JP2020092818A - フェイスマスク、及びフェイスマスク包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】揮発性成分が有する所望の薬効を発揮させやすくすることができるフェイスマスクを提供することにある。【解決手段】フェイスマスク1は、フェイスマスク本体11と、カプセル12とを備える。カプセル12は、フェイスマスク本体11に設けられている。カプセル12は、揮発性成分を含むコア部と、前記コア部を被覆するシェル部とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、フェイスマスク、及びフェイスマスク包装体に関する。
従来から、フェイスマスクは、美容に用いられている。フェイスマスクは、例えば、化粧水又は乳液等の液剤を含侵した状態で顔面に載置され、顔面に液剤を浸透させる。特許文献1には、乾式パックと液剤とを別々に包装しておき、使用時に乾式パックに液剤を含侵させることで、防腐剤に頼らずに品質を維持できる乾性パックセットが開示されている。具体的に、特許文献1に開示の乾性パックセットは、乾性パックと、液剤と、圧迫割れ袋と、収容袋とを備える。収容袋は、乾性パック及び圧迫割れ袋を収納する。液剤は、精油を含む。圧迫割れ袋は、液剤を密封するとともに、外力を受けると液剤の密閉状態を開放し、液剤を乾性パックに含侵させる。
特開2013−79226号公報
特許文献1に開示の乾性パックセットでは、液剤が精油を含有する。しかしながら、精油を含有する液剤では、精油は、液剤中の精油を除いた成分の影響を受けやすい。そのため、液剤中の精油の成分の一部は、液剤中に残留し、揮発しないおそれがある。その結果、精油を含有する液剤は、精油自体が有する所望の薬効を発揮させることができないおそれがある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、揮発性成分が有する所望の薬効を発揮させやすくすることができるフェイスマスク、及びフェイスマスク包装体を提供することにある。
本発明に係るフェイスマスクは、フェイスマスク本体と、カプセルとを備える。前記カプセルは、前記フェイスマスク本体に設けられている。前記カプセルは、コア部と、シェル部とを有する。前記コア部は、揮発性成分を含む。前記シェル部は、前記コア部を被覆する。
ある実施形態において、前記フェイスマスク本体は、主部と、鼻マスクとを含む。前記主部は、ユーザーの鼻部に対応する開口部を有する。前記鼻マスクは、連結部と、重複部とを有する。前記連結部は、前記主部に連結される。前記重複部は、前記主部の一部であって前記開口部の外縁のうちの少なくとも一部と重複する部分である。前記鼻マスクは、前記主部において連結部である一端が固定された状態でその他端が可動である。
ある実施形態において、保護材を備える。前記保護材は、前記カプセルを保護する。
ある実施形態において、前記保護材は、シート状である。前記保護材は、一方の面にシール層を有する。
ある実施形態において、前記フェイスマスク本体は、不織布又は紙を含む。
ある実施形態において、前記カプセルは、ユーザーの鼻部、口部及び目部の少なくとも1つに対応する位置近傍に配置されている。
ある実施形態において、前記保護材は、前記フェイスマスク本体に、熱融着又は縫合によって取り付けられている。
ある実施形態において、前記揮発性成分は、精油を含む。
ある実施形態において、前記シェル部は、ゼラチンを含む。
本発明に係るフェイスマスク包装体は、包装袋と、前記フェイスマスクと、液剤とを備える。前記包装袋は、前記フェイスマスクと前記液剤とを分離して収納するように構成されている。
ある実施形態において、前記包装袋は、分離部を有する。前記分離部は、前記包装袋の内部を第1収納室と第2収納室とを分離する。前記第1収納室には、前記フェイスマスクが収納されている。前記第2収納室には、前記液剤が収納されている。前記分離部は、所定値を超える押圧力が作用すると、前記第1収納室と、前記第2収納室とを連通させるように構成されている。
本発明に係るフェイスマスク、及びフェイスマスク包装体によれば、揮発性成分が有する所望の薬効を発揮させやすくすることができる。
