JP2001238101A - テレビカメラ - Google Patents

テレビカメラ

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JP2001238101A
JP2001238101A JP2000044833A JP2000044833A JP2001238101A JP 2001238101 A JP2001238101 A JP 2001238101A JP 2000044833 A JP2000044833 A JP 2000044833A JP 2000044833 A JP2000044833 A JP 2000044833A JP 2001238101 A JP2001238101 A JP 2001238101A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 水平軸及び垂直軸線のより広範な再位置決め
を許容する、ボール形状体からなる監視カメラ本体を有
するテレビカメラを提供する。 【解決手段】 内部にボール形状体からなるカメラ本体
13を収容するカメラカバー12を、全体リング形状の
取付体12を用いてカメラホルダ3の中心に取付ける。
カメラ本体13はカバー12の内部で自由方向に回転し
て位置決め・固定され、撮像部を任意方向に指向可能と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば監視用途に使
用されるテレビカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】監視用カメラは、一般に、壁、ポール、
天井、或は、他の固定ベース(基盤)にカメラ・マウン
トとして既知の伸張されたアームを用いて取り付けられ
ている。伸張されたアームあるいはカメラ・マウント
は、カメラのレンズをその意図された監視目標へ向ける
ために、カメラの水平方向軸及び垂直方向軸の位置付け
を許容する旋回ジョイント又はスイベル・ジョントを備
える構造とされる。多くの場合、テレビカメラは大きく
て扱いにくいハウジング又はケースによって覆われ、そ
の結果、カメラ・アセンブリ全体が大きくなって重くな
り、それが建物の構造やインテリアを著しく乱すものと
なっている。
【0003】このような状況の下、出願人は、油田、精
油所、及び/或いは、同様の爆発性ガス環境の監視等の
耐破壊性環境或いは防爆環境に用いられるカメラ用の他
のタイプのボール形状のハウジングあるいはケースを提
案したところであり、そうしたハウジングあるいはケー
スの例としては係属中の特願平11−359692があ
る。そうしたボール形状のハウジングあるいはケース
は、該ボール形状ケースの径と同等の曲率径を具備して
切欠を有する2つのホルダ間に緊密に取り付けられ得
る。そうしたボール形状のカメラあるいはケースは、そ
の前方ホルダの把持圧力を解放することによって、該ホ
ルダの前方の異なるシーン(場面)へ向けて再位置決め
或いは方向付けさせることができる。しかしながら、そ
うしたボール形状カメラの位置決めは、その前方ホルダ
の前方における扇形以内のアングルに限定されており、
その限定はレンズの視角がどの程度広いかに依存してい
る。視角が非常に広いレンズの場合、レンズの光路がカ
メラの小さな再位置決めによってすら前方ホルダ面で遮
られ得るので再位置決めは非常に狭いアングルに限定さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、数々
の異なるシーンを監視するために、水平軸及び垂直軸線
のより広範な再位置決めを許容する、ボール形状体から
なるカメラ本体を有するテレビカメラを提供することで
ある。
【0005】本発明の更なる目的は、天井あるいは壁に
取り付け可能であると共に、その簡単な再位置決め能力
を維持することとしたものである。
【0006】本発明の他の目的は、デザインの点で感じ
が良く、建物のインテリアデザインを遮らないボール形
状体からなるカメラ本体を有するテレビカメラを提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のこの目的を達成
するため、内部が中空のケース体であって全体ボール形
状体とされ、内部に撮像部を備え、ボール形状体の前部
に、内蔵される撮像部のための窓部からなる透明あるい
は半透明な前方パネルを備え、ボール形状体の前方パネ
ルに対する後部に、内蔵される撮像部へ配線される電気
ケーブルのインレットを備えた切頭部としてなるカメラ
本体と、ボール形状体からなるカメラ本体を被包可能と
し、基端部をカメラ本体を内部へ挿入可能とする円筒状
とし、これに連続する先端部を基端部側から挿入された
ボール形状体からなるカメラ本体を内部で自由方向に回
動可能に収容するため、カメラ本体の半径と略同等の湾
曲半径とする半球形状部とし、該半球形状部には収容さ
れるカメラ本体の前方パネルを通じてのカメラ本体内の
撮像部のための視認領域をなす窓部を備え、さらに円筒
状の基端部には取付用のフランジリムが備えられるカメ
ラカバーと、中心に開口部を備え、該開口部の周部前面
側に、カメラカバー内に収容されるカメラ本体の後端側
に接する鋭角縁あるいはカメラ本体の半径と同等の曲率
半径からなる湾曲縁からなり、カメラ本体の後部側を支
持する円形の内側リムを備え、さらに内側リムの外側に
円形の被係合部を備えてなり、中心の開口部をカメラ本
体の後部より配線される電気ケーブルの通過部とし、任
意の構造物に支持させてなるカメラホルダと、カメラ本
体を内部に収容し、かつ該カメラ本体の後部側をカメラ
ホルダに支持させた状態でのカメラカバーの、半球形状
