JP2005270891A - 多糖類の湿式粉砕方法 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】多糖類の分散液を一対のノズル4a,4bから70〜250MPaの高圧でそれぞれ噴射させると共に、その噴射流を互いに衝突させて多糖類を粉砕する方法であって、上記一対のノズルから噴射される多糖類分散液の高圧噴射流の角度を、噴射流同士が各々のノズル出口より先方の一点で適正な角度において衝合衝突するように調製する、及び/又は高圧流体の噴射回数を調整して粉砕回数を調整することにより、平均粒子長が1/4以下に粉砕された多糖類の重合度低下を10%未満とする多糖類の湿式粉砕方法。
【効果】本多糖類の湿式粉砕方法によれば、多糖類の構造が変化することなく、粉砕に伴う重合度の低下を最小限にしつつ、多糖類の微細粉砕品を得ることができるため、セルロースをはじめとする多糖類の成形加工が容易となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、セルロース、キチン、キトサン又はこれらの誘導体等の多糖類の重合度の低下をほとんど起こすことなく、分子が水中に分散した状態に近い程度まで微細に粉砕分散させることができる多糖類の湿式粉砕方法に関する。
セルロースを初めとする多糖類は、バイオマス資源として有用であり、紙、フィルム、繊維等、様々な用途に使用される。
しかし、一般にこれらの多糖類は、合成プラスチックとは異なり、加熱により融解することが困難であり、加工に際しては一度溶媒に溶解されることが必要となるが、この溶解が容易でないという問題がある。例えばセルロースでは、J.Zhou,and L.Zhang,Polymer Journal,32,10,866(2000)(非特許文献1)や磯貝明編「セルロースの科学」朝倉書店刊(2003)(非特許文献2)に記載されているような銅アンモニア溶液や苛性ソーダと二硫化炭素を併用した溶媒にセルロースを溶解して作られるビスコースと呼ばれる溶液が古くから使われている。また、近年ではN−メチルモルファリンN−オキシドを用いる紡糸方法も開発されているが、高温処理が必要であり、薬剤の回収利用を行うことも含めると成形加工にかかるエネルギー的、コスト的には有利なものでないという課題があった。
この課題を解決すべく、多糖類を水中に均一に分散させ、分子構造を破壊することなく湿式微細粉砕して、分子を分子レベルに近い状態にまで分散することが考えられた。
この場合、多糖類の分散液はゲル状であるため、これは練り歯磨き、クリーム等の保湿化粧材、薬剤の含浸した徐放ゲル製剤、芳香剤、保冷、保温材料として利用し得る。また、ゲル状物を乾燥することで得られるフィルムや形状物を包装資材や容器類に利用することが可能である。これらの利用分野では多糖類がより細く粉砕されることで均一化して製品とすることが可能となり、重合度が低くならないことで製品として必要な強度、耐性を保持しやすくなる。
しかしながら、多糖類は、一般的に分子内及び分子間に強い水素結合を形成しており、これらの結合を切って粉砕を行おうとすると、分子鎖同士を結合しているエーテル結合をも切断してしまうことが多く、粉砕はできるものの、粉砕した多糖類は、重合度が低下してしまい、品質に問題があった。
水不溶性のセルロースについては、水中に分散させたセルロースを3,000psi(20.6MPa)以上の高圧力差で高速度を与え、次にこれらを衝突させて急速に減速させる方法での粉砕方法が特公昭60−19921号公報(特許文献1)に記載されている。この方法によると、セルロースは20回程度粉砕処理することで繊維状のセルロースは1/4以下程度に微細化されることが示されている。しかし、この程度まで粉砕処理したセルロースを銅エチレンジアミン溶液中で固有粘度を測定すると、処理前が8.83dl/gであったものが7.55dl/gに低減する。これをセルロース学会編「セルロースの事典」(2000年刊行)(非特許文献3)の80ページに記載されている固有粘度[η]と重合度の関係式[η](ml/g)=1.67×[Dp]0.71にて重合度に換算してみると、20℃及び90℃にて20回処理した場合には、重合度が処理前に比べて20%低下してしまうことがわかった。また、20℃及び90℃において、1回処理した場合と10回処理した場合を比較しても、重合度は10%以上低下していることがわかった。
