JPH10267346A - 空気換気装置 - Google Patents

空気換気装置

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Publication number
JPH10267346A
JPH10267346A JP9465597A JP9465597A JPH10267346A JP H10267346 A JPH10267346 A JP H10267346A JP 9465597 A JP9465597 A JP 9465597A JP 9465597 A JP9465597 A JP 9465597A JP H10267346 A JPH10267346 A JP H10267346A
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JP
Japan
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air
casing
outlet
ventilator according
suction port
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JP9465597A
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Inventor
Nobuo Nonaka
信夫 野中
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COSMO DENKI KK
Original Assignee
COSMO DENKI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風の吹出方向及び風量の設定を設置場所の状
況に合った最適な設定とすることが出来、換気が十分に
且つ効率的に行え、更に狭い場所への設置を可能として
設置場所を選ばず、しかも設置作業性に優れた空気換気
装置を提供する。 【解決手段】 ケーシング2内に羽根車9を垂直軸周り
に回転自在に設け、ケーシング2の天井面の中央に吸込
口4を設け、ケーシング2の外周面に吹出口27を設
け、風の吹出方向を変える変向羽根10を複数互いを近
接した状態で吹出口27に沿って列設し、しかも各変向
羽根10を垂直軸周りに角度調整可能とし、所定の変向
羽根10を所定角度に保持して隣り合う変向羽根間10
に形成する吹出通路の面積を調整自在とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は天井裏・床下等狭い
空間に設置し、停滞しがちな位置の空気を強制換気し
て、湿気防止及び衛生的な環境の維持を図る空気換気装
置に関する。特に床下や天井裏の換気に有能である。
【0002】
【従来の技術】従来、空気換気装置として床下換気扇が
知られている。この床下換気扇は箱形のケーシングの正
面に吸込口を設け、且つ背面に吹出口を設け、ケーシン
グ内にファンを設けた構造であり、建築物の基礎の外壁
に設けた通気孔に吹出口を床下に向けた状態の床下換気
扇をはめ込み、基礎に設置していた。この床下換気扇
は、吸込口から吹出口へかけて直線的に風を送り出して
いく構造であるため、建築物の基礎が入りくんで構築さ
れている床下空間の隅々まで風を供給することがむずか
しく、床下の空気の換気が不十分であった。又、ファン
を水平軸周りに回転するように設けているので風力を大
きくすることで床下空間の隅々に風を供給する場合、床
下換気扇が大型となり設置場所の確保が困難となるとい
う問題点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する第1の課題は従来のこれらの問題点を解消し、隅々
まで確実に風を供給出来、空気の換気が十分に行え、又
設置場所を選ばず狭い場所への設置を可能とし、更に設
置作業性が向上する空気換気装置を提供することにあ
る。第2の課題は設置の高さを設置場所に合った最適な
高さに設定出来、狭い場所でも確実に設置出来ると共に
効果的な高さ位置で空気の流れを形成し、換気効率の向
上を図ることにある。第3の課題は送り出す空気を乾燥
した状態又は消臭した状態又は殺菌した状態で送り出
し、空気の換気を行う空間を衛生的に保持することとす
ることにある。第4の課題は、送り出す空気と共に粉末
