JP2005286256A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 溝内に絶縁膜を確実に埋め込んだ溝型素子分離絶縁膜を備える半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 半導体基板の表面を選択的にエッチングして溝を形成する溝形成工程S101と、溝を埋設する第1の絶縁膜を形成する第1の成膜工程S102と、第1の絶縁膜をCMP法により表面を平坦化する第1のCMP工程S103と、第2の絶縁膜を形成する第2の成膜工程S104と、第2の絶縁膜を第2のCMP法により表面を平坦化する第2のCMP工程S105とを含む。異物の存在によって第1の絶縁膜で溝を完全に埋設できない場合でも、第1のCMP工程により異物を除去し、その後における第2の絶縁膜によって溝を完全に埋設する。
【選択図】 図3

Description

本発明は半導体基板に形成される素子間を絶縁分離するための溝型素子分離絶縁膜を備える半導体装置とその製造方法に関するものである。
フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを始めとして、多数の素子(メモリセル)を半導体基板に配列形成している半導体装置では、素子間を絶縁分離するために溝型素子分離絶縁膜が設けられる。この溝型素子分離絶縁膜はSTIと称されており、半導体基板に所要の深さまで溝を形成し、この溝内に絶縁膜を埋設した構成である。例えば、図1はフラッシュメモリの平面レイアウト図であり、図2はその回路図である。半導体基板には図1のX方向に所要の間隔をおいてそれぞれY方向に島状に配置された溝型素子分離絶縁膜STIが形成されている。この溝型素子分離絶縁膜STIで挟まれる半導体基板にメモリセルMが形成されており、このメモリセルMとしてY方向に並ぶ複数の島状の浮遊ゲートFGが配設され、これら浮遊ゲートFGを挟んでソース領域Sとドレイン領域Dが形成される。ソース領域SはX方向に延びるソース線SLとして形成され、ドレイン領域Dには図2に示すビット線BLに接続するビット線コンタクトBCが配設される。また、前記浮遊ゲートFG上には図には表れない容量絶縁膜が形成され、その上にX方向に延びるワード線WLとしての制御ゲートCGが形成される。
前記溝型素子分離絶縁膜STIの製造方法は、図8を参照すると、先ず図8(a)に示すように、半導体基板101の表面にトンネル酸化膜102、浮遊ゲート膜103、緩衝用の酸化膜104、研磨のストッパ膜としての窒化膜105を順次積層した上で、これらを選択エッチングして半導体基板101の表面に所要深さの溝106を形成する。次いで、図8(b)に示すように、前記窒化膜105の表面よりも厚くなるように絶縁膜111を成長して前記溝106を埋設する。しかる後、図8(c)のように、前記窒化膜105をストッパに利用して前記絶縁膜111をCMP法(化学的機械研磨法)により研磨し、表面を平坦化する。その後、図8(c)に示すように、前記窒化膜105、酸化膜104をエッチングするとともに、前記絶縁膜111の表面をエッチングし、当該絶縁膜111を溝106内にのみ残し、溝型素子分離絶縁膜STIを形成する。その後は、容量絶縁膜107、制御ゲート膜108を形成し、所要のパターンに形成するとともに半導体基板101に不純物を拡散し、フラッシュメモリのメモリセルが形成される。
このような溝型素子分離絶縁膜の製造技術として特許文献1では、半導体基板に形成した溝に第1のアイソレーション膜を形成し、かつ緻密化のためのアニールを行って溝を部分的に埋め込み、しかる後第2のアイソレーション膜で溝を完全に埋め込み、その後CMP法によって表面を平坦化して溝型素子分離絶縁膜を形成する技術が提案されている。特許文献1の技術は、第1のアイソレーション膜を部分的に埋め込むことで、半導体基板との間の熱膨張係数の違いによるストレスを緩和し、溝型素子分離絶縁膜における欠陥を防止してデバイスの信頼性を高めるというものである。
