JP7280668B2 - パラミロン含有組成物、飲食品、カプセル剤、及び、前記パラミロン含有組成物の製造方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、繊維状に形成された繊維化パラミロンに対して、特許文献1に記載のごとく水を揮発させる処理を施すと、その後の使用において、繊維化パラミロンを溶媒に再分散させた際に元の分散性を示しにくい。繊維化パラミロンを十分に分散させて使用するためには、パラミロン含有組成物において、繊維化パラミロンが水に分散していることが望ましい。
ところが、水を比較的多く含むパラミロン含有組成物では、水が雑菌の生育を助長するため、雑菌が繁殖しやすいという問題がある。
そこで、含有される繊維化パラミロンが分散された状態を保ちつつ、雑菌の繁殖が抑制されたパラミロン含有組成物が要望されている。
本発明のパラミロン含有組成物においては、水よりも雑菌を繁殖させない油に繊維化パラミロンが分散しているため、雑菌の繁殖が抑制されている。また、水の沸点よりも高い温度で本発明のパラミロン含有組成物を加熱できることから、十分な殺菌処理を施すことができる。これにより、雑菌の繁殖が十分に抑制され得る。
上記のパラミロン含有組成物の用途は、飲食品であってもよい。上記の繊維化パラミロンは、通常、0.1MのNaOH水溶液に溶解しない。上記の繊維化パラミロンは、せん断力による解繊処理が施されたものである。上記のパラミロン含有組成物は、殺菌処理されていてもよい。
本発明のカプセル剤は、上記のパラミロン含有組成物と、該パラミロン含有組成物を覆う被膜とを含む。
エステル油としては、植物油や動物油などの天然油脂、合成エステル油などが挙げられる。一方、炭化水素油としては、流動パラフィンなどの鉱物油などが挙げられる。
合成エステル油としては、例えば、脂肪酸などの有機酸類と、アルコール類とのエステル化合物が挙げられる。斯かるエステル化合物としては、例えば、モノエステル化合物、ジエステル化合物、トリエステル化合物などが挙げられるが、これらに限定されない。
上記のエステル化合物を合成するための有機酸類としては、例えば、ラウリン酸やステアリン酸などの脂肪酸が用いられる。
上記のエステル化合物を合成するためのアルコール類としては、例えば、ラウリルアルコールやステアリルアルコールなどの1価アルコール、又は、エチレングリコールやグリセリンなどの多価アルコールが用いられる。
また、油中に繊維化パラミロンが分散した状態が維持されているため、繊維化パラミロンが十分に分散しているからこそ発揮される作用(例えば、繊維化パラミロンによる被分散物への分散作用、又は、繊維化パラミロンによる生体への生理的作用など)を、使用時において確実に利用できる。
さらに、油中において、繊維状物が絡み合うことによって寄り集まった状態であるため、繊維状物が互いに離間しすぎず均一に分散されやすい。従って、油中に分散した繊維化パラミロンをさらに他の溶媒(液体)に添加した際にも、繊維化パラミロンが均一に分散されやすい。
また、繊維化パラミロンにおいて、繊維状物が枝分かれしていると、その分、繊維化パラミロンの表面積を大きくできる。また、繊維状物が枝分かれしていると、繊維状物がより絡み合った状態を保持することができる。
さらに、上記の組成物は、さらなる乾燥処理を施すことなく使用できる。具体的には、上記の組成物は、繊維化パラミロン以外の成分がエステル油等の油であり、実質的に水を含まないため、水溶性の高分子材料や親水性の高分子材料と組み合わせた場合に、高分子材料を溶解させずに使用できる。より具体的には、上記の組成物をゼラチンなどの水溶性高分子材料の被膜で覆うことによって、ソフトカプセル化して、カプセル剤を作製できる。斯かるカプセル剤は、例えばサプリメントなどの用途で使用できる。
上記のごとく製造された組成物は、アルカリや酸、ジメチルスルホキシド(DMSO)などを用いてパラミロン顆粒を溶解させる化学的な処理を行わなくても、物理的な処理によって、比較的簡便に製造することができる。本実施形態の上記組成物は、化学処理のみによって繊維化されたパラミロンを含まず、せん断力などによる物理的な処理によって繊維化された繊維化パラミロンを含む。なお、せん断工程は、油の存在下で行ってもよいが、油以外の溶媒の存在下で行ってもよい。
