JP2005289866A - 液状組成物およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製剤的安定性が改善され、かつ咽頭疾患に起因する痛みを効果的に除去すると共に、口腔内に爽快な清涼感を与える液状組成物を提供する。
【解決手段】 テルペンアルコール、多価アルコールおよび低級アルコールからなる多成分液剤を含む液状組成物。
【選択図】 なし

Description

本発明は、その製剤的安定性が改善され、かつ咽頭疾患に起因する不快感や痛みを効果的に除去すると共に、口腔内に爽快な清涼感を付与する新規の液状組成物とその製造方法に関する。
咽頭部に生じる痛み、充血、腫れ、それに、あれや、声がれなどの症状は、非常に不快であるのみならず、時として耐え難い苦痛をもたらす。 このような症状の原因は、ウィルス感染や細菌感染、特に、呼吸器のウィルス感染が主たるものであり、また、風邪症状の一つとして発現する頻度が高いことが知られている。 このような症状を自覚した場合にとられる対処法としては、そのような不快感や苦痛などを招くウィルス感染や細菌感染を減退または除去せしめる原因療法に依存しているのが実情である。
目下のところ、ヨウ素を有効成分として含むヨウ素製剤に代表される殺菌消毒剤などが、原因ウィルスや原因細菌の殺菌と消毒に関して高い効果を呈することが知られていることもあり、ヨウ素製剤系の殺菌消毒剤がよく利用されている。 しかしながら、これら殺菌消毒剤は、結局のところ、原因ウィルスや原因細菌を殺菌除去するものでしかなく、前述の一連の症状に直接的に作用して、不快感や苦痛を迅速に解消するものではない。
これら症状を直接的に解消する目的で、これまでに、局所麻酔剤や血管収縮剤を配合した外用剤形態の口腔内殺菌剤、例えば、ヨード系殺菌薬、局所麻酔薬および多価アルコールを含有した咽頭疾患用組成物(例えば、特許文献1参照)や、局所麻酔薬および血管収縮剤が配合されたヨード系殺菌剤を含有する薬用組成物(例えば、特許文献2参照)、それに、ヨード系殺菌薬と局所麻酔薬とを配合してなる咽頭疾患用組成物(例えば、特許文献3参照)などが提案されている。
しかしながら、これら先行技術に記載の組成物とは、そこに配合された局所麻酔剤や血管収縮剤の薬理作用によって、咽頭部にあらわれた不快感や苦痛の一応の緩和は図れるものの、それらを用いることで、吐き気や眠気を催すなどの副作用を呈することもあるなど、その使用上の安全性に関する課題は未だ解決されずにいる。
また、前述の局所麻酔剤や血管収縮剤などを用いた組成物とは別の観点に立脚して、その嗜好性を改善する目的で、メントールが奏する清涼作用や矯味矯臭作用を利用した口腔用組成物もこれまでに提案されている。 例えば、0.5〜2重量%のメントール、15〜40重量%のエタノール、および1〜20重量%のキシリトールを含有してなる液体口中清涼剤(例えば、特許文献4参照)や、ヨウ素系殺菌剤と有機酸配合pH緩衝剤を必須的に含み、メントールを任意に含有してなる咽頭疾患用組成物(例えば、特許文献5参照)などが提案されている。 ところが、これら組成物のいずれもが、メントールを製剤中で安定的に可溶化させるために、多量の有機溶媒や界面活性剤を必要としている。 そのため、メントールの溶解を促す目的で使用されたこれら有機溶媒や界面活性剤に起因する不快な刺激や味覚の発現が回避できず、結局は、メントールが呈する清涼作用や矯味矯臭作用が阻害されて、製剤全体の嗜好性までもが損なわれるなど、その嗜好性の改善は未だ果たせぬままでいる。
特開平09−151127号公報 特開平11−228387号公報 ドイツ国特許第3234350号公報 特開2000−178152号公報 特開2000−229863号公報
本発明は、上掲した従来技術で認められた吐き気や眠気などの副作用を招かずに、咽頭部に生じた不快感や苦痛などを速やかに解消し、しかも、嗜好性と製剤的安定性が改善された液状組成物を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の要旨とするところは、テルペンアルコール、多価アルコールおよび低級アルコールからなる多成分液剤を含む液状組成物、とりわけ、テルペンアルコール、特にメントールの析出を許容しない製剤的安定性を具備した液状組成物にある。
