JP2005273458A - 空気攪拌機及び吸気流案内板 - Google Patents

空気攪拌機及び吸気流案内板 Download PDF

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Abstract

【課題】 家屋の床下や天井裏等の空気を全方向について均一に攪拌するとともに陰イオンを効果的に放出して拡散でき、狭い空間に設置可能な簡便で長期安定運転の信頼性の高い安価な空気攪拌機の提供、及び、空気撹拌機に簡単に取り付けることができ家屋の床下や天井裏等に陰イオンを効果的に放出して分散できる吸気流案内板の提供を目的とする。
【解決手段】 本発明の空気攪拌機1は、ケーシング1aと、ファン2と、ファン駆動電動機3と、吸気部4と、吸気保護板5と、排気流案内部材6と、排気部7と、吸気保護板5の上面又は下面に排気部の円周方向の幅の略中央から中心に向かう線上に配設された1乃至複数の陰イオン発生器9と、を備えた構成を有する。本発明の吸気流案内板12は、覆設部12aと、係止部12bと、覆設部12aの下面に配設された1乃至複数の陰イオン発生器9′と、を備えた構成を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、主として家屋の床下や天井裏等に設置され、除湿、浄化等の環境改善を目的として空気の攪拌を行う空気攪拌機、及び除湿、浄化等の環境改善を目的として空気撹拌機に取り付けられる吸気流案内板に関するものである。
従来、建築物の床下や天井裏は一般的には空気の攪拌や換気が充分でないために、床下の地面からの湿気や建築物のコンクリート基礎体からの湿気や日本の風土である高温多湿な外気による湿気が溜まりやすく、その結果建築物の床下は、雑菌やカビやシロアリ等の害虫等の温床になり易かった。そこで、建築物の床下や地面の抗菌や殺菌、防カビ、シロアリ等の害虫駆除等の方法としては、建築物の基礎工事が終了した段階で、地面や建築物の基礎部への抗菌剤や殺菌剤、殺虫剤等の散布を実施するか、建築物が完成して、実害が発生してから抗菌剤や殺菌剤、殺虫剤等の散布を実施する方法が主流であった。しかしながら、近年、有機塩素系が主流の殺菌剤や殺虫剤の安全性が指摘され、更に環境に対する一般社会の問題意識の高まりによって殺菌剤や殺虫剤等の使用が推奨されない状況となってきたために、環境改善や人体への健康を考慮した対策案が益々求められてきている。
このような状況により、家屋の床下や天井裏等を除湿するために、家屋の床下や天井裏等を効果的に換気や空気を攪拌する方法が環境改善や人体への健康の観点から有効であることが認識されている。そのために、例えば(特許文献1)、(特許文献2)に開示されているような、床下や天井裏等内の空気を攪拌し、循環させるための様々な空気攪拌機が開発されている。又、陰イオンが有する周辺域の滅菌効果や消臭効果等が人体の健康によい影響を与えることは知られており、このような陰イオンの効果を利用したものとして、例えば(特許文献3)には、陰イオン発生手段を備えた空気清浄装置、及び陰イオン発生手段を備えた換気装置が開示されている。
特開2003−328983号公報 特開2001−295796号公報 特開2003−10732号公報
しかしながら、上記従来の技術では、以下のような課題を有していた。
(1)(特許文献1)に開示されている空気攪拌機では、運転中ではない時は空気吹き出し口を閉じる機構を設けることによって、ゴミ、虫、ネズミ等の侵入を防ぐ作用があるが、上記の空気吹き出し口を閉じる機構が複雑であるために、長期に渡る運転の信頼性に欠け、空気攪拌機自体が高価になるという課題を有していた。
(2)(特許文献2)に開示されている空気攪拌機では、ファンカバーを回転させる機構を設けることによって、ファンカバーに設けられた送風口の位置を移動させ、空気の排出位置を変化させて床下等の空気を攪拌できるが、ファンカバーを回転させる機構が複雑であるために、長期に渡る運転の信頼性に欠け、空気攪拌機自体が高価になるという課題を有していた。
(3)更に、(特許文献1)、(特許文献2)の空気攪拌機は、空気を攪拌することができるだけであり、滅菌、消臭、空気浄化或いは害虫駆除等を行うことはできないという課題を有していた。また、(特許文献3)に開示の空気清浄装置や換気装置では、空気が通過する流路に単に陰イオン発生器を設けているだけなので、陰イオンがケーシングの内壁等に捕捉され易く、滅菌、消臭、空気浄化等を行うのに十分な量を床下等に拡散させることができないという課題を有していた。
