JP2005289997A - 肌の手入れ用製品 - Google Patents

肌の手入れ用製品 Download PDF

Info

Publication number
JP2005289997A
JP2005289997A JP2005099453A JP2005099453A JP2005289997A JP 2005289997 A JP2005289997 A JP 2005289997A JP 2005099453 A JP2005099453 A JP 2005099453A JP 2005099453 A JP2005099453 A JP 2005099453A JP 2005289997 A JP2005289997 A JP 2005289997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
product
liquid
skin
insoluble substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005099453A
Other languages
English (en)
Inventor
Danilo Lambino
ダニロ・ランビノ
Christine Loh
クリスティーン・ロー
Roderico Estanislao
ロドリコ・エスタンイスラオ
Alain Khaiat
アレイン・カイアト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Johnson and Johnson Consumer Inc
Original Assignee
Johnson and Johnson Consumer Companies LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Johnson and Johnson Consumer Companies LLC filed Critical Johnson and Johnson Consumer Companies LLC
Publication of JP2005289997A publication Critical patent/JP2005289997A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • A61K8/0208Tissues; Wipes; Patches
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • A61K8/0212Face masks
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • A61K8/11Encapsulated compositions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/84Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/88Polyamides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/40Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
    • A61K2800/41Particular ingredients further characterized by their size
    • A61K2800/412Microsized, i.e. having sizes between 0.1 and 100 microns
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • A61Q19/08Anti-ageing preparations

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】 複数のベニフィット剤を組み込むことができ、肌に対し短期間で色/トーンの魅力的な変化を与えることができ、または改良された色/トーンの一様性を与えることができるフェイシャルマスク等の製品を提供する。
【解決手段】 本製品は、水不溶性基質と、この水不溶性基質に対し約5%を超える重量割合で存在する液状含浸物と、液状コアを囲むマイクロカプセル壁を有する複数のマイクロカプセルとを含んでなる。
【選択図】 なし

