JP3831045B2 - 防護柵のレール連結部構造 - Google Patents

防護柵のレール連結部構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、防護柵のレール連結部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、歩道縁部等に安全のため防護柵を設置しており、その際には、地面上に複数の支柱を間隔を開けて立設し、同支柱に形成したレール取付部にレールを直接固着することにより、隣接する支柱間にレールを横架して防護柵を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の防護柵にあっては、支柱に形成したレール取付部にレールを直接固着しており、しかも、レール取付部が防護柵の設置場所の傾斜に対応できる構造となっていなかったため、坂道やカーブ等に防護柵を設置する際に、レールの端部を変形させてレール取付部に固着しなければならず、防護柵の設置作業に時間と労力を要するとともに、設置された防護柵は景観を損ねるものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、所定の間隔を保持した前後一対の支柱板間に前後ボス部を上下回動自在に架設し、同前後ボス部に左右レールをレール枢着部を介して水平回動自在に連結することとした。
【0005】
また、前後一対の支柱板の上方にキャップを冠着し、支柱板とキャップとにより区画される空間を連結空間とし、同連結空間内に前後ボス部及びレール枢着部を収納することとした。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明に係るレール連結部構造は、支柱を所定の間隔を保持した前後一対の支柱板より構成し、同前後一対の支柱板間に円筒形状の連結体支持軸を架設し、連結体支持軸に左右のレールを連結体を介して枢着したものである。
【0007】
連結体は、円筒形状のボス部と、同ボス部の軸心方向に直交させて形成した円筒形状のレール枢着部とを一体的に形成している。
【0008】
また、連結体は、連結体支持軸にボス部を上下方向に回動自在に遊嵌するとともに、レール枢着部に連結パイプを左右方向に回動自在に枢着しており、同連結パイプに円筒形状のレールを嵌合している。
【0009】
支柱板は、平板形状に形成しており、地面上に前後一対の支柱板を対向状態にして立設し、しかも、支柱板の先端にキャップを冠着し、支柱板とキャップとにより区画される空間内にボス部及びレール枢着部を収納している。
【0010】
このようにして、支柱に連結体を上下方向に回動自在に取付けるとともに、同連結体にレールを左右方向に回動自在に取付けることにより、支柱にレールを上下方向及び左右方向に回動自在に連結したものである。
【0011】
従って、支柱の左右側のレールの上下方向の回動角度を異ならせることにより、支柱を鉛直上方に向けた状態(地面に対しては傾斜させた状態)で、坂道等に防護柵を設置することができ、また、支柱の左右側のレールの左右方向の回動角度を異ならせることにより、支柱を立設する歩道縁部の傾斜に沿わせた状態で、カーブ等に防護柵を設置することができるものである。
【0012】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0013】
図1は、本発明に係るレール連結部構造を具備する防護柵の設置状態を示す図であり、防護柵Bは、地面G上の歩道縁部等に間隔を開けて複数の支柱7を立設し、隣接する支柱7,7 間に2本のレール11を上下に間隔を開けて架設しており、支柱7とレール11とは、レール連結部構造Aにより連結している。
【0014】
レール連結部構造Aは、図2〜図4に示すように、支柱7を所定の間隔を保持した前後一対の支柱板7a,7a より構成し、同前後一対の支柱板7a,7a 間に連結体支持軸5を横架し、連結体支持軸5に前後一対の連結体1,1 を枢着し、同連結体1,1 に左右のレール11,11 を連結パイプ8,8 を介して連結している。図中、6は取付ネジ、7bは取付孔である。
【0015】
連結体支持軸5は、図3及び図5に示すように、円筒形状に形成しており、中空部内周面に雌ネジ5aを形成し、同雌ネジ5aに取付ネジ6を螺着している。
【0016】
連結体1は、図5に示すように、円筒形状のボス部2と、同ボス部2の軸心方向に直交させて形成した円筒形状のレール枢着部3と、ボス部2とレール枢着部3とを接続する接続体4とから一体的に形成している。また、接続体4の下面には、補強用のリブ4aを形成している。尚、ボス部2とレール枢着部3とを別体として連結体1を構成してもよい。
【0017】
また、連結体1は、図2〜図5に示すように、連結体支持軸5にボス部2を上下方向に回動自在に遊嵌するとともに、レール枢着部3に連結パイプ8を左右方向に回動自在に枢着しており、同連結パイプ8に円筒形状のレール11を嵌合している。図中、9はスプリングピンであり、連結パイプ8に穿設した透孔8a,8a と垂直ボス3の中空部とに貫通状態に挿通している。
【0018】
支柱板7aは、図2〜図5に示すように、平板形状に形成しており、地面G上に所定の間隔を保持して立設している。
【0019】
また、前後一対の支柱板7a,7a の先端部間には、図5に示すように、キャップ10を取付けており、同キャップ10は、断面半円形状の湾曲平板10a と、同湾曲平板10a の裏面前後縁部に垂設した前後側壁10b,10c とから形成し、湾曲平板10a の左右両端を半円形状に切欠するとともに、前後側壁10b,10c の外側面に係合溝10d を刻設している。そして、同係合溝10d に支柱板7a,7a の先端部に内側方に向けて突設した円弧状の係合突起7cを係合している。
