JP2000136112A - フェイスマスク - Google Patents
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Landscapes
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- Catalysts (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 経済的で、殺菌性を備え、さらに敏感肌の人
でも安心して利用できるフェイスマスクを提供するこ
と。 【解決手段】 顔面にフィットするように目の部分2
0、口の部分30、および鼻の部分40がカットされた
フェイスマスク10を、光触媒となる酸化チタンに加え
て、電極となる銀と、吸着剤となるヒドロキシアパタイ
トが固着された不織布により形成する。このフェイスマ
スク10は、光触媒による殺菌効果によって、ニキビ、
吹き出もの等に効力があるものを実現できるので、薬害
の心配なく安心して使用できる。また、本例のフェイス
マスク10の殺菌効果は、光触媒作用であり持続される
ので、水洗いして繰返し使用でき、経済的である。
でも安心して利用できるフェイスマスクを提供するこ
と。 【解決手段】 顔面にフィットするように目の部分2
0、口の部分30、および鼻の部分40がカットされた
フェイスマスク10を、光触媒となる酸化チタンに加え
て、電極となる銀と、吸着剤となるヒドロキシアパタイ
トが固着された不織布により形成する。このフェイスマ
スク10は、光触媒による殺菌効果によって、ニキビ、
吹き出もの等に効力があるものを実現できるので、薬害
の心配なく安心して使用できる。また、本例のフェイス
マスク10の殺菌効果は、光触媒作用であり持続される
ので、水洗いして繰返し使用でき、経済的である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキンケア用(美
顔用)のフェイスマスクである。
顔用)のフェイスマスクである。
【0002】
【従来の技術】昨今、肌のトラブルを解消するスキンケ
ア商品として、美顔用のフェイスマスクが市販されてい
る。これらのフェイスマスクの用途は、大きく2分され
る。1つは、水分やビタミン等の肌の保湿成分が含有さ
れており、肌のかさつき、乾燥、小じわ等の対策に効果
的なものがある。
ア商品として、美顔用のフェイスマスクが市販されてい
る。これらのフェイスマスクの用途は、大きく2分され
る。1つは、水分やビタミン等の肌の保湿成分が含有さ
れており、肌のかさつき、乾燥、小じわ等の対策に効果
的なものがある。
【0003】他には、殺菌作用のある硫黄等が含有され
ており、アクネ菌等によりできるニキビ、吹き出もの対
策に効果的なものがある。
ており、アクネ菌等によりできるニキビ、吹き出もの対
策に効果的なものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のスキンケア商品は、いずれも使い捨てであり経済的で
はない。さらに、ニキビ用のスキンケア商品は、一般に
殺菌性が高いと同時に、肌に対する刺激も強いものが多
い。このため、敏感肌の人や、アトピー性皮膚炎を併発
している人などは、使用すると逆に症状が悪化する等、
肌に合わないこともある。
のスキンケア商品は、いずれも使い捨てであり経済的で
はない。さらに、ニキビ用のスキンケア商品は、一般に
殺菌性が高いと同時に、肌に対する刺激も強いものが多
い。このため、敏感肌の人や、アトピー性皮膚炎を併発
している人などは、使用すると逆に症状が悪化する等、
肌に合わないこともある。
【0005】そこで、本発明は、経済的で、安全で十分
な殺菌性を備えたフェイスマスクを提供することを目的
としている。
な殺菌性を備えたフェイスマスクを提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
て、顔面にフィットするように目、鼻および口の部分が
カットされたフェイスマスクを、光触媒が固着された不
織布により形成して提供するようにしている。光触媒と
しては、酸化チタン等のセラミック系の素材が知られて
おり、水と光がある条件下で触媒反応によりOHラジカ
ルを発生するので、除菌効果が得られる。このため、本
発明のフェイスマスクは、不織布に固着された光触媒に
よる殺菌効果によって、ニキビ、吹き出もの等の炎症を
沈めることができる。また、それ自体は、皮膚と何ら反
応せず消費もされない光触媒による触媒反応によって殺
菌効果が得られるので、薬害の心配もなく敏感肌のよう
な人でも安心して使用できる。さらに、前述したよう
に、本発明のフェイスマスクの殺菌力は、それ自体消費
