JP2915285B2 - 道路用防護柵 - Google Patents

道路用防護柵

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JP2915285B2
JP2915285B2 JP11265594A JP11265594A JP2915285B2 JP 2915285 B2 JP2915285 B2 JP 2915285B2 JP 11265594 A JP11265594 A JP 11265594A JP 11265594 A JP11265594 A JP 11265594A JP 2915285 B2 JP2915285 B2 JP 2915285B2
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cap
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road
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直樹 林
勝人 北村
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Sekisui Jushi Corp
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SHOWA SUPURINGU KK
Sekisui Jushi Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路用防護柵に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、道路用防護柵は、道路の側縁に沿
って複数本の防護柵用支柱を立て、隣合う防護柵用支柱
にビームパイプを架け渡し取付具で取り付けたものであ
る。この防護柵用支柱は筒状体の上端にキャップを取り
付けたものが多く使用されている。このキャップの取付
方法は、実公昭63−38268号公報に記載あるよう
に、筒状体の上端にキャップを溶接して取り付けたり、
実公昭53−8196号公報、実公昭58−53293
号公報、実開平5−75357号公報に記載あるよう
に、キャップ本体の下面にほぼ垂直に垂下する棒状体を
筒状体の中に入れ、この棒状体の下方に取り付けられた
板バネを筒状体の内側に係止させてキャップを取り付け
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、キャップを溶
接して取り付けると、この溶接部分が錆易いという問題
がある。即ち、キャップは通常鉄板の表面をメッキした
ものが使用されているが、溶接時にこのキャップが剥が
れるから、この上に塗装を施しても錆が発生し易いので
ある。又、板バネを筒状体の内側に係止させてキャップ
を取り付ける方法は溶接しないから、錆の発生の心配は
ないが、道路を通過する車両がこの道路用防護柵に衝突
した場合に、防護柵用支柱が変形し、板バネの係止が外
れて、キャップが飛び出し、このキャップによる二次災
害が発生するという問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、キャップを溶接
で取り付けることなく、しかも、防護柵用支柱が変形し
てもキャップが飛び出さない方法でキャップを取り付け
た道路用防護柵を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、筒状体の上端にキャ
ップが取り付けられた防護柵用支柱にビームパイプが取
付具で取り付けられた道路用防護柵であって、前記キャ
ップは筒状体の上端を覆うキャップ本体と、このキャッ
プ本体の下面中央空間部を保って下方に垂下し取り
付けられた一対の連結片と、この連結片の下方に取り付
けられ、先端が筒状体の内側に突き当たる大きさの板バ
ネとからなり、前記取付具はビームパイプを取り付ける
パイプ取付部と、筒状直径方向に貫通する長さのボ
ルトとからなり、筒状体の上端にキャップを前記キャッ
プ本体の下面の空間部が筒状体を貫通するボルトとほぼ
直交する方向にして取り付けた際に、板バネが筒状体の
内面に係止されてキャップが筒状体の上端に取り付けら
れ、パイプ取付部がキャップ本体と板バネとの間の空間
部を貫通するボルトによって防護柵用支柱の側面に取り
付けられ、このパイプ取付部にビームパイプが取り付け
られているものである。
【0006】本発明では、パイプ取付部がキャップ本体
と板バネとの間を貫通するボルトによって防護柵用支柱