図1(a)は、本発明の実施形態1に係るフェイスマスクの未使用状態を示す斜視図である。図1(b)は、本発明の実施形態1に係るフェイスマスクの未使用状態を示す正面図である。 図2は、本発明の実施形態1に係るフェイスマスクのうち、図1(b)の切断線IIで切断した概略部分断面図である。 図3(a)は、本発明の実施形態1に係るフェイスマスクの使用状態を示す斜視図である。図3(b)は、本発明の実施形態1に係るフェイスマスクのうち、図3(a)に示す切断線IIIBで切断した概略部分断面図である。 図4(a)は、本発明の実施形態1に係るフェイスマスク包装体の概略正面図である。図4(b)は、本発明の実施形態1に係るフェイスマスク包装体のうち、図4(a)に示す切断線IVBで切断した概略断面図である。 図5(a)は、本発明の実施形態2に係るフェイスマスクの未使用状態を示す正面図である。図5(b)は、本発明の実施形態3に係るフェイスマスクの未使用状態を示す正面図である。 図6(a)は、本発明の実施形態4に係るフェイスマスクの未使用状態を示す正面図である。図6(b)は、本発明の実施形態4に係るフェイスマスクのうち、図6(a)に示す切断線VIBで切断した概略部分断面図である。 図7(a)は、本発明の実施形態5に係るフェイスマスクの未使用状態を示す正面図である。図7(b)は、本発明の実施形態6に係るフェイスマスクの未使用状態を示す正面図である。 図8(a)は、本発明の実施形態7に係るフェイスマスクの未使用状態を示す正面図である。図8(b)は、本発明の実施形態8に係るフェイスマスクの未使用状態を示す正面図である。 図9は、本発明の実施形態9に係るフェイスマスク包装体の概略図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されない。また、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
[実施形態1:フェイスマスク1]
図1(a)、図1(b)及び図2を参照して、実施形態1に係るフェイスマスク1について説明する。図1(a)は、実施形態1に係るフェイスマスク1の未使用状態を示す斜視図である。図1(b)は、実施形態1に係るフェイスマスク1の未使用状態を示す正面図である。
フェイスマスク1は、例えば、液剤22を含侵した状態でユーザーの顔面に載置され、ユーザーの顔面に液剤22を浸透させるために利用される乾式のパックである。
図1(a)及び図1(b)に示すように、フェイスマスク1は、第1フェイスマスク本体11と、カプセル12と、第1保護材13とを備える。図1(a)に示すように、カプセル12は、第1フェイスマスク本体11に設けられている。第1保護材13は、カプセル12を覆うようにして、第1フェイスマスク本体11に取り付けられている。
次に、第1フェイスマスク本体11について説明する。図1(a)に示すように、第1フェイスマスク本体11は、主部111と、鼻マスク112とを含む。鼻マスク112は、主部111に連結されている。
第1フェイスマスク本体11は、例えば、不織布、又は紙を含む。つまり、主部111、及び鼻マスク112は、例えば、不織布、又は紙を含む。不織布は、例えば、化学繊維、又は自然繊維を含む。化学繊維は、例えば、ポリエチレン、ポリエステル、ポリウレタン、又は塩化ビニルを含む。自然繊維は、例えば、綿、又は毛を含む。第1フェイスマスク本体11は、例えば、不織布、又は紙を含むことにより、多数の微細な孔をもつ多孔質構造を有する。これにより、主部111は、多孔質構造を有しない場合に比べて、液剤22を吸収し、保持しやすい。主部111の材質と、鼻マスク112の材質とは、異なっていてもよい。
主部111は、ユーザーの顔面の全体を覆うことができるように形成されたシート状物である。図1(a)に示すように、主部111は、ユーザーの鼻部に対応する第1開口部111Aと、ユーザーの目を露出させる第2開口部111Bと、ユーザーの口を露出させるための第3開口部111Cとを有する。主部111は、ユーザーの顔に合うように、スリットを有していてもよい。
主部111は、コストを低減させる観点から、1枚のシート材によって形成されてもよい。また、主部111は、多くのユーザーの顔面の形状に適用できるように、上下又は左右に配置される複数枚のシート材を合わせることによって形成されてもよい。また、主部111は、ユーザーの注意を惹き付けるために印刷された装飾部を有していてもよい。
次に、鼻マスク112について説明する。鼻マスク112は、ユーザーの鼻部を覆うことができるように形成されたシート状物である。第1フェイスマスク本体11は鼻マスク112を備えるので、第1開口部111Aから突出した鼻部を覆うとともに、鼻部と頬部との間に対応する隙間を少なくすることができる。
図1(a)に示すように、鼻マスク112は、主部111に取り付けられた連結部112Aを一端に有する。鼻マスク112は、連結部112Aによって、主部111に連結されている。つまり、鼻マスク112は、主部111において連結部112Aである一端が固定された状態で他端が可動である。鼻マスク112は、矢印Aに沿って回転し、図1(a)において二点鎖線で示される位置に鼻マスク112を移動させることができる。
鼻マスク112の連結部112Aは、主部111に熱融着又は縫合によって取り付けられている。これにより、フェイスマスク1が液剤22を含侵した状態において、鼻マスク112が主部111に接着剤で接合されている場合に比べて、鼻マスク112は主部111から剥離しにくい。
