JPH11131791A - 架空配管用作業枠 - Google Patents
架空配管用作業枠Info
- Publication number
- JPH11131791A JPH11131791A JP29980497A JP29980497A JPH11131791A JP H11131791 A JPH11131791 A JP H11131791A JP 29980497 A JP29980497 A JP 29980497A JP 29980497 A JP29980497 A JP 29980497A JP H11131791 A JPH11131791 A JP H11131791A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- pipe
- winch
- attached
- upper frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/18—Appliances for use in repairing pipes
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一度組み立てた吊り足場を解体することなく
配管に沿って移動することができる架空配管作業枠を提
供する。 【解決手段】 配管１の上面を転動する複数の車輪３を
有する上部枠２と、該上部枠に設けられたウインチ６
と、該上部枠から前記配管の側方に垂設する側面枠４
と、前記配管の下面の下に位置し前記側面枠の下辺に取
り付けられた下部枠５とからなる架空配管用作業枠。ウ
インチを手動ウインチにすることもできる。
配管に沿って移動することができる架空配管作業枠を提
供する。 【解決手段】 配管１の上面を転動する複数の車輪３を
有する上部枠２と、該上部枠に設けられたウインチ６
と、該上部枠から前記配管の側方に垂設する側面枠４
と、前記配管の下面の下に位置し前記側面枠の下辺に取
り付けられた下部枠５とからなる架空配管用作業枠。ウ
インチを手動ウインチにすることもできる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、架空管の塗装や補
修等の作業を行うための作業枠に関するものである。
修等の作業を行うための作業枠に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】高所に架設された配管の塗装を行うとき
は、配管に沿って地上から足場支柱を組み上げてゆき、
配管周りの作業床をその支柱に構築して行っている。こ
の方法は、多くの足場支柱および足場材を必要とする。
この足場材等を少なくし、その組み立て工数を少なくす
るために図３に示すような吊り足場を仮設して行うこと
も行われている。この吊り足場は、配管１の上面に当て
物１１を介装して複数本の縦角形鋼管１０を配管１に直
交して配設し、角形鋼管１０の両端部にそれに直交して
横角形鋼管１２を渡し、これらの縦横の各角形鋼管１
０，１２から複数の吊りチェ−ン１３を垂設する。この
吊りチェ−ン１３により配管１の下に下部足場枠１４を
支持し、この下部足場枠１４の上に足場板１５を渡して
作業床として塗装作業を行い、足場範囲の作業が終了し
たら、吊り足場を解体し隣の未塗装の配管に吊り足場を
掛け直し塗装する。このように次々と足場を解体し掛け
直しながら行うものである。この吊り足場は、配管の下
に樹木の植え込みや道路がある場合に特に有効である。
は、配管に沿って地上から足場支柱を組み上げてゆき、
配管周りの作業床をその支柱に構築して行っている。こ
の方法は、多くの足場支柱および足場材を必要とする。
この足場材等を少なくし、その組み立て工数を少なくす
るために図３に示すような吊り足場を仮設して行うこと
も行われている。この吊り足場は、配管１の上面に当て
物１１を介装して複数本の縦角形鋼管１０を配管１に直
交して配設し、角形鋼管１０の両端部にそれに直交して
横角形鋼管１２を渡し、これらの縦横の各角形鋼管１
０，１２から複数の吊りチェ−ン１３を垂設する。この
吊りチェ−ン１３により配管１の下に下部足場枠１４を
支持し、この下部足場枠１４の上に足場板１５を渡して
作業床として塗装作業を行い、足場範囲の作業が終了し
たら、吊り足場を解体し隣の未塗装の配管に吊り足場を
掛け直し塗装する。このように次々と足場を解体し掛け
直しながら行うものである。この吊り足場は、配管の下
に樹木の植え込みや道路がある場合に特に有効である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した吊り
足場は、吊り足場の範囲の塗装等の作業が終わる都度、
足場を解体し、再びクレ−ン車等を使用して掛け直しを
行わねばならず煩雑で工数がかかるという問題があっ
た。
足場は、吊り足場の範囲の塗装等の作業が終わる都度、
足場を解体し、再びクレ−ン車等を使用して掛け直しを
行わねばならず煩雑で工数がかかるという問題があっ
た。
【０００４】本発明は、このような問題を解消するため
に一度組み立てた吊り足場を解体することなく配管に沿
って移動することができる架空配管用作業枠を提供する
ことを目的とする。
に一度組み立てた吊り足場を解体することなく配管に沿
って移動することができる架空配管用作業枠を提供する
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を、配
管の上面を転動する複数の車輪を有する上部枠と、該上
部枠に設けられたウインチと、該上部枠から前記配管の
側方に垂設する側面枠と、前記配管の下面の下に位置し
前記側面枠の下辺に取り付けられた下部枠とからなる架
空配管用作業枠によって達成する。前記ウインチを手動
のウインチにすることもできる。
管の上面を転動する複数の車輪を有する上部枠と、該上
部枠に設けられたウインチと、該上部枠から前記配管の
側方に垂設する側面枠と、前記配管の下面の下に位置し
