JP4348585B2 - テレビカメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば監視用途に使用されるテレビカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
監視用カメラは、一般に、壁、ポール、天井、或は、他の固定ベース(基盤)にカメラ・マウントとして既知の伸張されたアームを用いて取り付けられている。伸張されたアームあるいはカメラ・マウントは、カメラのレンズをその意図された監視目標へ向けるために、カメラの水平方向軸及び垂直方向軸の位置付けを許容する旋回ジョイント又はスイベル・ジョントを備える構造とされる。多くの場合、テレビカメラは大きくて扱いにくいハウジング又はケースによって覆われ、その結果、カメラ・アセンブリ全体が大きくなって重くなり、それが建物の構造やインテリアを著しく乱すものとなっている。
【0003】
このような状況の下、出願人は、油田、精油所、及び/或いは、同様の爆発性ガス環境の監視等の耐破壊性環境或いは防爆環境に用いられるカメラ用の他のタイプのボール形状のハウジングあるいはケースを提案したところであり、そうしたハウジングあるいはケースの例としては係属中の特願平11−359692がある。そうしたボール形状のハウジングあるいはケースは、該ボール形状ケースの径と同等の曲率径を具備して切欠を有する2つのホルダ間に緊密に取り付けられ得る。そうしたボール形状のカメラあるいはケースは、その前方ホルダの把持圧力を解放することによって、該ホルダの前方の異なるシーン(場面)へ向けて再位置決め或いは方向付けさせることができる。しかしながら、そうしたボール形状カメラの位置決めは、その前方ホルダの前方における扇形以内のアングルに限定されており、その限定はレンズの視角がどの程度広いかに依存している。視角が非常に広いレンズの場合、レンズの光路がカメラの小さな再位置決めによってすら前方ホルダ面で遮られ得るので再位置決めは非常に狭いアングルに限定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、数々の異なるシーンを監視するために、水平軸及び垂直軸線のより広範な再位置決めを許容する、ボール形状体からなるカメラ本体を有するテレビカメラを提供することである。
【0005】
本発明の更なる目的は、天井あるいは壁に取り付け可能であると共に、その簡単な再位置決め能力を維持することとしたものである。
【0006】
本発明の他の目的は、デザインの点で感じが良く、建物のインテリアデザインを遮らないボール形状体からなるカメラ本体を有するテレビカメラを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のこの目的を達成するため、内部が中空のケース体であって全体ボール形状体とされ、内部に撮像部を備え、ボール形状体の前部に、内蔵される撮像部のための窓部からなる透明あるいは半透明な前方パネルを備え、ボール形状体の前方パネルに対する後部に、内蔵される撮像部へ配線される電気ケーブルのインレットを備えた切頭部としてなるカメラ本体と、ボール形状体からなるカメラ本体を被包可能とし、基端部をカメラ本体を内部へ挿入可能とする円筒状とし、これに連続する先端部を基端部側から挿入されたボール形状体からなるカメラ本体を内部で自由方向に回動可能に収容するため、カメラ本体の半径と略同等の湾曲半径とする半球形状部とし、該半球形状部には収容されるカメラ本体の前方パネルを通じてのカメラ本体内の撮像部のための視認領域をなす窓部を備え、さらに円筒状の基端部には取付用のフランジリムが備えられるカメラカバーと、中心に開口部を備え、該開口部の周部前面側に、カメラカバー内に収容されるカメラ本体の後端側に接する鋭角縁あるいはカメラ本体の半径と同等の曲率半径からなる湾曲縁からなり、カメラ本体の後部側を支持する円形の内側リムを備え、さらに内側リムの外側に円形の被係合部を備えてなり、中心の開口部をカメラ本体の後部より配線される電気ケーブルの通過部とし、任意の構造物に支持させてなるカメラホルダと、カメラ本体を内部に収容し、かつ該カメラ本体の後部側をカメラホルダに支持させた状態でのカメラカバーの、半球形状部側からカメラカバーに外挿される全体リング形状とされ、一面側にカメラカバーのフランジリムと係合可能なショルダー部を備えるとともに、他面側に、前記ショルダー部がフランジリムに係合された状態において、任意の構造物に支持されたカメラホルダの被係合部に係合可能な係合部を備えてなる取付体と、を備えなるテレビカメラとしたものである。
【0008】
以下、本発明を添付図面を参照しての本発明の好適な実施例形態を示して説明するところである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は実施形態に係るテレビカメラ10を任意の構造物としての壁面部に取付け、また図2はテレビカメラを天井部に取付けた状態を示すものである。ここで構造物としての天井部、あるいは壁面には、前面より観て方形状をなすカメラホルダ3が支持され、このカメラホルダ3の前面側の中心部にテレビカメラ10は配設されることとなる。
