JP2974608B2 - フェンス一体型の防護柵 - Google Patents
フェンス一体型の防護柵Info
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Description
防止フェンス、落下物防止柵、防風柵、防雪柵、目隠し
柵等のフェンスを一体にした柵に関する。
所に設置するときは橋梁用防護柵の支柱の背面にフェン
ス支柱を付設するか、橋梁用防護柵とは別に地覆側面に
単独で投物防止フェンスを設置したものが知られてい
た。
は高欄用支柱の背面にブラケットを形成しこのブラケッ
トにフェンス支柱を付設しこのフェンス支柱下方部に遮
蔽板を、上方部にフェンスを張設してなる高欄が提案さ
れている。
物防止フェンスを設置した例について図面を参照して説
明すると、図4において、110は支柱であり、地覆2
の上面に埋設されたアンカーボルト130によって該地
覆2上に底部フランジ113を螺着され立設されてい
る。支柱110の正面には上部水平ビーム151や下部
水平ビーム152や手摺140が取付けられ橋梁用防護
柵100となされている。フェンス用支柱210は地覆
の側面に埋設されたアンカーボルト230によって金具
213を介して地覆2の側面に付設される。フェンスパ
ネル261の外周にはフェンス枠262が取付けられて
おり、該フェンス枠262を該フェンス用支柱210に
取付けてフェンス200となされている。
く高欄用支柱の背面にフェンスの支柱を付設するか、橋
梁用防護柵とは別に地覆側面に単独で投物防止フェンス
を設置したものでは橋梁用防護柵の支柱とフェンスの支
柱が別々であった為部材点数が増え部材コストが高くつ
き、互いの部材の嵌合について配慮せねばならなかった
ので設計作業も煩雑であった。又、施工も橋梁用防護柵
の裏側にフェンスを設置するには一般にスペースがきわ
めて狭く作業がしにくかった。更に、橋梁用防護柵とフ
ェンスが別々である為意匠性、景観性にも欠けるという
問題があった。
の支柱がその防護柵の高さより突出して設置されてその
支柱にフェンスパネルが取付けられ、防護柵上部及び背
部に投物防止用等のフェンスが形成されたものであり、
フェンスと防護柵が一体となっている為部材点数も少な
く、部材コストも安くつき、施工も容易で、意匠性、景
観性にも優れたものとなる。
ランジ内壁間にフェンス外周のフェンス枠を挿入して仮
設置し、バネ等で固定するだけでフェンスの施工ができ
るので更に施工性が向上する。
て説明すると、図1において、1は支柱であり、橋梁の
地覆2上に水平視概ね一直線上に立設されている。支柱
1の正面下部には上部水平ビーム51や下部水平ビーム
52や手摺4が連続して取付けられ防護柵となされてい
る。フェンスパネル61の外周にはフェンス枠62が取
付けられており、防護柵の背面から上部にかけて支柱1
の側面間に取付けられ、フェンス6となされ、支柱1に
防護柵パネル5とフェンス6の2種類の柵が設置されて
いる。防護柵は高欄として用いられる時、歩行者及び自
転車の橋梁外への転落を防止するため、その側面に直角
に250kg/mの推力が頂部に働くものとして設計さ
れねばならず、支柱1や防護柵パネル5に大きな断面の
構造材が使用される。
柱でありその垂直断面は概ね逆T型でその底部フランジ
15に穿設されたボルト孔に橋梁の地覆2に埋設された
アンカーボルト3のネジ部をとうしナットで固定されて
いる。本実施例では支柱1は鋼板を溶接で接合し作製さ
れておりその上部断面形状は水平視H型でその正面フラ
ンジ11を正面に向け、背面フランジ12を背面に向け
て設置されるが、その下部断面は前記正面フランジ11
と背面フランジ12の間に中間フランジ13が形成され
ている。支柱1の正面フランジ11の下部には手摺4及
び橋梁用防護柵パネル5の上側水平ビーム51、下側水
平ビーム52を取付けるためのビーム取付部14が形成
されている。このビーム取付部14は手摺4や橋梁用防
護柵パネル5の上側水平ビーム51、下側水平ビーム5
2の断面形状に対応した凹型に形成され凹部となされて
おりボルト孔が穿設されている。手摺4及び橋梁用防護
柵パネル5の上側水平ビーム51、下側水平ビーム52
は前記のビーム取付部14の凹部にはめ込まれ前記ボル
ト孔をとうしてボルトで固定される。支柱1は前記した
ように通常は鋼板を溶接で接合し作製されるが、アルミ
合金やその他の金属を鋳造や、鍛造して作製されてもよ
い。又、その表面は塗装や鍍金等の適宜表面処理が施さ
れる。
製の上側水平ビーム51と下側水平ビーム52の間に帯
鋼製の垂直ビーム53を架設し橋梁用防護柵パネル5と
なされており、上側水平ビーム51と下側水平ビーム5
2の両端近傍には支柱1との取付けに使われるボルト孔
が穿設されており、前記のとうり支柱1に取付けられて
橋梁用防護柵となされるが他の金属管や金属型材で作ら
れても良いし、複数の水平ビームのみで橋梁用防護柵パ
ネル5となされてもよい。
と背面フランジ12の間に上部より挿入され、フェンス
枠62と該背面フランジ12の間に圧入されたバネ7の
反発弾性力でフェンス枠62の上部は該正面フランジ1
1に圧着され、下部は前記中間フランジ13に圧着さ
れ、支柱1に固定されている。又、フェンス枠62の下
部にはアングルを付けスペースを設け前記支柱1の底部
フランジ15をアンカーボルト3で固定するときの作業
を容易にしている。バネ7は通常鋼製板片から製作され
た板バネが用いられるが、不銹鋼等適宜材料によって製
作されたものを用いてもよい。本実施例ではフェンスパ
ネル61の取付はバネ7の反発弾性力によるフェンス枠
62と支柱に形成された背面フランジ12と正面フラン
ジ11及び中間フランジ13の圧着によったが、該支柱
1に形成された背面フランジ12と正面フランジ11及
び中間フランジ13にボルト孔を穿設し、ボルト、ナッ
トで固定されてもよい。
されるので金網や溶接金網をフェンスパネル61とな
し、その外周に金属型材製のフェンス枠62が取付けら
れフェンス6となされているが、フェンスパネル61は