部側からカメラカバーに外挿される全体リング形状とさ
れ、一面側にカメラカバーのフランジリムと係合可能な
ショルダー部を備えるとともに、他面側に、前記ショル
ダー部がフランジリムに係合された状態において、任意
の構造物に支持されたカメラホルダの被係合部に係合可
能な係合部を備えてなる取付体と、を備えなるテレビカ
メラとしたものである。
【0008】以下、本発明を添付図面を参照しての本発
明の好適な実施例形態を示して説明するところである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は実施形態に係るテレビカメ
ラ10を任意の構造物としての壁面部に取付け、また図
2はテレビカメラを天井部に取付けた状態を示すもので
ある。ここで構造物としての天井部、あるいは壁面に
は、前面より観て方形状をなすカメラホルダ3が支持さ
れ、このカメラホルダ3の前面側の中心部にテレビカメ
ラ10は配設されることとなる。
【0010】テレビカメラ10は内部にボール形状体か
らなるカメラ本体13を収容してなるカメラカバー12
を、全体リング形状からなる取付体12(ロッキングナ
ット)を用いてカメラホルダ3の中心に取付けられる。
カメラカバー12に収容されるカメラ本体13は内部に
撮像部を配設する中空のケース体とされ、前部に内蔵さ
れる撮像部のための窓部からなる透明な前方パネル13
Aを備える。
【0011】さらにカメラカバー12はカメラホルダ3
側に支持される基端部を円筒状とし、これに連続してな
る先端部を半球形状部としたケース体とされ、半球形状
部には収容されるカメラ本体13の、前方パネル13A
を通じての撮像部のための視認領域を確保する切欠窓部
12Bが形成される。切欠窓部12Bの開口領域は、カ
メラケース12に収容されるカメラ本体13の前方パネ
ル13Aよりも大きなものとされ、ボール形状体からな
るカメラ本体13はカバー12の内部で自由方向に回転
して位置決め・固定され、切欠窓部12B内の所定の位
置に前方パネル13Aを位置決めして、カメラ本体13
内の撮像部を任意の方向に指向させることが可能とされ
る。
【0012】さらに実施形態に係るテレビカメラ10の
構成を詳しく説明するため、図3に分解斜視図を示す。
なお、図1および図2においてカメラホルダ3は直接、
天井あるいは壁面に一体に支持させてなるが、図3に示
すように壁面部や天井部に設置する電気ボックス3Hの
カバー3上に支持させることとしてもよい。
【0013】取付ケースとしての電気ボックス3Hは正
面正方形状とされ、前面部にカバー3を備える。すなわ
ち、取付ケースとしてのカバー3の中心位置には壁面あ
るいは天井内部より配線される電気ケーブル5の挿通用
の開口3D(円形開口)が形成され、その外周部には孔
部3Bが3ヶ所穿設される。このカバー3の開口3Dの
前面側には、カメラホルダとしてのホルダリング16が
間にリング状のシール材17を介装する状態で支持され
る。すなわち、ホルダリング16は、中心に電気ケーブ
ル5の挿通用の開口部16Dを備える全体リング形状と
され、カバー3の裏面側より孔部3Dを挿通する状態で
配設される止めネジ18によりその裏面部に螺着され
る。これによりホルダリング16はカバー3の前面部に
取着されることとなり、またホルダリング16とカバー
3との間にはシール材17が介装されるため封止状態と
される。
【0014】カバー3上にその裏面部を取着されるホル
ダリング16は、その外周部に周方向に沿って螺設され
る被係合部としての外ネジ部16Bが形成される。一方
開口部16Dの周部前面側には、ボール形状体からなる
カメラ本体13の後部側を支持する円形の内側リム16
Cが形成される。この内側リム16Cは、カメラ本体1
3の後部側と周方向において接触可能な鋭角縁、あるい
はボール形状のカメラ本体13の半径と同等の曲率半径
からなる湾曲縁からなる。
【0015】ボール形状体からなるカメラ本体13は、
前部に内蔵される撮像部のための窓部からなる透明な前
方パネル13Aを備え、該前方パネル13Aに対する後
部における球状の頂部を切頭部13Jとしている(図1
3〜図15参照)。切頭部13Jの略中心部には、内蔵
される撮像部へ配線される電気ケーブル5のインレット
が備えられる。
【0016】後部側を、配線される電気ケーブル5を開
口部16D並びに開口3Dに挿通させる状態で内側リム
16Cに支持させてなるカメラ本体13は、カメラカバ
ー12により被包される。カメラカバー12は、図13
ないし図15に示すように、基端部をカメラ本体13の
内部へ挿入可能とする円筒状とし、これに連続する先端
部を、基端部側から挿入されたカメラ本体13を内部で
自由方向に回動可能に収容するため、カメラ本体13の
半径と略同等の湾曲半径とする半球形状部とするケース
体により構成される。すなわち、カメラ本体13は、カ
メラカバー12の内部において、先端側に僅かなキャビ
ティ12Cを備える状態で収容され、この結果、前方パ
ネル13Aの部分を切欠窓部12Bに対し位置調整可能
に回動させることができる。なお、図3に示す例ではカ
メラカバー12には、開口状態で形成する切欠窓部12
Bとしているが、図13ないし、図15の例に示すよう
に窓部12Bを開口することなく、収容されるカメラ本
体13の前方パネル13Aより広い領域において半球形
状部に画成する透明あるいは半透明部としてもよい。こ
れによりカメラ本体12内の撮像部は、前方パネル13
A並びに透明、半透明部からなる窓部12Bを透視し、
テレビカメラ10の設置領域を撮像可能とする。カメラ
カバー12の円筒状部分の基端部には、周方向に沿って
外方に向けて突出形成されるフランジリム12Aが備え