(4)又、陰イオン発生器には、従来放電を利用したものが使用されることが多いが、放電を利用した陰イオン発生器は同時にオゾンを多量に発生するものがあり、その大きな酸化力により金属を腐食させる、発泡ポリスチレン等の材料を劣化させる、あるいは健康に悪影響を与えるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、家屋の床下や天井裏等の空気を全方向について均一に攪拌するとともに陰イオンを効果的に放出して拡散でき、長期に渡り安定した運転及び狭い空間に設置可能な簡便で長期安定運転の信頼性の高い安価な空気攪拌機を提供することを目的とする。
また、本発明は、空気撹拌機に簡単に取り付けることができ家屋の床下や天井裏等に陰イオンを効果的に放出して拡散できる吸気流案内板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の空気攪拌機は、以下の構成を有している。
本発明の請求項1に記載の空気攪拌機は、家屋の床下や天井裏等の空気を攪拌する空気攪拌機であって、円筒状のケーシングと、前記ケーシングの略中心に配設されたファンと、前記ファンと同軸に配設され前記ファンを駆動するファン駆動電動機と、前記ケーシングの上面に貫設された吸気部と、複数の貫通孔を有し前記吸気部に配設された吸気保護板と、前記ケーシングの外周部の内側に配設された複数の排気流案内部材と、前記排気流案内部材間に貫設された排気部と、前記吸気保護板の上面又は下面に前記排気部の円周方向の幅の略中央から中心に向かう線上に配設された1乃至複数の陰イオン発生器と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)ケーシングの外周部の内側に配設された複数の排気流案内部材と、排気流案内部材間に貫設された排気部と、を備えていることにより、ファンから送気される空気をその流線に沿ってケーシングの外部に円滑に案内し、小さな圧力損失で周方向について均一に放出できる。
(2)吸気部に配設された吸気保護板を備えているので、複数の貫通孔により吸気部からのゴミ、虫、ネズミ等の小動物の侵入を防止でき、ファンやファン駆動電動機等の故障等を防止できる。
(3)吸気保護板の上面又は下面に排気部の円周方向の幅の略中央から中心に向かう線上に配設された1乃至複数の陰イオン発生器を備えていることにより、吸気部からケーシング内部に吸い込まれた空気の流量が多い位置で陰イオンを発生させることができ、陰イオンを通過する空気と共に確実に外部に送出することができる。
(4)陰イオン発生器が排気部の円周方向の幅の略中央から中心に向かう線上に配設され、発生した陰イオンの大部分が排気部の中央部を通過するので、排気流案内部材の側壁等に陰イオンが捕捉され難く、陰イオンを効率的に放出できる。
(5)可動部はファン駆動電動機のみであり、他に複雑な機構を有しないので、長期に渡り安定した信頼性の高い運転が可能であると共に、比較的安価な空気攪拌機とすることができる。
ここで、ケーシング、排気流案内部材、提手等には繊維強化プラスチック(FRP)、ポリ塩化ビニル樹脂、ABS樹脂等の合成樹脂製やステンレス鋼、塗装鋼板、アルミニウム等の金属製のものが好適に用いられる。合成樹脂製のものは加工性、低コスト性に優れ、金属製のものは強度及び耐久性に優れる。
ファンには、シロッコファン及びプロペラファン等を用いることができるが、周囲に均一に送風可能な形式のファンであればよい。ファン駆動電動機には、例えば誘導モータを使用できるがファンの仕様に合わせて所望の出力、電源電圧、相数、回転数、回転トルク等の仕様を選定する。排気流案内部材は、外側に向かって旋回しながら排気される排気流の流線に合わせて排気部が徐々に開くように、側壁が滑らかな曲線を成す形状とし、圧力損失を低減する。排気部は、排気流を整流し均一に放出できる形状、配置、方向とする。
陰イオン発生器は、人体への影響及び使用部材の劣化を考慮しオゾンの発生量が少ないもの、消費電力が小さいもの、外形が小さいもの、軽量で取り付けが容易なものが望まれる。放電を利用した陰イオン発生器には、針状の放電電極を対向させて空気中で放電をおこなう空中放電方式のものや、平面状の放電電極の間に絶縁体を挟み、絶縁体の内部でコロナ放電をおこなう沿面放電方式のものがあるが、空中放電方式は電極の損耗が激しく耐久性に劣り、オゾンの発生が多い。それに対して、沿面放電方式は低い電圧で動作し、オゾンの発生もほとんどなく、メンテナンスもほとんど必要なく耐久性にも優れるので沿面放電方式を採用することが望ましい。
陰イオン発生器の取り付け位置は、吸気部近傍とし、水平面に於いて排気部に流入する排気流の幅方向の略中央とすることにより、発生直後の陰イオンが排気流案内部材の壁面に捕捉される確率が下がるので効率的に陰イオンを外部に放出できる。
また、空気撹拌機を家屋の床下や天井裏の床面、或いは天面に固定するために、ケーシングの底面に複数の脚部又は吊設部材を設けることができる。
