JP2005286222A - インプリント用スタンパ、インプリント用スタンパの製造方法、インプリント方法及びインプリント用スタンパの分解方法 - Google Patents

インプリント用スタンパ、インプリント用スタンパの製造方法、インプリント方法及びインプリント用スタンパの分解方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 レジスト基板全面均一に高精度のインプリントを行うことが可能であり、且つ安価なインプリント用スタンパ、インプリント用スタンパの製造方法、インプリント方法及びインプリント用スタンパの分解方法を提供する。
【解決手段】 保持基板10と、保持基板10上の輻射エネルギーにより剥離性を示す剥離膜20と、剥離膜20上にロックウェル硬度のスケールがM80以上であり、表面に凹凸パターンを有する転写部30とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体回路や情報記録装置の製造に使用するインプリント技術に関し、特に微細な凹凸パターンを転写するナノインプリントに使用するインプリント用スタンパ、インプリント用スタンパの製造方法、インプリント方法及びインプリント用スタンパの分解方法に関する。
近年、汎用のコンピュータ等に用いられている情報記録装置は、音声や動画等の大容量のデータを取り扱うようになり記録容量の増大が求められている。記録容量を増やすために情報記録装置は、これまでよりも更に高記録密度化、及び高集積化を進めなくてはならない。
回路の集積度や記録密度を向上させるためには、より微細な加工技術が必要である。微細な加工技術として、露光プロセスを用いたフォトリソグラフィ技術は、一度に大面積の微細加工が可能であるが、光の波長以下の分解能を持たない。したがって、フォトリソグラフィ技術では、例えば100nm以下の微細構造の作成は困難である。100nm以下の微細加工技術としては、電子線リソグラフィや集束イオンビームリソグラフィ等の方法が知られているが、スループットの悪さが問題となっている。
光の波長以下の微細構造を高スループットで作成する手法としては、あらかじめ電子線リソグラフィ等により所定の微細凹凸パターンを作成したスタンパを、レジストを塗布した基板に押し付け、スタンパの凹凸を基板のレジスト膜に転写するナノインプリント法がある(例えば、非特許文献1参照。)。
上述のナノインプリント法においては、レジストを塗布した基板をガラス転移温度以上に加熱してレジストを軟化させるために、スタンパとレジスト基板を剥がす工程において、スタンパにレジスト膜の一部が付着したまま剥がれる「レジスト膜はがれ」が起きることがある。また、上述のナノインプリント法を用いて広い領域にスタンパの凹凸を均一に転写する場合、スタンパ表面と基板表面との高い平行度が要求される。更に、大面積の基板表面に均一にスタンパの加重を分散させるのは非常に困難である。
これらの問題点を回避する方策として室温・大気圧において50MPa以上の高圧でプレスして転写する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
エス.ワイ.チョウ(S.Y.Chou),「ナノインプリントリソグラフィー技術(Nano Imprint Lithography technology)」,アプライド・フィジックス・レターズ(Applied Physics Letters)第76巻 ,1995年,p.3114 特開2003−157520号公報
しかしながら、高圧プレスによるナノインプリント法では、スタンパと基板間の異物等による印加圧力の不均一によってスタンパが破壊されてしまう危険性がある。インプリントに使用するスタンパは、電子線加工などによって形成されたレジストパターンより電鋳などによって形成されるものであり、煩雑な工程を経て作成され高額であるため、複数の製造はコスト的に問題がある。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、レジスト基板全面均一に高精度のインプリントを行うことが可能であり、且つ安価なインプリント用スタンパ、インプリント用スタンパの製造方法、インプリント方法及びインプリント用スタンパの分解方法を提供することを目的とする。