一方、特公平6−49768号公報(特許文献2)には、セルロース誘導体である低置換度ヒドロキシプロピルセルロースを水に分散した懸濁分散液を摩砕粉砕又は高圧分散処理することで、低置換度ヒドロキシプロピルセルロースが摩砕されて高粘性のゲル状物になることが記載されている。しかし、摩砕に伴う重合度の低下を10%未満にできる旨は記載されていない。
従って、多糖類について摩砕粉砕や高圧衝突や分散処理による湿式粉砕の記述はあるものの、分子鎖の切断を少なくして微粉砕し、粉砕に伴う重合度の低下を10%未満に抑えることができる粉砕方法が望まれていた。
特公昭60−19921号公報 特公平6−49768号公報 J.Zhou,and L.Zhang,Polymer Journal,32,10,866(2000) 磯貝明編「セルロースの科学」朝倉書店刊(2003) セルロース学会編「セルロースの事典」(2000年刊行)
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、多糖類の構造が変化することなく、粉砕に伴う重合度の低下を最小限にすることができる多糖類の湿式粉砕方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、高圧流体を噴流衝突させて粉砕する方法において、噴射流同士の衝突角度や粉砕回数を調整することにより、多糖類の構造が変化することなく、粉砕に伴う重合度の低下を最小限にすることを見出し、本発明を完成するに至ったものである。
従って、本発明は以下の多糖類の湿式粉砕方法を提供する。
請求項1:
多糖類の分散液を一対のノズルから70〜250MPaの高圧でそれぞれ噴射させると共に、その噴射流を互いに衝突させて多糖類を粉砕する方法であって、上記一対のノズルから噴射される多糖類分散液の高圧噴射流の角度を、噴射流同士が各々のノズル出口より先方の一点で適正な角度において衝合衝突するように調製する、及び/又は、高圧流体の噴射回数を調整して粉砕回数を調整することにより、平均粒子長が1/4以下に粉砕された多糖類の重合度低下を10%未満とすることを特徴とする多糖類の湿式粉砕方法。
請求項2:
平均粒子長が10μm以下に粉砕された多糖類の重合度低下が10%未満であることを特徴とする請求項1記載の多糖類の湿式粉砕方法。
請求項3:
平均粒子幅が10μm以下に粉砕された多糖類の重合度低下が10%未満であることを特徴とする請求項1又は2記載の多糖類の湿式粉砕方法。
請求項4:
上記湿式粉砕後の多糖類の分散液を更に遠心分離することにより、平均粒子長が1μm未満の微粒子を得ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の多糖類の湿式粉砕方法。
請求項5:
各々のノズル出口より先方の一点で交差衝突する際の衝合角度が、95〜178°であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の多糖類の湿式粉砕方法。
請求項6:
粉砕の回数が、1〜200回であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の多糖類の湿式粉砕方法。
請求項7:
多糖類が、セルロース又はその誘導体、キチン又はその誘導体、キトサン又はその誘導体から選ばれる請求項1〜6のいずれか1項記載の多糖類の湿式粉砕方法。
請求項8:
セルロースが、第14改正日本薬局方に記載の結晶セルロースである請求項7記載の多糖類の湿式粉砕方法。
本発明の多糖類の湿式粉砕方法によれば、多糖類の構造が変化することなく、粉砕に伴う重合度の低下を最小限にしつつ、多糖類の微細粉砕品を得ることができるため、セルロースをはじめとする多糖類の成形加工が容易となる。