【0010】
テレビカメラ10は内部にボール形状体からなるカメラ本体13を収容してなるカメラカバー12を、全体リング形状からなる取付体12(ロッキングナット)を用いてカメラホルダ3の中心に取付けられる。カメラカバー12に収容されるカメラ本体13は内部に撮像部を配設する中空のケース体とされ、前部に内蔵される撮像部のための窓部からなる透明な前方パネル13Aを備える。
【0011】
さらにカメラカバー12はカメラホルダ3側に支持される基端部を円筒状とし、これに連続してなる先端部を半球形状部としたケース体とされ、半球形状部には収容されるカメラ本体13の、前方パネル13Aを通じての撮像部のための視認領域を確保する切欠窓部12Bが形成される。切欠窓部12Bの開口領域は、カメラケース12に収容されるカメラ本体13の前方パネル13Aよりも大きなものとされ、ボール形状体からなるカメラ本体13はカバー12の内部で自由方向に回転して位置決め・固定され、切欠窓部12B内の所定の位置に前方パネル13Aを位置決めして、カメラ本体13内の撮像部を任意の方向に指向させることが可能とされる。
【0012】
さらに実施形態に係るテレビカメラ10の構成を詳しく説明するため、図3に分解斜視図を示す。なお、図1および図2においてカメラホルダ3は直接、天井あるいは壁面に一体に支持させてなるが、図3に示すように壁面部や天井部に設置する電気ボックス3Hのカバー3上に支持させることとしてもよい。
【0013】
取付ケースとしての電気ボックス3Hは正面正方形状とされ、前面部にカバー3を備える。すなわち、取付ケースとしてのカバー3の中心位置には壁面あるいは天井内部より配線される電気ケーブル5の挿通用の開口3D(円形開口)が形成され、その外周部には孔部3Bが3ヶ所穿設される。このカバー3の開口3Dの前面側には、カメラホルダとしてのホルダリング16が間にリング状のシール材17を介装する状態で支持される。すなわち、ホルダリング16は、中心に電気ケーブル5の挿通用の開口部16Dを備える全体リング形状とされ、カバー3の裏面側より孔部3Dを挿通する状態で配設される止めネジ18によりその裏面部に螺着される。これによりホルダリング16はカバー3の前面部に取着されることとなり、またホルダリング16とカバー3との間にはシール材17が介装されるため封止状態とされる。
【0014】
カバー3上にその裏面部を取着されるホルダリング16は、その外周部に周方向に沿って螺設される被係合部としての外ネジ部16Bが形成される。一方開口部16Dの周部前面側には、ボール形状体からなるカメラ本体13の後部側を支持する円形の内側リム16Cが形成される。この内側リム16Cは、カメラ本体13の後部側と周方向において接触可能な鋭角縁、あるいはボール形状のカメラ本体13の半径と同等の曲率半径からなる湾曲縁からなる。
【0015】
ボール形状体からなるカメラ本体13は、前部に内蔵される撮像部のための窓部からなる透明な前方パネル13Aを備え、該前方パネル13Aに対する後部における球状の頂部を切頭部13Jとしている(図13〜図15参照)。切頭部13Jの略中心部には、内蔵される撮像部へ配線される電気ケーブル5のインレットが備えられる。
【0016】
後部側を、配線される電気ケーブル5を開口部16D並びに開口3Dに挿通させる状態で内側リム16Cに支持させてなるカメラ本体13は、カメラカバー12により被包される。カメラカバー12は、図13ないし図15に示すように、基端部をカメラ本体13の内部へ挿入可能とする円筒状とし、これに連続する先端部を、基端部側から挿入されたカメラ本体13を内部で自由方向に回動可能に収容するため、カメラ本体13の半径と略同等の湾曲半径とする半球形状部とするケース体により構成される。すなわち、カメラ本体13は、カメラカバー12の内部において、先端側に僅かなキャビティ12Cを備える状態で収容され、この結果、前方パネル13Aの部分を切欠窓部12Bに対し位置調整可能に回動させることができる。なお、図3に示す例ではカメラカバー12には、開口状態で形成する切欠窓部12Bとしているが、図13ないし、図15の例に示すように窓部12Bを開口することなく、収容されるカメラ本体13の前方パネル13Aより広い領域において半球形状部に画成する透明あるいは半透明部としてもよい。これによりカメラ本体12内の撮像部は、前方パネル13A並びに透明、半透明部からなる窓部12Bを透視し、テレビカメラ10の設置領域を撮像可能とする。カメラカバー12の円筒状部分の基端部には、周方向に沿って外方に向けて突出形成されるフランジリム12Aが備えられる。
【0017】
内部にカメラ本体13を収容してなるカメラカバー12には、フランジリム12Aの基端側端面12Dをホルダリング16の内側リム16Cの外側に当接する状態とされ、この状態でカメラ本体3はホルダリング16とカメラカバー12間に挟まれて支持・固定されることとなる。
【0018】
