JP2888541B2 - 監視カメラの取付構造 - Google Patents

監視カメラの取付構造

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JP2888541B2
JP2888541B2 JP1124695A JP12469589A JP2888541B2 JP 2888541 B2 JP2888541 B2 JP 2888541B2 JP 1124695 A JP1124695 A JP 1124695A JP 12469589 A JP12469589 A JP 12469589A JP 2888541 B2 JP2888541 B2 JP 2888541B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は道路交通の監視等に用いられる監視カメラの
取付構造に関する。
(従来の技術) 第8図にこの種の従来の監視カメラの取付構造を示
す。図中、1は監視カメラ(以下、カメラと称す)であ
り、2はこのカメラ1が先端に取り付けられカメラ1を
所定の高さに位置づけるポール、3はカメラ1とテレビ
モニタ(図示せず)側とを接続するケーブルである。カ
メラ1は、カメラハウジング5内に収納され、カメラハ
ウジング5の周囲は日除けフード6で覆われている。ま
た、カメラハウジング5には、ガラス板等よりなる窓部
7が設けられており、カメラ1のレンズ部8は窓部7と
対向させてある。ポール2の基端にはフランジ10が設け
られており、ポール2はフランジ10が地面等の設置面11
にボルト12にて固定されて設置面11に立設される。ま
た、ポール2の先端には取付板14が固定されており、取
付板14に設けられた雲台15にカメラハウジング5は取り
付けられている。この雲台15は、取付板14にネジ止めさ
れる固定板16とこの固定板16にネジ止めされカメラハウ
ジング5が取り付けられる保持板17とで構成され、固定
板16に形成されたネジ挿入穴18及び保持板17に形成され
たネジ挿入穴19は、夫々、円弧形状の長穴となってい
る。従って、カメラハウジング5をこのネジ挿入穴18,1
9の範囲で水平方向及び上下方向に回動してカメラ1の
向きの調節を行える。また、ケーブル3はポール2に取
り付けられた配管20内を通って設置面11に至り、地中等
に埋設される。
この従来の取付構造によると、ポール2の先端にカメ
ラハウジング5が取り付けられ、かつケーブル3が露出
しているため、本装置が監視カメラ装置である事が一目
で分かり、監視カメラ装置の周囲の景観を損ねるばかり
か、監視対象物以外の人々(住民等)にとっては常に監
視されているという精神的圧迫も受け、プライバシーを
侵害するという苦情も出ていた。また、ケーブル3が露
出しているため、ケーブル3を切断されて監視の妨害を
されるおそれもあった。
また、雲台15は、円弧形状の長穴18,19の範囲という
限られた領域でしか角度調節ができないため、この点を
考慮して適正な方向にカメラ1が向くようにポール2の
据付工事を行う必要があり、またポール2にケーブル3
を固定する必要があるため、現地におけるカメラ1の据
付工事が煩雑となっていた。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如く、従来の監視カメラの取付構造では、ポー
ルの先端に取り付けられた雲台にカメラハウジングが取
り付けられた構成であり、またケーブルは露出している
ため、本装置が監視カメラ装置であることが一目で分か
り、装置周囲の景観を損ねるばかりか、住民等は常に監
視されているという精神的圧迫を受けるという問題点が
あった。また、ケーブルを切断されて監視妨害をされる
おそれもあった。
また、雲台による角度調節の範囲が限られているた
め、カメラが適正な方向に向くようにポールを立設する
必要があり、またケーブルをポールに固定する必要があ
るため、現地におけるカメラの据付工事が煩雑となって
いた。
本発明はこのような従来の欠点に鑑みてなされたもの
であり、監視カメラ装置全体が周囲の景観に溶け込み本
装置が監視カメラ装置であることが外観から判明し難く
なり、かつケーブルを切断されるおそれもなく、さら
に、現地におけるカメラの据付工事を容易に行える監視
カメラの取付構造を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明に係る監視カメラの取付構造は、先端が塞がれ
た中空の棒状に形成され、前記先端近傍に窓部が設けら
れ、設置面に基端が固定されて立設されるポールと、レ
