JPH10332050A - パイプライン架台の仮支持方法 - Google Patents
パイプライン架台の仮支持方法Info
- Publication number
- JPH10332050A JPH10332050A JP9155932A JP15593297A JPH10332050A JP H10332050 A JPH10332050 A JP H10332050A JP 9155932 A JP9155932 A JP 9155932A JP 15593297 A JP15593297 A JP 15593297A JP H10332050 A JPH10332050 A JP H10332050A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipeline
- girder
- frame
- support
- portal frame
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/14—Hangers in the form of bands or chains
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、地上の既設パイプラインの直下に
地下構造物を構築するとき、新たな支持架台を設けるこ
となく、門型架構によりパイプラインを既存の支持架台
ごと仮支持し、且つ容易に復旧することを目的とする。 【解決手段】 上記課題を解決するため、本発明は、支
柱1、ガ−ダ−2、桁梁3及びビ−ム4とから構成した
仮設の門型架構Cを、地上の既設パイプラインAを跨い
で立設し、前記門型架構Cのビ−ム4又は桁梁3から吊
下げた吊り材5により、前記パイプラインAの支持架台
Bを吊り支持するパイプライン架台の仮支持方法を提供
する。
地下構造物を構築するとき、新たな支持架台を設けるこ
となく、門型架構によりパイプラインを既存の支持架台
ごと仮支持し、且つ容易に復旧することを目的とする。 【解決手段】 上記課題を解決するため、本発明は、支
柱1、ガ−ダ−2、桁梁3及びビ−ム4とから構成した
仮設の門型架構Cを、地上の既設パイプラインAを跨い
で立設し、前記門型架構Cのビ−ム4又は桁梁3から吊
下げた吊り材5により、前記パイプラインAの支持架台
Bを吊り支持するパイプライン架台の仮支持方法を提供
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】地上の既設パイプラインの直
下に地下構造物を構築するときの、パイプラインの支持
架台の仮支持方法に関する。
下に地下構造物を構築するときの、パイプラインの支持
架台の仮支持方法に関する。
【0002】
【従来の技術】地上の既設パイプラインの直下に、構造
物を構築する地下工事においては、パイプラインが障害
となって、地下掘削や構造物の構築が困難であるのみな
らず、パイプラインの支持方法を誤ると機能上思わぬ支
障をきたす場合がある。それを解決するために従来は、
図7に示すように、構築すべき地下構造物Dを跨ぐ新た
な支持架台Eを設けてパイプラインAを支持していた。
物を構築する地下工事においては、パイプラインが障害
となって、地下掘削や構造物の構築が困難であるのみな
らず、パイプラインの支持方法を誤ると機能上思わぬ支
障をきたす場合がある。それを解決するために従来は、
図7に示すように、構築すべき地下構造物Dを跨ぐ新た
な支持架台Eを設けてパイプラインAを支持していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した従来
の新たな支持架台Eを設けてパイプラインAを支持する
方法は、次ぎのような課題があった。 <イ>既設のパイプラインAの支持架台Bを撤去するた
めの作業手間を必要とした。 <ロ>新たな支持架台Eのために構築作業等の工程が多
くなる。 <ハ>新たな支持架台Eは、構築すべき地下構造物Dを
予め跨いで設置するため、大規模となりコストが嵩む。 <ニ>地下構造物Dを構築後、上記の新たな支持架台E
