JPH0351487Y2 - - Google Patents
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- JPH0351487Y2 JPH0351487Y2 JP19746585U JP19746585U JPH0351487Y2 JP H0351487 Y2 JPH0351487 Y2 JP H0351487Y2 JP 19746585 U JP19746585 U JP 19746585U JP 19746585 U JP19746585 U JP 19746585U JP H0351487 Y2 JPH0351487 Y2 JP H0351487Y2
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Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
- Fencing (AREA)
- Foundations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は防護柵の支柱支持構造に関するもの
で、更に詳細には、車道や橋梁等における防護柵
に車両が万一接触しても、その上端が300mm変位
しても、破断・倒壊せず、かつ、一定の荷重を支
えることを目的とする防護柵の支柱支持構造の改
良に係るものである。
で、更に詳細には、車道や橋梁等における防護柵
に車両が万一接触しても、その上端が300mm変位
しても、破断・倒壊せず、かつ、一定の荷重を支
えることを目的とする防護柵の支柱支持構造の改
良に係るものである。
[従来の技術]
一般にこの種の防護柵の支柱を取付けるには、
第16図に示すように、道路や橋梁等aの地覆b
に予めいわゆる箱抜き工法にて凹所cを設け又は
同時打ち工法により支柱dの下部を凹所c内に配
設された鉄筋eの間に埋設し、その後、コンクリ
ートfを凹所c内に充填して養生させている。
第16図に示すように、道路や橋梁等aの地覆b
に予めいわゆる箱抜き工法にて凹所cを設け又は
同時打ち工法により支柱dの下部を凹所c内に配
設された鉄筋eの間に埋設し、その後、コンクリ
ートfを凹所c内に充填して養生させている。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、従来のこの種の支柱支持構造に
おいては、支柱dが直に地覆bに埋設されている
ため、長期の使用において支柱dの周りにひび割
れが生じ、そのひび割れ部分に雨水が侵入するこ
とがあり、しかも、ひび割れ部分への雨水の侵入
に伴つて水分の他に塩分も侵入するため、鉄筋e
が腐蝕を生じると共に、ひびが拡大して地覆bの
亀裂や破損を生じる。そのため、支柱dの支持強
度が著しく低下して防護柵の機能を損い、危険を
生じることになる。また、橋梁にあつては橋桁a
の鋼床版に直接支柱dを立設することは困難であ
つた。
おいては、支柱dが直に地覆bに埋設されている
ため、長期の使用において支柱dの周りにひび割
れが生じ、そのひび割れ部分に雨水が侵入するこ
とがあり、しかも、ひび割れ部分への雨水の侵入
に伴つて水分の他に塩分も侵入するため、鉄筋e
が腐蝕を生じると共に、ひびが拡大して地覆bの
亀裂や破損を生じる。そのため、支柱dの支持強
度が著しく低下して防護柵の機能を損い、危険を
生じることになる。また、橋梁にあつては橋桁a
の鋼床版に直接支柱dを立設することは困難であ
つた。
[問題点を解決するための手段]
この考案は上記問題を解決することを企図して
なされたもので、上記技術的課題を解決するため
に、支柱を地覆に直かに埋設することなく、地覆
上面に固定された支柱支持体に支柱を結合して、
支柱の定着及び支持強度の向上を図れるようにし
たことを特徴とする防護柵の支柱支持構造を提供
しようとするものである。
なされたもので、上記技術的課題を解決するため
に、支柱を地覆に直かに埋設することなく、地覆
上面に固定された支柱支持体に支柱を結合して、
支柱の定着及び支持強度の向上を図れるようにし
たことを特徴とする防護柵の支柱支持構造を提供
しようとするものである。
すなわち、この考案は、地覆上面に固定される
ベースプレートと、このベースプレートのほぼ中
央に立設されその断面における一側が対向する他
側に対して厚肉である起立部と、この起立部にお
ける厚肉部の両端から上記ベースプレートの両端
に向つて斜め拡大方向に付設される補強リブと、
これら補強リブ間における上記ベースプレートに