図1(a)に示すように、鼻マスク112は、二点鎖線で示される位置に移動すると、鼻マスク112と主部111とは同一平面にすることができる。図1(b)は、主部111と鼻マスク112とが同一平面になる状態を示す平面図である。破線で示す第1開口部111Aは、鼻マスク112により被覆されているため、露出していない。
図1(b)に示すように、鼻マスク112は、主部111の一部と重複する。鼻マスク112と主部111とが重複する部分は、第1開口部111Aを表す破線と鼻マスク112を表す実線とで囲んだ領域Bに相当する。鼻マスク112の領域Bに対応する部分は、連結部112Aを含むが、鼻マスク112の領域Bに対応する部分から連結部112Aを除いた部分を、重複部112Bとする。重複部112Bは、主部111における第1開口部111Aの外縁の一部に対応する。フェイスマスク1の使用時に、重複部112Bは、頬部と鼻翼部とが近接する部分の少なくとも一部を被覆する。鼻マスク112は、ユーザーの鼻の形状に合わせるためのスリットを有していてもよい。
次に、カプセル12について説明する。カプセル12は、内部に揮発性成分が封入されるとともに、所定値を超える押圧力が作用すると揮発性成分が外部に漏出するように形成された球状物である、所定値を超える押圧力とは、例えば、指で挟んで押しつぶすことが可能な圧力である。
図2は、実施形態1に係るフェイスマスク1のうち、図1(b)の切断線IIで切断した概略部分断面図である。以下、鼻マスク112のユーザーの顔面に載置される側を鼻マスク112の裏側といい、その反対側を鼻マスク112の表側という。
図1(b)に示すように、カプセル12は、鼻マスク112の裏側のユーザーの鼻尖部に対応する位置に設けられている。つまり、カプセル12は、ユーザーの鼻部に対応する位置近傍に配置されている。従って、カプセル12から漏出し、空気に発散した揮発性成分は、ユーザーの外鼻孔から体内に取り込まれやすい。その結果、揮発性成分が有する薬効を発現させやすくすることができる。
本実施形態では、フェイスマスク1は、カプセル12を備える。カプセル12は、揮発性成分を含むコア部121と、コア部121を被覆するシェル部122とを有する。そのため、例えば、フェイスマスク1が液剤22を含侵した状態において、カプセル12から揮発性成分を漏出させることで、従来よりも揮発性成分自体を空気中に発散させることができる。その結果、揮発性成分が有する薬効を発現させやすくすることができる。これは、液剤22自体に揮発性成分を添加する従来と異なり、揮発性成分と、液剤22中の揮発性成分を除いた成分とが一様に混合されることはないため、揮発性成分が液剤22の影響を受けにくいことが主要因であると推測される。さらに、本実施形態では、カプセル12から揮発性成分を漏出させることで、鼻マスク112付近において、局所的に揮発性成分を空気中に発散させ、揮発性成分をユーザーの外鼻孔から体内に取り込むことができる。そのため、本実施形態では、揮発性成分の使用量は、従来よりも少ない。
コア部121は、揮発性成分を含む。揮発性成分は、常温で気化し、かつ、人体に対して薬効を有するものであればよい。揮発性成分は、例えば、精油、合成精油、生薬、又は漢方薬等を含む。揮発性成分は、求める薬効に応じて、適宜選択すればよい。コア部121は、例えば、キャリアオイルを含有していてもよい。
揮発性成分は、精油を含有することが好ましい。これにより、精油の種類に応じた薬効を発現させることができる。以下、精油の具体例を示す。花粉症に有効な精油は、例えば、ティートリー、カモミール・ローマン、又はユーカリ・ラジアタである。口臭に有効な精油は、例えば、ティートリー、ペパーミント、又はレモンである。喘息に有効な精油は、例えば、ニアウリ・シネオール、ジュニパー、真正ラベンダー、サイプレス、又はユーカリ・ラジアタである。月経前緊張症に有効な精油は、例えば、バジル、クラリセージ、プチグレン、ゼラニウム、マンダリン、サイプレス、ジュニパー、又はペパーミントである。冷え性に有効な精油は、例えば、サイプレス、クラリセージ、又はレモンである。便秘に有効な精油は、例えば、ローズマリー・カンファー、バジル、又はペパーミントである。更年期障害に有効な精油は、例えば、クラリセージ、ゼラニウム、サイプレス、バジル、又はイランイランである。不眠に有効な精油は、例えば、真正ラベンダー、ネロリ、又はオレンジ・スイートである。下肢静脈瘤に有効な精油は、例えば、サイプレス、ジュニパー、又はレモン等である。ダイエットに有効な精油は、例えば、シダーウッド、サイプレス、ローズマリー、又はオレンジ・スイートである。ストレスからくる不調に有効な精油は、例えば、真正ラベンダー、ペパーミント、レモン、オレンジ・スイート、又はローズマリー・カンファーである。ストレスによるイライラに有効な精油は、例えば、プチグレン、真正ラベンダー、オレンジ・スイート、又はサンダルウッドである。
シェル部122は、例えば、ゼラチン、加工デンプン、又は多糖類系材料等を含む。多糖類系材料は、ペクチン又はアルギネート等を含む。シェル部122は、ゼラチンを含むことが好ましい。これにより、コア部121を気密密閉するとともに、破壊可能なシェル部122とすることができる。