本発明の粉砕方法において、粉砕対象となる多糖類としては、セルロースをはじめ、キチン、キトサン、澱粉、プルラン、カラギーナン、寒天、カードラン、ファーセルラン、ザンタンガム、グアーガム、アラビアガム、ジゾフィラン、ヒアルロン酸、アルギン酸、アルギン酸ソーダ、ペクチン、ウェランガム等の天然又は培養により産出される多糖類及びこれらのエーテル、エステル類、カチオン、アニオン化した誘導体が挙げられる。これらのうち、セルロース系誘導体としては、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、アセチルセルロース、ニトロセルロース、カルボキシメチルニトロセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、セルロースアセテートフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、カチオン化ヒドロキシエチルセルロース、疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロース等が挙げられる。また、セルロースにあっては第14改正日本薬局方結晶セルロースに定義される非結晶部分を極力取り除いた結晶セルロース類も使用できる。
多糖類の重合度については特に限定されないが、粉砕した後の実用に耐える重合度として50〜100,000、特に100〜10,000のものが好ましい。重合度が低すぎると実用に耐える皮膜等への応用可能な粉砕物とならない場合があり、重合度が高すぎると粉砕における重合度低下を10%未満にするのが困難な場合がある。
なお、多糖類の重合度については、例えば、Polymer Handbook,4th Edition(John Wiley & Sons;4th edition(February 22,1999))に記載されている重合度と粘度の換算式、又は丸善出版,松下裕秀著,基礎化学コース高分子化学,II物性に記載されている光散乱測定方法、GPC−MALLS法、浸透圧法、超遠心法等で測定することができる。
また、粉砕される多糖類の平均粒子長は、特に制限されるものではないが、通常10〜300μm、特に50〜200μmが好ましい。この平均粒子長の測定法は後述の通りである。
なお、多糖類の平均粒子長及び平均粒子幅は、光散乱装置やレーザー顕微鏡、電子顕微鏡等によって計測することができ、かつ粉砕装置の配管を通過することが必要である。ここで、平均粒子長は、上記顕微鏡によって計測される長さのうち、長いほうのものを10〜200点、好ましくは30〜80点測定し、その平均値をとったものである。
本発明の多糖類分散液の分散媒体液は、対象となる多糖類を溶解しない液体であれば特に制限されないが、例えばセルロース及びその誘導体では水が好ましい。澱粉等加温すると水に溶解する場合は、処理中に高温度となるので水は好ましくなく、n−ヘキサン等の有機溶剤が好ましい。本発明の湿式粉砕方法では、処理中に発熱するので、分散媒液の沸点が高いグリセリンやプロピレングリコール等の多価アルコール、その他の高分子量の溶媒が好ましく、その他にも沸点の比較的高い高分子のシリコーンオイル等も使用することができる。この場合、特には常圧で100℃以上、通常110〜200℃の沸点を有する多糖類不溶性溶媒が好ましい。
多糖類の分散濃度は、分散スラリーとして配管を通過するのに適当な濃度であることが好ましく、1〜10質量%が好ましい。
本発明の多糖類の湿式粉砕方法は、多糖類の分散液を一対のノズルから70〜250MPaの高圧でそれぞれ噴射させると共に、その噴射流を互いに衝突させて多糖類を粉砕する方法であって、上記一対のノズルから噴射される多糖類分散液の高圧噴射流の角度を、噴射流同士が各々のノズル出口より先方の一点で適正な角度において衝合衝突するように調製する、及び/又は、高圧流体の噴射回数を調整して粉砕回数を調整するもので、本発明の粉砕方法によれば、平均粒子長が1/4以下又は10μmにまで粉砕する際において、噴射流同士の衝合角度と粉砕回数を可変とすることにより、多糖類の重合度の低下を10%未満に抑えることができる。
図1は、本発明の粉砕方法の一実施態様を示すもので、原料タンク1内から供給された多糖類分散液をプランジャ2で圧縮し、これを粉砕チャンバー3内に配置された一対のノズル4a,4bから噴射流させて対向衝突させ、この衝合粉砕された多糖類分散液を熱交換器5に導いて冷却し、これを再度原料タンク1に戻して所用回数の粉砕を行うものである。
