JPH0467532B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0467532B2
JPH0467532B2 JP61177617A JP17761786A JPH0467532B2 JP H0467532 B2 JPH0467532 B2 JP H0467532B2 JP 61177617 A JP61177617 A JP 61177617A JP 17761786 A JP17761786 A JP 17761786A JP H0467532 B2 JPH0467532 B2 JP H0467532B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piles
basement
ground
floor
building
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61177617A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6335968A (ja
Inventor
Hiroo Toho
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SURII YUU KK
Original Assignee
SURII YUU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SURII YUU KK filed Critical SURII YUU KK
Priority to JP61177617A priority Critical patent/JPS6335968A/ja
Publication of JPS6335968A publication Critical patent/JPS6335968A/ja
Publication of JPH0467532B2 publication Critical patent/JPH0467532B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、地面に掘設せる地下室空間に、天井
パネル、壁パネルおよび床パネルを張設して地下
室を形成する地下室の構築方法に関するものであ
る。
〔従来技術とその問題点〕
近年、土地価格の上昇に伴ない、土地の有効利
用をはかるため、地上のみならず、地下も居住空
間として利用すべく地下室を構築する傾向が増大
しつつある。
しかしながら、既に建つている地上の建屋の下
部に部分的に地下室を構築する場合、地上の建屋
の軒高、天井高等によつて制約を受けるため、地
下室空間を掘設するに際して、杭を打ち込んで山
留め作業を行なう時に、長尺の杭の打ち込みが困
難であり、且、山留め作業後、杭を撤去する時に
も撤去作業が困難であると云う欠点があり、更に
加うるに、地上の建屋の下の土砂を除去して地下
室空間を形成する時に地上の建屋が傾くおそれが
あると云う問題もあり、従つて、事実上、既存の
地上の建屋の下に部分的に地下室を構築すること
は困難であつた。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来の欠点を解消するために為
されたものであり、山留め作業を行なう時に、杭
の打ち込みが容易に行なえ、且、山留め作業後、
杭の撤去作業が不要であり、更に加うるに、地上
の建屋の下の土砂を除去して地下室空間を形成す
る時に地上の建屋が傾くおそれがなく、既存の地
上の建屋の下に部分的に地下室を容易に構築する
ことができる地下室の構築方法を提供することを
目的とするものである。
〔発明の開示〕
本発明は、例えば、第1図乃至第7図に示すよ
うに、地上の建屋1の床部2を除去し、該除去部
の地面において、地下室の柱材を設置する複数個
所の位置に複数個の杭挿入穴3,3、…を掘設
し、該杭挿入穴3,3、…に、地下室の柱材を構
成する複数本の杭4,4、…を順次継ぎ足して挿
入し、相対向する杭4,4、の上端部間に上梁材
5を介在させて連結一体化し、該上梁材5にて上
方に位置する地上の建屋1の大引、柱等の骨組材
6を支持すると共に、杭4,4、…内方の土砂を
除去しつつ隣り合う杭4,4、間に、コンパネ、
足場板、キーストンプレート、デツキプレート等
よりなる山留め板7を嵌装、張設して地下室空間
8を形成し、更に、該地下室空間8の天井面部に
天井パネル9、壁面部に壁パネル10、床面部に
床パネル11を固着、張設して地下室を形成する
ことを特徴とする地下室の構築方法に係る。尚、
上記本発明において、複数本の杭4,4、…を順
次継ぎ足す場合には、杭4,4、…として、H型
鋼、コ字型鋼、鋼管等の鋼材よりなる柱材を使用
すると共に該鋼鉄製柱材の長さを地上の建屋1の
軒高、天井高等によつて制約を受けないように、
軒高、天井高等の高さ寸法より短く切断した杭
4,4、…を使用し、該短かい状態で地上の建屋
1の床部2除去部に持ち込み、次いで、該杭4,
4、…を、順次、継手(接続プレート)を介すか
又は直接に溶接又はボルト止めして継ぎ足せば良
い。
又、相対向する杭4,4、の上端部間に上梁材
5を介在させて連結一体化する場合には、例え
ば、第1図、第3図乃至第5図および第7図に示
すように、相対向する複数本の杭4,4、…頭部
に各別に、H型鋼、コ字型鋼、鋼管等の鋼材(図
面においては、H型鋼)よりなる頭継ぎ梁12を
溶接又はボルト止めして連結一体化した後、該頭
継ぎ梁12を介して相対向する杭4,4の上端部
間を上梁材5にて連結一体化したり第8図および
第9図に示すように、相対向する複数本の杭4,
4、…の内側面上端部に各別に、H型鋼、コ字型
鋼、鋼管等の鋼材よりなる継ぎ梁13を溶接又は
ボルト止めして連結一体化した後、該継ぎ梁13
を介して相対向する杭4,4の上端部間を上梁材
5にて連結一体化したり、第10図に示すよう
に、第1図、第3図乃至第5図および第7図と同
様にして、相対向する複数本の杭4,4、…の頭
部を格別に頭継ぎ梁12にて連結一体化すると共
に、第8図および第9図と同様にして、該杭4,
4、…の内側面上端部を継ぎ梁13にて連結一体
化し、該継ぎ梁13を介して相対向する杭4,
4、…の上端部間を上梁材5にて連結一体化した
り、第11図乃至第13図に示すように、相対向
する杭4,4の上端部間を直接、上梁材5にて連
結一体化したりすれば良い。
又、第7図に示すように、前記杭4,4、…の
上部に、H型鋼、コ字型鋼、鋼管等の鋼材(図面
においては、H型鋼)よりなる桟体14を溶接又
はボルト止めして架設し、該桟体14を介して、