ンズ部が前記窓部に対向させられて前記ポールの先端側
に収納され、前記ポール内を通って前記基端開口へ導か
れるケーブルが接続される監視カメラとを具備し、前記
ポールは、設置面に固定される固定ポール部と、内部に
監視カメラが取り付けられ前記固定ポール部に水平回動
可能に嵌合連結される先端ポール部と、前記固定ポール
部に対して前記先端ポール部が所望の方向に水平回動さ
れた位置にて前記固定ポール部と前記先端ポール部との
嵌合部分を固定するための固定手段とを具備してなり、
前記固定ポール部及び先端ポール部の夫々の嵌合部分は
円筒形状とされていることを特徴とする。
また、本発明に係る監視カメラの取付構造は、嵌合部
分における固定ポール部の外周面には溝が形成され、前
記嵌合部分における先端ポール部を介して固定ネジが前
記溝に到達する構造を有し、先端ポール部が前記固定ポ
ール部に水平回動可能に嵌合連結されることを特徴とす
る。
また、本発明に係る監視カメラの取付構造は、先端ポ
ール部には、この先端ポール部との嵌合部分における固
定ポール部の軸方向に平行な方向に対して交差する方向
に延びる支点軸と、この支点軸に一端が支承され監視カ
メラを保持する保持板と、前記先端ポール部の外部へ突
出する操作部の操作に連動して前記保持板を回動させる
回動手段とが設けられていることを特徴とする。
更に、本発明に係る監視カメラの取付構造は、先端が
塞がれた中空の棒状に形成され、前記先端近傍に窓部が
設けられ、設置面に基端が固定されて立設されるポール
と、レンズ部が前記窓部に対向させられて前記ポールの
先端側に収納され、前記ポール内を通って前記基端開口
へ導かれるケーブルが接続される監視カメラとを具備
し、前記ポールは、設置面に固定される固定ポール部
と、内部に監視カメラが取り付けられる先端ポール部
と、一端が前記固定ポール部に嵌合連結され前記一端の
軸方向に対して交差する方向にのびる他端が前記先端ポ
ール部に嵌合連結される中間ポール部と、前記固定ポー
ル部と前記中間ポール部との嵌合部分を固定する第1の
固定手段と、前記中間ポール部と前記先端ポール部との
嵌合部分を固定する第2の固定手段とを具備してなり、
前記固定ポール部及び中間ポール部の夫々の嵌合部分と
前記中間ポール部及び前記先端ポール部の夫々の嵌合部
分とは円筒形状とされていることを特徴とする。
(作用) 本発明では、ポールの先端側にカメラを収納し、カメ
ラに接続されるケーブルをポール内を通してポールの基
端開口へ導いたことにより、外観上はポールのみが立設
された状態となる。従って、道路等に立設される交通標
識や街路灯に溶け込み、監視カメラを有することが外観
からは判明し難い。また、ケーブルはポール内を通され
ており、切断されるおそれはない。
また、ポールを固定ポール部と先端ポール部との連結
体とし、先端ポール部を固定ポール部を中心として回動
できる構成としたことにより、先端ポール部に収納され
たカメラは、先端ポール部の回動方向については自由に
向きの調節を行える。
さらに、カメラを保持し支点軸に支承された保持板と
この保持板を回動する回動手段とを先端ポール部に取り
付け、先端ポール部の外部に突出する操作部の操作によ
り先端ポール部の回動方向とは異なる方向へ保持板を回
動させる構成とすることにより、先端ポール部に収納さ
れたカメラを任意の方向へ向けることが可能となる。
また、ポールを固定ポール部と中間ポール部と先端ポ
ール部との連結体とし、中間ポール部は固定ポール部を
中心として回動し、先端ポール部は中間ポール部を中心
として回動する構成とするとともに、固定ポール部を中
心とする中間ポール部の回動方向と中間ポール部を中心
とする先端ポール部の回動方向が異なるように中間ポー
ル部を屈曲させることにより、中間ポール部及び先端ポ
ール部の回動によりカメラを任意の方向へ向けることが
できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図乃至第7図を参照して
詳述する。
第1図乃至第3図は監視カメラの取付構造の第1の実
施例を説明する図であり、第1図は斜視図、第2図は第
1図のII−II線断面図、第3図は作用を説明する図であ
る。
図中、21はカメラであり、22はこのカメラ21が先端側
に収納されてカメラ21を所定の高さに位置づけるポール
である。
ポール22は、第1図及び第2図に示す如く、円筒形状
の棒体よりなり、基端23は開口し、先端24は塞がれてい
る。また、ポール22の基端23には、フランジ26が設けら
れており、ポール22はフランジ26が地面等の設置面27に
ボルト28にて固定されて設置面27に立設される。また、