本発明の粉砕方法に用いる装置としては、高圧をもってバルブの隙間から処理液を噴射させる高圧式ホモジナイザーが挙げられる。例えば、三和機械社製の「ホモジナイザー」、スギノマシン(株)製の「アルテマイザーシステム」、みずほ工業社製の「マイクロフルイダイザー」、ゴーリン社製の高圧ホモジナイザー等が挙げられるが、特にアルティマイザーシステムが好ましく、特開平10−337457号公報に記載されているような噴流液体の衝合角度(図1においてθ)が変えられるチャンバーを有する装置が好ましい。
衝合角度θとしては、95〜178°、特に100〜170°が好ましい。95°より小さい場合、例えば90°の直角状態で衝合するようにすると、構造的に衝合分散液はチャンバーの壁部分に直接衝突してしまう部分が生じやすくなり、1回の粉砕でも重合度低下が10%を超えて低下してしまう場合が多くなる。一方、178°より大きい場合、例えば衝合が180°、すなわち正面対抗して衝突させる場合には、その衝突のエネルギーが大きく、1回の衝突での重合度の低下が激しくなる場合がある。
また、粉砕回数としては、1〜200回、特に5〜120回が好ましい。粉砕回数が多すぎると、多糖類の重合度の低下が10%を超えてしまうおそれがある。とりわけ、平均粒子長を10μm以下にするには、粉砕回数の適正化が重要となる。
この場合、本発明においては、粉砕後の多糖類の平均粒子長が、粉砕前の多糖類の平均粒子長の1/4以下、好ましくは1/5〜1/100、より好ましくは1/6〜1/50、更に好ましくは1/7〜1/20となるように粉砕する。また、平均粒子長が10μm以下、好ましくは0.01〜9μm、より好ましくは0.1〜8μm、更に好ましくは0.1〜5μmとなるように粉砕することが好ましい。
なお、セルロースのような繊維状の粒子については、平均粒子長に対して直角方向に粒子幅が存在することになる。この幅を平均粒子幅といい、本発明では、10μm以下、より好ましくは0.01〜9μm、更に好ましくは0.1〜8μmとすることにより、更に多糖類の重合度低下を10%未満に抑えることができる。この平均粒子幅の測定法も後述する通りである。
粉砕回数を重ねるに従い、粉砕液の温度が上昇するので、一度湿式粉砕された後の粉砕液は、熱交換器を通過して冷却されることが好ましく、通常4〜20℃、特に5〜15℃に冷却することがよい。
本発明の粉砕方法によれば、粉砕後の多糖類の重合度低下を10%未満、特に0〜8%、とりわけ0〜5%とすることができる。この場合、本発明の多糖類の重合度の測定方法は、低下率を評価することが目的であるので、重量平均であっても、数平均や粘度平均の重合度からも求められるものであっても差し支えなく、いずれの方法で測定された重合度による低下率も10%未満であればよい。
また、本発明の粉砕方法において、微粉砕化された多糖類について、特に細かくなった部分だけを取り出す方法として、微細に分散した粉砕液を遠心分離して、上澄みを分取することにより、平均粒子長1μm未満の微粒子を得ることができる。この時、微細になった多糖類の重合度低下も10%未満である。
本発明では、上述した多糖類と分散媒体液に加えて、その他の成分として、水溶性の高分子類等、湿潤剤、界面活性剤、香味剤、甘味剤、パラベン類、防腐剤、色素を本発明の効果を妨げない範囲で添加することも差し支えない。いずれも高圧の装置の配管を通過する平均粒径であることが必要となる。
例えば、第二リン酸カルシウム・二水和物及び無水物、第一リン酸カルシウム、第三リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、不溶性メタリン酸ナトリウム、第三リン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、ポリメタクリル酸メチル等の微粒子等の水溶性の高分子類等が挙げられる。
また、湿潤剤として、例えばソルビット、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、キシリット等が挙げられ、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて配合することができる。
界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム等のアニオン性界面活性剤、ラウリン酸デカグリセリル、ミリスチン酸ジエタノールアミド等の非イオン性界面活性剤、ベタイン系等の両性界面活性剤を配合粉砕後の分散性を向上させる目的で使用することができる。