を解体撤去し、元の位置に既存の支持架台Bを設置し、
更にパイプラインA据付ける復旧作業に多大な手間を要
した。 本発明は以上の課題を解決するための方法で、その目的
とするところは、地上の既設パイプラインの直下に地下
構造物を構築するとき、新たな支持架台を設けることな
く、門型架構によりパイプラインを既存の支持架台ごと
仮支持し、且つ容易に復旧する方法を提供することにあ
る。
の新たな支持架台Eを設けてパイプラインAを支持する
方法は、次ぎのような課題があった。 <イ>既設のパイプラインAの支持架台Bを撤去するた
めの作業手間を必要とした。 <ロ>新たな支持架台Eのために構築作業等の工程が多
くなる。 <ハ>新たな支持架台Eは、構築すべき地下構造物Dを
予め跨いで設置するため、大規模となりコストが嵩む。 <ニ>地下構造物Dを構築後、上記の新たな支持架台E
を解体撤去し、元の位置に既存の支持架台Bを設置し、
更にパイプラインA据付ける復旧作業に多大な手間を要
した。 本発明は以上の課題を解決するための方法で、その目的
とするところは、地上の既設パイプラインの直下に地下
構造物を構築するとき、新たな支持架台を設けることな
く、門型架構によりパイプラインを既存の支持架台ごと
仮支持し、且つ容易に復旧する方法を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、地上の既設パイプラインの直下を掘削
する工事において、パイプラインの支持架台の外側に距
離をおき、且つパイプラインよりも上方に突出して支柱
を地中に立設し、支柱間にガ−ダ−を架設し、同ガ−ダ
−と直交してガ−ダ−に桁梁を設置し、同桁梁間にビ−
ムを設置してパイプラインを跨ぐ門型架構を構築した
後、同架構の桁梁又はビ−ムから吊下げた吊り材によ
り、パイプラインの支持架台を吊り支持したことを特徴
とする、パイプラインの支持架台の仮支持方法にある。
めに、本発明は、地上の既設パイプラインの直下を掘削
する工事において、パイプラインの支持架台の外側に距
離をおき、且つパイプラインよりも上方に突出して支柱
を地中に立設し、支柱間にガ−ダ−を架設し、同ガ−ダ
−と直交してガ−ダ−に桁梁を設置し、同桁梁間にビ−
ムを設置してパイプラインを跨ぐ門型架構を構築した
後、同架構の桁梁又はビ−ムから吊下げた吊り材によ
り、パイプラインの支持架台を吊り支持したことを特徴
とする、パイプラインの支持架台の仮支持方法にある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図1乃至図6を参照しながら
本発明の実施の形態について説明する。 <イ>前提条件 地上の既設パイプラインAの直下に新たな地下構造物D
を構築する際に、本発明は、既存のパイプラインAの機
能を保持しながら、門型架構Cにより容易にパイプライ
ンAごと既設の支持架台Bを仮支持する方法であって、
地下構造物Dの構築後もパイプラインAごと支持架台B
をそのまま容易に復旧するための要求に応えるものであ
る。
本発明の実施の形態について説明する。 <イ>前提条件 地上の既設パイプラインAの直下に新たな地下構造物D
を構築する際に、本発明は、既存のパイプラインAの機
能を保持しながら、門型架構Cにより容易にパイプライ
ンAごと既設の支持架台Bを仮支持する方法であって、
地下構造物Dの構築後もパイプラインAごと支持架台B
をそのまま容易に復旧するための要求に応えるものであ
る。
【0006】<ロ>既設のパイプライン架台 図2に示すように、既設パイプラインAの支持架台B
は、垂直材12と横材13とからなり基礎14と一体に
地上に設置してある。同支持架台Bの横材13上部には
4本のパイプ10が並列に載置してあり、固定金具15
により緊結し、また、横材13下部には付属のパイプ1
6等が、吊り金具17により支持してある。そして前記
支持架台Bは、パイプラインAの長さ方向に所定の間隔
をおいて複数台が設置してある。尚、GLは地表面であ
る。
は、垂直材12と横材13とからなり基礎14と一体に
地上に設置してある。同支持架台Bの横材13上部には
