JP3382863B2 - シート状化粧料 - Google Patents

シート状化粧料

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキンケア等の目
的で顔面に貼着して使用されるシート状化粧料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、不織布等からなる基布上に、
美白成分や保湿剤等を含有する貼付剤組成物層を形成し
た、顔面に貼着するシート状化粧料は種々提案されてお
り、例えば、目の下から目尻周辺に部分的に貼着するそ
ら豆型の形状をしたものや、顔面の略全面を覆うマスク
状のシート状化粧料が知られている。これらのシート状
化粧料は、皮膚のかさつき、小じわやくま、くすみ等を
改善するために、顔面に貼着するものであるが、複雑な
凹凸を有し多様な動きをするとともに、身体の他の部分
に比べてきわめて敏感な顔面に貼着する際のフィット性
や密着性は必ずしも充分なものではない。特に顔面の略
全面を覆うマスク状のシート状化粧料の場合には、シー
ト状化粧料が伸びすぎると取り扱いにくく、目や口など
の開口部の位置合わせが困難となる。一方、伸び足りな
いと貼った後に違和感が生じ、また強く引っ張って貼る
場合は、貼った後にシートの収縮により剥がれやすい等
の欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、顔面
に貼着する際のフィット性、密着性や取扱い易さを向上
させるとともに、使用時につっぱり感等の違和感がな
く、しかも製造時の作業性等が良好なシート状化粧料を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、伸縮性を有する基布と貼付剤組成物と
からなり、顔面に貼着して使用するシート状化粧料にお
いて、シート状化粧料を顔面に貼着するときの縦方向及
び横方向の伸長率が、50mm巾の短冊状試料について
1ニュートン荷重時に測定した場合に、縦方向で2〜2
0%、かつ横方向で12〜30%となるようにシート状
化粧料を構成するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明では、シート状化粧料の基
布を構成する材料として伸縮性を有する材料を使用す
る。この基布を構成する材料としては、基布上に含浸又
は塗布等により貼付剤組成物層を形成して得られるシー
ト状化粧料が、上記特定の縦方向及び横方向の伸長率を
有するものとなるものであれば特に制限はなく、ネルや
スフモフのような編物、織物のほか種々の不織布類、
紙、プラスチック等通常シート状化粧料に用いられる材
料はいずれも使用することができる。
【0006】基布を構成する好ましい材料としては、伸
縮性を有する不織布が挙げられる。不織布の素材は特に
限定されないが、熱可塑性繊維単独または熱可塑性繊維
と非熱可塑性繊維の混紡であることが望ましい。熱可塑
性繊維としては、ポリエステル繊維、ポリエチレン繊
維、ポリプロピレン繊維、ポリアミド繊維、ポリ塩化ビ
ニル繊維、ポリビニルアルコール繊維などが挙げられ、
これらは単独で、または2種以上混合して用いられる。
非熱可塑性繊維としては、レーヨン、キュポラ、麻、絹
などが挙げられる。これらの繊維を用いて不織布を製造
する方法は、特に限定されないが、例えば、熱収縮率の
異なる2種の樹脂を組み合せた繊維を、ニードルパンチ
法、水流交絡法などにより交絡一体化し、加熱処理によ
り熱収縮を起こさせて伸縮性とする方法がある。
【0007】なかでも、熱収縮率の異なる2種の樹脂を
組み合せた熱収縮性繊維を水流交絡法により一体化し、
加熱により熱収縮させて伸縮性を付与した不織布は、本
発明のシート状化粧料に必要な伸長性を有するととも
に、毛羽立ちもなく、適度な厚さで貼付剤組成物層(ゲ
ル)形成時及び保存時のゲルのしみ出しを抑制すること
ができるので特に好ましい。基布として使用する不織布
としては、通常は目付が60〜200g/m2程度、好
ましくは70〜110g/m2のものを使用する。不織
布の目付が小さいものは貼付剤組成物層がしみ出すおそ
れがあり、一方目付が大きすぎると顔面に貼着した際に
厚ぼったくなり、うっとうしい感触を与える。
【0008】伸縮性基布上に膏体部を有する伸縮性貼付
剤は公知であるが(例えば、特開平3−161431号
公報)、これらの貼付剤は本発明のシート状化粧料とは
異なり、肘、膝などの関節部に鎮痛、消炎などの治療目