られる。
【0017】内部にカメラ本体13を収容してなるカメ
ラカバー12には、フランジリム12Aの基端側端面1
2Dをホルダリング16の内側リム16Cの外側に当接
する状態とされ、この状態でカメラ本体3はホルダリン
グ16とカメラカバー12間に挟まれて支持・固定され
ることとなる。
【0018】こうしてカメラ本体13を内部に収容した
カメラカバー12には、半球形状部側から取付リング1
1(取付体)が外挿される。取付リング11は全体リン
グ形状で一面側にカメラカバー12のフランジリム12
Aと係合可能なショルダー11Aが備えられ、さらに他
面側の内周部にはホルダリング16の外ネジ部16Bと
螺合可能な内ネジ部11B(係合部)が形成される。す
なわち、取付リング11は内部にカメラ本体13を収容
したカメラカバー12のフランジリム12Aにショルダ
ー部11Aを係合し、ホルダリング16の外ネジ部16
Bに内ネジ部11Bを螺合することにより、テレビカメ
ラ10をカバー3上に取着・支持させることを可能にし
ている。
【0019】なお、図4に示すように上記ホルダリング
16をカバー3Aに一体化し、カバー3Aの全体をカメ
ラホルダとして種々の取付ケース上にテレビカメラ10
を支持させることも可能である。また図3に示すホルダ
リング16に代わって、図5に示すホルダリング116
を用いた差込式継手100としてもよい。すなわち、こ
のホルダリング116は周部に3つの突起フラップ11
6Aを備える。一方取付リング111は上記フラップ1
16Aと嵌入可能な差込切欠111Bを備え、取付リン
グ111は差込切欠111Bを突起フラップ116Aに
嵌入させた後、回動させることで取付リング111をホ
ルダリング116に係合させることが可能となる。この
他突起フラップ116Aに代わってピンをホルダリング
116の周部に形成することとしてもよい。
【0020】ボール形状体からなるカメラ本体13は、
金属あるいはプラスチック製とされ、型成形、プラスチ
ック射出成形等の方法で形成される。内部が中空とされ
るカメラ本体13は、例えば図6に示すように半球形状
ケースからなる前方区分体13Uと後方区分体13Bを
結合し、ボール形状に組立可能に形成してもよい(請求
項19に対応)。
【0021】後方区分体13Bは半球状の頂部を切頭し
てなる切頭部13Jを後方に備えてなる。この切頭部1
3Jの略中心には、孔部からなるケーブルインレット1
3JKが形成される。このケーブルインレット13JK
には中心に電気ケーブル5を挿通してなるシール材13
Kが挿入され、さらにナット13Hをインレット13J
Kに螺着することにより、電気ケーブル5を気密状態で
カメラ本体13内に配線することが可能となる。
【0022】カメラ本体13内に配線される電気ケーブ
ル5の先端部には、プラグ13YMが配設され、該プラ
グ13YMはCCDカメラからなる撮像部13Zのコネ
クタ13YFに接続される。なお、撮像部13Zにおい
て13XFは、レンズの焦点リングの調節体である。
【0023】一方、前方区分体13Uは、半球状の頂部
に前方パネル13Aを備えるものであるが、この前方パ
ネル13Aは図6に示すように透明あるいは半透明から
なるパネル材13Qを頂部に形成された孔部に当接し、
さらにその周部にリング状のシール部材13Sを配設
し、パネルホルダ13Pを前方より被せてネジ13Nに
より、パネルホルダ13P、シール部材13S、パネル
材13Qを該頂部に止着して形成される。
【0024】なお、前方パネル13Aは、図7の前方区
分体13Wのように区分体13Wの内側からパネル材1
3Tを頂部に形成された孔部に当接し、シール部材13
R並びにパネルホルダ13Vをパネル材13Tに当接
し、ネジ13Nにより頂部に止着するようにして形成し
てもよい(請求項22に対応)。
【0025】こうして構成される前方区分体13Uと後
方区分体13Bは、撮像部13Zのレンズを前方パネル
13Aの方向へ向くように各区分体13U、13B内で
位置決めされ、両区分体13U、13Bを球状となるよ
う衝合する。この際、両区分体13U、13Bの間には
リング状のシール部材13Eが介装され、衝合された両
区分体13U、13Bはネジ13M(留め具)により結
合し、組み立てられることとなる。
【0026】なお、前方区分体13Uにおける前方パネ
ル13Aの領域は、頂部における一部としているが、図
8の前方区分体13WPのように、前方区分体13WP
の全体を透明あるいは半透明材で形成し、区分体13W
Pそのものを前方パネルとしてもよい(請求項21に対
応)。
【0027】なお、各区分体13U、13Bの前方パネ
ル13Aの部分は、アクリルポリカーボネイト等の透明
プラスチック材を用いることとしてもよく、この部分を
外部より内部(撮像部13Z等)が見られないような薄
く色付けされたもの、あるいはハーフミラー状のものと
してもよい。さらにカメラ本体13は、その核となる中
心で2分割にされる例を示したが、例えば3つ以上の区
分体に分割し、これを組立てることとしてもよい。さら
にヒンジ等で開閉できる2分割型としてもよい。
【0028】こうして形成されるテレビカメラ10は、
図9のように前方パネル13Aの部分を軸線Xに沿って
指向させ、固定することができる他、図10のように切
欠窓部12Bに対応して任意の角度位置に位置決めする
ことも可能とされる。さらに図11のように軸線Xから
90度展開させた位置に指向させることも可能とされ
る。加えて図12のように、カメラカバー12の取付リ
ング11による係合状態を軸線Xを中心に360度、回
転調整することも可能とされ、実質的に前方パネル13
Aを通じてのカメラ本体13に内蔵される撮像部13Z