4本のパイプ10が並列に載置してあり、固定金具15
により緊結し、また、横材13下部には付属のパイプ1
6等が、吊り金具17により支持してある。そして前記
支持架台Bは、パイプラインAの長さ方向に所定の間隔
をおいて複数台が設置してある。尚、GLは地表面であ
る。
【0007】<ハ>仮設の門型架構(図1,図3,図
5) 地上の既設パイプラインAの直下を掘削し、地下構造物
Dを構築する工事において、予め地上にて支柱1,1を
2本を一組として夫々地中に立設する。2本一組の支柱
1,1は、パイプラインAの長さ方向に所定間隔をおい
て3組立設してある。(図5) 2本一組の支柱1,1は、パイプラインAの支持架台B
の外側から所定距離をおき、且つ支柱1の頭部がパイプ
ラインAよりも上方に突出するようにして立設する。支
柱1は、オ−ガ−を用いて穿孔した地中に圧入するなど
の公知の手段による。 その際、支柱1の配置は平面で
みて、構築すべき地下構造物Dの基礎、柱、壁及び梁を
避けた位置に設定する。また、支柱1の基端部は、構築
すべき地下構造物Dの基礎より深いレベルの地盤に支持
するように設定する。次ぎに、ガ−ダ−2を2本一組の
支柱1,1の頭部間に架設し同支柱1,1に接合して門
型架構Cを構築する。同架構CとパイプラインAの間に
空間ができて両者は接触しないようになっている。門型
架構CはパイプラインAの長さ方向に所定間隔をおき、
パイプラインAを跨いでいで3か所立設してある。(図
5) 次いで、3本の桁梁3が門型架構Cのガ−ダ−2と直交
して同ガ−ダ−2と接合してある。更に、4本のビ−ム
4が桁梁3と直交して同桁梁3と接合してある。尚、前
記の支柱1とガ−ダ−2、ガ−ダ−2と桁梁3、桁梁3
とビ−ム4の各接合部は、ボルト及び接合金具により解
体可能に接合してある。(図示省略) 上記のように門型架構Cを既設のパイプラインAの近傍
に立設したことにより、大規模な架台を新たに設ける必
要がなく、また門型架構Cからの既設パイプラインAの
吊り支持が容易となる。
5) 地上の既設パイプラインAの直下を掘削し、地下構造物
Dを構築する工事において、予め地上にて支柱1,1を
2本を一組として夫々地中に立設する。2本一組の支柱
1,1は、パイプラインAの長さ方向に所定間隔をおい
て3組立設してある。(図5) 2本一組の支柱1,1は、パイプラインAの支持架台B
の外側から所定距離をおき、且つ支柱1の頭部がパイプ
ラインAよりも上方に突出するようにして立設する。支
柱1は、オ−ガ−を用いて穿孔した地中に圧入するなど
の公知の手段による。 その際、支柱1の配置は平面で
みて、構築すべき地下構造物Dの基礎、柱、壁及び梁を
避けた位置に設定する。また、支柱1の基端部は、構築
すべき地下構造物Dの基礎より深いレベルの地盤に支持
するように設定する。次ぎに、ガ−ダ−2を2本一組の
支柱1,1の頭部間に架設し同支柱1,1に接合して門
型架構Cを構築する。同架構CとパイプラインAの間に
空間ができて両者は接触しないようになっている。門型
架構CはパイプラインAの長さ方向に所定間隔をおき、
パイプラインAを跨いでいで3か所立設してある。(図
5) 次いで、3本の桁梁3が門型架構Cのガ−ダ−2と直交
して同ガ−ダ−2と接合してある。更に、4本のビ−ム
4が桁梁3と直交して同桁梁3と接合してある。尚、前
記の支柱1とガ−ダ−2、ガ−ダ−2と桁梁3、桁梁3
とビ−ム4の各接合部は、ボルト及び接合金具により解
体可能に接合してある。(図示省略) 上記のように門型架構Cを既設のパイプラインAの近傍
に立設したことにより、大規模な架台を新たに設ける必
要がなく、また門型架構Cからの既設パイプラインAの
吊り支持が容易となる。
【0008】<ニ>パイプラインの支持架台の仮支持方
法(図1,図3乃至図5) パイプラインAを跨ぐ門型架構Cのビ−ム4又は桁梁3
又はガ−ダ−2から吊下げた吊り材5により、パイプラ
インAの支持架台Bを吊り支持する。図示の例は、吊り
材5として一か所2本の鋼棒3組を用い、同鋼棒の上端
を門型架構C上部に設置したビ−ム4に、鋼棒の下端を
パイプラインAの支持架台Bに、夫々ボルト及び接合金