的で適用されるものである。これらの貼付剤は、伸縮性
がきわめて高く大きな荷重のかかる部位に貼着されるも
のであり、本発明のシート状化粧料とは全く異なる、大
きな伸長率を有するものである。これに対して、本発明
のシート状化粧料はスキンケア等の目的で顔面に貼着す
るものであり、シート状化粧料を顔面に貼着する形態に
おける縦方向及び横方向の伸長率を、50mm巾の短冊
状試料について1N荷重時に測定した値が、縦方向で2
〜20%、かつ横方向で12〜30%、好ましくは15
〜30%とすることによって、はじめて所期の目的を達
成することができるものである。また、縦、横方向の伸
長率を、横方向の伸長率≧縦方向の伸長率とした場合に
は、顔面に貼着する際の位置合わせや取扱い易さ等がさ
らに改善されるので好ましい。
【0009】以下、この点について図面に基づいてさら
に説明する。図1は、本発明のシート状化粧料における
縦方向の伸長率と横方向の伸長率について示す図であ
る。図1において、縦軸はシート状化粧料を顔面に貼着
する際に縦となる方向への伸長率(%)を表し、横軸は
同じく横方向への伸長率(%)を表す。それぞれの伸長
率は、下記に示すように50mm巾の短冊状試料につい
て1N荷重にて測定したものを標準とする。本発明のシ
ート状化粧料は、図1において斜線で示される領域での
縦、横方向の伸長率を有するものである。図1において
点線Aは、縦方向の伸長率=横方向の伸長率となるもの
を示すものであり、図1の斜線部で示された本発明のシ
ート状化粧料の中でも、この点線A上から右側部で示さ
れる縦、横方向の伸長率の関係を有するものは顔面への
貼着時に特に優れた性状を示す。
【0010】本発明において、シート状化粧料の伸長率
は、つぎのようにして測定する。 (測定方法)シート状化粧料を構成する原反シートから
巾50mm、長さ200mmの長方形試験片をカット
し、剥離シートを剥がした状態で、温度20℃で抗張力
試験機(テンシロン)を用いて伸長率を測定する。シー
ト状化粧料の縦方向の伸長率を測定する試験片は、シー
ト状化粧料を顔面に貼着する際に、縦方向となる辺が試
験片の長辺(200mm)となるように、原反シートか
らカットする。また、シート状化粧料の横方向の伸長率
を測定する試験片は、上記縦方向となる試験片と90°
角度を変えて、シート状化粧料を顔面に貼着する際に、
横方向となる辺が試験片の長辺となるように、原反シー
トからカットする。このようにして形成した試験片の長
辺の両端を、測定部の長さ(試長)が150mmとなる
ようにチャックで挟み、引張り速度300mm/分(伸
長速度200%/分)で引き伸ばして1N荷重時の試長
(mm)を測定し、縦、横方向の伸長率をそれぞれ次式
によって算出する。 伸長率(%)=(1N荷重時の試長−150)÷150
×100 実際の顔面シート状化粧料製品からサンプリングするよ
うな場合、上記50mm×200mmの試験片が採取で
きないことがある。その場合は、可能な範囲で短冊状試
料を切り出して、各々のサンプル巾及び試長(チャック
間距離)に応じた測定時荷重(50mmあたり1Nに対
応する荷重)及び引張り速度(伸長速度200%/分)
にて測定する。
【0011】図2は、本発明のシート状化粧料の1例を
示す図であり、図3は図2のシート状化粧料の使用状態
を説明する図である。このシート状化粧料1は、顔面の
上半部を覆うシート2と顔面の下半部を覆うシート3に
より構成されており、シート2の目の部分には開口部
4、4が、そしてシート3の口の部分には開口部5が形
成されている。
【0012】このシート状化粧料1を顔面に貼着するに
は、図3の(A)にみられるように、まず顔面の下半部
を覆うシート3の両端を両手で軽く横方向に引張りなが
ら顔面に貼着する。ついで図3の(B)にみられるよう
に、顔面の上半部を覆うシート2の両端を両手で軽く横
方向に引っ張りながら顔面に貼着する。この貼着の順序
は逆でもよい。このシート状化粧料の貼着時に、シート
2、3にかかる荷重(引張り力)は通常1N程度であ
る。本発明では、この1N荷重時を標準として測定した
シート状化粧料の縦方向及び横方向の伸長率を特定範囲
のものとすることによって、所望の性状を有するシート
状化粧料を得るものである。
【0013】横方向の伸長率が大きすぎると、シート状
化粧料の表面に設けた剥離シートを剥がす際及び顔面に
貼着する際に、シート状化粧料が伸びすぎるために扱い
づらくなるとともに目、鼻、口等との位置合わせも困難