を、どの方向へも指向させることが可能となる。
【0029】図13ないし図15はボール形状体からな
るカメラ本体13がカメラカバー12内で自由方向に回
転される状態を示す断面図である。これらの図面におい
て、カメラカバー12の窓部12Bは、切欠状の開口で
はなく、透明あるいは半透明状とされる。図13は軸線
Xに沿ってカメラ本体13の前方パネル13Aを対応さ
せた状態である。図14は前方パネル13Aを任意角度
に位置決めした状態であり、さらに図15は軸線Xから
90度未満回動させ、位置決めした状態である。図14
並びに図15の回動状態において、切頭部13Jの中心
にある電線ケーブル5が、ホルダリング16の開口部1
6Dを通過可能となるよう切頭部13Jの切頭状態が設
定され、ケーブル5は開口部16Dの隙間16Jを通過
することとなる。したがって、もし電線ケーブル5が太
いものであれば、その分切頭割合が大きくなるところで
ある。
【0030】
【実施例】図16は第1実施例に係るテレビカメラ20
である。このテレビカメラ20は、戸外に据え付けるこ
とを目的とし、カメラカバー22の内面部22Cとカバ
ー22内に収容されるカメラ本体13との間にシール部
材22Mを配設している。シール部材22Mはフランジ
リム22Dとホルダリング16の前面部16Hの間にも
配設され、特にキャビティ22Gの部分にも充填される
こととなる。シール部材22Mとしてはラバー、シリコ
ン材などがあるが、カメラカバー22の窓部の対応部分
にはシール部材22Mは充填しないようにしている。
【0031】図17は図16の変形例に係るテレビカメ
ラ30であり、カメラカバー32の内面部32Cとカバ
ー32内に収容されるカメラ本体13との間にシール部
材32Mを配設している。シール部材32Mはフランジ
リム32Fと構造物の面部32S間、ホルダリング36
の前面部36Hに画成されるキャビティ32G、並びに
ホルダリング36の内側リム36Cの部分に亘って充填
されるが、カメラカバー32の窓部32Bの部分には充
填されないようにしている。
【0032】この変形例に係るテレビカメラ30は、請
求項2および3に対応するものであり、前記実施形態の
ように取付体としての取付けリング11を用いることな
く、カメラカバー32のフランジリム32Fを任意の構
造物に直付けるようにしている。構造物としては壁面、
天井部や壁面、天井部に設置される取付ケースなどがあ
る。そして図18に示すようにフランジリム32Fには
周方向に沿って複数の長孔32Hが形成されてなり、こ
の部分にネジ33を挿通し、構造物に該ネジ33を螺着
するようにしている。さらにネジ33に変えて、ビス、
釘などを用いることとしてもよい。また必ずしも長孔3
2Hは必要ではなく、フランジリム32Fを構造物に釘
打ちすることとしてもよい。
【0033】この変形例においてカメラホルダとしての
ホルダリング36は構造物の面部36Sに接着し、支持
することとしてもよく、また単に当接・支持させること
としてもよい。さらにこの変形例では構造物内(天井内
部、壁面内部等)に導管用パイプ39を配設し、カメラ
本体13から延びる電線ケーブル5を、この導管用パイ
プ39内に配線させるようにしている。
【0034】図19は第2実施例にかかるテレビカメラ
40であり、請求項28および29に対応するものであ
る。この実施例においては電線ケーブル5は構造物に形
成されたインレット用の開口を挿通され、該開口の前面
周部に、ホルダリング36を内側リム36Cが前面側に
なるよう当接・支持させている。
【0035】第2実施例において、カメラカバーは円筒
形の基端部38Mと先端の半球形状部38Nの2つの部
分からなり、両部38M、38Nは回転結合部38Jの
部分で結合される。基端部38Nの基端側に備えられる
フランジリム38Fは、図17のテレビカメラ30と同
様にネジ33を用いて構造物に螺着される。
【0036】回転結合部38Jは、拡大部分に示すよう
に半球形状部38N側に、軸線Xを中心とする周方向に
沿って包囲スロット38Kを備えて形成され、一方基端
部38M側に包囲スロット38Kとカギ形に結合する包
囲フック38Gを備えて形成される。すなわち回転結合
部38Jは、構造物に取着・固定される基端部38Mに
対し、半球形状部38Nを軸線Xを中心に回動可能と
し、これにより半球形状部38N側に形成される窓部3
8Bを軸線X回りに回動させ、カメラカバー内で自由方
向に回転されるカメラ本体13の前方パネル13Aをあ
らゆる方向に指向させることが可能となる。
【0037】図20は第3実施例に係り、柱や壁の縁部
に取着されるテレビカメラ50である。この実施例も前
記第2実施例と同様にカメラカバーを半球形状部58N
と、基端部58Mの2つの部分から構成し、基端部58
Mのフランジリム58Fの部分をネジ33を用いて構造
物に取着している。また筒状のカメラホルダ56を構造
物の縁部に当接・支持させている。このテレビカメラ5
0も半球形状部58Nと基端部58Mを回転結合部38
Jにより結合してなり、半球形状部58Nを軸線Xを中
心に回動可能としている。
【0038】図21は第4実施例に係り、天井や壁のコ
ーナ部に取着されるテレビカメラ60である。この実施
例も前記第2実施例と同様にカメラカバーを半球形状部
68Nと、基端部68Mの2つの部分から構成し、基端
部68Mのフランジリム68Fの部分をネジ63を用い
て間接的に構造物に取着している。すなわち、この実施
例においては、筒状のカメラホルダ66が、ネジ33を
用いて構造物のコーナ部66Aに取着されてなり、フラ
ンジリム68Fはカメラホルダ66の面部66D、66
Hに当接され、この部分にネジ63を用いて止着され