そこで本発明は、保持基板と、保持基板上の輻射エネルギーにより剥離性を示す剥離膜と、剥離膜上にロックウェル硬度のスケールがM80以上であり、表面に凹凸パターンを有する転写部とを備えることを特徴とするインプリント用スタンパを提供する。
本発明においては、剥離膜と転写部の間に設けられ、剥離膜と転写部の混合を防ぐ混合防止膜を更に備えても良い。
また本発明は、保持基板を用意するステップと、保持基板上に輻射エネルギーにより剥離性を示す剥離膜を形成するステップと、剥離膜上に転写膜を形成するステップと、オリジナルスタンパを転写膜にプレスし、オリジナルスタンパのパターンを反転した凹凸パターンを転写膜に転写し、転写部を形成するステップと、転写部を硬化するステップとを含むことを特徴とするインプリント用スタンパの製造方法を提供する。
本発明においては、剥離膜を形成するステップと、転写膜を形成するステップとの間に、剥離膜と転写部の混合を防ぐ混合防止膜を形成するステップを有してもよい。
また本発明は、第1基板と、第1基板上に設けられ輻射エネルギーにより剥離性を示す剥離膜と、剥離膜上に設けられロックウェル硬度のスケールがM80以上であり表面に凹凸パターンを有する転写部とを備えるインプリント用スタンパを、インプリント装置の第2プレス板に設置するステップと、パターン転写用レジスト膜を有する第2基板を、インプリント装置の第1プレス板に設置するステップと、転写部とパターン転写用レジスト膜が対向するように第1プレス板と第2プレス板とを押圧して、パターン転写用レジスト膜にインプリント用スタンパの凹凸パターンを転写するステップと、第1プレス板と第2プレス板との押圧を解除し、結合されたインプリント用スタンパと第2基板に輻射エネルギーを供給して、転写部を第2基板側に残存させたまま第1基板と剥離膜を剥離するステップとを含むことを特徴とするインプリント方法を提供する。保持基板と剥離膜を剥離する工程においては、剥離膜に剥離性を付与させるための輻射エネルギーの照射は第1プレス板と第2プレス板との押圧の解除前、解除後、どちらであってもかまわない。
また本発明は、保持基板と、保持基板上に設けられ輻射エネルギーにより剥離性を示す剥離膜と、剥離膜上に設けられロックウェル硬度のスケールがM80以上であり表面に凹凸パターンを有する転写部とを備えるインプリント用スタンパに輻射エネルギーを供給するステップと、保持基板と剥離膜を剥離するステップとを含むことを特徴とするインプリント用スタンパの分解方法を提供する。
本発明によれば、レジスト基板全面均一に高精度のインプリントを行うことが可能であり、且つ安価なインプリント用スタンパ、インプリント用スタンパの製造方法、インプリント方法及びインプリント用スタンパの分解方法を提供することができる。
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号で表している。但し、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なる。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を照らし合わせて判断するべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るインプリント用スタンパは、図1に示すように、保持基板(第1基板)10と、保持基板10上の輻射エネルギーにより保持基板より剥離性を示す剥離膜20と、剥離膜20上にロックウェル硬度のスケールがM80以上であり、表面に凹凸パターンを有する転写部30とを備える。
保持基板10は、インプリント工程において、パターンを転写するレジスト膜に均等に圧力を与えるために、剥離膜20を配置する面及び剥離膜20を配置する面に対向する面を表面平坦化加工する。保持基板10には、線膨張率が15×10−6-1以下、好ましくは5.8×10−7-1以下の石英等の物質を用いることができる。保持基板10の線膨張率が15×10−6-1より大きいと、スタンパの寸法制御性が低下してしまい、正確にパターン転写ができなくなってしまう。