カプセル12のサイズは、揮発性成分の種類等に応じて適宜調整すればよい。また、カプセル12の形状は立方体状、又は円柱状等であってもよい。
次に、第1保護材13について説明する。第1保護材13は、液剤22からカプセル12を保護するシート状物である。具体的に、第1保護材13は、シェル部122が液剤22を吸収して破壊されることを防ぐとともに、カプセル12に意図しない押圧力が作用してシェル部122が破壊されることを防ぐ。さらに、第1保護材13は、カプセル12を所定の位置に保持させる。
第1保護材13は、鼻マスク112に、熱融着又は縫合によって取り付けられている。これにより、フェイスマスク1が液剤22を含侵した状態においても、第1保護材13が接着剤によって取り付けられている場合に比べて、第1保護材13は鼻マスク112から剥離しにくくなる。
第1保護材13は、第1保護材本体131と、シール層132とを有する。第1保護材13はシール層132を有することで、例えば、カプセル12から漏れ出た揮発性成分の特定方向への移動を遮断することができる。具体的に、本実施形態では、第1保護材13は、鼻マスク112の裏側に取り付けられている。そのため、カプセル12から漏れ出た揮発性成分が鼻マスク112の裏側に移動することを遮断することができる。つまり、揮発性成分がユーザーに直接接触することを防ぐことができる。その結果、例えば、揮発性成分に基づく接触皮膚炎(アレルギー反応)が生じることを抑制することができる。
第1保護材本体131は、例えば、不織布、又は紙を含む。不織布は、例えば、化学繊維、又は自然繊維を含む。化学繊維は、例えば、ポリエチレン、ポリエステル、ポリウレタン、又は塩化ビニルを含む。自然繊維は、例えば、綿、又は毛を含む。第1保護材本体131の材質は、第1フェイスマスク本体11の材質と同一であってもよい。シール層132は、例えば、デンプン、多糖類、ゴム、ポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリビニルアルコール(PVA)、又はポリビニルピロリドンを含む。
以下、図3(a)及び図3(b)を参照してフェイスマスク1の使用方法の一例について説明する。図3(a)は、実施形態1に係るフェイスマスク1の使用状態を示す斜視図である。図3(b)は、実施形態1に係るフェイスマスク1のうち、図3(a)に示す切断線IIIBで切断した概略部分断面図である。
フェイスマスク1は、例えば、液剤22を含侵した状態で、第1保護材13がユーザー側がとなるように、ユーザーの顔面に載置されて使用される。具体的に、図3(a)に示すように、第1フェイスマスク本体11は、第1開口部111Aが鼻部に位置し、第2開口部111Bが目部に位置し、第3開口部111Cが口部に位置するようにして、ユーザーの顔面に載置される。鼻マスク112は、第1開口部111Aから突出した鼻部の形状に合わせて変形され、鼻部を被覆するようにして、ユーザーの顔面に載置される。
カプセル12は指で挟まれて、シェル部122に押圧力が作用すると、シェル部122は破壊される。これにより、揮発性成分はカプセル12から漏出する。ここで、第1保護材13は、シール層132を有する。このため、揮発性成分は、鼻マスク112の裏側へ移動しにくい。その結果、カプセル12から漏れ出た揮発性成分の大半は、鼻マスク112の表側の面に移動する。
図3(b)に示すように、鼻マスク112の表側の面に移動した揮発性成分は、空気中に拡散され、ユーザーの外鼻孔から体内に取り込まれる。フェイスマスク1は、顔面にフェイスマスク1が載置された時点から所定時間が経過すると、ユーザーの顔面から取り外される。所定時間は、液剤22の種類等に応じて適宜調整され、例えば、数分程度である。
図3(a)及び図3(b)を参照して説明したように、フェイスマスク1の使用方法の一例では、フェイスマスク1に液剤22を含侵させた後にカプセル12から揮発性成分を漏出させている。本発明はこれに限定されず、例えば、カプセル12から揮発性成分を漏出させた後に、フェイスマスク1に液剤22を含侵させてもよい。
[実施形態1:フェイスマスク包装体20]
次に、図4(a)及び図4(b)を参照して、実施形態1に係るフェイスマスク包装体20について説明する。図4(a)は、実施形態1に係るフェイスマスク包装体20の概略正面図である。図4(b)は、実施形態1に係るフェイスマスク包装体20の図4(a)に示す切断線IVBで切断した概略断面図である。
フェイスマスク包装体20は、第1包装袋21と、1枚のフェイスマスク1と、液剤22とを備える。フェイスマスク1は折り畳められている。液剤22は、例えば、化粧水、又は美容剤を含む。