具6を用いて取付け、ビ−ム4と前記支持架台Bを繋い
でいる。 支持架台Bと桁梁3を吊り材5で繋ぐ場合
は、少なくとも2本の桁梁3を支持架台Bの上方に位置
するようにしてガ−ダ−2上に設置する。それによりビ
−ム4は省略できる。支持架台Bとガ−ダ−2を吊り材
5で繋ぐ場合は、ガ−ダ−2が支持架台Bの上方に位置
するように予め門型架構Cを設定する。それによりビ−
ム4が省略できる上、桁梁3は最小限の本数(2本)で
足りることになる。吊り材5は、パイプラインAのパイ
プ10の直径、及び支持架台Bの規模・重量等を考慮し
て決める。また吊り材5は、鋼棒のほか長ボルト、細径
パイプ、帯板、やアングル材、チャンネル材、H形鋼等
の形鋼を用いる。前記のビ−ム4とパイプラインAの支
持架台Bを吊り材5で繋いだ後、支持架台B直下の地盤
の掘削を行う。以上のようにしたことにより、パイプラ
インAと支持架台Bが一体に既設位置を保持した状態
で、支持架台Bは吊り材5により門型架構Cから吊り支
持され、その直下の掘削空間において地下構造物Dを構
築する。地下構造物Dの構築に際し、同構造物Dの躯体
を貫く門型架構Cの支柱1と前記躯体(例えば上版や底
版)との近傍に駄目穴7を設け、支柱1を引抜き除去で
きるようにしておく。上記のようにしたので、既設パイ
プラインAの機能が安全確実に保持できる上、地下工事
も円滑に行うことができる。
法(図1,図3乃至図5) パイプラインAを跨ぐ門型架構Cのビ−ム4又は桁梁3
又はガ−ダ−2から吊下げた吊り材5により、パイプラ
インAの支持架台Bを吊り支持する。図示の例は、吊り
材5として一か所2本の鋼棒3組を用い、同鋼棒の上端
を門型架構C上部に設置したビ−ム4に、鋼棒の下端を
パイプラインAの支持架台Bに、夫々ボルト及び接合金
具6を用いて取付け、ビ−ム4と前記支持架台Bを繋い
でいる。 支持架台Bと桁梁3を吊り材5で繋ぐ場合
は、少なくとも2本の桁梁3を支持架台Bの上方に位置
するようにしてガ−ダ−2上に設置する。それによりビ
−ム4は省略できる。支持架台Bとガ−ダ−2を吊り材
5で繋ぐ場合は、ガ−ダ−2が支持架台Bの上方に位置
するように予め門型架構Cを設定する。それによりビ−
ム4が省略できる上、桁梁3は最小限の本数(2本)で
足りることになる。吊り材5は、パイプラインAのパイ
プ10の直径、及び支持架台Bの規模・重量等を考慮し
て決める。また吊り材5は、鋼棒のほか長ボルト、細径
パイプ、帯板、やアングル材、チャンネル材、H形鋼等
の形鋼を用いる。前記のビ−ム4とパイプラインAの支
持架台Bを吊り材5で繋いだ後、支持架台B直下の地盤
の掘削を行う。以上のようにしたことにより、パイプラ
インAと支持架台Bが一体に既設位置を保持した状態
で、支持架台Bは吊り材5により門型架構Cから吊り支
持され、その直下の掘削空間において地下構造物Dを構
築する。地下構造物Dの構築に際し、同構造物Dの躯体
を貫く門型架構Cの支柱1と前記躯体(例えば上版や底
版)との近傍に駄目穴7を設け、支柱1を引抜き除去で
きるようにしておく。上記のようにしたので、既設パイ
プラインAの機能が安全確実に保持できる上、地下工事
も円滑に行うことができる。
【0009】<ホ>パイプラインの支持架台の復旧(図
4乃至図6) 構築した地下構造物Dの躯体(上版)と、パイプライン
Aの支持架台Bの垂直材12の脚部との間にRC造の基
礎8を設けてアンカ−により定着する。RC造の基礎8
は地下構造物Dの躯体と一体に形成するか、別途に製作
した重量コンクリ−ト性の基礎を前記躯体上に載置して
もよい。次ぎに、前記の門型架構Cを解体撤去する。解
体は吊り材5、ビ−ム4、桁梁3、ガ−ダ−2を順次、
夫々の接合部のボルト及び金物を取外して撤去した後、
引抜機により支柱1,1を引抜き除去する。次いで、支
柱1を引抜いた地下構造物Dの躯体(上版)の前記駄目
穴7を鉄筋及びコンクリ−トにより補強した後、地下構
造物Dの躯体(上版)上の地表面GLまで盛土9をす
る。上記のようにすることにより、既設のパイプライン
Aの支持架台Bは機能を保持した状態のまま、簡単に元
の位置に復旧することができる。