Description

本発明は肌の手入れ用製品およびその用途に関するものである。
ビタミンおよびその他の肌のベニフィット剤(benefit agents)を用いて調合したクレンザーやモイスチャライザーのような製品が、長年肌を手入れするために使用されてきた。クレンジング、モイスチャライジングおよびある種のベニフィット剤の肌への送出のプロセスを支援するために、ワイプやマスク等の水不溶性基質を使用することも知られている。たとえば、消費者は、一般的に、種々の肌の状態を治療し、顔肌の外見および肌理を改善するために、ハイドレーティングフェイシャルマスク(hydrating facial mask)製品を使用している。これは、ユーザーが腹這いになっているときなどのくつろいでいる間に行うことができ、マスクが顔肌に接触して、上記のメリットを与える。
残念ながら、ベニフィット剤が互いで不適合であり、その結果、時期尚早の段階で分解したり、貯蔵安定性が不十分となり得るため、このような製品ではユーザーに複数のメリットを与える能力に限界があり得る。さらに、複数のベニフィット剤を、ユーザーにとって審美的に快い形態でマスクに組み込むのは困難または不可能であり得る。
肌に対し、特に短期間に、色/トーンに魅力的な変化を与えることができ、または改良された色/トーンの一様性を与えることができるフェイシャルマスク製品を提供することも特に困難である。このように、とりわけ、にきび防止、てかり防止、微生物の制御、炎症防止、酸化防止、スキンファーミング(skin-firming)、皺防止に関連するメリット等の他の肌に対するメリットに加えて、色/トーンに関する早期のメリットを与えるフェイシャルマスク等の製品を設計することは特に困難である。
それ故、上記の欠点の一つ以上を克服することができる製品へのニーズが存在する。
英国特許出願第2073132A号明細書 国際公開第98/28396号パンフレット 国際公開第02/074430号パンフレット 「スキンコンディショニング剤−エモリエント(Skin-Conditioning Agents-Emollient)」,国際化粧辞典およびハンドブック(International Cosmetic Dictionary and Handbook),CTFA,第9版,2001年,p.2930〜2936
本発明は、水不溶性基質と、液状コアを囲むマイクロカプセル壁を有する複数のマイクロカプセルとを含んでなる製品およびその使用法を特徴としている。
当業者ならば、本記載に基づいて、本発明を全面的に利用できるものと考えられる。本発明の次の具体的形態は単なる例示であり、いかなる意味においても、本開示の他の部分を制限するものと解されるべきではない。
別途定義されない限り、ここで使用される全ての技術用語および科学用語は、当業者が一般的に理解するのと同一の意味を有する。さらに、本明細書で言及される全ての出版物、特許出願、特許およびその他の参照文献は、参照により本明細書に包含される。パーセントは、別途記載されない限り、いずれの場合も、重量%(%w/w)である。
(製品)
本発明の製品には、少なくとも一つの水不溶性基質が含まれる。本製品は液状含浸物(liquid impregnate)も含み得る。液状含浸物は、水不溶性基質に対し、約5%を超える重量割合、たとえば約50%を超える重量割合、たとえば約65%を超える重量割合、たとえば約65%〜約95%の間、で存在し得る。さらに、本製品には、液状コアを囲むマイクロカプセル壁を有する複数のマイクロカプセルが含まれる。
(水不溶性基質)
本発明の製品には水不溶性基質が含まれる。「水不溶性」とは、25℃で蒸留水に浸漬したときに、基質が容易に溶解せず、または容易に崩壊しないことを意味する。このような浸漬では、本水不溶性基質の一部が蒸留水中で浸出性または易溶性を示してもよいが、少なくともその他の部分は無傷のままである。たとえば、上記その他の部分は、ユーザーの手により、つまみ上げるとか、相互に繋がり合ったまとまった単位として運搬する等の操作を容易に行い得る。しかしながら、本発明の他の形態では、本水不溶性基質が、ゆっくりと、すなわち、数時間から数日までの期間を掛けて、蒸留水中で分解および/または溶解し得る。
多種多様の材料を本水不溶性基質として使用することができる。適切な基質の例としては、繊維基質、たとえば不織繊維、織り繊維、水流交絡繊維または空気交絡繊維を含む基質またはこれらから形成された基質があるが、これらに限られるわけではない。本水不溶性基質には、天然の海綿、合成のスポンジおよびポリマー製のネットメッシュを含めることができる。
本水不溶性基質は、(たとえば本水不溶性基質を含んでなる繊維の中で、この繊維に沿って、および/または、この繊維の間に液状含浸物を吸収することによって)、少なくとも製品が製造されてからその製品が消費者によって使用されるまでの期間(すなわち貯蔵期間)液状含浸物を保持するように形成することができる。本発明のこの形態では、この貯蔵期間の間、本水不溶性基質が、その機械的な完全性をおおむね維持し、その結果、ユーザーが、本水不溶性基質を肌に対して使用し、液状含浸物を肌に移せるようになっているべきである。
本水不溶性基質は、フラッシュ可能(flushable)とすることができる。ここで用いられる「フラッシュ可能」とは、トイレで二回水を流した場合に、本基質が、少なくとも10フィート(換算値は300cm)の長さの排水管を流れることを意味する。この材料は生分解性とすることもできる。
本発明の一形態では、本基質に不織布材料が含まれる。「不織」とは、本基質または本基質の一層が、織布されておらず、シート、マットまたはパッド層の形状に形成された繊維からなるものであることを意味する。これらの繊維は、ランダムである(すなわちランダムに配置されている)か、梳解された(すなわち、主に一方向に配向するように梳かれた)ものであり得る。さらに、本不織布基質は、ランダムな繊維および梳解された繊維の層の組み合わせから構成することもできる。
不織布基質は、種々の天然材料および/または合成材料からなることができる。「天然」とは、本材料が、植物、動物または昆虫に由来するものまたは、植物、動物または昆虫の副産物であることを意味する。「合成」とは、本材料が、主に種々の人工的材料から得られたもの、または、天然の材料から得られ、さらに改質されたものであることを意味する。本発明に役立つ天然の材料の例としては、絹繊維、ケラチン繊維(たとえば、羊毛繊維、キャメルヘア繊維)およびセルロース系繊維(たとえば、木材パルプ繊維、綿繊維、大麻繊維、ジュート繊維および亜麻繊維)があるが、これらに限られるわけではない。
合成材料の例としては、アセテート繊維、アクリル繊維、セルロースエステル繊維、綿繊維、モダクリル繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、ポリビニルアルコール繊維、レーヨン繊維、ポリウレタンフォームおよびこれらの混合物を含む群から選ばれたものがあるが、これらに限られるわけではない。
本発明に役立つ、一以上の天然および合成材料から作製された基質は、フロイデンベルク社(Freudenberg(米国、ニューヨーク、ダラム(Durham))、BBA Nonwovens社(米国、テネシー州、ナッシュビル)、PGI Nonwovens社(米国、サウスカロライナ州、ノース・チャールストン(North Charleston))、Buckeye Technologies/Walkisoft社(米国、テネシー州、メンフィス)、三昭紙業(株)(日本、高知県、土佐市)およびフォート・ジェームズ社(Fort James)(米国、イリノイ州、ディアフィールド(Deerfield))等の広範な商業源から得ることができる。
不織布基質を作製する方法は、本分野でも周知である。このような方法には、空気集積(air-laying)、水流集積(water-laying)、メルトーブローイング、スピン−ボンディングまたは梳解のプロセスがあるが、これらに限られるわけではない。ついで、得られた基質を、一般的に、その生産方法または組成の如何を問わず、数種類のボンディング操作の少なくとも一つに供し、個々の繊維を互いに固着し、自立型のウエブを形成する。不織布基質は、水流交絡、熱的結合、化学的結合およびこれらのプロセスの組み合わせ等の種々のプロセスで作製することができる。さらに、本基質は単層でも複数の層であってもよい。さらに、複数層の基質には、フィルム層(たとえば、穿孔付きフィルム層または穿孔なしフィルム層)やその他の非繊維材料を含めることができる。
不織布材料の好ましい属性として、強さまたは強固さがある。これは、たとえば、湿潤強度の大きい(wet strength)樹脂等の接着材を加えることにより達成することができる。または、本材料をポリマーバインダーコーティング剤、安定な繊維、たとえば、綿、羊毛、麻等から作製することができる。湿潤強度の大きい樹脂の例としては、酢酸ビニル−エチレン(VAE)およびエチレン−塩化ビニル(EVCL)Airflex エマルジョン(エア・プロダクツ社(Air Products)、ペンシルベニア州、Lehigh)、Flexbond アクリルポリマー(エア・プロダクツ社(Air Products)、ペンシルベニア州、Lehigh)、Rhoplex ST−954アクリルバインダー(ローム&ハース社、ペンシルベニア州、フィラデルフィア)および、エチレン−酢酸ビニル(EVA)エマルジョン(DUR−O−SET(商標)、ナショナル・スターチ・ケミカルズ社(National Starch Chemicals)、ニュージャージー州、ブリッジウォーター(Bridgewater))があるが、これらに限られるわけではない。基質中の接着材の量は、基質の約5重量%〜約20重量%の範囲にすることができる。
強度を増した不織布材料は、いわゆるスパンレースまたは水流交絡技術を使用して得ることもできる。この技術では、接着材を使用する必要なく、個々の繊維に撚りを掛けることにより、許容可能な強度または強固さを得る。後者の技術は、不織布材料の優れた柔らかさが利点である。
本水不溶性基質の坪量は、約10g/m2〜約100g/m2、たとえば約30g/m2〜約70g/m2の範囲にあり得る。本水不溶性基質の平均厚さは、約5mm未満、たとえば約0.1mm〜約1mmの間である。
本発明の一形態では、不織布材料に超吸水性ポリマーを含め、ある不織布材料を超吸水性樹脂から作製する。本発明の目的のためには、用語「超吸水性ポリマー」は、0.5psi(換算値は35g/cm2)の圧力の下、少なくとも自重の約10倍の水を吸収し、保持できる材料を意味する。本発明の超吸水性ポリマー粒子は、無機架橋親水性ポリマーでも有機架橋親水性ポリマー(たとえば、ポリビニルアルコール類、ポリエチレンオキシド類、架橋デンプン類、グアーガム、キサンタンガムおよび、吸収性製品の製造技術分野で公知の他の材料)でもよい。
本基質の柔軟性を増大するために添加剤を加えてもよい。そのような添加物の例としては、ポリオール類(たとえば、グリセリン、プロピレングリコールおよびポリエチレングリコール)、フタル酸誘導体、クエン酸エステル類、界面活性剤(たとえばポリオキシエチレン(20)ソルビタンエステル類)およびアセチル化モノグリセリド類があるが、これらに限られるわけではない。
不溶性の不織布基質には、感覚特性を組み入れることもできる。このような感覚特性の例としては、基質の色、テキスチャー、パターンおよびエンボス加工があるが、これらに限られるわけではない。