特開2002−110780号公報
このような溝型素子分離絶縁膜の製造技術において、溝型素子分離絶縁膜の一部に絶縁膜の埋め込み不良が生じ、これが原因となって半導体装置の不良が生じることがある。例えば、図8に示した製造方法の溝型素子分離絶縁膜STIの例では、図9(a)に示すように、絶縁膜111で溝106を埋め込む工程時に、絶縁膜111を成膜する際に発生する微小な異物Zが溝106の一部を塞ぎ、当該異物Zの直下の溝106内に絶縁膜111が完全に埋設されないことがある。この異物Zは成膜時に図には表れない成膜装置の内壁等に成長した絶縁膜の一部が剥離されること等によって発生し、発生した異物が成膜装置内で浮遊して半導体基板の表面に付着される。特に、この種の絶縁膜111としてHDP法(高密度プラズマ法)で成長する酸化膜(以下、HDP膜と称する)を用いることが多く、このHDP法は絶縁膜の成長の異方性が高いため、異物の直下の陰になる溝部分への絶縁膜の回り込みによる埋め込みを期待することは困難であり、当該溝部分への絶縁膜の埋め込みができなくなる。
このように溝の一部に絶縁膜が埋め込まれない状態が生じると、図9(b)に示すように、その後の工程において形成される容量絶縁膜107、制御ゲート膜108、すなわち制御ゲートCGの一部が溝106内に侵入した状態で形成されることになる。特に制御ゲートCGは薄い絶縁膜111と容量絶縁膜107を介してのみ半導体基板101に対向配置されることになる。そのため、メモリセルに対してデータを書き込み、あるいは読み出す際に制御ゲートCGに所要の電圧を印加したときに、制御ゲートCGと半導体基板101との間に生じる電界によって容量絶縁膜107が破壊されて両者間にリークが生じる。特に、通常の電源電圧で動作する周辺トランジスタでは問題とならないが、積極的に高電圧を用いたり、微小な電流差を検出する必要のあるフラッシュメモリでは、メモリセルへのデータの書き込み不良、読み出し不良、消去不良が生じ易くなり、信頼性の高いフラッシュメモリを得ることが困難になる。
このような問題は特許文献1の技術においても例外ではなく、第1のアイソレーション膜を形成したときに異物が溝の一部を覆うように付着されると、それ以降の第1のアイソレーション膜の成長が停止され、さらにはその上に形成する第2のアイソレーション膜も成長されなくなり、結局、その部分にアイソレーション膜が埋め込まれない状態が生じることになる。近年のように素子の微細化が進み、溝型素子分離絶縁膜のサイズが縮小化されると、それまで問題にならなかった微細な埃やゴミによって溝が覆われる状態が生じ易くなり、かかる問題が著しいものになる。
また、異物の付着が原因ではなく、幅寸法が小さい溝からなる溝型素子分離絶縁膜STIを形成する際には、埋設する絶縁膜を溝内に成長させる過程で溝開口の両側で成長された絶縁膜が互いに接して溝の開口部を閉じてしまい、図9(a)の状態と同様な状態が発生し、溝を絶縁膜で完全に埋設することができなくなる。この場合でも同様の問題が生じることになる。
本発明の目的は、絶縁膜を溝内に確実に埋め込んだ信頼性の高い溝型素子分離絶縁膜を備える半導体装置及びその製造方法を提供するものである。
本発明は、半導体基板に形成された溝内に絶縁膜が埋設された溝型素子分離絶縁膜を備える半導体装置であって、溝型素子分離絶縁膜は溝の一部にのみ第1の絶縁膜と第2の絶縁膜が積層状態に埋設されていることを特徴とする。また、本発明は、半導体基板に形成された溝内に第1の絶縁膜が埋設された溝型素子分離絶縁膜を備える半導体装置であって、溝型素子分離絶縁膜は溝の一部にのみ第2の絶縁膜が埋設されていることを特徴とする。第1の絶縁膜は高密度プラズマ法により成膜された絶縁膜であり、第2の絶縁膜は高密度プラズマ法又はCVD(化学気相成長)法により形成された絶縁膜で構成される。また、本発明において、溝型素子分離絶縁膜は、不揮発メモリのメモリセル間を絶縁分離する素子分離絶縁膜として構成される。この場合、溝型素子分離絶縁膜の表面上にはメモリセルを構成する容量絶縁膜と制御ゲートが積層される。