図4(b)に示すように、第1包装袋21は、分離部211と、第1シート212と、第2シート213とを有する。図4(a)及び図4(b)に示すように、第1包装袋21は、外周縁部21Cを有する。外周縁部21Cは、第1シート212の外周縁部と、第2シート213の外周縁部とが一体化して形成されている。これにより、第1包装袋21の内部は、空間を有するとともに、第1包装袋21の外部と遮断される。第1シート212及び第2シート213は、例えば、外面側がPET、内面側がPE(ポリエチレン)の積層体で形成されている。第1シート212及び第2シート213の少なくとも一方は、第1包装袋21の内部を目視によって確認できるように、透明であることが好ましい。
図4(a)に示すように、分離部211は、第1包装袋21の内部に配置されている。分離部211は、第1包装袋21の内部を第1収納室21Aと、第2収納室21Bとに分離している。つまり、第1収納室21Aと第2収納室21Bとは、互いに連通していない。第1収納室21Aには、フェイスマスク1が収納されている。第2収納室21Bには、液剤22が収納されている。このように、第1包装袋21は、フェイスマスク1と液剤22とを分離して収納するように構成されている。
分離部211は、例えば、ベーステープの表面に剥離可能な接着剤が塗布された接着テープで形成されている。ベーステープは、例えば、PE又はPETを含む。接着材は、例えば、PEを含む。
フェイスマスク1を使用する際には、ユーザーは、第1収納室21A及び第2収納室21Bの少なくとも一方を手指で押圧する。これにより、第1収納室21A及び第2収納室21Bの少なくとも一方の内部の圧力が高まる。分離部211に所定値を超える押圧力が作用すると、分離部211は、第1シート212及び第2シート213の少なくとも一方から剥離する。つまり、第1収納室21Aと第2収納室21Bとは互いに連通する。その結果、第2収納室21Bに収納されている液剤22は、第1収納室21Aに移動し、フェイスマスク1は、浸漬される。次いで、第1収納室21Aを切り開いて、液剤22が浸漬されたフェイスマスク1を第1包装袋21の外部に取り出して使用すればよい。このように、分離部211は、所定値を超える押圧力が作用すると、第1収納室21Aと、第2収納室21Bとを連通させるように構成されている。
図4(a)及び図4(b)に示すように、フェイスマスク包装体20では、第1包装袋21は、分離部211を有する。そのため、フェイスマスク1を使用する際、乾燥状態のフェイスマスク1に液剤22を簡単に浸漬させることができる。さらに、フェイスマスク1を使用する前では、フェイスマスク包装体20では、フェイスマスク1と、液剤22とは分離して収納されている。そのため、フェイスマスク包装体20では、細菌の繁殖を抑制するための防腐剤を液剤22に含有させる必要はない。フェイスマスク包装体20では、第1包装袋21内に、フェイスマスク1と、液剤容器32とが収納されている。そのため、フェイスマスク1、及び液剤22の携帯が容易である。
第1収納室21Aにフェイスマスク1を収納する際、シート状であるフェイスマスク1を折り畳んで、例えば、円柱状、円盤状の圧縮塊に圧縮することができる。
[実施形態2:フェイスマスク2]
図5(a)を参照して、実施形態2に係るフェイスマスク2について説明する。図5(a)は、実施形態2に係るフェイスマスク2の未使用状態の正面図である。
フェイスマスク2は、実施形態1のフェイスマスク1と比較して、第2フェイスマスク本体14の構成が第1フェイスマスク本体11の構成と異なる。
図5(a)に示すように、フェイスマスク2は、第2フェイスマスク本体14と、カプセル12と、第1保護材13とを備える。以下、第2フェイスマスク本体14のユーザーの顔面に載置されない側を第2フェイスマスク本体14の前側、ユーザーの顔面に載置される側を第2フェイスマスク本体14の裏側という。
カプセル12は、第2フェイスマスク本体14の裏側のユーザーの鼻尖部に対応する位置に設けられている。第1保護材13は、カプセル12を覆うようにして、第2フェイスマスク本体14の裏側の面に取り付けられている。
図5(a)に示すように、第2フェイスマスク本体14は、ユーザーの鼻部の形状に合わせるための第1スリット部14Aと、第2開口部111Bと、第3開口部111Cとを有する。第2フェイスマスク本体14は、ユーザーの顔に合うように、スリットを有していてもよい。
フェイスマスク2は、鼻マスク112を含まない。そのため、フェイスマスク2のカプセル12及び第1保護材13を除いた部位は、1枚のシート材によって形成され得る。これにより、フェイスマスク2は、製造コスト等の点で、フェイスマスク1よりも優れる。
第1保護材13は、第2フェイスマスク本体14に、熱融着又は縫合によって取り付けられている。これにより、フェイスマスク2が液剤22を含侵した状態において、第1保護材13が第2フェイスマスク本体14に接着剤によって取り付けられた場合に比べて、第1保護材13は、第2フェイスマスク本体14から剥離しにくい。
[実施形態3:フェイスマスク3]