となる。横方向の伸長率が小さすぎると、シート状化粧
料が伸びにくいので目、鼻、口等との位置合わせが困難
となるとともに、顔面の凹凸とのフィット性や顔面の動
きへの追随性が悪くなり、使用中に剥がれることがあ
る。また、貼着時にシート状化粧料が縮もうとする力が
大きくなるので、顔面がシート状化粧料に引張られて違
和感が増す。本発明のシート状化粧料は、横方向に軽く
引張りながら顔面に貼着することから、横方向の伸長率
を12%以上、好ましくは15%以上で30%以下とす
ることが適切である。
【0014】また、縦方向の伸長率が大きすぎると、化
粧料シートを手にもって貼着する際にシート状化粧料が
垂れ下がり扱いづらくなる。縦方向の伸長率が小さすぎ
ると、シート状化粧料が伸びにくいので目、鼻、口等と
の位置合わせが困難となり貼りにくくなるとともに、貼
着時の違和感が増し顔面へのフィット性や密着性等も悪
くなる。したがって、本発明のシート状化粧料では、縦
方向の伸長率を2〜20%とすることが適切である。
【0015】さらに、本発明のシート状化粧料の縦、横
方向の伸長率を、横方向の伸長率≧縦方向の伸長率とし
た場合には、顔面に貼着する際の位置合わせや取扱い易
さが一段と改善されるので好ましい。また、本発明では
シート状化粧料の縦、横方向の伸長率を上記特定のもの
とすることによって、シート状化粧料を製造する際の、
積層工程、カッティング工程、熟成工程等での作業性が
向上するとともに、カッティング後に基布、貼付剤組成
物層及び剥離性シート層のずれを少なくすることも可能
となる。
【0016】本発明で基布上に含浸又は塗布する貼付剤
組成物には特に制限はなく、例えばカオリン、タルク、
ベントナイト、二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機粉体を
賦形剤とし、これに水溶性高分子化合物:グリセリン、
ソルビトール、ポリエチレングリコール等の保湿剤:水
及び美肌成分やその他の薬効成分、油剤成分等を加え練
合して得られるペースト状の膏体等、通常のものが用い
られる。
【0017】本発明のシート状化粧料は、上記成分を混
合して得た貼付剤組成物を不織布等の基布上に含浸又は
塗布し、更に必要に応じてフェイシング(剥離性シー
ト)を施す方法、又は剥離性シート上に貼付剤組成物を
塗布し、不織布を併せる方法等により構成した原反を、
所定の寸法にカットすることによって製造することがで
きる。ここに剥離性シートとしては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエステル等のプラスチックフイルム
を用いることができる。
【0018】本発明のシート状化粧料は、顔面の略全面
を覆うマスク状の形状ものとすることができる。その際
に、シート状化粧料を1枚のシートにより一体に構成し
てもよいが、図2、3にみられるようにシート状化粧料
を顔面の上半部と下半部をそれぞれ覆う2枚のシートに
より構成した場合には、顔面への貼着が容易になるので
好ましい。また、シート状化粧料を、例えば目の下から
目尻周辺部や鼻唇溝部に部分的に貼着するものとして構
成してもよい。
【0019】本発明のシート状化粧料は、通常は洗顔後
に必要に応じ化粧水で肌を整えた後に、15〜30分間
程度顔面に貼着して使用する。また、就寝時に本発明の
シート状化粧料を顔面に貼着し、起床時に剥離するよう
にしてもよい。本発明のシート状化粧料を顔面に貼着す
ることによって、乾燥などによる皮膚のかさつき、小じ
わやくま、くすみなどを改善し、顔面にうるおいとハリ
を集中して与えることができる。
【0020】
【実施例】以下の例では、次に示す処方及び製法により
貼付剤組成物を調製した。 <貼付剤組成物の処方> (成 分) (重量%) 1)イソステアリルグリセリルエーテル 2.0 2)ポリアクリル酸ソーダ 6.0 3)ポリアクリル酸 2.5 4)グリセリン 25.0 5)ミリスチン酸イソプロピル 2.0 6)スクワラン 4.0 7)水酸化アルミニウムゲル 0.2 8)軽質無水シリカ 2.0 9)ポリソルベート80 2.0 10)精製水 バランス
【0021】<貼付剤組成物の製法>ニーダーを使用
し、上記成分1)、4)、5)、6)及び10)の一部
を均一に混合し、成分2)、3)及び7)を添加後均一
に練合し、成分8)、9)及び10)の残部を加え、さ
らに均一に練合することにより、貼付剤組成物を製造し
た。
【0022】(実施例1、2、比較例1〜4)上記の組