ポール22の先端近傍にはガラス板等よりなる窓部30が設
けられており、カメラ21はそのレンズ部31を窓部30と対
向させてポール22の先端側に収納されている。すなわ
ち、ポール22の先端部分は従来のカメラハウジング5と
同等の役割を果している。そして、カメラハウジング5
と同様、ポール22の先端部分は、日除けとなるフード32
で覆われており、太陽の日射によるカメラ21の温度上昇
を防止している。また、テレビモニタ(図示せず)側へ
接続されるケーブル33は、ポール22の貫通孔34を通って
基端23の開口へ導かれて地中等へ埋設される。従って、
設置面27にはポール22のみが立設され、ケーブル33が露
出することはない。
また、ポール22自体は、設置面27に固定される固定ポ
ール部35とカメラ21が収納される先端ポール部36とで構
成されている。尚、前記した日除フード32は先端ポール
部36に設けられている窓部30に穴部37を対向させて先端
ポール部36にネジ止めされている。
この先端ポール部36は、第2図及び第3図に示すよう
に固定ポール部35の端部に嵌合連結されている。この場
合に、固定ポール部35及び先端ポール部36は共に円筒形
状である。従って、先端ポール部36は、固定ポール部35
を回転中心として水平方向(第3図に示す矢印a−b方
向)に回動できる。また、固定ポール部35の端部外周に
は固定ネジ(固定手段)40のネジ径より若干大きな幅の
溝41が形成されており、先端ポール部36には、溝41と相
対向する位置に固定ネジ40と螺合するネジ穴42が設けて
ある。従って、固定ネジ40をネジ穴42に捩じ込み、固定
ネジ40のネジ部を溝41内に挿入することにより、先端ポ
ール部36が固定ポール部35から離脱することは防止され
る。また、固定ネジ40の先端が溝41の底面に押し付けら
れるまで固定ネジ40を捩じ込むことにより、固定ポール
部35に対する先端ポール部36の回動は阻止される。尚、
43はスプリングワッシャである。また、ケーブル33は、
コネクタ44が取り付けられたケーブル33aとコネクタ45
が取り付けられたケーブル33bとで構成され、先端ポー
ル部36を固定ポール部35に取り付けるときにコネクタ44
と45を接続する構成となっている。
一方、先端ポール部36内には、第2図及び第3図に示
す如く、ヒンジ(支点軸)50を介して一端が先端ポール
部36内壁に取り付けられ上下方向(第3図に示す矢印c
−d方向)に回動自在とされた保持板51が設けられてお
り、カメラ21はこの保持板51に保持されている。また、
保持板51の他端側の下面には、調整ネジ53の先端が当接
させられており、保持板51の矢印d方向への回転はこの
調整ネジ53で阻止される。また、調整ネジ53は、先端ポ
ール部36の内面に溶接されたナット54に螺合させられて
おり、調整ネジ53を回動させると、ナット54に螺合した
調整ネジ53は、上下方向(第3図に示す矢印c1−d1
向)にスライドする。また、調整ネジ53のつまみ部(操
作部)55は先端ポール部36の外部へ突出している。従っ
て、先端ポール部36の外部において、つまみ部55を回動
することにより、カメラ21を矢印c−d方向に回動する
ことができカメラ21の視野方向を自由に変えられる。す
なわち、調整ネジ53及びナット54は操作部55の操作に連
動して保持板51(従ってカメラ21)を回動させる回動手
段を構成している。57は、引張スプリングである。この
スプリング57は、保持板51と先端ポール部36内壁との間
に設けられており、保持板51が調整ネジ53の先端に当接
するように保持板51を付勢している。従って、保持板51
が先端ポール部36の振動や調整ネジ53の上下のスライド
の際に上下にガタツクことはない。また、先端ポール部
36内壁には、矢印c方向へ回転する保持板51と当接する
上限ストッパ59aと矢印d方向へ回転する保持板51と当
接する下限ストッパ59bが設けられており、保持板51の
回動範囲を、カメラ21の角度調整に必要な範囲に限定し
てある。
上述の如く、本例の取付構造では、カメラ21はポール
22内に収納され、ケーブル33はポール22の外部に露出し
ていない。従って、ポール22だけが設置面27に立設され
るのみとなり道路等に立設される交通標識や街路灯に溶
け込み、本装置が監視カメラ装置であることが外観から
は判明し難くなる。また、ケーブル33が切断されること
はない。さらに、現地におけるカメラ21の据付作業にお
いては、固定ネジ40を緩めて先端ポール部36を矢印a−
b方向に回動し、つまみ部55を回して保持板51を矢印c
