JP7066468B2 - 光ファイバテープ心線 - Google Patents

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本発明は、光ファイバテープ心線に関する。
従来から、下記特許文献1に示されるような光ファイバテープ心線が知られている。この光ファイバテープ心線は、隣り合う光ファイバ同士を間欠的に連結する複数の連結部を備えている。光ファイバテープ心線は、一般的に、シース内に収容されて、光ファイバケーブルとして使用される。
特許第4143651号公報
この種の光ファイバテープ心線には、光ファイバケーブルを製造する際に、連結部が不意に剥離されないことが求められる。そのためには、連結部を光ファイバにある程度の強度で密着させる必要がある。
その一方で、光ファイバケーブルを敷設後に光ファイバの接続や分岐作業などを行う場合には、光ファイバ同士を互いに離間させるように手で引っ張ることで、光ファイバが単心に分離されることが求められる。このとき、連結部の光ファイバへの密着力が強すぎると、例えば光ファイバの被覆層がガラスファイバの表面から剥離してしまい、光ファイバが損傷する恐れがある。また、光ファイバが単心に分離された後は、連結部が光ファイバから容易に除去できることが好ましい。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、連結部が不意に剥離されず、かつ光ファイバの接続や分岐作業を容易に行うことができる光ファイバテープ心線を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る光ファイバテープ心線は、着色層を有する複数の光ファイバと、隣り合う2本の前記光ファイバ同士を連結する複数の連結部と、を備え、前記着色層と前記連結部との密着力をA[N/mm]とし、前記連結部を引き裂く際の引裂き力をS[gf]とするとき、0.38≦A≦4.30かつ1.0≦S≦17.0を満足する。
本発明の上記態様によれば、連結部が不意に剥離されず、かつ光ファイバの接続や分岐作業を容易に行うことができる光ファイバテープ心線を提供することができる。
本実施形態に係る光ファイバテープ心線の構成を説明する概略図である。 図1のA-A断面矢視図であって、(a)は2本の光ファイバ同士が当接しておらず、その間に連結部が入り込んでいる場合を、(b)は2本の光ファイバ同士が当接しておらず、連結部が2本の光ファイバの全周を覆っている場合を、(c)は2本の光ファイバ同士が当接し、連結部が2本の光ファイバの全周を覆っている場合を示す。 (a)は、着色層と連結部との密着力の測定方法を説明する概略図であり、(b)は(a)のB-B断面矢視図である。 連結部を引裂く際の引裂き力Sの測定方法を説明する概略図である。 (a)は12心光ファイバテープ心線のしごき試験方法を説明する概略図であり、(b)は4心または8心光ファイバテープ心線のしごき試験方法を説明する概略図である。
本実施形態に係る光ファイバテープ心線の構成を、図1および図2を参照しながら以下に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。また、本発明は以下の実施形態に限定されない。
図1に示すように、光ファイバテープ心線10は、複数の光ファイバ素線若しくは光ファイバ心線(以下、単に光ファイバ1という)が複数の連結部2で連結された構成を有している。光ファイバ1は、図2(a)に示すように、ガラスファイバ1aと、被覆層1bと、着色層1cと、を有する。ガラスファイバ1aは、例えば石英系ガラスなどにより形成され、光を伝達する。被覆層1bはUV硬化型樹脂などにより形成され、ガラスファイバ1aを覆っている。被覆層1bは単一の層であってもよく、プライマリ層およびセカンダリ層を含む複数の層から構成されていてもよい。着色層1cは、着色されたUV硬化型樹脂などにより形成され、被覆層1bを覆っている。複数の光ファイバ1同士を識別するために、各光ファイバ1は異なる色の着色層1cを有する。光ファイバ1の外径(着色層1cの外径)は、例えば約252μmである。
(方向定義)