る。カメラホルダ66にはネジ33を挿通するための孔
部33Aが形成される。
【0039】このテレビカメラ60も半球形状部68N
と基端部68Mを回転結合部38Jにより結合してな
り、半球形状部68Nを軸線Xを中心に回動可能として
いる。
【0040】図22は第5実施例に係り、構造物として
のポール75の湾曲部に取着されるテレビカメラ70で
ある。この実施例も前記第2実施例と同様にカメラカバ
ーを半球形状部78Nと、基端部78Mの2つの部分か
ら構成し、基端部78Mのフランジリム78Fの部分を
ネジ33を用いてポール75の湾曲部に取着している。
また筒状のカメラホルダ76をポール75の湾曲部に当
接・支持させている。このテレビカメラ70も半球形状
部78Nと基端部78Mを回転結合部38Jにより結合
してなり、半球形状部78Nを軸線Xを中心に回動可能
としている。この結果、カメラ本体13の前方パネル1
3Aを自由方向に指向させることができる。
【0041】図23は第6実施例に係るテレビカメラ8
0を示し、請求項14に対応する。この実施例は、パイ
プ22(ポールでもよい)先端の取付部にカメラ本体1
3を取付けるものであり、パイプ22の先端部の周縁に
はカメラホルダとしての内側リム22Aが一体に形成さ
れる。ここでパイプ22は天井部、壁面部、床面部ある
いは地面に基端部を支持されてなり、パイプ22の先端
部が任意の構造物とされる。この内側リム22Aは鋭角
な縁部とされ、カメラ本体13の後端部と接し、該後部
側を支持可能とする。またパイプ22の先端の外周部に
は被係合部としての外ネジ部22Bが形成される。
【0042】さらに中心の開口部には電気ケーブル5が
挿通され、該ケーブル5はパイプ22内へと延設され
る。こうして内側リム22に接し、支持されるカメラ本
体13の前方側には、カメラカバー12が被包され、さ
らに該カメラカバー12には半球形状部側から取付リン
グ28(取付体)が外挿され、取付用のフランジリム1
2Aに対してリング28のショルダー部28Aを係合さ
せる。取付リング28には前記パイプ22の外ネジ部2
2Bと螺合する内ネジ部28B(係合部)が備えられ、
両ネジ部22B、28Bを螺合することで、カメラカバ
ー12と内側リム22の間でカメラ本体13が固定され
ることとなる。すなわち、カメラ本体13は前方パネル
13Aの部分をカバー12の窓部に12B内で自由方向
に移動調整し、一定の指向位置に位置決めさせるように
している。
【0043】図24に示すテレビカメラ90は、第7実
施側に係り、前記第6実施側の変形例に係る。この実施
例においては、パイプ22の周縁に、カメラホルダとし
ての内側リム22Cが備えられ、この内側リム22Cは
カメラ本体13の半径と同等の曲率半径からなる湾曲縁
とされる。この内側リム22Cの長さLを長くすること
で、カメラカバー12との間でのカメラ本体13の把持
能力を増大することが可能となり、逆に短くすることに
より把持能力を低下させることが可能となる。その他の
構成および作用は前記第6実施例と同様である。なお、
第6、第7実施例では、内側リム22A、22C並びに
外ネジ部22Bをパイプ22の先端部に一体形成してい
るが、図3のホルダリング16をパイプ22の先端部に
別体で取着することとしてもよい。
【0044】図25ないし図27は第8実施例にかかる
テレビカメラ120である。このテレビカメラ120
は、請求項12に対応するものであり、ポール22S
(パイプでもよい)がカメラ本体13の外径よりも小さ
いものとされる。ポール22Sの先端部にはラッパ状に
拡開される取付部122が取着され、取付部122の取
着は図27に示すように基端部123をポール22Sの
先端部に螺合して行う。ラッパ状に拡開され、カメラ本
体13の後部を支持するカメラホルダとしての取付部1
22の前面部には、周方向に円形の内側リム22Cが形
成される。また内側リム22Cの外側に被係合部として
の外ネジ部22Bを備える。この内側リム22Cに対す
るカメラ本体13等の支持並びにカメラの組立は、前記
第6、第7実施例と同様につき、説明を省略する。な
お、この実施例においては、ポール22Sの先端に取付
部122を取着する構成としているが、ポールと取付部
を一体形成してもよい。なお、ポール22Sは図26に
示すようにU字状(22U)に曲折して、地面や床面に
支持させることが可能とされる。
【0045】図28は第9実施例にかかるテレビカメラ
130である。このテレビカメラ130はポール22S
の先端部に傘状に拡開する取付部132を取着してな
り、請求項6、12、13に対応するものとされる。す
なわちこの取付部132は、カメラ本体13に対して外
方に向けて拡開する傘部131が一体に備えられ、この
傘部131によりカメラ本体13を直射日光、あるいは
雪、雨から保護するようにしている。その他の構成およ
び作用は第8実施例と同様である。なお、第7、第8実
施例においても、ラッパ状、傘状の取付部122、13
2に対し、内側リム22C、外ネジ部22Bを備えたカ
メラホルダを一体に成形しているが、図3に示す別体の
ホルダリング16を取付部122、132に取着するよ
うにしてもよい。
【0046】また、第8、第9の各実施例においてポー
ルの基端部は、床面や地面に支持させることとしてもよ
いが、壁面、天井部など任意の構造物に支持させること
としてもよい。
【0047】図29、図30は請求項25に対応し、カ
メラ本体13の内部に配設される撮像部13ZAの焦点
リング13XF、13XFAを後方区分体13BFの外
方から調節可能としている。撮像部13ZAにはブラケ
ット49が備えられ、該ブラケット49には後方にドラ
イバーの嵌合部46を備えたロッド41が回動自在に支