【0020】
そして、キャップ10と前記支柱板7a,7a とにより連結空間Sを区画し、同連結空間S内に前後一対のボス部2,2 及びレール枢着部3,3 を収納している。
【0021】
上述したように、支柱7に連結体1を上下方向に回動自在に取付けるとともに、同連結体1にレール11を左右方向に回動自在に取付けることにより、支柱7にレール11を上下方向及び左右方向に回動自在に連結している。
【0022】
従って、図1及び図2に示すように、支柱7の左右側のレール11,11 の上下方向の回動角度を異ならせることにより、支柱7を鉛直上方に向けた状態(地面Gに対しては傾斜させた状態)で、坂道等に防護柵を設置することができ、また、図3及び図7に示すように、支柱7の左右側のレール11,11 の左右方向の回動角度を異ならせることにより、支柱7を立設する歩道縁部の傾斜に沿わせた状態で、カーブ等に防護柵を設置することができる。
【0023】
そのため、防護柵Bを、設置する場所の上下左右の傾斜に対応させて、景観を損ねることなく設置することができる。
【0024】
しかも、支柱板7a,7a の先端にキャップ10を冠着し、支柱板7a,7a とキャップ10とにより区画される空間内にボス部2,2 及びレール枢着部3,3 を収納しており、連結体1が支柱7の外観面と当接していないため、防護柵Bを設置する際に連結体1を揺動させても、支柱7の外観面は損傷することがなく、美的外観を損なうことがないとともに、支柱7の外観面の損傷に起因する錆等の腐食を未然に防止することができる。
【0025】
さらに、支柱7,7 間に連結体支持軸5を水平状態に横架し、同連結体支持軸5に左右両側の連結体1,1 を回動自在に取付けているため、左右両側の連結体1,1 は、両方とも連結体支持軸5を中心に回動することとなり、一定の傾斜角度を有する傾斜面に防護柵Bを設置した場合、支柱7の左右両側のレール11,11 が一直線上に位置することとなり、防護柵Bの美的外観を良好なものとすることができるとともに、支柱7を挟んで左右両側のレール11,11 に宣伝広告用の看板等をレール11,11 に沿わせて容易に取付けることができる。
【0026】
これに対し、左右両側の連結体1,1 の回動中心を異ならせると、支柱7の左右両側のレール11,11 が支柱を挟んで段違いに位置することとなり、美的外観を損ねるとともに、両レール11,11 に沿わせて看板等を取付けるのが困難となる。
【0027】
【発明の効果】
本発明は、以上説明してきたような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0028】
(1) 請求項1記載の本発明では、所定の間隔を保持した前後一対の支柱板間に前後ボス部を上下回動自在に架設し、同前後ボス部に左右レールをレール枢着部を介して水平回動自在に連結しているため、レールの上下方向の回動角度を異ならせることにより、支柱を鉛直上方に向けた状態(地面に対しては傾斜させた状態)で、坂道等に防護柵を設置することができ、また、レールの左右方向の回動角度を異ならせることにより、支柱を立設する歩道縁部の傾斜に沿わせた状態で、カーブ等に防護柵を設置することがでる。従って、防護柵を、設置する場所の上下左右の傾斜に対応させて、景観を損ねることなく設置することができる。
【0029】
しかも、一定の傾斜角度を有する傾斜面に防護柵を設置した場合、連結体支持軸を中心に回動することで支柱の左右両側のレールが一直線上に位置することとなり、防護柵の美的外観を良好なものとすることができるとともに、支柱を挟んで左右両側のレールに宣伝広告用の看板等をレールに沿わせて容易に取付けることができる。
【0030】
また、前後一対の支柱板の上方にキャップを冠着し、支柱板とキャップとにより区画される空間を連結空間とし、同連結空間内に前後ボス部及びレール枢着部を収納したため、防護柵の美的外観を良好なものとすることができる。
【0031】
しかも、前後ボス部及びレール枢着部が支柱の外観面と当接しておらず、防護柵を設置する際にレールを揺動させても、支柱の外観面は損傷することがなく、美的外観を損なうことがないとともに、支柱の外観面の損傷に起因する錆等の腐食を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防護柵のレール連結部構造を具備する防護柵の設置状態を示す説明図。
【図2】レール連結部構造を示す正面断面図。
【図3】同平面図。
【図4】同側面図。
【図5】連結体を示す斜視図。
【図6】キャップを示す斜視図。
【図7】防護柵の設置状態を示す説明図。
【符号の説明】
A レール連結部構造
B 防護柵
1 連結体
2 ボス部
3 レール枢着部
5 連結体支持軸
7 支柱
7a 支柱板
11 レール

Claims (1)

  1. 所定の間隔を保持した前後一対の支柱板(7a,7a) 間に連結体支持軸 (5,5) を横架し、同連結体支持軸 (5,5) 前後ボス部(2,2) を上下回動自在に架設し、同前後ボス部(2,2) に左右レール(11,11)をレール枢着部(3) を介して水平回動自在に連結し、前後一対の支柱板 (7a,7a) の上方にキャップ (10) を冠着し、支柱板 (7a,7a) とキャップ (10) とにより区画される空間を連結空間 (S) とし、同連結空間 (S) 内に前後ボス部 (2,2) 及びレール枢着部 (3) を収納したことを特徴とする防護柵のレール連結部構造。
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