JP2005264542A - 横桟取付金具及び防護柵 - Google Patents

横桟取付金具及び防護柵 Download PDF

Info

Publication number
JP2005264542A
JP2005264542A JP2004077936A JP2004077936A JP2005264542A JP 2005264542 A JP2005264542 A JP 2005264542A JP 2004077936 A JP2004077936 A JP 2004077936A JP 2004077936 A JP2004077936 A JP 2004077936A JP 2005264542 A JP2005264542 A JP 2005264542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
column
holding member
horizontal rail
mounting bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004077936A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Ishitani
和之 石谷
Yukio Abe
幸夫 阿部
Norihiko Kajimura
典彦 梶村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Steel Products Inc
Original Assignee
Sumitomo Metal Steel Products Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Steel Products Inc filed Critical Sumitomo Metal Steel Products Inc
Priority to JP2004077936A priority Critical patent/JP2005264542A/ja
Publication of JP2005264542A publication Critical patent/JP2005264542A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Abstract

【課題】 取付ボルトが支柱の歩道側に突き出ることがなく、しかも、車両が衝突しても変形しにくい防護柵の横桟取付金具を提供する。
【解決手段】
円筒状の保持部材11とブラケット12からなる横桟取付金具1であって、保持部材11はその中央部を水平かつ長手方向に対して直角に貫通する工具挿入孔15を有しかつ長手方向の両端部の底部にボルト挿入孔6を有するとともに、ブラケット12は支柱固定ボルト4を通す貫通孔20を有することを特徴とする、防護柵の横桟取付金具。
【選択図】図2

Description

本発明は、車道と歩道との境界等に設置される防護柵の支柱に横桟を取り付ける金具及びそれを用いた防護柵に関するものである。
車道と歩道との境界等に設置される防護柵は、長尺の鋼管などからなる横桟の複数本が隣接する支柱の間に取り付けられることにより、車両の走行から歩行者等を保護している。そして、支柱に横桟を取り付けるための取付金具は、支柱の歩道側に突起物を出さないようにした構造のものが、次の(i)〜(iv)に示すように、種々提案されている。
(i)特許文献1には、断面がほぼ半円筒状のパイプカバーと、断面がほぼ半円筒状の取付具本体からなる取付金具が記載されている。ここでは、パイプカバーと取付具本体とで2本のビームパイプの端部をボルトで挟持し、取付具本体に貫通する雌ネジに支柱を貫通する支柱取付ボルトを螺合し、横桟を支柱に取り付ける構造となっている。
(ii)特許文献2には、下金具、上金具および座金からなるビームパイプ取付金具が記載されている。ここでは、下金具にはビームパイプを支持する受け部とナットを回り止めする保持部を有する下側取付壁が設けられ、上金具には上側取付壁が設けられている。そして、下金具と上金具とでビームパイプを挟持し、下金具の下側取付壁、上金具の上側取付壁および座金とを貫通する固定ボルトによって支柱に固定されている。
(iii)特許文献3には、支柱に対して車道側の半円筒状の管部、支柱側の半円筒状の管部、円形支柱の外面に当接する第1補助部材、円形支柱の内面に当接する第2補助部材からなる横桟取付け用金具が記載されている。ここでは、支柱側の半円筒状の管部の長手方向中央部には中心に貫通孔を有するボス部が設けられ、第1補助部材、第2補助部材および円形支柱の車道側のそれぞれに貫通孔が設けられている。そして、支柱内側からボルトを挿入し、支柱側の半円筒状の管部の内面側にナットを螺合することによって、横桟が支柱に取り付けられる。
(iv)特許文献4には、円筒支柱の内面に鍔状に止まるストッパー部および支柱の外面に突き出るスリーブを有する目隠しナットが記載されている。そして、この目隠しナットをスリーブの雄ネジ部へ固定ナットを締め付けて固定し、スリーブの雌ネジ部にワンサイドボルトをねじ込むことによって、ガードパイプ等が直接または間接的にネジ止めされる。
特開平7−292632号公報