本発明の請求項2に記載の空気攪拌機は、請求項1に記載の空気攪拌機であって、2乃至複数の前記陰イオン発生器を備え、前記陰イオン発生器が前記ケーシングの中心に対して対称位置に配設された構成を有している。
この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)2乃至複数の陰イオン発生器がケーシングの中心に対して対称位置に配設されているので、陰イオンを周方向に均一に放出でき、床下や天井裏の空間に均一に拡散させることができる。
本発明の請求項3に記載の空気攪拌機は、請求項1又は2に記載の空気攪拌機であって、前記吸気部の上部に配設された提手と、前記吸気部の上部に覆設され前記提手及び/又は前記ケーシングに着脱自在に係止される吸気流案内板と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1又は2の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)吸気部の上部に覆設され提手及び/又はケーシングに着脱自在に係止される吸気流案内板を備えることにより、吸気保護板の複数の貫通孔では侵入を防止できない微小なゴミ、虫、或いは水滴等の落下による侵入を防止でき、ファンやファン駆動電動機等の故障等を防止できる。
(2)吸気流案内板が吸気部の上部に所定間隔を有して覆設されることにより、ケーシングの上面と吸気流案内板との間に吸気流案内部が開口されるので、空気攪拌機が設置される空間の高さが空気攪拌機の全高に近く吸気部からの垂直方向の吸気が阻害される場合であっても、水平方向に開口した吸気流案内部から吸気でき、天井が低い空間でも性能を低下を防止できる。
(3)吸気部の上部に配設される提手を備えているので、吸気流案内板を取り外して提手を使用することにより施工時の取り扱いに関わる利便性を高くすることができる。
ここで、吸気流案内板にはFRP、ポリ塩化ビニル樹脂、ABS樹脂等の合成樹脂製やステンレス鋼、塗装鋼板、アルミニウム等の金属製のものが好適に用いられる。合成樹脂製のものは加工性、低コスト性に優れ、金属製のものは強度及び耐久性に優れる。
吸気流案内板の外径は吸気部より大きくし、上からの落下物の侵入を確実に防止できるものとし、吸気流案内板とケーシングとの間に形成される吸気流案内部の垂直方向の間隙寸法は、空気攪拌機の全高を低く抑えつつ圧力損失を許容できる程度に抑えるために適切な寸法とすることが望ましい。
提手としては、吸気部の中心を通って架設されたアーチ状のもの等が用いられる。提手及び/又はケーシングに吸気流案内板を係止する手段としては、吸気流案内板の下面に提手及び/又はケーシングに嵌合する嵌合部を設けて嵌合させる、又は吸気流案内板の下面に一対の突起部を設け、該突起部で提手を狭着して係止させる、或いは該突起部に凸部又は凹部を設け提手及び/又はケーシングに凹部又は凸部を設けて凸部を凹部に嵌合して係止する手段等が用いられる。
本発明の請求項4に記載の吸気流案内板は、空気攪拌機の吸気部の上部に覆設される吸気流案内板であって、板状の覆設部と、前記覆設部の下面に配設され前記空気攪拌機の提手及び/又はケーシングに着脱自在に係止される係止部と、前記覆設部の下面に配設された1乃至複数の陰イオン発生器と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)板状の覆設部を備えているので、吸気保護板の複数の貫通孔では侵入を防止できない微小なゴミ、虫、或いは水滴等の落下による侵入を防止でき、ファンやファン駆動電動機等の故障等を防止できる。
(2)吸気流案内板を空気撹拌機の上部に覆設すると、ケーシングの上面と覆設部との間に吸気流案内部が開口され、空気攪拌機が設置される空間の高さが空気攪拌機の全高に近く吸気部からの垂直方向の吸気が阻害される場合であっても、水平方向に開口した吸気流案内部から吸気でき、天井が低い空間でも性能を低下を防止できる。
(3)覆設部の下面に配設され空気攪拌機の提手及び/又はケーシングに着脱自在に係止される係止部と、覆設部の下面に配設された1乃至複数の陰イオン発生器と、を備えていることにより、1乃至複数の陰イオン発生器が配設された吸気流案内板を提手から容易に取り外すことができるので、陰イオン発生器を空気攪拌機とは独立に容易に交換、或いは保守できる。
ここで、吸気流案内板としては、前述の材質が用いられる。
係止部としては、提手及び/又はケーシングに嵌合する嵌合部や、吸気流案内板の下面に突設された一対の突起部や、該突起部に形成された凸部又は凹部等が用いられる。空気撹拌機が提手を有していない場合は、吸気流案内板をケーシングの上面にボルト止め等により固定することもできる。
