JPH1161756A - 防護柵 - Google Patents

防護柵

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Publication number
JPH1161756A
JPH1161756A JP21759397A JP21759397A JPH1161756A JP H1161756 A JPH1161756 A JP H1161756A JP 21759397 A JP21759397 A JP 21759397A JP 21759397 A JP21759397 A JP 21759397A JP H1161756 A JPH1161756 A JP H1161756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal beam
connecting member
cover
joint member
fence
Prior art date
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Pending
Application number
JP21759397A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Uehara
健嗣 上原
Nobuhisa Deki
信久 出来
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Jushi Corp filed Critical Sekisui Jushi Corp
Priority to JP21759397A priority Critical patent/JPH1161756A/ja
Publication of JPH1161756A publication Critical patent/JPH1161756A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】歩道と車道の境界などに設置される横断防止柵
や、転落防止柵、境界フェンスなどの防護柵に関する。 【解決手段】隣合う水平ビーム1の端部が互いに接続部
材4で接続され、この接続部材の中央に水平ビームの端
部を隠蔽するカバー43が形成されたもので、水平ビー
ムの端部に接続部材を取付ける際、カバーを持って接続
部材を動かすことができるので、接続部材の雌螺子部4
2と水平ビームのボルト孔の位置合わせが容易である。
又、水平ビームの端部がカバーによって隠蔽されるの
で、接続部材の外径を水平ビームの内径と同寸にする必
要がなく、隣合う水平ビーム同士を角度を付けて接続す
ることができ、平面視非直線状に防護柵を設置すること
が容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩道と車道の境界
などに設置される横断防止柵や、転落防止柵、境界フェ
ンスなどの防護柵に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、支柱の上端に水平ビームが架設さ
れてなる防護柵に於いては、水平ビームの内径と略同径
の外径となされた接続部材の一端を水平ビームの端部に
挿入し、この接続部材の他端を次の水平ビームの端部に
挿入し、水平ビームの接続部を支柱上端に設けられた取
付部上に載置し、取付部に設けられたボルト孔を通し
て、接続部材の両端に設けられた雌螺子部にボルトが挿
入され、水平ビームが支柱上端に取付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の如
き防護柵に於いては、接続部材が水平ビームの内に入っ
ているので、接続部材に設けられた雌螺子部と水平ビー
ムに穿設されたボルト孔を合わせるのが困難であり、こ
の為隣合う水平ビームを接続するには一方の水平ビーム
に接続部材の一端を仮止めしておいてから他方の水平ビ
ームを接続部材の他端に挿入するという手順で施工され
ねばならず、施工が困難であった。又、接続部材の外径
が水平ビームの内径と略同径となされているので、隣合
う水平ビーム同士を角度を付けて接続することができ
ず、平面視非直線状に防護柵を設置することができなか
った。
【0004】そこで本発明者は従来の欠点に鑑み鋭意研
究の結果、施工が容易で、隣合う水平ビーム同士を平面
視非直線状に設置できる防護柵を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1記載の防
護柵は、地表に立設された支柱の上端に水平ビームが取
着されてなる防護柵に於いて、相隣合う水平ビームの端
部が互いに接続部材で接続され、この接続部材の中央に
水平ビームの端部を隠蔽するカバーが形成されたもの
で、水平ビームの端部に接続部材を取付ける際、カバー