こうしてカメラ本体13を内部に収容したカメラカバー12には、半球形状部側から取付リング11(取付体)が外挿される。取付リング11は全体リング形状で一面側にカメラカバー12のフランジリム12Aと係合可能なショルダー11Aが備えられ、さらに他面側の内周部にはホルダリング16の外ネジ部16Bと螺合可能な内ネジ部11B(係合部)が形成される。すなわち、取付リング11は内部にカメラ本体13を収容したカメラカバー12のフランジリム12Aにショルダー部11Aを係合し、ホルダリング16の外ネジ部16Bに内ネジ部11Bを螺合することにより、テレビカメラ10をカバー3上に取着・支持させることを可能にしている。
【0019】
なお、図4に示すように上記ホルダリング16をカバー3Aに一体化し、カバー3Aの全体をカメラホルダとして種々の取付ケース上にテレビカメラ10を支持させることも可能である。また図3に示すホルダリング16に代わって、図5に示すホルダリング116を用いた差込式継手100としてもよい。すなわち、このホルダリング116は周部に3つの突起フラップ116Aを備える。一方取付リング111は上記フラップ116Aと嵌入可能な差込切欠111Bを備え、取付リング111は差込切欠111Bを突起フラップ116Aに嵌入させた後、回動させることで取付リング111をホルダリング116に係合させることが可能となる。この他突起フラップ116Aに代わってピンをホルダリング116の周部に形成することとしてもよい。
【0020】
ボール形状体からなるカメラ本体13は、金属あるいはプラスチック製とされ、型成形、プラスチック射出成形等の方法で形成される。内部が中空とされるカメラ本体13は、例えば図6に示すように半球形状ケースからなる前方区分体13Uと後方区分体13Bを結合し、ボール形状に組立可能に形成してもよい(請求項19に対応)。
【0021】
後方区分体13Bは半球状の頂部を切頭してなる切頭部13Jを後方に備えてなる。この切頭部13Jの略中心には、孔部からなるケーブルインレット13JKが形成される。このケーブルインレット13JKには中心に電気ケーブル5を挿通してなるシール材13Kが挿入され、さらにナット13Hをインレット13JKに螺着することにより、電気ケーブル5を気密状態でカメラ本体13内に配線することが可能となる。
【0022】
カメラ本体13内に配線される電気ケーブル5の先端部には、プラグ13YMが配設され、該プラグ13YMはCCDカメラからなる撮像部13Zのコネクタ13YFに接続される。なお、撮像部13Zにおいて13XFは、レンズの焦点リングの調節体である。
【0023】
一方、前方区分体13Uは、半球状の頂部に前方パネル13Aを備えるものであるが、この前方パネル13Aは図6に示すように透明あるいは半透明からなるパネル材13Qを頂部に形成された孔部に当接し、さらにその周部にリング状のシール部材13Sを配設し、パネルホルダ13Pを前方より被せてネジ13Nにより、パネルホルダ13P、シール部材13S、パネル材13Qを該頂部に止着して形成される。
【0024】
なお、前方パネル13Aは、図7の前方区分体13Wのように区分体13Wの内側からパネル材13Tを頂部に形成された孔部に当接し、シール部材13R並びにパネルホルダ13Vをパネル材13Tに当接し、ネジ13Nにより頂部に止着するようにして形成してもよい(請求項22に対応)。
【0025】
こうして構成される前方区分体13Uと後方区分体13Bは、撮像部13Zのレンズを前方パネル13Aの方向へ向くように各区分体13U、13B内で位置決めされ、両区分体13U、13Bを球状となるよう衝合する。この際、両区分体13U、13Bの間にはリング状のシール部材13Eが介装され、衝合された両区分体13U、13Bはネジ13M(留め具)により結合し、組み立てられることとなる。
【0026】
なお、前方区分体13Uにおける前方パネル13Aの領域は、頂部における一部としているが、図8の前方区分体13WPのように、前方区分体13WPの全体を透明あるいは半透明材で形成し、区分体13WPそのものを前方パネルとしてもよい(請求項21に対応)。
【0027】
なお、各区分体13U、13Bの前方パネル13Aの部分は、アクリルポリカーボネイト等の透明プラスチック材を用いることとしてもよく、この部分を外部より内部(撮像部13Z等)が見られないような薄く色付けされたもの、あるいはハーフミラー状のものとしてもよい。さらにカメラ本体13は、その核となる中心で2分割にされる例を示したが、例えば3つ以上の区分体に分割し、これを組立てることとしてもよい。さらにヒンジ等で開閉できる2分割型としてもよい。
【0028】
こうして形成されるテレビカメラ10は、図9のように前方パネル13Aの部分を軸線Xに沿って指向させ、固定することができる他、図10のように切欠窓部12Bに対応して任意の角度位置に位置決めすることも可能とされる。さらに図11のように軸線Xから90度展開させた位置に指向させることも可能とされる。加えて図12のように、カメラカバー12の取付リング11による係合状態を軸線Xを中心に360度、回転調整することも可能とされ、実質的に前方パネル13Aを通じてのカメラ本体13に内蔵される撮像部13Zを、どの方向へも指向させることが可能となる。
【0029】