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板の表面を選択的にエッチングして溝を形成する溝形成工程と、溝を絶縁膜で埋設する成膜工程と、絶縁膜をCMP法により表面を平坦化するCMP工程とを含み、これらの成膜工程とCMP工程とを少なくとも2回繰り返すことを特徴とする。すなわち、半導体基板の表面を選択的にエッチングして溝を形成する溝形成工程と、溝を埋設する第1の絶縁膜を形成する第1の成膜工程と、第1の絶縁膜をCMP法により表面を平坦化する第1のCMP工程と、第2の絶縁膜を形成する第2の成膜工程と、第2の絶縁膜を第2のCMP法により表面を平坦化する第2のCMP工程とを含んでいる。
本発明の製造方法では、第1のCMP工程の後、第2の成膜工程の前に第1の絶縁膜の表面をエッチングするエッチング工程を含むことが好ましい。あるいは、溝形成工程では半導体基板の表面上にストッパ膜を形成しておき、第1のCMP工程は第1の絶縁膜の表面がストッパ膜の表面よりも深い位置となるまで行うことが好ましい。
本発明の他の半導体装置の製造方法は、半導体基板の表面を選択的にエッチングして溝を形成する溝形成工程と、溝を埋設する絶縁膜を形成する成膜工程と、絶縁膜をCMP法により表面を平坦化するCMP工程と、絶縁膜が溝内に埋設されている状態を検査する工程と、検査の結果に基づき成膜工程とCMP工程とをそれぞれ1回以上繰り返すことを特徴とする。
本発明の半導体装置によれば、溝内に埋設した第1の絶縁膜によって溝の一部にのみ生じた空洞を第2の絶縁膜によって埋設し、絶縁膜が完全に埋設されたSTIにより、信頼性の高い半導体装置が得られる。本発明をフラッシュメモリ等に適用した場合には、STI上に形成する制御ゲートと半導体基板との間のリークを防止し、高品質のフラッシュメモリが構成できる。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、溝内を第1の絶縁膜で埋設する際に、異物等によって溝の一部に空洞が生じた場合でも、当該空洞を第2の絶縁膜で埋設することができ、信頼性の高いSTIないし半導体装置を製造することができる。特に、本発明では第1の成膜工程と第1のCMP工程の後に、第2の成膜工程と第2のCMP工程を繰り返して行うので、同一の成膜装置とCMP装置を利用して製造を行うことができるので、製造が容易になる。また、一方で製造装置が大規模なものになることもない。
本発明の好ましい形態はフラッシュメモリに適用することであり、この場合には、半導体基板の表面にトンネル酸化膜、浮遊ゲート膜、ストッパ膜を順次積層する第1の積層膜形成工程と、これらストッパ膜、浮遊ゲート膜、トンネル酸化膜ないし半導体基板をエッチングして溝を形成する溝形成工程と、溝を埋設する第1の絶縁膜を形成する第1の成膜工程と、第1の絶縁膜をCMP法により表面を平坦化する第1のCMP工程と、第2の絶縁膜を形成する第2の成膜工程と、第2の絶縁膜を第2のCMP法により表面を平坦化する第2のCMP工程と、ストッパ膜を除去するとともに第1及び第2の絶縁膜を前記溝の内部にのみ残す工程と、上層に容量絶縁膜、制御ゲート膜を積層する第2の積層膜形成工程とを含んで不揮発性メモリを製造することを特徴とする。
次に、本発明の実施例1を図面を参照して説明する。実施例1は図1に示したレイアウト構造のフラッシュメモリに本発明を適用した例であり、図3は実施例1の溝型素子分離絶縁膜STIの製造工程の工程図である。実施例1の工程の流れを説明すると、図3のように、半導体基板に溝型素子分離絶縁膜STIの溝を形成する溝形成工程S101と、形成した溝に第1の絶縁膜を埋設する第1の成膜工程S102と、成膜した第1の絶縁膜をCMP法により研磨する第1のCMP工程S103と、再度第2の絶縁膜を成膜して溝に生じている空洞を埋設する第2の成膜工程S104と、成膜した第2の絶縁膜をCMP法により研磨する第2のCMP工程S105を備えている。