なお、陰イオン発生器は、空気撹拌機の吸気保護板の上面又は下面と吸気流案内板の覆設部の下面の両方に設けてもよく、吸気保護板の上面又は下面のみ或いは覆設部の下面のみに設けてもよい。陰イオン発生器を吸気保護板と覆設部の両方に設けることにより、多数の陰イオン発生器を空気の流量が多い位置に設けることができ、陰イオンを多量に発生させて拡散させることができる。
本発明の請求項5に記載の吸気流案内板は、請求項4に記載の吸気流案内板であって、前記陰イオン発生器が、前記覆設部の下面に前記空気撹拌機の排気部の円周方向の幅の略中央から中心に向かう線上に配設されていることを特徴とする構成を有している。
この構成により、請求項4の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)覆設部の下面に排気部の円周方向の幅の略中央から中心に向かう線上に配設された1乃至複数の陰イオン発生器を備えていることにより、吸気部からケーシング内部に吸い込まれた空気の流量が多い位置で陰イオンを発生させることができ、陰イオンを通過する空気と共に確実に外部に送出することができる。
(2)陰イオン発生器が排気部の円周方向の幅の略中央から中心に向かう線上に配設され、発生した陰イオンの大部分が排気部の中央部を通過するので、排気流案内部材の側壁等に陰イオンが捕捉されにくくなり、陰イオンを効率的に放出できる。
本発明の請求項6に記載の吸気流案内板は、請求項4又は5に記載の吸気流案内板であって、2乃至複数の前記陰イオン発生器を備え、前記陰イオン発生器が前記覆設部の中心に対して対称位置に配設された構成を有している。
この構成により、請求項4又は5の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)2乃至複数の陰イオン発生器が覆設部の中心に対して対称位置に配設されているので、陰イオンを周方向に均一に放出でき、床下や天井裏の空間に均一に拡散させることができる。
以上のように、本発明の空気攪拌機によれば、以下のような有利な効果が得られる。
請求項1に記載の発明によれば、以下のような効果を有する。
(1)複数の排気流案内部材と排気部とを備えていることにより、ファンから送気される空気をその流線に沿ってケーシングの外部に円滑に案内し、小さな圧力損失で周方向について均一に放出できるので、ファン駆動電動機の所要出力及び消費電力を低減し、家屋の床下や天井裏等の空気を効率的に攪拌し、空気を隅々まで分配、循環できる空気攪拌機を提供することができる。
(2)吸気保護板を備えていることにより、吸気部からのゴミ、虫、ネズミ等の侵入を防止でき、ファンやファン駆動電動機等の故障等を防止できるので、長期に渡り安定した運転が可能な信頼性の高い空気攪拌機を提供することができる。
(3)吸気保護板の上面又は下面に排気部の円周方向の幅の略中央から中心に向かう線上に配設された1乃至複数の陰イオン発生器を備えていることにより、吸気部からケーシング内部に吸い込まれた空気の流量が多い位置で陰イオンを発生させることができ、陰イオンを通過する空気と共に確実に外部に送出することができ、家屋の床下や天井裏等の空間に陰イオンを効果的に放出して拡散させることができる滅菌力、消臭力、空気浄化力の高い空気攪拌機を提供することができる。
(4)発生した陰イオンの大部分が排気部の中央部を通過するので、排気部の側壁等に陰イオンが捕捉され難く、陰イオンを効率的に放出でき、家屋の床下や天井裏等の空間に陰イオンを効果的に放出して拡散させることができる滅菌力、消臭力、空気浄化力の高い空気攪拌機を提供することができる。
(5)可動部はファン駆動電動機のみであり、他に複雑な機構を有しないので、長期に渡り安定した信頼性の高い運転が可能であると共に、比較的安価な空気攪拌機を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)2乃至複数の陰イオン発生器がケーシングの中心に対して対称位置に配設されているので、陰イオンを周方向に均一に放出でき、家屋の床下や天井裏等の空間に陰イオンを効果的に放出して均一に拡散させることができる滅菌力、消臭力、空気浄化力の高い空気攪拌機を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)吸気流案内板を備えることにより、吸気保護板の複数の貫通孔では侵入を防止できない微小なゴミ、虫、或いは水滴等の落下による侵入も防止でき、ファンやファン駆動電動機等の故障等を防止できるので、長期に渡り安定した運転が可能な空気攪拌機を提供することができる。
(2)吸気流案内板が吸気部の上部に所定間隔を有して覆設されることにより、水平方向に開口した吸気流案内部から吸気できるので、天井が低い空間でも性能を低下させずに設置でき、多様な場所に施工でき、施工時の工数やコストを低減することができる空気攪拌機を提供することができる。