そして、本発明の他の態様によれば、(1)テルペンアルコールと少なくとも1種のアルコール系溶剤とを混合して液状混合物を調製し、(2)当該液状混合物と少なくとも1種のアルコール系溶剤または当該アルコール系溶剤を含む液状溶剤とを混合して多成分液剤を調製し、および(3)当該多成分液剤と水性媒体とを混合する、工程を含む液状組成物の製造方法が提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、上掲の本発明の液状組成物を含む口腔咽喉薬も提供される。
本発明によると、所期の目的であった、吐き気や眠気などの副作用を招く薬理成分に頼らずに、咽頭部に生じた不快感や苦痛などを速やかに解消する効果を奏する液状組成物が実現されるのである。
また、本発明の液状組成物では、多価アルコールと低級アルコールとの組み合わせが利用されており、これにより、有機溶媒、とりわけ、不快な刺激や味覚を発現する低級アルコールの使用量の低減を実現すると共に、低温下でのその製剤的安定性の改善も図られている。
さらに、本発明の液状組成物を咽頭部に適用すると、テルペンアルコール、典型的には、メントールが口腔内に拡散して、良好な清涼感が付与されるのである。
このように、本発明の液状組成物は、薬効面のみならず、その嗜好性および製剤的安定性の面において幾多もの優れた作用効果を相乗的に奏するのである。
本発明の液状組成物の構成を、以下に、詳細に説明する。
本発明の一態様によれば、テルペンアルコール、多価アルコールおよび低級アルコールからなる多成分液剤を含む液状組成物が提供される。
なお、テルペンアルコール、多価アルコール、低級アルコールなどの本発明の液状組成物の構成成分の量を表現する単位ついては、特に断りのない限り、本明細書では、w/v%(重量/容量%)で表示する。
まず、本発明の液状組成物に含まれるテルペンアルコールとは、皮膚や粘膜に塗布することで、適用部位に生じた不快感や苦痛などを鎮め、かつ爽快な清涼感を付与する効果を奏するものである。 本発明の液状組成物にあっては、洗口液、歯磨剤、口中清涼剤、ガム、飴などの口腔用製品で一般的に用いられているテルペンアルコール、例えば、工業的に量産可能なメントール、リナロール、ボルネオールなどが、テルペンアルコールとして好適に利用できる。 これらテルペンアルコールの中でも、咽頭部に対して清涼感を効率よく付与できるとの観点に立脚すれば、メントールまたはその誘導体が最も好適である。
本発明の液状組成物におけるテルペンアルコールの配合割合は、その配合量が多くなると、それに応じて増大した清涼感が付与される一方で、それ自体が呈する刺激性と苦味も増大して、本発明の液状組成物の嗜好性を損なうことに鑑み、通常は、液状組成物の全液量に対する、約0.01〜約10.0w/v%、好ましくは、約0.5〜約3.0w/v%、さらに好ましくは、約1.0〜約1.7w/v%の範囲で調製される。
また、本発明の液状組成物で用いられる多価アルコールとは、本来的には、本発明の液状組成物において溶剤として機能する化学物質を指すものである。 また、この多価アルコールは、テルペンアルコールの析出防止といった、本発明の液状組成物の製剤的安定性の維持に関与すると共に、咽頭部に生じた不快感や苦痛の除去にも寄与する。
このような多価アルコールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリンおよびジグリセリンなどが本発明において利用可能であるが、これらに限定されるものではなく、これらのいずれか1種類のみを用いることも、あるいは2種類以上を併用することもできる。 これら多価アルコールの内でも、プロピレングリコール、グリセリンおよび両者の組み合わせが、本発明の液状組成物において好適に利用することができる。
ところで、本発明の液状組成物における多価アルコールの配合割合は、本発明の液状組成物に良好な製剤的安定性を付与せしめるとの観点からすれば、その濃度は、通常は、液状組成物の全液量に対する約5.0〜約120w/v%、好ましくは、約35.0〜約110w/v%の範囲で調製される。
