JP3161013U - 寝具カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は抗菌防臭加工層を生地を構成する繊維の表面に積層することで、抗菌効果や消臭効果、アンチエイジング効果、美肌効果、美髪効果、健康維持効果を高める寝具カバーを提供することを目的とする。【解決手段】本考案の寝具カバーは、抗菌防臭剤と白金をナノサイズの微小粒子にした白金ナノコロイドの水溶液との混合液に浸し、乾燥させることで、生地を構成する繊維2の表面に抗菌防臭加工層1を積層させたことを特徴とするものである。【選択図】 図1

Description

本考案は、例えば、枕カバー(ピロケース)、布団カバー(掛け布団カバー、敷き布団カバー)、布団の衿カバー、敷きパット、枕パット(ピロパット)、シーツ等の寝具カバーに関する。
従来、例えば、枕カバー(ピロケース)、布団カバー(掛け布団カバー、敷き布団カバー)、布団の衿カバー、敷きパット、枕パット(ピロパット)、シーツ等の寝具カバーは、睡眠時に長時間、人の肌や髪等に密着するものであることから、抗菌性や消臭性等が求められている。更に、睡眠をより快適なものとするために、リラクゼーション効果を高め、安眠促進や健康増進に寄与する効果も求められている。
このような要求に鑑み、例えば特許文献1では、マイナスイオンによるリラクゼーション効果を効率的に作用させることができる機能性枕カバーが開示されている。
さらに、例えば特許文献2では、遠赤外線の効果を多く得ることができるようにして使用者の安眠促進や健康増進に寄与する枕カバーが開示されている。
特開2002−233443号公報 特開2008−307191号公報
しかしながら、前述した先行技術は、抗菌効果や消臭効果、アンチエイジング効果、美肌効果、美髪効果、疲労回復効果、健康維持効果の全てを高めるものではない。
今日では、白金をナノサイズの微小粒子にした所謂「白金ナノコロイド」が、これら全ての効果を高めるものとして注目されているが、白金ナノコロイドを利用した寝具カバーは実現されていないのが実状である。
そこで、本考案は、上述の技術的な課題に鑑みて、抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液とを混合し、その混合液を用いて、抗菌防臭加工層を生地を構成する繊維の表面に積層させることで、抗菌効果や消臭効果、アンチエイジング効果、美肌効果、美髪効果、健康維持効果を高める寝具カバーを提供することを目的とする。
上述した技術的な課題を解決するため、本考案の第1の態様に係る寝具カバーは、抗菌防臭剤と白金粒子が分散した白金ナノコロイドの水溶液との混合液に浸し、乾燥させることで、生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層を積層したことを特徴とする。
そして、本考案の第2の態様に係る寝具カバーは、少なくとも一部の領域に、抗菌防臭剤と白金粒子が分散した白金ナノコロイドの水溶液との混合液を噴霧し、乾燥させることで、該一部の領域に係る生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層を積層したことを特徴とする。
本考案の第3の態様に係る寝具カバーは、抗菌防臭剤と白金粒子が分散した白金ナノコロイドの水溶液との混合液に浸し、乾燥させることで、生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層を積層した後、更に一部の領域に、抗菌防臭剤と白金粒子が分散した白金ナノコロイドの水溶液との混合液を噴霧し、乾燥させることで、該一部の領域に係る生地を構成する繊維の表面に上記抗菌防臭加工層を更に積層したことを特徴とする。
ここで、上記一部の領域とは、使用時に人の顔、髪、体及び肌が当接する領域であってよい。
上記抗菌防臭加工層には、白金ナノコロイドの白金粒子が含まれてよい。
本考案に係る寝具カバーによれば、抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液とを混合し、その混合液を用いて、抗菌防臭加工層を、生地を構成する繊維の表面に積層させることで、抗菌効果や消臭効果、アンチエイジング効果、美肌効果、美髪効果、健康維持効果を高めることが可能となる。
(a)及び(b)は本考案の実施形態に係る寝具カバーの生地を構成する繊維に抗菌防臭加工層を積層した様子を示す概念図である。 (a)は本考案の第1の実施形態に係る枕カバーの構成図であり、(b)は該枕カバーを枕に装着した様子を示す図である。 (a)は本考案の第2の実施形態に係る布団カバーの構成図であり、(b)は該布団カバーを布団に装着した様子を示す図である。 (a)は本考案の第3の実施形態に係る布団の衿カバーの構成図であり、(b)は該衿カバーを布団に装着した様子を示す図である。 本考案の第4の実施形態に係る敷きパットの構成図である。 本考案の第5の実施形態に係る枕パットの構成図である。 本考案の第6の実施形態に係るシーツの構成図である。