本実施形態では、光ファイバ1が延びる方向を、単に長手方向という。長手方向に直交し、複数の光ファイバ1が並ぶ方向を、幅方向という。また、長手方向に直交する断面を横断面という。
連結部2は、例えばUV硬化型樹脂または熱硬化型樹脂などにより形成される。連結部2は、隣り合う2本の光ファイバ1同士の間に進入し、当該光ファイバ1同士を連結している。また、連結部2が形成されていない部分では、光ファイバ1同士が連結されておらず、離間可能となっている。
より詳しくは、複数の光ファイバ1が並べられるとともに、隣り合う光ファイバ1同士が、連結部2で連結されている。連結部2は、長手方向に一定間隔をおいて配置されている。隣り合う光ファイバ1同士を連結する連結部2の位置に対して、当該隣り合う光ファイバ1同士の一方とそれに隣り合う他の光ファイバ1とを連結する連結部2は、長手方向にずれた位置に配置されている。このように、連結部2は、光ファイバテープ心線10の長手方向及び長手方向に直交する幅方向の双方向に対して、千鳥状(ジグザグ状)に配置されている。
連結部2によって互いに連結された光ファイバ1は、例えば、手指で光ファイバテープ心線10の幅方向に互いに離間させるように引っ張ることで、手指の力で連結部2を光ファイバ1から剥離させて、連結状態を解除することができる。なお、光ファイバテープ心線10の構成や材料は上記に限定されず、適宜変更可能である。
なお、図1および図2(a)では、連結部2が光ファイバ1の全周を覆っていない場合を示しているが、連結部2の態様は適宜変更してもよい。例えば図2(b)に示すように、隣り合う光ファイバ1同士が幅方向に離れた状態で、これらの光ファイバ1の全周を連結部2が覆っていてもよい。あるいは図2(c)に示すように、隣り合う光ファイバ1同士が幅方向で接した状態で、これらの光ファイバ1の全周を連結部2が覆っていてもよい。
ところで、このような光ファイバテープ心線10は一般的に、不図示のシース内に収容されて、光ファイバケーブルとして使用される。近年ではシース内に光ファイバ1を高密度に収容することが求められており、光ファイバケーブルの製造時に連結部2に作用する歪みや張力などは増大する傾向にある。光ファイバケーブルの製造時に、連結部2が不意に剥離しないようにするため、連結部2はある程度の強さで着色層1cに密着していることが求められる。
その一方で、光ファイバケーブルの敷設後に中間後分岐作業などを行う際には、隣り合う光ファイバ1同士を引っ張ることで、光ファイバ1が単心に分離されることが求められる。この際、連結部2と着色層1cとの密着力が大きすぎると、例えば被覆層1bがガラスファイバ1aの表面から剥離してしまい、光ファイバ1が損傷するおそれがある。
また、光ファイバ1を単心に分離した後、光ファイバ1表面に付着している連結部2の樹脂片が容易に除去できない場合、光ファイバ1の末端に光コネクタなどを取り付ける際に、問題が生じることがある。例えば、光コネクタ内へ光ファイバ1を挿入した際に、残留した連結部2の樹脂片が光ファイバ1と光コネクタの内壁との間に挟まれ、光ファイバ1にマイクロベンドが生じることが考えられる。あるいは、上記樹脂片が、光コネクタに内蔵された光ファイバと挿入された光ファイバ1との間に挟まれ、接続精度が低下することが考えられる。このようなことから、光ファイバ1が単心に分離された後は、連結部2が光ファイバ1から容易に除去できることが好ましい。
以上のことを踏まえ、光ファイバケーブルの製造時に連結部2が不意に剥離されず、かつ光ファイバの接続や分岐作業を容易に行うことができるための要件について、具体的な実施例を用いて説明する。
本実施例では、下記表1および表2に示す複数の光ファイバテープ心線10を作成した。表1に示すサンプル1-1から1-24では、ガラスファイバ1aの外径が125μm、被覆層1bの外径が239~242μm、着色層1cの外径が252μmの光ファイバ1を用いている。表2に示すサンプル2-1から2-23では、ガラスファイバ1aの外径が125μm、被覆層1bの外径が191~193μm、着色層1cの外径が205μmの光ファイバ1を用いている。
Figure 0007066468000001