図4−A及び図4−Bは同工程の具体例としての図1のA−A線に沿った断面図である。先ず、図4−A(a)に示すように、半導体基板としてシリコン基板101の表面にシリコン熱酸化膜等のトンネル酸化膜102、ポリシリコン膜からなる浮遊ゲート膜102、緩衝用のシリコン酸化膜103、研磨ストッパ用のシリコン窒化膜104を順次所要の厚さに成膜する。次いで、前記溝形成工程S101として、これらの膜を図1のX方向に所要の間隔をおいてY方向に配列された複数の島状のパターンとなるように順次エッチングする。そして、これらの積層膜をマスクにしてシリコン基板101を所要の深さまでエッチングし、素子分離用の溝106を形成する。
次いで、図4−A(b)に示すように、前記第1の成膜工程S102として、HDP法(高密度プラズマ法)により第1のシリコン酸化膜(以下、第1のHDP膜と称する)111を成長する第1の成膜工程を行う。この第1のHDP膜111は前記溝106を埋設するとともに少なくとも前記窒化膜105の表面よりも厚くなるように成長する。このとき図外の成膜室の内壁等に成長した第1のHDP膜の一部が当該内壁等から剥離されて成長室内に浮遊され、シリコン基板の表面に付着し、特にその一部が前記溝106の一部を覆うように付着することがあることは前述した通りである。ここでは、同図において、溝106の一部においてその開口を塞ぐように異物Zが付着した状態を示している。この異物Zの付着により、前記溝106内の異物の直下領域では第1のHDP膜111は異物Zが付着する時点までしか成長が行われないため、第1のHDP膜111の膜厚は薄く、溝内を完全に埋設するまでには至らない。あるいは、異物Zの直下には第1のHDP膜が全く成長しない場合もある。
次いで、図4−A(c)に示すように、前記第1のHDP膜111を第1のCMP工程によって研磨する。第1のCMP工程ではストッパ膜としての窒化膜105が表面から所要の厚さだけ研磨される時点を研磨の終了時点とする。これにより、第1のHDP膜111は少なくとも窒化膜105の表面、ないしはそれよりも若干低い高さまで研磨される。また、この第1のCMP工程により、溝106の開口上に付着していた異物Zは研磨除去されることになり、第1のHDP膜111が完全には埋設されていない溝106の一部に空洞Vが生じる。
次いで、図4−B(a)に示すように、HDP法により第2のシリコン酸化膜(以下、第2のHDP膜と称する)112を成長する第2の成膜工程を行う。この第2のHDP膜112は第1のHDP膜111と同様に少なくとも前記窒化膜105の表面よりも厚くなるように成長する。これにより、第1のHDP膜111によって完全に埋設されていない溝106の一部が第2のHDP膜112によって完全に埋設されることになる。このとき図外の成膜室の内壁等に成長した第2のHDP膜の一部が当該内壁等から剥離されて成長室内に浮遊され、シリコン基板の表面の溝上に付着することがあることは第1のHDP膜の成長時と同じである。しかしながら、このような第2のHDP膜による異物が、前工程の第1のHDP膜によって生じた異物とシリコン基板の同一箇所に付着する可能性はほとんど0に近い確率なので、仮に第2のHDP膜の異物がシリコン基板の表面に付着しても、第1のHDP膜が完全に埋設されている箇所に付着して第2のHDP膜の成長が阻害されることはない。
次いで、図4−B(b)に示すように、前記第2のHDP膜112を第2のCMP工程によって研磨する。第2のCMP工程ではストッパ膜としての窒化膜105が第1のCMP工程後よりもさらに表面から所要の厚さだけ研磨される時点を研磨の終了時点とする。これにより、第2のHDP膜112は少なくとも窒化膜105の表面、ないしはそれよりも若干低い高さまで研磨される。また、この第2のCMP工程により、第2のHDP膜112の成膜時に異物が付着した場合でも、当該異物は同時に研磨除去される。