を持って接続部材を動かすことができるので、接続部材
の雌螺子部と水平ビームのボルト孔の位置合わせが容易
である。又、水平ビームの端部がカバーによって隠蔽さ
れるので、接続部材の外径を水平ビームの内径と同寸に
する必要がなく、隣合う水平ビーム同士を角度を付けて
接続することができ、平面視非直線状に防護柵を設置す
ることが容易にできる。
【0006】又、本発明請求項2記載の防護柵は、棒状
体の両端部に雌螺子部が設けられ、この棒状体の中央に
水平ビームの端部を隠蔽するカバーが形成されて接続部
材となされ、水平ビームが端部に設けられたボルト孔を
介して、接続部材と回動可能に軸着されたもので、隣合
う水平ビーム同士を角度を付けて容易に接続することが
でき、平面視非直線状に防護柵を設置することが容易に
できる。又、水平ビームと接続部材を接続するボルトを
緩めれば水平ビームを垂直方向にも容易に角度を付けて
設置することができる。本発明にいう棒状体とは、隣合
う水平ビームの端部同士を互いに接続できる長さがあれ
ば良いのであって、適宜長さの板状体などであってもよ
い。
【0007】又、本発明請求項3記載の防護柵は、支柱
上端に上面が水平ビーム外形に適合した凹面となされた
取付部が形成され、この取付部上に隣合う水平ビームの
端部が載置されたもので、水平ビームが支柱上端に強固
に固定され、又、取付部の収まりがすっきりとし景観上
優れた防護柵となされる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に付いて説明する。適宜間隔で地表に立設された支柱3
間に亘って水平ビーム1が取着され、防護柵となされて
いる。支柱3は上端に取付部2が設けられこの取付部2
上に上部水平ビーム1が取着され、側壁に下部水平ビー
ム1が取着されている。支柱3上部に設けられた取付部
2は支柱3上端に取着されたキャップ部21とこのキャ
ップ部21の上部に取着された載置部22からなり、こ
の載置部22上に上部水平ビーム1が載置取着される。
支柱3は鋼管などの中空の金属体から作製され、塗装や
メッキなど適宜表面処理が施されている。
【0009】上部の水平ビーム1は支柱3上端に設けら
れた取付部2上に取着されている。水平ビーム1は鋼管
が適宜長さに切断され、両端にボルト孔が穿設されて作
製されている。上部水平ビーム1の内部には接続部材4
が取着され、載置部22に穿設されたボルト孔を通し
て、ボルトが接続部材4の雌螺子部42に螺入され、水
平ビーム1が支柱3上端の取付部2に取付けられる。水
平ビーム1は鋼管などの管体が好適に用いられるが、ア
ルミ合金製などの押し出し型材などが用いられてもよ
い。
【0010】接続部材4は鋼板がコ字型に折曲されて棒
状体41となされ、この棒状体41の両端に透孔が穿設
され、この透孔の中心に中心軸を合わせて、ナットが溶
接されて雌螺子部42となされて作製されている。接続
部材4の中央には内径が水平ビーム1の外径より大径と
なされたカバー43が取着されている。このカバー43
は内径が水平ビーム1の外径より大径の円筒状体の下部
が切り欠かれた形状で、下部が接続部材4の中央に取着
されている。接続部材4はメッキなど適宜表面処理が施
されても良いし、鋼板にかえてステンレス鋼板などの不
銹性の金属板で作製されてもよいし、線材の端部にナッ
トを取着して作製されてもよい。カバー43は合成樹脂
を成形して作製されてもよいし、アルミ合金や亜鉛など
の金属を鋳造して作製されても良い。接続体を構成する
棒状体41はコ字型と前記したが、これに限るものでは
なく断面円形など適宜形状に折曲されたものが用いられ
ればよいし、矩形の板の両端に雌螺子部42が形成され
たものでもよい。
【0011】取付部2は、支柱3の上端に取付けられた
キャップ部21とこのキャップ部21の上部に枢着され
た載置部22から構成されている。キャップ部21は支
柱3内径に適合した外径を有する円筒部とこの円筒部の
一端が閉塞されて蓋体となされ、この蓋体が外方に延設
されて鍔状部となされ、この蓋体上に上部が半円形に切
り欠かれた板状体が形成されて受け部となされこの受け
部の中央に枢孔が穿設されている。載置部22は上面が
水平ビーム1の外形面に適合するようなされ、載置部2
2下面には下部が半円形に切り欠かれた板状体が形成さ
れこの板状体の中央には枢孔が穿設されている。この載
置部22の枢孔とキャップ部21の枢孔がボルトで回動
可能に枢着されて取付部2となされているので水平ビー
ム1が傾斜して取着されるとき、適宜角度で載置部22
が傾斜される。取付部2は亜鉛合金やアルミ合金を鋳造
して作製されるのが好ましいが、合成樹脂などを成形し
て作製されてもよい。
【0012】
【発明の効果】上述の如く、本発明請求項1記載の防護
柵は、地表に立設された支柱の上端に水平ビームが取着
されてなる防護柵に於いて、相隣合う水平ビームの端部
が互いに接続部材で接続され、この接続部材の中央に水
