結用樹脂2により連結して光ファイバテープユニット100Eである。また、図13(b)は2本の光ファイバ3を一体化した光ファイバテープ心線1Fを4枚用いて、これらを連結用樹脂2により連結した光ファイバテープユニット100Fである。
また、本発明にかかる光ファイイバテープユニットを複数枚用いて、これらを集線し、光ファイバケーブルとすることができる。更に、中心に抗張力体を配置したスロットにSZ方向の溝を周方向で複数形成し、これらの溝に本発明にかかる光ファイバテープユニットを複数層積層した光ファイバケーブルとすることができる。
図1は、本発明にかかる光ファイバテープユニットの第1実施形態を示しており、(A)は断面図、(B)は斜視図、(C)は光ファイバの断面図である。 図2は、本発明にかかる光ファイバテープユニットの分割工具の断面図であり、(A)は分割前を示し、(B)は分割後を示している。 図3は、本発明にかかる光ファイバテープユニットの分割部をひろげるところを示す斜視図である。 図4は、本発明にかかる光ファイバテープユニットの光ファイバテープ心線から連結樹脂を除去するところを示す説明図である。 図5は、本発明にかかる光ファイバテープユニットの光ファイバテープ心線の一体化樹脂を除去するところを示す説明図である。 図6は、本発明にかかる光ファイバテープユニットの分割時及び分岐時の伝送損失を測定する測定方法を示す説明図である。 図7は、本発明にかかる光ファイバテープユニットの光ファイバテープ心線の一体化樹脂と光ファイバとの密着力を測定する測定方法を示す斜視図である。 図8は、本発明にかかる光ファイバテープユニットの第2実施形態を示しており、(A)は断面図、(B)は斜視図、(C)は光ファイバの断面図である。 図9は、本発明にかかる光ファイバテープユニットの耐外傷性の試験方法を示す説明図である。 図10は、本発明にかかる光ファイバテープユニットの第3実施形態を示しており、(A)は断面図、(B)は斜視図、(C)は光ファイバの断面図である。 図11は、本発明にかかる光ファイバテープユニットの第4実施形態を示しており、(A)は断面図、(B)は斜視図、(C)は光ファイバの断面図である。 図12は、本発明にかかる光ファイバテープユニットの第5実施形態を示しており、(A)は断面図、(B)は斜視図、(C)は光ファイバの断面図である。 図13は、本発明にかかる光ファイバテープユニットの断面図であり、(A)は4本の光ファイバを一体化した光ファイバテープ心線を3枚用いて連結樹脂により連結したものであり、(B)は2本の光ファイバを一体化した光ファイバテープ心線を4枚用いて連結樹脂により連結したものである。 図14は、光ファイバテープ心線の従来例を示しており、(A)は平面図、(B)は横断面図である。 図15は、分割型光ファイバテープ心線の従来例を示している。
符号の説明
1 光ファイバテープ心線
2 連結用樹脂
2a 平坦部
3 光ファイバ
4 一体化用樹脂
4a 平坦部
5 ガラスファイバ
6 保護用樹脂
7 着色用樹脂

Claims (23)

  1. 複数本の光ファイバを並列し、前記複数本の光ファイバを全長にわたり樹脂により一体化した光ファイバテープ心線を複数枚並列に並べ、前記複数枚の光ファイバテープ心線を連結用樹脂により連結した光ファイバテープユニットであって、
    前記光ファイバテープ心線の厚さの最大値をT(μm)とし、前記光ファイバの外径をd(μm)としたとき、T≦d+40(μm)である光ファイバテープ心線を用いた光ファイバテープユニット。
  2. 請求項1記載の光ファイバテープユニットであって、
    前記複数本の光ファイバの全周が樹脂により被覆されて一体化している光ファイバテープ心線を用いた光ファイバテープユニット。
  3. 請求項1又は2に記載の光ファイバテープユニットであって、
    ≦d+25(μm)である光ファイバテープ心線を用いた光ファイバテープユニット。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ファイバテープユニットであって、
    前記光ファイバテープ心線内の隣り合う光ファイバどうしが、互いに接触して一体化している光ファイバテープ心線を用いた光ファイバテープユニット。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の光ファイバテープユニットであって、
    前記光ファイバテープ心線の隣り合う光ファイバどうしの窪みに応じて前記一体化した樹脂により凹部が形成されている光ファイバテープ心線を用いた光ファイバテープユニット。
  6. 請求項5に記載の光ファイバテープユニットであって、
    前記光ファイバの外径をd(μm)とし、光ファイバテープ心線の前記凹部での厚さをg(μm)としたとき、g≦d(μm)である光ファイバテープ心線を用いた光ファイバテープユニット。