Figure 0007066468000002
表1、表2に示す各サンプルは、12本の光ファイバ1を有する12心の光ファイバテープ心線10である。表1、表2の「密着力A」は、後述する密着力測定の結果を示している。「連結部引裂き力S」は、後述する連結部引裂き力測定の結果を示している。「密着力測定後光ファイバ観察結果」、「単心分離性」、「連結部除去性」、および「しごき試験後連結部剥離個数」はそれぞれ、光ファイバテープ心線10の製造または使用を考慮した評価項目(詳細は後述)を示している。
本実施例では、着色層1cおよび連結部2となる材料として、紫外線硬化樹脂を用いた。
各サンプルにおける光ファイバ1を作製する際は、着色層1cとなる材料を被覆層1bの外周に塗布して紫外線硬化させる際に、硬化時の酸素濃度を変えることで前記材料の表面硬化度を異ならせている。
着色層1cとなる材料として、硬化後のヤング率が800MPa、引張強さ40MPa、破断伸び8%となる材料を用いた。なお、着色層1cの硬化時の酸素濃度を変化させても、ヤング率は大きく変化しない。これは、各サンプルにおける光ファイバ1の着色層1cの表面の硬化度のみが異なるためである。
そして、それらの光ファイバ1同士を連結する連結部2を形成することで、着色層1cと連結部2との密着力が互いに異なる複数のサンプルを作製している。
連結部2として、硬化後のヤング率が850MPa、引張強さが46MPa、引張伸びが53%である材料を用いた。なお、ヤング率、引張強さ、および引張伸びは、JIS K 7113に基づいて測定した。
上記のように作製した12心光ファイバテープ心線10において、密着力測定、連結部引裂き力測定、単心分離性の評価、連結部除去性の評価、およびしごき試験を行った。
以下、それぞれの測定方法または評価方法について記す。
(密着力測定)
密着力測定では、着色層1cと連結部2との、単位面積当たりの密着力A[N/mm]を測定する。密着力Aの測定方法を、図2(a)~(c)および図3(a)、(b)を用いて説明する。
まず、12心光ファイバテープ心線10のうち、連結部2で連結された状態の2本の隣り合う光ファイバ1を取り出す。このとき、一方の光ファイバ1の長さは、例えば60mm程度とする。図3に示すように、一方の光ファイバ1の第1端部E1は、他方の光ファイバ1に連結されておらず、前記一方の光ファイバ1の第2端部E2は、前記他方の光ファイバ1に連結部2により連結されている。第1端部E1および第2端部E2について、光ファイバ1の中心軸線に直交する2つの方向から着色層1cの外径を測定し、それらの平均を着色層外径D[mm]とする。
次に、図3に示すように、第2端部E2に設けられた連結部2をコマ3に固定し、測定用サンプルを作製する。連結部2のコマ3への固定方法は特に限定されないが、本実施例では、連結部2を接着剤31で固定する。なお、この場合には、接着剤31と光ファイバ1とが接触しないように測定用サンプルを作製する。
次に、第2端部E2を有する光ファイバ1の被覆層1b、着色層1cに切れ込みを入れる。切れ込みを入れる長手方向における位置は、コマ3における第2端部E2側の端部とする。
次に、連結部2がコマ3に固定された状態で、着色層外径Dを測定した光ファイバ1の第1端部E1を、コマ3から引き離すように引っ張る。この試験の際には、力を測定しながら所定の速度(例えば3mm/分)で光ファイバ1を引き抜くことができる引張試験機などを用いる。そして、着色層1cと連結部2との界面等から剥離が生じ、光ファイバ1が引き抜かれた際の引抜き力の最大値T[N]を測定する。なお、2本の光ファイバ1のうち、引抜いていない光ファイバ1は、測定の妨げにならないように適宜切断してもよい。
単位面積当たりの密着力A[N/mm]は、上記のように測定した引抜き力の最大値T[N]を、着色層1cと連結部2との界面の面積(以下、界面面積I[mm]という)で除したものである。すなわち、密着力Aは以下の数式(1)により算出することができる。
A=T/I …(1)