設けた締結部とから成る支柱支持体と、上記支柱
支持体の起立部に嵌装されその下部が結合される
支柱とで構成して成る防護柵の支柱支持構造を提
供しようとするものである。
ベースプレートと、このベースプレートのほぼ中
央に立設されその断面における一側が対向する他
側に対して厚肉である起立部と、この起立部にお
ける厚肉部の両端から上記ベースプレートの両端
に向つて斜め拡大方向に付設される補強リブと、
これら補強リブ間における上記ベースプレートに
設けた締結部とから成る支柱支持体と、上記支柱
支持体の起立部に嵌装されその下部が結合される
支柱とで構成して成る防護柵の支柱支持構造を提
供しようとするものである。
この考案において、上記支柱支持体は鋼材によ
り形成され、また、この支柱支持体の起立部は、
コ形状の厚肉部とコ形状の薄肉部との開口端同士
を溶着して成る筒状、あるいは、コ形状の厚肉部
とコ形状の薄肉部とを一体に成形した筒状に形成
され、更には、少なくともコ形状の厚肉部と平坦
状の薄肉部を有する形態のものであつてもよい。
り形成され、また、この支柱支持体の起立部は、
コ形状の厚肉部とコ形状の薄肉部との開口端同士
を溶着して成る筒状、あるいは、コ形状の厚肉部
とコ形状の薄肉部とを一体に成形した筒状に形成
され、更には、少なくともコ形状の厚肉部と平坦
状の薄肉部を有する形態のものであつてもよい。
また、上記ベースプレートの締結部はアンカー
ボルトとナツトにて構成され、上記支柱支持体と
支柱との結合は溶接等の手段であつてもよいが、
ボルトとナツトとの締結による結合が好ましい。
ボルトとナツトにて構成され、上記支柱支持体と
支柱との結合は溶接等の手段であつてもよいが、
ボルトとナツトとの締結による結合が好ましい。
[作用]
上記技術的手段は次のように作用する。
ベースプレートをもつて地覆上面に固定される
支柱支持体の起立部の断面を互いに対向する厚肉
部と薄肉部とで構成すると共に、起立部における
厚肉部の両端からベースプレートの両端に向つて
斜め拡大方向の補強リブを付設し、補強リブ間に
おける厚肉部側をアンカーボルト等の締結部にて
締結し、この起立部に支柱を嵌装して結合するこ
とにより、支柱に車両等が衝突して衝撃荷重が負
荷しても、支柱支持体が塑性変形することによつ
て衝突エネルギを吸収することができ、支柱支持
部が破損・破断することなく防護柵を強固に保持
することができ、安全性の確保が図れる。
支柱支持体の起立部の断面を互いに対向する厚肉
部と薄肉部とで構成すると共に、起立部における
厚肉部の両端からベースプレートの両端に向つて
斜め拡大方向の補強リブを付設し、補強リブ間に
おける厚肉部側をアンカーボルト等の締結部にて
締結し、この起立部に支柱を嵌装して結合するこ
とにより、支柱に車両等が衝突して衝撃荷重が負
荷しても、支柱支持体が塑性変形することによつ
て衝突エネルギを吸収することができ、支柱支持
部が破損・破断することなく防護柵を強固に保持
することができ、安全性の確保が図れる。
[実施例]
以下にこの考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
第1図はこの考案の支柱支持構造を示す分解斜
視図、2図は支柱支持構造の断面図、第3図は第
2図の−断面図が示されている。
視図、2図は支柱支持構造の断面図、第3図は第
2図の−断面図が示されている。
この考案の支柱支持構造は、車道1のコンクリ
ート製地覆2の上面に固定されるベースプレート
11と、このベースプレート11に立設される起
立部12と、この起立部12の両側両端からそれ
ぞれベースプレート11の両端に向つて付設され
る補強リブ13と、アンカーボルト等の締結部す
なわち後述する締結用透孔18とを有する支柱支
持体10と、この支柱支持体10の起立部12に
嵌装されて結合手段により結合される支柱20と
で構成されている。
ート製地覆2の上面に固定されるベースプレート
11と、このベースプレート11に立設される起
立部12と、この起立部12の両側両端からそれ
ぞれベースプレート11の両端に向つて付設され
る補強リブ13と、アンカーボルト等の締結部す
なわち後述する締結用透孔18とを有する支柱支
持体10と、この支柱支持体10の起立部12に
嵌装されて結合手段により結合される支柱20と
で構成されている。
上記支柱支持体10は、強度性のある鋼材やス
テンレス鋼等にて形成されており、この支柱支持
体10の起立部12は、ベースプレート11のほ
ぼ中央部に立設され、その断面形状は、車道側に