特開平10−88537号公報 実用新案登録第3011701号公報 特開2000−27134号公報
本発明の課題は、取付ボルトが支柱の歩道側に突き出ることがなく、しかも、車両が衝突しても変形しにくい防護柵の横桟取付金具及びそれを用いた防護柵を提供することにある。
上記の従来技術では、支柱の歩道側に突起物を出さないようにした構造の取付金具が提案されているが、横桟保持部材が上下または前後方向に二分割されているか、またはスリーブを挿入するものである。したがって、次のような問題点を有している。
取付金具を支柱へ取り付けるボルトは、(i)および(ii)の提案では、まだ取付ボルトの頭が支柱の歩道側に突き出ており、歩行者の衣服などを引っかけるおそれがあり、また外観を悪くしている。そして、(iii)および(iv)の提案では、ワンサイドボルトを使用するため、ボルトが支柱の歩道側に突き出ることはないが、支柱への取付部分の部品数が多く複雑となっている。
また、横桟の支柱への取付やワンサイドボルトの使用を容易にするために横桟保持部分を二分割する場合には、車両が衝突したとき変形または破壊され易い。
本発明は、次の(1)から(10)に示す防護柵の横桟取付金具と、次の(11)に示す防護柵に関する発明である。以下、(1)から(11)にかかる発明を総称して本発明ということがある。
(1) 円筒状の保持部材とブラケットからなる横桟取付金具であって、保持部材はその中央部を水平かつ長手方向に対して直角に貫通する工具挿入孔を有し、かつ中央部の底部及び/又は長手方向の両端部の底部にボルト挿入孔を有するとともに、ブラケットは支柱固定ボルトを通す貫通孔を有することを特徴とする、防護柵の横桟取付金具。
(2) 保持部材の内面に円筒状のインナースリーブを内蔵していることを特徴とする、上記(1)の防護柵の横桟取付金具。
(3) 保持部材とブラケットが一体に接合されていることを特徴とする、上記(1)又は(2)の防護柵の横桟取付金具。
(4) ブラケットは、支柱取付壁に支柱固定ボルトを通す貫通孔を有し、かつその支柱取付壁の外面形状が支柱の外面形状と適合していることを特徴とする、上記(1)〜(3)のいずれかの防護柵の横桟取付金具。
(5) 円筒状の保持部材とブラケットからなる横桟取付金具であって、保持部材はその中央部を水平かつ長手方向に対して直角に貫通する工具挿入孔を有し、かつ長手方向の両端部の底部にボルト挿入孔を有するとともに、ブラケットは支柱固定ボルトを通す貫通孔を壁板に有する筒状部材と、支柱固定ボルト用の貫通孔又はねじ穴を有する取付基台部材からなることを特徴とする、防護柵の横桟取付金具。
(6) 保持部材の内面に円筒状のインナースリーブを内蔵していることを特徴とする、上記(5)の防護柵の横桟取付金具。
(7)取付基台部材の支柱側の外面形状が支柱の外面形状と適合していることを特徴とする、上記(5)又は(6)の防護柵の横桟取付金具。
(8) 保持部材と筒状部材が一体に接合されていることを特徴とする、上記(5)〜(6)のいずれかの防護柵の横桟取付金具。
(9) 筒状部材が、取付基台部材に対して支柱固定ボルトを通す貫通孔を回転軸として回転可能に嵌合されることを特徴とする、上記(5)〜(8)のいずれかの防護柵の横桟取付金具。
(10) 取付基台部材が、溶接によって支柱に接合されていることを特徴とする、上記(5)〜(9)のいずれかの防護柵の横桟取付金具。
(11) 隣接する支柱の間に複数段の横桟を取り付けて形成される防護柵であって、複数段の横桟のうち少なくとも1段の横桟が、上記(1)〜(10)のいずれかの横桟取付金具によって支柱に取り付けられていることを特徴とする防護柵。
本発明によれば、取付ボルトが支柱の歩道側に突き出ることがなく、しかも、車両が衝突しても変形しにくい横桟取付金具及びそれを用いた防護柵を提供することができる。
また、筒状部材と取付基台部材からなるブラケットを用いる場合には、道路の勾配にあわせて支柱への取付角度を調整することができるので、支柱への取付作業が容易な横桟取付金具及びそれを用いた防護柵を提供することができる。
特に、ブラケットを構成する筒状部材と取付基台部材として、ともに円筒形状のものを用いる場合には、支柱への取付角度を調整しても、部材間で形状の違いが生じないため、特別な形状の部品を別途用意する必要がないという利点がある。
本発明に係る横桟取付金具及びそれを用いた防護柵について、以下に、図面を用いて、説明する。
図1に、本発明にかかる横桟取付金具1の一例を示す。(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。
横桟取付金具1は、円筒状の保持部材11とブラケット12からなり、保持部材11はその中央部を水平かつ長手方向に対して直角に貫通する工具挿入孔15、15’を有するとともに、長手方向の両端部の底部にボルト挿入孔21、21’を有している。
ブラケット12は保持部材11を支柱2に取り付けるための部材であり、支柱固定ボルトを通す貫通孔23を有している。ブラケットは、保持部材11を支柱2に取り付けることができる機能を有していれば良く、その構造・形状を限定するものではないが、車両が防護柵に衝突してブラケットに応力がかかっても変形しにくい筒状体が望ましい。たとえば、図1に示すような、上下2枚の水平板31、31’と左右2枚の側板32、32’と取付壁33からなる筒状体が望ましい。