図2(a)に示すように、連結部2が光ファイバ1の全周を覆っておらず、かつ2本の光ファイバ1が当接していない場合には、界面面積Iは以下の数式(2)により算出される。なお、数式(2)におけるθ[°]は、横断面視において、光ファイバ1のうち連結部2に覆われていない部分の、光ファイバ1の中心軸線を中心とする角度である。数式(2)におけるL[mm]は、連結部2のうち、上記のように第1端部E1を引っ張った際に張力が付加される部分の長手方向における長さである。数式(2)におけるD[mm]は、先述の着色層外径Dである。
I=D×π×((360-θ)/360)×L …(2)
図2(b)に示すように、2本の光ファイバ1が当接しておらず、連結部2の樹脂が2本の光ファイバ1の全周を覆っている場合には、界面面積Iは以下の数式(3)により算出される。
I=D×π×L …(3)
なお、図2(c)のように、2本の光ファイバ1が当接しており、かつ連結部2が2本の光ファイバ1の全周を覆っている場合には、界面面積Iは上記数式(2)により求めることができる。
本実施例では、密着力Aを測定した後の光ファイバ1を観察し、どの界面から光ファイバ1が剥離したかを確認した結果を、表1、表2の「密着力測定後光ファイバ観察結果」に示している。より詳しくは、着色層1cと連結部2との界面で剥離した場合をOK(1)、一部ガラスファイバ1aの露出が認められたが、大部分では着色層1cと連結部2との界面から剥離した場合をOK(2)、大部分でガラスファイバ1aの露出が認められた場合をNGと表記した。なお、表1、2では、OKを合格あるいは良判定、NGを不合格あるいは不良判定として表示している。
(連結部引裂き力測定)
連結部引裂き力測定では、光ファイバ1同士を互いに離間させるように引っ張って連結部2を引裂く際に必要な力(以下、連結部引裂き力Sという)を測定する。連結部引裂き力Sの測定方法を、図4を用いて説明する。
まず、12心光ファイバテープ心線10のうち、連結部2で連結された状態の2本の隣り合う光ファイバ1を取り出す。このとき、例えば2本の光ファイバ1の端部P1、P3から連結部2の端部までの長さは100mm程度とし、連結部2の端部から2本の光ファイバ1の端部P2、P4までの長さは150mm程度とする。
次に、図4に示すように、一方の光ファイバ1の端部P3を固定具4に固定する。そして、他方の光ファイバ1の端部P1を、引張り速度100mm/分で引張り、連結部2が引裂かれて2本の光ファイバ1に分かれるまでの引裂き力の最大値[gf]を測定する。この最大値が、連結部引裂き力Sである。
(単心分離性評価)
単心分離性評価では、光ファイバ1同士を互いに離間させるように引っ張って連結部2を引裂き、単心に分離した後の光ファイバ1を観察し、被覆層1b等の破損の有無を評価する。これは、例えば中間後分岐作業などの際に、光ファイバテープ心線10を手指で単心に分離したとき、光ファイバ1が破損することが無いかを確認するための評価である。
表1、表2の「単心分離性」の欄には、連結部2を引裂いた後、着色層1cと連結部2とが剥離したかを確認した結果を示している。より詳しくは、被覆層1bに異常が発生せず、着色層1cと連結部2とが剥離し2本の光ファイバ1に分離した場合に結果が良好であるとしてOKと示している。また、着色層1cまたは被覆層1bが破壊され、あるいはガラスファイバ1aが露出した場合に、結果が不良であるとしてNGと示している。
(連結部除去性評価)
連結部除去性評価では、単心分離後の光ファイバ1に付着している連結部2の樹脂片が、容易に除去可能か否かを評価する。より詳しくは、上記単心分離性評価後の連結部2の樹脂片が付着している光ファイバ1を研磨紙で擦り、光ファイバ1の着色層1cの表面から連結部2の樹脂片が除去されるまでに要した回数を評価した。使用した研磨紙は、株式会社光陽社製マイクロポリネットシートWA-600(粒径20μm)である。表1、表2には、擦った回数が7回以下で連結部2の樹脂片が除去できた場合に、結果が良好であるとしてOKと示した。また、連結部2の樹脂片が除去されるまでに擦った回数が8回以上必要である場合を、結果が不良であるとしてNGと示した。また、NGの場合、特に研磨紙で擦った後にガラスファイバ1aの露出が認められた場合をNGと示した。
(しごき試験)