上記の装置として、市販されているものが採用され得る。市販されている斯かる装置としては、例えば、増幸産業社製の石臼式摩砕機 製品名「スーパーマスコロイダー」等が挙げられる。
斯かる装置として市販されているものを用いることができる。市販されている斯かる装置としては、例えば、スギノマシン社製の「スターバースト」、みずほ工業社製の「マイクロフルイダイザー」等が挙げられる。
前記Euglena gracilisとしては、例えば、Euglena gracilis NIES-48やEuglena gracilis EOD-1(後述する独立行政法人国立環境研究所微生物系統保存施設における保管株)などが挙げられる。
上述したスーパーマスコロイダーを用いてせん断工程を行う場合、第1部材Y1及び第2部材Y2の回転数としては、例えば500~3000rpm、より好ましくは1000~2500rpmが採用される。また、第1部材及び第2部材(例えば砥石)の隙間は、特に制限されないが、スーパーマスコロイダーを利用する場合、砥石同士が軽接する隙間の状態を基準として(砥石の先端同士がわずかに接触した状態を基準として)、例えば、-10μm~-800μm、好ましくは-50μm~-500μmである。
また、せん断工程の後に、上記の組成物に対して、水の沸点よりも高い温度による殺菌処理を施してもよい。これにより、上記の組成物における雑菌の繁殖をより十分に抑制できる。
具体的には、せん断工程後のスラリーに対して固液分離処理(例えば、ろ過処理、遠心分離処理などの脱水処理)を施すことができる。固液分離処理後の固形分(水分含有)を油に添加した混合物を、水の沸点よりも高い温度で加熱して、水を蒸発させることによって、目的とする組成物を製造できる。
なお、油へ置換する途中の過程において、水及び油の両方に溶解する有機溶媒にいったん置換してから、さらに油に置換することができる。斯かる有機溶媒としては、例えば、エタノール、イソプロパノール、n-プロパノール、イソブタノール、n-ブタノール、2-ペンタノール等を用いることができる。
このようにして置換工程を行っても、最終的に製造された組成物は、繊維状物が寄り集まった状態の繊維化パラミロンを含む。
飲食品としては、例えば、上述した飲料(ゼリー飲料を含む)、サプリメント、その他上記のもの等が挙げられる。
また、一般の組成物、飲食品、カプセル剤、組成物の製造方法において用いられる種々の態様を、本発明の効果を損ねない範囲において、採用することができる。
パラミロン顆粒を細胞内に有する培養後のユーグレナ属微細藻類に対して、油の存在下で、ビーズミルによってせん断力を加え、パラミロン顆粒を繊維化し、繊維化パラミロンを含むパラミロン含有組成物を製造した。ビーズミルによる解繊処理は、サブミクロン粉砕に使用される一般的な運転条件でおこなった。
詳しくは、中鎖脂肪酸オイル(MCTオイル)と、20質量%のパラミロン顆粒とを含む原材料液に対して、ビーズミルによる解繊処理を約40分間おこなった。
また、上記の実施例で製造されたパラミロン含有組成物の外観を図6の右側に示す。左側は、せん断工程をおこなう前の混合液(油とパラミロン顆粒との混合液)の外観を示す。なお、図6は、室温で2日間放置した後の外観写真である。
せん断工程においては、解繊処理の途中で、パラミロンの濃度を調整したり時間を変更したりすることで、繊維状物の絡み合い状態を調整してもよい。
培養後のユーグレナ属微細藻類が細胞内に貯めたパラミロン顆粒を単離した。単離したパラミロン顆粒に対して、水の存在下で、ビーズミルによってせん断力を加え、パラミロン顆粒を繊維化し、繊維化パラミロンを含むスラリーを調製した。ビーズミルによる解繊処理は、サブミクロン粉砕に使用される一般的な運転条件でおこなった。パラミロン顆粒を10質量%含む原材料液に対してビーズミルによる解繊処理をおこなった。