図1に示すブラケット12は、上下2枚の水平板31、31’及び左右2枚の側板32、32’並びに支柱固定ボルトを通す貫通孔23を有する取付壁33からなる筒状体である。そして、その取付壁33の外面形状は、円柱状の支柱の外面の凸形状の曲率に合わせた凹形状の曲面部35を有している。このように、取付壁33の外面形状を支柱の外面形状に適合させる場合には、横桟取付金具1を支柱に堅固に取り付けることができるので、頑丈な防護柵を形成することができる。なお、筒状体を形成する水平板、側板及び取付壁を、厚くすることによって、車両が防護柵に衝突してブラケットに応力がかかっても、変形しにくい構造とすることができる。
横桟取付金具の材質は、保持部材、ブラケットとも、特に限定されるものではないが、アルミニウム、炭素鋼、ステンレス鋼等を用いることができる。また、保持部材11とブラケット12は、ここでは、溶接Wによって保持部材11と一体に接合された例が示されているが、溶接による接合でなくても、例えば、ボルトナット等により、固定されていればよい。保持部材とブラケットが一体に接合されると、車両が防護柵に衝突して保持部材とブラケットに応力がかかっても変形しにくくなる。
また、ブラケットの筒状体を構成する取付壁33の外面形状は、ここでは、支柱の外面の凸形状の曲率に合わせた凹形状の曲面部35を有する例が示されているが、取付壁33の外面形状を支柱2の外面形状に適合させることができればよく、他の手段によっても、横桟取付金具1を支柱に緊密に取り付けることができる。たとえば、取付壁の外面形状を平面とし、代わりに筒状体を形成する左右の側板を支柱の外面の凸形状と適合する分だけ支柱側に突き出すだけでも良い。
次に、本発明にかかる横桟取付金具を用いて、横桟を支柱に取り付けて防護柵を形成するときの手順を説明する。
図2に、本発明にかかる横桟取付金具1を用いて、横桟3を支柱2に取り付けたときの状態を示す。(a)は車道側からみた正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。
支柱2には、横桟取付金具1を支柱2に固定するためのボルト挿入孔20が歩道側に穿たれており、ボルト挿入孔20の支柱側の内面部にはナット5が溶接などで固定されている。ここに、図1で示された横桟取付金具1のブラケット12の取付壁の貫通孔23を支柱2のボルト挿入孔20に合わせ、保持部材の工具挿入孔15’から、支柱固定ボルト4の先をブラケット12の取付壁の貫通孔に挿入し、さらに支柱2のボルト挿入孔20に挿入する。そして、支柱内面部のナット5に締め付けることによって、横桟取付金具1が支柱2に固定される。
ここで、支柱固定ボルト4の頭の形状は六角ボルトであるが、保持部材の工具挿入孔15、15’の径を小さくしたいときは、六角ボルトに代えて、円筒ボルトを用いることができる。
ブラケット12の取付壁の外面には、円柱状の支柱2の外面形状の曲率に合わせた曲面部が形成されていて、支柱2の外面形状に適合しているので、横桟取付金具1を支柱2に堅固に固定することができる。
横桟取付金具1への横桟3の取付は次の手順のいずれかで行うことができる。すなわち、予め横桟3の端部を保持部材11の長手方向の片端部に挿入し、横桟固定用ボルト6で固定しておいてから横桟取付金具1を支柱2に支柱固定ボルト4で固定しても良いし、若しくは、予め保持部材11の長手方向の両端部に挿入し、固定しておいてから横桟取付金具1を支柱2に固定しても良い。又は、横桟取付金具1を支柱2に固定してから、横桟3の端部を保持部材11の長手方向の片端部又は両端部に挿入し、横桟固定用ボルト6で固定してもよい。
ここでは、支柱固定ボルト4を支柱2に固定するために、支柱内面にナットを溶接により接合して締め付けたが、ナットに代えて、ボルト挿入孔の内周面に雌ネジを切って、これにボルトを嵌めて締め付けても良い。
図3は、本発明にかかる横桟取付金具を用いて横桟を取り付けて形成された防護柵(支柱の一部は地中に埋められている)を車道側から眺めた図であり、すっきりした外観が得られることが分かる。
以上は、横桟を保持部材に内挿してから固定する例を示したが、保持部材の外面形状を工夫することによって、横桟を保持部材に外挿してから固定することもできる。
図4は、本発明にかかる横桟取付金具1の別の例を示す。(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。
円筒状の保持部材11が、その中央部を水平かつ長手方向に対して直角に貫通する工具挿入孔15、15’を有するとともに、長手方向の両端部の底部にボルト挿入孔21、21’を有していることは、図1に示す保持部材と同じである。
ただし、円筒状の保持部材11の壁厚は、保持部材の中央部と両端部の間に段差22がついていて、中央部が厚く、そして、両端部では薄くなっている。図1に示す保持部材においては保持部材の内径は横桟の外径とほぼ同じであったが、図4に示す保持部材においては保持部材の両端部の外径が横桟の内径とほぼ同じに形成されている。したがって、横桟を保持部材に外挿してから固定することもできる。
図5は、図4に示す保持部材を有する横桟取付金具を用いて横桟を取り付けて形成された防護柵(支柱の一部は地中に埋められている)を車道側から眺めた図である。横桟3と保持部材11の間に段差のないことから、すっきりした外観が得られることが分かる。