又は気体の薬剤を散布し、薬剤の効力で空気の換気を行
う空間を衛生的に保持することとすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 略円筒状のケーシング内に羽根車を垂直軸周りに
回転自在に設け、前記ケーシングの天井面の中央に吸込
口を設け、前記ケーシングの外周面に吹出口を設け、風
の吹出方向を定める羽根を前記吹出口に沿って設け、前
記ケーシングの下部に所定高さの支持脚を設け、前記羽
根車を駆動する駆動モーターを備えたことを特徴とする
空気換気装置 2) 支持脚をケーシングの下部に取り外し可能に取付
けた前記1)記載の空気換気装置 3) 支持脚の下端を円盤形状とし、同円盤形状の下端
に取付孔を複数設けた前記1)又は2)記載の空気換気
装置 4) ケーシング内の空気の湿気を除去する除湿器を設
けて吸込口より取り込む空気の除湿を行う前記1)〜
3)いずれか記載の空気換気装置 5) ケーシング内の空気を温める熱発生器を設けて吹
出口から温風を送り出す前記1)〜4)いずれか記載の
空気換気装置 6) オゾンをケーシング内に散布するオゾン発生器を
設け、吸込口から取り込んだ空気の消臭及び吹出口から
オゾンを散布して外気の消臭を行う前記1)〜5)いず
れか記載の空気換気装置 7) 紫外線をケーシング内に放射する紫外線発生装置
を設け、吸込口から取り込んだ空気の殺菌を行う前記
1)〜6)いずれか記載の空気換気装置 8) 粉末又は気体の薬剤をケーシング内に散布する散
布装置を設け、前記薬剤を散布していく前記1)〜7)
いずれか記載の空気換気装置 9) ケーシングの天井壁を着脱自在に設けた前記1)
〜8)いずれか記載の空気換気装置 10) 吸込口及び吹出口にフィルターを設けた前記
1)〜9)いずれか記載の空気換気装置 11) 吸込口及び吹出口に金網を設けて小動物の侵入
を防ぐ前記1)〜10)いずれか記載の空気換気装置に
ある。
【0005】
【作用】本発明によれば、羽根車を横に寝かせた構成で
あるので、高さを低く抑えた構成となり、又羽根車の径
を大きくして、風力の向上を図っても空気換気装置の高
さが高くならず、床下や天井裏等狭い場所への設置が可
能となる。このため、いりくんだ状態に構築される建築
物の基礎や柱等により生じる風通しが悪い部分へ吹出口
を向けて本発明の空気換気装置を設置することで、風通
しが悪い部分を強制的に風通しが良い状態に出来、風通
しが悪い部分を無くすことが出来る。風通しが悪い部分
を無くすことで湿気をなくし、カビの発生防止等が図れ
る。支持脚をケーシングの下部に取り外し可能に取付け
た構成であれば、所定高さの支持脚を選んでケーシング
の下部に取付けることで、装置の高さを設置場所に合っ
た高さに設置出来る。支持脚の下端が円盤状であれば、
床面天井壁の上面、梁等に安定状態で設置し易くなり、
作業性がよくなる。ケーシングの天井壁が着脱自在であ
れば、設置後のメンテナンス性が良くなり、作業性に優
れたものとなる。
【0006】請求項4記載の発明は、除湿器でケーシン
グ内の空気の湿気を除去していくので、吸込口より取り
込んだ空気の湿気を除去していくと共に吹出口から乾燥
した空気を吹出していくことが出来、除湿しながらの空
気の換気が行える。請求項5記載の発明は、熱発生器に
よって温めた空気を吹出口より吹出して空気の換気を行
っていくので、温めた空気により空気の湿気を除去し、
除湿効果を高めた換気が行える。請求項6記載の発明
は、オゾン発生器からのオゾンを空気中の含ませ、この
空気を吹出口から吹出していくので、吸込口より取り込
んだ空気の消臭を行うと共に、オゾンを周囲に散布して
周囲の空気を消臭していく。このため消臭しながらの空
気の換気が行える。請求項7記載の発明では、紫外線発
生器によってケーシング内に放射された紫外線により、
吸込口から取り込んだ空気を殺菌すると共に殺菌済の空
気を吹出口から吹出して空気の換気を行っていくので、
殺菌効果を高めながらの空気の換気が行える。請求項8
記載の発明では、散布装置によって、粉末又は気体の薬
剤をケーシング内に散布していくので、殺菌力のある薬
剤、消臭力のある薬剤等用途に合った薬剤を使用し吸込
口より取り込んだ空気を薬剤の効果で殺菌や消臭等を行
うと共に薬剤の効果で改質された空気を吹出口より吹出
し、周囲の空気にも薬剤の効果を与えながらの換気が行
える。
【0007】
【発明の実施の形態】羽根車はターボファンが望まし