  7. 請求項5又は6に記載の光ファイバテープユニットであって、
    ≦0.8×d(μm)である光ファイバテープ心線を用いた光ファイバテープユニット。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の光ファイバテープユニットであって、 前記光ファイバと前記光ファイバを一体化している樹脂との密着力が、0.245(mN)〜2.45(mN)の範囲内である光ファイバテープ心線を用いた光ファイバテープユニット。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の光ファイバテープユニットであって、
    前記光ファイバを一体化している樹脂の降伏点応力が20(MPa)〜45(MPa)の範囲内である光ファイバテープ心線を用いた光ファイバテープユニット。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の光ファイバテープユニットであって、
    前記光ファイバを直径15mmに曲げたとき、波長1.55μmにおける損失増加が0.1(dB/ターン)以下である光ファイバを用いた光ファイバテープユニット。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の光ファイバテープユニットであって、
    前記光ファイバテープユニットから前記光ファイバテープ心線に分割する際に、前記光ファイバに発生する損失増加が波長1.55(μm)において1.0(dB)以下である光ファイバテープユニット。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の光ファイバテープユニットであって、
    前記光ファイバテープ心線から前記光ファイバに分岐する際に、前記光ファイバに発生する損失増加が波長1.55(μm)において1.0(dB)以下である光ファイバを用いた光ファイバテープユニット。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の光ファイバテープユニットであって、
    波長1.55(μm)におけるモードフィールド径が10(μm)以下である光ファイバテープユニット。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の光ファイバテープユニットであって、
    光ファイバテープ心線の束状態における偏波モード分散が0.2(ps/km1/2)以下である光ファイバテープ心線を用いた光ファイバテープユニット。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の光ファイバテープユニットであって、
    前記連結用樹脂が、前記複数枚の光ファイバテープ心線の全周を被覆して連結した光ファイバテープユニット。
  16. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の光ファイバテープユニットであって、
    前記光ファイバテープ心線の一部を露出した状態で、前記連結用樹脂により前記複数枚の光ファイバテープ心線が連結した光ファイバテープユニット。
  17. 請求項16に記載の光ファイバテープユニットであって、
    前記連結用樹脂が光ファイバテープ心線どうしにより形成された窪みのみに備えられている光ファイバテープユニット。
  18. 請求項16に記載の光ファイバテープユニットであって、
    前記光ファイバを一体化した樹脂により形成された凹部に前記連結用樹脂が備えられている光ファイバテープユニット。
  19. 請求項1〜18のいずれか1項に記載の光ファイバテープユニットであって、
    前記光ファイバテープユニットの厚さの最大値をT、光ファイバテープ心線の厚さの最大値をTとしたとき、T+4(μm)≦T(μm)≦T+25(μm)である光ファイバテープユニット。
  20. 請求項1〜19のいずれか1項に記載の光ファイバテープユニットであって、
    隣り合う前記光ファイバテープ心線どうしの窪みに応じて前記連結用樹脂により谷部が形成されている光ファイバテープユニット。
  21. 請求項20に記載に光ファイバテープユニットであって、
    光ファイバテープ心線の厚さの最大値をT、前記谷部での厚さをgとしたとき、g≦Tである光ファイバテープユニット。
  22. 請求項1〜21のいずれか1項に記載の光ファイバテープユニットを集線した光ファイバケーブル。
  23. 請求項22に記載の光ファイバケーブルであって、抗張力体が備えられている光ファイバケーブル。
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