香味剤として、メントール、カルボン酸、アネトール、サリチル酸メチル、リモネン、n−デシルアルコール、シトロネロール、ワニリン、ペパーミント油、スペアミント油、丁字油、ユーカリ油等の香料が挙げられ、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて使用してもよい。
その他に、サッカリンナトリウム、ステビオサイト、グリチルリチン、ペリラルチン等の甘味剤、安息香酸ナトリウム、メチルパラベン、プロピルパラベン等のパラベン類、ソルビン酸、ソルビン酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム等の防腐剤、更に、塩化リゾチーム、デキストラナーゼクロロへキシジン、ソルビン酸、塩化セチルピリジニウム、トリクロサン、ε−アミノカプロン酸、トラネキサム酸、アズレン、ビタミンE1、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、第四級アンモニウム化合物、ヘキサメタリン酸塩等の有効成分等、色素等を粉砕品の使用目的に合わせて、配合してもよい。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
[実施例1]
下記に示す平均重合度、平均粒子長、平均粒子幅の測定方法により、重合度220、平均粒子長28μm、平均粒子幅11μmと計測されたフナイ化学(株)より販売されている結晶セルロースであるフナセルII粉末を純水に投入し、表1に示す濃度となるよう400gを分散調製し、図1に示す態様にて、衝合角度が170°となるようにしたチャンバーを有するスギノマシン(株)製の高圧粉砕システム「アルテマイザー HJP−25005型」を用いて、200MPaにて1〜180回の粉砕処理を行った。粉砕品の重合度、平均粒子長及び平均粒子幅を表1に示し、偏向顕微鏡写真例を図2に示した。図2において、(a)は処理前(原料フナセルII)、(b)はフナセルIIの1質量%分散液を5回衝突させたもの、(c)は50回衝突させたものの偏向顕微鏡写真である。
また、処理溶液20gを直径120mmのシャーレに入れ、水平を保って105℃、2時間乾燥して得られたフィルムの透明性と厚みを10カ所にわたって測定してその標準偏差を表1に示した。均一なフィルムが形成されていることから、粉砕物は重合物であって、重合度の低下は10%未満であり、ほとんど変化してないことがわかる。
更に、表1で得られたフィルムの一部を理学機器(株)製のRIGAKU RINT 2000F型X線回折装置にてCu、Kα線にて5〜35°の回折角度にて、X線回折測定を行った。結果を図3に示す。ここで得られたチャートより、Kai,A and Ping,X,Polymer Journal,22(11),p955(1999)に記載された方法で結晶化度を測定したところ、(a)原料フナセルIIが70%であるのに対して、(b)1質量%の分散液を50回粉砕した場合では69%であり、(c)1質量%の分散液の130回処理では70%となり、結晶性についてもほとんど変化してないことが示された。
また、セルロース濃度1質量%について、湿式粉砕原料及び粉砕品を105℃、2時間乾燥したものに、日本分光(株)製のフーリエ変換赤外分光計にて赤外吸収挙動を調べた結果を図4(a),(b),(e)に示す。原料に対して粉砕品の水酸基、他の吸収ピークに変化はなく粉砕によりセルロース分子は化学変化を起こしていないことがわかった。
更に、表1のセルロース濃度1質量%にて180回処理した分散液を1.7×103Gで遠心分離したところ、上澄に透明な溶液部分が観察され、この中には全セルロースの41.4質量%にあたるセルロース部分が存在した。本発明の粉砕処理により、1μm未満のナノオーダーにまで湿式分散されることがわかった。また、この上澄液を105℃、2時間で乾燥したものについてのフーリエ変換赤外分光計にて赤外吸収挙動を調べた結果を図4(d)に示す。また、この乾燥品の平均重合度を前述の平均重合度測定方法により測定したところ、重合度は220であり、低下していなかった。このことより、遠心分離した上澄液中の粉砕品も化学構造に変化はなく、分子量の低下がないことから粉砕処理分散液から遠心分離により本発明の分子量低下がない微細粉砕品を得ることができる。