位置するコ形状の厚肉部14と反対側すなわち厚
肉部14と対向する側に位置するコ形状の薄肉部
15との開口端同士を溶着した角形の筒状に形成
されている。また、上記補強リブ13は起立部1
2の厚肉部14の両端からそれぞれベースプレー
ト11両端に向つて斜め拡大方向に延びる三角形
状となつている。なお、厚肉部14と反対側に位
置する薄肉部15の両端からベースプレート11
の両端に向つて補強リブ13′が付設されるので
あるが、この補強リブ13′は第4図aないしc
に示すように、上記補強リブ13と同様に斜め拡
大方向に付設されるもの、平行に付設される2条
のもの、あるいは、薄肉部15の平坦基部16に
直交状に付設される1条のものであつてもよい。
テンレス鋼等にて形成されており、この支柱支持
体10の起立部12は、ベースプレート11のほ
ぼ中央部に立設され、その断面形状は、車道側に
位置するコ形状の厚肉部14と反対側すなわち厚
肉部14と対向する側に位置するコ形状の薄肉部
15との開口端同士を溶着した角形の筒状に形成
されている。また、上記補強リブ13は起立部1
2の厚肉部14の両端からそれぞれベースプレー
ト11両端に向つて斜め拡大方向に延びる三角形
状となつている。なお、厚肉部14と反対側に位
置する薄肉部15の両端からベースプレート11
の両端に向つて補強リブ13′が付設されるので
あるが、この補強リブ13′は第4図aないしc
に示すように、上記補強リブ13と同様に斜め拡
大方向に付設されるもの、平行に付設される2条
のもの、あるいは、薄肉部15の平坦基部16に
直交状に付設される1条のものであつてもよい。
このように構成される起立部12の厚肉部14
及び薄肉部15の中央部の上下の2箇所には結合
用ボルト30が貫通する透孔17が穿設され、起
立部12の内方側の透孔17に連なる位置には結
合用ナツト31が溶着されており、起立部12に
嵌装される支柱20に穿設された透孔21と起立
部12の透孔17とを貫通するボルト30をナツ
ト31にねじ結合することにより、起立部12に
支柱20を固定することができるようになつてい
る。
及び薄肉部15の中央部の上下の2箇所には結合
用ボルト30が貫通する透孔17が穿設され、起
立部12の内方側の透孔17に連なる位置には結
合用ナツト31が溶着されており、起立部12に
嵌装される支柱20に穿設された透孔21と起立
部12の透孔17とを貫通するボルト30をナツ
ト31にねじ結合することにより、起立部12に
支柱20を固定することができるようになつてい
る。
上記ベースプレート11の厚肉部側及び薄肉部
側の2箇所にはそれぞれには締結用透孔18及び
18′が穿設されており、上記地覆2に植設され
た締結用のアンカーボルト32に締結用透孔1
8,18′を嵌挿した後、アンカーボルト32に
締結用ナツト33をねじ結合することにより、ベ
ースプレート11が地覆2の上面に固定される。
この場合、厚肉部側の締結用透孔18は上記補強
リブ13,13間に位置し、かつ、厚肉部14の
車道側正面とも適当距離をおいて穿設されてい
る。
側の2箇所にはそれぞれには締結用透孔18及び
18′が穿設されており、上記地覆2に植設され
た締結用のアンカーボルト32に締結用透孔1
8,18′を嵌挿した後、アンカーボルト32に
締結用ナツト33をねじ結合することにより、ベ
ースプレート11が地覆2の上面に固定される。
この場合、厚肉部側の締結用透孔18は上記補強
リブ13,13間に位置し、かつ、厚肉部14の
車道側正面とも適当距離をおいて穿設されてい
る。
上記支柱20は例えばアルミニウム等にて形成
されており、この支柱20の上端には各支柱20
に架設される笠木41が固定され、また、支柱2
0の中間部には横桟42が同様に架設されて、こ
れら笠木41と横桟42とで防護柵40が構成さ
れている。
されており、この支柱20の上端には各支柱20
に架設される笠木41が固定され、また、支柱2
0の中間部には横桟42が同様に架設されて、こ
れら笠木41と横桟42とで防護柵40が構成さ
れている。
なお、上記実施例では支柱支持体10の起立部
12がコ形状の厚肉部14とコ形状の薄肉部15
の開口端同士を当接させて溶着した場合について
説明したが、必ずしもコ形状の厚肉部14とコ形
状の薄肉部15の開口端同士を溶着する必要はな
く、コ形状の厚肉部14と薄肉部15とを一体に
押出成形したものにしてもよい。また、上記実施
例では起立部12が角形筒状の場合について説明
したが、必ずしも角形筒状に形成する必要はな
く、円筒状のものであつてもよく、また、例えば