さらに、本発明にかかる横桟取付金具は、横桟取付金具の保持部材の内面に円筒状のインナースリーブを内蔵することもできる。
図6に、横桟取付金具の保持部材の内面に内蔵される円筒状のインナースリーブの一例を示す。(a)はインナースリーブの断面図(正面図)であり、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)である。
インナースリーブ8には、その中央部を水平かつ長手方向に対して直角に貫通する工具挿入孔18、18’が設けられ、同じく中央部にはインナースリーブ8を横桟取付金具の保持部材(図示せず)に固定するための雌ネジ19が設けられている。そして、インナースリーブ8の長手方向の両端部には横桟(図示せず)の端部を外挿した後に固定するための雌ネジ16が設けられている。
インナースリーブに設けられた雌ネジ19及び雌ネジ16には、それぞれ、保持部材及び横桟を固定するためのボルトが挿入されるが、そのために、保持部材及び横桟には雌ネジ19及び雌ネジ16に対応する個所に、ボルト挿入孔がそれぞれ穿たれている。
また、インナースリーブ8の長手方向の長さは、横桟取付金具の保持部材の長手方向の長さよりも長く、そのため、横桟取付金具の保持部材に内蔵された状態でインナースリーブの両端とも、横桟取付金具の保持部材の両端から、いずれもはみ出ることになる。このはみ出た部分は、後述するように、横桟の端部を外挿する部分となる。
なお、インナースリーブ8を横桟取付金具の保持部材に固定する雌ネジ19は、ここでは、インナースリーブの中央部に1個所だけ設けられているが、1個所に限定されることはなく、複数設けて、インナースリーブを横桟取付金具の保持部材に固定しても良い。また、インナースリーブ8に横桟を固定する雌ネジ16は、ここでは、インナースリーブの両端部に、それぞれ2個所設けられているが、それぞれ1個所でも構わない。
そして長手方向の両端部に横桟の端部を外挿した後に固定するために雌ネジ16を用いたが、これらの雌ネジに代えて、ナットを用いて横桟取付金具の保持部材に固定し、あるいは横桟3の端部を外挿した後に固定してもよい。
横桟取付部材へのインナースリーブの取付の手順は、次のとおりである。インナースリーブを横桟取付金具の保持部材に内挿させた後に、それぞれの工具挿入孔の位置が合致する位置において、インナースリーブ8を横桟取付金具の保持部材に固定するためのボルト(図示せず)を、雌ネジ19に挿入する。そして、このネジを締め付けることによって、インナースリーブ8は横桟取付金具に固定される。
インナースリーブ8を保持部材に内蔵した横桟取付金具への横桟の取付は次の手順のいずれかで行うことができる。すなわち、予め横桟の端部をインナースリーブ8の片端部に外挿し横桟固定用ボルトで固定しておいてから、インナースリーブ8を内蔵した横桟取付金具を支柱に固定しても良いし、若しくは、予めインナースリーブ8の両端部に外挿し固定しておいてから支柱に固定しても良い。又は、インナースリーブ8を保持部材に内蔵した横桟取付金具を支柱に固定してから、横桟の端部をインナースリーブ8の片端部又は両端部に外挿し横桟固定用ボルトで固定してもよい。
図6においては、1本の円筒からなるインナースリーブを1個の保持部材の内面に内蔵させた例を示したが、2本の円筒を1個の保持部材の内面に左右から挿入することによってもインナースリーブを内蔵させることもできる。2本の円筒からなるインナースリーブを内蔵させるときは、インナースリーブ8を横桟取付金具の保持部材に固定する雌ネジ19が、少なくとも2個所は必要となる。
図7は、図6に示すインナースリーブを横桟取付金具の保持部材の内面に内蔵した横桟取付金具を用いて横桟を取り付けてなる防護柵(支柱の一部は地中に埋められている)を車道側から眺めた図である。横桟および横桟取付金具の外径がほぼ同一となるので、すっきりした外観の防護柵が得られることが分かる。
本発明にかかる横桟取付金具を構成するブラケットは、壁板に支柱固定ボルトを通す貫通孔を有する筒状部材と、固定ボルト用の貫通孔又はねじ穴を有する取付基台部材から形成されていても良い。なお、貫通孔を採用する場合には、固定ボルトをナットで締め付けることもできるので、貫通孔の内周面に雌ネジを切ることは必ずしも必要ではない。しかし、雌ネジを切っておくと、これにボルトを嵌めて締め付けることができるので、ナットを省くことができるし、また、雌ネジを切っておくと雌ネジとナットの両方でボルトを締め付けることもできるので、貫通孔を採用する場合であっても、雌ネジを切っておくのが好ましい。
図8及び図9は、本発明にかかる横桟取付金具において、筒状部材13と取付基台部材14から形成されるブラケットを用いる場合の一例を示す。
図8は、ブラケットを構成する部材のうち、筒状部材13を保持部材11に取り付けた図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。
円筒状の保持部材11が、その中央部を水平かつ長手方向に対して直角に貫通する工具挿入孔15、15’を有するとともに、長手方向の両端部の底部にボルト挿入孔21、21’を有していることは、図1に示す保持部材と同じである。