図13ないし図15はボール形状体からなるカメラ本体13がカメラカバー12内で自由方向に回転される状態を示す断面図である。これらの図面において、カメラカバー12の窓部12Bは、切欠状の開口ではなく、透明あるいは半透明状とされる。図13は軸線Xに沿ってカメラ本体13の前方パネル13Aを対応させた状態である。図14は前方パネル13Aを任意角度に位置決めした状態であり、さらに図15は軸線Xから90度未満回動させ、位置決めした状態である。図14並びに図15の回動状態において、切頭部13Jの中心にある電線ケーブル5が、ホルダリング16の開口部16Dを通過可能となるよう切頭部13Jの切頭状態が設定され、ケーブル5は開口部16Dの隙間16Jを通過することとなる。したがって、もし電線ケーブル5が太いものであれば、その分切頭割合が大きくなるところである。
【0030】
【実施例】
図16は第1実施例に係るテレビカメラ20である。このテレビカメラ20は、戸外に据え付けることを目的とし、カメラカバー22の内面部22Cとカバー22内に収容されるカメラ本体13との間にシール部材22Mを配設している。シール部材22Mはフランジリム22Dとホルダリング16の前面部16Hの間にも配設され、特にキャビティ22Gの部分にも充填されることとなる。シール部材22Mとしてはラバー、シリコン材などがあるが、カメラカバー22の窓部の対応部分にはシール部材22Mは充填しないようにしている。
【0031】
図17は図16の変形例に係るテレビカメラ30であり、カメラカバー32の内面部32Cとカバー32内に収容されるカメラ本体13との間にシール部材32Mを配設している。シール部材32Mはフランジリム32Fと構造物の面部32S間、ホルダリング36の前面部36Hに画成されるキャビティ32G、並びにホルダリング36の内側リム36Cの部分に亘って充填されるが、カメラカバー32の窓部32Bの部分には充填されないようにしている。
【0032】
この変形例に係るテレビカメラ30は、請求項2および3に対応するものであり、前記実施形態のように取付体としての取付けリング11を用いることなく、カメラカバー32のフランジリム32Fを任意の構造物に直付けるようにしている。構造物としては壁面、天井部や壁面、天井部に設置される取付ケースなどがある。そして図18に示すようにフランジリム32Fには周方向に沿って複数の長孔32Hが形成されてなり、この部分にネジ33を挿通し、構造物に該ネジ33を螺着するようにしている。さらにネジ33に変えて、ビス、釘などを用いることとしてもよい。また必ずしも長孔32Hは必要ではなく、フランジリム32Fを構造物に釘打ちすることとしてもよい。
【0033】
この変形例においてカメラホルダとしてのホルダリング36は構造物の面部36Sに接着し、支持することとしてもよく、また単に当接・支持させることとしてもよい。さらにこの変形例では構造物内(天井内部、壁面内部等)に導管用パイプ39を配設し、カメラ本体13から延びる電線ケーブル5を、この導管用パイプ39内に配線させるようにしている。
【0034】
図19は第2実施例にかかるテレビカメラ40であり、請求項28および29に対応するものである。この実施例においては電線ケーブル5は構造物に形成されたインレット用の開口を挿通され、該開口の前面周部に、ホルダリング36を内側リム36Cが前面側になるよう当接・支持させている。
【0035】
第2実施例において、カメラカバーは円筒形の基端部38Mと先端の半球形状部38Nの2つの部分からなり、両部38M、38Nは回転結合部38Jの部分で結合される。基端部38Nの基端側に備えられるフランジリム38Fは、図17のテレビカメラ30と同様にネジ33を用いて構造物に螺着される。
【0036】
回転結合部38Jは、拡大部分に示すように半球形状部38N側に、軸線Xを中心とする周方向に沿って包囲スロット38Kを備えて形成され、一方基端部38M側に包囲スロット38Kとカギ形に結合する包囲フック38Gを備えて形成される。すなわち回転結合部38Jは、構造物に取着・固定される基端部38Mに対し、半球形状部38Nを軸線Xを中心に回動可能とし、これにより半球形状部38N側に形成される窓部38Bを軸線X回りに回動させ、カメラカバー内で自由方向に回転されるカメラ本体13の前方パネル13Aをあらゆる方向に指向させることが可能となる。
【0037】
図20は第3実施例に係り、柱や壁の縁部に取着されるテレビカメラ50である。この実施例も前記第2実施例と同様にカメラカバーを半球形状部58Nと、基端部58Mの2つの部分から構成し、基端部58Mのフランジリム58Fの部分をネジ33を用いて構造物に取着している。また筒状のカメラホルダ56を構造物の縁部に当接・支持させている。このテレビカメラ50も半球形状部58Nと基端部58Mを回転結合部38Jにより結合してなり、半球形状部58Nを軸線Xを中心に回動可能としている。
【0038】