第5図及び第6図に示すように、起立部12は少
なくともコ形状の厚肉部14と平坦状の薄肉部1
5とを対峙させた形状にしてもよい。この場合、
支柱20の形状は角形筒状であつてもよいが、断
面H形の形材20aを使用することができる。
12がコ形状の厚肉部14とコ形状の薄肉部15
の開口端同士を当接させて溶着した場合について
説明したが、必ずしもコ形状の厚肉部14とコ形
状の薄肉部15の開口端同士を溶着する必要はな
く、コ形状の厚肉部14と薄肉部15とを一体に
押出成形したものにしてもよい。また、上記実施
例では起立部12が角形筒状の場合について説明
したが、必ずしも角形筒状に形成する必要はな
く、円筒状のものであつてもよく、また、例えば
第5図及び第6図に示すように、起立部12は少
なくともコ形状の厚肉部14と平坦状の薄肉部1
5とを対峙させた形状にしてもよい。この場合、
支柱20の形状は角形筒状であつてもよいが、断
面H形の形材20aを使用することができる。
また、上記実施例ではコンクリート製の地覆2
に支柱支持体10を固定した場合について説明し
たが、第7図に示すような橋梁3の鋼床版4上に
設けられる地覆2′についても同様に支柱支持体
10を固定することができる。
に支柱支持体10を固定した場合について説明し
たが、第7図に示すような橋梁3の鋼床版4上に
設けられる地覆2′についても同様に支柱支持体
10を固定することができる。
上記のように構成される支柱支持体10と支柱
20とにより防護柵40を形成するには、まず、
アンカーボルト32に締結用ナツト33をねじ込
んでベースプレート11を地覆2の上面に固定
し、そして、支柱支持体10の起立部12に支柱
を嵌装すると共に、固定手段であるボルト30と
ナツト31をもつて支柱支持体10に支柱20を
締結することにより防護柵40を形成することが
できる。
20とにより防護柵40を形成するには、まず、
アンカーボルト32に締結用ナツト33をねじ込
んでベースプレート11を地覆2の上面に固定
し、そして、支柱支持体10の起立部12に支柱
を嵌装すると共に、固定手段であるボルト30と
ナツト31をもつて支柱支持体10に支柱20を
締結することにより防護柵40を形成することが
できる。
次に、第8図ないし第13図を参照してこの考
案の支柱支持構造と従来の支柱支持構造との比較
実験例を説明する。
案の支柱支持構造と従来の支柱支持構造との比較
実験例を説明する。
実験方法:
支柱に支柱支持体を挿入し、地覆上の80cmの位
置に荷重をかけて支柱の変位が30cmになるまでの
荷重変形曲線をとり、そのグラフ上において平均
支持力を算出して、規定値以上の有無を確認する
方法で行う(第8図b参照)。
置に荷重をかけて支柱の変位が30cmになるまでの
荷重変形曲線をとり、そのグラフ上において平均
支持力を算出して、規定値以上の有無を確認する
方法で行う(第8図b参照)。
試験体
この考案の試験体(第9図a,b参照):
ベースプレートの寸法(単位mm、以下同じ):
a×b×c=250×210×16、起立部の寸法:d×
e=96×80、f=9、g=12、補強リブの寸法:
h=50、支柱の取付け寸法:i=90、結合用ボル
トの寸法:M12ボルト 従来例(第10図a,b参照): ベースプレートの寸法:a×b×c=250×210
×12、起立部の寸法:d×e=96×80、f=12、
g=12、補強リブの寸法:h=50、支柱の取付け
寸法:i=50、結合用ボルトの寸法:M12ボルト 従来例(第11図a,b参照): ベースプレートの寸法:a×b×c=250×210
×16、起立部の寸法:d×e=96×81、f=6、
g=9、補強リブの寸法:h=30、支柱の取付け
寸法:i=60、結合用ボルトの寸法:M12ボルト 実験結果 上記3種類の試験体を用いて実験を行つた結
果、第8図aに示すように、この考案の試験体に
おいては、最大支持力Pmax=6000Kgが得られ、
しかも、許容変位量が300mm以上あつたが、従来
例の試験体においては、最大支持力Pmax=
4248Kgであり、変位量が300mm以前において引張
側リブの上下に亀裂が生じ、また、従来例の試
験体においては、最大支持力Pmax=3400Kgしか
得られず、しかも、変位量が170mm付近において
引張側リブに亀裂が生じた。
a×b×c=250×210×16、起立部の寸法:d×
e=96×80、f=9、g=12、補強リブの寸法:
h=50、支柱の取付け寸法:i=90、結合用ボル