−d方向へ回動することによりカメラ21を所望の方向に
向けられるため、カメラ21の向きを考慮してポール22を
立設する必要はない。また、ケーブル33はポール22内を
通されており、従来の如きケーブルの固定作業も必要と
しない。
第4図乃至第6図は監視カメラの取付構造の第2の実
施例を説明する図であり、第4図は斜視図、第5図は第
4図のV−V線断面図、第6図は第5図の円部A拡大図
である。
図中、21はカメラ、22Aはこのカメラ21が先端側に収
納されてカメラ21を所定の高さに位置づけるポールであ
る。
ポール22Aは、円筒形状の棒状よりなり、第4図に示
す如く、設置面27に立設したときに、街路灯に見まがう
ように先端側が「T」の字形となっている。このポール
22Aにおいてもポール22と同様、基端23は開口し、先端2
4Aは塞がれている。また、ポール22Aの基端23には、フ
ランジ26が設けられ、フランジ26が設置面27にボルト28
にて固定されている。また、ポール22Aの先端近傍には
ガラス板等よりなる窓部30が設けられており、カメラ21
はそのレンズ部31が窓部30と対向させてポール22Aの先
端側に収納されている。また、ケーブル33、ポール22A
内を通って基端23の開口へ導かれ、例えば地中等に埋設
された中継機61に接続される。62は中継機61とテレビモ
ニタ側とを接続するケーブルである。従って、設置面27
には街路灯形状のポール22Aのみが立設され、ケーブル3
3が露出することはない。
また、ポール22A自体は、設置面27に固定される固定
ポール部35とカメラ21が収納される先端ポール部36Aと
両者35,36Aを接続する中間ポール部65とで構成される。
先端ポール部36Aは、連結円筒部66及びカメラ収納円
筒部67により前述したように「T」形に形成されてお
り、カメラ21が収納されるカメラ収納円筒部67には、日
除フード32Aがネジ止めされている。
中間ポール部65は「L」の字形の円筒で形成されてお
り、第5図及び第6図に示す如く、中間ポール部65の一
端68は固定ポール部35に嵌合連結され、他端69は先端ポ
ール部36Aの連結円筒部66に嵌合連結されている。この
場合に、固定ポール部35、先端ポール部36A及び中間ポ
ール部65は共に円筒形状となっており、かつ、中間ポー
ル部65は略直角に曲げられている。従って、第4図に示
す如く、中間ポール部65は固定ポール部35を回転中心と
して水平方向(矢印a−b方向)に回動でき、先端ポー
ル部36Aは中間ポール部65を回転中心として垂直方向
(矢印c−d方向)に回動できる。また、第6図に示す
如く、固定ポール部35の連結側端部外周及び先端ポール
部36Aの連結側端部外周には、第1の実施例と同様の溝
部41が形成され、中間ポール部65の両端には溝41と相対
向する位置に固定ネジ40と螺合するネジ穴42が設けられ
ている。従って、固定ネジ40を締めつけることにより固
定ポール部35、先端ポール部36A及び中間ポール部65の
三者は連結固定される。
上述の如く本例の取付構造では、カメラ21は街路灯形
状のポール22Aに収納され、ケーブル33も露出していな
い。従って、ポール22Aは周囲の街路灯等に溶け込み本
装置が監視カメラ装置であることが外観からは判別し難
くなる。また、固定ネジ40を緩めることにより、中間ポ
ール65は矢印a−b方向へ回動でき、先端ポール36Aは
矢印c−d方向へ回動できるため、カメラ21を所望の方
向へ向けられる。従って、カメラ21の向きを考慮してポ
ール22Aを立設する必要はない。
第7図は監視カメラの取付構造の第3の実施例を説明
する図である。本例のポール22Bでは、先端ポール部36B
の外形が第1の実施例の先端ポール部36と同様の形状と
された点を除きポール22Aと同様な構成となっている。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の取付構造では、ポール内
に監視カメラが収納されポール内をケーブルが通されて
いるため、外観上は設置面にポールのみが立設された状
態となる。従って、ポール自体は周囲の景観に溶け込
み、監視カメラを有することが外観から判別し難くな
る。また、ケーブルを切断され監視妨害をされるおそれ
もない。
また、ポール内に収納された監視カメラを任意の方向
に向けられるため、監視カメラの向きを考慮してポール
を立設する必要はなくなり、また、ケーブルをポールに
固定する必要もないため、現地における監視カメラの据
付工事を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の第1の実施例を説明する図