図21は第4実施例に係り、天井や壁のコーナ部に取着されるテレビカメラ60である。この実施例も前記第2実施例と同様にカメラカバーを半球形状部68Nと、基端部68Mの2つの部分から構成し、基端部68Mのフランジリム68Fの部分をネジ63を用いて間接的に構造物に取着している。すなわち、この実施例においては、筒状のカメラホルダ66が、ネジ33を用いて構造物のコーナ部66Aに取着されてなり、フランジリム68Fはカメラホルダ66の面部66D、66Hに当接され、この部分にネジ63を用いて止着される。カメラホルダ66にはネジ33を挿通するための孔部33Aが形成される。
【0039】
このテレビカメラ60も半球形状部68Nと基端部68Mを回転結合部38Jにより結合してなり、半球形状部68Nを軸線Xを中心に回動可能としている。
【0040】
図22は第5実施例に係り、構造物としてのポール75の湾曲部に取着されるテレビカメラ70である。この実施例も前記第2実施例と同様にカメラカバーを半球形状部78Nと、基端部78Mの2つの部分から構成し、基端部78Mのフランジリム78Fの部分をネジ33を用いてポール75の湾曲部に取着している。また筒状のカメラホルダ76をポール75の湾曲部に当接・支持させている。このテレビカメラ70も半球形状部78Nと基端部78Mを回転結合部38Jにより結合してなり、半球形状部78Nを軸線Xを中心に回動可能としている。この結果、カメラ本体13の前方パネル13Aを自由方向に指向させることができる。
【0041】
図23は第6実施例に係るテレビカメラ80を示し、請求項14に対応する。この実施例は、パイプ22(ポールでもよい)先端の取付部にカメラ本体13を取付けるものであり、パイプ22の先端部の周縁にはカメラホルダとしての内側リム22Aが一体に形成される。ここでパイプ22は天井部、壁面部、床面部あるいは地面に基端部を支持されてなり、パイプ22の先端部が任意の構造物とされる。この内側リム22Aは鋭角な縁部とされ、カメラ本体13の後端部と接し、該後部側を支持可能とする。またパイプ22の先端の外周部には被係合部としての外ネジ部22Bが形成される。
【0042】
さらに中心の開口部には電気ケーブル5が挿通され、該ケーブル5はパイプ22内へと延設される。こうして内側リム22に接し、支持されるカメラ本体13の前方側には、カメラカバー12が被包され、さらに該カメラカバー12には半球形状部側から取付リング28(取付体)が外挿され、取付用のフランジリム12Aに対してリング28のショルダー部28Aを係合させる。取付リング28には前記パイプ22の外ネジ部22Bと螺合する内ネジ部28B(係合部)が備えられ、両ネジ部22B、28Bを螺合することで、カメラカバー12と内側リム22の間でカメラ本体13が固定されることとなる。すなわち、カメラ本体13は前方パネル13Aの部分をカバー12の窓部に12B内で自由方向に移動調整し、一定の指向位置に位置決めさせるようにしている。
【0043】
図24に示すテレビカメラ90は、第7実施側に係り、前記第6実施側の変形例に係る。この実施例においては、パイプ22の周縁に、カメラホルダとしての内側リム22Cが備えられ、この内側リム22Cはカメラ本体13の半径と同等の曲率半径からなる湾曲縁とされる。この内側リム22Cの長さLを長くすることで、カメラカバー12との間でのカメラ本体13の把持能力を増大することが可能となり、逆に短くすることにより把持能力を低下させることが可能となる。その他の構成および作用は前記第6実施例と同様である。なお、第6、第7実施例では、内側リム22A、22C並びに外ネジ部22Bをパイプ22の先端部に一体形成しているが、図3のホルダリング16をパイプ22の先端部に別体で取着することとしてもよい。
【0044】
図25ないし図27は第8実施例にかかるテレビカメラ120である。このテレビカメラ120は、請求項12に対応するものであり、ポール22S(パイプでもよい)がカメラ本体13の外径よりも小さいものとされる。ポール22Sの先端部にはラッパ状に拡開される取付部122が取着され、取付部122の取着は図27に示すように基端部123をポール22Sの先端部に螺合して行う。ラッパ状に拡開され、カメラ本体13の後部を支持するカメラホルダとしての取付部122の前面部には、周方向に円形の内側リム22Cが形成される。また内側リム22Cの外側に被係合部としての外ネジ部22Bを備える。この内側リム22Cに対するカメラ本体13等の支持並びにカメラの組立は、前記第6、第7実施例と同様につき、説明を省略する。なお、この実施例においては、ポール22Sの先端に取付部122を取着する構成としているが、ポールと取付部を一体形成してもよい。なお、ポール22Sは図26に示すようにU字状(22U)に曲折して、地面や床面に支持させることが可能とされる。
【0045】
図28は第9実施例にかかるテレビカメラ130である。このテレビカメラ130はポール22Sの先端部に傘状に拡開する取付部132を取着してなり、請求項6、12、13に対応するものとされる。すなわちこの取付部132は、カメラ本体13に対して外方に向けて拡開する傘部131が一体に備えられ、この傘部131によりカメラ本体13を直射日光、あるいは雪、雨から保護するようにしている。その他の構成および作用は第8実施例と同様である。なお、第7、第8実施例においても、ラッパ状、傘状の取付部122、132に対し、内側リム22C、外ネジ部22Bを備えたカメラホルダを一体に成形しているが、図3に示す別体のホルダリング16を取付部122、132に取着するようにしてもよい。