トの寸法:M12ボルト 従来例(第10図a,b参照): ベースプレートの寸法:a×b×c=250×210
×12、起立部の寸法:d×e=96×80、f=12、
g=12、補強リブの寸法:h=50、支柱の取付け
寸法:i=50、結合用ボルトの寸法:M12ボルト 従来例(第11図a,b参照): ベースプレートの寸法:a×b×c=250×210
×16、起立部の寸法:d×e=96×81、f=6、
g=9、補強リブの寸法:h=30、支柱の取付け
寸法:i=60、結合用ボルトの寸法:M12ボルト 実験結果 上記3種類の試験体を用いて実験を行つた結
果、第8図aに示すように、この考案の試験体に
おいては、最大支持力Pmax=6000Kgが得られ、
しかも、許容変位量が300mm以上あつたが、従来
例の試験体においては、最大支持力Pmax=
4248Kgであり、変位量が300mm以前において引張
側リブの上下に亀裂が生じ、また、従来例の試
験体においては、最大支持力Pmax=3400Kgしか
得られず、しかも、変位量が170mm付近において
引張側リブに亀裂が生じた。
上記実験結果を具体的に説明すると、この考案
の試験体においては、試験前の状態は第12図a
ないしcに示す状態において、第8図bの要領で
荷重Pを負荷して、第13図aないしcに示すよ
うに、支柱支持体10の起立部12を塑性変形さ
せることにより、エネルギを吸収させると同時
に、荷重Pが負荷される引張側の各補強リブ13
にはモーメントに対する抗力が作用する。この抗
力は支持体底面と補強リブ13に作用する分力と
で構成され、溶着部の応力を小さくするため、広
い範囲がとれると同時に、アンカーボルトを補強
リブ13の内側に位置することにより、応力の均
一を図ることで亀裂等の発生を防止し、安全な支
柱支持構造とすることができる。
の試験体においては、試験前の状態は第12図a
ないしcに示す状態において、第8図bの要領で
荷重Pを負荷して、第13図aないしcに示すよ
うに、支柱支持体10の起立部12を塑性変形さ
せることにより、エネルギを吸収させると同時
に、荷重Pが負荷される引張側の各補強リブ13
にはモーメントに対する抗力が作用する。この抗
力は支持体底面と補強リブ13に作用する分力と
で構成され、溶着部の応力を小さくするため、広
い範囲がとれると同時に、アンカーボルトを補強
リブ13の内側に位置することにより、応力の均
一を図ることで亀裂等の発生を防止し、安全な支
柱支持構造とすることができる。
しかし、従来例及びの試験体においては、
試験前は第14図aないしcに示す状態として、
この考案の場合と同様の荷重Pを負荷した場合、
アンカーボルトと補強リブとの距離が広いために
ベースプレート中央が浮上り、また、同時に主に
荷重Pが負荷される引張側の補強リブの中央部上
端に集中応力が発生し、亀裂が生じる。これはモ
ーメントに対する効力を受持つ範囲が少なること
とアンカーボルトの支持に対して溶着部の応力の
不均一によるものである。
試験前は第14図aないしcに示す状態として、
この考案の場合と同様の荷重Pを負荷した場合、
アンカーボルトと補強リブとの距離が広いために
ベースプレート中央が浮上り、また、同時に主に
荷重Pが負荷される引張側の補強リブの中央部上
端に集中応力が発生し、亀裂が生じる。これはモ
ーメントに対する効力を受持つ範囲が少なること
とアンカーボルトの支持に対して溶着部の応力の
不均一によるものである。
[考案の効果]
以上に説明したように、この考案の支柱支持構
造によれば、支柱を地覆部に直に埋設することが
なく、地覆上に固定されるベースプレートに立設
される起立部に支柱を嵌装して結合し、しかも、
起立部の断面の一側が対向する他側に対して厚肉
に形成され、かつ、起立部の厚肉部の両端からベ
ースプレートの両端に向つて斜め拡大方向に補強
リブを付設するため、以下のような効果が得られ
る。
造によれば、支柱を地覆部に直に埋設することが
なく、地覆上に固定されるベースプレートに立設
される起立部に支柱を嵌装して結合し、しかも、
起立部の断面の一側が対向する他側に対して厚肉
に形成され、かつ、起立部の厚肉部の両端からベ
ースプレートの両端に向つて斜め拡大方向に補強
リブを付設するため、以下のような効果が得られ
る。
1 車両が衝突して衝撃荷重が負荷しても、支柱
支持体が塑性変形するので、荷重を吸収するこ
とができ、支柱支持部の破損による車両の車道
外への脱落等を防止することができると共に、
安全性の確保を図ることができる。
支持体が塑性変形するので、荷重を吸収するこ
とができ、支柱支持部の破損による車両の車道