であり、第1図は監視カメラを有するポールの斜視図、
第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は監視カメラ
の角度調整を説明する要部断面図である。 第4図乃至第6図は本発明の第2の実施例を説明する図
であり、第4図は監視カメラを有するポールの斜視図、
第5図は第4図のV−V線断面図、第6図は第5図の円
部A拡大図である。 第7図は本発明の第3の実施例を説明する斜視図であ
る。 第8図は従来の監視カメラの取付構造を説明する斜視図
である。 21…監視カメラ、22,22A,22B…ポール 23…基端、24,24A…先端 27…設置面、30…窓部 31…レンズ部、33…ケーブル 34…貫通孔、35…固定ポール部 36,36A,36B…先端ポール部 40…固定ネジ(固定手段) 50…支点軸、51…保持板 53…調整ネジ、54…ナット 55…つまみ部(操作部) 65…中間ポール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝又 誠也 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 東芝通信システムエンジニアリング株式 会社内 (56)参考文献 実開 昭61−116469(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/225

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端が塞がれた中空の棒状に形成され、前
    記先端近傍に窓部が設けられ、設置面に基端が固定され
    て立設されるポールと、レンズ部が前記窓部に対向させ
    られて前記ポールの先端側に収納され、前記ポール内を
    通って前記基端開口へ導かれるケーブルが接続される監
    視カメラとを具備し、 前記ポールは、 設置面に固定される固定ポール部と、内部に監視カメラ
    が取り付けられ前記固定ポール部に水平回動可能に嵌合
    連結される先端ポール部と、前記固定ポール部に対して
    前記先端ポール部が所望の方向に水平回動された位置に
    て前記固定ポール部と前記先端ポール部との嵌合部分を
    固定するための固定手段とを具備してなり、 前記固定ポール部及び先端ポール部の夫々の嵌合部分は
    円筒形状とされていることを特徴とする監視カメラの取
    付構造。
  2. 【請求項2】嵌合部分における固定ポール部の外周面に
    は溝が形成され、前記嵌合部分における先端ポール部を
    介して固定ネジが前記溝に到達する構造を有し、先端ポ
    ール部が前記固定ポール部に水平回動可能に嵌合連結さ
    れることを特徴とする請求項(1)に記載の監視カメラ
    の取付構造。
  3. 【請求項3】先端ポール部には、この先端ポール部との
    嵌合部分における固定ポール部の軸方向に平行な方向に
    対して交差する方向にのびる支点軸と、この支点軸に一
    端が支承され監視カメラを保持する保持板と、前記先端
    ポール部の外部へ突出する操作部の操作に連動して前記
    保持板を回動させる回動手段とが設けられていることを
    特徴とする請求項(1)記載の監視カメラの取付構造。
  4. 【請求項4】先端が塞がれた中空の棒状に形成され、前
    記先端近傍に窓部が設けられ、設置面に基端が固定され
    て立設されるポールと、レンズ部が前記窓部に対向させ
    られて前記ポールの先端側に収納され、前記ポール内を
    通って前記基端開口へ導かれるケーブルが接続される監
    視カメラとを具備し、 前記ポールは、 設置面に固定される固定ポール部と、内部に監視カメラ
    が取り付けられる先端ポール部と、一端が前記固定ポー
    ル部に嵌合連結され前記一端の軸方向に対して交差する
    方向にのびる他端が前記先端ポール部に嵌合連結される
    中間ポール部と、前記固定ポール部と前記中間ポール部
    との嵌合部分を固定する第1の固定手段と、前記中間ポ
    ール部と前記先端ポール部との嵌合部分を固定する第2
    の固定手段と、を具備してなり、前記固定ポール部及び
    中間ポール部の夫々の嵌合部分と前記中間ポール部及び
    前記先端ポール部の夫々の嵌合部分とは円筒形状とされ
    ていることを特徴とする監視カメラの取付構造。
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