JP3634586B2 - ベンチ機能付き防護柵 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歩道と車道の境界や橋梁などに設置される防護柵に関し、特に防護柵の近くを通行する歩行者が腰を降ろして休憩できるようベンチ機能を付加した防護柵に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、防護柵の支柱側壁に、取付金具が取着され、この取付金具の端部にビームが取着されてベンチ機能が付加された防護柵が知られていた。又、実開昭59−61315号公報には、防護柵の上端に取付金具が取着され、この取付金具に複数のビームが段違いに取着された腰掛け兼用の防護柵が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらビームをベンチとして用いるにあたっては、座部となされるビームの高さや、ビームと防護柵の中心距離は一定になされることが好ましいが、上記の如き防護柵の支柱側壁に取付金具が取着され、この取付金具にビームが取着されてベンチ機能が付加された防護柵に於いては、防護柵支柱の外径に応じて防護柵の中心とビームの中心距離を合わせるのに多種類の取付金具が必要となるという問題があり、実開昭59−61315号公報に提案されている腰掛け兼用防護柵に於いては、前記した如くベンチの座面となされるビームの高さが決まれば、防護柵の高さもそれに応じて決まり、歩行者の転落防止などの用途には低すぎて使用できないという問題があった。
【0004】
そこで本発明者は従来の欠点に鑑み鋭意研究の結果、防護柵の高さや防護柵支柱の外径に関わらず、座部となされるビームの高さや、ビームと防護柵の中心距離を一定にすることが容易にできるベンチ機能付き防護柵を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明請求項1記載のベンチ機能付き防護柵は、地表に適宜間隔で立設された支柱間に柵ビームが架設された防護柵に於いて、この支柱にアタッチメントを介してアームが防護柵に直交するように取着され、このアームの先端に形成された受け部間にビームが架設されて座部となされたベンチ機能付き防護柵であって、正面視楕円形となされると共に、表面に楕円形の嵌合凹部が形成され、裏面に支柱表面形状に適合した支柱嵌合部が形成されたアタッチメントを介して、基部がアタッチメント表面の嵌合凹部に嵌合する楕円形の嵌合部となされ、この嵌合部から支持部が延設され、この支持部の先端にビームを受ける受け部が形成されたアームが支柱側面に螺着され、アームの受け部上にビームの端部が載置取着されたもので、支柱の外径に対応して、アタッチメントの当接部の曲率半径が変えられると共に、当接部と嵌合凹部の底面との距離が変えられ、支柱外径が変わっても同一のアームで同じ出幅とすることができるようになされる。
【0006】
【0007】
【0008】
また本発明のベンチ機能付き防護柵は、正面視楕円形となされると共に、表面に楕円形の嵌合凹部が形成され、裏面に支柱表面形状に適合した支柱嵌合部が形成されたアタッチメントを介して、基部がアタッチメント表面の嵌合凹部に嵌合する楕円形の嵌合部となされ、この嵌合部から支持部が延設され、この支持部の先端にビームを受ける受け部が形成されたアームが支柱側面に螺着され、アームの受け部上にビームの端部が載置取着されているので、アームに回転方向の力がかかったときもアームの嵌合部やアタッチメントの嵌合凹部に応力がバランス良くかかり、アタッチメントが支柱に対して回転することもない。
【0009】
本発明請求項2記載のベンチ機能付き防護柵は、アームの受け部上に載置取着されたビームの端部を隠蔽するようにカバーが取着されたもので、突起が露出されないので、安全で景観上も好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明に付いて説明する。1は支柱であり、地表に適宜間隔で立設され、隣合うこの支柱1の相対する側壁間に亘って鋼管などの棒状体が取着され柵ビームとなされている。支柱1の正面側壁にはアタッチメント4を介して、アーム3が取着され、このアーム3間にビーム2が架設されて座部となされ、防護柵にベンチ機能が付与される。