エキスパンドメタルやパンチングメタル等の開口部を有
した金属板でもよいし、鋼板やアルミ合金板、ステンレ
ス板等の金属板やポリカーボネート板やFRP板等の合
成樹脂板でもよい。又、その表面には意匠性と防錆に配
慮された塗装や鍍金等の表面処理が適宜なされる。又、
フェンス6は施工性に配慮して上下に2〜3個に分割し
て設置される方が好ましい。
の支柱がその防護柵の高さより突出して設置されてその
支柱にフェンスパネルが取付けられ、防護柵上部及び背
部に投物防止用等のフェンスが形成されたものであり、
防護柵と投物防止フェンスなどのフェンスを併設すると
きにその支柱が前記防護柵と投物防止フェンス等のフェ
ンスに兼用でき支柱本数を少なく設置できるため、地覆
上にスマートに治まり意匠性に優れたものとなる。又、
部材点数が少なくなることと、施工作業が橋梁内から可
能となるため施工性が大幅に向上する。更に、部材点数
が少なくなる為部材コストが安くなる。又、支柱は橋梁
用防護柵に必要な断面能力を持ったものを投物防止フェ
ンス等のフェンスに兼用するため投物防止フェンスなど
のフェンスには十二分の性能が得られる。
ェンスパネルの外周にフェンス枠が取付けられそのフェ
ンス枠の厚みに対応した間隔のフランジを有する水平断
面H型の支柱のフランジの内壁間に前記フェンス枠を挿
入し取付けられたものであり、投物防止フェンス等のフ
ェンスを設置するときに支柱のフランジ間にフェンスパ
ネル外周のフェンス枠を挿入して仮設置し、バネ等で固
定するだけでフェンスの施工ができるので更に施工性が
向上する。
す正面図である。
断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 防護柵の支柱がその防護柵の高さより突
出して設けられ、その支柱に外周にフェンス枠が取付け
られたフェンスパネルが取付けられ、防護柵の背面及び
上部に投物防止用等のフェンスが形成されたフェンス一
体型の防護柵であって、水平断面H型の支柱が適宜間隔
をおいて設けられ、該支柱のフランジ内壁間に前記フェ
ンス枠が挿入され取付けられ、支柱の正面フランジの下
部には防護柵を取付けるためのボルト孔が穿設されたこ
とを特徴とするフェンス一体型の防護柵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8086156A JP2974608B2 (ja) | 1995-06-27 | 1996-04-09 | フェンス一体型の防護柵 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16120295 | 1995-06-27 | ||
JP7-161202 | 1995-06-27 | ||
JP8086156A JP2974608B2 (ja) | 1995-06-27 | 1996-04-09 | フェンス一体型の防護柵 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0971914A JPH0971914A (ja) | 1997-03-18 |
JP2974608B2 true JP2974608B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=26427315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8086156A Expired - Lifetime JP2974608B2 (ja) | 1995-06-27 | 1996-04-09 | フェンス一体型の防護柵 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2974608B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105421268A (zh) * | 2015-12-25 | 2016-03-23 | 海宁市引领知识产权咨询服务有限公司 | 一种新型改进结构的铁路护栏 |
CN106012826A (zh) * | 2016-08-05 | 2016-10-12 | 李家华 | 一种具有可升降护栏且速度可调的桥梁 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013142231A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Sekisui Jushi Co Ltd | 防護柵装置 |
JP6375232B2 (ja) * | 2015-01-07 | 2018-08-15 | 神鋼建材工業株式会社 | 防護柵および防護柵の製造方法 |
CN107974974B (zh) * | 2017-12-10 | 2020-08-18 | 鹏图建设有限公司 | 一种能够调节高度的市政工程围栏 |
-
1996
- 1996-04-09 JP JP8086156A patent/JP2974608B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105421268A (zh) * | 2015-12-25 | 2016-03-23 | 海宁市引领知识产权咨询服务有限公司 | 一种新型改进结构的铁路护栏 |
CN106012826A (zh) * | 2016-08-05 | 2016-10-12 | 李家华 | 一种具有可升降护栏且速度可调的桥梁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0971914A (ja) | 1997-03-18 |
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Legal Events
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