第6図および第7図に示すように、天井パネル9
および壁パネル10を固着すると、天井パネル9
および壁パネル10を迅速、確実に取り付け施工
できるので好都合である。
又、第12図乃至第14図に示すように、隣り
合う杭4,4間に山留め板7を嵌装、張設すると
共に、該山留め板7の内方に一定間隔を隔てて、
コンパネ、足場板、キーストンプレート、デツキ
プレート等よりなる型枠15を張設し、更に、該
山留め板7および型枠15間に鉄筋16を配筋し
てコンクリート17を打設すると、強度の大きな
大型の地下室が形成できる。
又、地下室空間8の床面部に床パネル11を固
着、張設する場合には、例えば、第1図および第
8図に示すように、相対向する複数本の杭4,
4、…の内側面上端部と同様にして、内側面下端
部を継ぎ梁13にて連結一体化し、該継ぎ梁13
を介して相対向する杭4,4の下端部間を、前記
と同様の鋼材よりなる床梁材18にて連結一体化
し、該床梁材18上に、第6図に示すように、床
パネル11を固着、張設すれば良い。
又、地下室空間8の天井面部に天井パネル9を
固着、張設する場合には、天井パネル9の上方に
屋根パネル、合成樹脂被覆鋼板等の屋根材を取り
付け施工して地下室を完成させる。
〔発明の効果〕
上記のように、本発明は、地上の建屋の床部を
除去し、該除去部の地面に複数個の杭挿入穴を掘
設し、該杭挿入穴に複数本の杭を順次継ぎ足して
挿入し、相対向する杭の上端部間に上梁材を介在
させて連結一体化し、該上梁材にて上方に位置す
る地上の建屋の骨組材を支持すると共に、杭内方
の土砂を除去しつつ隣り合う杭間に山留め板を張
設して地下室空間を形成し、更に該地下室空間の
天井面部に天井パネル、壁面部に壁パネル、床面
部に床パネルを張設して地下室を形成しているの
で、地下室空間を掘設するに際して、杭を打ち込
んで山留め作業を行なう時に、地上の建屋の軒
高、天井高等によつて制約を受けないように杭を
複数本に分割して地上の建屋の地下室形成個所に
持ち込んだ後、順次継ぎ足して打ち込むことが、
でき、杭の打ち込みが容易に行なえ、且、該杭の
上端部間に上梁材を介在させて連結一体化し、地
下室の柱材、梁材等の骨組材として使用でき、杭
の撤去作業が不要であり、更に加うるに、地上の
建屋の下の土砂を除去して地下室空間を形成する
時に、前記上梁材にて地上の建屋を支持しつつ地
下室空間を形成することができ、地上の建屋が傾
くおそれがなく、既存の地上の建屋の下に部分的
に地下室を容易に構築することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の略縦断面図、第2
図乃至第6図は同実施例の製造工程を示す要部斜
視図、第7図は同実施例の要部縦断面図、第8図
および第9図は本発明の杭と上梁材の異なつた連
結状態を示す実施例の要部斜視図、第10図は本
発明の杭と上梁材の更に異なつた連結状態を示す
実施例の要部縦断面図、第11図および第12図
は本発明の異なつた実施例の要部斜視図、第13
図は同実施例の要部縦断面図、第14図は同実施
例の横断面図である。 1……建屋、2……床部、3……杭挿入穴、4
……杭、5……上梁材、6……骨組材、7……山
留め板、8……地下室空間、9……天井パネル、
10……壁パネル、11……床パネル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 地上の建屋の床部を除去し、該除去部の地面
    に複数個の杭挿入穴を掘設し、該杭挿入穴に複数
    本の杭を順次継ぎ足して挿入し、相対向する杭の
    上端部間に上梁材を介在させて連結一体化し、該
    上梁材にて上方に位置する地上の建屋の骨組材を
    支持すると共に、杭内方の土砂を除去しつつ隣り
    合う杭間に山留め板を張設して地下室空間を形成
    し、更に該地下室空間の天井面部に天井パネル、
    壁面部に壁パネル、床面部に床パネルを張設して
    地下室を形成することを特徴とする地下室の構築
    方法。
JP61177617A 1986-07-30 1986-07-30 地下室の構築方法 Granted JPS6335968A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61177617A JPS6335968A (ja) 1986-07-30 1986-07-30 地下室の構築方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP61177617A JPS6335968A (ja) 1986-07-30 1986-07-30 地下室の構築方法

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Publication Number Publication Date
JPS6335968A JPS6335968A (ja) 1988-02-16
JPH0467532B2 true JPH0467532B2 (ja) 1992-10-28

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JP61177617A Granted JPS6335968A (ja) 1986-07-30 1986-07-30 地下室の構築方法

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02115458A (ja) * 1988-10-25 1990-04-27 Yukio Yanagisawa 地下室増設工法
NL2006708C2 (nl) * 2011-05-03 2012-11-06 Edwin Johannes Wilhelmus Boom Werkwijze voor het maken van een aanbouw.

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5964431A (ja) * 1982-09-29 1984-04-12 Canon Inc 給紙装置
JPS6097877A (ja) * 1983-11-02 1985-05-31 Nippon Seimitsu Kogyo Kk 印字装置の用紙供給方法および装置

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JPS6335968A (ja) 1988-02-16

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