されない光触媒によるものなので、その効果は一回限り
ではない。したがって、本発明のフェイスマスクは、従
来の使い捨て型のフェイスマスクに対して、使用後に水
洗いして繰返し使用することができるので経済的であ
る。
て、顔面にフィットするように目、鼻および口の部分が
カットされたフェイスマスクを、光触媒が固着された不
織布により形成して提供するようにしている。光触媒と
しては、酸化チタン等のセラミック系の素材が知られて
おり、水と光がある条件下で触媒反応によりOHラジカ
ルを発生するので、除菌効果が得られる。このため、本
発明のフェイスマスクは、不織布に固着された光触媒に
よる殺菌効果によって、ニキビ、吹き出もの等の炎症を
沈めることができる。また、それ自体は、皮膚と何ら反
応せず消費もされない光触媒による触媒反応によって殺
菌効果が得られるので、薬害の心配もなく敏感肌のよう
な人でも安心して使用できる。さらに、前述したよう
に、本発明のフェイスマスクの殺菌力は、それ自体消費
されない光触媒によるものなので、その効果は一回限り
ではない。したがって、本発明のフェイスマスクは、従
来の使い捨て型のフェイスマスクに対して、使用後に水
洗いして繰返し使用することができるので経済的であ
る。
【0007】さらに、本発明のフェイスマスクに固着さ
れている光触媒は、水を媒体として光があたることで殺
菌作用をもたらす。このため、フェイスマスクを水に浸
して使用することが前提となる。その際、フェイスマス
クは、不織布に水分を含ませてることで柔らかくなるの
で、肌(顔)に密着しやすい状態となる。さらに、本発
明のフェイスマスクは、予め顔面にフィットしやすい所
定の形にカットされている。したがって、本発明のフェ
イスマスクを水に浸して、さらに顔に貼り付けることに
より、肌に優しく、心地良いフィット感が得られるとと
もに、光触媒による殺菌効果によって顔面をスキンケア
できる。さらに、肌に対する刺激もなく、だれにでも安
心して使用でき、また、繰り返し使える。このため、本
発明のフェイスマスクは、日常生活下で手軽に、そして
経済的に使用することができるものである。
れている光触媒は、水を媒体として光があたることで殺
菌作用をもたらす。このため、フェイスマスクを水に浸
して使用することが前提となる。その際、フェイスマス
クは、不織布に水分を含ませてることで柔らかくなるの
で、肌(顔)に密着しやすい状態となる。さらに、本発
明のフェイスマスクは、予め顔面にフィットしやすい所
定の形にカットされている。したがって、本発明のフェ
イスマスクを水に浸して、さらに顔に貼り付けることに
より、肌に優しく、心地良いフィット感が得られるとと
もに、光触媒による殺菌効果によって顔面をスキンケア
できる。さらに、肌に対する刺激もなく、だれにでも安
心して使用でき、また、繰り返し使える。このため、本
発明のフェイスマスクは、日常生活下で手軽に、そして
経済的に使用することができるものである。
【0008】光触媒あるいは光触媒と他の補助組成を含
んだセラミックは、所定の印刷技術、あるいはセラミッ
クスの低温溶射技術により不織布などの繊維製品に固着
することができる。それにより、シルク、レーヨンやポ
リプロピレン等の不織布を傷めることもない。したがっ
て、本発明のフェイスマスクもそのような方法により製
造できる。また、不織布は、機械的、化学的、および熱
的な耐性が高いにもかかわらず柔軟である。したがっ
て、不織布を採用することで、光触媒を固着したフェイ
スマスクが形成し易いと同時に、肌触りが良く、さら
に、予めフェイスマスク形状にカットでき、使い勝手の
良く、さらに耐久性のあるフェイスマスクを提供でき
る。
んだセラミックは、所定の印刷技術、あるいはセラミッ
クスの低温溶射技術により不織布などの繊維製品に固着
することができる。それにより、シルク、レーヨンやポ
リプロピレン等の不織布を傷めることもない。したがっ
て、本発明のフェイスマスクもそのような方法により製
造できる。また、不織布は、機械的、化学的、および熱
的な耐性が高いにもかかわらず柔軟である。したがっ
て、不織布を採用することで、光触媒を固着したフェイ
スマスクが形成し易いと同時に、肌触りが良く、さら
に、予めフェイスマスク形状にカットでき、使い勝手の
良く、さらに耐久性のあるフェイスマスクを提供でき
る。
【0009】光触媒としては、酸化チタンが一般に用い
られており、さらに、光触媒の機能を高めるために、電
極として人体に無害で殺菌効果も備えた銀と、吸着剤と
なるヒドロキシアパタイトを固着させたものが現状では
フェイスマスクに好適である。
られており、さらに、光触媒の機能を高めるために、電