剥離膜20は、輻射エネルギーを与えられることで剥離性を示し、保持基板10との密着性を低下させる。輻射エネルギーとは、光又は熱エネルギー等である。光照射により剥離性を示す剥離膜20としては、例えば重合性残基を含む光硬化モノマーを含有するポリマー混合物等を用いることができる。また、加熱により剥離性を示す剥離膜20としては、例えば結晶性ポリマーと粘着性ポリマーとの混合物等の有機及び無機材料のポリマーを用いることができる。
転写部30は、パターンを転写するレジスト膜に半導体回路または、記録媒体用のトラック形状及びドット形状等の微細な凹凸を転写するひな形である。転写部30は、電子線リソグラフィー法等で形成した加工原盤により、表面に微細な凹凸パターンが設けられる。転写部30には、硬度がロックウェル硬度のスケールがM80以上となるフェノール系樹脂、エポキシ樹脂、及びメラミン樹脂等のポリマー等を用いることができる。転写部30の硬度がロックウェル硬度のスケールがM80より小さいと、パターンを転写するレジスト膜に対して硬度が十分ではなく、正確にパターンが転写されない可能性がある。転写部30にパターンを形成後、輻射エネルギーの照射などにより樹脂の硬化を行い形成されたパターン形状の保持および転写部30の硬度を高めることが望ましいが、剥離膜20が光照射による硬化反応で剥離性が発現する材料を用いている場合は、転写部硬化用の露光による剥離膜20の剥離性の発現を避けるために露光波長を選択するためのフィルターを用いて露光することが好ましい。
また、転写部30の凹凸パターンを有する面には、パターンを転写するレジスト膜との離型性を向上させるために、4フッ化炭素(CF4)プラズマ処理を施しても構わない。このときの表面処理は、処理後の転写部30の表面と水の接触角を80度以上にすることが望ましい。
また、剥離膜20と転写部30との間には、図2に示すように、必要に応じ混合防止膜24を設けることが好ましい。これは、剥離膜と転写膜の膜形成時のミキシングを防止するためである。ミキシングを回避するには剥離膜と転写膜のポリマーの溶解度パラメータは、少なくとも0.5(J・cm-3)1/2以上離れていることが好ましく、1(J・cm-3)1/2以上離れていると更に好ましい。剥離膜と転写膜に共通の溶媒が使用されている場合などは、剥離膜20および転写部30のポリマーと溶解度パラメータが少なくとも1(J・cm-3)1/2以上離れている混合防止膜24を間に形成することが好ましい。この混合防止膜24には例えばポリビニルアルコール、ポリエチレングリコールなどの水溶性のポリマーを用いることができる。
以下に、本発明の第1の実施形態に係る実施例を図3〜11を参照しながら説明する。この実施例では、混合防止膜24を形成した場合を示すが、混合防止膜24を設けることは必須ではなく、混合防止膜24を形成する工程を抜かして行えばよい。
(実施例1)
(イ)まず、図3に示すように、例えば厚さ6mmの透光性を有する表面平坦化加工された石英ガラスの保持基板10を用意する。
(ロ)次に、分子量10万のポリメチルメタクリレート(PMMA)を40重量部、トリメチロールプロパントリメタクリレートを40重量部、及び1−ヒドロキシ−シクロヘキシルフェニルケトンを0.5重量部をプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)に溶解し、固形成分量3%の溶液を調整する。そして、調整した固形成分量3%の溶液を図4に示すように、用意した保持基板10上にスピナーを用いてスピン塗布し、ホットプレート等を用いて100℃で1分加熱することで厚さ20nmの光架橋により剥離性を示す剥離膜20を形成する。
(ハ)次に、ポリビニルアルコール(PVA)を水に溶解し、固形成分量1%の溶液を用意する。そして、用意した固形成分量1%の溶液を図5に示すように、室温に冷却した剥離膜20上にスピナーを用いてスピン塗布し、ホットプレート等を用いて加熱することで厚さ20nmの混合防止膜24を形成する。