外への脱落等を防止することができると共に、
安全性の確保を図ることができる。
2 防護柵本来の機能を備えた上で、コンクリー
ト地覆の亀裂及びその破壊を防止でき、耐久性
が向上する。
ト地覆の亀裂及びその破壊を防止でき、耐久性
が向上する。
3 地覆へはアンカーボルトの固設のみでよく、
施工作業の工数が少なく、しかも、熟練を要し
ないため、コンクリート製あるいは橋梁の地覆
のいずれにおいても、簡単に施工することがで
きる。
施工作業の工数が少なく、しかも、熟練を要し
ないため、コンクリート製あるいは橋梁の地覆
のいずれにおいても、簡単に施工することがで
きる。
4 万一、支柱支持体あるいは支柱が破損して
も、交換が容易である。
も、交換が容易である。
第1図はこの考案の支柱支持構造の第一実施例
の構成部分を示す分解斜視図、第2図は支柱支持
構造を示す断面図、第3図は第2図の−断面
図、4図aないしcはこの考案における支柱支持
体の別の形態を示す平面図、第5図はこの考案に
おける支柱支持体の更に別の形態を示す斜視図、
第6図は第5図に示した支柱支持体の使用状態を
示す平断面図、第7図はこの考案の第二実施例を
示す断面図、第8図a,bはこの考案の支柱支持
構造と従来の支柱支持構造とを比較して示す変位
−荷重曲線グラフ図及びその試験状態を示す概略
図、第9図a,bはこの考案の支柱支持構造に使
用される試験体の平面図及び正面図、第10図及
び11図a,bはそれぞれ従来の支柱支持構造に
使用される試験体の平面図及び正面図、第12図
aないしcはこの考案における支柱支持体の荷重
作用前の平面図、そのA矢視図及びB矢視図、第
13図aないしcはこの考案における支柱支持体
の荷重作用状態時の平面図、そのA矢視図及びB
矢視図、第14図aないしcは従来の支柱支持体
の荷重作用前の平面図、そのA矢視図及びB矢視
図、第15図aないしcは従来の支柱支持体の荷
重作用状態時の平面図、そのA矢視図及びB矢視
図、第16図は従来の支柱支持構造を示す断面図
である。 符号説明、10……支柱支持体、11……ベー
スプレート、12……起立部、13……補強リ
ブ、14……厚肉部、15……薄肉部、18……
締結用透孔、20,20a……支柱、30……結
合用ボルト、31……結合用ナツト、32……締
結用アンカーボルト、33……締結用ナツト。
の構成部分を示す分解斜視図、第2図は支柱支持
構造を示す断面図、第3図は第2図の−断面
図、4図aないしcはこの考案における支柱支持
体の別の形態を示す平面図、第5図はこの考案に
おける支柱支持体の更に別の形態を示す斜視図、
第6図は第5図に示した支柱支持体の使用状態を
示す平断面図、第7図はこの考案の第二実施例を
示す断面図、第8図a,bはこの考案の支柱支持
構造と従来の支柱支持構造とを比較して示す変位
−荷重曲線グラフ図及びその試験状態を示す概略
図、第9図a,bはこの考案の支柱支持構造に使
用される試験体の平面図及び正面図、第10図及
び11図a,bはそれぞれ従来の支柱支持構造に
使用される試験体の平面図及び正面図、第12図
aないしcはこの考案における支柱支持体の荷重
作用前の平面図、そのA矢視図及びB矢視図、第
13図aないしcはこの考案における支柱支持体
の荷重作用状態時の平面図、そのA矢視図及びB
矢視図、第14図aないしcは従来の支柱支持体
の荷重作用前の平面図、そのA矢視図及びB矢視
図、第15図aないしcは従来の支柱支持体の荷
重作用状態時の平面図、そのA矢視図及びB矢視
図、第16図は従来の支柱支持構造を示す断面図
である。 符号説明、10……支柱支持体、11……ベー
スプレート、12……起立部、13……補強リ
ブ、14……厚肉部、15……薄肉部、18……
締結用透孔、20,20a……支柱、30……結
合用ボルト、31……結合用ナツト、32……締
結用アンカーボルト、33……締結用ナツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 地覆上面に固定されるベースプレートと、こ
のベースプレートのほぼ中央に立設されその断
面における一側が対向する他側に対して厚肉で
ある起立部と、この起立部における厚肉部の両
端から上記ベースプレートの両端に向つて斜め
拡大方向に付設される補強リブと、これら補強
リブ間における上記ベースプレートに設けた締
結部とから成る支柱支持体と、上記支柱支持体
の起立部に嵌装されその下部が結合される支柱
とで構成して成る防護柵の支柱支持構造。 (2) 支柱支持体が鋼材により形成される実用新案