図5(b)を参照して、実施形態3に係るフェイスマスク3について説明する。図5(b)は、実施形態3に係るフェイスマスク3の未使用状態の正面図である。
フェイスマスク3は、実施形態1のフェイスマスク1と比較して、第3フェイスマスク本体15の構成が第1フェイスマスク本体11の構成と異なる。
図5(b)に示すように、フェイスマスク3は、第3フェイスマスク本体15と、カプセル12と、第1保護材13とを備える。カプセル12は、第3フェイスマスク本体15の裏側のユーザーの鼻尖部に対応する位置に設けられている。第1保護材13は、カプセル12を覆うようにして、第3フェイスマスク本体15の裏側の面に取り付けられている。
図5(b)に示すように、第3フェイスマスク本体15は、第1スリット部14Aと、ユーザーの目部の形状に合わせるための第2スリット部15Aと、第3開口部111Cとを有する。第3フェイスマスク本体15は、ユーザーの顔に合うように、スリットを有していてもよい。
フェイスマスク3は、鼻マスク112を備えない。そのため、フェイスマスク3のカプセル12及び第1保護材13を除いた部位は、1枚のシート材によって形成され得る。これにより、フェイスマスク3は、製造コスト等の点で、フェイスマスク1よりも優れる。
[実施形態4:フェイスマスク4]
図6(a)及び図6(b)を参照して、実施形態4に係るフェイスマスク4について説明する。図6(a)は、実施形態4に係るフェイスマスク4の未使用状態を示す正面図である。図6(b)は、実施形態4に係るフェイスマスク4のうち、図6(a)に示す切断線VIBで切断した略部分断面図である。
フェイスマスク4は、実施形態1のフェイスマスク1と比較して、カプセル12の位置が異なる。
図6(a)及び図6(b)に示すように、フェイスマスク4は、第1フェイスマスク本体11と、カプセル12と、第2保護材16とを備える。以下、主部111のユーザーの顔面に載置されない側を主部111の前側、ユーザーの顔面に載置される側を主部111の裏側という。
カプセル12は、主部111の裏側のユーザーの口部に対応する位置に設けられている。第2保護材16は、カプセル12を覆うようにして、主部111の裏側の面に取り付けられている。第2保護材16は、シール層132を有しない。
図6(b)に示すように、第2保護材16は、主部111の裏側に向かって突出している。これにより、ユーザーは、第2保護材16の突出した部位を噛みやすくなる。ユーザーが第2保護材16を噛むことで、第2保護材16を介してシェル部122に押圧力が作用し、シェル部122が破壊される。これにより、揮発性成分はカプセル12から漏出する。このように、フェイスマスク4では、揮発性成分を口から体内に取り込みやすい。そのため、例えば、揮発性成分として、喘息に有効な精油、又は口臭に有効な精油を用いることで、フェイスマスク4は、喘息又は口臭の対策に有効となる。
[実施形態5:フェイスマスク5]
図7(a)を参照して、実施形態5に係るフェイスマスク5について説明する。図7(a)は、実施形態5に係るフェイスマスク5の未使用状態を示す正面図である。
フェイスマスク5は、実施形態1のフェイスマスク1と比較して、カプセル12の位置が異なる。
図7(a)に示すように、フェイスマスク5は、第1フェイスマスク本体11と、カプセル12と、第1保護材13とを備える。カプセル12は、ユーザーの人中部に対応する位置に配置されている。第1保護材13は、カプセル12を覆うようにして、主部111の裏側の面に取り付けられている。
図7(a)に示すように、フェイスマスク5では、カプセル12は、ユーザーの人中部に対応する位置に設けられている。つまり、カプセル12は、ユーザーの口部及び鼻部に対応する位置近傍に配置されている。これにより、ユーザーは、フェイスマスク1を使用する場合よりも、口部からも揮発性成分を体内に取り込みやすくなる。
[実施形態6:フェイスマスク6]
図7(b)を参照して、実施形態6に係るフェイスマスク6について説明する。図7(b)は、実施形態6に係るフェイスマスク6の未使用状態を示す正面図である。
フェイスマスク6は、実施形態1のフェイスマスク1と比較して、カプセル12の位置が異なる。
図7(b)に示すように、フェイスマスク6は、第1フェイスマスク本体11と、カプセル12と、第1保護材13とを備える。カプセル12は、ユーザーのオトガイ部に対応する位置に配置されている。第1保護材13は、カプセル12を覆うようにして、主部111の裏側の面に取り付けられている。
図7(b)に示すように、フェイスマスク6では、カプセル12は、ユーザーのオトガイ部に対応する位置に配置されている。つまり、カプセル12は、ユーザーの口部に対応する位置近傍に配置されている。これにより、ユーザーは、フェイスマスク1を使用する場合よりも、口から揮発性成分を体内に取り込みやすくなる。例えば、揮発性成分として、喘息に有効な精油、又は口臭に有効な精油を用いることで、フェイスマスク6は、喘息又は口臭の対策に有効となる。