そして、筒状部材13は支柱固定ボルト(図示せず)を通す貫通孔23を有する。筒状部材13は、薄肉の円管39と円板状の壁板37からなる。壁板37は、支柱固定ボルトを通す貫通孔23を中央部に有しており、図9に示す取付基台部材に壁板の外側で当接する。なお、壁板の形状は、図8においては、円形であるが、円形に限らず、矩形でも良い。また、筒状部材を形成する円管39と壁板37の厚みを増すことによって、車両が防護柵に衝突して筒状部材に応力がかかっても、変形しにくい構造とすることができる。
筒状部材の材質は、特に限定されるものではないが、アルミニウム、炭素鋼、ステンレス鋼等を用いることができる。また、保持部材と筒状部材は、ここでは、溶接によって一体に接合された例が示されているが、溶接による接合でなくても、鋳造によって一体に成形されていても良い。さらに、例えば、ボルトナット等により、固定されていてもよい。保持部材と筒状部材が一体に接合されると、車両が防護柵に衝突して保持部材と筒状部材に応力がかかっても変形しにくくなる。
図9は、ブラケットを構成する部材のうち、取付基台部材14を示す。(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。
取付基台部材14は、支柱固定ボルト(図示せず)を固定するための貫通孔25を中央部に有する。そして、筒状部材13の壁板37に当接する円形の平面部38と、円柱状の支柱の外面の凸形状の曲率に合わせた凹形状の曲面部35を有している。
このように、取付基台部材14の外面形状を支柱の外面形状に適合させる場合には、取付基台部材14を支柱に堅固に取り付けることができるので、頑丈な防護柵を形成することができる。なお、取付基台部材14の正面形状は、図9においては、円形であるが、円形に限定されず、矩形でも良い。
取付基台部材の材質は、特に限定されるものではないが、アルミニウム、炭素鋼、ステンレス鋼等を用いることができる。また、ここでは、取付部材に支柱固定用ボルトを固定するために貫通孔を設けたが、代わりに、ねじ穴を設けても良い。
次に、このように、筒状部材13と取付基台部材14から形成されるブラケットと保持部材を用いて、横桟を支柱に取り付けて防護柵を形成するときの手順を説明する。
図10に、図8に示す筒状部材を取り付けた保持部材と、図9に示す取付基台部材を用いて、横桟3を支柱2に取り付けたときの状態を示す。(a)は車道側からみた正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。
まず、支柱2の歩道側に、図9に示される取付基台部材14を溶接Wによって接合する。この取付基台部材14は、支柱固定ボルト4を固定するためのねじ穴を中央部に有している。ここで、取付基台部材14の支柱側の外面形状は、支柱2の外面形状の曲率に合わせた曲面部を有していて、支柱2の外面形状に適合しているので、取付基台部材14を支柱2に堅固に接合することができる。
このようにして支柱2に接合された取付基台部材に、図8で示された筒状部材13の壁板を当接させ、取付基台部材のねじ穴と筒状部材13の壁板の貫通孔とを合わせた後、保持部材の工具挿入孔15’から、支柱固定ボルト4の先を筒状部材13の壁板の貫通孔に挿入し、さらに取付基台部材14の貫通孔25に挿入する。そして、支柱固定ボルト4の先を貫通孔の内周面に切られた雌ネジに締め付けることによって、保持部材11と筒状部材13が支柱2に固定される。
取付基台部材の支柱への固定は、ここでは、溶接によって接合した例を示したが、溶接でなくて、ボルトナットで固定しても良い。あるいは、貫通孔の内周面に雌ネジを切ってこれにボルトを嵌めて締め付けても良い。
保持部材11への横桟3の取付は、前述したとおり、次の手順のいずれかで行うことができる。すなわち、予め横桟3の端部を保持部材11の長手方向の片端部に挿入し横桟固定用ボルト6で固定しておいてから、保持部材11に取り付けられた筒状部材13を支柱2に接合された取付基台部材に支柱固定ボルト4で固定しても良い。若しくは、予め横桟3の端部を保持部材11の長手方向の両端部に挿入し固定しておいてから、取付基台部材に支柱固定ボルト4で固定しても良い。又は、保持部材11に取り付けられた筒状部材13を支柱2に接合された取付基台部材に支柱固定ボルト4で固定してから、横桟3の端部を保持部材11の長手方向の片端部又は両端部に挿入し横桟固定用ボルト6で固定してもよい。
ここでは、支柱固定ボルト4を支柱2に固定するために、取付基台部材14を溶接により接合し、取付基台部材14に設けた貫通孔25の内周面に雌ネジを切ってボルトを締め付けたが、支柱内面に溶接により接合したナットに締め付けてもよい。ナットに締め付けるときは、ボルト貫通孔の内周面に雌ネジを切ることを省略しても良いが、雌ネジを切った上で、さらにナットに締め付けるのが好ましい。
図11は、図8に示す筒状部材を取り付けた保持部材と、図9に示す取付基台部材を用いて、勾配のある道路において、横桟3を支柱2に取り付けたときの防護柵(支柱の一部は地中に埋められている)の状態を示す。このように、筒状部材と取付基台部材からなるブラケットを用いる場合には、筒状部材13の壁板と取付基台部材の当接角度を調整することができるので、勾配のある道路においても、支柱への取付作業が容易であるとともに、すっきりした外観の防護柵が得られることが分かる。