平ビームの端部を隠蔽するカバーが形成されたもので、
水平ビームの端部に接続部材を取付ける際、カバーを持
って接続部材を動かすことができるので、接続部材の雌
螺子部と水平ビームのボルト孔の位置合わせが容易であ
る。又、水平ビームの端部がカバーによって隠蔽される
ので、接続部材の外径を水平ビームの内径と同寸にする
必要がなく、隣合う水平ビーム同士を角度を付けて接続
することができ、平面視非直線状に防護柵を設置するこ
とが容易にできる。変形した敷地境界や、曲折する道路
の側に容易に、又、収まりよく設置することができるの
で、施工が容易で、景観性に優れた好適な防護柵となさ
れる。
【0013】又、本発明請求項2記載の防護柵は、棒状
体の両端部に雌螺子部が設けられ、この棒状体の中央に
水平ビームの端部を隠蔽するカバーが形成されて接続部
材となされ、水平ビームが端部に設けられたボルト孔を
介して、接続部材と回動可能に軸着されたもので、隣合
う水平ビーム同士を角度を付けて容易に接続することが
でき、平面視非直線状に防護柵を設置することが容易に
できる。又、水平ビームと接続部材を接続するボルトを
緩めれば水平ビームを垂直方向にも容易に角度を付けて
設置することができる。又、水平ビームがボルトのみで
接続されるので、施工が容易で、水平ビームの加工が容
易であり、水平ビームの側面や上面にボルトの頭が露出
されないので景観上も好ましい防護柵となされる。
【0014】又、本発明請求項3記載の防護柵は、支柱
上端に上面が水平ビーム外形に適合した凹面となされた
取付部が形成され、この取付部上に隣合う水平ビームの
端部が載置されたもので、水平ビームが支柱上端に強固
に固定され、又、取付部の収まりがすっきりとし景観上
優れた防護柵となされる。更に、施工時水平ビームの端
部が取付部上に仮置きできるので施工が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明防護柵に於ける支柱上部を示す斜視図で
ある。
【図2】水平ビームの取付を示す組立図である。
【符号の説明】
1 水平ビーム 2 取付部 21 キャップ部 22 載置部 3 支柱 4 接続部材 41 棒状体 42 雌螺子部 43 カバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地表に立設された支柱の上端に水平ビー
    ムが取着された防護柵に於いて、相隣合う水平ビームの
    端部が互いに接続部材で接続され、この接続部材の中央
    に水平ビームの端部を隠蔽するカバーが形成されたこと
    を特徴とする防護柵。
  2. 【請求項2】 棒状体の両端部に雌螺子部が設けられ、
    この棒状体の中央に水平ビームの端部を隠蔽するカバー
    が形成されて接続部材となされ、水平ビームが端部に設
    けられたボルト孔を介して、接続部材と回動可能に軸着
    されたことを特徴とする請求項1記載の防護柵。
  3. 【請求項3】 支柱上端に上面が水平ビーム外形に適合
    した凹面となされた取付部が形成され、この取付部上に
    隣合う水平ビームの端部が載置されたことを特徴とする
    請求項1または2記載の防護柵。
JP21759397A 1997-08-12 1997-08-12 防護柵 Pending JPH1161756A (ja)

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JP21759397A JPH1161756A (ja) 1997-08-12 1997-08-12 防護柵

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JPH1161756A true JPH1161756A (ja) 1999-03-05

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ID=16706735

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016113891A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 東洋ゴム工業株式会社 進入防止部材及び視線誘導柱
CN110387779A (zh) * 2019-08-03 2019-10-29 东莞市金建达建筑有限公司 一种道路结构及其施工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016113891A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 東洋ゴム工業株式会社 進入防止部材及び視線誘導柱
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