本実施例のしごき試験は、光ファイバテープ心線10を実装した光ファイバケーブルを製造する際に、製造装置の中で光ファイバテープ心線10に加わるしごきを模擬したものである。しごき試験では、光ファイバケーブル製造時に連結部2が不意に剥離しないかを確認する。
しごき試験では、図5(a)、(b)に示すようなしごき装置40を用いる。しごき装置40は、横方向に延びる複数本(本実施例では4本)の横マンドレル41と、縦方向に延びる縦マンドレル42と、プーリー43と、を備えている。横マンドレル41および縦マンドレル42は、丸棒状に形成され、それぞれの中心軸線回りに回転可能となっている。本実施例では、横マンドレル41として直径6mmの金属製の丸棒を用い、縦マンドレル42として直径7mmの金属製の丸棒を用いた。
4本の横マンドレル41は、縦方向に中心間距離8mmで等間隔に配置されている。縦マンドレル42は、4本の横マンドレル41の近傍に配置されている。プーリー43は、複数の横マンドレル41の上方に配置されている。プーリー43の中心軸線は、横マンドレル41の中心軸線と略平行な姿勢で、最も近い横マンドレル41に対して所定の間隔(例えば約100mm)の間隔を空けて配置されている。本実施例では、外径が80mmのプーリー43を使用した。
しごき試験では、図5(a)に示すように、光ファイバテープ心線10を、プーリー43を通過させたのち、縦方向における上から1本目と2本目の横マンドレル41の間を通過させる。そして、縦マンドレル42を跨がせて、縦方向の上から3本目と4本目の横マンドレル41の間を通過させる。このように、光ファイバテープ心線10を各マンドレル41、42の間に通し、150gfの張力をかけた状態で、0.2m/秒の速度で縦方向の下向きに移動させた。これにより、光ファイバテープ心線10にしごきが加えられる。
なお、光ファイバテープ心線10の心数が、12心よりも少ない場合(例えば4心、8心の場合)には、光ファイバテープ心線10の各マンドレル41、42の間への通し方を、図5(b)に示すように変更してもよい。より詳しくは、縦マンドレル42を跨がせた後、縦方向の上から2本目と3本目の横マンドレル41の間を通過させてもよい。また、光ファイバテープ心線10に作用させる張力を100gfに変更しても良い。
しごき試験後の光ファイバテープ心線10を観察し、長手方向で1mあたりの連結部2が剥離または破壊された数を確認し、2以下である場合を結果が良好でありOKとし、3以上である場合を結果が不良でありNGとした。
表1、2の「総合判定」の欄には、上記した「密着力測定後光ファイバ観察結果」、「単心分離性」、「連結部除去性」、および「しごき試験後連結部剥離個数」の総合的な結果を示している。より詳しくは、すべての項目で良好な結果が得られたサンプルを、OKと判定し、一つでも不良な項目があったサンプルをNGと判定した。
次に、表1、表2の結果に基づき、密着力Aおよび連結部引裂き力Sの好ましい範囲について検討する。
表1、表2において、密着力Aが4.95N/mmまたは4.80N/mmであるサンプル1-21~24およびサンプル2-20~23では、連結部引裂き力Sの大きさによらず、「密着力測定後光ファイバ観察結果」が不良(NG)となっている。これは、着色層1cと連結部2との密着力Aが大きすぎて、この界面以外での界面の剥離や、被覆層1bの破壊が起こったためである。さらに、これらのサンプルでは、「連結部除去性」の結果も不良となっている。これは、着色層1cと連結部2との密着力Aが大きすぎて、研磨紙で擦っても連結部2を所定回数以内に剥離させることができなかったためである。
一方、表1の密着力Aが4.46N/mm以下のサンプル1-1~20、および表2の密着力Aが4.30N/mm以下のサンプル2-1~19では、「密着力測定後光ファイバ観察結果」が良好(OK)となっている。これは、ガラスファイバ1aおよび被覆層1bの密着力、または被覆層1bおよび着色層1cの密着力に対して、着色層1cおよび連結部2の密着力Aが大きすぎず、所望の界面で剥離が生じたためである。また、これらサンプルでは、「連結部除去性」の結果も良好となっている。これは、密着力Aの大きさが適切であり、研磨紙で連結部2の樹脂片を容易に除去することができたためである。