前記側面枠の下辺に取り付けられた下部枠とからなる架
空配管用作業枠によって達成する。前記ウインチを手動
のウインチにすることもできる。
【０００６】「作用」作業枠を適当個所で組み立てすれ
ば、上部枠に設けられた複数の車輪とウインチにより配
管に沿って移動することができる。従って、配管の下に
道路や植木等があっても支障無く作業ができる。また、
従来のように作業位置を変更するごとに行っていた作業
枠および足場板の解体、組み立て作業を省略できる。
ば、上部枠に設けられた複数の車輪とウインチにより配
管に沿って移動することができる。従って、配管の下に
道路や植木等があっても支障無く作業ができる。また、
従来のように作業位置を変更するごとに行っていた作業
枠および足場板の解体、組み立て作業を省略できる。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて以下に説明する。
いて以下に説明する。
【０００８】図１は、本発明の架空配管作業枠の斜視
図、図２は、本発明の架空配管作業枠の側面図である。
１は塗装作業等の対象配管、２は上部枠であり、軽量リ
ップ溝形鋼、角形鋼管または溶接角形鋼管を格子状に組
み立てたもので、その下面に複数個のタイヤ付き車輪
（この例では３対、６個）３が設けられている。各一対
の車輪は図２に示すように配管の頂線を跨いで左右に配
設されている。
図、図２は、本発明の架空配管作業枠の側面図である。
１は塗装作業等の対象配管、２は上部枠であり、軽量リ
ップ溝形鋼、角形鋼管または溶接角形鋼管を格子状に組
み立てたもので、その下面に複数個のタイヤ付き車輪
（この例では３対、６個）３が設けられている。各一対
の車輪は図２に示すように配管の頂線を跨いで左右に配
設されている。
【０００９】上部枠の中央の横部材上には手動または電
動のウインチが取り付けられている。また、上部枠上に
は角形鋼管または丸鋼管で組み立てられた安全柵１６が
設けられている。
動のウインチが取り付けられている。また、上部枠上に
は角形鋼管または丸鋼管で組み立てられた安全柵１６が
設けられている。
【００１０】４は上部枠２から配管１の側方に垂設する
側面枠で、軽量リップ溝形鋼、角形鋼管、溶接角形鋼管
または丸鋼管を複数本組み合わせて構成されている。
側面枠で、軽量リップ溝形鋼、角形鋼管、溶接角形鋼管
または丸鋼管を複数本組み合わせて構成されている。
【００１１】配管１の下に下部枠５が取り付けられてい
る。この下部枠５は左右の側面枠４、４の下端に、側面
枠４と同様の部材を左右方向および前後方向に組合せ、
水平に架け渡し取り付けてある。
る。この下部枠５は左右の側面枠４、４の下端に、側面
枠４と同様の部材を左右方向および前後方向に組合せ、
水平に架け渡し取り付けてある。
【００１２】４ａ，４ｂは前記側面枠の内側に取付けた
ブラケットに取付けた足場板で、上部の足場板４ａは配
管の上部を、足場板４ｂは配管の下部を塗装等の作業す
るために設けられたものである。上部枠３および下部枠
５にも足場板が取付けられる。
ブラケットに取付けた足場板で、上部の足場板４ａは配
管の上部を、足場板４ｂは配管の下部を塗装等の作業す
るために設けられたものである。上部枠３および下部枠
５にも足場板が取付けられる。
【００１３】側面枠４，４の内側に、図２に示すよう
に、架空配管作業枠２０の横振れを規制するために振れ
防止用ガイドロ−ラ−２３が複数個取付けられている。
に、架空配管作業枠２０の横振れを規制するために振れ
防止用ガイドロ−ラ−２３が複数個取付けられている。
【００１４】８は梯子で、地上から下部枠５の間に立て
掛けられ、作業者が架空配管作業枠２０に昇降するため
に使用される。
掛けられ、作業者が架空配管作業枠２０に昇降するため
に使用される。
【００１５】次に、架空配管作業枠２０を移動する方法
を説明する。図１に示すように、配管の作業範囲の前後
端付近の配管１上または既設の架構にウィンチワイヤ−
７ａ，７ｂの係止金具または支柱２１、２２を取り付
け、これらにウィンチワイヤ−７ａ，７ｂの端部をそれ
ぞれ取付ける。作業枠２０を前方に移動するときは、ウ
インチワイヤ−７ｂを巻き戻しつつウィンチワイヤ−７
ａを巻取りして移動する。反対に、作業枠２０を後方に
移動するときは、ウィンチワイヤ−７ａを巻き戻しつつ
ウインチワイヤ−７ｂを巻取りして移動する。なお、作
業枠２０を移動する前に梯子８は外される。
を説明する。図１に示すように、配管の作業範囲の前後
端付近の配管１上または既設の架構にウィンチワイヤ−
７ａ，７ｂの係止金具または支柱２１、２２を取り付
け、これらにウィンチワイヤ−７ａ，７ｂの端部をそれ
ぞれ取付ける。作業枠２０を前方に移動するときは、ウ
インチワイヤ−７ｂを巻き戻しつつウィンチワイヤ−７
ａを巻取りして移動する。反対に、作業枠２０を後方に
移動するときは、ウィンチワイヤ−７ａを巻き戻しつつ
ウインチワイヤ−７ｂを巻取りして移動する。なお、作
業枠２０を移動する前に梯子８は外される。
【００１６】
【発明の効果】本発明の架空配管作業枠によれば、配管
の下に道路があっても、交通を妨げることなくまた、植
木等があってもそれらを損傷することなく作業枠の架設
ができる。また、従来のように作業位置を変更するごと
に行っていた作業枠および足場板の解体、組み立て作業
を省略することができ、段取り作業の大幅な工数および
時間の節減ができる。
の下に道路があっても、交通を妨げることなくまた、植
木等があってもそれらを損傷することなく作業枠の架設
ができる。また、従来のように作業位置を変更するごと
に行っていた作業枠および足場板の解体、組み立て作業
を省略することができ、段取り作業の大幅な工数および
時間の節減ができる。
【図１】本発明の架空配管作業枠の斜視図である。
【図２】本発明の架空配管作業枠の側面図である。
【図３】従来の架空配管作業枠の矢視図である。
