JP2997840B2 - 仮設構造物の支柱連結用ジョイント - Google Patents
仮設構造物の支柱連結用ジョイントInfo
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Description
ステージ、仮設櫓等の各種イベントで使用される仮設施
設や、工事現場の足場等の仮設構造物の支柱どうしを連
結するジョイントに関するものである。
が丸形の鋼管aを使用していた。そして、鋼管aどうし
を連結するときは、図5に示すように鋼管aの端部を互
いに平行に添わせ、クランプbで固定していた。
るので、外観が悪いだけでなく、段差部分で怪我をしや
すいという問題点があった。
合には、鋼管aの芯どうしが一致せず、強度が弱くなる
ので、仮設構造物の支柱として使用することができなか
った。
クランプを使用しているため、連結作業が難しく、熟練
を要するという問題点があった。
簡単に支柱どうしを連結でき、しかも連結部分の外観が
良く、さらに何本も連結しても強度が弱くならないよう
にした仮設構造物の支柱連結用ジョイントを提供するこ
とを目的とするものである。
は、角形鋼管の側面に鉤掛止穴2を形成した支柱1,10
と、前記鉤掛止穴2に係合可能な鉤部4を先端に設けた
角形鋼管からなる梁3とを組み合わせてなる仮設構造物
の支柱連結用ジョイントであって、一辺の長さが支柱
1,10の内法寸法と略等しいリップミゾ形鋼からなり、
下側の支柱10の上端と係合する係合片8を略中央に設け
ると共に係合片8の上下を支柱1,10内に嵌入可能な嵌
入部とし、さらに前記支柱1,10の鉤掛止穴2に梁3の
鉤部4を掛けたときに鉤部4の下端と係合する係合穴9
を下側の嵌入部に形成した支柱連結用ジョイントとし
た。
起こして形成されたものとすることが好ましい。
面に従って説明する。
を使用した仮設構造物の一部を示す斜視図であり、図2
はこの発明の支柱連結用ジョイントの使用状態を説明す
るための図1の分解斜視図である。
なる支柱であり、四方の側面に二個で一組とした縦長の
鉤掛止穴2,2を所定の間隔で穿設している。鉤掛止穴
2の大きさは、後述する梁3の先端に設けた鉤部4,4
がちょうど挿入可能な大きさになっている。
であり、前記支柱1と同様に縦長の鉤掛止穴2,2を所
定の間隔で穿設している。
したときには、再下部の鉤掛止穴2,2を除き、鉤掛止
穴2,2同志の上下の間隔lは一定になるようになって
いる。そのため、支柱を何本連結しても、鉤掛止穴2は
地上から常に一定の間隔で設けられているようになって
おり、梁3を並設された支柱間で架設しても梁3は地面
と平行になるようになっている。
製のキャップ5が取付可能となっている。
角形鋼管からなり、両端には二個で一組とした鉤部4,
4が設けられている。この実施例では、鉤部4,4を丈
夫にするために、梁3の板厚よりも厚い鋼材からなるコ
の字形の金具6に鉤部4,4を形成し、金具6を梁3の
端部に挿入してカシメることにより取り付けられたもの
としている(図3参照)。尚、鉤部4に形成された溝4a
の幅は、支柱1の板厚と略同一となっており、鉤部4を
鉤掛止穴2に掛けたときに支柱1の径方向のガタが生じ
にくいようになっている。また、この実施例では、鉤部
4を二個で一組とした理由は、鉤部4が壊れないように
丈夫にするためだけでなく、支柱1の円弧方向のガタが
生じにくいようにするためでもある。
すように、ジョイント7で連結されるようになってい
る。
内法寸法と略等しいリップミゾ形鋼からなり、略中央に
下側の支柱10の上端と係合する係合片8を三方の側面に
設けており、その上側を上側の支柱1の嵌入部とし、そ
の下側を下側の支柱10の嵌入部としている。前記係合片
8は、この実施例では、リップミゾ形鋼の側面を径方向
外側に切り起こして形成されたものとしている。
は、支柱10の縦長の鉤掛止穴2,2に梁3の鉤部4,4
を掛けたときに鉤部4,4を嵌入する係合穴9が形成さ
れており、係合穴9の下端が鉤部4の下端と係合するよ
うになっている。
した理由は、支柱1,10として使用した角形鋼管の内側
面には、角形鋼管製造時に溶接より生ずる肉盛り部分1
a,10aがあり、この肉盛り部分1a,10aを避けるためであ
る。
端に嵌入し、突出した上側の嵌合部を嵌入させるように
してその上に支柱1をのせれば支柱1,10どうしが連結
できる。
てから、梁3の鉤部4,4を支柱10の鉤掛止穴2,2に
掛けると、図4に示すように鉤部4の下端と係合穴9が
係合し、ジョイント7が支柱10より抜けなくなる。
用すれば、支柱を簡単に連結することができるだけでな
く、支柱を数本連結しても、支柱の強度が弱くなること
がなく、安全な仮設構造物となる。