[実施形態7:フェイスマスク7]
図8(a)を参照して、実施形態7に係るフェイスマスク7について説明する。図8(a)は、実施形態7に係るフェイスマスク7の未使用状態を示す斜視図である。
フェイスマスク7は、実施形態1のフェイスマスク1と比較して、カプセル12の個数が異なる。
図8(a)に示すように、フェイスマスク7は、第1フェイスマスク本体11と、2個のカプセル12と、2つの第1保護材13とを備える。2個のカプセル12は、ユーザーの鼻尖部に対応する位置、及びユーザーの人中部に対応する位置にそれぞれ配置されている。2つの第1保護材13は、2個のカプセル12を別々に覆うようにして、主部111の裏側の面に取り付けられている。
図8(a)に示すように、フェイスマスク7では、2個のカプセル12は、ユーザーの鼻尖部に対応する位置、及びユーザーの人中部に対応する位置に、それぞれ配置されている。つまり、2個のカプセル12は、ユーザーの口部及び鼻部に対応する位置近傍に1個ずつ配置されている。これにより、フェイスマスク7を使用するユーザーは、フェイスマスク1を使用する場合よりも、口及び鼻から揮発性成分を体内に取り込みやすくなる。
ユーザーの鼻尖部に対応する位置に設けられたカプセル12の揮発性成分と、ユーザーの人中部に対応する位置に配置されたカプセル12の揮発性成分とは、同一であってもよいし、異なっていてもよい。
[実施形態8:フェイスマスク8]
図8(b)を参照して、実施形態8に係るフェイスマスク8について説明する。図8(b)は、実施形態8に係るフェイスマスク8の未使用状態を示す斜視図である。
フェイスマスク8は、実施形態1のフェイスマスク1と比較して、カプセル12の個数が異なる。
図8(b)に示すように、フェイスマスク8は、第1フェイスマスク本体11と、2個のカプセル12と、2つの第1保護材13とを備える。2個のカプセル12は、ユーザーの鼻尖部に対応する位置、及びユーザーの額部に対応する位置にそれぞれ配置されている。2つの第1保護材13は、2個のカプセル12を別々に覆うようにして、主部111の裏側の面に取り付けられている。
図8(b)に示すように、フェイスマスク8では、2個のカプセル12は、ユーザーの鼻尖部に対応する位置、及びユーザーの額部に対応する位置に、それぞれ配置されている。つまり、2個のカプセル12は、ユーザーの目部及び鼻部に対応する位置近傍に1個ずつ配置されている。これにより、フェイスマスク8は、フェイスマスク1よりも、空気中に揮発性成分を発散しやすくなり、揮発性成分を体内に取り込みやすくなる。
[実施形態9:フェイスマスク包装体30]
図9を参照して、実施形態9に係るフェイスマスク包装体30について説明する。図9は、実施形態9に係るフェイスマスク包装体30の概略図である。
フェイスマスク包装体30は、実施形態1に係るフェイスマスク包装体20と比較して、分離部211を備えないことが異なる。
図9に示すように、フェイスマスク包装体30は、第2包装袋31と、複数枚のフェイスマスク1と、液剤容器32とを備える。液剤容器32には、液剤22が収納されている。
第2包装袋31は、第1収納室31Aと、第2収納室31Bとを有する。第1収納室31Aには、複数枚のフェイスマスク1が収納されている。第2収納室31Bには、液剤容器32が収納されている。このように、複数枚のフェイスマスク1と、液剤22とは分離して収納されている。
図9に示すように、フェイスマスク包装体30では、複数枚のフェイスマスク1と、液剤22とは分離して収納されている。そのため、フェイスマスク包装体30では、細菌の繁殖を抑制するための防腐剤を液剤22に含有させる必要はない。さらに、フェイスマスク包装体30では、第2包装袋31内に、複数枚のフェイスマスク1と、液剤容器32とが収納されている。そのため、フェイスマスク1、及び液剤容器32の携帯が容易である。
以上、図面(図1〜図9)を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(7))。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質や形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図1〜図9を参照して説明したように、カプセル12の個数は1個又は2個であるが、本発明はこれに限定されない。例えば、カプセル12の個数は3個以上であってもよい。
(2)図1〜図9を参照して説明したように、カプセル12は主部111の裏側の面及び鼻マスク112の裏側の面に配置されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、カプセル12は、主部111の裏側の面及び鼻マスク112の表側の面に配置されていてもよい。