(ニ)次に、2,5−キシレノールとm−クレゾールの比が3:7から成る分子量8000のノボラック樹脂を70重量部、及び図11の化学構造式に示す、2,6−ビス[(4−アジドフェニル)メチレン]−4−エチルシクロヘキサノン(BAC−E)を30重量部とするようにPGMEAで溶解し、固形成分量5%の溶液を調整する。そして、調整した固形成分量5%の溶液を図6に示すように、室温に冷却した混合防止膜24上にスピナーを用いてスピン塗布し、ホットプレート等を用いて加熱することで転写膜32を形成する。転写膜32の膜厚は、例えば150nmである。
(ホ)次に、電子線リソグラフィにより作製された所望の凸凹のレジストパターンを有する母型から、ニッケル(Ni)電鋳により図7に示すオリジナルスタンパ60を作製する。このオリジナルスタンパ60を図8に示すように、100MPaで転写膜32にプレスすることにより、オリジナルスタンパ60から転写膜32に凹凸パターンを転写し、転写部30を形成する。
(ヘ)次に、図9に示すように、図示を省略した紫外光発生装置に配置し350nm以下の波長の光を遮断するフィルターを備えた、例えば超高圧水銀灯から500mJ/cm2の光を転写部30に照射する。そして、転写部30を硬化させて図10に示すようなインプリント用スタンパを作成する。
転写部30を硬化させた後に、パターンを転写するレジスト膜との離型性を向上させるためのCF4プラズマ処理を転写部30表面に施しても構わない。
次に上述した製造方法で製造されたインプリント用スタンパを用いて行うインプリントの実施例を図12〜14を用いて説明する。この実施例においては、混合防止膜24を用いないインプリント用スタンパを用いて説明するが、もちろん混合防止膜24を用いても良い。
(実施例2)
(イ)まず、図12に示すように、インプリント装置100の第1プレス板40には、インプリントの対象の対象物5を載置する。対象物5は、例えば直径2.5インチのガラスディスク基板(第2基板)50の上に、厚さ約30nmのパラジウム(Pd)下地層と厚さ約50nmの垂直磁気記録材料コバルト・クロム白金(CoCrPt)を堆積して磁性層(図示せず)を形成し、さらに磁性層上に厚さ約50nmのSiO膜(図示せず)を堆積し、その上にパターン転写用レジスト膜54を設けたものである。そして、第1プレス板40との間に対象物5を挟んで第1プレス板40と対向する第2プレス板42には、インプリント用スタンパを設置する。
(ロ)次に、図13に示すように、油圧シリンダー等の加圧器(図示せず)で第1プレス板40と第2プレス板42とを、例えば50MPaで押圧することで対象物5がプレスされて、パターン転写用レジスト膜54に転写部30の凹凸パターンが転写される。
(ハ)次に、第1プレス板40と第2プレス板42との押圧を解除し、対象物5をインプリント装置100から取り出すことによりインプリントにより、図14に示すように、パターン形成された対象物5を得ることができる。このパターン転写されたパターン転写用レジスト膜54を加工マスクとして下層膜を加工する工程を行うことができる。具体的には、凹凸を転写したパターン転写用レジスト膜54をマスクとして、反応性イオンエッチング法(RIE)により磁性層の表面に達するまでSiO膜をエッチングしてSiO膜にパターンを転写し、さらに、このパターンを利用して磁性層をエッチングすることにより所望のパターンの磁性層を得ることができる。
このような、インプリント用スタンパを用いてインプリントする場合、インプリント用スタンパがインプリント時に異物が挟まること等により破損した際には、次のような方法により、分解することが可能である。
分解する方法の1つとしては、使用後のインプリントスタンパに高圧水銀灯を照射するものがある。紫外線の照射により剥離膜20の密着性が低下し保持基板(第1基板)10である石英基板より剥離し、簡便に分解取り外しすることができる。
分解する他の方法としては、図15に示す剥離処理装置70内にインプリント用スタンパを設置し、剥離膜20に剥離性を示す輻射エネルギーを供給する。例えば、熱により剥離性を示す剥離膜20に70℃の熱を与えると、第1基板10との密着性は低下して図16(a)及び図16(b)に示すように、第1基板10と剥離膜20が剥離する。破損した剥離膜20及び転写部30は廃棄して、高価な第1基板10は再利用することができる。転写部30の交換は破損したときだけに限られず、インプリントの回数で交換時期を決めておき交換することも可能である。また、転写部30はインプリントを1回する毎に交換することも可能である。