に取り付けられているが、このボルトによってパイプ取
付部を防護柵用支柱に取り付ける方法としては種々あ
る。例えば、パイプ取付部にボルトを取り付け、このボ
ルトを防護柵用支柱の中を水平方向に貫通させ、防護柵
用支柱の反対側に突出したボルトの先端にナットを螺入
して取り付けてもよいし、パイプ取付部にネジ孔を設
け、防護柵用支柱の反対側から防護柵用支柱を水平方向
にボルトを貫通させ、このボルトをこのネジ孔に螺入す
ることによって取り付けてもよい。
【0007】又、本発明に使用する板バネは一対の連結
片の下方に取り付けられているが、この連結片としては
適宜な形状のものが使用される。例えば、キャップ本体
下面から垂下した棒状体でもよいし、又、板状体でもよ
【0008】
【作用】本発明道路用防護柵は、次のようにして防護柵
用支柱にビームパイプを取り付ける。即ち、先ず、筒状
体を道路の側縁に沿って複数本立て、筒状体の上端から
中にこのキャップの板バネを先頭にして挿入して筒状体
の上端にキャップを取り付けて防護柵用支柱を道路の側
縁に設ける。次に、取付具のパイプ取付部を筒状体の側
面に当接させて、キャップ本体と板バネとの間を貫通す
るボルトでパイプ取付部を防護柵用支柱に取り付ける。
最後に、この取付具のビームパイプ取付部にビームパイ
プを取り付けて隣合う防護柵用支柱にビームパイプを架
け渡すと、道路用防護柵が完成する。このように、本発
明の道路用防護柵は簡単に施工できる。
【0009】本発明道路用防護柵に使用する板バネは筒
状体の内側に突き当たる大きさであるから、この板バネ
を筒状体の中に入れると、この板バネの先端が筒状体の
内側に突き当たって係止され、キャップが抜け難くなっ
ている。又、キャップ本体の下面中央空間部を保って
ほぼ垂直に垂下している一対の連結片が取り付けられ、
この連結片の下部に板バネが取り付けられていて、キャ
ップ本体と板バネとの間には空間がある。そして、パイ
プ取付部はこの空間、即ち、キャップ本体と板バネとの
間を筒状体を直径方向に貫通しているボルトで取り付け
られているから、道路を通過している車両が道路用防護
柵に衝突し、防護柵用支柱が変形し、板バネの係止が外
れても、板バネがこのボルトに引っ掛かってキャップが
防護柵用支柱から外れることがない。従って、キャップ
が飛び出して二次災害が発生することがない。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1〜図
3は本発明の一実施例を示すもので、図1は道路用防護
柵の正面図、図2は図1の防護柵用支柱にビームパイプ
を取り付けた部分を拡大して示す断面図、図3はキャッ
プを示すもので、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、
(ハ)はは下面図である。
【0011】そこで、図1〜図3に示す実施例について
説明する。図1〜図3において、1は道路用防護柵であ
り、この道路用防護柵1は防護柵用支柱2にビームパイ
プ5が取付具6で取り付けられている。防護柵用支柱2
は筒状体3の上端にキャップ4が取り付けられたもので
ある。筒状体3は表面にメッキ、塗装等が施された鉄等
の金属製の円筒で、ビームパイプ5を取り付ける位置に
水平方向に貫通した孔31が設けられている。キャップ
4はキャップ本体41と、このキャップ本体41の下面
の中央部から下方に垂下した板状体からなる一対の連結
片42,42と、この連結片42,42の下部に取り付
けられた板バネ43からなる。
【0012】板バネ43はほぼ円形の周縁から8本の突
出片44が設けられたものであり、この突出片44の外
接円は円筒体3の内径より若干大きくなっている。即
ち、先端が筒状体3の内側に突き当たる大きさとなって
いる。従って、このキャップ4を板バネ43を先頭にし
て筒状体3の上端から中に挿入すると、板バネの突出片
44が筒状体3の側壁に押されて若干上方に曲がった状
態になって挿入される。このような状態に挿入される
と、キャップ4を上方に引き抜く方向に引っ張っても、
板バネ43の突出片44が筒状体3の内側に係止されて
キャップが抜けなくなる。
【0013】ビームパイプ5はメッキ、塗装等が施され
た鉄等の金属製の円筒横長状の長尺体である。取付具6
は鉄等の金属製で、筒状体3の外周に沿う形状の取付面
71を有するパイプ取付部7とボルト8とからなる。パ
イプ取付部7は、ビームパイプ5が挿入できるように通
孔72が水平方向に設けられている。又、取付面71に
ボルト8が螺入できるネジ孔75が設けられている。更
に、パイプ取付部7の下面から通孔72に到るパイプ固