【0046】
また、第8、第9の各実施例においてポールの基端部は、床面や地面に支持させることとしてもよいが、壁面、天井部など任意の構造物に支持させることとしてもよい。
【0047】
図29、図30は請求項25に対応し、カメラ本体13の内部に配設される撮像部13ZAの焦点リング13XF、13XFAを後方区分体13BFの外方から調節可能としている。撮像部13ZAにはブラケット49が備えられ、該ブラケット49には後方にドライバーの嵌合部46を備えたロッド41が回動自在に支持される。ロッド41の前方端は、図29ではピニオン45が支持され、該ピニオン45は焦点リング13XFの周部に形成されるギヤと噛合される。一方図30の例では、ロッド41の前方端にラバー46が外装され、該ラバー46は焦点リング13XFAと圧接される。そして焦点リング13XF、13XFAの調節は、後方区分体13BFのネジ孔42からドライバーを挿入し、嵌合部46に嵌合させてロッド41を回動することにより行われる。調節が完了した後は座金44を介装させた状態でネジ43をネジ孔42に螺合し、これによりカメラ本体13の内部を外部に対し、密閉させることが可能となる。
【0048】
図31は図3の変形例に係るテレビカメラ200である。このテレビカメラ200は、正面方形状の電気ボックス3Hからなる取付ケースを備えてなり、該取付ケースの前面側には図4と同様の構成に係るカバー3Aが取着される。電気ボックス3H内には、電子回路の基板3Eの他に、コネクタ等が配設され、電気ケーブル5のプラグ5Aが接続される。これにより、カメラ本体13内の撮像部へ給電が行われる他、基板3E上の回路との間で各種信号の送受信が可能となる。
【0049】
取付ケースは、この他にも前面側から観て、円形、矩形など様々なものとすることができ、さらに天井部や壁面に埋め込んだものや、突出させたものなど様々なものに適用することができる。
【0050】
なお、上記各実施形態、実施例に係るものは例示であり、様々な変形、変更を加えることが可能となる。
【0051】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば数々の異なるシーンを監視するために、水平軸及び垂直軸線のより広範な再位置決めを許容する、ボール形状体からなるカメラ本体を有するテレビカメラを提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】好適実施形態に係るテレビカメラを壁面に支持した状態を示す斜視図である。
【図2】同テレビカメラを天井部に支持した状態を示す斜視図である。
【図3】テレビカメラの分解状態を示す斜視図である。
【図4】取付ケースのカバーの変形例を示す斜視図である。
【図5】取付リングの変形例を示す斜視図である。
【図6】カメラ本体の分解斜視図である。
【図7】前方区分体の変形例を示す分解斜視図である。
【図8】前方区分体の他の例を示す斜視図である。
【図9】カメラ本体の前方パネルを軸線Xに指向させた状態を示す斜視図である。
【図10】前方パネルの他の指向状態を示す斜視図である。
【図11】前方パネルの他の指向状態を示す斜視図である。
【図12】カメラカバーの旋回指向状態を示す斜視図である。
【図13】テレビカメラの壁面設置状態での断面図である。
【図14】前方パネルを下方へ指向させた同断面図である。
【図15】前方パネルをさらに下方へ指向させてなる同断面図である。
【図16】カメラ本体のシール状態を示す断面図である。
【図17】壁面等に支持されるテレビカメラを示す断面図である。
【図18】図17のテレビカメラの正面図である。
【図19】図17の変形例を示す断面図である。
【図20】第3実施例に係るテレビカメラを示す断面図である。
【図21】第4実施例に係るテレビカメラを示す断面図である。
【図22】第5実施例に係るテレビカメラを示す断面図である。
【図23】第6実施例に係るテレビカメラの分解斜視図である。
【図24】第7実施例に係るテレビカメラの分解斜視図である。
【図25】第8実施例に係るテレビカメラの分解斜視図である。
【図26】U字状のポールの先端に取付けられた第8実施例のテレビカメラの斜視図である。
【図27】図26のテレビカメラの先端を示す断面図である。
【図28】第9実施例に係るテレビカメラの図27と同様の断面図である。
【図29】カメラ本体に内蔵される撮像部の焦点調節機構を示す斜視図である。
【図30】図29の変形例を示す斜視図である。
【図31】異なる取付ケース上に配設されるテレビカメラの例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10、20、30、40、50、60、70、80、90、200 テレビカメラ
11 取付リング(取付体)
16、36、56、66、76、116 ホルダリング(カメラホルダ)
12、22、32 カメラカバー
13 カメラ本体
38J 回転結合部

Claims (29)