なお、図4において、(a)は粉砕原料(フナセルII)、(b)はフナセルIIの1質量%分散液を30回衝突させたもの、(c)は100回衝突させたものの遠心分離による沈殿物、(d)は同上澄液、(e)は180回衝突させたものの赤外分光スペクトルである。
Figure 2005270891
<平均重合度測定方法>
セルロース学会編「セルロースの事典」(2000年刊行)の80ページに記載されている方法に従って、銅エチレンジアミン溶液にて試料の固有粘度[η]を測定し、同文献に記載されている[η]と重合度の関係式[η](ml/g)=1.67×[Dp]0.71にて重合度を求めた。
<平均粒子長、平均粒子幅の測定方法>
試料を0.001質量%にて精製水に分散し、オリンパス(株)製の偏向顕微鏡BHAにより粒子の写真を撮り、プラネトロン社製の画像解析ソフトImage Pro plus4.5.2により50以上の粒子について粒子長及び粒子幅を測定した。粉砕回数が30回以上のものについては、日本電子(株)製の透化型電子顕微鏡JEM−100CXにて試料を200メッシュ銅製のグリッドに滴下し、2質量%の酢酸ウラニルにて染色後加速電圧80kVで画像写真を撮り、プラネトロン社製の画像解析ソフトImage Pro plus4.5.2にて平均粒子長と平均粒子幅を計測した。計測は50回以上行い、これを平均化した。
[実施例2]
実施例1で使用した結晶セルロースであるフナセルII粉末4gを396gの純水に投入して分散、調製し、衝合角度100°としたチャンバーを有するスギノマシン(株)製の高圧粉砕システム「アルテマイザー HJP−25005型」を用い、250MPaにて10回の粉砕処理を行い、粉砕品の平均粒子長を上記に示す方法で測定したところ8μmであった。粉砕品を80℃にて24時間乾燥後、上記に示す方法で測定された重合度は202であり、重合度低下は8%であった。
[実施例3]
実施例1で使用した結晶セルロースであるフナセルII粉末16gを384gの純水に投入して分散、調製し、衝合角度175°としたチャンバーを有するスギノマシン(株)製の高圧粉砕システム「アルテマイザー HJP−25005型」を用い、250MPaにて15回の粉砕処理を行い、粉砕品の平均粒子長を上記に示す方法で測定したところ7μmであった。粉砕品を80℃にて24時間乾燥後、上記に示す方法で測定された重合度は205であり、重合度低下は7%であった。
[実施例4]
和光純薬(株)製のキチンをスタンプミルによって粉砕を行い、125mmのメッシュを通過した粒子を実施例1と同様に顕微鏡と画像解析により粒径観察し、平均粒子長60mm、平均粒子幅40mmのキチン粉末を用いた。また、このキチン粉末の重合度をキチン・キトサン研究会誌vol.3「キチン分子量の直接測定」190〜191ページに記載されたキチンを塩化カルシウム二水和塩メタノール溶液に溶解して粘度測定から分子量を測定する方法により求めたところ150であった。得られたキチン粉末10gを800mlの純水に投入して分散、調整し、衝合角度165°としたチャンバーを有するスギノマシン(株)製の高圧粉砕システム「アルテマイザー HJP−25005型」を用い、200MPaにて15回の粉砕処理を行い、実施例1と同様に顕微鏡と画像解析により粒径観察したところ、平均粒子長は1.2μm、平均粒子幅は25nmであり、粉砕処理後の重合度は138で、重合度の低下は8%であった。また、粉砕処理前後の乾燥品をフーリエ変換赤外分光計にて赤外吸収挙動を観察したが、吸収挙動に変化はなく、粉砕によって化学構造変化がないことを示していた。更に、粉砕処理した分散液を1.7×103Gで遠心分離したところ、上澄に透明な溶液部分が観察され、この中には全セルロースの25.4質量%にあたる微細部分が存在した。
[実施例5]