同様に、本発明の液状組成物で用いられる低級アルコールも、本来的には、本発明の液状組成物において溶剤として機能する化学物質であり、これらは、本発明の液状組成物の安定性の維持に寄与する。 このような低級アルコールとしては、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール、ペンタノールおよびイソペンタノールなどが本発明において利用可能であるが、これらに限定されるものではなく、これらのいずれか1種類のみを用いることも、あるいは2種類以上を併用することもできる。 これら低級アルコールの内でも、エタノールが、本発明の液状組成物において好適に利用することができる。
本発明の液状組成物に用いられる低級アルコールは、メントールに対する溶解性を具備した基剤における安全性に関しては、プロピレングリコールやグリセリンよりも劣り、また、それを過剰量摂取した際に認められる未成年者への影響などを考慮すれば、液状組成物に用いられる低級アルコールの配合割合は、極力少量にすべきである。 加えて、一般的に、低級アルコールの配合量が多くなると口内に不快な刺激を呈する上に、苦味も増大して嗜好性をも損ってしまう。 このような事情もあり、液状組成物における低級アルコールの濃度は、通常は、液状組成物の全液量に対する、約0.3〜約75w/v%、好ましくは、約3.0〜約15.0w/v%、また最も好ましくは、約5.0〜約10.0w/v%の範囲で調製される。
また、口腔内のウィルスおよび/または細菌を死滅せしめる殺菌消毒剤を本発明の液状組成物に加えて、口腔咽喉薬として使用することもできる。 本明細書で用いる殺菌消毒剤の語は、口腔咽喉薬やうがい薬の殺菌成分として配合される化学物質を指すものであり、例えば、ヨウ素、ヨウ化カリウム、ポビドンヨード、塩化セチルピリジニウム、塩化デカリニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、ヒノキチオール、フェノール、チモール、クレオソートなどが本発明において利用可能であるが、これらに限定されるものではなく、これらのいずれか1種類のみを用いることも、あるいは2種類以上を併用することもできる。 これら殺菌消毒剤の内でも、ヨウ素、ヨウ化カリウムおよび両者の組み合わせが、本発明の液状組成物において好適に利用することができる。
本発明の液状組成物におけるこれら殺菌消毒剤の配合割合は、低級アルコールの場合と同様、殺菌消毒剤も、その配合量が多くなると口内に不快な刺激を呈する上に、苦味も増大して嗜好性が損われるので、その濃度は、通常は、液状組成物の全液量に対する、約0.01〜約10.0w/v%、好ましくは、約0.1〜約5.0w/v%の範囲で調製される。
ところで、本発明の液状組成物の構成要素であるテルペンアルコールは、混在せしめた多価アルコールと低級アルコールによってすでに十分な可溶化が図られており、また、液状組成物の安定性も実現されている。 しかしながら、かような可溶化や安定性をさらに改善するために、任意に界面活性剤を加えることができる。 例えば、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、モノステアリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウリル酸ソルビタン、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体、ポリソルベート類、ラウリル硫酸ナトリウムおよびショ糖脂肪酸エステルなどの界面活性剤が本発明において利用可能であるが、これらに限定されるものではなく、これらのいずれか1種類のみを用いることも、あるいは2種類以上を併用することもできる。
本発明の液状組成物において界面活性剤を用いる場合のその配合割合は、好ましくは、極力少量とし、また、増量するにしても、その配合量が多くなると口内に不快な刺激を呈する上に、苦味も増大して嗜好性も損われてくるので、その濃度は、通常は、液状組成物の全液量に対する、約0.01〜約30.0w/v%、好ましくは、約0.01〜約10.0w/v%の範囲で調製する。
そして、本発明の液状組成物による効果を阻害するものでない限りは、口腔用組成物に一般的に用いられているその他の成分、例えば、緩衝剤、防腐剤、香料、甘味料、酸化防止剤、色素、酵素などを、多成分液剤に対して任意に加えることもできる。