(3)提手を備えているので、施工時の取り扱いに関わる利便性を高くすることができる空気攪拌機を提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、以下のような効果を有する。
(1)覆設部を備えているので、側部の吸気流案内部からゴミや虫の混入のない空気を吸気でき、微小なゴミの堆積によるファン、ファン駆動電動機等の故障等を防止できる吸気流案内板を提供することができる。
(2)吸気流案内板を空気撹拌機の上部に覆設すると、ケーシングの上面と覆設部との間に吸気流案内部が開口され、その吸気流案内部から吸気できるので天井が低い空間でも性能を低下させることのない吸気流案内板を提供することができる。
(3)係止部と1乃至複数の陰イオン発生器とを備えていることにより、陰イオン発生器が配設された吸気流案内板を提手から容易に取り外すことができるので、陰イオン発生器を空気攪拌機とは独立に容易に交換、或いは保守できる利便性の高い吸気流案内板を提供することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)覆設部の下面に排気部の円周方向の幅の略中央から中心に向かう線上に配設された1乃至複数の陰イオン発生器を備えていることにより、吸気部からケーシング内部に吸い込まれた空気の流量が多い位置で陰イオンを発生させることができ、陰イオンを通過する空気と共に確実に外部に送出することができ、家屋の床下や天井裏等の空間に陰イオンを効果的に放出して拡散させることができる吸気流案内板を提供することができる
(2)陰イオン発生器が、覆設部の下面に排気部の円周方向の幅の略中央から中心に向かう線上に配設され、陰イオンの大部分が排気部の中央部を通過するので、排気部の側壁等に陰イオンが捕捉されにくくなり、陰イオンを効率的に放出できる吸気流案内板を提供することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項4又は5の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)2乃至複数の陰イオン発生器が覆設部の中心に対して対称位置に配設されているので、陰イオンを周方向に均一に放出でき、家屋の床下や天井裏等の空間に陰イオンを効果的に放出して均一に拡散させることができる吸気流案内板を提供することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態について、以下図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態1に於ける空気攪拌機の斜視図であり、図2(a)は本発明の実施の形態1に於ける空気攪拌機の正面図であり、図2(b)は本発明の実施の形態1に於ける空気攪拌機の側面図であり、図3は図2(a)のA−A線断面図であり、図4(a)は図2(a)のB−B線断面図であり、図4(b)は図2(b)のC−C線断面図である。図2(a)及び図2(b)中の脚14は、図4(a)及び図4(b)においては説明をわかり易くするため省略している。
図1中、1は空気攪拌機、1aは空気攪拌機1の本体を構成するケーシング、4はケーシング1aの上面に垂直に貫設された吸気部、5は複数の貫通孔を有し吸気部4に配設された吸気保護板、7はケーシング1aの外周部に貫設された排気部、8は排気方向に向けて傾斜して排気部7に配設された複数の排気流案内翼、11は吸気部4の上部に架設されたアーチ状の提手、12は提手11に取り付けられ吸気部4の上部に覆設された吸気流案内板、12aは板状の覆設部、14は空気攪拌機1を支持し床面に載置するためにケーシング1aの底部に固定された脚である。
図2(a)及び図2(b)中、12bは覆設部12aの下面に突設された一対の突起部からなり吸気流案内板12を提手11に係止するための係止部、12c及び12dは吸気流案内板12を支持する支持突部である。
図3、図4(a)及び図4(b)中、2はシロッコファン、3はシロッコファン駆動電動機、6は排気流案内部材であり、排気流案内部材6間には排気部7が貫設され、排気部7の出側には複数の排気流案内翼8が配設されている。9は吸気保護板5の上面に配設され水平方向において排気部7の円周方向の中央部から中心に向かう線上に配設された陰イオン発生器、10は陰イオン発生器電源、12eは各々の係止部12bの下部内側に形成され吸気流案内板12を提手11に係止するための係止突部、13はケーシング1aの上面と吸気流案内板12の覆設部12aとの間に開口して形成された吸気流案内部、16はシロッコファン駆動軸である。
ここで、吸気保護板5の貫通孔の個数、直径、間隔は使用条件に合わせて決定される。貫通孔の直径を小さくすると虫、ゴミ等の侵入を防止する作用は増大するが、圧力損失が大きくなるのでシロッコファン駆動電動機3の所要電力が増大する。貫通孔の直径を大きくすると圧力損失は小さくなるがゴミ等の侵入を防止する作用は減少する。又、吸気保護板5はステンレス鋼等の網を用いてもよい。