以下、本考案の寝具カバーに係る好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、本考案の寝具カバーは、以下の記述に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において、適宜変更可能である。
尚、本願において「寝具カバー」とは、例えば枕カバー(ピロケース)、布団カバー(掛け布団カバー、敷き布団カバー)、布団の衿カバー、敷きパット、枕パット(ピロパット)、シーツ等を概念上含むものとする。
先ず、図1を参照して、第1乃至第6の実施形態に共通する概念を説明する。
図1(a)、(b)は、寝具カバーの生地を構成する繊維に抗菌防臭加工層を積層させた様子を示している。これらの図に示されるように、寝具カバーの生地を構成する繊維2には、抗菌防臭加工層1が積層されている。
より具体的には、寝具カバーを、抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液とを所定の割合で混合した混合液に浸した後、乾燥させることで、該寝具カバーの生地を構成する繊維2の表面に抗菌防臭加工層1を積層する。あるいは、寝具カバーに、霧吹き等で、抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液とを所定の割合で混合した混合液を噴霧し、乾燥させることで、該寝具カバーの生地を構成する繊維2の表面に抗菌防臭加工層1を積層することになる。抗菌防臭加工層1は、抗菌防臭剤と白金ナノコロイドで構成される。
ここで、「白金ナノコロイド」とは、白金をナノサイズの微小粒子にした白金粒子が均一に分散した状態のものである。なお、図1(b)においては説明の便宜上、白金ナノコロイドの白金粒子3を実際よりも大きくして図示している。白金ナノコロイドの白金粒子3の平均粒径は、例えば1〜10nmとなっている。この場合、白金ナノコロイドの水溶液とは、平均粒径が1〜10nmの白金粒子3が均一に分散された白金ナノコロイドの水溶液である。但し、これに限定されないことは勿論である。
白金ナノコロイドは、白金の触媒作用によって皮膚表面等の活性酸素を除去する抗酸化作用を有している。特に、十数種類ある活性酸素のほぼ全ての活性酸素を除去する効果が認められている。さらに、白金ナノコロイドは触媒として作用するために、持続的に抗酸化作用を発揮することができる。これにより、アンチエイジング、美肌、美髪効果が奏される。さらに、消臭効果、抗菌効果も奏される。白金ナノコロイドの中には、社団法人繊維評価技術評議会が定める「防奥抗菌加工/制菌加工繊維製品」のSEKマークの特定赤マークを取得したものもある。また、白金自体は食品添加物として厚生労働省より認可が下りているものであるのである。従って、安全性は十分である。
以下、本考案の第1乃至第6の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図2(a)は本考案の第1の実施形態に係る枕カバー(ピロケース)の構成図であり、図2(b)は該枕カバーを装着した枕の構成図である。
図2(a)に示されるように、枕カバー10は、枕カバー本体11の生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層が積層されている。より具体的には、枕カバー10を抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液とを所定の割合で混合した混合液に浸した後、乾燥させることで、該枕カバー本体11の生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層を積層させている。この枕カバー11本体には、枕を挿入するための開口部があり、該開口部はファスナー12により開閉自在となっている。枕カバー10は、表裏の2面を有しているが、そのいずれか一方の生地の繊維の表面にのみ抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液との混合液を霧吹き等で噴霧して、乾燥させ、抗菌防臭加工層を積層させるようにしてもよいことは勿論である。
さらに、枕カバー本体11の所定領域にのみ、霧吹きで抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液との混合液を噴霧して、乾燥させることで、該所定領域にのみ抗菌防臭加工層を積層させるようにしてもよい。
また、枕カバー本体11を、抗菌防臭剤と白金粒子が分散した白金ナノコロイドの水溶液とを所定の割合で混合した混合液に浸し、乾燥させることで、生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層を積層させた後、更に枕カバー本体11の生地の所定領域に抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液との混合液を噴霧し、乾燥させることで、該一部の領域に係る生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層を更に積層させてもよい。
