JP2005287343A - 作物搬送装置 - Google Patents
作物搬送装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005287343A JP2005287343A JP2004104106A JP2004104106A JP2005287343A JP 2005287343 A JP2005287343 A JP 2005287343A JP 2004104106 A JP2004104106 A JP 2004104106A JP 2004104106 A JP2004104106 A JP 2004104106A JP 2005287343 A JP2005287343 A JP 2005287343A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crop
- conveyor
- transport
- conveyance
- conveying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】 収穫された作物を搬送するスラットコンベヤの搬送面の裏側の固定位置に、搬送面を構成する各棒材20bの間に形成される間隙から搬送面の裏側へ突出する作物と接触して、その作物を、スラットコンベヤの移動に伴って搬送面側に押し戻すように作用する搬送姿勢矯正手段40を設けてある。
【選択図】 図5
Description
したがって、この間隔を利用して前述のように、屑人参、ゴミ、土、などを落下させることをも付随的に狙うものでありながら、その機能としては十分に果たし得ない場合がある。
〔解決手段1〕
本発明の作物搬送装置は、請求項1に記載のように、収穫された作物をコンベヤ装置で搬送して所定箇所に収容するようにした作物搬送装置において、前記コンベヤ装置を、左右一対の無端チェーンの間に所定ピッチで架設された棒材によって構成されるスラットコンベヤで構成するとともに、前記スラットコンベヤの搬送面の裏側の固定位置に、各棒材の間に形成される間隙から搬送面の裏側へ突出する作物と接触して、その作物をスラットコンベヤの移動に伴って搬送面側に押し戻すように作用する搬送姿勢矯正手段を設けてある。
上記構成によると、スラットコンベヤの搬送面の裏側の固定位置に、各棒材の間に形成される間隙から下方へ突出する作物と接触して、その作物を、スラットコンベヤの移動に伴って搬送面側に押し戻すように作用する搬送姿勢矯正手段を設けてあるので、スラットコンベヤの棒材どうしの間隔は、人参の大径部が抜け落ちない程度に十分大きな間隔に設定しても、その間隔から下方に突出する人参の先端側をコンベヤの移動に伴って搬送面側に押し戻すことが
できる。
したがって、前記スラットコンベヤの間隔を十分に大きくして、屑人参、ゴミ、土、などの落下機能を高めながら、その間隔から下方に突出する人参の先端側をコンベヤの移動に伴って搬送面側に押し戻して、搬送面に載せ付けた状態に近い搬送姿勢を得ることができるので、スラットコンベヤの搬送終端などの搬送方向転換部で作物の先端が折られてしまうなどの不都合を回避することができる利点がある。
本発明の作物搬送装置は、請求項2に記載のように、スラットコンベヤによる搬送作用域に、搬送方向が搬送下手側ほど上方に位置する斜め上方への傾斜搬送経路部分を設けるとともに、搬送姿勢矯正手段がスラットコンベヤの搬送面のうち、斜め上方に向かう傾斜面搬送経路部分の裏側に配設されているものでもよい。
上記構成によると、請求項1に記載の作物搬送装置の作用効果に加えて、次の作用効果をも奏する。
すなわち、搬送姿勢矯正部材を傾斜搬送経路部分の裏側に配設したものであるから、この搬送姿勢矯正手段をスラットコンベヤの水平方向に沿う搬送経路部分に設けた場合に比べて、この搬送姿勢矯正手段自体が屑人参、ゴミ、土、などの落下物の通過を妨げる存在とはなりにくいという利点がある。
本発明の作物搬送装置は、請求項3に記載のように、請求項2記載の脱穀機において、搬送姿勢矯正手段が傾斜搬送経路部分の裏側で、かつ傾斜搬送経路部分の立ち上がり開始箇所の近くに配設されているように構成してもよい。
上記構成によると、請求項1または2記載の作物搬送装置の作用効果に加えて次の作用効果をも奏する。
すなわち、傾斜搬送経路部分で搬送姿勢矯正手段による姿勢矯正作用を受けた作物が、スラットコンベヤの棒材の長さ方向に沿う姿勢となったとき、持ち上げ搬送途中の作物が転げ落ちることがあるが、このとき、搬送姿勢矯正手段の配設位置が立ち上がり開始箇所の近くという、比較的転落距離の短い低い位置であるため、作物の損傷が少なくて済む利点がある。
図1〜図4に本発明の作物搬送装置を、人参収穫機に適用した場合を例として示す。この人参収穫機Aは、走行機台28に支持された左右のクローラ走行装置3,3で走行自在な機体1に、圃場から人参を収穫する収穫部a、運転部d、原動部f等に各種の機械装置類を配置することで1条用として構成されている。