陰イオン発生器9は人体への影響を考慮しオゾンの発生量が少ないもの、消費電力が小さいもの、外形が小さいもの、軽量で取り付けが容易なものが望まれる。例えば、岡部マイカ工業所製の沿面放電を利用した陰イオン発生器等を使用することができる。
このような陰イオン発生器としては、発生器筐体の内部に支持固定された板状のマイカ等からなる誘電体と、誘電体の一方の面に沿設された放電電極と、誘電体の放電電極の反対側の面に沿設された誘導電極と、放電電極及び誘電電極と陰イオン発生器電源10とを接続する端子及び配線を有するもの等が用いられる。陰イオン発生器電源10から放電電極に高電圧の交流電圧が印加されると、放電電極と誘電体間でコロナ放電が発生し、放電電極周囲の空気中の酸素分子や水分子等が電離して、陽イオンと陰イオンが発生する。陽イオンは負の直流バイアス電圧が印加された放電電極に吸収されるため、陰イオンのみが放出され、吸気流案内部13から取り込まれた空気の流れに乗って床下又は天井裏に拡散される。
また、陰イオン発生器9はケーシング1aの中心に対して対称位置に配設されている。これにより、陰イオンを周方向に均一に放出できる。
なお、陰イオン発生器電源10を設けずに、シロッコファン2駆動電動機3の電源回路(図示せず)から陰イオン発生器9の電源を取り出してもよい。
なお、実施の形態1に於いて、排気部7は周方向に4箇所形成され、各々ケーシング1aの中心に対して対称位置に形成されている。空気攪拌機の所望の性能、寸法等の仕様に合わせて2個以上の任意の個数としてよい。また、排気流案内部材6の側壁は、旋回しながら排気される排気流の流線を乱さないように旋回方向に向けて傾斜させると共に滑らかな曲面状に形成することが望ましい。
吸気流案内板12は、図4に示すように提手11を使用して空気攪拌機1を載置した後、提手11の上から押圧し、一対の係止部12bを提手11の中央部に狭着させると共に、係止突部12eを提手11の下端部に係止して嵌合固定することができる。吸気流案内板12を吸気部4の上部に取り付けると、覆設部12aの下面に突設された支持突部12cは提手11の上面に当接し、また、支持突部12dはケーシング1aの上面の吸気部4の縁部に当接する。これにより、吸気流案内板12の覆設部12aはケーシング1aの上面に所定間隔を有して覆設され、ケーシング1aと覆設部12aとの間には水平方向に向けて開口した吸気流案内部13が形成される。
以上のように構成された空気攪拌機1により、家屋の床下や天井裏等の空気を攪拌すると共に陰イオンを放出する方法について説明する。
シロッコファン駆動電動機3を駆動しシロッコファン2が回転すると吸気流案内部13から空気が吸引される。吸引された空気は吸気保護板5を通過して吸気部4に入る。吸気保護板5の上には排気部7の円周方向の中央部から中心に向かう線上に陰イオン発生器9が配設されているので、陰イオン発生器9によって発生した陰イオンは空気に混入される。陰イオン発生器9は排気部7の円周方向の中央部に位置しているので、混入された陰イオンは排気部7の円周方向の幅の中央部を集中的に通過し、排気部7の側壁に衝突し捕捉される割合が小さくなり、陰イオン発生器9によって発生した陰イオンを消滅させることなく効率的に排出できる。空気はシロッコファン2の回転による遠心力により旋回しながら排気部7に排気され、旋回する空気の流線に沿って空気は排気流案内翼8に達し、整流されて均一に外部に排気され周囲に拡散される。
以上のように実施の形態1に於ける空気攪拌機は構成されているので、以下の作用を有する。
(1)ケーシング1の外周に配設された複数の排気流案内部材6と、排気流案内部材6間に貫設される複数の排気部7と、排気部7内に配設される複数の排気流案内翼8を備えていることにより、シロッコファン2から排気される空気をその流線に沿ってケーシング1の外部に円滑に案内し、小さな圧力損失で周方向について均一に放出できる。
(2)吸気部4に配設された吸気保護板5を備えていることにより、吸気部4からのゴミ、虫、ネズミ等の侵入を防止でき、シロッコファン2、シロッコファン駆動電動機3等の故障等を防止できる。
(3)吸気保護板5の上面に配設された陰イオン発生器9を備えていることにより、吸気流案内部13からケーシング1a内部に吸い込まれた空気の流量が多い位置で陰イオンを発生させることができ、陰イオンを通過する空気と共に確実に外部に送出することができる。
(4)吸気保護板5の上面に配設され水平面に於いて排気部7の円周方向の幅の略中央から中心に向かう線上に配設された複数の陰イオン発生器9を備えていることにより、陰イオンの大部分が排気部7の中央部を通過するので、排気部7の側壁等に陰イオンが捕捉されにくくなり、陰イオンを効率的に放出できる。