ここで、所定領域とは、使用時に人の顔、髪、体及び肌が当接する領域等をいう。また、抗菌防臭加工層には、白金ナノコロイドの白金粒子が含まれている。
そして、図2(b)に示されるように、枕カバー本体11には、その開口部から枕15が挿入される。以上、枕カバーについて説明したが、クッションカバーの場合も略同様である。
従って、第1の実施形態によれば、睡眠している最中に、抗菌防臭加工層により抗菌防臭作用が奏される。更に、白金ナノコロイドの抗酸化作用により、皮膚表面等の活性酸素が除去され、アンチエイジング、美肌、美髪効果が奏される。さらに、消臭効果、抗菌効果も奏される。
(第2の実施形態)
図3(a)は本考案の第2の実施形態に係る布団カバー(掛け布団カバー、敷き布団カバー)の構成図であり、図3(b)は該布団カバーを装着した布団の構成を示す図である。
図3(a)に示されるように、布団カバー20は、布団カバー本体21の生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層が積層されている。より具体的には、布団カバー20を抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液とを所定の割合で混合した混合液に浸した後、乾燥させることで、布団カバー本体21の生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層が積層されている。布団カバー20は表裏の2面を有しているが、そのいずれか一方の生地の繊維の表面にのみ抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液とを所定の割合で混合した混合液を霧吹き等で噴霧して、乾燥させ、抗菌防臭加工層を積層させるようにしてもよい。
さらに、所定領域にのみ、霧吹きで、抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液との混合液を噴霧して、乾燥させることで、該所定領域にのみ抗菌防臭加工層を積層させるようにしてもよい。
また、布団カバー本体21を抗菌防臭剤と白金粒子が分散した白金ナノコロイドの水溶液とを所定の割合で混合した混合液に浸し、乾燥させることで、生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層を積層した後、更に布団カバー本体21の生地の所定領域に抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液との混合液を噴霧し、乾燥させることで、該一部の領域に係る生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層を更に積層させるようにしてもよい。
ここで、所定領域とは、使用時に人の顔、髪、体及び肌が当接する領域等をいう。布団カバー21本体には布団を挿入するための開口部があり、該開口部はファスナー22により開閉自在となっている。抗菌防臭加工層には、白金ナノコロイドの白金粒子が含まれている。
そして、図3(b)に示されるように、布団カバー本体21の中には布団30が挿入される。
従って、第2の実施形態によれば、睡眠している最中に、抗菌防臭加工層による抗菌防臭作用が奏される。更に、白金ナノコロイドの抗酸化作用により、皮膚表面等の活性酸素が除去され、アンチエイジング、美肌、美髪効果が奏される。さらに、消臭効果、抗菌効果も奏される。また、部屋全体の消臭も期待できる。
(第3の実施形態)
図4(a)は本考案の第3の実施形態に係る布団の衿カバーの構成図であり、図4(b)は該衿カバーを布団に装着した様子を示す図である。
図4(a)に示されるように、布団の衿カバー本体41の生地を構成する繊維の表面には抗菌防臭加工層が積層されている。より具体的には、布団の衿カバー40を抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液を所定の割合で混合した混合液に浸した後、乾燥させることで、衿カバー本体41の生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層を積層している。衿カバー40は、表裏の2面を有しているが、そのいずれか一方の生地の繊維の表面にのみ抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液との混合液を霧吹き等で噴霧して、乾燥させ、抗菌防臭加工層を積層させるようにしてもよい。
さらに、所定領域にのみ、霧吹きで抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液との混合液を噴霧して、乾燥させることで、該所定領域にのみ抗菌防臭加工層を積層するようにしてもよい。