持される。ロッド41の前方端は、図29ではピニオン
45が支持され、該ピニオン45は焦点リング13XF
の周部に形成されるギヤと噛合される。一方図30の例
では、ロッド41の前方端にラバー46が外装され、該
ラバー46は焦点リング13XFAと圧接される。そし
て焦点リング13XF、13XFAの調節は、後方区分
体13BFのネジ孔42からドライバーを挿入し、嵌合
部46に嵌合させてロッド41を回動することにより行
われる。調節が完了した後は座金44を介装させた状態
でネジ43をネジ孔42に螺合し、これによりカメラ本
体13の内部を外部に対し、密閉させることが可能とな
る。
【0048】図31は図3の変形例に係るテレビカメラ
200である。このテレビカメラ200は、正面方形状
の電気ボックス3Hからなる取付ケースを備えてなり、
該取付ケースの前面側には図4と同様の構成に係るカバ
ー3Aが取着される。電気ボックス3H内には、電子回
路の基板3Eの他に、コネクタ等が配設され、電気ケー
ブル5のプラグ5Aが接続される。これにより、カメラ
本体13内の撮像部へ給電が行われる他、基板3E上の
回路との間で各種信号の送受信が可能となる。
【0049】取付ケースは、この他にも前面側から観
て、円形、矩形など様々なものとすることができ、さら
に天井部や壁面に埋め込んだものや、突出させたものな
ど様々なものに適用することができる。
【0050】なお、上記各実施形態、実施例に係るもの
は例示であり、様々な変形、変更を加えることが可能と
なる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば数々の異
なるシーンを監視するために、水平軸及び垂直軸線のよ
り広範な再位置決めを許容する、ボール形状体からなる
カメラ本体を有するテレビカメラを提供することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】好適実施形態に係るテレビカメラを壁面に支持
した状態を示す斜視図である。
【図2】同テレビカメラを天井部に支持した状態を示す
斜視図である。
【図3】テレビカメラの分解状態を示す斜視図である。
【図4】取付ケースのカバーの変形例を示す斜視図であ
る。
【図5】取付リングの変形例を示す斜視図である。
【図6】カメラ本体の分解斜視図である。
【図7】前方区分体の変形例を示す分解斜視図である。
【図8】前方区分体の他の例を示す斜視図である。
【図9】カメラ本体の前方パネルを軸線Xに指向させた
状態を示す斜視図である。
【図10】前方パネルの他の指向状態を示す斜視図であ
る。
【図11】前方パネルの他の指向状態を示す斜視図であ
る。
【図12】カメラカバーの旋回指向状態を示す斜視図で
ある。
【図13】テレビカメラの壁面設置状態での断面図であ
る。
【図14】前方パネルを下方へ指向させた同断面図であ
る。
【図15】前方パネルをさらに下方へ指向させてなる同
断面図である。
【図16】カメラ本体のシール状態を示す断面図であ
る。
【図17】壁面等に支持されるテレビカメラを示す断面
図である。
【図18】図17のテレビカメラの正面図である。
【図19】図17の変形例を示す断面図である。
【図20】第3実施例に係るテレビカメラを示す断面図
である。
【図21】第4実施例に係るテレビカメラを示す断面図
である。
【図22】第5実施例に係るテレビカメラを示す断面図
である。
【図23】第6実施例に係るテレビカメラの分解斜視図
である。
【図24】第7実施例に係るテレビカメラの分解斜視図
である。
【図25】第8実施例に係るテレビカメラの分解斜視図
である。
【図26】U字状のポールの先端に取付けられた第8実
施例のテレビカメラの斜視図である。
【図27】図26のテレビカメラの先端を示す断面図で
ある。
【図28】第9実施例に係るテレビカメラの図27と同
様の断面図である。
【図29】カメラ本体に内蔵される撮像部の焦点調節機
構を示す斜視図である。
【図30】図29の変形例を示す斜視図である。
【図31】異なる取付ケース上に配設されるテレビカメ
ラの例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10、20、30、40、50、60、70、80、9
0、200 テレビカメラ 11 取付リング(取付体) 16、36、56、66、76、116 ホルダリング
(カメラホルダ) 12、22、32 カメラカバー 13 カメラ本体 38J 回転結合部

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が中空のケース体であって全体ボー
    ル形状体とされ、内部に撮像部を備え、ボール形状体の
    前部に、内蔵される撮像部のための窓部からなる透明あ
    るいは半透明な前方パネルを備え、ボール形状体の前方
    パネルに対する後部に、内蔵される撮像部へ配線される
    電気ケーブルのインレットを備えた切頭部としてなるカ
    メラ本体と、 ボール形状体からなるカメラ本体を被包可能とし、基端
    部をカメラ本体を内部へ挿入可能とする円筒状とし、こ
    れに連続する先端部を基端部側から挿入されたボール形
    状体からなるカメラ本体を内部で自由方向に回動可能に
    収容するため、カメラ本体の半径と略同等の湾曲半径と
    する半球形状部とし、該半球形状部には収容されるカメ
    ラ本体の前方パネルを通じてのカメラ本体内の撮像部の
    ための視認領域をなす窓部を備え、さらに円筒状の基端
    部には取付用のフランジリムが備えられるカメラカバー
    と、 中心に開口部を備え、該開口部の周部前面側に、カメラ