調製したスラリーに含まれる繊維化パラミロンを、光学顕微鏡で観察した観察像を図7に示す。また、走査型電子顕微鏡で観察した観察像を図8に示す。これらの観察像から把握されるように、繊維化パラミロンは、繊維状物によって構成されていた。繊維状物が枝分かれした構造(分岐した構造)を有することは、これらの観察像から明確に認識できる。
このスラリー中の水を油に置換する置換工程を行うことによって、図7及び図8に示すような繊維化パラミロンが油に分散した状態のパラミロン含有組成物を、最終的に製造できる。
培養後のユーグレナ属微細藻類が細胞内に貯めたパラミロン顆粒を単離した。単離したパラミロンの濃度が5質量%となるように、パラミロン顆粒と水とを混合して、パラミロン顆粒を含む原材料液を調製した。
・せん断工程
図1に示すような装置(具体的には、増幸産業社製の石臼式摩砕機 製品名「スーパーマスコロイダー」)を用いて、第1部材(砥石)と第2部材(砥石)との間に原材料液を入れて、第1部材と第2部材とを互いに摺動させることによって、パラミロン顆粒にせん断力を加え、パラミロン顆粒を繊維化し、繊維化パラミロンを含むスラリーを作製した。
せん断工程において、上記の石臼式摩砕機を用いた湿式解繊処理は、下記条件にて行った。
[解繊処理]
・グラインダー種類:MKGCタイプ
・クリアランス(砥石の隙間): -100μm
・砥石回転数 : 1200 rpm
石臼式摩砕機で得られるスラリーを回収し、回収したスラリーに再度解繊処理を施すことによりスラリーを得て、同様な操作を合計20回繰り返すこと(20パス)によって、繊維化パラミロンを含むスラリーを得た。
このスラリー中の水を油に置換する置換工程を行うことによって、図9及び図10に示すような繊維化パラミロンが油に分散した状態のパラミロン含有組成物を、最終的に製造できる。
下記の2種のパラミロンの物性を比較すべく試験を実施した。
・上記の実施例で製造した組成物に含まれる繊維化パラミロン
・化学処理パラミロン(培養後のユーグレナ属微細藻類から取り出したパラミロン顆粒をいったん溶解させてから析出させたもの)
培養後のユーグレナ属微細藻類から取り出したパラミロン顆粒を、特開2011-184592号公報に記載の方法によって化学的に処理した。具体的には、パラミロン顆粒15gを1M NaOH水溶液600mLに加えて1時間撹拌しながら溶解させ、溶解後に、塩酸水溶液を加えることにより、中和処理を行った。中和処理によってゲル状物が生じた。遠心分離による分離処理によって得られた上澄み液を除去し、固形分を得た。固形分は、中和処理による塩(NaCl)を含んでいるため、得られた固形分に対して、多量の水を加え、固形分を分散させてゲル状物を生じさせ、上記と同様に遠心分離によって分離処理を行うことにより、ゲル状物に含まれる塩類の除去処理を行った。ゲル状物に含まれるNaCl乾燥質量が、1M NaOH水溶液に溶解させたパラミロン顆粒の乾燥重量あたり0.1質量%以下となるまで、塩類の除去処理を繰り返し行って、化学処理パラミロンを作製した。遠心分離後の上澄み液のNaCl濃度を、上澄み液の電気伝導度から算出することによって、ゲル状物に含まれるNaClの乾燥重量を求めた。なお、下記文献によると、この化学処理パラミロンは、電子顕微鏡によって観察した結果、繊維状ではなく、形や大きさが不定形の塊であった。
・文献名
「平成26年度戦略的基板技術高度化支援事業 多糖類パラミロンの高度培養生産技術及び利用に関する研究開発(研究開発成果等報告書 平成27年3月)」
実施例3においてせん断工程をおこなった後のサンプル(水を油に置換する前のスラリー)と、上記の化学処理パラミロンのサンプルとを用いて、各サンプルのβ-1,3-グルカナーゼによる分解性(β-1,3-グルカナーゼに対する感受性)を確認した。詳しくは、以下のようにして、各サンプルを用いて反応液を調製し、β-1,3-グルカナーゼをパラミロンに作用させ、生成したグルコース量を測定した。
・反応液の組成(純水を加えて全量で10mLになるように調製)