  1. 内部が中空のケース体であって全体ボール形状体とされ、内部に撮像部を備え、ボール形状体の前部に、内蔵される撮像部のための窓部からなる透明あるいは半透明な前方パネルを備え、ボール形状体の前方パネルに対する後部に、内蔵される撮像部へ配線される電気ケーブルのインレットを備えた切頭部としてなるカメラ本体と、
    ボール形状体からなるカメラ本体を被包可能とし、基端部をカメラ本体を内部へ挿入可能とする円筒状とし、これに連続する先端部を基端部側から挿入されたボール形状体からなるカメラ本体を内部で自由方向に回動可能に収容するため、カメラ本体の半径と略同等の湾曲半径とする半球形状部とし、該半球形状部には収容されるカメラ本体の前方パネルを通じてのカメラ本体内の撮像部のための視認領域をなす窓部を備え、さらに円筒状の基端部には取付用のフランジリムが備えられるカメラカバーと、
    中心に開口部を備え、該開口部の周部前面側に、カメラカバー内に収容されるカメラ本体の後端側に接する鋭角縁あるいはカメラ本体の半径と同等の曲率半径からなる湾曲縁からなり、カメラ本体の後部側を支持する円形の内側リムを備え、さらに内側リムの外側に円形の被係合部を備えてなり、中心の開口部をカメラ本体の後部より配線される電気ケーブルの通過部とし、任意の構造物に支持させてなるカメラホルダと、
    カメラ本体を内部に収容し、かつ該カメラ本体の後部側をカメラホルダに支持させた状態でのカメラカバーの、半球形状部側からカメラカバーに外挿される全体リング形状とされ、一面側にカメラカバーのフランジリムと係合可能なショルダー部を備えるとともに、他面側に、前記ショルダー部がフランジリムに係合された状態において、任意の構造物に支持されたカメラホルダの被係合部に係合可能な係合部を備えてなる取付体と、
    を備えなるテレビカメラ。
  2. 内部が中空のケース体であって全体ボール形状体とされ、内部に撮像部を備え、ボール形状体の前部に、内蔵される撮像部のための窓部からなる透明あるいは半透明な前方パネルを備え、ボール形状体の前方パネルに対する後部に、内蔵される撮像部へ配線される電気ケーブルのインレットを備えた切頭部としてなるカメラ本体と、
    ボール形状体からなるカメラ本体を被包可能とし、基端部をカメラ本体を内部へ挿入可能とする円筒状とし、これに連続する先端部を基端部側から挿入されたボール形状体からなるカメラ本体を内部で自由方向に回動可能に収容するため、カメラ本体の半径と略同等の湾曲半径とする半球形状部とし、該半球形状部には収容されるカメラ本体の前方パネルを通じてのカメラ本体内の撮像部のための視認領域をなす窓部を備え、さらに円筒状の基端部には取付用のフランジリムが備えられるカメラカバーと、
    中心に開口部を備え、該開口部の周部前面側に、カメラカバー内に収容されるカメラ本体の後端側に接する鋭角縁あるいはカメラ本体の半径と同等の曲率半径からなる湾曲縁からなり、カメラ本体の後部側を支持する円形の内側リムを備え、中心の閉口部をカメラ本体の後部より配線される電気ケーブルの通過部とし、任意の構造物に支持させてなるカメラホルダと、
    カメラ本体を内部に収容し、かつ該カメラ本体の後部側をカメラホルダに支持させた状態でのカメラカバーのフランジリムを、任意の構造物に取着するための取付体と、
    を備えてなるテレビカメラ。
  3. 取付体はフランジリムを任意の構造物に止着するためのネジ、釘あるいはビスである請求項2に記載のテレビカメラ。
  4. カメラホルダが支持される任意の構造物が、天井部あるいは壁面部に設置される取付ケースとされ、該取付ケースの前面部に内側リムが前面側になるよう前記カメラホルダが取付ケースに一体に配設される請求項1または2に記載のテレビカメラ。
  5. カメラホルダが支持される任意の構造物が、天井部あるいは壁面部に設置される取付ケースとされ、該取付ケースの前面部に、内側リムが前面側になるよう前記カメラホルダの裏面部を取着可能とし、かつ取付ケースの前面部には取付ケース内からカメラ本体の後部へと配線される電気ケーブルの挿通用の開口が形成される請求項1または2に記載のテレビカメラ。
  6. カメラホルダが支持される任意の構造物が、天井部、壁面部、床面部あるいは地面に支持されるポールまたはパイプとされ、該ポールまたはパイプの先端の取付部に、内側リムが前面側になるよう前記カメラホルダが取付部に一体に配設される請求項1または2に記載のテレビカメラ。
  7. カメラホルダが支持される任意の構造物が、天井部、壁面部、床面部あるいは地面に支持されるポールまたはパイプとされ、該ポールまたはパイプの先端の取付部に、内側リムが前面側になるよう前記カメラホルダの裏面部を取着可能とし、かつ取付部の前面部にはポールまたはパイプ内からカメラ本体の後部へと配線される電気ケーブルの挿通用の開口が形成される請求項1または2に記載のテレビカメラ。
  8. 取付ケースは、天井面あるいは壁面上に設置された前面側より観て、円形、矩形あるいは方形のものとされる請求項4または5のいずれかに記載のテレビカメラ。
  9. 取付ケースは、天井部あるいは壁面に埋め込まれ、あるいは設置される電気ボックスである請求項4または5のいずれかに記載のテレビカメラ。