低置換度ヒドロキシプロピルセルロースをカルバニレイト化し、GPC−MALLS法により測定した重合度が450であり、上記方法により測定した平均粒子長が110μmであったモル置換度0.2の低置換度ヒドロキシプロピルセルロース粉末4gを396gの純水に投入して分散、調製し、衝合角度100°としたチャンバーを有するスギノマシン(株)製の高圧粉砕システム「アルテマイザー HJP−25005型」を用い、250MPaにて20回の粉砕処理を行い、平均粒子長を測定したところ7μmであった。粉砕品を80℃にて24時間乾燥後、上記と同様にして測定した重合度は440で重合度低下は2.2%であった。また、得られた粉砕液50gを直径120mmのシャーレに入れ、水平を保って105℃にて2時間乾燥して得られたフィルムは透明であり、その厚みを10カ所にわたって測定した平均値は51μmであり、その標準偏差は7μmであったことから、均一な成形フィルムができることがわかった。
[比較例1]
実施例1で使用した結晶セルロースであるフナセルII粉末4gを396gの純水に投入して分散、調製し、衝合角度90°としたチャンバーを有するスギノマシン(株)製の高圧粉砕システム「アルテマイザー HJP−25005型」を用い、250MPaにて15回の粉砕処理を行い、粉砕品の平均粒子長を測定したところ8μmであった。粉砕品を80℃にて24時間乾燥後、実施例1に示す方法で測定された重合度は185であり、重合度低下は16%であった。
[比較例2]
実施例1で使用した結晶セルロースであるフナセルII粉末8gを392gの純水に投入して分散、調製し、衝合角度90°としたチャンバーを有するスギノマシン(株)製の高圧粉砕システム「アルテマイザー HJP−25005型」を用い、250MPaにて210回の粉砕処理を行い、粉砕品の平均粒子長を測定したところ8μmであった。粉砕品を80℃にて24時間乾燥後、実施例1に示す方法で測定された重合度は190であり、重合度低下は14%であった。
本発明方法の実施に用いる装置の一例を示す説明図である。 (a)は原料フナセルII、(b)はその1質量%分散液の5回衝突品、(c)は同50回衝突品の偏光顕微鏡写真である。 (a)は原料フナセルII、(b)はその1質量%分散液の50回衝突品、(c)は同130回衝突品のX線解析図である。 (a)は原料フナセルII、(b)はその1質量%分散液の30回衝突品、(c)は同100回衝突品の沈殿物、(d)は同100回衝突品の上澄液、(e)は180回衝突品における赤外分光スペクトルである。
符号の説明
1 原料タンク
2 プランジャ
3 チャンバー
4a、4b ノズル
5 熱交換器

Claims (8)

  1. 多糖類の分散液を一対のノズルから70〜250MPaの高圧でそれぞれ噴射させると共に、その噴射流を互いに衝突させて多糖類を粉砕する方法であって、上記一対のノズルから噴射される多糖類分散液の高圧噴射流の角度を、噴射流同士が各々のノズル出口より先方の一点で適正な角度において衝合衝突するように調製する、及び/又は、高圧流体の噴射回数を調整して粉砕回数を調整することにより、平均粒子長が1/4以下に粉砕された多糖類の重合度低下を10%未満とすることを特徴とする多糖類の湿式粉砕方法。
  2. 平均粒子長が10μm以下に粉砕された多糖類の重合度低下が10%未満であることを特徴とする請求項1記載の多糖類の湿式粉砕方法。
  3. 平均粒子幅が10μm以下に粉砕された多糖類の重合度低下が10%未満であることを特徴とする請求項1又は2記載の多糖類の湿式粉砕方法。
  4. 上記湿式粉砕後の多糖類の分散液を更に遠心分離することにより、平均粒子長が1μm未満の微粒子を得ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の多糖類の湿式粉砕方法。
  5. 各々のノズル出口より先方の一点で交差衝突する際の衝合角度が、95〜178°であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の多糖類の湿式粉砕方法。
  6. 粉砕の回数が、1〜200回であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の多糖類の湿式粉砕方法。
  7. 多糖類が、セルロース又はその誘導体、キチン又はその誘導体、キトサン又はその誘導体から選ばれる請求項1〜6のいずれか1項記載の多糖類の湿式粉砕方法。
  8. セルロースが、第14改正日本薬局方に記載の結晶セルロースである請求項7記載の多糖類の湿式粉砕方法。
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