4乃至図6) 構築した地下構造物Dの躯体(上版)と、パイプライン
Aの支持架台Bの垂直材12の脚部との間にRC造の基
礎8を設けてアンカ−により定着する。RC造の基礎8
は地下構造物Dの躯体と一体に形成するか、別途に製作
した重量コンクリ−ト性の基礎を前記躯体上に載置して
もよい。次ぎに、前記の門型架構Cを解体撤去する。解
体は吊り材5、ビ−ム4、桁梁3、ガ−ダ−2を順次、
夫々の接合部のボルト及び金物を取外して撤去した後、
引抜機により支柱1,1を引抜き除去する。次いで、支
柱1を引抜いた地下構造物Dの躯体(上版)の前記駄目
穴7を鉄筋及びコンクリ−トにより補強した後、地下構
造物Dの躯体(上版)上の地表面GLまで盛土9をす
る。上記のようにすることにより、既設のパイプライン
Aの支持架台Bは機能を保持した状態のまま、簡単に元
の位置に復旧することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。支柱、ガ−ダ−及び
桁梁又はビ−ムとから構成した仮設の門型架構を、地上
の既設パイプラインを跨いで地上に立設し、前記架構の
ビ−ム又は桁梁から吊下げた吊り材により、前記パイプ
ラインの支持架台を吊り支持したことによって、 <イ>既設のパイプラインの支持架台がそのまま使用で
きるので、架台の撤去や、新たな架台の設置を必要とし
ない。従って、そのための作業がないので極めて経済的
である。 <ロ>既設のパイプラインを跨ぎ、その近傍に本発明の
仮設の門型架構を立設した場合と、従来のような大規模
な新規架台を先行して設置し、地下構造物の構築後にそ
れを撤去し、再び既設と同型の架台を設置する場合を、
手間やコストをト−タルで比較すると経済的である。 <ハ>門型架構により、既設のパイプラインを現在位置
にて容易に吊り支持し、パイプラインを安全確実に保持
できるので、その機能に支障をきたすことがない。<ニ
>既設のパイプラインと一体の支持架台は、吊り支持し
た架台の脚部に基礎を設けるだけで簡単に復旧すること
ができる。また門型架構は解体撤去が容易である。
のような効果を得ることができる。支柱、ガ−ダ−及び
桁梁又はビ−ムとから構成した仮設の門型架構を、地上
の既設パイプラインを跨いで地上に立設し、前記架構の
ビ−ム又は桁梁から吊下げた吊り材により、前記パイプ
ラインの支持架台を吊り支持したことによって、 <イ>既設のパイプラインの支持架台がそのまま使用で
きるので、架台の撤去や、新たな架台の設置を必要とし
ない。従って、そのための作業がないので極めて経済的
である。 <ロ>既設のパイプラインを跨ぎ、その近傍に本発明の
仮設の門型架構を立設した場合と、従来のような大規模
な新規架台を先行して設置し、地下構造物の構築後にそ
れを撤去し、再び既設と同型の架台を設置する場合を、
手間やコストをト−タルで比較すると経済的である。 <ハ>門型架構により、既設のパイプラインを現在位置
にて容易に吊り支持し、パイプラインを安全確実に保持
できるので、その機能に支障をきたすことがない。<ニ
>既設のパイプラインと一体の支持架台は、吊り支持し
た架台の脚部に基礎を設けるだけで簡単に復旧すること
ができる。また門型架構は解体撤去が容易である。
【図1】本発明に係るパイプライン支持架台の仮支持方
法の斜視図
法の斜視図
【図2】既設のパイプライン支持架台の正面図
【図3】既設のパイプライン支持架台を繋いだときの門
型架構の正面図
型架構の正面図
【図4】既設のパイプライン支持架台を門型架構により
吊り支持した状態で地下構造物を施工したときの正面図
吊り支持した状態で地下構造物を施工したときの正面図
【図5】図4におけるX−X視側面図
【図6】既設のパイプライン支持架台を地下構造物施工
後に復旧したときの正面図
後に復旧したときの正面図
【図7】従来のパイプライン支持架台の正面図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三坂浩昭 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】支柱、ガ−ダ−、桁梁及びビ−ムとから構