ように、支柱1と支柱10をジョイント7で繋ぎ、支柱10
と支柱10の間を梁3で連結して組み合わせていけば、簡
単に仮設構造物が組み立てできるようになる。
本実施例に限らず従来からあるものに変更可能である。
イントは、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
イントの下側の嵌合部を支柱の上端に挿入し、突出した
上側の嵌合部を嵌入させるようにしてその上に支柱をの
せるだけで支柱どうしを連結できるので、支柱どうしの
連結が簡単になる。さらに、梁の鉤部を支柱に形成した
鉤掛止穴に掛ければ、鉤部の下端とジョイントの係合穴
が係合し、ジョイントが下側の支柱より抜けなくなるの
で、支柱どうしの連結が確実になる。
柱どうしを連結すれば、連結部分に段差がないので、外
観が良いものとなる。
柱どうしを連結すれば、支柱の芯どうしが一致するの
で、支柱を何本も繋いでも支柱の強度が弱くならない。
に切り起こして形成されたものとすれば、簡単に係合片
を設けることができるだけでなく、係合片が薄く、連結
部分が目立たないので、外観の良いものとなる。さら
に、係合片が薄いので、支柱を連結しても、上側の支柱
の地上からの鉤掛止穴の高さ位置に殆ど影響しないの
で、並設した支柱間に梁を架設しても、梁が傾くことが
ないという効果も有する。
一部を示す斜視図である。
解斜視図である。
めの拡大断面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 角形鋼管の側面に鉤掛止穴(2)を形成
した支柱(1,10)と、前記鉤掛止穴(2)に係合可能
な鉤部(4)を先端に設けた角形鋼管からなる梁(3)
とを組み合わせてなる仮設構造物の支柱連結用ジョイン
トであって、一辺の長さが支柱(1,10)の内法寸法と
略等しいリップミゾ形鋼からなり、下側の支柱(10)の
上端と係合する係合片(8)を略中央に設けると共に係
合片(8)の上下を支柱(1,10)内に嵌入可能な嵌入
部とし、さらに前記支柱(1,10)の鉤掛止穴(2)に
梁(3)の鉤部(4)を掛けたときに鉤部(4)の下端
と係合する係合穴(9)を下側の嵌入部に形成したこと
を特徴とする仮設構造物の支柱連結用ジョイント。 - 【請求項2】 係合片(8)が、側面を径方向外側に切
り起こして形成されたものであることを特徴とする請求
項1記載の仮設構造物の支柱連結用ジョイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9141345A JP2997840B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 仮設構造物の支柱連結用ジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9141345A JP2997840B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 仮設構造物の支柱連結用ジョイント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10331417A JPH10331417A (ja) | 1998-12-15 |
JP2997840B2 true JP2997840B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=15289810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9141345A Expired - Lifetime JP2997840B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 仮設構造物の支柱連結用ジョイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2997840B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7217162B2 (ja) * | 2019-01-31 | 2023-02-02 | 株式会社ダイケン | 庇 |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP9141345A patent/JP2997840B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10331417A (ja) | 1998-12-15 |
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