本水不溶性基質は、平らに置いた場合、約100cm2〜約1,000cm2、たとえば約200cm2〜約500cm2、たとえば約200cm2〜約360cm2の間の領域をカバーすることができる。
本水不溶性基質は、ユーザーである人の顔をカバーして、ユーザーの顔のまわりに本水不溶性基質を容易に置くことができるようなサイズと形状にすることができる。たとえば、本水不溶性基質には、ユーザーの口、鼻および/または眼のための開口部を設けてもよい。あるいは、そのような開口部を持たない水不溶性基質でもよい。このような開口部のない形態は、本発明形態の内、水不溶性基質が顔以外の肌の広がり部分を覆うことを意図したものである場合、または、水不溶性基質をワイプとして使用することを意図したものである場合に有用である。本水不溶性基質は、種々の形状、たとえば、角張った形状(たとえば、長方形)またはアーチ状(たとえば円状または楕円状)にすることができる。
本発明の一形態では、本製品に、異なる形状の複数の水不溶性基質が含まれる。本発明の一形態では、本製品に、第一の水不溶性基質と第二の水不溶性基質とが含まれる。第一の水不溶性基質は額の上に貼り付けられるような形状にし、第二の水不溶性基質は、唇より上および/または下の領域、顎および/または頬等の、口の近くに貼り付けられるような形状にする。本発明の一形態では、第一の水不溶性基質を顔の鼻領域にも貼り付ける。第一の水不溶性基質は、約100cm2〜約200cm2、たとえば約120cm2〜約160cm2の表面積を有し、第二の水不溶性基質は、約100cm2〜約300cm2、たとえば約150cm2〜約250cm2の表面積を有する。本発明の一形態では、たとえば、ユーザーの顔または他の身体部位上を容易に覆いあるいはその形状に容易に合うように、本水不溶性基質が低い剛性を有する。
(液状含浸物)
本製品には、たとえば本水不溶性基質を湿らせるために使用できるような液状含浸物を含めることができる。本発明の一形態では、液状含浸物は、本水不溶性基質の重量に対し、少なくとも約5重量%の量で存在する。言い換えれば、この液状含浸物を水不溶性基質から分離すれば、水不溶性基質の重量に対する除去された液状含浸物の重量割合が約5%を超えることになる。少なくともおおむねこの比率で液状含浸物を存在させることにより、水不溶性基質と接触した肌に、液状含浸物を容易に移動させることができる。ハイドレーティングフェイシャルマスク用等のためにユーザーの肌への液状含浸物の移動を更に高める目的で、水不溶性基質に対する液状含浸物の重量割合を、約50%超、たとえば約65%超、たとえば約65%〜約95%の間、にすることができる。
本発明の他の一形態では、水不溶性基質の重量に対し、液状含浸物が約5重量%未満の割合で存在する。あるいは、液状含浸物を含まない。このような製品は、クレンジングワイプのように、肌に対し使用する前に、これらの製品に液体(たとえば、水または化粧液やクレンザー等の液体スキンケア製品)を加えるような用途で使用することができる。
本液状含浸物には、水相、油性/疎水性相、ゲル相またはこれらの相の混合物が含まれ得る。これらの相の一つ以上に(以下に説明する)マイクロカプセルを分散させてもよい。ある形態では、マイクロカプセルが水相に分散される。
ある形態では、液状含浸物が、マニュアルNo.M/92−161−H895の操作説明書に従い、ブルックフィールドデジタル粘度計、モデルDV−II+ バージョン3.2を使用して測定した場合、約10,000センチポアズ(cps)未満、たとえば約5,000cps未満、たとえば約1,000cps未満、の粘度を有する。このような低い粘度の液状含浸物は、特に本製品がハイドレーティングマスクの場合に、ユーザーにとって美学的に快いようである。
本液状含浸物には、水、イソプロピルアルコール、グリコール類、ハイドロアルコール類(hydro-alcohols)、グリセリン、エステル類、湿潤剤、エモリエント、透過増強剤(penetration enhancer)、感覚剤(sensory agent)(たとえばメントールおよび乳酸メチル)、キレート化剤(たとえばEDTA)、保存料(たとえばパラベン類)ならびに、他の従来からある化粧用補助剤{たとえば染料、乳白剤(たとえば二酸化チタンや酸化亜鉛)、顔料および芳香剤}を含めることができる。さらに、本液状含浸物には、下記の「ベニフィット剤」の題名のセクションで説明する、一以上のベニフィット剤を含めることができる。
(マイクロカプセル)
本製品には、複数のマイクロカプセルが含まれる。マイクロカプセルは、ユーザーの肌との接触を促進するために、本水不溶性基質のまわりに(たとえば一様に)散布することができる。マイクロカプセルは、液状コアを囲むマイクロカプセル壁を有する。このマイクロカプセル壁は、通常、比較的低い応力で壁が、壊れ、亀裂が入り、または破裂するように構成されている。マイクロカプセル壁は、たとえば、約1psi(換算値は70g/cm2)未満、たとえば約0.5psi〜約1psi(換算値は35g/cm2〜70g/cm2)の間の圧力を与えると、ただちに破砕され、一つ以上の断片にすることができる。一旦マイクロカプセル壁が壊れるか、亀裂が入るか、破裂すると、液状コアを放出することができる。
本マイクロカプセル壁は、通常、液状コアに実質的に不溶性であり、(存在する場合には)液状含浸物に実質的に不溶性である材料から形成される。「実質的に不溶性」とは、通常、「貯蔵時間」(たとえば約6ヵ月以上)中、マイクロカプセル壁が、液状含浸物または液状コアによる溶解または溶媒和に耐性を有することを意味する。マイクロカプセル壁は、通常、この期間中、液状コアを包含する能力を維持する。
たとえば、液状含浸物が相当量の水を含む本発明の形態については、マイクロカプセル壁は、水に実質的に不溶性である。
本マイクロカプセル壁は、水不溶性ポリマー、たとえば、無機ポリマー(たとえばゾル−ゲル由来のシリカ)または水不溶性有機ポリマーから形成しても、これらを含んでいてもよい。典型的な水不溶性有機ポリマーには、ポリアミン類、ポリアクリレート類、多糖類、シクロデキストリン類およびこれらの組み合わせが含まれる。
特に注目に値する水不溶性有機ポリマーには、たとえばメラミン、尿素およびこれらの組み合わせ等のモノマーをベースとするまたはこれらを含むポリアミン等の熱硬化ポリマー類がある。適切なポリマーには、たとえば、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂および尿素−ホルムアルデヒド樹脂がある。このようなマイクロカプセルは、しばしば、「アミノプラスト(aminoplast)」マイクロカプセルと称される。そのような例の一つに、オーストラリア,リード−パシフィック・オブ・デュラル社(Reed-Pacific of Dural)から、Pontenza Dimethiconeという名称で市販されているポリオキシメチレンメラミン尿素(PMU)がある。もう一つのこのような例としては、ミネソタ州、セントポールの3M社から市販されているPMUマイクロカプセル(32 Micron Encapsulated Mineral Oil and Jojoba Oil)がある。このようなポリマーは、容易に、液状コアを囲むマイクロカプセル壁にすることができる。これらから作製したマイクロカプセル壁は、貯蔵安定性が高く、しかも、十分もろく、その結果、ユーザーの比較的低い応力で破砕される。
本マイクロカプセルは、約1μm〜約1,000μm、たとえは約100μm〜約500μmの範囲の平均粒径を有し得る。「粒径」とは、粒子の外表面の最遠の点をつなぐ想像上の線の長さを意味する。さらに、本マイクロカプセル壁は、約0.01μm〜約1μm、たとえば約0.1μm〜約0.5μmの範囲の厚さを有し得る。本マイクロカプセル壁は、一層でも多層でもよく、滑らかな形状でも不規則な形状でもよい。
本マイクロカプセルは、その場における重合、複合コアセルベーションまたは、複合沈殿等の方法で形成することができる。液状コアを囲むアミノプラストマイクロカプセルおよびこのようなマイクロカプセルの分散体の形成例は、特許文献1、特許文献2、特許文献3に開示されている。上記文献に記載された、染料、芳香剤および他の「内相(internal phase)」(すなわち液状コア)は、「液状コア」という題名の下記セクションで説明する鉱油および/または他の成分を置換することにより、容易に改質することができる。
(液状コア)
本マイクロカプセルには、液状コアを囲むマイクロカプセル壁が含まれる。本発明の一形態では、本液状コアが疎水性であるかまたは、主に疎水性材料を含んでいる。たとえば、本液状コアに、肌に対する良好な濡れ性、のび、肌軟化性および/または湿気バリア特性を与える、鉱油または他の油等のモイスチャライジングオイルまたは、エステル類等の疎水性ビヒクルを含めることができる。このような疎水性ビヒクルの適切な例としては、非特許文献1に開示されたものがある。疎水性ビヒクルの注目すべき例としては、セチルアルコール、ジメチコン、鉱油、イソヘキサデカン、ミリスチン酸イソプロピル、ラノリン、ミリスチン酸ミリスチル、PEG−40水添ヒマシ油、フィトステロール、シアバターおよびこれらの組み合わせがあるが、これらに限られるわけではない。疎水性ビヒクルは、1未満、たとえば、約0.7〜約0.95、たとえば約0.80〜0.95の範囲の比重を有し得る。
液状コアに使用される他の適切な成分としては、揮発性香油または、種々の肌ベニフィット剤(ベニフィット剤という題名の下記セクションを参照されたい)、特に、疎水性で、液状コアの他の成分と両立し得、および/または、液状含浸物中(すなわちマイクロカプセル壁の外)に存在し得る成分と接触すると不安定になるベニフィット剤がある。液状コアに含めることができる特に注目すべきベニフィット剤には、レチノイド類(たとえばレチノール)、ビタミンE、スキンファーミング剤{たとえば、ジメチルアミノエタノール(DMAE)等の第三級アルカノールアミン類}、大豆抽出物、ナツシロギク抽出物または他の肌のためになる植物抽出物およびペプチド類(たとえば銅含有ペプチド)がある。
(ベニフィット剤)
本発明の一形態では、本水不溶性基質に、一以上のベニフィット剤が含まれる。「ベニフィット剤」とは、化粧上のまたは治療上の効果を肌に与える化合物(たとえば、合成された化合物または天然の原料から分離された化合物)を意味する。これらの化合物としては、明色剤、暗色剤(たとえばセルフタンニング剤)、にきび防止剤、てかり防止剤、抗菌剤、抗炎症剤、抗かび剤、駆虫剤、外用鎮痛剤、日焼け止め剤、光防護剤、酸化防止剤、角質溶解剤、モイスチャライザー、栄養剤、ビタミン、エネルギー増強剤、制汗剤、アストリンゼント、デオドラント、毛髪成長抑制剤、抜け毛防止剤、毛髪成長促進剤、ヘアリムーバー、スキンファーミング剤、肌硬化防止剤、老化防止剤(たとえば皺防止剤)、スキンコンディショニング剤、アレルギー防止剤、防腐剤、外用鎮痛剤、かゆみ防止剤、抗ヒスタミン剤、抗感染薬、抗コリン作用薬、血管収縮剤、血管拡張剤、創傷治癒促進剤、ペプチド類、ポリペプチド類、タンパク質、脱臭剤、制汗剤、フィルム形成ポリマー類、反対刺激薬、酵素、酵素阻害剤、毒ツタかぶれ治療薬、有毒オークかぶれ治療薬、熱傷治療剤、おむつかぶれ治療剤、あせも薬、ハーブ抽出物、フラベノイド類、感覚剤(sensates)、酸化防止剤、角質溶解剤、日焼け止めおよび抗浮腫薬ならびにこれらの組み合わせがあるが、これらに限られるわけではない。