【符号の説明】 １ 配管 ２ 上部枠 ３ タイヤ付き車輪 ４ 側面枠 ５ 下部枠 ６ ウインチ ７ａ，７ｂ ウインチワイヤ− ８ 梯子 ２０ 架空配管作業枠 ２１、２２ 係止金具または支柱 ２３ 振れ防止用ロ−ラ−
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大谷 哲夫 東京都千代田区丸の内一丁目１番２号 日 本鋼管株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 配管の上面を転動する複数の車輪を有す
る上部枠と、該上部枠に設けられたウインチと、該上部
枠から前記配管の側方に垂設する側面枠と、前記配管の
下面の下に位置し前記側面枠の下辺に取り付けられた下
部枠とからなる架空配管用作業枠。 - 【請求項２】 ウインチが手動ウインチである請求項１
記載の架空配管用作業枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29980497A JPH11131791A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 架空配管用作業枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29980497A JPH11131791A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 架空配管用作業枠 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11131791A true JPH11131791A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17877140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29980497A Pending JPH11131791A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 架空配管用作業枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11131791A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006291629A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-10-26 | Chuden Kogyo Kk | 作業用足場装置 |
| US7452547B2 (en) | 2004-03-31 | 2008-11-18 | Johnson&Johnson Consumer Co., Inc. | Product for treating the skin comprising a polyamine microcapsule wall and a skin lightening agent |
| CN103016843A (zh) * | 2012-12-20 | 2013-04-03 | 甬港现代工程有限公司 | 一种管道安装机及其施工方法 |
| CN104499700A (zh) * | 2014-12-04 | 2015-04-08 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 用于曲面结构装饰的操作平台及施工方法 |
| JP2015151699A (ja) * | 2014-02-12 | 2015-08-24 | 大成建設株式会社 | 作業用足場 |
| CN106351433A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-01-25 | 中国十九冶集团有限公司 | 用于管道施工的移动装置 |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP29980497A patent/JPH11131791A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7452547B2 (en) | 2004-03-31 | 2008-11-18 | Johnson&Johnson Consumer Co., Inc. | Product for treating the skin comprising a polyamine microcapsule wall and a skin lightening agent |
| JP2006291629A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-10-26 | Chuden Kogyo Kk | 作業用足場装置 |
| CN103016843A (zh) * | 2012-12-20 | 2013-04-03 | 甬港现代工程有限公司 | 一种管道安装机及其施工方法 |
| JP2015151699A (ja) * | 2014-02-12 | 2015-08-24 | 大成建設株式会社 | 作業用足場 |
| CN104499700A (zh) * | 2014-12-04 | 2015-04-08 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 用于曲面结构装饰的操作平台及施工方法 |
| CN106351433A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-01-25 | 中国十九冶集团有限公司 | 用于管道施工的移动装置 |
| CN106351433B (zh) * | 2016-08-30 | 2018-11-13 | 中国十九冶集团有限公司 | 用于管道施工的移动装置 |
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