い。羽根車の径は使用状況によって異なるが一般的なサ
イズとして10cm〜30cm程のものがよく用いられ
る。吹出口はケーシングの外周面の全面に設けることが
望ましいが、所定の面部分に設ける場合もある。吸込口
及び吹出口には小動物等の侵入を防ぐためメッシュ形状
としたり、侵入出来ない程の幅の孔を複数設けたりする
ことが望ましい。支持脚はケーシングの下部に取り外し
可能に設けることが望ましい。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1〜9に示す実施例1は、変向羽根の設定で使用
状況に応じた吹出口の数や幅の設定を自在に行う例であ
る。図10,11に示す実施例2は除湿器を設けて換気
と共に除湿を行う例である。図12,13に示す実施例
3は熱発生器を設けて空気を温めて、換気と共に空気中
の湿気を除去していく例である。図14,15に示す実
施例4はオゾン発生器を設けてオゾンの力で空気中の悪
臭を消臭していくと共に換気を行っていく例である。図
16,17に示す実施例5は、紫外線発生器を設けてい
て、ケーシング内に照射した紫外線でもって換気と共に
ケーシング内の空気を殺菌していく例である。
【0009】図1は実施例1の正面図、図2は実施例1
の平面図、図3は実施例1の分解斜視図、図4は実施例
1での変向羽根の取付状態を示す斜視図、図5は実施例
1での変向羽根の2段階の角度設定を示す説明図、図6
は実施例1での吹出口の数が2つとなる変向羽根の設定
状態を示す説明図、図7は実施例1での吹出口の数が4
つとなる変向羽根の設定状態を示す説明図、図8は実施
例1での吹出口の数が6つとなる変向羽根の設定状態を
示す説明図、図9は実施例1の空気換気装置を用いた床
下換気を示す説明図、図10は実施例2の正面図、図1
1は実施例2の平面図、図12は実施例3の正面図、図
13は実施例3の平面図、図14実施例4の正面図、図
15は実施例4の平面図、図16は実施例5の正面図、
図17は実施例5の平面図、図18は実施例6の正面
図、図19は実施例6の平面図である。
【0010】;実施例1(図1〜9参照) 図中1は空気換気装置、2は高さのある環状のルーバ6
の下端に円盤状の下板8を取付け且つルーバ6の上端に
円盤状の上板3を着脱自在に取付けた構成であるケーシ
ング、3は上板、4は同上板3の中央に設けた吸込口、
5は同吸込口4に設けた金網、6はルーバ、8は下板、
9は羽根車、10は平面形状が略三角形状で且つ羽根車
9と対向させる三角形状の底面部分を円弧状とした変向
羽根、11は羽根車9の回転方向の上流側部分の変向羽
根10の下面に設けた突出棒、12は同突出棒11を挿
入する挿入孔13を設けて変向羽根10を水平方向へ角
度調整可能に枢着するベース、13は同ベース12に設
けた挿入孔、14は突出棒11から下流側部分の位置に
設けた貫通孔、15は同貫通孔14に挿入するネジ、1
6はベース12の上面に設けたネジ15を螺合する2つ
の螺合孔のうち羽根車9側に位置する内側螺合孔、17
は残りの螺合孔となる外側螺合孔、19はベルマウス、
20は下板8の下面中央に設けた羽根車9を駆動するモ
ーター、20aはモーター20の外周に設けた取付ステ
ー、21は下板8の下面に設けた脚、22は脚21の胴
部分となる防音・防震効果のあるモーターカバー、23
は円盤形状の脚下端、24はアース線、25は端子台、
26は取付ネジ、27は吹出口、29は建築物の基礎、
30は同基礎29に設けられた通気孔に設置される吸気
用換気扇、31は基礎29に設けられた通気孔に設置さ
れる排気用換気扇である。
【0011】図1〜9に示す実施例1の空気換気装置1
は、図3に示す分解斜視図のような構造であり、組立状
態は図1、2に示している。空気換気装置1は、羽根車
9を水平状態で支持し、横方向へ回転させる構造である
ので、高さを低く抑えた構造となり、床下や天井裏等狭
い空間への設置が可能である。この空気換気装置1は変
向羽根10の設定で吹出口27の数及び風量調整が行え
る。変向羽根10は、ベース12の挿入孔13に変向羽
根10の下面に設けた突出棒11を挿入することで変向
羽根10が水平方向への角度調整が可能であり、変向羽
根10の貫通孔14に挿入したネジ15をベース12に
設ける内側螺合孔16か外側螺合孔17に螺着すること
で、変向羽根10の水平方向への角度調整が行える。又
変向羽根10はネジ15を外した後にベース12の挿入