また、ブラケットを構成する筒状部材及び取付基台部材として、ともに円筒形状のものを用いる場合には、支柱への取付角度を調整しても、部材間で形状の違いが生じないため、特別な形状の部品を別途用意する必要がない。
本発明にかかるブラケットが、壁板に支柱固定ボルトを通す貫通孔を有する筒状部材と、固定ボルト用の貫通孔又はねじ穴を有する取付基台部材から形成されている横桟取付金具の上述のとおりである。この場合において、筒状部材と取付基台部材が、円柱状と円筒状の組合せ又は円錐台状と円錐面状の組合せ等により嵌合されて、筒状部材が回転可能となることが好ましい。
図12及び図13並びに図14によって、ブラケットが筒状部材と取付基台部材から形成されている場合であって、筒状部材が取付基台部材14に対して回転可能に嵌合されているときの横桟取付金具を説明する。
図12は、ブラケットを構成する部材のうち、筒状部材13を保持部材11に取り付けた図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。
円筒状の保持部材11が、その中央部を水平かつ長手方向に対して直角に貫通する工具挿入孔15、15’を有するとともに、長手方向の両端部の底部にボルト挿入孔21、21’を有していることは、図8に示す保持部材と同じである。
そして、筒状部材13は支柱固定ボルト(図示せず)を通す貫通孔23を有するとともに、薄肉の円管39と円板状の壁板37からなることも、図8に示す筒状部材と同じである。しかしながら、壁板37は、円板状ではなく、壁板の外面は円柱状の突起41を有している。そして、壁板の外側は取付基台部材と当接するとともに、この突起41の部分において取付基台部材の円筒状の窪みと嵌合する。なお、壁板の形状は、図13においては、円形であるが、円形に限定されず、矩形でも良い。
また、このような嵌合部を有する筒状部材についても、筒状部材を形成する円管39と壁板37の厚みを増すことによって、車両が防護柵に衝突して筒状部材に応力がかかっても、より変形しにくい構造とすることができる。
図13は、円管39と壁板37の厚みを増したときの筒状部材13を保持部材11に取り付けた図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。
図14に、ブラケットを構成する部材のうち、取付基台部材14を示す。(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。
取付基台部材14は、支柱固定ボルト(図示せず)を固定するための貫通孔25を中央部に有することと、支柱2の外面の凸形状の曲率に合わせた凹形状の曲面部35を有することは、図9に示す取付基台部材とおなじである。
しかしながら、筒状部材13の壁板37に当接する側の取付基台部材14の形状は、円板状ではなく、円筒状の窪み42を有している。そして、取付基台部材14は筒状部材の壁板の外側と当接するとともに、この円筒状の窪み42の部分において筒状部材の壁板の外側の円柱状の突起と嵌合する。したがって、筒状部材は支柱固定ボルトを回転軸として垂直方向に回転可能となる。
なお、ここでは、筒状部材の壁板に円柱状の突起を、そして取付基台部材に円筒状の窪みを、それぞれ形成して嵌合する例を示したが、これを逆にして、筒状部材の壁板に円筒状の窪みを、そして取付基台部材に円柱状の突起を、それぞれ形成して嵌合してもよいことは言うまでもない。さらに、嵌合を形成する形状は、円柱状と円筒状の組合せに代えて、円錐台状と円錐面状の組合せでもよい。
次に、このようにな筒状部材13と取付基台部材14から形成されるブラケットと保持部材を用いて、横桟を支柱に取り付けて防護柵を形成するときの手順を説明する。
支柱2には、支柱固定ボルト4を固定するための貫通孔を中央部に有する取付基台部材14が、支柱2の歩道側に溶接によって接合されていることは、図10と同じである。保持部材11と筒状部材13を支柱2に固定するための支柱固定ボルト4は、ここでは、六角ボルトではなく、円頭ボルトが用いられている。円頭ボルトを用いた場合には、工具挿入孔の径を小さくすることができるという利点がある。
そして、保持部材11と筒状部材13を支柱2に固定する際には、支柱2に接合された取付基台部材14に筒状部材13の壁板を当接させるのであるが、筒状部材の壁板の突起と取付基台部材の窪みを嵌合させることによって、筒状部材13の左右及び上下の方向への移動を拘束することができる。ただし、筒状部材13は支柱固定ボルト4を回転軸として垂直方向に回転可能となる。
したがって、図12に示す筒状部材を取り付けた保持部材と、図14に示す取付基台部材を用いて、横桟3を支柱2に取り付けるときには、筒状部材の壁板の突起と取付基台部材の窪みを嵌合させることができ、筒状部材13は左右及び上下の方向への移動が拘束されるので、横桟3が支柱2に堅固に取り付けられる。
さらに、勾配のある道路において横桟3を支柱2に取り付けるときには、支柱固定ボルト4を回転軸として垂直方向に回転可能となるので、筒状部材13の壁板と取付基台部材の当接角度を調整することができるので、支柱への取付作業が容易であるとともに、横桟が支柱に堅固に固定された防護柵が得られる。