登録請求の範囲第1項記載の防護柵の支柱支持
構造。 (3) 起立部が、コ形状の厚肉部とコ形状の薄肉部
との開口端同士を溶着して成る筒状である実用
新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の防
護柵の支柱支持構造。 (4) 起立部が、コ形状の厚肉部とコ形状の薄肉部
とを一体に形成した筒状である実用新案登録請
求の範囲第1項又は第2項記載の防護柵の支柱
支持構造。 (5) 起立部が、少なくともコ形状の厚肉部と平坦
状の薄肉部を有する実用新案登録請求の範囲第
1項又は第2項記載の防護柵の支柱支持構造。 (6) 支柱支持体と支柱との結合が、ボルトとナツ
トとの締結である実用新案登録請求の範囲第1
項記載の防護柵の支柱支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19746585U JPH0351487Y2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19746585U JPH0351487Y2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62105274U JPS62105274U (ja) | 1987-07-04 |
| JPH0351487Y2 true JPH0351487Y2 (ja) | 1991-11-05 |
Family
ID=31157228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19746585U Expired JPH0351487Y2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0351487Y2 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4636924B2 (ja) * | 2005-04-19 | 2011-02-23 | 積水樹脂株式会社 | 手摺支柱 |
| JP4117000B2 (ja) * | 2005-09-27 | 2008-07-09 | 松下電工株式会社 | 支柱の取付構造 |
| JP4993768B2 (ja) * | 2008-12-29 | 2012-08-08 | 株式会社住軽日軽エンジニアリング | 道路用柵 |
| JP2012251317A (ja) * | 2011-06-01 | 2012-12-20 | Sekisui Jushi Co Ltd | 支柱ホルダー |
| JP5705171B2 (ja) * | 2012-06-12 | 2015-04-22 | 株式会社双葉工業社 | 車両用防護柵 |
| JP6223719B2 (ja) * | 2013-06-06 | 2017-11-01 | Jfe建材株式会社 | 防護柵支柱 |
| CN103343648A (zh) * | 2013-07-05 | 2013-10-09 | 浙江元森态家具有限公司 | 一种护栏立柱 |
| CN103334561B (zh) * | 2013-07-10 | 2015-11-25 | 浙江元森态家具有限公司 | 一种改型护栏的安装方法 |
| JP6201258B2 (ja) * | 2013-10-25 | 2017-09-27 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 柱体の固定構造及び柱体の改修方法 |
| JP6652461B2 (ja) * | 2016-08-02 | 2020-02-26 | 積水樹脂株式会社 | 橋梁用防護柵 |
| CN106639641A (zh) * | 2016-11-16 | 2017-05-10 | 上海建工七建集团有限公司 | 一种预制装配式围墙及其施工方法 |
| JP2021147808A (ja) * | 2020-03-17 | 2021-09-27 | 株式会社クラシコ | 屋外構造物設置用基礎部材 |
-
1985
- 1985-12-24 JP JP19746585U patent/JPH0351487Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62105274U (ja) | 1987-07-04 |
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