    カバー内に収容されるカメラ本体の後端側に接する鋭角
    縁あるいはカメラ本体の半径と同等の曲率半径からなる
    湾曲縁からなり、カメラ本体の後部側を支持する円形の
    内側リムを備え、さらに内側リムの外側に円形の被係合
    部を備えてなり、中心の開口部をカメラ本体の後部より
    配線される電気ケーブルの通過部とし、任意の構造物に
    支持させてなるカメラホルダと、 カメラ本体を内部に収容し、かつ該カメラ本体の後部側
    をカメラホルダに支持させた状態でのカメラカバーの、
    半球形状部側からカメラカバーに外挿される全体リング
    形状とされ、一面側にカメラカバーのフランジリムと係
    合可能なショルダー部を備えるとともに、他面側に、前
    記ショルダー部がフランジリムに係合された状態におい
    て、任意の構造物に支持されたカメラホルダの被係合部
    に係合可能な係合部を備えてなる取付体と、 を備えなるテレビカメラ。
  2. 【請求項2】 内部が中空のケース体であって全体ボー
    ル形状体とされ、内部に撮像部を備え、ボール形状体の
    前部に、内蔵される撮像部のための窓部からなる透明あ
    るいは半透明な前方パネルを備え、ボール形状体の前方
    パネルに対する後部に、内蔵される撮像部へ配線される
    電気ケーブルのインレットを備えた切頭部としてなるカ
    メラ本体と、 ボール形状体からなるカメラ本体を被包可能とし、基端
    部をカメラ本体を内部へ挿入可能とする円筒状とし、こ
    れに連続する先端部を基端部側から挿入されたボール形
    状体からなるカメラ本体を内部で自由方向に回動可能に
    収容するため、カメラ本体の半径と略同等の湾曲半径と
    する半球形状部とし、該半球形状部には収容されるカメ
    ラ本体の前方パネルを通じてのカメラ本体内の撮像部の
    ための視認領域をなす窓部を備え、さらに円筒状の基端
    部には取付用のフランジリムが備えられるカメラカバー
    と、 中心に開口部を備え、該開口部の周部前面側に、カメラ
    カバー内に収容されるカメラ本体の後端側に接する鋭角
    縁あるいはカメラ本体の半径と同等の曲率半径からなる
    湾曲縁からなり、カメラ本体の後部側を支持する円形の
    内側リムを備え、中心の閉口部をカメラ本体の後部より
    配線される電気ケーブルの通過部とし、任意の構造物に
    支持させてなるカメラホルダと、 カメラ本体を内部に収容し、かつ該カメラ本体の後部側
    をカメラホルダに支持させた状態でのカメラカバーのフ
    ランジリムを、任意の構造物に取着するための取付体
    と、 を備えてなるテレビカメラ。
  3. 【請求項3】 取付体はフランジリムを任意の構造物に
    止着するためのネジ、釘あるいはビスである請求項2に
    記載のテレビカメラ。
  4. 【請求項4】 カメラホルダが支持される任意の構造物
    が、天井部あるいは壁面部に設置される取付ケースとさ
    れ、該取付ケースの前面部に内側リムが前面側になるよ
    う前記カメラホルダが取付ケースに一体に配設される請
    求項1または2に記載のテレビカメラ。
  5. 【請求項5】 カメラホルダが支持される任意の構造物
    が、天井部あるいは壁面部に設置される取付ケースとさ
    れ、該取付ケースの前面部に、内側リムが前面側になる
    よう前記カメラホルダの裏面部を取着可能とし、かつ取
    付ケースの前面部には取付ケース内からカメラ本体の後
    部へと配線される電気ケーブルの挿通用の開口が形成さ
    れる請求項1または2に記載のテレビカメラ。
  6. 【請求項6】 カメラホルダが支持される任意の構造物
    が、天井部、壁面部、床面部あるいは地面に支持される
    ポールまたはパイプとされ、該ポールまたはパイプの先
    端の取付部に、内側リムが前面側になるよう前記カメラ
    ホルダが取付部に一体に配設される請求項1または2に
    記載のテレビカメラ。
  7. 【請求項7】 カメラホルダが支持される任意の構造物
    が、天井部、壁面部、床面部あるいは地面に支持される
    ポールまたはパイプとされ、該ポールまたはパイプの先
    端の取付部に、内側リムが前面側になるよう前記カメラ
    ホルダの裏面部を取着可能とし、かつ取付部の前面部に
    はポールまたはパイプ内からカメラ本体の後部へと配線
    される電気ケーブルの挿通用の開口が形成される請求項
    1または2に記載のテレビカメラ。
  8. 【請求項8】 取付ケースは、天井面あるいは壁面上に
    設置された前面側より観て、円形、矩形あるいは方形の
    ものとされる請求項4または5のいずれかに記載のテレ
    ビカメラ。
  9. 【請求項9】 取付ケースは、天井部あるいは壁面に埋
    め込まれ、あるいは設置される電気ボックスである請求
    項4または5のいずれかに記載のテレビカメラ。
  10. 【請求項10】取付ケース内には電源、ACアダプタ、
    コネクタ・ボードあるいは他の電子回路が配設され、電
    気ケーブルはこれらと電気的に接続され、あるいは選択
    的に配設されるこれらのいずれかと電気的に接続され、
    カメラ本体内の撮像部への給電、あるいは該撮像部との
    送受信を可能としてなる請求項4、5、8あるいは9の
    いずれかに記載のテレビカメラ。
  11. 【請求項11】取付ケース内には天井内部あるいは壁面
    内部より配線される電気ケーブルのための電気ケーブル