定用ネジ孔76が設けられている。
【0014】次に、この道路用防護柵1の施工方法につ
いて説明する。筒状体3を道路の側縁に立て、筒状体3
の上端から中にキャップ4の板バネ43を先頭にして挿
入して、筒状体3の上端にキャップ4を取り付けて防護
柵用支柱2を設ける。このようにして複数本の防護柵用
支柱を道路の側縁に沿って設ける。
【0015】次に、パイプ取付部7の取付面71を筒状
体3の外周に当接させ、筒状体3の反対側の孔31から
ボルト8を挿入し、筒状体3の直径方向に貫通させ、パ
イプ取付部7に設けられているネジ孔75に螺入して、
取付具6を筒状体3に取り付ける。すると、このボルト
8は筒状体3の中でキャップ本体41と板バネ43との
間に差し渡されている。
【0016】次に、パイプ取付部7の中をビームパイプ
5を通し、ビームパイプ5を隣合っている防護柵用支柱
2に架け渡し、パイプ取付部7の下面に設けられている
パイプ固定用ネジ孔76にビス9を螺入してビームパイ
プ5を固定する。このようにして、道路用防護柵1が完
成するが、上記のようにその施工方法は簡単である。
【0017】このようにして完成した道路用防護柵1は
キャップ4の板バネ43が筒状体3の内側に係止されて
いるから、キャップ4が外れることがない。又、道路を
通過している車両等が道路用防護柵1に衝突し、筒状体
3が変形して板バネ43の係止が外れても、キャップ本
体41と板バネ43との間をボルト8が貫通しているか
ら、キャップ4が筒状体3から外れることがない。従っ
て、このキャップ4が飛び出して二次災害が発生するこ
とがない。
【0018】
【発明の効果】本発明道路用防護柵は、以上の説明から
判るように、板バネが筒状体の内面に係止されてキャッ
プが筒状体の上端に取り付けられており、従来のよう
に、キャップが溶接によって取り付けられていない。従
って、錆が発生するという難点がない。
【0019】又、キャップ本体と板バネとが一対の連結
とで連結され、このキャップ本体と板バネとの間の下
面中央に生じる空間部をボルトが貫通しているから、道
路を通過する車両等が道路用防護柵に衝突し、筒状体が
変形し、板バネの係止が外れても、キャップが飛び出す
ということがなく、従って、このキャップによる二次災
害が発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、道路用防護柵
の正面図である。
【図2】図1の防護柵用支柱にビームパイプを取り付け
た部分を拡大して示す断面図である。
【図3】キャップを示すもので、(イ)は正面図、
(ロ)は側面図、(ハ)は下面図である。
【符号の説明】
1 道路用防護柵 2 防護柵用支柱 3 筒状体 4 キャップ 41 キャップ本体 42 連結片 43 板バネ 5 ビームパイプ 6 取付具 7 パイプ取付部 8 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01F 15/02 E01F 15/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状体の上端にキャップが取り付けられ
    た防護柵用支柱にビームパイプが取付具で取り付けられ
    た道路用防護柵であって、前記キャップは筒状体の上端
    を覆うキャップ本体と、このキャップ本体の下面中央
    空間部を保って下方に垂下し取り付けられた一対の
    結片と、この連結片の下方に取り付けられ、先端が筒状
    体の内側に突き当たる大きさの板バネとからなり、前記
    取付具はビームパイプを取り付けるパイプ取付部と、筒
    直径方向に貫通する長さのボルトとからなり、
    ャップを前記キャップ本体の下面の空間部が筒状体を貫
    通するボルトとほぼ直交する方向にして筒状体の上端に
    取り付けた際に、板バネが筒状体の内面に係止されてキ
    ャップが筒状体の上端に取り付けられ、パイプ取付部が
    キャップ本体と板バネとの間の空間部を貫通するボルト
    によって防護柵用支柱の側面に取り付けられ、このパイ
    プ取付部にビームパイプが取り付けられていることを特
    徴とする道路用防護柵。
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CN110700146B (zh) * 2019-10-23 2022-01-14 安徽良策建工集团有限公司 一种城市道路混凝土防撞护栏

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