また、布団の衿カバー本体41を抗菌防臭剤と白金粒子が分散した白金ナノコロイドの水溶液との混合液に浸し、乾燥させることで、生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層を積層させた後、更に衿カバー本体41の生地の所定領域に抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液との混合液を噴霧し、乾燥させることで、該一部の領域に係る生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層を更に積層させてもよい。
ここで、所定領域とは、使用時に人の顔、髪、体及び肌が当接する領域等をいう。この布団の衿カバー本体41には、長辺部分に設けられた開口部のほか、その2つの角部に2つの開口部42,43が設けられている。抗菌防臭加工層には、白金ナノコロイドの白金粒子が含まれている。
そして、図4(b)に示されるように、布団の衿カバー本体41には、長辺部分に設けられた開口部から布団50が挿入される。そして、衿カバー本体41は、布団50の2つの角部が当該布団の衿カバー本体41の角部に設けられた開口部42,43から突出するような態様で布団50に装着されることになる。
従って、第3の実施形態によれば、睡眠している最中に、抗菌防臭加工層による抗菌防臭作用が奏される。さらに、白金ナノコロイドの抗酸化作用により、皮膚表面等の活性酸素が除去され、アンチエイジング、美肌、美髪効果が奏される。さらに、消臭効果、抗菌効果も奏される。特に、顔に接する領域のみに装着される衿カバーに白金ナノコロイドを定着させることは、コスト低下ももたらす。
(第4の実施形態)
図5は本考案の第4の実施形態に係る敷きパットの構成図である。
この図5に示されるように、敷きパット本体61の生地を構成する繊維の表面には抗菌防臭加工層が積層されている。より具体的には、敷きパット60を抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液とを所定の割合で混合した混合液に浸した後、乾燥させることで、敷きパット本体61の生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層を積層している。
尚、敷きパット60の所定領域にのみ、霧吹きで抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液との混合液を噴霧して、乾燥させることで、該所定領域にのみ抗菌防臭加工層を積層させるようにしてもよい。ここで、抗菌防臭加工層には、白金ナノコロイドの白金粒子が含まれている。
敷きパット本体61の四隅には、敷きパット本体61をベッドのマットレス等に固定する為の固定部材62が設けられている。但し、固定部材62は、必須の構成ではない。
従って、第4の実施形態によれば、睡眠している最中に、抗菌防臭加工層による抗菌防臭作用が奏される。さらに、白金ナノコロイドの抗酸化作用により、皮膚表面等の活性酸素が除去され、アンチエイジング、美肌、美髪効果が奏される。さらに、消臭効果、抗菌効果も奏される。特に、敷きパット60は、睡眠中の汗等を吸収する役割を担うが、汗の匂いを消臭する効果が期待できる。
(第5の実施形態)
図6は本考案の第5の実施形態に係る枕パット(ピロパット)の構成図である。
この図6に示されるように、枕パット本体71の生地を構成する繊維の表面には抗菌防臭加工層が積層されている。即ち、より具体的には、枕パット70を抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液とを所定の割合で混合した混合液に浸した後、乾燥させることで、枕パット本体71の生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層が積層されている。
枕パット本体71の所定領域にのみ霧吹きで抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液との混合液を噴霧して、乾燥させることで、該所定領域にのみ抗菌防臭加工層を積層するようにしてもよい。ここで、所定領域とは、使用時に人の顔、髪が(枕カバーを介して)当接する領域等をいう。枕パット本体71には、枕パット本体71を枕に固定するための固定部材72が設けられている。但し、固定部材72は、必須の構成ではない。抗菌防臭加工層には、白金ナノコロイドの白金粒子が含まれている。
従って、第4の実施形態によれば、睡眠している最中に、抗菌防臭加工層による抗菌防臭作用が奏される。更に、白金ナノコロイドの抗酸化作用により、皮膚表面等の活性酸素が除去され、アンチエイジング、美肌、美髪効果が奏される。さらに、消臭効果、抗菌効果も奏される。
(第6の実施形態)
図7は本考案の第6の実施形態に係るシーツの構成図である。
この図7に示されるように、第6の実施形態は、シーツ80を抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液とを所定の割合で混合した混合液に浸した後、乾燥させることで、該シーツ80の生地を構成する繊維に抗菌防臭加工層を積層させたものである。