以上の結果から、着色層外径Dが252μmの光ファイバ1を用いた時は、密着力Aを4.46N/mm以下に、着色層外径Dが205μmの光ファイバ1を用いた時は、密着力Aを4.30N/mm以下にすることにより、中間後分岐作業などの際に光ファイバ1が破壊されることなく、かつ連結部2を容易に除去することができる。このことから、密着力Aを4.30N/mm以下とすることにより、光ファイバ1の着色層外径Dによらず、中間後分岐作業などの際に光ファイバ1が破壊されることなく、かつ連結部2を容易に除去することができるようになる。
次に、密着力Aの下限値について検討する。表1の密着力Aが0.38N/mm未満のサンプル1-1~1-4、および表2の0.37N/mm未満のサンプル2-1~2-3では、連結部引裂き力Sの大きさによらず、しごき試験の結果が不良となっている。これは、密着力Aが小さすぎて、しごき試験の際に連結部2が不意に剥離してしまったためである。このことから、密着力Aを0.38N/mm以上とすることにより、光ファイバ1の着色層外径Dによらず、連結部2が不意に剥離することを防止することができる。
以上の考察から、光ファイバテープ心線10は、0.38[N/mm]≦A≦4.30[N/mm]を満たすことが好ましい。しかしながら、当該範囲内でも、連結部引裂き力Sの大きさによって総合判定の結果が不良(NG)となっているサンプルがある。以下、連結部引裂き力Sの好ましい範囲について検討する。
表1のサンプル1-5~1-8は、いずれも密着力Aが0.38N/mmであり、連結部引裂き力Sが0.7~16.5gfの範囲内である。これらのサンプルでは、単心分離性の結果が良好となっている。これらのサンプルのうち、連結部引裂き力Sが0.7gfであるサンプル1-5はしごき試験の結果が不良であるが、連結部引裂き力Sが1.0gf以上であるサンプル1-6~1-8はしごき試験の結果が良好となっている。
表1のサンプル1-9~1-12は、いずれも密着力Aが0.63N/mmであり、連結部引裂き力Sが0.6~15.0gfの範囲内である。これらのサンプルでは、単心分離性の結果が良好となっている。これらのサンプルのうち、連結部引裂き力Sが0.6gfであるサンプル1-9はしごき試験の結果が不良であるが、連結部引裂き力Sが2.0gf以上であるサンプル1-10~1-12はしごき試験の結果が良好となっている。
表1のサンプル1-13~1-16は、いずれも密着力Aが1.55N/mmであり、連結部引裂き力Sが0.7~15.0gfの範囲内である。これらのサンプルでは、単心分離性の結果が良好となっている。これらのサンプルのうち、連結部引裂き力Sが0.7gfであるサンプル1-13はしごき試験の結果が不良であるが、連結部引裂き力Sが1.1gf以上であるサンプル1-14~1-16はしごき試験の結果が良好となっている。
表1のサンプル1-17~1-20は、いずれも密着力Aが4.46N/mmであり、連結部引裂き力Sが0.6~17.0gfの範囲内である。これらのサンプルでは、単心分離性の結果が良好となっている。これらのサンプルのうち、連結部引裂き力Sが0.6gfであるサンプル1-17はしごき試験の結果が不良であるが、連結部引裂き力Sが1.0gf以上であるサンプル1-18~1-20はしごき試験の結果が良好となっている。
表2のサンプル2-4~2-7は、いずれも密着力Aが0.37N/mmであり、連結部引裂き力Sが0.7~19.0gfの範囲内である。これらのサンプルのうち、連結部引裂き力Sが0.7gfであるサンプル2-4はしごき試験の結果が不良であるが、連結部引裂き力Sが1.0gf以上であるサンプル2-5~2-7はしごき試験の結果が良好となっている。また、連結部引裂き力Sが19.0gfであるサンプル2-7は、単心分離性の結果が不良であるが、連結部引裂き力Sが6.0gf以下であるサンプル2-4~2-6は、単心分離性の結果が良好となっている。