(実施例3)
剥離膜20の作成に、分子量100,000のPMMAと分子量5,700、融点59℃のポリカプロラクトンを7:3の重量比でPGMEAに溶解し作成した溶液を用いる以外は、実施例1に示す工程と同様の工程でインプリント用のスタンパを作成する。この剥離膜20は、加熱により剥離性を示す。
また、実施例2と同様に、インプリント装置により例えば50Mpaで押圧することで対象物5がプレスされて、パターン転写用レジスト膜54に転写部30の凹凸パターンが転写される。使用後のインプリントスタンパは例えば70℃のオーブンで加熱することにより剥離膜20の密着性が低下し保持基板10である石英基板より剥離し簡便に取り外しすることができる。
上述したように、第1の実施形態に係るインプリント用スタンパによれば、所望のパターンが形成される転写部30の剥離が容易で、高精度に表面平坦化加工された高価な保持基板10は再使用が可能であるのでインプリント用スタンパの低価格化が図れる。また、インプリント用スタンパは、転写部30の硬度が高いので高圧プレスのインプリントに用いることができ、対象のレジスト基板全面均一に高精度なインプリントを施すことが可能である。
また、本実施形態のインプリント用スタンパを用いてインプリントすることで、インプリント用スタンパがインプリント時に異物が挟まること等により破損した場合、光または熱など剥離膜の剥離性付与特性に合致した処理を行うことにより、保持基板10との密着性は低下して保持基板10と剥離膜20が剥離する。破損した剥離膜20及び転写部30は廃棄して、高価な保持基板10は再利用することができる。転写部30の交換は破損したときだけに限られず、インプリントの回数で交換時期を決めておき交換することも可能である。また、転写部30はインプリントを1回する毎に交換することも可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態に係るインプリント用スタンパは、第1の実施形態に示すインプリント用スタンパと同様に作成されたものが使用できるが、インプリント方法として、基板上に設けたパターン転写用レジスト膜54へのパターン転写後の処理方法が異なる。
第1の実施形態と同様にしてインプリント用スタンパを形成した後、インプリント装置100の第2プレス板42に作成したインプリント用スタンパを設置する。そして、第1プレス板40には、インプリントの対象の対象物5を載置する。対象物5は、第2基板50上にパターン転写用レジスト膜54を設けたものである。プレス装置により、パターン転写用レジスト膜54にインプリント用スタンパを押圧するところまでは、第1の実施形態と同様にすれば良い。
そして、図17に示すように、結合されたインプリント用スタンパ(保持基板10、剥離膜20、及び転写部30)と対象物5とに輻射エネルギーを供給して、転写部30を第2基板50側に残したまま、剥離膜20を保持基板10から剥離する。この工程においては、剥離膜20に剥離性を付与させるための輻射エネルギーの照射は第1プレス板40と第2プレス板42との押圧の解除前、解除後、どちらであってもかまわない。
次にパターン転写用レジスト膜54を光または熱の照射により硬化させてから転写部30を取り除くことにより所望のパターンをパターン転写用レジスト膜54に形成することができる。
転写部30の除去方法としては目的が達成されるのであればいかなる方法でもかまわない。スタンパの転写部と転写用レジストとの密着性が希薄な場合は物理的な剥離が可能であり、また、溶媒や酸アルカリの薬品などを用いてもかまわない。簡便な具体例としては、転写部に比較しパターン転写用レジスト膜のドライエッチング耐性が充分に高い材料のである場合は酸素、CF、アルゴンなどによるドライエッチング処理による除去が挙げられる。
例えば、酸素RIEなどによる転写部の剥離プロセスに適合するパターン転写用レジスト膜としては、シリコーンなどの珪素含有レジストや、SOGなどの無機レジストが挙げられる。