孔13から変向羽根10の突出棒11を抜き出すことで
簡単にベース12から取り外すことが出来、変向羽根1
0を取付けるベース12位置を変更出来る。このため、
図6に示すように吹出口27の数を2つに設定する場
合、変向羽根10の群れを2つ対向する位置に形成し、
しかも各変向羽根10の群れの中における隣り合う変向
羽根10は互いに近接状態とし、2つの変向羽根10の
群れ間を吹出口27とし、2つの吹出口27を設定出来
る。羽根車9の回転方向と逆方向の端部分に位置する変
向羽根10は、ネジ15をベース12の外側螺合孔17
に螺着して三角形状の底面となる変向羽根10の円弧面
と羽根車9の外周との間隔を均一に保持しておくが、吹
出口の下流側に位置する変向羽根10だけは、変向羽根
10の貫通孔14に挿入したネジ15をベース12の内
側螺合孔16に螺着して、変向羽根10を内側へ傾斜さ
せた角度に設定し、風を変向羽根10で案内して吹出口
27から外へ送り出し易くしておく。
【0012】図7に示すように、吹出口27の数を4つ
に設定する場合は、前記に記載した吹出口27を2つに
設定する場合に形成した変向羽根10の群れからそれぞ
れ端に位置する1つの変向羽根10を変向羽根10の群
れ間に独立させた状態で設置し、吹出口27の数を4つ
とする。又独立的に設置した1つの変向羽根10も吹出
口27の下流側に位置するので内側へ傾斜させた角度に
設置し、風を吹出口27から外へ送り出し易くする。
【0013】図8に示すように吹出口27の数を6つと
する場合は、全ての変向羽根10を独立させた状態でベ
ース12に設置して、吹出口27の数を6つとする。又
各変向羽根10は吹出口27の下流側に位置するので、
内側へ傾斜させた角度に設置し、風を吹出口27から外
へ送り出し易くする。実施例1では、図9に示すように
2台用いた空気換気装置1を床下の位置に設置し、通気
孔に設置された吸気用換気扇30と排気用換気扇31と
共に建築物の基礎29の床下空間の換気を行っていく。
空気換気装置1はケーシング2の天井面中央に吸込口4
を設け、又ケーシング2の外周面に吹出口27を設けて
いるので、換気されて横方向へ流れていく空気の流れを
乱すことがない。又空気の流れを乱すことなく吸込口4
から空気をスムーズに吸込むことが出来る。
【0014】床下の空間はいりくんで形成される建築物
の基礎29により床下空間もいりくんで形成されている
ので、基礎29の通気孔に設置した吸気用換気扇30か
ら送られる風がスムーズに通過する床下空間と、通過し
にくい床下空間が生じるが、通過しにくい床下空間と交
差する位置に空気換気装置1を設置し、空気換気装置1
の吹出口27を風が通過しにくい床下空間の方向へ向け
るように設定する。空気換気装置1はケーシング2の天
井面の中央に吸込口4を設け、又ケーシング2の外周面
に吹出口27を設けるので、風の流れを乱すことなく空
気を吸込口4からスムーズに吸込むことが出来、又、吸
気用換気扇30によって横方向へ流れていく風の流れを
乱すことなく、風の流れ方向を風が通過しにくい床下空
間へ変更出来、床下空間のスムーズな換気が図れる。空
気換気装置1の端子台25には、モーター20を断続的
に駆動させるためにタイマー(図示せず)を設置し、所
定時間毎に断続的に作動させていく。
【0015】空気換気装置1は、ケーシング2の天井面
となる上板3を上へ取り外すことが出来るので、空気換
気装置1を設置した後に変向羽根10の設定が行え、床
下に設置後に吹出口27の数・方向・風力の設定が行え
る。又空気換気装置1の脚下端23は円盤状であるの
で、床下又は天井裏への設置が行える。天井裏へ設置す
る場合は空気換気装置1を上下逆さまにして円盤状の脚
下端23を天井裏の板材や梁に設置する場合と、上下逆
さまとせず天井壁の上面に設置する場合とがある。
【0016】ケーシング2の下部に取り外し可能に取付
けた脚21は、ケーシング2の上板3と羽根車9とを取
り外した後に取付ネジ26を取り外すことで、脚21と
モーター20とをケーシング2から取り外すことができ
るので、所定高さの脚20を選択して取付けることで設
置場所の空間に合った高さの空気換気装置1に高さ調整
出来、汎用性のあるものとなった。
【0017】;実施例2(図10,11参照) 図10,11中34は除湿器である。図10,11に示
す実施例2は、空気換気装置1の上板3の上面にケーシ
ング2内の空気に含まれる湿気を除去する除湿器34を