極として人体に無害で殺菌効果も備えた銀と、吸着剤と
なるヒドロキシアパタイトを固着させたものが現状では
フェイスマスクに好適である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1に、本発明に係るフェイスマ
スク10の概要を示してある。
施の形態を説明する。図1に、本発明に係るフェイスマ
スク10の概要を示してある。
【0011】本例のフェイスマスク10は、薄い不織布
で形成されており、全体が顔面全体をほぼカバーできる
大きさのほぼ楕円状にカットされている。フェイスマス
ク10を顔面にのせたときに、顔にフィットしやすいよ
うに、両目にあたる部分は、フェイスマスク10が目を
塞がないように横長で楕円状にカットされた開口部20
が形成されている。また、口にあたる部分も、口を塞が
ないように横長で楕円状にカットされた開口部30が形
成されている。また、鼻にあたる部分は、鼻の形状にあ
わせて上方にめくれるように略U字形の切り込み40が
形成されている。さらに、本例のフェイスマスク10の
外縁12には、切り込み50が4箇所設けてある。
で形成されており、全体が顔面全体をほぼカバーできる
大きさのほぼ楕円状にカットされている。フェイスマス
ク10を顔面にのせたときに、顔にフィットしやすいよ
うに、両目にあたる部分は、フェイスマスク10が目を
塞がないように横長で楕円状にカットされた開口部20
が形成されている。また、口にあたる部分も、口を塞が
ないように横長で楕円状にカットされた開口部30が形
成されている。また、鼻にあたる部分は、鼻の形状にあ
わせて上方にめくれるように略U字形の切り込み40が
形成されている。さらに、本例のフェイスマスク10の
外縁12には、切り込み50が4箇所設けてある。
【0012】本例のフェイスマスク10を形成している
不織布は、レーヨン、PET(ポリエチレンテレフタレ
ート)、およびNBF(ニトリルブタジエンフィラー)
を主成分とした繊維が用いられており、さらに光触媒と
なる酸化チタンなどが固着されている。この不織布は、
柔らかく、また、薄く形成できるとともに、化学的、お
よび熱的にも耐性があるのでフェイスマスクの素材とし
て適している。また、詳しくは後述するように、本例の
フェイスマスク10は、水に濡らして使用し、さらに、
水洗いすることで複数回利用できるものであるが、上記
の不織布は、耐久性にも優れているので、本例のような
フェイスマスクに適したものである。不織布に、光触媒
となる酸化チタン等のセラミックを固着する方法として
は、電極となる銀、吸着剤となるヒドロキシアパタイト
を印刷技術を用いて固着する方法がある。この方法に限
らず、同等の素材をセラミックの低温照射技術によるア
ンカー効果を用いて不織布に固着する方法もある。
不織布は、レーヨン、PET(ポリエチレンテレフタレ
ート)、およびNBF(ニトリルブタジエンフィラー)
を主成分とした繊維が用いられており、さらに光触媒と
なる酸化チタンなどが固着されている。この不織布は、
柔らかく、また、薄く形成できるとともに、化学的、お
よび熱的にも耐性があるのでフェイスマスクの素材とし
て適している。また、詳しくは後述するように、本例の
フェイスマスク10は、水に濡らして使用し、さらに、
水洗いすることで複数回利用できるものであるが、上記
の不織布は、耐久性にも優れているので、本例のような
フェイスマスクに適したものである。不織布に、光触媒
となる酸化チタン等のセラミックを固着する方法として
は、電極となる銀、吸着剤となるヒドロキシアパタイト
を印刷技術を用いて固着する方法がある。この方法に限
らず、同等の素材をセラミックの低温照射技術によるア
ンカー効果を用いて不織布に固着する方法もある。
【0013】光触媒は、水のある環境で光が照射される
と、水を分解しOHラジカルを発生し、このOHラジカ
ルの活性化により周囲の有機物である細菌、例えばニキ
ビに起因するアクネ菌や、肌に付着している油分などの
汚れと反応して、これら有機物を分解する。また、光触
媒は、細菌が繁殖しやすく、抗菌除菌には不向きと考え
られていた高温多湿の環境において、最も力を発揮でき
る。したがって、光触媒が固着された不織布、すなわ
ち、本例のフェイスマスク10は、水に浸して自然光の
下で使用すれば十分に殺菌性を発揮できる。このため、
フェイスマスク10は、日常生活で使用できる。
と、水を分解しOHラジカルを発生し、このOHラジカ
ルの活性化により周囲の有機物である細菌、例えばニキ
ビに起因するアクネ菌や、肌に付着している油分などの
汚れと反応して、これら有機物を分解する。また、光触
媒は、細菌が繁殖しやすく、抗菌除菌には不向きと考え
られていた高温多湿の環境において、最も力を発揮でき