図7に示すように、落下収穫物を受け入れる口には、収容袋2内への収穫物回収量を検出する回収センサSの一例である光電センサを構成する発光部Saと受光部Sbとが前後方向に対向配置する状態で設置されている。
前記電動油圧シリンダ27は、前記回収センサSの検出結果に基づき、図外のマイクロプロセッサー利用の回収制御手段により収容袋2内の人参群の上面をほぼ設定レベルに維持するように作動制御され、収容袋2内の回収人参が満杯となって昇降台23の載せ台23aが上下移動範囲の下限にまで下降したことを図外の下限センサで検出すると、ブザーなどの報知装置を作動させるようにしてある。
ここで、人参収穫機Aによる一連の人参収穫作用について概略説明する。前記ソイラ機構5で圃場を切り崩して柔らかくした状態で、左右の引き上げ機構6によって上方に引き上げられた茎葉部を抜取り機構8で挟持して人参を圃場から抜き取るとともに後方上方に搬送し、葉切り機構9で茎葉部を除去した人参を選別コンベヤbによって右に送る。切断された茎葉部は、突起付きチェン81と摺動レール82とで成る茎葉排出機構80により後方に挟持搬送されて機体1の後方に落下排出される。
次に、本発明の作物搬送装置の一例である前記持上げコンベヤcについて詳細を説明する。
図5〜図8に示すように、搬送チェーン20を、下部前送り部15部位に装備された駆動スプロケット29及び緊張輪体30と、位置固定の第1〜第4円板状輪体31〜34と、ガイド19とに亘って巻回させて、側面視で略Z状の搬送経路(図5では略逆Z形状である)を形成してある。緊張輪体30は、第1円板状輪体31の回転軸31aを中心として揺動自在で、かつ、巻バネ36で引張り付勢されたテンションアーム30aに支承されている。
この持上げコンベヤcにおいて、本発明では、次の搬送姿勢矯正手段40を備えている。
搬送姿勢矯正手段40は、図5、図6、図8、及び図9に示すように、姿勢矯正用の案内板41と、その案内板41を位置固定するための固定手段42とで構成されている。
前記案内板41は、持上げコンベヤcの経路左右幅と同程度の横幅を有した平板状の部材であり、コンベヤバー20b上に形成される搬送面の裏側に位置し、搬送方向での上手側におけるコンベヤバー20bからの離間距離D1が、搬送下手側におけるコンベヤバー20bからの離間距離D2よりも大きくなるように、つまり搬送方向下手側ほど漸次コンベヤバー20bに接近するように相対姿勢を設定して固定されている。
尚、図中の符号45は固定側ブラケット43bに形成された長孔であり、案内板41に設けられた可動側ブラケット43aに形成の連結孔との間に挿通したボルトナットの位置を変更して、前記離間距離D1を調節できるように構成してある。このような長孔45は上述のように固定側ブラケット43bに設けるものに限らず、案内板41側の可動側ブラケット43aに形成する、もしくは固定側ブラケット43bと可動側ブラケット43aの両方に形成してもよく、また、長孔45に限らず、複数の丸孔を設けてその位置を選択することによって前記離間距離D1を変更するようにしてもよい。
本発明の作物搬送装置における搬送姿勢矯正手段は、次のように構成してもよい。
[1] 図10、図11に示すように、搬送姿勢矯正手段40は、持上げコンベヤcの水平部分である下部前送り部15に設けてもよく、また、図示していないが上部前送り部17に設けても良い。
b 選別コンベヤ
c 持上げコンベヤ
d 運転部
e 回収部
40 搬送姿勢矯正手段
41 案内板
42 固定手段
Claims (3)
- 収穫された作物をコンベヤ装置で搬送して所定箇所に収容するようにした作物搬送装置であって、
前記コンベヤ装置を、左右一対の無端チェーンの間に所定ピッチで架設された棒材によって構成されるスラットコンベヤで構成するとともに、
前記スラットコンベヤの搬送面の裏側の固定位置に、各棒材の間に形成される間隙から搬送面の裏側へ突出する作物と接触して、その作物をスラットコンベヤの移動に伴って搬送面側に押し戻すように作用する搬送姿勢矯正手段を設けてある作物搬送装置。 - スラットコンベヤによる搬送作用域に、搬送方向が搬送下手側ほど上方に位置する斜め上方への傾斜搬送経路部分を設けるとともに、搬送姿勢矯正手段がスラットコンベヤの搬送面のうち、斜め上方に向かう傾斜面搬送経路部分の裏側に配設されている請求項1記載の作物搬送装置。
- 搬送姿勢矯正手段が傾斜搬送経路部分の裏側で、かつ傾斜搬送経路部分の立ち上がり開始箇所の近くに配設されている請求項2記載の作物搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004104106A JP4248440B2 (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 作物搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004104106A JP4248440B2 (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 作物搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005287343A true JP2005287343A (ja) | 2005-10-20 |