緩衝剤としては、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、フマル酸、グルコン酸、コハク酸などの有機酸およびそれらの塩などが本発明において利用可能であるが、これらに限定されるものではなく、これらのいずれか1種類のみを用いることも、あるいは2種類以上を併用することもできる。
防腐剤としては、安息香酸類、サリチル酸類、ソルビン酸類、パラベン類、塩化セチルピリジニウム、塩化デカリニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、ヒノキチオール、フェノールなどが本発明において利用可能であるが、これらに限定されるものではなく、これらのいずれか1種類のみを用いることも、あるいは2種類以上を併用することもできる。
香料としては、スペアミント油、アニス油、ユーカリ油、ウインターグリーン油、カシア油、クローブ油、タイム油、セージ油、レモン油、オレンジ油、ハッカ油、カルダモン油、コリアンダー油、マンダリン油、ライム油、ラベンダー油、ローズマリー油、ローレル油、カモミル油、キャラウェイ油、マジョラム油、ベイ油、レモングラス油、オリナガム油、パインニードル油などの天然香料;カルボン、アネトール、シネオール、サリチル酸メチル、シンナミックアルデヒド、オイゲノール、チモール、リナロール、リナリールアセテート、リモネン、メントン、メンチルアセテート、ピネン、オクチルアルデヒド、シトラール、プレゴン、カルビールアセテート、アニスアルデヒドなどの非天然香料(合成香料);および、これら天然香料および/または非天然香料から任意に選択した香料を混合して得た調合香料などが本発明において利用可能であるが、これらに限定されるものではなく、これらのいずれか1種類のみを用いることも、あるいは2種類以上を併用することもできる。
甘味料としては、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、アスパルテーム、ショ糖、果糖などが本発明において利用可能であるが、これらに限定されるものではなく、これらのいずれか1種類のみを用いることも、あるいは2種類以上を併用することもできる。
酸化防止剤としては、ビタミンC、ビタミンE、ソルビン酸(塩)などが本発明において利用可能であるが、これらに限定されるものではなく、これらのいずれか1種類のみを用いることも、あるいは2種類以上を併用することもできる。
次に、本発明の液状組成物の製造手順について説明する。
本発明の液状組成物は、以下の一連の手順に従って製造することができる。
はじめに、テルペンアルコール、多価アルコールおよび低級アルコールの各々を秤量する。 殺菌消毒剤や界面活性剤などの任意成分を使用する場合は、それらも同様に所定量を秤量する。
秤量を終えたテルペンアルコールと、多価アルコールおよび/または低級アルコールの全量または一部とを混合して液状混合物を調製する。 次いで、得られた液状混合物と他のアルコール系溶剤とを混合して得た多成分液剤に対して、水性媒体を加えて定量値にまで体積調製する。
ところで、この水性媒体とは、主に液状組成物の体積加減のために使用されるものであるが、殺菌消毒成分、例えば、ヨウ素やヨウ化カリウムの水溶液や、活性成分の水溶液を調製するための溶媒としても利用できる。 そして、水性媒体としては、好ましくは、不純物含量の少ない水、例えば、精製水、脱イオン水、蒸留水などが好適に利用できる。
この一連の工程を経ることによって、本発明の液状組成物が調製される。
なお、本発明の液状組成物に殺菌消毒剤や界面活性剤を用いる場合、それらを調製系に添加する時点は特に限定されるものでなく、製造条件や最終産物に付与する性状などを考慮して任意に決定することができる。
これら製造手順を経ることで、安定性に優れ、かつ咽頭疾患に起因する不快感や痛みを効果的に除去すると共に、口腔内に爽快な清涼感を与える液状組成物が提供される。
以下に、本発明をその実施例に沿って説明するが、この実施例の開示に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきでないことは勿論である。