設けた例である。このため、吸込口4より取り込んだ空
気の湿気を除湿器34で除去していくと共に吹出口27
から乾燥した空気を吹出していくことが出来、除湿しな
がらの空気の換気が行える。その他の符号・構成や作用
・効果は前記実施例1と同じである。
【0018】;実施例3(図12,13参照) 図12,13中35は熱発生器36である。図12,1
3に示す実施例3は、空気換気装置1の上板3の上面に
ケーシング2内の空気を温める熱発生器35を設けた例
である。このため、熱発生器35によって温めた空気を
吹出口27より吹出して、空気中の湿気を除去し、除湿
効果を高めながらの換気が行える。その他の符号・構成
や作用・効果は前記実施例1と同じである。
【0019】;実施例4(図14,15参照) 図14,15中36はオゾン発生器35である。図1
4,15に示す実施例4は、空気換気装置1の上板3の
上面にケーシング2内へオゾンを散布するオゾン発生器
36を設けた例である。このため、オゾン発生器36か
らのオゾンを空気中に含ませ、この空気を吹出口27か
ら吹出していくので、吸込口4より取り込んだ空気の消
臭を行うと共にオゾンを周囲に散布して、周囲の空気を
消臭していく。その他の符号・構成や作用・効果は前記
実施例1と同じである。
【0020】;実施例5(図16,17参照) 図16,17中37は紫外線発生器である。図16,1
7に示す実施例5は、空気換気装置1の上板3の上面に
ケーシング2内に紫外線を放射する紫外線発生器37を
設けた例である。このため、紫外線発生器37によって
ケーシング2内に放射された紫外線により、吸込口4か
ら取り込んだ空気を殺菌すると共に殺菌済のきれいな空
気を吹出口27から吹出して殺菌効果を高めながらの空
気の換気が行える。その他の符号・構成や作用・効果は
前記実施例1と同じである。
【0021】;実施例6(図18,19参照) 図18,19中38は気体となって空気中の悪臭を消臭
する薬剤(図示せず)を散布する散布装置である。図1
8,19に示す実施例6は、空気換気装置1の上板3の
上面に薬剤から発生する消臭力のある気体をケーシング
2内へ散布していく散布装置38を設けた例である。こ
のため、散布装置38から発生する消臭力のある気体で
吸込口4より取り込んだ空気中に含まれる悪臭を消臭す
ると共に消臭力のある気体を空気に含ませたまま周囲に
散布させ、換気と共に周囲の空気の消臭が図れる。その
他の符号・構成や作用・効果は前記実施例1と同じであ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、羽根車を横に寝かせた
構成であるので、装置の高さを低く抑えた設計が図れ、
床下や天井裏等狭い空間への設置が可能となる。又、風
力を高めるため羽根車の径を大きくした場合でも装置の
高さを低く維持出来るものとなる。このため、設置場所
を確保し易くなることで設置作業の向上が図れる。又、
風通しが悪い位置へ風を強制的に送り出して、風通しを
良くし、空気が停滞しがちな部分を含んだ十分な換気が
確実に図れるものとなった。しかも吸込口がケーシング
の天井面であるので空気の流れを乱さず且つ空気の流れ
に左右されることなく空気をスムーズに且つ確実に吸込
口から取り込むことが出来、スムーズで十分な換気が行
えるものとなった。このため、空気の停滞を無くし、隅
々まで十分な換気が行え、換気力の大幅な向上が図れる
ものとなった。支持脚をケーシングの下部に取り外し可
能に設けた場合、所定高さの支持脚を選んでケーシング
の下部に取付けることで設置場所に合った最適な高さに
設定でき、狭い場所でも確実に設置出来るものとなっ
た。又ケーシングを最適な高さ位置に設定できるので、
風の流れを効果的な高さ位置に形成して換気の効率を大
幅に向上出来る。
【0023】請求項4〜8記載の発明では、吹出口より
吹出す空気を、乾燥した状態又は消臭した状態又は殺菌
した状態で送り出し、空気の換気を行う空間を衛生的に
保持することが大変簡単に図れるものとなった。又ケー
シングの天井壁が開閉可能であれば、空気換気装置を設
置した後のメンテナンスが行い易く、作業性の大幅な向
上が図れた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の正面図である。
【図2】実施例1の平面図である。
【図3】実施例1の分解斜視図である。
【図4】実施例1での変向羽根の取付状態を示す斜視図