以上の工程によりシリコン基板101に設けた溝106内に第1のHDP膜111が埋設され、あるいは溝106の一部においては第1のHDP膜111と第2のHDP膜112が積層状態に埋設され、さらに場合によっては溝の他の一部においては第2のHDP膜112のみが埋設される(図示せず)。そして、前記窒化膜105をエッチングし、さらにその下層の緩衝用の酸化膜104をエッチング除去する。このとき、第1及び第2のHDP膜111,112もその表面が浮遊ゲート膜103の厚さ方向のほぼ中間程度の厚さになるまでエッチングされるが、このエッチングで残されたこれらのHDP膜によってSTIが完成される。
以上のように溝型素子分離絶縁膜STIを形成した後は、図4−B(c)に示すように、全面に容量絶縁膜としてONO膜(酸化膜/窒化膜/酸化膜の積層膜)107を200〜250A(オングストローム)程度に薄く成長し、その上に制御ゲート膜108としてポリシリコン膜を成長する。そして、前記制御ゲート膜108、容量絶縁膜107さらにその直下の浮遊ゲート膜103を図1に示したようにX方向に延びる縞状のパターンにエッチングすることで、島状をした浮遊ゲートFGと、X方向に延びるワード線WLとしての制御ゲートCGが形成される。次いで、図には表れないがソース側の溝分離領域にある酸化膜をフォトリソグラフィ技術よるマスクをしてエッチング除去する。さらに前記制御ゲートCGを利用した自己整合法によってシリコン基板101に不純物を導入して図1に示したソース領域Sとドレイン領域Dを形成する。前述したようにソース領域Sは溝型素子分離絶縁膜STIの間を通してX方向に連続した状態でありソース線SLとして構成される。これにより、フラッシュメモリのメモリセルMが完成される。その後は、図示は省略するが層間絶縁膜を形成し、図1,図2に示したようにドレイン領域Dにつながるビット線コンタクトBCを形成し、さらにその上にビット線BLを形成することでフラッシュメモリが完成される。
このフラッシュメモリでは、溝型素子分離絶縁膜STIの製造工程において、第1のHDP膜111の成膜工程時に異物がシリコン基板101の溝106の一部に付着し、当該部分で第1のHDP膜111が十分に埋設されない場合でも、第1のCMP工程において異物を除去することができる。そして、第2のHDP膜112の成膜工程時には第1のHDP膜111が埋設されていない部分を第2のHDP膜112によって完全に埋設することができる。これにより、図9に示した従来技術のように、溝の一部が絶縁膜によって完全に埋設されない状態で素子分離絶縁膜STIが製造されることを未然に防止できる。したがって、後工程で形成するONO膜107及び制御ゲート膜108が溝106内においてシリコン基板101の表面よりも深い位置まで侵入した状態に形成されることはなく、制御ゲートCGとシリコン基板101との間に十分な厚さのHDP膜を介在させることができ、制御ゲートCGとシリコン基板101との間におけるリークを確実に防止でき、リークが要因となるメモリセルへのデータの書き込み不良、読みだし不良、消去不良を防止して信頼性の高いフラッシュメモリの製造が実現できる。
図5は本発明の実施例2における溝型素子分離絶縁膜STIの製造工程の工程図である。実施例2では、実施例1と同様に溝形成工程S101、第1の成膜工程S102、第1のCMP工程S103、第2の成膜工程S104、第2のCMP工程S105を備えているが、第1のCMP工程S103の直後にエッチング工程S106を備えている。
すなわち、図6はその工程断面図であり、実施例1と同様に図1のA−A線に沿う部分の断面図である。なお、実施例1と同一部分には同一符号を付してある。図6(a)に示すように、シリコン基板101の表面にシリコン熱酸化膜等のトンネル酸化膜102、ポリシリコン膜からなる浮遊ゲート膜103、緩衝用のシリコン酸化膜104、研磨ストッパ用のシリコン窒化膜105を順次所要の厚さに成膜する。次いで、これらの膜を順次エッチングし、さらにこれらの積層膜をマスクにしてシリコン基板101を所要の深さまでエッチングし、素子分離用の溝106を形成する。