成物をポリエチレンテレフタレート製剥離フイルム上に
塗布し、不織布を上からかぶせ、熟成後に図2に示す形
状にカットした。不織布として表1に記載の製法、組成
ならびに性状のものを用い、表2に記載の伸長率を示す
顔面の略全面を覆うシート状化粧料を得た。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】得られた各シート状化粧料の伸長特性を図
示すると、図4のとおりとなる。図4において、斜線部
は本発明のシート状化粧料の範囲を示し、点線Aは図1
と同じ意味を有する。また、各シート状化粧料の性状は
次のようにして評価した。 (使用評価)20〜35才の日本人女性20人をパネラ
ーとして、各シート状化粧料を図3のように使用したと
きの取扱い易さ、貼り易さ、密着性、シートのつっぱり
感等違和感の無さをパネルテストにより評価した。それ
ぞれ優れたものを◎、やや優れたものを○、やや劣るも
のを△、劣るものを×とする4段階で評価し、その平均
値を表2に記載した。
【0026】これらの結果によれば、実施例1、2の本
発明のシート状化粧料は、顔面に貼着する際の取扱い易
さや貼り易さに優れるとともに、使用中の密着性も良好
で違和感のないものであった。また、製造時の作業性も
良好で、シートを構成する各材料のずれ等も生じなかっ
た。これに対して、シート状化粧料の縦、横方向の伸長
率が本発明に規定する範囲を満たさない比較例1〜4の
シート状化粧料は、貼着時の性状ならびに使用感の両者
がともに所望の性状を満たすものはなく、本発明のシー
ト状化粧料に比較して総合的評価が劣っていた。更に比
較例3では製造時の作業性等も満足のいくものではなか
った。
【0027】
【発明の効果】本発明のシート状化粧料は、顔面に貼着
する際の取扱いと目、鼻、口などへの位置合わせが容易
であり、使用時の顔面への密着性が良好でつっぱり感な
どの違和感がなく、使用中に剥がれることもない。ま
た、シート状化粧料製造時の積層工程、裁断工程、熟成
工程等での作業性も良好であり、裁断後に基布、貼付剤
組成物層及び剥離シート層のずれ等も生じず、実用的価
値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート状化粧料における、縦方向及び
横方向の伸長率を示す図である。
【図2】本発明のシート状化粧料の1例を示す図であ
る。
【図3】図2のシート状化粧料の使用状態を説明する図
である。
【図4】実施例及び比較例の各シート状化粧料の伸長特
性を示す図である。
【符号の説明】
1 シート状化粧料 2 上半部シート 3 下半部シート 4、5 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 真知子 栃木県芳賀郡市貝町大字赤羽2606 花王 株式会社栃木研究所内 (72)発明者 川合 隆 栃木県芳賀郡市貝町大字赤羽2606 花王 株式会社栃木研究所内 (56)参考文献 特開 平10−16109(JP,A) 特開 平3−86806(JP,A) 特開 平10−324613(JP,A) 特開 平3−161431(JP,A) 特開 平11−221117(JP,A) 実開 平4−13628(JP,U) 登録実用新案3033044(JP,U) 登録実用新案3053730(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮性を有する基布とポリアクリル酸及
    び/又はポリアクリル酸ソーダをポリマー成分とする
    付剤組成物とからなり、顔面に貼着して使用するシート
    状化粧料において、シート状化粧料が顔面の上半分と下
    半分をそれぞれ覆う2枚のシートからなるものであり、
    シート状化粧料を顔面に貼着するときの縦方向及び横方
    向の伸長率が、50mm巾の短冊状試料について1ニュ
    ートン荷重時に測定した場合に、縦方向で7.3〜12
    、かつ横方向で17〜20%であるシート状化粧料。
  2. 【請求項2】 貼付剤組成物上に剥離性シートを形成し
    た請求項1に記載のシート状化粧料。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載されたシート状化
    粧料を就寝時に顔面に貼着し、起床時に剥離する顔面の
    ケア方法。
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