成した仮設の門型架構を、地上の既設パイプラインを跨
いで立設し、 前記門型架構のビ−ム又は桁梁から吊下げた吊り材によ
り、前記パイプラインの支持架台を吊り支持したことを
特徴とする、 パイプライン架台の仮支持方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9155932A JPH10332050A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | パイプライン架台の仮支持方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9155932A JPH10332050A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | パイプライン架台の仮支持方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10332050A true JPH10332050A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15616673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9155932A Pending JPH10332050A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | パイプライン架台の仮支持方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10332050A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106402503A (zh) * | 2016-06-27 | 2017-02-15 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 横跨基坑的管线原位悬吊保护结构 |
CN111795212A (zh) * | 2020-06-13 | 2020-10-20 | 宁波越兴建设工程有限公司 | 一种横跨基坑管线悬吊方法及悬吊结构 |
CN112095619A (zh) * | 2020-09-08 | 2020-12-18 | 中建一局集团第二建筑有限公司 | 一种用于地下原有管线的保护装置及其施工方法 |
CN113073683A (zh) * | 2021-04-07 | 2021-07-06 | 陕西华山路桥集团有限公司 | 一种既有管线的临时悬吊装置及施工方法 |
-
1997
- 1997-05-29 JP JP9155932A patent/JPH10332050A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106402503A (zh) * | 2016-06-27 | 2017-02-15 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 横跨基坑的管线原位悬吊保护结构 |
CN111795212A (zh) * | 2020-06-13 | 2020-10-20 | 宁波越兴建设工程有限公司 | 一种横跨基坑管线悬吊方法及悬吊结构 |
CN111795212B (zh) * | 2020-06-13 | 2022-03-08 | 宁波越兴建设工程有限公司 | 一种横跨基坑管线悬吊方法及悬吊结构 |
CN112095619A (zh) * | 2020-09-08 | 2020-12-18 | 中建一局集团第二建筑有限公司 | 一种用于地下原有管线的保护装置及其施工方法 |
CN113073683A (zh) * | 2021-04-07 | 2021-07-06 | 陕西华山路桥集团有限公司 | 一种既有管线的临时悬吊装置及施工方法 |
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