(5)2つの陰イオン発生器9がケーシング1aの中心に対して対称位置に配設されているので、陰イオンを周方向に均一に放出でき、床下や天井裏の空間に均一に拡散させることができる。
(6)可動部はシロッコファン2と同軸に配設されシロッコファン2を駆動するシロッコファン駆動電動機3のみであり、他に複雑な機構を有しないので、長期に渡り安定した信頼性の高い運転が可能であると共に、比較的安価な空気攪拌機1とすることができる。
(7)吸気部4の上部に配設される提手11を備えているので、施工時の取り扱いに関わる利便性を高くすることができる。
(8)吸気保護板5の上部に覆設され提手11に取り付けられる吸気流案内板12を備えていることにより、吸気保護板5の複数の貫通孔では侵入を防止できない微小なゴミ、虫、或いは水滴等の落下による侵入も防止でき、シロッコファン2、シロッコファン駆動電動機3等の故障等を防止できる。
(9)吸気流案内板12が吸気部4の上部に覆設されることにより、ケーシング1aの上面と吸気流案内板12の覆設部12aとの間に吸気流案内部13が開口されるので、空気攪拌機1が設置される空間の高さが空気攪拌機1の全高に近く吸気部4からの吸気が阻害される場合であっても、水平方向に開口した吸気流案内部13から吸気できるので、天井が低い空間でも性能を低下させずに設置できる。
(10)ケーシング1の底面に配設される複数の脚14を備えていることにより、空気攪拌機1を家屋の床下や天井裏の床面の任意に場所に安定して設置できる。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2に於ける吸気流案内板の底面図であり、図6(a)は図5のD−D線の矢視断面図であり、図6(b)は図5のE−E線の矢視断面図である。
図5及び図6において、1′は本実施の形態2における吸気流案内板12′を備えた空気撹拌機、9′は陰イオン発生器、10′は陰イオン発生器電源、12′は覆設部12aの下面に陰イオン発生器9′と陰イオン発生器電源10′が固定された吸気流案内板である。なお、実施の形態1と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
実施の形態2に於ける空気攪拌機1′が実施の形態1と異なる点は、陰イオン発生器9′及び陰イオン発生器電源10′が吸気流案内板12′の覆設部12aの下面に固定されている点である。なお、本実施の形態2においては、覆設部12aの下面にのみ陰イオン発生器9′を設けているが、これに限られるものではなく、覆設部12aの下面に加え、実施の形態1で示したように吸気保護板5の上面に陰イオン発生器9を設けることもできる。
以上のように実施の形態2に於ける吸気流案内板12′及びそれを備えた空気撹拌機1′は構成されているので、実施の形態1の作用に加え、以下の作用を有する。
(1)覆設部12aの下面に配設された陰イオン発生器9′を備えていることにより、吸気部4からケーシング1a内部に吸い込まれた空気の流量が多い位置で陰イオンを発生させることができ、陰イオンを通過する空気と共に確実に外部に送出することができる。
(2)陰イオン発生器9′が覆設部12aの下面に配設されると共に、水平面に於いて排気部7の円周方向の幅の略中央から中心に向かう線上に配設されているので、陰イオンの大部分が排気部7の中央部を通過し、排気部7の側壁等に陰イオンが捕捉されにくくなり、陰イオンを効率的に放出できる。
(3)陰イオン発生器9′及び陰イオン発生電源10′が吸気流案内板12に固定されていることにより、吸気流案内板12′を提手11から取り外すことによって、陰イオン発生器9′と陰イオン発生器電源10′を空気攪拌機1′とは独立に容易に交換、或いは保守できる。
(4)複数の陰イオン発生器9′が覆設部12aの中心に対して対称位置に配設されているので、陰イオンを周方向に均一に放出でき、床下や天井裏の空間に均一に拡散させることができる。
(5)陰イオン発生器9′を覆設部12aの下面と吸気保護板5の上面又は下面の両方に設けた場合は、多数の陰イオン発生器9,9′を空気の流量が多い位置に設けることができるので、多量の陰イオンを周囲に拡散させて滅菌力、消臭力、空気浄化力を高めることができる。
(実施の形態3)
図7は本発明の実施の形態3に於ける空気攪拌機1″の施工例を示す正面図である。
図7中、1″は本実施の形態3における空気撹拌機、15は吊設部材、18は天井部材、17は吊設部材15を天井部材18に固定しているボルトである。尚、実施の形態1及び実施の形態2と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