A:液状組成物の製造
ヨウ素、ヨウ化カリウム、プロピレングリコール、グリセリン、l−メントールおよびエタノールを準備し、これらの各々を、下記表1に記載の分量に従って秤量し、以下の手順に従って、実施例1〜7および比較例1の液状組成物を製造した。
Figure 2005289866
はじめに、l−メントールとエタノールとを混合して液状混合物を調製した。 これとは別に、ヨウ素、ヨウ化カリウムおよび精製水(約1ml)を混合して殺菌消毒剤を調製した。 次に、得られた液状混合物と殺菌消毒剤とを合わせて得た混合物に、プロピレングリコールとグリセリンとを混合して多成分液剤を調製した。 そして、こうして得られた多成分液剤に精製水を加えて、100mlの定量値にまで体積調製し、これを混合して得られたものを液状組成物とした。
B:テルペンアルコールの配合量の検討
上記Aで調製した実施例1〜7および比較例1の各液状組成物に関して、以下の検定方法に従って、鎮痛効果、口内刺激、使用感および清涼感の各項目について評価を行った。
鎮痛効果については、パネラー6名が、各液状組成物の約0.3mlを口内咽頭部に適用して1分以内に、鎮痛効果あり(5点)、鎮痛効果ややあり(4点)、鎮痛効果が漠然として不明確(3点)、鎮痛効果あまりなし(2点)、および鎮痛効果なし(1点)、との採点基準に従って評価を行った。 そして、その平均値が、1点〜2.5点未満の液状組成物については×印、2.5点以上〜3.5点未満の液状組成物については△印、そして、3.5点以上〜5点の液状組成物については○印を付けて等級付けを行った。
口内刺激については、パネラー6名が、各液状組成物の約0.3mlを口内咽頭部に適用して、その直後に、口内粘膜に対する不快な刺激なし(5点)、不快な刺激あまりなし(4点)、刺激感が漠然として不明確(3点)、不快な刺激ややあり(2点)、および不快な刺激あり(1点)との採点基準に従って評価を行った。 そして、その平均値が、1点〜2.5点未満の液状組成物については×印、2.5点以上〜3.5点未満の液状組成物については△印、そして、3.5点以上〜5点の液状組成物については○印を付けて等級付けを行った。
使用感については、パネラー6名が、各液状組成物の約0.3mlを口内咽頭部に適用して、その直後に感じる使用感が、良い(5点)、やや良い(4点)、普通(3点)、やや悪い(2点)、および悪い(1点)との採点基準に従って評価を行った。 そして、その平均値が、1点〜2.5点未満の液状組成物については×印、2.5点以上〜3.5点未満の液状組成物については△印、そして、3.5点以上〜5点の液状組成物については○印を付けて等級付けを行った。
清涼感については、パネラー6名が、各液状組成物の約0.3mlを口内咽頭部に適用して、その直後に、口腔内に拡散する清涼感が強すぎる(5点)、やや強い(4点)、爽快である(3点)、やや弱い(2点)、および微弱(1点)との採点基準に従って評価を行った。 そして、その平均値が、1点〜1.5点未満の液状組成物については×印、1.5点以上〜2.5点未満の液状組成物については△印、2.5点以上〜3.5点未満の液状組成物については○印、3.5点以上〜4.5点未満の液状組成物については△印、そして、4.5点以上〜5点の液状組成物については×印を付けて等級付けを行った。
その評価結果を、以下の表2にまとめた。
Figure 2005289866
表2に記載の結果から、比較例1の液状組成物にあっては効果的な鎮痛効果や清涼感が認められず、その使用感も満足のゆくものでもなかった。 これに対して、実施例1〜7に記載の液状組成物は使用感に優れ、しかも咽頭部に生じた不快感が効果的に解消されており、良好な鎮痛効果を発現することが明らかとなった。 とりわけ、実施例1〜4に記載の液状組成物にあっては、前述の良好な鎮痛効果や使用感以外にも、口内刺激が穏やかで、しかも、口腔内に清涼感が効果的に付与されていることが明らかとなった。
このことから、本発明の液状組成物において、l−メントール(テルペンアルコール)の配合量としては、液状組成物の0.50〜3.00w/v%、好ましくは、0.50〜1.70w/v%、最も好ましくは、1.00〜1.70w/v%の範囲に調製することが好ましいことが判明した。