次いで、HDP法により第1のHDP膜111を成長する。この第1の成膜工程は実施例1と全く同じである。このとき異物Zが溝106の一部を覆うように付着することがあり、これにより第1のHDP膜111が溝106の一部において完全に埋設されない状態が生じることも同じである。ただし、場合によっては異物Zは溝106内の深い位置まで侵入した状態で付着することもあり、実施例2ではその場合を図示している。
次いで、図6(b)に示すように、実施例1と同様に前記第1のHDP膜111を第1のCMP工程によって研磨する。第1のCMP工程により、溝106の開口上に付着していた異物は研磨除去されるが、溝106内にまで侵入している異物Zについては完全に研磨除去することができない場合があり、異物Zの一部は溝106内に残存することになる。同図では異物Zの一部が溝106内に残された状態を示している。このように異物Zが残されていると、その後に第2のHDP膜を形成し、かつ第2のCMP工程を行っても溝106内にHDP膜が完全に埋設されないおそれがある。
そこで、実施例2では第1のCMP工程S103の後に、フッ酸等を用いたエッチング工程を行う。このエッチング工程S106により、第1のHDP膜111の表面は薄くエッチングされるが、これと同時に溝106内に侵入していた異物Z、すなわち第1のHDP膜111と同じ材質からなる異物Zもエッチングされ、これらの異物Zは溝106内からほぼ完全に除去される。また、異物Zの一部が残されたとしも溝106内の底部にまで落下された状態となり、溝106内に形成されている第1のHDP膜111と一体化さた状態となる。これにより溝106の一部の第1のHDP膜111が完全に埋設されていない部分に空洞Vが開口された状態となる。
次いで、図6(c)に示すように、HDP法により第2のHDP膜112を成長する第2の成膜工程を行う。これにより、第1のHDP膜111によって完全に埋め込まれていない溝106の一部が第2のHDP膜112によって完全に埋設されることになる。このとき第2のHDP膜112の成膜時に生じる異物が付着するようなことがあっても、当該異物が空洞Vに付着する確率は殆ど無いため、溝106を確実にHDP膜で埋設できることは実施例1で説明した通りである。
次いで、工程断面図は省略するが、実施例1と同様に前記第2のHDP膜112を第2のCMP工程によって研磨する。この第2のCMP工程により、第2のHDP膜112の成膜時に付着した異物も同時に研磨除去される。これにより、シリコン基板101に設けた溝内に第1のHDP膜111が埋設され、あるいは溝106の一部においては第1のHDP膜111と第2のHDP膜112が積層状態に埋設され、さらに場合によっては溝の一部においては第2のHDP膜112のみが埋設される。そして、前記窒化膜105をエッチングし、さらにその下層の緩衝用の酸化膜104をエッチング除去することで、残されたHDP膜によって溝型素子分離絶縁膜STIが完成される。
前記実施例2では、第1のCMP工程を行った後にエッチングにより異物を完全に除去するようにしているが、第1のCMP工程の研磨量を通常のCMP工程の研磨量よりも大きくしてもよい。すなわち、CMPでのストッパ膜としての窒化膜を通常よりも若干厚めに形成しておき、第1のCMP工程における当該窒化膜の研磨量を大きくする。このようにすることで、第1のHDP膜の表面の研磨量が増大し、溝を塞ぐように付着している異物の除去効果を高めることが可能になる。
ここで、前記実施例1,2において、第2のHDP膜の代わりにCVD法によるシリコン酸化膜(以下、CVD膜と称する)を用いるようにしてもよい。CVD膜はHDP膜に比較して成膜時の異方性が低く、また成膜後のダレ性が良いので、第1のHDP膜で溝を埋設した際に異物によって溝内に完全に埋設できず溝内の空洞が狭い状態で残されていても当該CVD膜の低異方性及びダレ性によって当該空洞内を埋設することが可能になる。