    インレット、あるいは導管用パイプを備えてなる請求項
    4、5,8あるいは9のいずれかに記載のテレビカメ
    ラ。
  12. 【請求項12】ポールまたはパイプは、ボール形状体か
    らなるカメラ本体よりも小さな外径からなり、該ポール
    またはパイプの先端部に形成される取付部は、ポールま
    たはパイプの先端部よりラッパ状あるいは傘状に拡開さ
    れるものとされる請求項6あるいは7のいずれかに記載
    のテレビカメラ。
  13. 【請求項13】ラッパ状あるいは傘状に拡開される取付
    部は、カメラカバー内に収容されるカメラ本体を直射日
    光、あるいは雪、雨から保護されるよう周部を外方に向
    けて突出されるものである請求項12に記載のテレビカ
    メラ。
  14. 【請求項14】ポールまたはパイプは、ボール形状体か
    らなるカメラ本体と同等、あるいは大きな外径からな
    り、該ポールまたはパイプの先端部に形成される取付部
    は、ポールまたはパイプの先端部に、内側リムが前面側
    になるよう前記カメラホルダが一体に配設されるものと
    される請求項6に記載のテレビカメラ。
  15. 【請求項15】カメラ本体を内部に収容し、かつ該カメ
    ラ本体の後部側をカメラホルダに支持させた状態で取付
    体によりカメラホルダに係合されるカメラカバーのフラ
    ンジリムを含む該カバーの内部のキャビティ部分を封止
    可能とするシール部材を備えてなる請求項1または2記
    載のテレビカメラ。
  16. 【請求項16】カメラ本体を内部に収容し、かつ該カメ
    ラ本体の後部側をカメラホルダに支持させた状態で取付
    体によりカメラホルダに係合されるカメラカバーの少な
    くともフランジリムとカメラホルダの間を封止可能とす
    るシール部材を備えてなる請求項1または2記載のテレ
    ビカメラ。
  17. 【請求項17】任意の構造物に支持されたカメラホルダ
    の被係合部には、周方向に沿って螺設される外ネジ部が
    形成され、一方取付体の係合部は、上記外ネジ部と螺合
    可能な内ネジ部とされる請求項1に記載のテレビカメ
    ラ。
  18. 【請求項18】任意の構造物に支持されたカメラホルダ
    の被係合部は、周方向に沿って複数配設されるフラップ
    あるいはピンとされ、一方取付体の係合部は、上記各フ
    ラップあるいはピンと係合可能な切欠とされる請求項1
    に記載のテレビカメラ。
  19. 【請求項19】全体ボール形状体からなるカメラ本体
    が、半球形状ケースからなる前方区分体と後方区分体を
    結合し、ボール形状に組立可能に形成されるものである
    請求項1または2に記載のテレビカメラ。
  20. 【請求項20】前方パネルは前方区分体の一部の領域に
    形成される透明部あるいは半透明部である請求項19に
    記載のテレビカメラ。
  21. 【請求項21】前方パネルは前方区分体の全部の領域と
    なるよう前方区分体を透明材あるいは半透明材で形成し
    てなる請求項19に記載のテレビカメラ。
  22. 【請求項22】前方区分体と後方区分体は、間にリング
    状のシール部材を介装され、留め具を用いて一体に結合
    されるものである請求項19に記載のテレビカメラ。
  23. 【請求項23】後方区分体は半球状の頂部を切頭し、該
    切頭部に電気ケーブルのインレットを配設してなる請求
    項19に記載のテレビカメラ。
  24. 【請求項24】電気ケーブルのインレットは切頭部に穿
    設され、電気ケーブルをカメラ本体内部に配線する孔部
    とされ、該孔部には挿通される電気ケーブルと気密状態
    で接するシール材が配設される請求項1または2に記載
    のテレビカメラ。
  25. 【請求項25】カメラ本体には、カメラ本体に内蔵され
    る撮像部の焦点リングを外部より調節するための調節体
    が備えられる請求項1または2に記載のテレビカメラ。
  26. 【請求項26】カメラカバーに備えられる窓部は、該カ
    メラカバー内に収容されるカメラ本体の前方パネルより
    広く開口された切欠とされる請求項1または2に記載の
    テレビカメラ。
  27. 【請求項27】カメラカバーに備えられる窓部は、該カ
    メラカバー内に収容されるカメラ本体の前方パネルより
    広い領域に画成された透明あるいは半透明部分からなる
    ものである請求項1または2に記載のテレビカメラ。
  28. 【請求項28】カメラカバーは取付体によりカメラホル
    ダに係合され、あるいは任意の構造物に取着される基端
    部に対し、半球形状部の先端部が、円筒状の基端部の軸
    線を中心に回動可能となるよう基端部と半球形状部の間
    に周方向に沿って回転結合部を形成してなる請求項1ま
    たは2に記載のテレビカメラ。
  29. 【請求項29】カメラカバーの回転結合部は、半球形状
    部側あるいは基端部側のいずれかに、円筒状の基端部に
    おける軸線を中心とする周部に沿って形成される包囲ス
    ロットと、 該包囲スロットと回転可能に結合され、包囲スロットが
    形成される他側の半球形状部あるいは基端部に、円筒状
    の基端部における軸線を中心とする周部に沿って形成さ
    れる包囲フックと、 からなる請求項28に記載のテレビカメラ。
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