【0011】
本発明ベンチ機能付き防護柵に於いて、座部となされるビーム2の取付位置は高さ(図1に於いてA寸法)が560〜600mm、出幅(図1に於いてB寸法)が150〜180mmが好適な寸法となされる。高さが560mmより低いと腰をかけたとき立ち上がりにくく、600mmより高いと背の低いものが腰掛けられない。又、出幅が150mmより少ないと臀部がビーム2にかかりにくく、180mmより大きいと防護柵からの張り出しが大きすぎ通行の妨げとなる。これらの寸法は身長が150cm〜180cmの男女についての着座試験で好適性が確認されている。
【0012】
アーム3は基部が楕円形の嵌合部31となされ、この基部から支持部が延設され、この支持部の一端にビーム2を受ける受け部32が形成されている。嵌合部31の底面の長径中心線上に透孔が2個穿設され、この透孔にタップが切られ雌螺子部となされている。支持部の中央には円筒状のボルト孔が設けられ、このボルト孔の底面入り口にはボルトの頭が突出しないように座繰が施されている。受け部32は上面がビーム2の外径に適合した凹面となされ、この凹面の左右端部はビーム2の外径より稍々大径の半円径となされ、左右端部から中央に向けて、円錐状に断面半円形状の曲率半径が大きくなされている。受け部32の凹面の中心線上にはビーム2取付用の透孔が2個穿設され、この透孔の底面側には座繰が施されている。
【0013】
アタッチメント4は正面視楕円形で、裏面が支柱1の外径に適合するよう円筒状の凹面に形成されて当接部41となされ、正面には前記アーム3の嵌合部31に嵌合する楕円形の嵌合凹部42が形成されている。この嵌合凹部42の底面の長径中心線上にボルト孔が2個穿設されている。アタッチメント4は支柱1の外径に対応して、当接部41の曲率半径が変えられると共に、当接部41と嵌合凹部42の底面との距離が変えられ、支柱1外径が変わっても同一のアーム3が使用できるようになされる。
【0014】
カバー5はアーム3の受け部32上にビーム2が載置取着された後、アーム3の受け部32と支持部の欠落部を隠蔽するように被せられ、支持部下部からボルトで螺着される。カバー5は受け部32と支持部に対応し、受け部32に対応する部分は下面が柵ビーム2の外径に適合した凹面51となされ、この凹面51の左右端部はビーム2の外径より稍々大径の半円径となされ、左右端部から中央に向けて、円錐状に断面半円形状の曲率半径が大きくなされている。支持部に対応する部分はアーム3基部の楕円形状の上半分に対応する形状で、中央に円筒状の凸部が形成されこの凸部に雌螺子が切られて雌螺子部となされている。
【0015】
次に本発明ベンチ機能付き防護柵の組立に付いて説明する。支柱1間に柵ビームを取着した後、支柱1側壁に設けられたボルト孔にあわせてアタッチメント4支柱1の側壁に当接し支柱1の裏側から化粧ワッシャを介してボルトを挿通し、アタッチメント4を仮止めし、このアタッチメント4の嵌合凹部42にアーム3の基部に形成された嵌合部31を嵌合させ、ボルトで螺着する。アタッチメント4の裏面は支柱1外形に適合する円筒凹面となされ、アタッチメント4とアーム3は楕円形の凹凸で嵌合されているのでアーム3に回転方向の力がかかっても容易に回転することはない。
【0016】
ビーム2の端部にインナージョイントを挿入し、アーム3の受け部32上にビーム2端部を載置し、受け部32の下側からボルトを挿入し、インナージョイントとアーム3でビーム2を挟着する。このとき、アーム3の受け部32に円錐状の勾配が形成されているので、ビーム2に角度を付けて取着することができる。又、ボルト孔は座繰されているのでボルトが突出することがなく、安全で、景観上も好適である。
【0017】
【発明の効果】