本発明の一形態では、本ベニフィット剤が、ヒドロキシ酸類、過酸化ベンゾイル、硫黄レゾルシノール、アスコルビン酸およびその誘導体、D−パンテノール、ヒドロキノン、オクチル・メトキシシンナメート、二酸化チタン、サリチル酸オクチル、ホモサレート、アボベンゼン、ポリフェノール樹脂、カロテノイド類、フリーラジカルスカベンジャ、スピントラップ類、レチノイド類(たとえばレチノールおよびパルミチン酸レチニル)、セラミド類、多不飽和脂肪酸、必須脂肪酸、酵素、酵素阻害剤、ミネラル、ホルモン(たとえばエストロゲン類)、ステロイド類(たとえばハイドロコーチゾン)、2−ジメチルアミノエタノール、銅塩(たとえば塩化銅)、銅含有ペプチド類、コエンザイムQ10、リポ酸、アミノ酸(たとえばプロリンおよびチロシン)、リポアミノ酸(たとえばカプリロイルグリシンおよびサルコシン)、ビタミン、ラクトビオン酸、アセチルコエンザイムA、ナイアシン、リボフラビン、サイアミン、リボース、電子輸送体(たとえばNADHおよびFADH2)および他の植物抽出物、ならびに、これらの塩、エステルおよび誘導体から選択されるが、これらに限られるわけではない。ベニフィット剤は、一般的に、本発明の組成物または製品中に、液状含浸物または液状コアの約0.001重量%〜約20重量%、たとえば約0.01%〜約10%、たとえば約0.1%〜約5%、の量で存在する。
ビタミンの例としては、ビタミンA、ビタミンB(たとえばビタミンB3、ビタミンB5およびビタミンB12)、ビタミンC、ビタミンKおよびビタミンE、ならびに、これらの塩、エステルおよび誘導体(たとえば、パルミチン酸レチニル、酢酸アスコルビルおよび酢酸トコフェロール)があるが、これらに限られるわけではない。
ヒドロキシ酸類の例としては、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、サリチル酸、クエン酸および酒石酸があるが、これらに限られるわけではない。
酸化防止剤の例としては、水溶性酸化防止剤(たとえば、スルフヒドリル化合物およびこれらの誘導体−たとえば、ナトリウムメタビスルファイトとN−アセチルシステイン)、リポ酸およびジヒドロリポ酸、レズベラトロール、ラクトフェリン、ならびに、アスコルビン酸およびアスコルビン酸誘導体(たとえばアスコルビン酸グルコシド、マグネシウムアスコルビルホスフェートおよびパルミチン酸アスコルビル、アスコルビルポリペプチド)があるが、これらに限られるわけではない。本発明の組成物における使用に適した油溶性酸化防止剤としては、ブチル化ヒドロキシトルエン、レチノイド類(たとえばレチノールおよびパルミチン酸レチニル)、トコフェロール類(たとえば酢酸トコフェロール)、トコトリエノール類およびユビキノンがあるが、これらに限られるわけではない。本発明の組成物における使用に適した酸化防止剤を含む天然抽出物には、フラボノイド類、イソフラボノイド類およびこれらの誘導体(たとえばゲニステインおよびジアドゼイン(diadzein))を含む抽出物、レズベラトロールを含む抽出物等があるが、これらに限られるわけではない。このような天然抽出物の例としては、葡萄種子、緑茶、マツ樹皮およびプロポリスがある。
植物抽出物の例としては、マメ科植物(たとえば大豆)、アロエベラ、ナツシロギク、ショウガ科植物、ルバーブ、ポーチュラカ、シーダーの木、シナモン、マンサク、タンポポ、チャイニーズアンゼリカ、ターメリック、ジンジャー、ワレモコウ、ドクダミ属植物、ジュズダマ属の種子(Coix Seed)およびタイムがあるが、これらに限られるわけではない。「植物抽出物」とは、植物から分離される2以上の化合物のブレンド物を意味する。
本発明の一形態では、顔の額領域上について使用するように設計された水不溶性基質には、油制御剤(たとえば二酸化チタン、アルコール類、植物抽出物およびタルク)、毛穴汚れ除去剤(pore refining agent)(たとえば、α−ヒドロキシ酸類、β−ヒドロキシ酸類および酵素)、にきび防止剤(たとえば、過酸化ベンゾイル、サリチル酸、トリクロロカルバン、トリクロサン、アゼライン酸、クリンダマイシン、アダプレネ、エリスロマイシン、ナトリウム・スルファセタミド、レチノイン酸および硫黄)、油吸収剤(たとえば二酸化チタンおよび粘土類)、てかり防止剤(たとえばシリコーン類、アルコール類、タルクおよび粘土類)、ダークスポット減少剤(たとえばビタミンC、ヒドロキノン、植物抽出物、α−ヒドロキシ酸類、β−ヒドロキシ酸類およびレチノイド類)、および/または皺/縮緬皺減少剤(たとえばレチノイド類、α−ヒドロキシ酸類および酵素)が含まれるが、これらに限られるわけではない。
本発明の他の一形態では、顔の口の領域まわりについて使用するように設計された水不溶性基質には、加湿(hydration)/保湿剤(moisturization agent)(たとえば、グリセリン、シリコーン、グリコール類、植物抽出物およびエステル類)、毛穴汚れ除去剤、にきび防止剤、血管拡張薬(たとえばナイアシンアミドおよびセイヨウトチノキ抽出物)、血管収縮薬(たとえばカフェインおよび植物抽出物)、スキンリフティング剤(skin-lifting agent)(たとえば、銅含有ペプチド類、ジメチルアミノエタノールおよびポリマー類)、スキンファーミング(skin-firming)ポリマー類、皺/縮緬皺減少剤、色素除去/肌明色化(skin lightening)剤(たとえばビタミンC、ヒドロキノン、植物抽出物、α−ヒドロキシ酸類、β−ヒドロキシ酸類、レチノイド類、アルブチンおよびコウジ酸)および脱毛剤/毛髪減少剤(たとえば大豆抽出物、n−アセチルシステインおよびイソフラボン類)が含まれるが、これらに限られるわけではない。
本ベニフィット剤(類)は、液状コア中、液状含浸物中、またはその両方中に置くことができる。本発明の一形態では、一以上のベニフィット剤が、親水性/疎水性によって分離される。たとえば、親水性ベニフィット剤が液状含浸物中にあり、疎水性ベニフィット剤が液状コア内にあり、マイクロカプセルが破裂するまで、親水性ベニフィット剤から本質的に分離されているようにすることができる。種々の組み合わせが考えられ、ある一例では、アスコルビン酸とその誘導体、α−ヒドロキシ酸類、β−ヒドロキシ酸類、アルカノールアミン類、タンパク質、酵素および酵素活性化剤ならびにこれらの組み合わせからなる群から選ばれた一以上のベニフィット剤を、液状含浸物中に置き、レチノイド類、トコフェロール類、酵素、酵素活性化剤およびこれらの組み合わせからなる群から選ばれた一以上のベニフィット剤を液状コア内に置くが、これらに限られるわけではない。本発明の他の形態では、疎水性ベニフィット剤を液状含浸物中に置き、親水性ベニフィット剤を液状コア内に置く。
本発明の一形態では、本製品に、酵素(たとえば、イスラエルのRakuto Biotechnologies of Yokneam社から市販されているリグニンペルオキシダーゼ)や適切な活性化剤(たとえば過酸化水素等の過酸化物)が含まれる。本酵素および活性化剤は、マイクロカプセル壁によって分離し得る。たとえば、酵素を液状コアに含め、活性化剤を液状含浸物中に含めることができる。本発明の他の一形態では、活性化剤を液状コア中に含め、酵素を液状含浸物中に含めることができる。
(にきび防止剤)
本発明の一形態では、本発明の製品の一以上の水不溶性基質に、にきび防止剤(類)が含まれる。「にきび防止剤」とは、にきびの治療に有効な薬品を意味する。にきび防止剤の例としては、アゼライン酸、クリンダマイシン、アダプレネ、エリスロマイシン、ナトリウム・スルファセタミド、レチノイン酸、過酸化ベンゾイル、硫黄およびサリチル酸があるが、これらに限られるわけではない。
本発明の一形態では、基質に、約0.01重量%〜約50重量%、たとえば約0.2重量%〜約30重量%、たとえば約0.2重量%〜約15重量%の、少なくとも一つのにきび防止剤が含まれる。
(他の材料)
種々のその他の材料を、液状含浸物および/または液状コア中に存在させることもできる。これらには、湿潤剤、エモリエント、ベニフィット剤のキャリア類/カプセル化剤(たとえばリポソーム)、透過増強剤、感覚剤(sensory agent)(たとえばメントールおよび乳酸メチル)、キレート化剤(たとえばEDTA)、洗剤/界面活性剤/自己発泡剤および保存料(たとえばパラベン)が含まれる。この他、ここで役に立つ局所組成物には、従来からある化粧用補助剤{たとえば染料、乳白剤(たとえば二酸化チタンおよび酸化亜鉛)}、色素および芳香剤を含めることができる。
(本製品の包装)
本発明の一形態では、本製品が包装された完成品の形態になっている。ある形態では、包装が、本水不溶性基質を収納した、プラスチック、金属またはガラスのチューブ、小型容器(tub)、パウチまたは瓶(jar)等の容器である。本製品には、さらに、一以上のこれらの容器(たとえば、2個〜20個の個々の製品のパッケージ)を収納するためのプラスチックまたは段ボールの箱等の更なる包装が含まれ得る。このような容器を製造するのに使用することのできる材料の例としては、アルミニウム、ポリプロピレン、ポリエチレンおよび/またはポリエステル類があるが、これらに限られるわけではない。本発明の一形態では、包装が空気に対し実質的に不透過性である。
本発明の一形態では、本製品に、ユーザーが本水不溶性基質を顔等の肌に対して使用するよう指示する使用説明書が含まれる。本製品が、水不溶性基質の重さの少なくとも約5重量%の量で存在する液状含浸物を含む一実施形態では、ユーザーが、本製品を肌に対し直接使用するよう説明がなされる。本製品が、水不溶性基質の重さの少なくとも約5重量%の量で存在する液状含浸物を含むか、製品が液状含浸物を全く含まない他の一実施形態では、肌に対して使用する前にユーザーが本製品に液体を加えるよう(たとえば、水、化粧液、クレンザーを本製品に加えるよう)使用説明がなされる。
ある形態では、肌のトーンおよび/または色の外観を変えるメリットを得るためにユーザーが本製品を使用するよう説明がなされる。
(本製品を作製し使用する方法)
以下に、本発明の製品の製造手順を説明する。当業者ならば他の手順を用いることもできる。
不織布材料シート等の水不溶性基質材料を使用する。このシートは、任意的に、穿孔し、または、人の顔上を覆ったときの形状に合うように前もって決められたサイズにカットしておくことができる。目、鼻および/または口に対応して、シートから開口部を任意に切除しておくこともできる。ついで、本基質を、折り曲げ、プラスチックのパウチハウジング(pouch housing)またはその他の適切な容器に収納することができる。
水や一以上のベニフィット剤等の成分を混ぜ合わせて一様な溶液を形成することにより、オプションの液状含浸物を作製することができる。アミノプラストマイクロカプセルを液状含浸物に加え、液状含浸物内に一様に分散させることもできる。ついで、この結果得られる、マイクロカプセルを内部に分散した液状含浸物をハウジング(housing)中に注ぎ込むこともできる。あるいは、(たとえば、液状含浸物とその中に分散されたマイクロカプセルとが基質に吸収されるように)、液状含浸物を基質の周りにスプレーするかまたは散布することができる。液状含浸物を含まない本発明の形態については、本基質上にマイクロカプセルをまぶしあるいは噴霧乾燥することができる。
得られた水不溶性基質は、個々にハウジング中でシールすることも、あるいは、他の水不溶性基質と共に単一のハウジング中に置くこともできる。複数の包装された基質を、外装容器(たとえば箱)中に集めることもできる。