実施の形態3に於ける空気攪拌機1″が実施の形態1と異なる点は、吸気流案内板12を備えていない点、及び脚14の替わりにケーシング1aの底面に配設された吊設部材15を備えている点である。なお、本実施の形態3における空気撹拌機1″は、天井部材18に吊設部材18により固定するために、空気攪拌機1″の上下を逆にしている。
以上のように実施の形態3に於ける空気攪拌機1″は構成されているので、実施の形態1の作用に加え、以下の作用を有する。
(1)ケーシング1aの底面に配設される吊設部材15を備えていることにより、空気攪拌機1を上下反転し、建築物の床下や天井裏の天井部材18に固定して空気攪拌機1″を容易に吊設することができ、施工時の利便性を確保すると共に床下冠水時にも障害なく運転を継続できる。
(2)実施の形態1の吸気流案内板12を有していなくても、吸気部4が下向きなので微小なゴミ、虫、水滴等の落下による侵入を防止でき、微小なゴミの堆積によるファンやファン駆動電動機等の故障等を防止できる。
本発明は、主として家屋の床下や天井裏等に設置され、除湿、浄化等の環境改善を目的として空気の攪拌を行う空気攪拌機に関し、特に本発明によれば、家屋の床下や天井裏等の空気を全方向について均一に攪拌するとともに陰イオンを効果的に放出して拡散でき、長期に渡り安定した運転及び狭い空間に設置可能な簡便で長期安定運転の信頼性の高い安価な空気攪拌機を提供することができる。
また、本発明は、除湿、浄化等の環境改善を目的として空気撹拌機に取り付けられる吸気流案内板に関し、特に本発明によれば、空気撹拌機に簡単に取り付けることができ家屋の床下や天井裏等に陰イオンを効果的に放出して拡散できる吸気流案内板を提供することができる。
本発明の実施の形態1に於ける空気攪拌機の斜視図 (a)本発明の実施の形態1に於ける空気攪拌機の正面図(b)本発明の実施の形態1に於ける空気攪拌機の側面図 図2(a)のA−A線断面図 (a)図2(a)のB−B線断面図(b)図2(b)のC−C線断面図 本発明の実施の形態2に於ける吸気流案内板の底面図 (a)図5のD−D線の矢視断面図(b)図5のE−E線の矢視断面図 本発明の実施の形態3に於ける空気攪拌機の施工例を示す正面図
符号の説明
1,1′,1″ 空気攪拌機
1a ケーシング
2 シロッコファン
3 シロッコファン駆動電動機
4 吸気部
5 吸気保護板
6 排気流案内部材
7 排気部
8 排気流案内翼
9,9′ 陰イオン発生器
10,10′ 陰イオン発生器電源
11 提手
12 吸気流案内板
12a 覆設部
12b 係止部
12c、12d 支持突部
12e 係止突部
13 吸気流案内部
14 脚
15 吊設部材
16 シロッコファン駆動軸
17 ボルト
18 天井部材

Claims (6)

  1. 家屋の床下や天井裏等の空気を攪拌する空気攪拌機であって、円筒状のケーシングと、前記ケーシングの略中心に配設されたファンと、前記ファンと同軸に配設され前記ファンを駆動するファン駆動電動機と、前記ケーシングの上面に貫設された吸気部と、複数の貫通孔を有し前記吸気部に配設された吸気保護板と、前記ケーシングの外周部の内側に配設された複数の排気流案内部材と、前記排気流案内部材間に貫設された排気部と、前記吸気保護板の上面又は下面に前記排気部の円周方向の幅の略中央から中心に向かう線上に配設された1乃至複数の陰イオン発生器と、を備えていることを特徴とする空気攪拌機。
  2. 2乃至複数の前記陰イオン発生器を備え、前記陰イオン発生器が前記ケーシングの中心に対して対称位置に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の空気撹拌機。
  3. 前記吸気部の上部に配設された提手と、前記吸気部の上部に覆設され前記提手及び/又は前記ケーシングに着脱自在に係止される吸気流案内板と、を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気攪拌機。
  4. 空気攪拌機の吸気部の上部に覆設される吸気流案内板であって、板状の覆設部と、前記覆設部の下面に配設され前記空気攪拌機の提手及び/又はケーシングに着脱自在に係止される係止部と、前記覆設部の下面に配設された1乃至複数の陰イオン発生器と、を備えていることを特徴とする吸気流案内板。
  5. 前記陰イオン発生器が、前記覆設部の下面に前記空気撹拌機の排気部の円周方向の幅の略中央から中心に向かう線上に配設されていることを特徴とする請求項4に記載の吸気流案内板。
  6. 2乃至複数の前記陰イオン発生器を備え、前記陰イオン発生器が前記覆設部の中心に対して対称位置に配設されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の吸気流案内板。
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