る。したがって、光触媒が固着された不織布、すなわ
ち、本例のフェイスマスク10は、水に浸して自然光の
下で使用すれば十分に殺菌性を発揮できる。このため、
フェイスマスク10は、日常生活で使用できる。
【0014】図2に、本例のフェイスマスク10の使用
方法を示してある。先ず、本例のフェイスマスク10を
水またはぬるま湯に浸し、十分に水分を含ませて軽く絞
る。そして、図2(a)に示すように、湿ったフェイス
マスク10を顔全体にのせる。これにより、光触媒が水
を媒体として、自然光があたることで顔に殺菌作用をも
たらす。本例のフェイスマスク10であれば、約10〜
15分その状態を保持することにより十分な殺菌効果が
得られるので、いったん顔から剥がしてケアを終了す
る。
方法を示してある。先ず、本例のフェイスマスク10を
水またはぬるま湯に浸し、十分に水分を含ませて軽く絞
る。そして、図2(a)に示すように、湿ったフェイス
マスク10を顔全体にのせる。これにより、光触媒が水
を媒体として、自然光があたることで顔に殺菌作用をも
たらす。本例のフェイスマスク10であれば、約10〜
15分その状態を保持することにより十分な殺菌効果が
得られるので、いったん顔から剥がしてケアを終了す
る。
【0015】図2(b)に示すように、本例のフェイス
マスク10は、使用した後に、軽く水洗いして乾かして
おくことにより、再び使うことができる。これは、本例
のフェイスマスク10は、前述したように光触媒作用に
より殺菌効果を得ており、光触媒が触媒機能を果たすだ
けで光触媒自体が反応して物性変化しないため、繰り返
し使用できる。したがって、本例のフェイスマスク10
は、使用後に水洗いすることにより3〜4回繰返し使用
でき経済的である。なお、光触媒は有機物を分解するの
で、水洗いするだけで汚れを落とすことができ、洗剤で
洗う必要がない。また、洗剤を使用しなくても良いの
で、繊維に残った洗剤による刺激を気にすることなく利
用でき、また、すすぎ等が不要なのでフェイスマスクの
耐久性が損なわれずに繰り返し使用できる。
マスク10は、使用した後に、軽く水洗いして乾かして
おくことにより、再び使うことができる。これは、本例
のフェイスマスク10は、前述したように光触媒作用に
より殺菌効果を得ており、光触媒が触媒機能を果たすだ
けで光触媒自体が反応して物性変化しないため、繰り返
し使用できる。したがって、本例のフェイスマスク10
は、使用後に水洗いすることにより3〜4回繰返し使用
でき経済的である。なお、光触媒は有機物を分解するの
で、水洗いするだけで汚れを落とすことができ、洗剤で
洗う必要がない。また、洗剤を使用しなくても良いの
で、繊維に残った洗剤による刺激を気にすることなく利
用でき、また、すすぎ等が不要なのでフェイスマスクの
耐久性が損なわれずに繰り返し使用できる。
【0016】本例のフェイスマスク10は、不織布の表
面に刷り込まれた光触媒により殺菌が行われるので、薬
品を一切使用せずにニキビ、吹き出もの、アトピー性皮
膚炎による細菌性2次感染などの炎症を沈めることがで
きる。このため、薬害の心配もなく、肌に優しく敏感肌
などの人でも安心して使用することができる。したがっ
て、経済的で、安全で十分な殺菌性を備えたフェイスマ
スクを提供できる。
面に刷り込まれた光触媒により殺菌が行われるので、薬
品を一切使用せずにニキビ、吹き出もの、アトピー性皮
膚炎による細菌性2次感染などの炎症を沈めることがで
きる。このため、薬害の心配もなく、肌に優しく敏感肌
などの人でも安心して使用することができる。したがっ
て、経済的で、安全で十分な殺菌性を備えたフェイスマ
スクを提供できる。
【0017】さらに、本例のフェイスマスク10に固着
されている光触媒は、水を媒体として殺菌作用してお
り、フェイスマスクを水に浸して使用することが前提と
なる。その際、フェイスマスク10は、不織布に水分を
含ませてることで柔らかくなるので、肌(顔)に密着し
やすい状態となる。さらに、本例のフェイスマスク10
は、予め顔面にフィットしやすい所定の形にカットされ
ている。したがって、本例のフェイスマスク10を水に
浸して、さらに顔に貼り付けることにより、肌に優し
く、心地良いフィット感が得られるとともに、光触媒に
よる殺菌効果によって顔面をスキンケアできる。さら
に、肌に対する刺激もなく、だれにでも安心して使用で
き、また、繰り返し使える。このため、本例のフェイス
マスク10は、日常生活下で手軽に、そして経済的に使
用することができるものである。
されている光触媒は、水を媒体として殺菌作用してお
り、フェイスマスクを水に浸して使用することが前提と
なる。その際、フェイスマスク10は、不織布に水分を