(3)図1〜図3、図7〜図9を参照して説明したように、カプセル12は、鼻マスク112と第1保護材13とによって挟持されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、カプセル12は第1フェイスマスク本体11又は鼻マスク112に印刷されていてもよい。
(4)図1〜図4、図7〜図9を参照して説明したように、シール層132は、第1保護材本体131の表側の面に形成されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、シール層132は、第1保護材本体131の裏側の面に形成されていてもよい。
(5)図1〜図4、図7〜図9を参照して説明したように、第1保護材13はシール層132を有するが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1保護材13は、第1保護材本体131のみからなってもよい。
(6)図1〜図4、図7〜図9を参照して説明したように、第1保護材13は第1保護材本体131を有するが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1保護材13は、シール層132のみからなってもよい。
(7)図4を参照して説明したように、フェイスマスク包装体20は、第1収納室21Aに1枚のフェイスマスク1を収納しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1収納室21Aに2枚以上のフェイスマスク1が収納されていてもよい。
本発明は、美容用フェイスマスク等に適用することができる。
1、2、3、4、5、6、7、8 フェイスマスク
11、14、15 フェイスマスク本体
111 主部
111A 開口部
112 鼻マスク
112A 連結部
112B 重複部
12 カプセル
121 コア部
122 シェル部
13、16 保護材
132 シール層
20、30 フェイスマスク包装体
21、31 包装袋
21A 第1収納室
22B 第2収納室
22 液剤

Claims (11)

  1. フェイスマスク本体と、
    前記フェイスマスク本体に設けられたカプセルとを備え、
    前記カプセルは、
    揮発性成分を含むコア部と、
    前記コア部を被覆するシェル部とを有する、フェイスマスク。
  2. 前記フェイスマスク本体は、
    主部と、
    鼻マスクとを含み、
    前記主部は、ユーザーの鼻部に対応する開口部を有し、
    前記鼻マスクは、
    前記主部に連結される連結部と、
    前記主部の一部であって前記開口部の外縁のうちの少なくとも一部と重複する重複部とを有し、
    前記鼻マスクは、前記主部において連結部である一端が固定された状態でその他端が可動である、請求項1に記載のフェイスマスク。
  3. 前記カプセルを保護する保護材を備える、請求項1又は請求項2に記載のフェイスマスク。
  4. 前記保護材は、シート状であり、
    前記保護材は、一方の面にシール層を有する、請求項3に記載のフェイスマスク。
  5. 前記フェイスマスク本体は、不織布又は紙を含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のフェイスマスク。
  6. 前記カプセルは、ユーザーの鼻部、口部及び目部の少なくとも1つに対応する位置近傍に配置されている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のフェイスマスク。
  7. 前記保護材は、前記フェイスマスク本体に、熱融着又は縫合によって取り付けられている、請求項3から請求項6のいずれか1項に記載のフェイスマスク。
  8. 前記揮発性成分は、精油を含む、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のフェイスマスク。
  9. 前記シェル部は、ゼラチンを含む、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のフェイスマスク。
  10. 包装袋と、
    請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のフェイスマスクと、
    液剤とを備え、
    前記包装袋は、前記フェイスマスクと前記液剤とを分離して収納するように構成されている、フェイスマスク包装体。
  11. 前記包装袋は、前記包装袋の内部を第1収納室と第2収納室とを分離する分離部を有し、
    前記第1収納室には、前記フェイスマスクが収納され、
    前記第2収納室には、前記液剤が収納され、
    前記分離部は、所定値を超える押圧力が作用すると、前記第1収納室と、前記第2収納室とを連通させるように構成されている、請求項10に記載のフェイスマスク包装体。
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