ある形態では、本製品に、たとえば、肌の上に水不溶性基質を置き、肌上からそれを取り去ってくださいといったユーザーへの使用説明書が含まれる。たとえば、水不溶性基質を肌(たとえば顔)に、ある時間、たとえば約10秒〜約1時間(たとえば、約1分〜約15分)接触させておくといった使用説明であってもよい。ユーザーが、水不溶性基質の除去後肌の上に残っている液体をすり込むように使用説明することもできる。このようなすり込み(massage)は、ユーザーの肌の色/トーンの均一性を改善するのに役立ち得る。
本製品を肌の上から取り去る方法の代わりに、ユーザーに、本水不溶性基質を肌にすり込み、肌に潤いを与えおよび/または肌を清潔にするよう使用説明することもできる。
本水不溶性基質を肌に接触させることにより水不溶性基質に与えられる圧力により、マイクロカプセルが破壊され、その中身が皮膚上に放出される。液状含浸物も水不溶性基質から放出され得る。ついで、使用後、その水不溶性基質を廃棄することができる。
本発明の一形態では、(たとえば、ベニフィット剤によるメリットを増して、ユーザーが得られる快適さのレベルを増やすために)、本水不溶性基質を加熱することができる。本発明の一の実施例では、この目的のために、本製品に、ユーザーが温水中に本製品を置くか、本製品を電子レンジにかけるように指示する使用説明書を含めることができる。
上記のごとく、マイクロカプセルは、たとえば肌のトーンおよび肌理の外観の改善{たとえば、明色化(lightening)、赤らみの減少、黄ばみの減少および輝き(radiance)の増大}といった多くのメリットをユーザーに与えることができる。スキンモイスチャライザー等の疎水性ビヒクルや、種々のベニフィット剤の一以上を、マイクロカプセルの液状コア中に含めることができる。このようなベニフィット剤は、たとえばマイクロカプセル外の湿気との接触により生じる時期尚早な分解から保護され得る。液状含浸物には、オプションで、追加のベニフィット剤を組み込むことができる。追加のベニフィット剤を液状コアから分離することにより、これらの追加のベニフィット剤の自己安定性を高めることもできる。さらに、マイクロカプセルを、低粘度含浸物中で容易に安定化し、消費者へのアピールを高めることも容易にできる。
実施例
本発明の一般的説明がなされた後の次の実施例は、本発明の形態の詳細を説明することを目的としており、それによって本発明に何ら制限が生じるものではない。
[実施例1]
次は、顔に対して使用するための水不溶性基質を含んでなるハイドレーティングマスクの例である。不織繊維シート(KP9560、55%のレーヨンと45%のパルプのブレンド物、60g/m2、日本、高知県、土佐市、三昭紙業(株)から市販)から形成された水不溶性基質を、人間の顔に合う形に合わせて切断した。外のり寸法は、約20.3cm×約23.2cmであった。目、鼻および口に対応するように、シートから開口部を切り出した。液体不溶性の基質は折り畳まれて、プラスチックのパウチハウジングに入れられた。
種々の成分を混合して、カリフォルニア州、ロサンゼルス、ニュートロジーナ社(NEUTROGENA)から市販されているビタミンC入りのニュートロジーナ・ファイン・フェアネス・マスク(NEUTROGENA Fine Fairness Mask)用の液状含浸物として使用される組成物と同一の組成物を形成することにより、液状含浸物を作製した。リード・パシフィック社(Reed Pacific)から市販されているアミノプラストマイクロカプセル(アミノプラスト樹脂に対する重量比が約4:1の鉱油液状コアを有する)を、マイクロカプセルが5重量%の濃度になるように、液状含浸物に加えた。マイクロカプセルは、液状含浸物中に一様に分散された。ついで、分散されたマイクロカプセルを含有する、約20gの液状含浸物をハウジングに注ぎ込み、液状含浸物とマイクロカプセルを水不溶性基質に吸収させた。水不溶性基質をハウジングから取り出し、ユーザーの顔の上に置き、約15分間顔と接触した状態に保持した。ついで、水不溶性基質を取り外し、廃棄し、顔の上に残っている液体を乾燥させた。
本ハイドレーティングマスクについて、直ちに得られる美白度の増加、直ちに得られる赤らみの減少および、直ちに得られる黄ばみの減少の能力を評価した。具体的には、CHROMAMETER CR 300(日本、大阪市のミノルタ社から市販)を使用し、直ちに得られる美白度の増加、直ちに得られる赤らみの減少および、直ちに得られる黄ばみの減少を求めた。テスト被験者の顔をフェイシャルクレンザーできれいにし、乾かした。CHROMAMETERを第一のテスト被験者の頬に付けてベースラインCHROMAMETERの読み取りを行い、一組のL、aおよびbの(比色計の)の読み取り値を得る測定を行った。この手順を繰り返して、それぞれの頬について、三つのL、三つのaおよび三つのbの読み取り値を得、ついで、被験者毎に別々に平均化して、それぞれの頬についての平均のL値、それぞれの頬についての平均のa値およびそれぞれの頬についての平均のb値を得た。ついで、ハイドレーティングマスクを被検者の顔に15分間貼り付け、その後、マスクを取り外し、顔を(約10分で)完全に乾燥させた。それぞれの頬について、再び三つの別々の読み取り値を得、これら三つのL読み取り値、三つのa読み取り値および三つのb読み取り値を、再び別々に平均化した。それぞれの頬について、マスクによる手入れ前の平均L値とマスクによる手入れ後の平均「L」値との間の差を求めた。ついで、それぞれの頬についてこのようにして計算された二つの差を平均化し、この平均値を、直ちに得られる美白度(0=純黒、100=純白)の増加として記録した。同様に、それぞれの頬について、マスクによる手入れ前の平均「a」値とマスクによる手入れ後の平均「a」値との間の差を求め、平均化し、直ちに得られる赤らみの増加(0=純緑、100=純赤)として記録した。同様に、それぞれの頬について、マスクによる手入れ前の平均「b」値とマスクによる手入れ後の平均「b」値との間の差を求め、平均化し、直ちに得られる黄ばみの増加(0=純青、100=純赤)として記録した。
実施例1の製品については、直ちに得られる美白度の増加、直ちに得られる赤らみの減少および、直ちに得られる黄ばみの減少は、それぞれ、1.43、0.58および−0.34であった。
[比較例1]
マイクロカプセルを液状含浸物に分散しなかった以外は実施例1と同様にしてハイドレーティングフェイシャルマスクを作製した(比較例1は、ビタミンC入りニュートロジーナ・ファイン・フェアネス・マスク(Neutrogena Fine Fairness Mask)と同一である)。直ちに得られる美白度の増加、直ちに得られる赤らみの減少、直ちに得られる黄ばみの減少および、直ちに得られる輝きの増加は、(それぞれ)、−0.36、0.19および−0.12であった。美白度と赤らみの結果は、実施例1よりかなり劣っており、マイクロカプセルが美白度と赤らみの減少に関してメリットを与えていることが示された。
[実施例2〜実施例5]
ここで説明した本発明の形態に適う適切な液状含浸物の他の例として、下記の実施例2〜実施例5がある。
Figure 2005289997
本液状含浸物は、適当な撹拌容器(主容器)に水を入れ、ついで、アスコルビルグルコシド、グリチルリチン酸ジカリウム、EDTA二ナトリウム、ナトリウムPCA、アラントインおよびナイアシンアミドを順番に加えることによって作製される。別の容器に、グリセリン、メチルパラベンおよびエチルパラベンを順番に加え、80℃で完全に溶解するまで加熱する。この第二の混合物を主容器に加える。別に、キサンタンガムとヘキシレングリコールとを均一になるまで混合し、第三の混合物を作製し、その後、この第三の混合物を主容器に加える。水酸化ナトリウムを主容器に加え、続いて、アクリレートポリマー、ポリオキシメチレンメラミン尿素マイクロカプセル(実施例2、実施例3および実施例5のみ)および芳香剤を加える。実施例2、実施例3および実施例5については、マイクロカプセルを中に懸濁させた約24gの液状含浸物を、203mm×232mm(60g)のKP9560(三昭紙業(株))レーヨン/パルプ不織布片に加える。
実施例4については、1.2gのポリオキシメチレンメラミン尿素マイクロカプセルを上記レーヨン/パルプ不織布に加え、ついで、22.8gの液状含浸物を加える。
以上、本発明について、詳細な説明に関連させて記載したが、これらの記載は説明のためのものであり、付随する請求の範囲により規定される本発明の範囲を制限するものではない。他の態様、利点および改変も本請求項の範囲内に属する。
本発明の好ましい実施態様は以下の通りである。
(1)(i)水不溶性基質、(ii)当該水不溶性基質に対し、約5%を超える重量割合で存在する液状含浸物および、(iii)液状コアを囲むマイクロカプセル壁を有する複数のマイクロカプセルを含んでなる製品。
(2)前記マイクロカプセル壁が、約1psi(換算値は70g/cm2)未満の圧力で、容易に一以上の破片に破砕し得る、実施態様(1)に記載の製品。
(3)前記液状含浸物が、前記水不溶性基質に対し、約50%を超える重量割合で存在する、実施態様(1)に記載の製品。
(4)前記液状含浸物が、前記水不溶性基質に対し、約50%を超える重量割合で存在する、実施態様(2)に記載の製品。
(5)前記マイクロカプセル壁が、ポリアミン、ポリアクリレート、多糖、シクロデキストリンおよびこれらの組み合わせからなる群から選ばれた水不溶性有機ポリマーを含んでなる、実施態様(1)に記載の製品。
(6)前記水不溶性有機ポリマーがポリアミンである、実施態様(5)に記載の製品。
(7)前記ポリアミンが、メラミン、尿素およびこれらの組み合わせのモノマーを含んでなる、実施態様(6)に記載の製品。
(8)前記マイクロカプセルが約100μm〜約500μmの範囲の平均粒径を有する、実施態様(1)に記載の製品。
(9)前記マイクロカプセル壁が約0.1μm〜約0.5μmの範囲の厚みを有する、実施態様(1)に記載の製品。
(10)前記液状コアが油を含んでなる、実施態様(1)に記載の製品。
(11)前記液状コアが、レチノイド、トコフェロール、アルカノールアミン、酵素およびこれらの塩とエステルからなる群から選ばれたベニフィット剤(benefit agent)を含んでなる、実施態様(1)に記載の製品。
(12)前記液状含浸物が水を含んでなる、実施態様(1)に記載の製品。
(13)前記液状含浸物が、アスコルビン酸、グリコール酸、サリチル酸およびこれらの塩とエステルからなる群から選ばれたベニフィット剤を含んでなる、実施態様(1)に記載の製品。
(14)前記水不溶性基質が不織繊維材料を含んでなる、実施態様(1)に記載の製品。
(15)ベニフィット剤(benefit agent)を肌に送出する方法であって、(a)当該肌を、水不溶性基質、液状コアを囲むマイクロカプセル壁を有する複数のマイクロカプセルおよびベニフィット剤を含んでなる製品と接触させ、当該接触により、当該マイクロカプセルのマイクロカプセル壁を破裂させることおよび、(b)当該ベニフィット剤のある量を当該製品から当該肌に移動させることを含む方法。
(16)前記製品が、さらに、前記水不溶性基質に対し約50%を超える重量割合で存在する液状含浸物を含む、実施態様(15)に記載の方法。
(17)前記肌に接触する前に前記製品を液体で湿らせる、実施態様(15)に記載の方法。
(18)前記液体が水である、実施態様(17)に記載の方法。
(19)前記ベニフィット剤が前記マイクロカプセル内に含まれている、実施態様(15)に記載の方法。
(20)前記マイクロカプセル壁が、約1psi(換算値は70g/cm2)未満の圧力で、容易に一以上の破片に破砕し得る、実施態様(15)に記載の方法。