である。
【図5】実施例1での変向羽根の2段階の角度設定を示
す説明図である。
【図6】実施例1での吹出口の数が2つとなる変向羽根
の設定状態を示す説明図である。
【図7】実施例1での吹出口の数が4つとなる変向羽根
の設定状態を示す説明図である。
【図8】実施例1での吹出口の数が6つとなる変向羽根
の設定状態を示す説明図である。
【図9】実施例1の空気換気装置を用いた床下換気を示
す説明図である。
【図10】実施例2の正面図である。
【図11】実施例2の平面図である。
【図12】実施例3の正面図である。
【図13】実施例3の平面図である。
【図14】実施例4の正面図である。
【図15】実施例4の平面図である。
【図16】実施例5の正面図である。
【図17】実施例5の平面図である。
【図18】実施例6の正面図である。
【図19】実施例6の平面図である。
【符号の説明】
1 空気換気装置 2 ケーシング 3 上板 4 吸込口 5 金網 6 ルーバ 7 欠番 8 下板 9 羽根車 10 変向羽根 11 突出棒 12 ベース 13 挿入孔 14 貫通孔 15 ネジ 16 内側螺合孔 17 外側螺合孔 18 欠番 19 ベルマウス 20 モーター 20a 取付ステー 21 脚 22 モーターカバー 23 脚下端 24 アース線 25 端子台 26 取付ネジ 27 吹出口 28 欠番 29 基礎 30 吸気用換気扇 31 排気用換気扇 32 欠番 33 欠番 34 除湿器 35 熱発生器 36 オゾン発生器 37 紫外線発生器 38 散布装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円筒状のケーシング内に羽根車を垂直
    軸周りに回転自在に設け、前記ケーシングの天井面の中
    央に吸込口を設け、前記ケーシングの外周面に吹出口を
    設け、風の吹出方向を定める羽根を前記吹出口に沿って
    設け、前記ケーシングの下部に所定高さの支持脚を設
    け、前記羽根車を駆動する駆動モーターを備えたことを
    特徴とする空気換気装置。
  2. 【請求項2】 支持脚をケーシングの下部に取り外し可
    能に取付けた請求項1記載の空気換気装置。
  3. 【請求項3】 支持脚の下端を円盤形状とし、同円盤形
    状の下端に取付孔を複数設けた請求項1又は2記載の空
    気換気装置。
  4. 【請求項4】 ケーシング内の空気の湿気を除去する除
    湿器を設けて吸込口より取り込む空気の除湿を行う請求
    項1〜3いずれか記載の空気換気装置。
  5. 【請求項5】 ケーシング内の空気を温める熱発生器を
    設けて吹出口から温風を送り出す請求項1〜4いずれか
    記載の空気換気装置。
  6. 【請求項6】 オゾンをケーシング内に散布するオゾン
    発生器を設け、吸込口から取り込んだ空気の消臭及び吹
    出口からオゾンを散布して外気の消臭を行う請求項1〜
    5いずれか記載の空気換気装置。
  7. 【請求項7】 紫外線をケーシング内に放射する紫外線
    発生装置を設け、吸込口から取り込んだ空気の殺菌を行
    う請求項1〜6いずれか記載の空気換気装置。
  8. 【請求項8】 粉末又は気体の薬剤をケーシング内に散
    布する散布装置を設け、前記薬剤を散布していく請求項
    1〜7いずれか記載の空気換気装置。
  9. 【請求項9】 ケーシングの天井壁を着脱自在に設けた
    請求項1〜8いずれか記載の空気換気装置。
  10. 【請求項10】 吸込口及び吹出口にフィルターを設け
    た請求項1〜9いずれか記載の空気換気装置。
  11. 【請求項11】 吸込口及び吹出口に金網を設けて小動
    物の侵入を防ぐ請求項1〜10いずれか記載の空気換気
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006032111A1 (en) * 2004-09-23 2006-03-30 National Ventilation Laboratory Pty Ltd Hybrid ventilator
KR20210015629A (ko) * 2019-07-31 2021-02-10 주식회사 그린우전 지하철 다기능 유체 제공 시스템

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