C:低級アルコールの配合量の検討
ヨウ素、ヨウ化カリウム、プロピレングリコール、グリセリン、l−メントール(0.50w/v%の固定濃度)、エタノール(3.00w/v%から15.00w/v%の濃度)および精製水を準備した。 そして、これらの各々を、下記表3に記載の分量に従って秤量し、上記Aに記載の方法に従って得られた実施例8〜12の液状組成物に関して、上記Aに記載の方法に従って、鎮痛効果、口内刺激、使用感および清涼感の各項目について評価を行った。 また、実施例8〜12の液状組成物については、以下の検定方法に従って、その製剤的安定性についても評価を行った。
製剤的安定性については、各液状組成物に関して、3つのガラス製容器(蓋付きガラス製容器)の各々に、その約20gを入れた。 次に、それらガラス製容器を、4℃に設定された冷蔵庫内に入れ、そこで48時間静置した。 48時間静置を終えたガラス製容器内のl−メントールに関して、l−メントールの析出が、3つの容器すべてで認められた液状組成物については×印、1つまたは2つの容器で認められた液状組成物については△印、そして、いずれの容器でも認められなかった液状組成物については○印を付けて等級付けを行った。 これら各項目についての評価結果も、以下の表3に併せてまとめた。
Figure 2005289866
表3に記載の結果から、嗜好性を損なわずに、咽頭部に生じた不快感を解消せしめ、しかも製剤的安定性に優れた液状組成物を得る上で、低級アルコールの配合量としては、液状組成物の3.0〜15.0w/v%の範囲の濃度が好適に利用できることが判明した。
D:多価アルコールの配合量の検討
前出の表1〜3の結果から、嗜好性を損なわずに、咽頭部に生じた不快感を解消可能な、製剤的安定性に優れた液状組成物を得る上で、多価アルコール(プロピレングリコールとグリセリンの混合系)の配合量としては、液状組成物の80.00〜103.40w/v%の範囲の濃度に調製することが好ましいことが判明した。 このことは、本発明の液状組成物に多価アルコールを、約110w/v%の高濃度で配合せしめても、所望の効果が獲得できることを指し示すものに他ならない。
この試験結果を踏まえて、次に、ヨウ素、ヨウ化カリウム、プロピレングリコール、グリセリン、l−メントール(0.50w/v%の固定濃度)、エタノールおよび精製水を準備し、これらの各々を、下記表4に記載の分量に従って秤量し、上記Aに記載の方法に従って得た実施例13〜16および比較例2〜3の液状組成物に関して、上記Cに記載の方法に従って、製剤的安定性について評価を行った。 それら評価結果も、下記表4に併せてまとめた。
Figure 2005289866
表4の結果から、液状組成物の製剤的安定性を好適に維持する上で、多価アルコールの配合量としては、少なくとも液状組成物の35.00w/v%の濃度に調製することが好ましいことが判明した。
本発明の液状組成物は、咽頭部で知覚された不快感や苦痛などを速やかに除去すると共に、口腔内に爽快な清涼感を手軽に付与するための手段として有用である。

Claims (3)

  1. テルペンアルコール、多価アルコールおよび低級アルコールからなる多成分液剤を含む、ことを特徴とする液状組成物。
  2. 液状組成物からなる口腔咽喉薬であって、当該液状組成物が、その全液量に対する0.5〜3.0w/v%のメントール、5.0〜50w/v%のプロピレングリコール、5.0〜90w/v%のグリセリン、3.0〜15.0w/v%のエタノール、および0.01〜10.0w/v%のヨウ素および/またはヨウ化カリウムからなる、ことを特徴とする口腔咽喉薬。
  3. 液状組成物の製造方法であって、以下の工程、すなわち;
    (1) テルペンアルコールと少なくとも1種のアルコール系溶剤とを混合して液状混合物を調製し、
    (2) 当該液状混合物と少なくとも1種のアルコール系溶剤または当該アルコール系溶剤を含む液状溶剤とを混合して多成分液剤を調製し、および
    (3) 当該多成分液剤と水性媒体とを混合する、
    工程を含む、ことを特徴とする液状組成物の製造方法。
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