Claims (10)

  1. (i)水不溶性基質、
    (ii)当該水不溶性基質に対し、約5%を超える重量割合で存在する液状含浸物(liquid impregnate)および、
    (iii)液状コアを囲むマイクロカプセル壁を有する複数のマイクロカプセル
    を含んでなる製品。
  2. 前記マイクロカプセル壁が、約1psi(換算値は70g/cm2)未満の圧力で、容易に一以上の破片に破砕し得る、請求項1に記載の製品。
  3. 前記液状含浸物が、前記水不溶性基質に対し、約50%を超える重量割合で存在する、請求項1に記載の製品。
  4. 前記液状含浸物が、前記水不溶性基質に対し、約50%を超える重量割合で存在する、請求項2に記載の製品。
  5. 前記マイクロカプセル壁が、ポリアミン、ポリアクリレート、多糖、シクロデキストリンおよびこれらの組み合わせからなる群から選ばれた水不溶性有機ポリマーを含んでなる、請求項1に記載の製品。
  6. 前記水不溶性有機ポリマーがポリアミンである、請求項5に記載の製品。
  7. 前記ポリアミンが、メラミン、尿素およびこれらの組み合わせのモノマーを含んでなる、請求項6に記載の製品。
  8. 前記マイクロカプセルが約100μm〜約500μmの範囲の平均粒径を有する、請求項1に記載の製品。
  9. 前記マイクロカプセル壁が約0.1μm〜約0.5μmの範囲の厚みを有する、請求項1に記載の製品。
  10. ベニフィット剤(benefit agent)を肌に送出する方法であって、
    (a)当該肌を、水不溶性基質、液状コアを囲むマイクロカプセル壁を有する複数のマイクロカプセルおよびベニフィット剤を含んでなる製品と接触させ、当該接触により、当該マイクロカプセルのマイクロカプセル壁を破裂させることおよび、
    (b)当該ベニフィット剤のある量を当該製品から当該肌に移動させること
    を含む方法。
JP2005099453A 2004-03-31 2005-03-30 肌の手入れ用製品 Pending JP2005289997A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/814,993 US7452547B2 (en) 2004-03-31 2004-03-31 Product for treating the skin comprising a polyamine microcapsule wall and a skin lightening agent