図7は実施例3の製造工程を示す工程図である。実施例3では、基本的には溝形成工程S101の後に、成膜工程S102とCMP工程S103を1回とし、CMP工程S103の後に検査工程S107を行い、検査の結果溝内に空洞が生じていた場合に(S108)、再度成膜工程S103とCMP工程S104を繰り返すものである。
なお、実施例3では実施例1と同じ工程を含むので工程断面図は省略するが、図4−A,図4−Bを参照すれば製造工程は明らかとなる。先ず、図4−A(a),(b),(c)のように、シリコン基板101に溝型素子分離絶縁膜STIの溝106を形成し、次いで溝106を第1のHDP膜111によって埋設する。続いて、第1のCMP工程を行い、溝106を埋設した第1のHDP膜111を表面研磨する。これらの溝形成工程と、第1のHDP膜を形成する第1の成膜工程と、第1のCMP工程は実施例1と全く同じであるので詳細な説明は省略する。
しかる後、製造された溝型素子分離絶縁膜STIについて検査を行い、溝106が第1のHDP膜111によって完全に埋設されているか否かを検査する(S107)。一部に完全に埋設が行われておらず空洞が生じている場合には、前記第1のHDP膜111を形成する成膜工程S102と、その後に第1のHDP膜111を研磨するCMP工程S103を繰り返す。これにより、1回目の成膜工程とCMP工程に際して異物が生じて溝に空洞が生じた場合でも、2回目の成膜工程とCMP工程によって当該空洞をHDP膜によって埋設することができる。さらに、2回目の成膜工程とCMP工程を行えばほぼ完全に近い状態に溝を埋設することは可能であるが、2回目の成膜工程とCMP工程を行っても溝内に空洞が存在している場合には3回目以降の成膜工程とCMP工程を行なうようにしてもよい。
実施例3では、1回目の成膜工程とCMP工程によって溝内に空洞が生じることがない良品の溝型素子分離絶縁膜STIが製造できる場合には2回目の成膜工程とCMP工程が不要であり、製造工程を簡略化することができる。また、仮に2回目の成膜工程とCMP工程を行っても完全に溝を埋設することができない場合でも、3回目以上の工程を繰り返すことで完全に埋設でき、極めて信頼性の高いSTIが製造できる。
前記各実施例では、溝型素子分離絶縁膜STIの一部に第1のHDP膜と第2のHDP膜、あるいは第1のHDP膜とCVD膜が積層された構造例を示したが、第1のHDP膜が溝内に全く埋設されることがない溝部分においては、第2のHDP膜あるいはCVD膜のみが埋設されることになる。
前記各実施例では本発明をフラッシュメモリの溝型素子分離絶縁膜としてのSTIに適用した例を示しているが、溝型素子分離絶縁膜を備える半導体装置であれば本発明を同様に適用することが可能である。
本発明にかかるフラッシュメモリの平面レイアウト図である。 本発明にかかるフラッシュメモリの回路図である。 実施例1の製造工程を説明するための工程図である。 実施例1の工程を説明するための工程断面図のその1である。 実施例1の工程を説明するための工程断面図のその2である。 実施例2の製造工程を説明するための工程図である。 実施例2の工程の一部を説明するための工程断面図である。 実施例3の製造工程を説明するための工程図である。 従来の製造工程を説明するための工程断面図である。 従来技術の問題点を説明するための工程断面図である。
符号の説明
101 シリコン基板
102 トンネル酸化膜
103 浮遊ゲート膜
104 緩衝酸化膜
105 窒化膜
106 溝
107 容量酸化膜(ONO膜)
108 制御ゲート膜
111 第1のHDP膜
112 第2のHDP膜
Z 異物
STI 溝型素子分離絶縁膜
M メモリセル
FG 浮遊ゲート
CG 制御ゲート
S ソース領域
D ドレイン領域

Claims (12)

  1. 半導体基板に形成された溝内に絶縁膜が埋設された溝型素子分離絶縁膜を備える半導体装置であって、前記溝型素子分離絶縁膜は、前記溝の一部にのみ第1の絶縁膜と第2の絶縁膜が積層状態に埋設されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 半導体基板に形成された溝内に第1の絶縁膜が埋設された溝型素子分離絶縁膜を備える半導体装置であって、前記溝型素子分離絶縁膜は、前記溝の一部にのみ第2の絶縁膜が埋設されていることを特徴とする半導体装置。