以下に、第2の実施形態に係る実施例を図12〜14、17〜19を参照しながら説明する。
(実施例4)
(イ)まず、図12に示すように、インプリント装置100の第2プレス板42に、実施例1と同様のプロセスで作成できるインプリント用スタンパ(保持基板10、剥離膜20、及び転写部30)を設置する。そして、第1プレス板40には、インプリントの対象の対象物5を載置する。パターン転写用レジスト膜(SOG膜)54はSOGをスピンコートにより厚さ100nmに形成し、80℃のオーブンで1分加熱することにより形成する。
(ロ)次に、図13に示すように、油圧シリンダー等の加圧器(図示せず)で第1プレス板40と第2プレス板42とを、例えば50MPaで押圧することで対象物5がプレスされて、パターン転写用レジスト膜54に転写部30の凹凸パターンが転写される。
(ハ)次に、第1プレス板40と第2プレス板42との押圧を解除し、結合した状態のインプリント用スタンパと対象物5をインプリント装置100から取り出す。取り出したインプリント用スタンパと対象物5は、図17に示すように、図示を省略した紫外光発生装置に配置し、例えば超高圧水銀灯をインプリント用スタンパ側から剥離膜20に照射する。光を剥離膜20が受光することで、剥離膜20は剥離性を示すので保持基板10が分離される。
(ニ)次に、剥離膜20、転写部30及び対象物5を、図18に示すように、150℃に昇温したオーブン等の加熱装置72で15分加熱硬化し、パターン転写された対象物5のSOGの形状が安定する。
(ホ)次に、図19に示すように、剥離膜20、転写部30、及び対象物5は、図示を省略したプラズマエッチング装置に配置され、酸素プラズマエッチング処理が施される。酸素プラズマエッチング処理をすることで有機物である転写部30を除去し、図14に示す所望のパターンが転写されたSOG膜54の対象物5を得る。
上述したように、第2の実施形態によるインプリント方法によれば、パターン転写用レジスト膜54を硬化させてから転写部30を除去するので、レジスト膜はがれ及び経時変化によるインプリント後のパターン転写用レジスト膜54のパターン形状の変化等を防ぐことができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は第1及び第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす記述及び図面はこの発明を限定するものであると理解するべきではない。この開示から当業者には様々な代替第1及び第2の実施の形態、実施例及び運用技術が明らかになるはずである。
例えば、第1の実施の形態に示したインプリント用スタンパを用いたインプリント方法は一例であり、インプリント用スタンパを一般に使用されている種々のインプリント方法に適用することも当然できる。
この様に、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の第1の実施の形態に係るインプリント用スタンパの断面図(その1)である。 本発明の第1の実施の形態に係るインプリント用スタンパの断面図(その2)である。 本発明の第2の実施の形態に係るインプリント用スタンパの製造方法を示す工程断面図(その1)である。 本発明の第1の実施の形態に係るインプリント用スタンパの製造方法を示す工程断面図(その2)である。 本発明の第1の実施の形態に係るインプリント用スタンパの製造方法を示す工程断面図(その3)である。 本発明の第1の実施の形態に係るインプリント用スタンパの製造方法を示す工程断面図(その4)である。 本発明の第1の実施の形態に係るインプリント用スタンパの製造方法を示す工程断面図(その5)である。 本発明の第1の実施の形態に係るインプリント用スタンパの製造方法を示す工程断面図(その6)である。 本発明の第1の実施の形態に係るインプリント用スタンパの製造方法を示す工程断面図(その7)である。 本発明の第1の実施の形態に係るインプリント用スタンパの製造方法を示す工程断面図(その8)である。 本発明の第1の実施の形態に係るインプリント用スタンパを製造するときに用いるBAC−E化学構造式である。 