  10. 取付ケース内には電源、ACアダプタ、コネクタ・ボードあるいは他の電子回路が配設され、電気ケーブルはこれらと電気的に接続され、あるいは選択的に配設されるこれらのいずれかと電気的に接続され、カメラ本体内の撮像部への給電、あるいは該撮像部との送受信を可能としてなる請求項4、5、8あるいは9のいずれかに記載のテレビカメラ。
  11. 取付ケース内には天井内部あるいは壁面内部より配線される電気ケーブルのための電気ケーブルインレット、あるいは導管用パイプを備えてなる請求項4、5,8あるいは9のいずれかに記載のテレビカメラ。
  12. ポールまたはパイプは、ボール形状体からなるカメラ本体よりも小さな外径からなり、該ポールまたはパイプの先端部に形成される取付部は、ポールまたはパイプの先端部よりラッパ状あるいは傘状に拡開されるものとされる請求項6あるいは7のいずれかに記載のテレビカメラ。
  13. ラッパ状あるいは傘状に拡開される取付部は、カメラカバー内に収容されるカメラ本体を直射日光、あるいは雪、雨から保護されるよう周部を外方に向けて突出されるものである請求項12に記載のテレビカメラ。
  14. ポールまたはパイプは、ボール形状体からなるカメラ本体と同等、あるいは大きな外径からなり、該ポールまたはパイプの先端部に形成される取付部は、ポールまたはパイプの先端部に、内側リムが前面側になるよう前記カメラホルダが一体に配設されるものとされる請求項6に記載のテレビカメラ。
  15. カメラ本体を内部に収容し、かつ該カメラ本体の後部側をカメラホルダに支持させた状態で取付体によりカメラホルダに係合されるカメラカバーのフランジリムを含む該カバーの内部のキャビティ部分を封止可能とするシール部材を備えてなる請求項1または2記載のテレビカメラ。
  16. カメラ本体を内部に収容し、かつ該カメラ本体の後部側をカメラホルダに支持させた状態で取付体によりカメラホルダに係合されるカメラカバーの少なくともフランジリムとカメラホルダの間を封止可能とするシール部材を備えてなる請求項1または2記載のテレビカメラ。
  17. 任意の構造物に支持されたカメラホルダの被係合部には、周方向に沿って螺設される外ネジ部が形成され、一方取付体の係合部は、上記外ネジ部と螺合可能な内ネジ部とされる請求項1に記載のテレビカメラ。
  18. 任意の構造物に支持されたカメラホルダの被係合部は、周方向に沿って複数配設されるフラップあるいはピンとされ、一方取付体の係合部は、上記各フラップあるいはピンと係合可能な切欠とされる請求項1に記載のテレビカメラ。
  19. 全体ボール形状体からなるカメラ本体が、半球形状ケースからなる前方区分体と後方区分体を結合し、ボール形状に組立可能に形成されるものである請求項1または2に記載のテレビカメラ。
  20. 前方パネルは前方区分体の一部の領域に形成される透明部あるいは半透明部である請求項19に記載のテレビカメラ。
  21. 前方パネルは前方区分体の全部の領域となるよう前方区分体を透明材あるいは半透明材で形成してなる請求項19に記載のテレビカメラ。
  22. 前方区分体と後方区分体は、間にリング状のシール部材を介装され、留め具を用いて一体に結合されるものである請求項19に記載のテレビカメラ。
  23. 後方区分体は半球状の頂部を切頭し、該切頭部に電気ケーブルのインレットを配設してなる請求項19に記載のテレビカメラ。
  24. 電気ケーブルのインレットは切頭部に穿設され、電気ケーブルをカメラ本体内部に配線する孔部とされ、該孔部には挿通される電気ケーブルと気密状態で接するシール材が配設される請求項1または2に記載のテレビカメラ。
  25. カメラ本体には、カメラ本体に内蔵される撮像部の焦点リングを外部より調節するための調節体が備えられる請求項1または2に記載のテレビカメラ。
  26. カメラカバーに備えられる窓部は、該カメラカバー内に収容されるカメラ本体の前方パネルより広く開口された切欠とされる請求項1または2に記載のテレビカメラ。
  27. カメラカバーに備えられる窓部は、該カメラカバー内に収容されるカメラ本体の前方パネルより広い領域に画成された透明あるいは半透明部分からなるものである請求項1または2に記載のテレビカメラ。
  28. カメラカバーは取付体によりカメラホルダに係合され、あるいは任意の構造物に取着される基端部に対し、半球形状部の先端部が、円筒状の基端部の軸線を中心に回動可能となるよう基端部と半球形状部の間に周方向に沿って回転結合部を形成してなる請求項1または2に記載のテレビカメラ。
  29. カメラカバーの回転結合部は、半球形状部側あるいは基端部側のいずれかに、円筒状の基端部における軸線を中心とする周部に沿って形成される包囲スロットと、
    該包囲スロットと回転可能に結合され、包囲スロットが形成される他側の半球形状部あるいは基端部に、円筒状の基端部における軸線を中心とする周部に沿って形成される包囲フックと、
    からなる請求項28に記載のテレビカメラ。
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