  3. 前記第1の絶縁膜は高密度プラズマ法により成膜された絶縁膜であり、前記第2の絶縁膜は高密度プラズマ法又はCVD(化学気相成長)法により形成された絶縁膜であることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記溝型素子分離絶縁膜は、不揮発メモリのメモリセル間を絶縁分離する素子分離絶縁膜であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 前記溝型素子分離絶縁膜の表面上には前記メモリセルを構成する容量絶縁膜を制御ゲートが積層されていることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 半導体基板の表面を選択的にエッチングして溝を形成する溝形成工程と、前記溝を絶縁膜で埋設する成膜工程と、前記絶縁膜をCMP法(化学的機械研磨法)により表面を平坦化するCMP工程とを含み、前記成膜工程と前記CMP工程とを少なくとも2回繰り返すことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 半導体基板の表面を選択的にエッチングして溝を形成する溝形成工程と、前記溝を埋設する第1の絶縁膜を形成する第1の成膜工程と、前記第1の絶縁膜をCMP法(化学的機械研磨法)により表面を平坦化する第1のCMP工程と、第2の絶縁膜を形成する第2の成膜工程と、前記第2の絶縁膜を第2のCMP法により表面を平坦化する第2のCMP工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 前記第1のCMP工程の後、前記第2の成膜工程の前に前記第1の絶縁膜の表面をエッチングするエッチング工程を含むことを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記溝形成工程では前記半導体基板の表面上にストッパ膜を形成しておき、第1のCMP工程は前記第1の絶縁膜の表面が前記ストッパ膜の表面よりも深い位置となるまで行うことを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 半導体基板の表面を選択的にエッチングして溝を形成する溝形成工程と、前記溝を埋設する絶縁膜を形成する成膜工程と、前記絶縁膜をCMP法により表面を平坦化するCMP工程と、前記絶縁膜が前記溝内に埋設されている状態を検査する工程と、前記検査の結果に基づき前記成膜工程とCMP工程とをそれぞれ1回以上繰り返すことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 半導体基板の表面にトンネル酸化膜、浮遊ゲート膜、ストッパ膜を順次積層する第1の積層膜形成工程と、前記ストッパ膜、浮遊ゲート膜、トンネル酸化膜ないし前記半導体基板をエッチングして溝を形成する溝形成工程と、前記溝を埋設する第1の絶縁膜を形成する第1の成膜工程と、前記第1の絶縁膜をCMP法により表面を平坦化する第1のCMP工程と、第2の絶縁膜を形成する第2の成膜工程と、前記第2の絶縁膜を第2のCMP法により表面を平坦化する第2のCMP工程と、前記ストッパ膜を除去するとともに前記第1及び第2の絶縁膜を前記溝の内部にのみ残す工程と、上層に容量絶縁膜、制御ゲート膜を積層する第2の積層膜形成工程とを含んで不揮発性メモリを製造することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 前記第1の成膜工程及び第2の成膜工程は高密度プラズマ法であることを特徴とする請求項7,8,9又は11に記載の半導体装置の製造方法。

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