JPH0731914U - 小規模落石対策用の仮設落石防護柵 - Google Patents

小規模落石対策用の仮設落石防護柵

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JPH0731914U
JPH0731914U JP6594693U JP6594693U JPH0731914U JP H0731914 U JPH0731914 U JP H0731914U JP 6594693 U JP6594693 U JP 6594693U JP 6594693 U JP6594693 U JP 6594693U JP H0731914 U JPH0731914 U JP H0731914U
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JP
Japan
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rockfall
vertical
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temporary
small
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JP6594693U
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尚 酒井
克教 本荘
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株式会社ナガワ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置、組立に時間がかからないなどの効果を
有する小規模落石対策用の仮設落石防護柵の提供を目的
とする。 【構成】 左右の支柱2,3と、金網ユニット4と、下
部ステイ5とから構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は、新規な構成を有する小規模落石対策用の仮設落石防護柵に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のものにあっては、下記のようなものになっている。 1.支柱の構造が破損時の経費低減を図るべく、組立式になっている。 2.金網は支柱組立後に足場等を使用し、高所作業で全面にわたって網張付け をしている。 3.支柱を吊った状態で組立てている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.設置、組立に時間がかかっていた。部品点数が多いので、例えば100m 分の設置に1週間程度かかっている。 2.設置後の網張りに時間がかかる。 3.解体に時間がかかる。 4.落石及び土圧により防護柵がずれる。 5.高所作業及び吊りっぱなしの作業が発生している。
【0004】 本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、上述の問題を解決することのできるものを提供しようと するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のものは下記のようになるものである。 すなわち本願のものは、左右の支柱2,3と、金網ユニット4と、下部ステイ 5とから構成され、左右の支柱2,3は、H型鋼でなる垂直部2A1,3A1と この垂直部の上端に斜め上後方に連設された傾斜部2A2,3A2とで構成され た支柱本体2A,3Aと、この支柱本体2A,3Aの背面下端に後方に向け水平 状態で連設された底部2B,3Bと、支柱本体2A,3Aにおける垂直部の背面 と底部2B,3Bの後端とを連結する控部2C,3Cと、支柱本体2A,3Aに おける垂直部2A1,3A1の背面に後方に向け水平状態で連設された上方足場 板設置架台2D,3Dと、控部2C,3Cの背面に後方に向け水平状態で連設さ れた下方足場板設置架台2E,3Eと、金網ユニット4は、正面横長の方形に構 成された枠4Aと、この枠に張設された金網4Bとから構成されていると共に、 正面平行に起立させた左右の支柱2,3における傾斜部2A2,3A2間と、垂 直部2A1,3A1間の上方部分に嵌め込み固定されるよう構成され、下部ステ イ5は、等辺山形鋼5Aと、この等辺山形鋼5Aの両端に溶接取付けされた連結 片5Bとから構成され、正面平行に起立させた左右の支柱2,3における垂直部 2A1,3A1間の上下に嵌め込み固定されるよう構成されている小規模落石対 策用の仮設落石防護柵である。 この場合、支柱本体2A,3Aにおける垂直部2A1,3A1の背面には上下 位置をもって当該垂直部より右方に向け支柱ガイド2F,3Fを突設することが できる。 また、底部2B,3Bの後方に落石時の防護柵ズレ防止用のアンカーアングル を設けることができる。
【0006】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 1は新規な構成を有する小規模落石対策用の仮設落石防護柵で、左右の支柱2 ,3と、金網ユニット4と、下部ステイ5とから構成されている。
【0007】 以下順に説明する。 左右の支柱2,3は、H型鋼でなる垂直部2A1,3A1とこの垂直部の上端 に斜め上後方に連設された傾斜部2A2,3A2とで構成された支柱本体2A, 3Aと、この支柱本体2A,3Aの背面下端に後方に向け水平状態で連設された H型鋼でなる底部2B,3Bと、支柱本体2A,3Aにおける垂直部の背面と底 部2B,3Bの後端とを連結するH型鋼でなる控部2C,3Cと、支柱本体2A ,3Aにおける垂直部2A1,3A1の背面に後方に向け水平状態で連設された 横向きL状の上方足場板設置架台2D,3Dと、控部2C,3Cの背面に後方に 向け水平状態で連設された横向きL状の下方足場板設置架台2E,3Eと、支柱 本体2A,3Aにおける垂直部2A1,3A1の背面には上下位置をもって当該 垂直部より右方に向け突設された支柱ガイド2F,3Fが構成されている。
【0008】 さらに、底部2B,3Bの後方に等辺山形鋼でなる防護柵ズレ防止用のアンカ ーアングル2G,3Gが水平状態で連設され、また、傾斜部2A2,3A2には 地上で寝かせた状態で組立後、これを起立させるときに使用する垂直吊り用の専 用吊りピース2H,3Hが設けられ、さらに、支柱を水平に吊るための吊り用穴 2I,3Iが底部2B,3Bに開設されている。