JP4248440B2 JP4248440B2 (ja) | 2009-04-02 |
Family
ID=35321000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004104106A Expired - Lifetime JP4248440B2 (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 作物搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4248440B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008544935A (ja) * | 2005-07-04 | 2008-12-11 | ストーク タウンゼント ベスローテン フェンノートシャップ | 細長い食品を運搬するための装置および方法 |
CN110834854A (zh) * | 2019-11-18 | 2020-02-25 | 安庆汇通汽车部件股份有限公司 | 一种稳定杆自动送料机构 |
CN111573148A (zh) * | 2020-05-19 | 2020-08-25 | 大连交通大学 | 一种不易掉落的管材输送设备 |
-
2004
- 2004-03-31 JP JP2004104106A patent/JP4248440B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008544935A (ja) * | 2005-07-04 | 2008-12-11 | ストーク タウンゼント ベスローテン フェンノートシャップ | 細長い食品を運搬するための装置および方法 |
CN110834854A (zh) * | 2019-11-18 | 2020-02-25 | 安庆汇通汽车部件股份有限公司 | 一种稳定杆自动送料机构 |
CN111573148A (zh) * | 2020-05-19 | 2020-08-25 | 大连交通大学 | 一种不易掉落的管材输送设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4248440B2 (ja) | 2009-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011092107A (ja) | 作物掘起機 | |
JP7103595B2 (ja) | 莢付き作物収穫機 | |
JP4871077B2 (ja) | 作物収穫機 | |
JP4248440B2 (ja) | 作物搬送装置 | |
JP2004089063A (ja) | 根菜収穫機 | |
JP5067123B2 (ja) | 根菜類収穫機 | |
JP2009027967A (ja) | 農作物収穫機 | |
JP4374324B2 (ja) | 作物収穫機 | |
JP5526739B2 (ja) | 根菜類収穫機 | |
JP2008054625A (ja) | 作物収穫機 | |
JP3907558B2 (ja) | 根菜収穫機 | |
JP5970904B2 (ja) | 根菜類収穫機 | |
JP4374325B2 (ja) | コンテナ移載装置及びそのコンテナ移載装置を備えた作物収穫機 | |
JP7270933B2 (ja) | 作物収穫機 | |
JP3279551B2 (ja) | 玉葱等の根茎収穫機 | |
JP4374323B2 (ja) | 作物収穫機 | |
JP7334907B2 (ja) | 作物収穫機 | |
JP4374322B2 (ja) | 作物収穫機 | |
JPH09154359A (ja) | 根菜収穫機 | |
JP3861038B2 (ja) | 根菜収穫機 | |
JP3883503B2 (ja) | 収穫機 | |
JP5957263B2 (ja) | 野菜収穫機 | |
JP3222825B2 (ja) | 根菜類収穫機 | |
JP2022172635A (ja) | 農作物回収機 | |
JP2005333917A (ja) | 野菜収穫機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060323 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081225 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4248440 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140123 Year of fee payment: 5 |