上述の如く、本発明請求項1記載のベンチ機能付き防護柵は、地表に適宜間隔で立設された支柱間に柵ビームが架設された防護柵に於いて、この支柱にアタッチメントを介してアームが防護柵に直交するように取着され、このアームの先端に形成された受け部間にビームが架設されて座部となされたベンチ機能付き防護柵であって、正面視楕円形となされると共に、表面に楕円形の嵌合凹部が形成され、裏面に支柱表面形状に適合した支柱嵌合部が形成されたアタッチメントを介して、基部がアタッチメント表面の嵌合凹部に嵌合する楕円形の嵌合部となされ、この嵌合部から支持部が延設され、この支持部の先端にビームを受ける受け部が形成されたアームが支柱側面に螺着され、アームの受け部上にビームの端部が載置取着されたもので、支柱の外径に対応して、アタッチメントの当接部の曲率半径が変えられると共に、当接部と嵌合凹部の底面との距離が変えられ、支柱外径が変わっても同一のアームで同じ出幅とすることができるようになされ、異なる種類の防護柵に少ない種類の部品で対応できるので、部品の管理が容易で、製造も容易となる。
【0018】
【0019】
【0020】
又、本発明のベンチ機能付き防護柵は、正面視楕円形となされると共に、表面に楕円形の嵌合凹部が形成され、裏面に支柱表面形状に適合した支柱嵌合部が形成されたアタッチメントを介して、基部がアタッチメント表面の嵌合凹部に嵌合する楕円形の嵌合部となされ、この嵌合部から支持部が延設され、この支持部の先端にビームを受ける受け部が形成されたアームが支柱側面に螺着され、アームの受け部上にビームの端部が載置取着されているので、アームに回転方向の力がかかったときもアームの嵌合部やアタッチメントの嵌合凹部に応力がバランス良くかかり、アタッチメントが支柱に対して回転することもない。又、アタッチメントが曲面を基調とする形状となされているので景観上も好適である。
【0021】
又、本発明請求項2記載のベンチ機能付き防護柵は、アームの受け部上に載置取着されたビームの端部を隠蔽するようにカバーが取着されたもので、突起が露出されないので、安全で景観上も好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ベンチ機能付き防護柵の実施形態の一例を示す側面図である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】小径の支柱が用いられたときの実施形態の一例を示す要部の拡大図である。
【図4】本発明ベンチ機能付き防護柵に用いられるアームの実施形態の一例を示す(イ)は正面図、(ロ)は平面図、(ハ)は右側面図である。
【図5】本発明ベンチ機能付き防護柵に用いられるカバーの実施形態の一例を示す(イ)は正面図、(ロ)は平面図、(ハ)は右側面図である。
【図6】本発明ベンチ機能付き防護柵に用いられるアタッチメントの実施形態の一例を示す(イ)は正面図、(ロ)は平面図、(ハ)は右側面図である。
【符号の説明】
1 支柱
2 ビーム
3 アーム
31 嵌合部
32 受け部
4 アタッチメント
41 当接部
42 嵌合凹部
5 カバー
51 凹面

Claims (2)

  1. 地表に適宜間隔で立設された支柱間に柵ビームが架設された防護柵に於いて、この支柱にアタッチメントを介してアームが防護柵に直交するように取着され、このアームの先端に形成された受け部間にビームが架設されて座部となされたベンチ機能付き防護柵であって、正面視楕円形となされると共に、表面に楕円形の嵌合凹部が形成され、裏面に支柱表面形状に適合した支柱嵌合部が形成されたアタッチメントを介して、基部がアタッチメント表面の嵌合凹部に嵌合する楕円形の嵌合部となされ、この嵌合部から支持部が延設され、この支持部の先端にビームを受ける受け部が形成されたアームが支柱側面に螺着され、アームの受け部上にビームの端部が載置取着されたことを特徴とするベンチ機能付き防護柵。
  2. アームの受け部上に載置取着されたビームの端部を隠蔽するようにカバーが取着されたことを特徴とする請求項1記載のベンチ機能付き防護柵。
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