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005289997A true JP2005289997A (ja) 2005-10-20

Family

ID=34940663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005099453A Pending JP2005289997A (ja) 2004-03-31 2005-03-30 肌の手入れ用製品

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7452547B2 (ja)
EP (1) EP1586308A1 (ja)
JP (1) JP2005289997A (ja)
BR (1) BRPI0501329A (ja)
CA (1) CA2502391C (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015502969A (ja) * 2011-12-22 2015-01-29 ジボダン エス エー 香料のカプセル化におけるまたは香料のカプセル化に関わる改善
JP2018154953A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 王子ホールディングス株式会社 マスク用シート及びマスク
JP2020092818A (ja) * 2018-12-12 2020-06-18 石井産業株式会社 フェイスマスク、及びフェイスマスク包装体

Families Citing this family (83)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7642397B2 (en) * 2004-08-10 2010-01-05 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent articles comprising a bodily exudate modifying agent and a skin care formulation
US7265257B2 (en) * 2004-08-10 2007-09-04 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent articles comprising a bodily exudate modifying agent and a film-forming skin care formulation
KR20070091613A (ko) * 2004-11-08 2007-09-11 그렌마크 파머수티칼스 엘티디. 항여드름 화합물 및 항생제 화합물을 함유하는 국소적 제약조성물
US7914891B2 (en) 2005-12-28 2011-03-29 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Wipes including microencapsulated delivery vehicles and phase change materials
US7654412B2 (en) 2006-05-30 2010-02-02 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Wet wipe dispensing system for dispensing warm wet wipes
US7497351B2 (en) 2006-05-30 2009-03-03 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Wet wipe dispensing system
FR2904524B1 (fr) * 2006-08-04 2012-05-04 Georgia Pacific France Article de nettoyage et/ou de soin de la peau et procede de fabrication dudit article
US8192841B2 (en) 2006-12-14 2012-06-05 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Microencapsulated delivery vehicle having an aqueous core
FR2916975B1 (fr) * 2007-06-11 2009-09-04 Galderma Res & Dev Compositions comprenant au moins un compose retinoide, un compose anti-irritant et du peroxyde de benzoyle, et leurs utilisations
DK2170403T3 (da) * 2007-06-27 2014-06-16 Quark Pharmaceuticals Inc Sammensætninger og fremgangsmåder til hæmning af ekspressionen af proapoptotiske gener
US20090286437A1 (en) * 2008-05-14 2009-11-19 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Wipes with rupturable beads
US7924142B2 (en) 2008-06-30 2011-04-12 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Patterned self-warming wipe substrates
US20100040701A1 (en) * 2008-08-12 2010-02-18 Neal Schwartz Compound for exfoliating skin
US8152929B1 (en) * 2009-05-01 2012-04-10 Perring David A Non-abrasive cleaning products
US9186642B2 (en) 2010-04-28 2015-11-17 The Procter & Gamble Company Delivery particle
US9993793B2 (en) 2010-04-28 2018-06-12 The Procter & Gamble Company Delivery particles
US9168219B2 (en) 2010-08-19 2015-10-27 Johnson & Johnson Consumer Inc. Compositions comprising Paulownia tomentosa wood extracts and uses thereof
RU2571691C2 (en) 2010-08-19 2015-12-20 Джонсон Энд Джонсон Конзьюмер Компаниз, Инк. Method of treatment of cellulite
US9173913B2 (en) 2010-08-19 2015-11-03 Johnson & Johnson Consumer Inc. Compositions comprising Paulownia tomentosa wood extracts and uses thereof
US9168207B2 (en) 2010-08-19 2015-10-27 Johnson & Johnson Consumer Inc. Compositions comprising Paulownia tomentosa wood extracts and uses thereof
US9161958B2 (en) 2010-08-19 2015-10-20 Johnson & Johnson Consumer Inc. Methods of treating cellulite
US9168279B2 (en) 2010-08-19 2015-10-27 Johnson & Johnson Consumer Inc. Compositions comprising paulownin and/or Paulownia extracts and uses thereof
US9962326B2 (en) 2010-08-19 2018-05-08 Johnson & Johnson Consumer Inc. Compositions comprising paulownia tomentosa wood extracts and uses thereof
US9387349B2 (en) 2010-08-19 2016-07-12 Johnson & Johnson Consumer Inc. Compositions comprising Paulownia tomentosa wood extracts and uses thereof
US9475709B2 (en) 2010-08-25 2016-10-25 Lockheed Martin Corporation Perforated graphene deionization or desalination
EP2465490A3 (en) 2010-12-17 2015-06-17 Johnson & Johnson Consumer Companies Inc. Compositions comprising Lilium Siberia extracts and uses thereof
US9492492B2 (en) 2010-12-17 2016-11-15 Johnson & Johnson Consumer Inc. Compositions comprising Lilium martagon extracts and uses thereof
US9421236B2 (en) 2010-12-17 2016-08-23 Johnson & Johnson Consumer Inc. Compositions comprising Lilium siberia extracts and uses thereof
ES2692536T3 (es) 2010-12-17 2018-12-04 Johnson & Johnson Consumer Inc. Composiciones que comprenden extractos de Lilium martagon y usos de los mismos
EP2465518B1 (en) 2010-12-17 2016-03-02 Johnson & Johnson Consumer Companies Inc. Compositions Comprising Lilium Candidum Extracts and Uses Thereof
ES2698049T3 (es) 2011-04-04 2019-01-30 Procter & Gamble Artículo para el cuidado del hogar
CN103458858B (zh) 2011-04-07 2016-04-27 宝洁公司 具有增强的聚丙烯酸酯微胶囊的沉积的洗发剂组合物
CN103458859A (zh) 2011-04-07 2013-12-18 宝洁公司 具有增强的聚丙烯酸酯微胶囊的沉积的个人清洁组合物
CN103458871B (zh) 2011-04-07 2015-05-13 宝洁公司 具有增强的聚丙烯酸酯微胶囊的沉积的调理剂组合物
CN104202987B (zh) 2011-08-15 2017-09-01 宝洁公司 个人护理方法
EP2744883B1 (en) 2011-08-15 2018-12-26 The Procter and Gamble Company Personal care articles having multiple zones with compliant personal care compositions
US9814659B2 (en) 2012-04-02 2017-11-14 Johnson & Johnson Consumer Inc. Methods of lightening the skin
US9834809B2 (en) 2014-02-28 2017-12-05 Lockheed Martin Corporation Syringe for obtaining nano-sized materials for selective assays and related methods of use
US10203295B2 (en) 2016-04-14 2019-02-12 Lockheed Martin Corporation Methods for in situ monitoring and control of defect formation or healing
US9744617B2 (en) 2014-01-31 2017-08-29 Lockheed Martin Corporation Methods for perforating multi-layer graphene through ion bombardment
US10653824B2 (en) 2012-05-25 2020-05-19 Lockheed Martin Corporation Two-dimensional materials and uses thereof
US9610546B2 (en) 2014-03-12 2017-04-04 Lockheed Martin Corporation Separation membranes formed from perforated graphene and methods for use thereof
US10418143B2 (en) 2015-08-05 2019-09-17 Lockheed Martin Corporation Perforatable sheets of graphene-based material
US9394637B2 (en) 2012-12-13 2016-07-19 Jacob Holm & Sons Ag Method for production of a hydroentangled airlaid web and products obtained therefrom
US9592475B2 (en) 2013-03-12 2017-03-14 Lockheed Martin Corporation Method for forming perforated graphene with uniform aperture size
US9579278B2 (en) 2013-05-10 2017-02-28 Johnson & Johnson Consumer Inc. Compositions comprising extracts of Bursera simaruba
FR3006894B1 (fr) * 2013-06-14 2015-09-11 Cosmetique Alpine Avancee Microparticules avec des cyclodextrines a double-niveaux d’encapsulation
US9572918B2 (en) 2013-06-21 2017-02-21 Lockheed Martin Corporation Graphene-based filter for isolating a substance from blood
MX355506B (es) 2013-06-27 2018-04-19 Procter & Gamble Composiciones conservantes para el cuidado personal.
EP2829303A1 (en) 2013-07-22 2015-01-28 Johnson & Johnson Consumer Companies Inc. Compositions comprising extract of malva neglecta and method of treating a skin condition with malva neglecta
EP3099645A4 (en) 2014-01-31 2017-09-27 Lockheed Martin Corporation Processes for forming composite structures with a two-dimensional material using a porous, non-sacrificial supporting layer
AU2015210785A1 (en) 2014-01-31 2016-09-08 Lockheed Martin Corporation Perforating two-dimensional materials using broad ion field
WO2015138771A1 (en) 2014-03-12 2015-09-17 Lockheed Martin Corporation Separation membranes formed from perforated graphene
CN104257510B (zh) * 2014-08-28 2017-04-05 东南大学 基于层层组装功能纳米微胶囊面膜的制备方法
SG11201701654UA (en) 2014-09-02 2017-04-27 Lockheed Corp Hemodialysis and hemofiltration membranes based upon a two-dimensional membrane material and methods employing same
AU2016303049A1 (en) 2015-08-06 2018-03-01 Lockheed Martin Corporation Nanoparticle modification and perforation of graphene
CN106691902B (zh) 2015-08-14 2021-04-20 强生消费者公司 包含显齿蛇葡萄和合欢提取物的组合物和使用方法
WO2017058840A1 (en) 2015-09-29 2017-04-06 Johnson & Johnson Consumer Inc. Method and composition for lightening skin using an earliella scabrosa cell culture extract
US20170172913A1 (en) 2015-12-17 2017-06-22 Johnson & Johnson Consumer Inc. Topical Compositions Comprising Pichia Anomala and Chicory Root Extracts
SG11201809015WA (en) 2016-04-14 2018-11-29 Lockheed Corp Two-dimensional membrane structures having flow passages
WO2017180134A1 (en) 2016-04-14 2017-10-19 Lockheed Martin Corporation Methods for in vivo and in vitro use of graphene and other two-dimensional materials
EP3442739A4 (en) 2016-04-14 2020-03-04 Lockheed Martin Corporation PROCESS FOR PROCESSING GRAPHENE SHEETS FOR LARGE SCALE TRANSFER USING A FREE FLOATING PROCESS
WO2017180135A1 (en) 2016-04-14 2017-10-19 Lockheed Martin Corporation Membranes with tunable selectivity
KR20190018411A (ko) 2016-04-14 2019-02-22 록히드 마틴 코포레이션 그래핀 결함의 선택적 계면 완화
US10543240B2 (en) 2016-12-12 2020-01-28 Johnson & Johnson Consumer Inc. Topical composition containing glycerin and yeast extract
US11166997B2 (en) 2018-07-27 2021-11-09 Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. Compositions and methods for treating the eye
US10966948B2 (en) 2019-07-23 2021-04-06 Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. Compositions and methods for treating the eye
CN112654359A (zh) 2018-07-27 2021-04-13 强生外科视力公司 用于治疗眼睛的组合物和方法
US20200030226A1 (en) 2018-07-27 2020-01-30 Johnson & Johnson Consumer Inc. Botanical and bacterial extracts displaying retinol-like activity
WO2020021481A1 (en) 2018-07-27 2020-01-30 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Compositions and methods for treating the eye
BR112021000724A2 (pt) 2018-07-27 2021-04-13 Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. Composições e métodos para tratar os olhos
US11197841B2 (en) 2019-07-23 2021-12-14 Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. Compositions and methods for treating the eye
US11110051B2 (en) 2018-08-30 2021-09-07 Johnson & Johnson Consumer Inc. Topical compositions comprising Pichia anomala and n-acetyl glucosamine
US11045416B2 (en) 2018-08-30 2021-06-29 Johnson & Johnson Consumer Inc. Topical compositions comprising Pichia anomala and retinol
CN111956506B (zh) * 2019-05-20 2022-11-08 珀莱雅化妆品股份有限公司 一种活性成分定点按压释放式皮肤护理用贴膜
US11969451B2 (en) 2019-11-19 2024-04-30 Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. Compositions and methods for treating the eye
US11969454B2 (en) 2019-11-19 2024-04-30 Johnson & Johnson Surgical Vision, Inc. Compositions and methods for treating the eye
FR3105928B1 (fr) * 2020-01-03 2022-04-29 Proneem Matériau textile non tissé et sec imprégné d’une composition cosmétique ou dermo-cosmétique et son utilisation cosmétique ou dermo-cosmétique
WO2021191815A1 (en) 2020-03-26 2021-09-30 Johnson & Johnson Consumer Inc. Compositions comprising carum carvi and rosmarinus officinalis extracts and methods of using same
US20210299203A1 (en) 2020-03-26 2021-09-30 Johnson & Johnson Consumer Inc. Compositions comprising carum carvi and rosmarinus officinalis extracts and methods of using same
EP4059508A1 (en) 2021-03-19 2022-09-21 Johnson & Johnson Consumer Inc. Methods of using compositions comprising an iceland moss extract
EP4173612A1 (en) 2021-10-27 2023-05-03 Johnson & Johnson Consumer Inc. Compositions suitable for use in skin care
WO2023128943A1 (en) * 2021-12-27 2023-07-06 Eczacibasi Tuketim Urunleri Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi Skin cleansing product with the property of renewing and providing care to skin

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3691270A (en) * 1969-02-04 1972-09-12 Oreal Cosmetic makeup removing or treating composition which is microencapsulated and incorporated in a flexible support
JPH02157217A (ja) * 1988-10-18 1990-06-18 Scott Paper Co 湿つたワイプ