尚、シーツ80の所定領域にのみ、霧吹きで抗菌防臭剤と白金ナノコロイドの水溶液との混合液を噴霧して、乾燥させることで、該所定領域にのみ抗菌防臭加工層を積層させるようにしてもよい。ここで、抗菌防臭加工層には、白金ナノコロイドの白金粒子が含まれている。所定領域とは、使用時に人の顔、髪、体及び肌が当接する領域等をいう。
従って、第6の実施形態によれば、睡眠している最中に、抗菌防臭加工層による抗菌防臭作用が奏される。さらに、白金ナノコロイドの抗酸化作用により、皮膚表面等の活性酸素が除去され、アンチエイジング、美肌、美髪効果が奏される。さらに、消臭効果、抗菌効果も奏される。特に、シーツは、睡眠中の汗等を吸収する役割を担うが、汗の匂いを消臭する効果が期待できる。
以上説明したように、本考案の第1乃至第6の実施形態によれば、繊維で構成された生地を加工した寝具用カバーであって、抗菌防臭剤と白金をナノサイズ(例えば白金粒子の平均粒径が1〜10nm)にした白金粒子が均一に分散した白金ナノコロイドの水溶液との混合液に浸し、乾燥させることで、上記生地を構成する繊維の表面に該白金ナノコロイドの白金粒子を定着させたことを特徴とする寝具カバーが提供される。
さらには、繊維で構成された生地を加工した寝具用カバーであって、少なくとも一部の領域に、抗菌防臭剤と白金をナノサイズ(例えば白金粒子の平均粒径が1〜10nm)にした白金粒子が均一に分散した白金ナノコロイドの水溶液との混合液を噴霧し、乾燥させることで、該一部の領域に係る上記生地を構成する繊維の表面に該白金ナノコロイドの白金粒子を定着させたことを特徴とする寝具カバーが提供される。
また、繊維で構成された生地を加工した寝具用カバーであって、表裏の2面を有する寝具カバーであって、上記表裏の2面のうちいずれかに、抗菌防臭剤と白金をナノサイズ(例えば白金粒子の平均粒径が1〜10nm)にした白金粒子が均一に分散した白金ナノコロイドの水溶液との混合液を噴霧し、乾燥させることで、該表裏の2面のいずれかに係る上記生地を構成する繊維の表面に該白金ナノコロイドの白金粒子を定着させたことを特徴とする寝具カバーが提供される。
さらに、繊維で構成された生地を加工した寝具用カバーであって、抗菌防臭剤と白金をナノサイズ(例えば白金粒子の平均粒径が1〜10nm)にした白金粒子が均一に分散した白金ナノコロイドの水溶液との混合液に浸し、乾燥させることで、生地を構成する繊維の表面に上記白金ナノコロイドの上記白金粒子を定着させた後、更に一部の領域に、抗菌防臭剤と白金粒子が分散した白金ナノコロイドの水溶液との混合液を噴霧し、乾燥させることで、該一部の領域に係る生地を構成する繊維の表面に上記白金ナノコロイドの上記白金粒子を更に定着させたことを特徴とする寝具カバーが提供される。
尚、上記一部の領域とは、使用時に人の顔、髪、体及び肌が当接する領域であってよい。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。たとえば、クッション、タオルケット等にも適用可能であることは勿論である。
1 抗菌防臭加工層
2 繊維
3 白金粒子
10 枕カバー
11 枕カバー本体
12 ファスナー
15 枕
20 布団カバー
21 布団カバー本体
22 ファスナー
30 布団
40 衿カバー
41 衿カバー本体
42 開口部
43 開口部
50 布団
60 敷きパット
61 敷きパット本体
62 固定部材
70 枕パット
71 枕パット本体
72 固定部材
80 シーツ

Claims (5)

  1. 抗菌防臭剤と白金粒子が分散した白金ナノコロイドの水溶液との混合液に浸し、乾燥させることで、生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層を積層したことを特徴とする寝具カバー。
  2. 少なくとも一部の領域に、抗菌防臭剤と白金粒子が分散した白金ナノコロイドの水溶液との混合液を噴霧し、乾燥させることで、該一部の領域に係る生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層を積層したことを特徴とする寝具カバー。
  3. 抗菌防臭剤と白金粒子が分散した白金ナノコロイドの水溶液との混合液に浸し、乾燥させることで、生地を構成する繊維の表面に抗菌防臭加工層を積層した後、
    更に一部の領域に、抗菌防臭剤と白金粒子が分散した白金ナノコロイドの水溶液との混合液を噴霧し、乾燥させることで、該一部の領域に係る生地を構成する繊維の表面に上記抗菌防臭加工層を更に積層したことを特徴とする寝具カバー。
  4. 上記一部の領域とは、使用時に人の体、髪、顔及び肌が当接する領域であることを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載の寝具カバー。
  5. 上記抗菌防臭加工層には、白金ナノコロイドの白金粒子が含まれること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の寝具カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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