本発明は、車道と歩道との境界に設置される防護柵の支柱に横桟を取り付ける金具及びそれを用いた防護柵に関し、その金具は横桟保持部材が二分割されておらず、しかも取付ボルトが支柱の歩道側に突き出ることがないので、衣服などに絡むことがなく、また、この金具を用いれば防護柵を美観を損なうことなく設置することができる。
本発明にかかる横桟取付金具の一例を示す。(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。 本発明にかかる横桟取付金具を用いて、横桟を支柱に取り付けたときの状態を示す。(a)は車道側からみた正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。 本発明にかかる横桟取付金具を用いて横桟を取り付けて形成された防護柵を車道側から眺めた図である。 本発明にかかる横桟取付金具1の別の例を示す。(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。 図4に示す保持部材を有する横桟取付金具を用いて横桟を取り付けて形成された防護柵を車道側から眺めた図である。 横桟取付金具の保持部材の内面に内蔵される円筒状のインナースリーブの一例を示す。(a)はインナースリーブの断面図(正面図)であり、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)である。 図6に示すインナースリーブを横桟取付金具の保持部材の内面に内蔵した横桟取付金具を用いて横桟を取り付けてなる防護柵を車道側から眺めた図である。 ブラケットを構成する部材のうち、筒状部材を保持部材に取り付けた図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。 ブラケットを構成する部材のうち、取付基台部材を示す。(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。 図8に示す筒状部材を取り付けた保持部材と、図9に示す取付基台部材を用いて、横桟を支柱に取り付けたときの状態を示す。(a)は車道側からみた正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。 図8に示す筒状部材を取り付けた保持部材と、図9に示す取付基台部材を用いて、勾配のある道路において、横桟を支柱に取り付けたときの状態を示す。 ブラケットを構成する部材のうち、筒状部材を保持部材に取り付けた図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。 水平板と側板と壁板を厚板で形成したときの筒状部材を保持部材に取り付けた図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。 ブラケットを構成する部材のうち、取付基台部材を示す。(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。 図12に示す筒状部材を取り付けた保持部材と、図13に示す取付基台部材を用いて、横桟を支柱に固定したときの状態を示す。(a)は車道側からみた正面図、(b)は(a)のA−A断面図(右側面図)、(c)は(a)のB−B断面図(上面図)である。
符号の説明
1 横桟取付金具
2 支柱
3 横桟
4 支柱固定ボルト
5 支柱固定用ナット
6 横桟固定用ボルト
7 横桟固定用ナット
8 インナースリーブ
11 保持部材
12 ブラケット
13 筒状部材
14 取付基台部材
15 保持部材の工具挿入孔
16 インナースリーブの雌ネジ(横桟端部固定用)
18 インナースリーブの工具挿入孔
19 インナースリーブの雌ネジ(保持部材固定用)
20 支柱固定ボルト挿入孔
21 横桟固定用ボルト挿入孔
22 段差
23 取付壁の貫通孔
24 壁板の貫通孔
25 取付基台部材の貫通孔
31 水平板
32 側板
33 取付壁
34 筒状体
35 曲面部
36 取付基台部材
37 壁板
38 平面部
39 円管
41 壁板の突起
42 取付基台部材の窪み
W 溶接

Claims (11)

  1. 円筒状の保持部材とブラケットからなる横桟取付金具であって、保持部材はその中央部を水平かつ長手方向に対して直角に貫通する工具挿入孔を有し、かつ中央部の底部及び/又は長手方向の両端部の底部にボルト挿入孔を有するとともに、ブラケットは支柱固定ボルトを通す貫通孔を有することを特徴とする、防護柵の横桟取付金具。
  2. 保持部材の内面に円筒状のインナースリーブを内蔵していることを特徴とする、請求項1に記載された防護柵の横桟取付金具。
  3. 保持部材とブラケットが一体に接合されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載された防護柵の横桟取付金具。
  4. ブラケットは、支柱取付壁に支柱固定ボルトを通す貫通孔を有し、かつその支柱取付壁の外面形状が支柱の外面形状と適合していることを特徴とする、請求項1から3までのいずれかに記載された防護柵の横桟取付金具。
  5. 円筒状の保持部材とブラケットからなる横桟取付金具であって、保持部材はその中央部を水平かつ長手方向に対して直角に貫通する工具挿入孔を有し、かつ長手方向の両端部の底部にボルト挿入孔を有するとともに、ブラケットは支柱固定ボルトを通す貫通孔を壁板に有する筒状部材と、支柱固定ボルト用の貫通孔又はねじ穴を有する取付基台部材からなることを特徴とする、防護柵の横桟取付金具。