本発明の第1の実施の形態に係るインプリント用スタンパを用いたインプリント装置の断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るインプリント用スタンパを用いたとインプリント方法を示す工程断面図(その1)である。 本発明の第1の実施の形態に係るインプリント用スタンパを用いたとインプリント方法を示す工程断面図(その2)である。 本発明の第1の実施の形態に係るインプリント用スタンパの転写部の剥離方法を示す工程断面図(その1)である。 本発明の第1の実施の形態に係るインプリント用スタンパの転写部の剥離方法を示す工程断面図(その2)である。 本発明の第2の実施の形態に係るインプリント用スタンパを用いたとインプリント方法を示す工程断面図(その1)である。 本発明の第2の実施の形態に係るインプリント用スタンパを用いたとインプリント方法を示す工程断面図(その2)である。 本発明の第2の実施の形態に係るインプリント用スタンパを用いたとインプリント方法を示す工程断面図(その3)である。
符号の説明
5…対象物
10…保持基板(第1基板)
20…剥離膜
24…混合防止膜
30…転写部
32…転写膜
40…第1プレス板
42…第2プレス板
50…第2基板
54…パターン転写用レジスト膜
60…オリジナルスタンパ
70…剥離処理装置
72…加熱装置
100…インプリント装置

Claims (6)

  1. 保持基板と、
    前記保持基板上に設けられ輻射エネルギーにより剥離性を示す剥離膜と、
    前記剥離膜上に設けられロックウェル硬度のスケールがM80以上であり、表面に凹凸パターンを有する転写部
    とを備えることを特徴とするインプリント用スタンパ。
  2. 前記剥離膜と前記転写部の間に設けられ、前記剥離膜と前記転写部の混合を防ぐ混合防止膜を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のインプリント用スタンパ。
  3. 保持基板上に輻射エネルギーにより剥離性を示す剥離膜を形成するステップと、
    前記剥離膜上に転写膜を形成するステップと、
    オリジナルスタンパを前記転写膜にプレスし、前記オリジナルスタンパのパターンを反転した凹凸パターンを前記転写膜に転写し、転写部を形成するステップと、
    前記転写部を硬化するステップ
    とを含むことを特徴とするインプリント用スタンパの製造方法。
  4. 前記剥離膜を形成するステップと、前記転写膜を形成するステップとの間に、前記剥離膜と前記転写部の混合を防ぐ混合防止膜を形成するステップを有することを特徴とする請求項3に記載のインプリント用スタンパの製造方法。
  5. 第1基板と、前記第1基板上に設けられ輻射エネルギーにより剥離性を示す剥離膜と、前記剥離膜上に設けられロックウェル硬度のスケールがM80以上であり表面に凹凸パターンを有する転写部とを備えるインプリント用スタンパを、インプリント装置の第2プレス板に設置するステップと、
    パターン転写用レジスト膜を有する第2基板を、前記インプリント装置の第1プレス板に設置するステップと、
    前記転写部と前記パターン転写用レジスト膜が対向するように前記第1プレス板と前記第2プレス板とを押圧して、前記パターン転写用レジスト膜に前記インプリント用スタンパの前記凹凸パターンを転写するステップと、
    前記第1プレス板と前記第2プレス板との押圧を解除し、結合された前記インプリント用スタンパと前記第2基板に輻射エネルギーを供給して、前記転写部を前記第2基板側に残存させたまま前記第1基板と前記剥離膜を剥離するステップ
    とを含むことを特徴とするインプリント方法。
  6. 保持基板と、前記保持基板上に設けられ輻射エネルギーにより剥離性を示す剥離膜と、前記剥離膜上に設けられロックウェル硬度のスケールがM80以上であり表面に凹凸パターンを有する転写部とを備えるインプリント用スタンパに輻射エネルギーを供給するステップと、
    前記保持基板と前記剥離膜を剥離するステップ
    とを含むことを特徴とするインプリント用スタンパの分解方法。
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