緩衝液:5mL / 酵素:0.1mL / 各サンプル:乾燥質量換算で30mg
緩衝液
フタル酸水素カリウム-水酸化ナトリウムバッファー(pH4.0)(東京化成工業社製)
酵素(β-1,3-グルカナーゼ)
endo-1,3-β-Glucanase(酵素含有量:50units/mL)(日本バイオコン社製)
より詳しくは、恒温振とう機を用いて、40℃、45rpmの条件で、調製した反応液を24時間振とうさせて、パラミロンを酵素と反応させた。その後、製品名「グルコースCII-テストワコー」(和光純薬工業社製)を用いて、上記の酵素反応をさせたサンプルと、酵素反応させていないサンプルとについて、それぞれグルコース濃度を測定した。
実施例3のサンプルのグルコース生成量[mg/g(グルコース/パラミロン)]を算出したところ、5.8mg/gであった。
一方で、パラミロンを一旦アルカリに完全溶解させて再析出させた化学処理パラミロンについてはβ-1,3-グルカナーゼによって分解され、50mg/g以上のグルコースが生成されることを確認した。
実施例3においてせん断工程をおこなった後のサンプル(水を油に置換する前のスラリー)と、上記の化学処理パラミロンのサンプルとを用いて、アルカリ性水溶液への溶解性を確認した。なお、実施例3のサンプルとして、乾燥後の粉末状のものを用いた。
乾燥質量換算で250mgのサンプルを、10mLの純水または0.5M HCl水溶液にそれぞれ添加して混合したところ、何れのサンプルも純水やHCl水溶液に溶解しないことを事前に確認した。
250mgの乾燥質量の各サンプルを、0.3Mの水酸化ナトリウム水溶液10mLに添加し、激しく振ったあと、室温(20℃)において80rpmで1時間振とう撹拌した。
同様にして、各サンプルを10mLの純水に添加して、1時間撹拌した。
撹拌後、実施例3のサンプルにおいて、0.3MNaOH水溶液、純水の吸光度は、それぞれ、2.495、2.729となった。実施例3の繊維化パラミロンが0.3MNaOH水溶液や純水に溶解しないことを確認した。
一方で、パラミロンを一旦アルカリに完全溶解させて再析出させた化学処理パラミロンは、0.1MNaOH水溶液に溶解することを確認した。
X1:第1配管、 X2:第2配管、 X3:噴射用配管、 X4:被衝突体、
Y1:第1部材、 Y2:第2部材。
Claims (9)
- 油と、該油中に分散した繊維化パラミロンとを含み、
前記繊維化パラミロンが、分岐した構造を有する複数の繊維状物を含む、パラミロン含有組成物。 - 前記繊維化パラミロンは、複数の繊維状物が絡み合うことによって寄り集まった状態となっている、請求項1に記載のパラミロン含有組成物。
- 用途が飲食品である、請求項1又は2に記載のパラミロン含有組成物。
- 前記繊維化パラミロンは、0.1MのNaOH水溶液に溶解しない、請求項1~3のいずれか1項に記載のパラミロン含有組成物。
- 殺菌処理された、請求項1~4のいずれか1項に記載のパラミロン含有組成物。
- 請求項1~5のいずれか1項に記載のパラミロン含有組成物を含む、飲食品。
- 請求項1~5のいずれか1項に記載のパラミロン含有組成物と、該パラミロン含有組成物を覆う被膜とを含む、カプセル剤。
- 油中で、パラミロン顆粒をせん断力によって繊維化することによりパラミロン顆粒を繊維状に形成するせん断工程を備え、
前記せん断工程では、前記パラミロン顆粒を前記せん断力によって解繊することにより、分岐した構造を有する複数の繊維状物を得る、パラミロン含有組成物の製造方法。 - 水中、又は、水及び有機溶媒の混合溶媒中で、パラミロン顆粒をせん断力によって繊維化することによりパラミロン顆粒を繊維状に形成するせん断工程を備え、
前記せん断工程では、前記パラミロン顆粒を前記せん断力によって解繊することにより、分岐した構造を有する複数の繊維状物を得て、
さらに、前記水又は前記混合溶媒を油へ置換する置換工程を備える、パラミロン含有組成物の製造方法。
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