【0009】 金網ユニット4は、アングルをもって正面横長の方形に構成された枠4Aと、 この枠に張設された金網4Bとから構成されている。 そして、この金網ユニット4は、正面平行に起立させた左右の支柱2,3にお ける傾斜部2A2,3A2間と、垂直部2A1,3A1間の上方部分に嵌め込み ボルトBで固定されることになる。 下部ステイ5は、等辺山形鋼5Aと、この等辺山形鋼5Aの両端に溶接取付け された連結片5Bとから構成され、この連結片にはボルト穴が開設されている。 そして、この下部ステイ5は、正面平行に起立させた左右の支柱2,3におけ る垂直部2A1,3A1間の上下に嵌め込みボルトBで固定されることになる。
【0010】 本考案のものは下記のように組立てる。 1.地面に左右の支柱2,3を底部2B,3Bが起立した状態にして平行に仮 置きし、これら支柱2,3間に金網ユニット4と下部ステイ5とを配置する。 2.これらをボルトによりユニット状に連結組立てたのち、底部2B,3Bを 下面にして全体を起立させる。 すなわち、図では立てた状態で組立てているが、実際は寝かせた状態でワンユ ニット毎に組立て、それを立て吊りして連結していく形である。 3.図3のように、各ユニットごとの連結は互いに当接する支柱2,3を3本 のボルトで連結して行う。
【0011】 4.支柱2,3における垂直部2A1,3A1間の開口部6には、公知の金網 を公知方法で張設する。 また、組立作業や分解作業に際しては、上方足場板設置架台2D,3Dと、下 方足場板設置架台2E,3Eとを利用して足場板7を設置する。 さらに、底部2B,3Bの上面に公知の単管8を載せ、これに砂袋9を載せ安 定を図ることができる。 なお、落石及び土圧による防護柵ズレを防止するためのアンカーを打設し安定 を図る。 全体を起立させる時に垂直に吊れるように、傾斜部2A2,3A2の専用吊り ピースにワイヤーを掛けて行う。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので次の効果を奏する。 1.ユニット化により、設置、組立に時間がかからない。 2.設置、組立に際して、足場などの設置が必要ない。 3.設置後の網張りを最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解した斜視図である。
【図2】使用状態を示す背面方向からの斜視図である。
【図3】A−A線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 小規模落石対策用の仮設落石防護柵 2,3 支柱 4 金網ユニット 5 下部ステイ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の支柱(2,3)と、金網ユニット
    (4)と、下部ステイ(5)とから構成され、左右の支
    柱(2,3)は、H型鋼でなる垂直部(2A1,3A
    1)とこの垂直部の上端に斜め上後方に連設された傾斜
    部(2A2,3A2)とで構成された支柱本体(2A,
    3A)と、この支柱本体(2A,3A)の背面下端に後
    方に向け水平状態で連設された底部(2B,3B)と、
    支柱本体(2A,3A)における垂直部の背面と底部
    (2B,3B)の後端とを連結する控部(2C,3C)
    と、支柱本体(2A,3A)における垂直部(2A1,
    3A1)の背面に後方に向け水平状態で連設された上方
    足場板設置架台(2D,3D)と、控部(2C,3C)
    の背面に後方に向け水平状態で連設された下方足場板設
    置架台(2E,3E)と、金網ユニット(4)は、正面
    横長の方形に構成された枠(4A)と、この枠に張設さ
    れた金網(4B)とから構成されていると共に、正面平
    行に起立させた左右の支柱(2,3)における傾斜部
    (2A2,3A2)間と、垂直部(2A1,3A1)間
    の上方部分に嵌め込み固定されるよう構成され、下部ス
    テイ(5)は、等辺山形鋼(5A)と、この等辺山形鋼
    (5A)の両端に溶接取付けされた連結片(5B)とか
    ら構成され、正面平行に起立させた左右の支柱(2,
    3)における垂直部(2A1,3A1)間の上下に嵌め
    込み固定されるよう構成されていることを特徴とする小
    規模落石対策用の仮設落石防護柵。
  2. 【請求項2】 支柱本体(2A,3A)における垂直部
    (2A1,3A1)の背面には上下位置をもって当該垂
    直部より右方に向け支柱ガイド(2F,3F)が突設さ
    れている請求項1記載の小規模落石対策用の仮設落石防
    護柵。
  3. 【請求項3】 底部(2B,3B)の後方に落石時の防
    護柵ズレ防止用のアンカーアングルが設けられている請
    求項1あるいは請求項2記載の小規模落石対策用の仮設
    落石防護柵。
JP6594693U 1993-11-15 1993-11-15 小規模落石対策用の仮設落石防護柵 Expired - Lifetime JPH0754324Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0731914U true JPH0731914U (ja) 1995-06-16
JPH0754324Y2 JPH0754324Y2 (ja) 1995-12-18

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006118392A3 (en) * 2005-04-30 2006-12-28 Kumdong Steel Construction Co A falling rock preventing fence with fabrication typewire net
JP2008133718A (ja) * 1998-07-16 2008-06-12 Sanki Block Kk ブロック製品
JP2009133160A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Shigeo Ogawa 立設設置体支持装置
JP2014227767A (ja) * 2013-05-24 2014-12-08 グリーンテクノス株式会社 落石防止柵
JP2017002482A (ja) * 2015-06-05 2017-01-05 共生機構株式会社 落石土砂防護柵付き擁壁
JP2018012970A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 大成建設株式会社 簡易型フェンス

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Publication number Publication date
JPH0754324Y2 (ja) 1995-12-18

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