  6. 保持部材の内面に円筒状のインナースリーブを内蔵していることを特徴とする、請求項5に記載された防護柵の横桟取付金具。
  7. 取付基台部材の支柱側の外面形状が支柱の外面形状と適合していることを特徴とする、請求項5又は6に記載された防護柵の横桟取付金具。
  8. 保持部材と筒状部材が一体に接合されていることを特徴とする、請求項5から7までのいずれかに記載された防護柵の横桟取付金具。
  9. 筒状部材が、取付基台部材に対して支柱固定ボルトを通す貫通孔を回転軸として回転可能に嵌合されることを特徴とする、請求項5から8までのいずれかに記載された防護柵の横桟取付金具。
  10. 取付基台部材が、溶接によって支柱に接合されていることを特徴とする、請求項5から9までのいずれかに記載された防護柵の横桟取付金具。
  11. 隣接する支柱の間に複数段の横桟を取り付けて形成される防護柵であって、複数段の横桟のうち少なくとも1段の横桟が請求項1から10までのいずれかに記載の横桟取付金具によって支柱に取り付けられていることを特徴とする防護柵。
JP2004077936A 2004-03-18 2004-03-18 横桟取付金具及び防護柵 Pending JP2005264542A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004077936A JP2005264542A (ja) 2004-03-18 2004-03-18 横桟取付金具及び防護柵

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004077936A JP2005264542A (ja) 2004-03-18 2004-03-18 横桟取付金具及び防護柵

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005264542A true JP2005264542A (ja) 2005-09-29

Family

ID=35089379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004077936A Pending JP2005264542A (ja) 2004-03-18 2004-03-18 横桟取付金具及び防護柵

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005264542A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020033738A (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 手摺支持装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020033738A (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 手摺支持装置
JP7117528B2 (ja) 2018-08-29 2022-08-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 手摺支持装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4767779B2 (ja) 柵のビーム取付構造
JP2005264542A (ja) 横桟取付金具及び防護柵
JP4420290B2 (ja) 横桟取付金具及び防護柵
JP4270383B2 (ja) 横桟取付金具及び防護柵
JP4420289B2 (ja) 横桟取付金具及び防護柵
JP2000144660A (ja) 防護柵のビームパイプ取付け構造
JP5191349B2 (ja) 防護柵のビームパイプ継手構造
JP4424613B2 (ja) 横桟取付金具及び防護柵
KR20180003644U (ko) 안전펜스의 결착구
JP3267585B2 (ja) 移動柵の支柱
JP4390103B2 (ja) 扁平円筒状の横桟用の取付金具及び防護柵
JP2000120033A (ja) 閉鎖断面中空部材へのボルト止め用金具及びボルト止め構造並びにボルト止め方法
JP2534436Y2 (ja) 防護柵の横桟取付け用金具
KR102030591B1 (ko) 교통표지판 설치용 지주
JPH10159396A (ja) フェンス用継手
JP4783690B2 (ja) 防護柵の横桟支持具
JP2008144565A (ja) 柵のビーム取付構造
JP3675614B2 (ja) 防護柵
JP2521556Y2 (ja) 防護柵の横桟取付け用補助金具
JP5122870B2 (ja) フェンス及びフェンス用接続部材
JP3634586B2 (ja) ベンチ機能付き防護柵
JP4003146B2 (ja) パイプ支持金具
JP2010126982A (ja) 横桟の接続構造
JP2931945B2 (ja) 防護柵に於けるガードパイプ取付構造
JP2008039058A (ja) ボルト