表2のサンプル2-8~2-11は、いずれも密着力Aが0.85N/mmであり、連結部引裂き力Sが0.5~20.5gfの範囲内である。これらのサンプルのうち、連結部引裂き力Sが0.5gfであるサンプル2-8はしごき試験の結果が不良であるが、連結部引裂き力Sが1.3gf以上であるサンプル2-9~2-11はしごき試験の結果が良好となっている。また、連結部引裂き力Sが20.5gfであるサンプル2-11は、単心分離性の結果が不良であるが、連結部引裂き力Sが8.0gf以下であるサンプル2-8~2-10は、単心分離性の結果が良好となっている。
表2のサンプル2-12~2-15は、いずれも密着力Aが1.80N/mmであり、連結部引裂き力Sが0.6~15.0gfの範囲内である。これらのサンプルでは、単心分離性の結果が良好となっている。これらのサンプルのうち、連結部引裂き力Sが0.6gfであるサンプル2-12はしごき試験の結果が不良であるが、連結部引裂き力Sが1.0gf以上であるサンプル2-13~2-15はしごき試験の結果が良好となっている。
表2のサンプル2-16~2-19は、いずれも密着力Aが4.30N/mmであり、連結部引裂き力Sが0.8~17.0gfの範囲内である。これらのサンプルでは、単心分離性の結果が良好となっている。これらのサンプルのうち、連結部引裂き力Sが0.8gfであるサンプル2-16はしごき試験の結果が不良であるが、連結部引裂き力Sが1.0gf以上であるサンプル2-17~2-19はしごき試験の結果が良好となっている。
以上を整理すると、0.38[N/mm]≦A≦4.30[N/mm]かつ1.0[gf]≦Sとすることで、「密着力測定後光ファイバ観察結果」「連結部除去性」「しごき試験後連結部剥離個数」の各項目について良好な結果が得られる。
上記範囲に加え、さらに連結部引裂き力Sを17.0gf以下とすることで、「単心分離性」についても良好な結果が得られる。
以上説明したように、本実施形態の光ファイバテープ心線10は、着色層1cを有する複数の光ファイバ1と、隣り合う2本の光ファイバ1同士を連結する複数の連結部2と、を備えている。そして、着色層1cと連結部2との密着力をA[N/mm]とし、連結部2を引き裂く際の引裂き力をS[gf]とするとき、0.38≦A≦4.30かつ1.0≦S≦17.0を満足することで、連結部2が不意に剥離されず、かつ光ファイバ1の接続や分岐作業を容易に行うことができる。
また、密着力Aおよび連結部引き裂き力Sを上記範囲とすることで、単心分離後の光ファイバ1に付着している連結部2の樹脂片を容易に除去することができる。従って、光ファイバ1にコネクタなどを接続する際の作業性を向上させることができる。
(着色層1cの表面硬化度)
次に、先述した着色層1cの表面硬化度の好ましい条件について説明する。ここでは、下記表3に示す複数の光ファイバテープ心線10を作製した。表3に示すサンプル3-1から3-9における光ファイバ1の着色層1cを紫外線硬化させる際に、酸素濃度を変えることで着色層1cの表面硬化度を異ならせている。
具体的には、硬化時の酸素濃度を高くすると、酸素阻害により表面の硬化が阻害される。このため、着色層1cと連結部2との密着力Aが大きくなる。すなわち、サンプル3-1から3-9において、密着力Aの値が大きいサンプルほど、着色層1cの表面の硬化度が低い。
Figure 0007066468000003
表3に示すコロ着色汚れとは、各サンプルの光ファイバ1の着色層1cを紫外線硬化させた後、光ファイバ1を送るための整線コロに、未硬化の着色層1cが付着していないかを確認した結果である。具体的には、着色層1cを硬化させて光ファイバ1を作製した後、アルコールで湿らせた紙ワイパーで整線コロの溝を拭き、紙ワイパーに着色層1cの色移りが無いかを確認した。色移りが無い場合を「無し」と示し、色移りが目視で確認された場合を「有り」と示した。
表3に示すコロによる削れとは、各サンプルの光ファイバテープ心線10の側面を観察し、光ファイバテープ心線10の製造時に着色層1cの削れが発生しなかったかを確認した結果である。具体的には、マッチングオイルに浸漬させた光ファイバテープ心線10の側面を顕微鏡で観察し、各光ファイバ1の着色層1cの削れや剥がれが無いかを確認した。着色層1cの削れ等が無かった場合を「無し」と示し、有った場合を「有り」と示した。