含ませてることで柔らかくなるので、肌(顔)に密着し
やすい状態となる。さらに、本例のフェイスマスク10
は、予め顔面にフィットしやすい所定の形にカットされ
ている。したがって、本例のフェイスマスク10を水に
浸して、さらに顔に貼り付けることにより、肌に優し
く、心地良いフィット感が得られるとともに、光触媒に
よる殺菌効果によって顔面をスキンケアできる。さら
に、肌に対する刺激もなく、だれにでも安心して使用で
き、また、繰り返し使える。このため、本例のフェイス
マスク10は、日常生活下で手軽に、そして経済的に使
用することができるものである。
【0018】また、本例のフェイスマスク10は、未使
用時には、乾いた布として保管することができ、さらに
折りたたんで収納することも可能であり、化粧水や薬品
等に浸されたフェイスマスクに比べて、コンパクトに収
納でき、持ち運びも容易である。
用時には、乾いた布として保管することができ、さらに
折りたたんで収納することも可能であり、化粧水や薬品
等に浸されたフェイスマスクに比べて、コンパクトに収
納でき、持ち運びも容易である。
【0019】なお、上記では、光触媒として酸化チタン
を用いた例を説明しているが、硫化カドニウム、酸化鉄
(III )等の他の光触媒を用いることも可能である。し
かしながら、化学的に安定しており、入手が容易で安価
であることから、現状では、光触媒として酸化チタンが
一般的に用いられている。また、不織布も、上記のもの
に限らず、シルク、ポリプロピレン等の他の繊維を用い
ることができるが、現状では前述したものが、耐久性お
よび肌触りの面で優れている。
を用いた例を説明しているが、硫化カドニウム、酸化鉄
(III )等の他の光触媒を用いることも可能である。し
かしながら、化学的に安定しており、入手が容易で安価
であることから、現状では、光触媒として酸化チタンが
一般的に用いられている。また、不織布も、上記のもの
に限らず、シルク、ポリプロピレン等の他の繊維を用い
ることができるが、現状では前述したものが、耐久性お
よび肌触りの面で優れている。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のフェイ
スマスクは、不織布に固着された光触媒が行う安全な殺
菌効果によって、薬品を一切使用せずにニキビ、吹き出
もの等の炎症を沈めることができる。このため、本発明
のフェイスマスクは、スキンケア用品として、安心して
だれでも使うことができる。さらに、本発明のフェイス
マスクは、使用後に水洗いしても、光触媒自体が消費さ
れず殺菌効果は持続されるので、複数回繰返し使用する
ことができ経済的である。
スマスクは、不織布に固着された光触媒が行う安全な殺
菌効果によって、薬品を一切使用せずにニキビ、吹き出
もの等の炎症を沈めることができる。このため、本発明
のフェイスマスクは、スキンケア用品として、安心して
だれでも使うことができる。さらに、本発明のフェイス
マスクは、使用後に水洗いしても、光触媒自体が消費さ
れず殺菌効果は持続されるので、複数回繰返し使用する
ことができ経済的である。
【図1】本発明に係るフェイスマスクの概要を示す図で
ある。
ある。
【図2】図1に示すフェイスマスクの使用方法を示す図
である。
である。
10・・フェイスマスク 12・・縁 20・・目の部分の開口 30・・口の部分の開口 40・・鼻の部分の切り込み 50・・切り込み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB191 AB192 AB241 AB242 AB291 AB292 AD072 AD092 AD262 BB48 BB60 CC02 CC07 DD12 EE06 EE10 EE12 EE14 4G069 AA03 BA04A BA04B BA48A CA01 CA11 EA10 4L047 AA12 AA21 AA29 CB10 CC03
Claims (2)
- 【請求項1】 顔面にフィットするように目、鼻および
口の部分がカットされたフェイスマスクであって、光触
媒が固着された不織布により形成されていることを特徴
とするフェイスマスク。 - 【請求項2】 請求項1において、前記不織布は、前記
光触媒となる酸化チタンに加えて、銀またはヒドロキシ
アパタイトが固着されていることを特徴とするフェイス
マスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10308026A JP2000136112A (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | フェイスマスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10308026A JP2000136112A (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | フェイスマスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000136112A true JP2000136112A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=17976006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10308026A Pending JP2000136112A (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | フェイスマスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000136112A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2850270A1 (fr) * | 2003-01-27 | 2004-07-30 | Oreal | Utilisation d'un photocatalyseur pour le traitement des cheveux gras |
KR100708763B1 (ko) | 2005-08-02 | 2007-04-18 | (주) 월드비젼 | 은이 코팅된 마스크 팩의 제조 방법 및 이 방법에 의해제조된 마스크 팩 |
JP2007169164A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Beone:Kk | 環境浄化化粧料素材 |
WO2008003632A1 (de) * | 2006-07-07 | 2008-01-10 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Desinfizierendes hautbehandlungsmittel |
US7452547B2 (en) | 2004-03-31 | 2008-11-18 | Johnson&Johnson Consumer Co., Inc. | Product for treating the skin comprising a polyamine microcapsule wall and a skin lightening agent |
US7635659B2 (en) * | 2006-03-29 | 2009-12-22 | Fujitsu Limited | Photocatalytic apatite composition as well as production method and article thereof |
JP2020189797A (ja) * | 2019-05-21 | 2020-11-26 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | 組成物、積層体、身体化粧シート、美容方法、美容装置、及び、葉焼け防止方法 |
-
1998
- 1998-10-29 JP JP10308026A patent/JP2000136112A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR2850270A1 (fr) * | 2003-01-27 | 2004-07-30 | Oreal | Utilisation d'un photocatalyseur pour le traitement des cheveux gras |
WO2004075680A3 (fr) * | 2003-01-27 | 2004-10-21 | Oreal | Utilisation d'un photocatalyseur pour le traitement des cheveux gras |
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JP7294644B2 (ja) | 2019-05-21 | 2023-06-20 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | 組成物、積層体、身体化粧シート、美容方法、美容装置、及び、葉焼け防止方法 |
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