Family Cites Families (66)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2004836A1 (ja) * 1969-02-04 1970-09-17
LU57904A1 (ja) * 1969-02-04 1970-08-04
US3896807A (en) 1974-06-13 1975-07-29 Gilbert Buchalter Article impregnated with skin-care formulations
US4100103A (en) 1976-12-30 1978-07-11 Ncr Corporation Capsule manufacture
JPS5425277A (en) 1977-07-27 1979-02-26 Fuji Photo Film Co Ltd Method of producing microcapsule
GB2073132B (en) 1980-04-08 1983-12-14 Wiggins Teape Group Ltd Production of microcapsules
US4591501A (en) 1981-04-13 1986-05-27 Seton Company Cosmetic and pharmaceutical sheet material containing polypeptides
JPS57166514U (ja) 1981-04-16 1982-10-20
US4448704A (en) * 1981-05-29 1984-05-15 Lever Brothers Company Article suitable for wiping hard surfaces
US4362747A (en) 1981-08-03 1982-12-07 Eli Lilly And Company Cosmetic cream pack formulation
CH660445A5 (de) 1983-07-15 1987-04-30 Thomi Franck Ag Stabile fluessige oel-in-wasser-emulsion und ihr herstellungsverfahren.
US4752496A (en) * 1986-05-27 1988-06-21 Qmax Technology Group, Inc. Method of applying cosmetics to a substrate and article
FR2620914B1 (fr) 1987-09-25 1991-11-08 Oreal Materiau en feuille pour realiser un traitement cutane ou capillaire, son procede de fabrication et articles realises en ce materiau
US4878775A (en) * 1987-10-28 1989-11-07 Minnesota Mining And Manufacturing Company Liquid transfer device
AU609644B2 (en) 1988-10-17 1991-05-02 Mitsubishi Paper Mills Ltd. Emulsifier for microcapusles, microcapsules using said emulsifier and process for producing such microcapsules, and non-carbon pressure-sensitive copying paper using said microcapsules
JP2780989B2 (ja) 1989-01-28 1998-07-30 三省製薬株式会社 外用剤
US5227242A (en) 1989-02-24 1993-07-13 Kimberly-Clark Corporation Multifunctional facial tissue
US5071706A (en) 1989-08-31 1991-12-10 Eurand America, Incorporated Oily, free-flowing, microcapsules
US5466465A (en) 1993-12-30 1995-11-14 Harrogate Holdings, Limited Transdermal drug delivery system
JPH07335151A (ja) 1994-06-09 1995-12-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 平板型画像表示装置
DE4445064C2 (de) 1994-12-07 1998-07-23 Lancaster Group Gmbh Kosmetische kaolinhaltige Zubereitung
DE19603019C2 (de) * 1996-01-17 1998-10-15 Lancaster Group Gmbh Kosmetisches Hautreinigungsmittel auf Basis natürlicher Wirkstoffe
US6120784A (en) 1996-02-20 2000-09-19 Viro-Kote, Inc. Anti-bacterial/anti-viral coatings, coating process and parameters thereof
JP2935343B2 (ja) 1996-03-04 1999-08-16 花王株式会社 シート状パック
JPH1081612A (ja) 1996-07-19 1998-03-31 Asahi Chem Ind Co Ltd 携帯用フェイスマスク・パック
JPH1082967A (ja) 1996-09-09 1998-03-31 Shimadzu Corp ヘッドアップディスプレイ
US6550474B1 (en) * 1997-01-29 2003-04-22 Cns, Inc. Microencapsulated fragrances and methods of coating microcapsules
DE19711452A1 (de) * 1997-03-19 1998-09-24 Sca Hygiene Paper Gmbh Feuchtigkeitsregulatoren enthaltende Zusammensetzung für Tissueprodukte, Verfahren zur Herstellung dieser Produkte, Verwendung der Zusammensetzung für die Behandlung von Tissueprodukten sowie Tissueprodukte in Form von wetlaid einschließlich TAD oder Airlaid (non-woven) auf Basis überwiegend Cellulosefasern enthaltender flächiger Trägermaterialien
JPH1149635A (ja) 1997-08-01 1999-02-23 Nitto Denko Corp 水賦活シート状化粧用材及びその使用方法
US5957605A (en) * 1997-10-08 1999-09-28 Gliders, Inc. Containment and application device for liquid, semi-liquid, solid and semi-solid products and method of manufacturing same
JPH11130624A (ja) 1997-10-31 1999-05-18 Kao Corp シート状パック剤組成物
JPH11131791A (ja) 1997-10-31 1999-05-18 Nkk Corp 架空配管用作業枠
TW393321B (en) 1997-11-28 2000-06-11 Caleb Pharmaceuticals Inc Acne/Blackhead removal strip
FR2772269B1 (fr) 1997-12-15 2000-02-04 Oreal Composition cosmetique et/ou dermatologique a base d'acide ascorbique sous forme de poudre
FR2772607B1 (fr) 1997-12-19 2000-02-04 Oreal Utilisation de derives amides d'amino phenol comme agents depigmentants
JPH11228340A (ja) 1998-02-12 1999-08-24 Nitto Denko Corp 化粧用ゲルシート
JPH11322538A (ja) 1998-05-14 1999-11-24 Shiseido Co Ltd パック化粧料
DE1104287T1 (de) 1998-08-13 2001-12-20 Sol Gel Technologies Ltd Verfahren zur herstellung von mit funktionalisierten molekülen beladene oxid-mikrokapseln und die daraus erhaltenen produkte
JP2000093994A (ja) 1998-09-21 2000-04-04 Sanyo Electric Co Ltd リン酸イオン含有排水の処理装置
BR9914023A (pt) 1998-09-22 2001-06-26 Procter & Gamble Composição de esfregão e de máscara da pele de tratamento pessoal e processo para umedecimento da pele
JP3382863B2 (ja) 1998-10-21 2003-03-04 花王株式会社 シート状化粧料
JP2000136112A (ja) 1998-10-29 2000-05-16 Yoshitaka Ohashi フェイスマスク
JP2003502276A (ja) 1998-11-13 2003-01-21 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー アスコルビン酸化合物を含有する皮膚美白組成物
CO5111023A1 (es) 1998-12-31 2001-12-26 Kimberly Clark Co Composicion de articulo absorbente y metodo para usarla para secuestrar irritantes de la piel
JP3650539B2 (ja) 1999-03-04 2005-05-18 ポーラ化成工業株式会社 シート状パック
US6508604B1 (en) * 1999-03-19 2003-01-21 The Procter & Gamble Company Article comprising a cell system
FR2791567B1 (fr) 1999-04-01 2001-06-08 Oreal Masque extensible comportant une matrice adhesive etirable au moins a l' etat mouille
US6183770B1 (en) 1999-04-15 2001-02-06 Acutek International Carrier patch for the delivery of agents to the skin
US6762158B2 (en) 1999-07-01 2004-07-13 Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. Personal care compositions comprising liquid ester mixtures
WO2001002479A1 (en) 1999-07-06 2001-01-11 The Procter & Gamble Company Pre-formed, self-adhesive sheet devices suitable for topical application
AU5090399A (en) 1999-07-06 2001-01-22 Procter & Gamble Company, The Pre-formed, self-adhesive sheets suitable for topical application
WO2001001951A1 (en) 1999-07-06 2001-01-11 The Procter & Gamble Company Sheet-like devices
AU6062600A (en) 1999-07-06 2001-01-22 Procter & Gamble Company, The Devices
EP1200519A1 (en) 1999-07-06 2002-05-02 The Procter & Gamble Company Pre-formed, self-adhesive sheet devices suitable for topical application
US6270783B1 (en) * 1999-08-13 2001-08-07 Unilever Home & Personal Care Usa, Division Of Conopco, Inc. Cosmetic strips with liquid crystal temperature dependent color change
US6503232B1 (en) 1999-09-16 2003-01-07 Kao Corporation Sheet pack
DE10000223A1 (de) 2000-01-05 2001-07-12 Basf Ag Mikrokapselzubereitungen und Mikrokapseln enthaltende Wasch- und Reinigungsmittel
US6429261B1 (en) * 2000-05-04 2002-08-06 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Ion-sensitive, water-dispersible polymers, a method of making same and items using same
WO2002062312A1 (en) 2001-02-08 2002-08-15 The Procter & Gamble Company Mask composition
GB0106560D0 (en) 2001-03-16 2001-05-02 Quest Int Perfume encapsulates
US20020197289A1 (en) 2001-03-23 2002-12-26 L'oreal Compositions and methods for combating the appearance of ageing
FR2826270B1 (fr) 2001-06-22 2005-01-28 Oreal Lingette et ses utilisations dans le domaine cosmetique
CA2453500C (en) 2001-07-13 2008-09-23 3M Innovative Properties Company Abrasive item for cleaning with scented abrasive fibres
US20030044366A1 (en) 2001-08-10 2003-03-06 Dole Victoria F. Skin care composition that changes color upon drying
US20030082217A1 (en) 2001-10-25 2003-05-01 Isabelle Afriat Use of heat-stabilizing microcapsules to improve the activity or penetration of cosmetic or pharmaceutical active principles
US20050066526A1 (en) * 2003-08-19 2005-03-31 Eveready Battery Company, Inc. Shaving aid delivery system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3691270A (en) * 1969-02-04 1972-09-12 Oreal Cosmetic makeup removing or treating composition which is microencapsulated and incorporated in a flexible support
JPH02157217A (ja) * 1988-10-18 1990-06-18 Scott Paper Co 湿つたワイプ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015502969A (ja) * 2011-12-22 2015-01-29 ジボダン エス エー 香料のカプセル化におけるまたは香料のカプセル化に関わる改善
JP2018154953A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 王子ホールディングス株式会社 マスク用シート及びマスク
JP7050531B2 (ja) 2017-03-17 2022-04-08 王子ホールディングス株式会社 マスク用シート及びマスク
JP7050531B6 (ja) 2017-03-17 2022-06-24 王子ホールディングス株式会社 マスク用シート及びマスク
JP2020092818A (ja) * 2018-12-12 2020-06-18 石井産業株式会社 フェイスマスク、及びフェイスマスク包装体

Also Published As

Publication number Publication date
CA2502391A1 (en) 2005-09-30
US7452547B2 (en) 2008-11-18
US20050226834A1 (en) 2005-10-13
EP1586308A1 (en) 2005-10-19
BRPI0501329A (pt) 2005-11-08
CA2502391C (en) 2012-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005289997A (ja) 肌の手入れ用製品
EP2384734A2 (en) Transparent facial treatment mask
JP2009240788A (ja) 顔用マスク
JP4002933B2 (ja) パーソナルクレンジング製品
EP1407762B1 (en) Exothermic article and the use thereof
US20070099813A1 (en) Effervescent cleansing article
US7008620B2 (en) Depilatory compositions and articles and the use thereof
US6306412B1 (en) Cosmetic strip with an agent for inducing a temperature change
KR20100088097A (ko) 격리 층을 포함하는 안면 처치 마스크
KR20090098813A (ko) 방출가능한 배킹을 갖는 피부 케어 운반 기구
JP2003518010A (ja) 局所適用に好適な予め成形された自己粘着性シート状装置
US20040062798A1 (en) Exothermic article and the use thereof in whitening teeth
US20070099812A1 (en) Exothermic cleansing article
EP1421872A2 (en) Exothermic composition and the use thereof
KR101158683B1 (ko) 활성제를 피부의 상이한 영역에 적용하기 위한 제품
KR20090104780A (ko) 안면 마스크
TW201141701A (en) Transparent facial treatment mask
WO2000056277A1 (en) Cosmetic towelettes

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071129

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080327

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101214

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110314

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120110

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120703