表3に示す断線とは、光ファイバテープ心線10の製造時における、光ファイバ1の断線の有無を示している。具体的には、連結部2を形成してテープ化する際に、着色層1cの削れが発生した場合、ダイスに削れカスが詰まり、光ファイバ1の断線が発生することがある。光ファイバ1の断線が発生した場合には「有り」と示し、無かった場合には「無し」と示した。
表3に示す総合判定では、コロ着色汚れ、コロによる削れ、および断線の結果がすべて「無し」であった場合にOK(良判定)を表示し、いずれか一つでも「有り」があった場合にNG(不良判定)を表示している。
表3に示すように、サンプル3-1から3-9では、密着力Aを0.38~4.60[N/mm]の範囲で変化させた。
サンプル3-1~3-5では、コロ着色汚れ、コロによる削れ、および断線は確認されず、総合判定は良判定であった。これは、着色層1cの表面硬化度が適切な範囲内であり、光ファイバ1および光ファイバテープ心線10の作製時に着色層1cの削れ等が発生しなかったためである。
サンプル3-6から3-9ではコロによる削れ、サンプル3-8から3-9では断線、サンプル3-9ではコロ着色汚れが確認された。このため、サンプル3-6から3-9の総合判定は不良判定であった。これは、着色層1cの表面硬化度が低すぎたため、光ファイバ1および光ファイバテープ心線10の作製時に着色層1cの削れ等が発生したためである。
以上のことから、密着力A[N/mm]を、0.38≦A≦2.50の範囲内とすることで、光ファイバ1および光ファイバテープ心線10の作製時に着色層1cの削れ等が発生することを抑制できる。すなわち、密着力Aが上記範囲となるように着色層1cの表面硬化度を調整することで、安定して光ファイバテープ心線10を製造することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態または実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、図3(a)、(b)に示す密着力測定において、コマ3が幅方向の中心に溝部を有していてもよい。この場合、コマ3の溝部の内壁に、第2端部E2に設けられた連結部2を接着剤31などで固定してもよい。
また、1本の光ファイバ1と連結部2との界面についての密着力Aを測定できればよいため、引抜かない他方の光ファイバ1はあらかじめ測定用サンプルから除去されていてもよい。ただし、この場合には、他方の光ファイバ1を除去する際に、測定対象である光ファイバ1と連結部2との界面に影響が及ぼされないようにする。
また、着色層1cまたは連結部2などの物性は、実施例中に記載したものに限らず、適宜変更してもよい。例えば連結部2として、JIS K 7113に基づいて測定したときに、硬化後のヤング率が750~1100MPa、引張強さが34.0~64.0MPa、引張伸びが25~70%となる材料を用いてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…光ファイバ、1a…ガラスファイバ、1b…被覆層、1c…着色層、2…連結部、10…光ファイバテープ心線

Claims (3)

  1. 着色層を有する複数の光ファイバと、
    隣り合う2本の前記光ファイバ同士を連結する複数の連結部と、を備え、
    前記連結部から前記光ファイバを前記光ファイバの長手方向に向けて引き抜く際の引抜力の最大値T[N]を、前記着色層と前記連結部との界面の面積I[mm ]で除した前記着色層と前記連結部との密着力をA[N/mm]とし、
    前記連結部を引き裂く際の引裂き力をS[gf]とするとき、
    2.10≦A≦4.30かつ1.0≦S≦17.0を満足する、光ファイバテープ心線。
  2. 前記密着力Aが、2.10≦A≦2.50を満足する、請求項1に記載の光ファイバテープ心線。
  3. 前記連結部は、隣り合う2本の前記光ファイバ同士の間に、前記長手方向に沿って間隔を空けて配置されている、請求項1または2に記載の光ファイバテープ心線。
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